JP6526479B2 - 加工台 - Google Patents
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Description
本発明の一形態によれば、加工刃により加工対象物を切削加工するための医療用の加工台が提供される。この加工台は、外周面に雄ねじが形成されている軸部を有する押出部と、前記軸部を収容する収容孔が形成された軸受台であって、前記収容孔を画定する内周面に前記雄ねじと螺合する雌ねじが形成され、前記収容孔に収容されている前記軸部が外周方向に回転すると、前記押出部を前記軸部の軸線に沿って移動させる軸受台と、前記加工対象物が載置され、前記軸線に沿って移動する前記押出部により押されて前記軸線に沿って移動して前記加工対象物を前記加工刃に向かって搬送する載置部と、を備え、前記押出部は、前記軸線に沿って一端と他端とからなる端部を有し、前記載置部側の前記端部として前記一端と他端とが反転可能に構成されていることを特徴とする。
その他、本発明は、以下のような形態として実現することも可能である。
A−1.装置構成:
図1は、本発明の一実施形態としての加工台の全体構成を示す組立斜視図である。加工台100は、β−リン酸3カルシウム(β−TCP)等を材料とする人工骨の加工対象物を手術中に切削加工するために用いられる。加工対象物は、他の任意の材料で構成された人工骨であってもよく、人工骨に限らず、医療用途で使用されるポリ乳酸(PLA)製ブロック等、他の任意のブロックであってもよい。
図3は、切り欠き36と加工対象物200の罫書き線210との位置合わせの様子を示す説明図である。図3では、カバー部30と加工対象物200と加工刃300とを、加工台100の上方から見た状態を示している。また、図3では、加工対象物200と加工刃300とにおいて、カバー部30により覆われている部位を破線で示している。
B−1.変形例1:
上記実施形態において、押出部40および軸受台50は、反転可能に構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。押出部40および軸受台50は、反転できない構成であってもよい。この構成では、他端の把持部42を軸部41の外周方向に逆回転させることにより、押出部40を元の位置に戻してもよい。また、上記実施形態において、軸受台50は、軸受台50の凹部52と軸受台固定部12の凸部14とが係合することにより、土台10に着脱自在に取り付けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、凹部52と凸部14とを省略してもよく、凹部52と凸部14とに代えて、他の任意の形状により軸受台50と軸受台固定部12とが互いに係合する構成であってもよい。また、軸受台50は、軸受台固定部12から着脱できない構成であってもよい。この構成において、押出部40は、軸受台50を回転軸として回転されることにより、載置台20側の端部としての一端と他端とが反転する構成であってもよい。このような構成によっても、実施形態の加工台100と同様な効果を奏する。
上記実施形態において、加工台100は、カバー部30を備えていたが、カバー部30を省略してもよい。また、カバー部30に代えて、他の任意の部材により載置台20に対して加工対象物200を固定してもよい。例えば、載置台20の台座21に、上方に向かって突出する壁状の突起を設けることにより、加工対象物200を固定してもよい。また、例えば、載置台20の台座21に複数の孔が形成され、加工対象物200の外縁に沿った任意の位置の孔にピン等を挿入することにより、加工対象物200を所望の姿勢で固定してもよい。このような構成によっても、実施形態の加工台100と同様な効果を奏する。
上記実施形態において、カバー部30は、載置台20から取り外し可能に構成されていたが、例えば、板状部材31の一辺が蝶番等により載置台20に固定されることにより、カバー部30が取り外せない構成であってもよい。また、カバー部30は、蝶ボルト60を用いて載置台20に固定されていたが、蝶ボルト60に代えて他の任意の形式により固定されてもよく、例えば、パッチン錠により固定されてもよい。すなわち、一般には、載置台20と固定可能に構成され、載置台20の少なくとも一部を覆って載置台20と共に加工対象物200を挟持するカバー部30を備えていてもよい。このような構成によっても、実施形態の加工台100と同様な効果を奏する。
上記実施形態において、カバー部30には、軸線OLに沿って細長いスリット32が形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。押出部40の軸線OL上に加工刃300が位置しない構成においては、加工刃300と対応する位置に沿ってスリット32が形成されていてもよい。また、スリット32に代えて、他の任意の形状の貫通孔が形成されていてもよい。かかる貫通孔は、1つ形成されていてもよく、複数形成されていてもよく、取っ手35の切り欠き36に対応する位置のみに形成されていてもよい。すなわち、一般には、カバー部30には、厚み方向に貫通する貫通孔が形成されていてもよく、かかる貫通孔は、軸線OLと平行に延びるスリット32であってもよい。また、かかる貫通孔およびスリット32を省略してもよい。このような構成によっても、実施形態の加工台100と同様な効果を奏する。
上記実施形態における加工台100の構成はあくまでも一例であり、種々変更可能である。例えば、カバー部30には、2つの取っ手35がそれぞれスリット32を跨いで設けられていたが、2つに限らず任意の数の取っ手35が設けられていてもよい。また、取っ手35は、他の任意の位置に設けられていてもよく、他の任意の形状であってもよく、省略してもよい。また、例えば、互いに平行に配置された複数の押出部40および軸受台50を備えていてもよく、押出部40の把持部42を省略してもよい。このような構成によっても、実施形態の加工台100と同様な効果を奏する。また、上記実施形態において、押出部40の軸部41の外周面には、雄ねじが形成されていたが、軸部41の外周面は、雄ねじが省略されて平滑な構成であってもよい。
11…廃液受け部
12…軸受台固定部
13…側面部
14…凸部
15…段差
20…載置台
21…台座
22…端部部材
23…開口
24…段部
25…孔
26…凹部
30…カバー部
31…板状部材
32…スリット
33…孔
35…取っ手
36…切り欠き
40…押出部
41…軸部
42,42a,42b…把持部
50…軸受台
51…貫通孔
52…凹部
60…蝶ボルト
100…加工台
200…加工対象物
210…加工線
300…加工刃
OL…軸線
Claims (6)
- 加工刃により加工対象物を切削加工するための医療用の加工台であって、
外周面に雄ねじが形成されている軸部を有する押出部と、
前記軸部を収容する収容孔が形成された軸受台であって、前記収容孔を画定する内周面に前記雄ねじと螺合する雌ねじが形成され、前記収容孔に収容されている前記軸部が外周方向に回転すると、前記押出部を前記軸部の軸線に沿って移動させる軸受台と、
前記加工対象物が載置され、前記軸線に沿って移動する前記押出部により押されて前記軸線に沿って移動して前記加工対象物を前記加工刃に向かって搬送する載置部と、
を備え、
前記押出部は、前記軸線に沿って一端と他端とからなる端部を有し、前記載置部側の前記端部として前記一端と他端とが反転可能に構成されていることを特徴とする、加工台。 - 請求項1に記載の加工台であって、
前記軸受台を固定する基部をさらに備え、
前記軸受台は、前記基部に着脱自在に且つ前記押出部と共に反転可能に取り付けられていることを特徴とする、加工台。 - 請求項1または請求項2に記載の加工台であって、
前記載置部と固定可能に構成され、前記載置部の少なくとも一部を覆って前記載置部と共に前記加工対象物を挟持するカバー部を、さらに備えることを特徴とする、加工台。 - 請求項3に記載の加工台であって、
前記カバー部には、厚み方向に貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とする、加工台。 - 請求項4に記載の加工台であって、
前記貫通孔は、前記軸線と平行に延びるスリットであることを特徴とする、加工台。 - 請求項4または請求項5に記載の加工台であって、
前記カバー部は、自身を前記載置部から取り外すための取っ手部をさらに有し、
前記取っ手部は、
前記貫通孔を跨いで配置され、
前記加工刃と前記加工対象物の加工線との位置を合わせるためのガイド部を備える、
ことを特徴とする、加工台。
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