JP2016214478A - 加工台 - Google Patents

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Abstract

【課題】人工骨等の切削加工において、加工精度を向上させる加工台を提供する。【解決手段】加工刃300により加工対象物200を切削加工するための医療用の加工台100は、外周面に雄ねじが形成されている軸部41を有する押出部40と、軸部を収容する収容孔51が形成された軸受台50であって、収容孔を画定する内周面に雄ねじと螺合する雌ねじが形成され、収容孔に収容されている軸部が外周方向に回転すると、押出部を軸部の軸線OLに沿って移動させる軸受台と、加工対象物が載置され、軸線に沿って移動する押出部により押されて軸線に沿って移動して加工対象物を加工刃に向かって搬送する載置部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、人工骨等の加工対象物を切削加工するための医療用の加工台に関する。
従来から、内側型変形性膝関節症等に対し、高位脛骨骨切り術(HTO:High Tibial Osteotomy)が行なわれている。HTOでは、骨を楔状に開大させて形成される開大部に人工骨を補填する。補填する人工骨は、所望の大きさおよび形状となるように、手術中に切削加工される。非特許文献1では、ブロック状の人工骨を鉗子で把持し、カッターで切削加工する方法が開示されている。
「整形・災害外科」vol.53(7)、p.819-825、2010、金原出版
一般に、ブロック状の人工骨は、切削したい所望の位置にあらかじめ罫書きされ、その罫書き線に沿って切削加工される。しかしながら、非特許文献1の方法では、手作業により切削加工を行うため、人工骨を罫書き線に沿って正確に切削することが困難であった。このため、人工骨の切削加工において、加工精度を向上できる技術が求められていた。このような課題は、HTOに限らず、他の手術においても共通していた。また、人工骨に限らず、医療用途で使用される樹脂製ブロック等、他の加工対象物を切削加工する場合においても共通していた。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、加工刃により加工対象物を切削加工するための医療用の加工台が提供される。この加工台は、外周面に雄ねじが形成されている軸部を有する押出部と;前記軸部を収容する収容孔が形成された軸受台であって、前記収容孔を画定する内周面に前記雄ねじと螺合する雌ねじが形成され、前記収容孔に収容されている前記軸部が外周方向に回転すると、前記押出部を前記軸部の軸線に沿って移動させる軸受台と;前記加工対象物が載置され、前記軸線に沿って移動する前記押出部により押されて前記軸線に沿って移動して前記加工対象物を前記加工刃に向かって搬送する載置部と;を備えることを特徴とする。この形態の加工台によれば、載置部が、押出部により押されて軸線に沿って移動して、加工対象物を加工刃に向かって搬送する。このため、加工対象物の搬送速度および加工刃に対する加工対象物の姿勢を安定させ、また、加工対象物が加工刃に当接する際の押圧力を安定させることができる。それゆえ、切削加工の加工精度を向上できる。
(2)上記加工台において、前記押出部は、前記軸線に沿って一端と他端とからなる端部を有し、前記載置部側の前記端部として前記一端と他端とが反転可能に構成されていてもよい。この形態の加工台によれば、載置部側の端部として一端と他端とが反転可能に構成されているので、再加工の際に押出部を元の位置に戻すために、軸受台の雌ねじと螺合している軸部の雄ねじを逆回転させる動作を省略でき、再加工の準備に要する時間を短縮できる。
(3)上記加工台は、前記軸受台を固定する基部をさらに備え、前記軸受台は、前記基部に着脱自在に且つ前記押出部と共に反転可能に取り付けられていてもよい。この形態の加工台によれば、軸受台を基部から取り外すことができるので、軸線上の軸部の位置に関わらず軸受台と共に押出部を反転させることができる。したがって、押出部を反転させる際に軸部が加工台のいずれかの箇所にぶつかることを抑制でき、押出部を容易に反転できる。
(4)上記加工台は、前記載置部と固定可能に構成され、前記載置部の少なくとも一部を覆って前記載置部と共に前記加工対象物を挟持するカバー部を、さらに備えていてもよい。この形態の加工台によれば、カバー部によって加工対象物を容易に固定できるので、加工対象物の加工線と加工刃との位置がずれるのを抑制でき、加工精度の低下を抑制できる。
(5)上記加工台において、前記カバー部には、厚み方向に貫通する貫通孔が形成されていてもよい。この形態の加工台によれば、貫通孔が形成されているので、利用者が加工台の上方から加工刃および加工対象物の位置を容易に確認できる。
(6)上記加工台において、前記貫通孔は、前記軸線と平行に延びるスリットであってもよい。この形態の加工台によれば、軸線と平行に延びるスリットがカバー部に形成されているので、加工刃および加工対象物の位置を、切削加工開始から切削加工完了までの間に亘って容易に確認できる。
(7)上記加工台において、前記カバー部は、自身を前記載置部から取り外すための取っ手部をさらに有し;前記取っ手部は、前記貫通孔を跨いで配置され、前記加工刃と前記加工対象物の加工線との位置を合わせるためのガイド部を備えていてもよい。この形態の加工台によれば、取っ手部にガイド部を備えるので、部品点数の増加を抑制しつつ、加工対象物の加工線と加工刃との位置を容易に合わせることができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、人工骨の加工方法、医療用ブロックの加工方法および加工台の製造方法等の形態で実現することができる。
本発明の一実施形態としての加工台の全体構成を示す組立斜視図である。 加工台100の詳細構成を示す分解斜視図である。 切り欠き36と加工対象物200の罫書き線210との位置合わせの様子を示す説明図である。 切削加工の様子を説明する断面模式図である。
A.実施形態:
A−1.装置構成:
図1は、本発明の一実施形態としての加工台の全体構成を示す組立斜視図である。加工台100は、β−リン酸3カルシウム(β−TCP)等を材料とする人工骨の加工対象物を手術中に切削加工するために用いられる。加工対象物は、他の任意の材料で構成された人工骨であってもよく、人工骨に限らず、医療用途で使用されるポリ乳酸(PLA)製ブロック等、他の任意のブロックであってもよい。
加工台100は、土台10と、載置台20と、カバー部30と、押出部40と、軸受台50と、2つの蝶ボルト60とを備える。図1に示すように、加工台100は、これらの部材が組み立てられた状態で、加工台100が載置される載置面(例えば作業台)に土台10の底面が接する姿勢で用いられる。
図2は、加工台100の詳細構成を示す分解斜視図である。図2では、加工対象物200と加工刃300とを破線で示し、後述する軸部41の軸線OLを一点鎖線で示し、各部材同士の対応位置を示す補助線を二点鎖線で示している。
土台10は、廃液受け部11と、軸受台固定部12と、一対の側面部13とを備える。廃液受け部11は、上面が開口された箱状の外観形状を有し、切削加工の際の廃液を貯める機能を有する。軸受台固定部12は、土台10の長手方向の一端に配置されている。軸受台固定部12は、一対の凸部14を有し、軸受台50を着脱可能に構成されている。一対の凸部14は、互いに同一の形状を有する。一対の側面部13は、土台10の長手方向に沿って形成された壁状の部材であり、廃液受け部11の上端から上方に向かって形成されている。一対の側面部13は、長手方向に沿って上端がそれぞれ薄肉となっている。これにより、一対の側面部13の内側面には、長手方向に沿った段差15がそれぞれ形成されている。
載置台20は、加工対象物200が載置される部材である。載置台20は、台座21と、一対の端部部材22とを有する。台座21は、平面視略長方形の板状の外観形状を有し、短手方向の略中央に、長手方向に沿った開口23が形成されている。開口23は、切削加工の際に、加工刃300が相対移動する位置に沿って形成されている。台座21の長手方向の一端には、段部24が設けられている。段部24は、切削加工の際に、加工刃300が押出部40側の端部部材22と接触することを抑制する。なお、段部24は、省略されてもよい。台座21には、2つの孔25が形成されている。各孔25の内周面には雌ねじが形成されており、各孔25は、カバー部30を載置台20に固定するための蝶ボルト60を挿入するために用いられる。一対の端部部材22は、板状の外観形状をそれぞれ有し、台座21の長手方向の両端にそれぞれ接続されている。端部部材22の下辺の両隅には、凹部26がそれぞれ設けられている。載置台20は、土台10の各段差15に各凹部26が嵌まることにより、長手方向に沿ってスライド可能なように土台10の上に組み付けられる。
カバー部30は、載置台20の上に組み付けられ、載置台20と共に加工対象物200を挟持する。カバー部30は、板状部材31と、2つの取っ手35とを備える。板状部材31は、平面視略長方形の板状の外観形状を有し、短手方向の略中央に、長手方向に沿って厚み方向に貫通するスリット32が形成されている。スリット32により、加工刃300の位置および載置台20の上に載置された加工対象物200の位置を、利用者が上方から視認できる。また、板状部材31には、2つの孔33が形成されている。各孔33は、載置台20の各孔25とそれぞれ対応する位置に形成され、内周面に雌ねじが形成されており、蝶ボルト60を挿入するために用いられる。2つの取っ手35は、板状部材31の上面に、それぞれスリット32を跨いで配置されている。各取っ手35は、カバー部30を載置台20に取り付けるため及び載置台20から取り外すために用いられる。各取っ手35には、上方から見てスリット32と対応する位置に、切り欠き36が形成されている。切り欠き36は、加工刃300と、後述する加工対象物200の罫書き線210との位置を合わせるためのガイド部として機能する。本実施形態において、切り欠き36は、各取っ手35につき2つずつ形成されているが、2つに限らず他の任意の数ずつ形成されていてもよい。また、切り欠き36は省略されてもよく、切り欠き36に代えて、突起、溝および線等の他の任意の形態のガイド部が取っ手35に備えられていてもよい。
押出部40は、軸部41と、一対の把持部42とを備える。軸部41は、直線の棒状の外観形状を有し、図示しない雄ねじが外周面に形成されている。一対の把持部42は、軸部41の両端部にそれぞれ接続されている。換言すると、押出部40は、軸部41の軸線OLに沿って一端と他端とからなる端部として、一対の把持部42を有している。各把持部42は、略円盤状の外観形状を有し、切削加工の際に利用者によって把持される。各把持部42には、利用者が把持しやすいように、外周に沿って複数の窪みが設けられている。一対の把持部42のうちの一方は、加工台100が組み立てられた状態において、段部24が設けられている側の載置台20の一端の端部部材22と対向する。
軸受台50は、貫通孔51が形成された略四角柱状の外観形状を有する。貫通孔51は、内部に軸部41を収容する。貫通孔51を画定する内周面には、軸部41の雄ねじと螺合する雌ねじが形成されている。このため、利用者が把持部42を回転させると、それに伴って軸部41が外周方向に回転して、押出部40が軸部41の軸線OLに沿って軸受台50に対して移動する。換言すると、軸受台50は、貫通孔51に収容されている軸部41が外周方向に回転すると、軸部41の軸線OLに沿って押出部40を移動させる。
軸受台50の下部には、一対の凹部52が形成されている。一対の凹部52は、互いに同一の形状を有する。一対の凹部52と、軸受台固定部12の一対の凸部14とが係合されることにより、軸受台50が土台10に固定される。上述のように、軸受台固定部12の一対の凸部14が互いに同一の形状を有するので、軸受台50は、各凹部52のうちのいずれもが各凸部14のいずれもと係合し得る。したがって、軸受台50は、軸受台固定部12に着脱自在に且つ押出部40と共に反転可能に取り付けられる。また、押出部40は、一対の把持部42が軸部41の両端部にそれぞれ接続されているため、軸受台50に対して対称の構成を有している。それゆえ、押出部40は、加工台100が組み立てられた状態において、一対の把持部42のうちのいずれもが載置台20と対向し得る。換言すると、押出部40は、軸線OLに沿って一端と他端とからなる端部を有し、載置台20側の端部として一端と他端とが反転可能に構成されている。
2つの蝶ボルト60は、それぞれ頭部にツマミを有するボルトであり、カバー部30を載置台20に固定する。各蝶ボルト60は、カバー部30が載置台20の上に重ねられた状態で、カバー部30の板状部材31に形成された孔33と載置台20に形成された孔25とに向かって上方から回転しながら挿入され、図示しない外周面の雄ねじが各孔33,25の内周面の雌ねじと螺合し、利用者の手で締め付けられる。本実施形態の加工台100は、2つの蝶ボルト60を備えるが、2つに限らず他の任意の数の蝶ボルト60を備えていてもよい。また、蝶ボルト60に限らず、蝶ナットとボルトとを用いてもよく、工具により締め付けられるボルトを用いてもよい。
本実施形態において、加工台100の全ての部材は、ステンレス鋼を材料として形成されている。なお、ステンレス鋼に代えて、チタン等の他の任意の金属材料により形成されてもよく、樹脂材料等により形成されてもよい。
加工台100は、加工刃300と組み合わされて用いられる。加工刃300は、円盤状の外観形状を有し、図示しない骨手術用機械のハンドピースに加工刃300の軸が接続されて用いられる。加工刃300は、土台10の側面に形成された図示しない貫通孔に軸が挿入されることにより、加工台100の内部に固定配置される。加工刃300は、加工台100が組み立てられた状態において、載置台20の開口23よりも上方に露呈するとともに、カバー部30よりも下方に収容される。なお、加工刃300の軸は、載置台20の台座21よりも下方に位置する。加工刃300は、ハンドピースにより電動で回転し、加工対象物200を切削加工する。本実施形態において、加工刃300は、ダイヤモンドカッターにより構成されているが、ダイヤモンドカッターに限らず、他の任意のカッターにより構成されていてもよい。
本実施形態において、土台10は請求項における基部の下位概念に、載置台20は請求項における載置部の下位概念に、スリット32は請求項における貫通孔およびスリットの下位概念に、取っ手35は請求項における取っ手部の下位概念に、切り欠き36は請求項におけるガイド部の下位概念に、把持部42は請求項における端部の下位概念に、貫通孔51は請求項における収容孔の下位概念に、罫書き線210は請求項における加工線の下位概念に、それぞれ相当する。
A−2.切削加工の方法:
図3は、切り欠き36と加工対象物200の罫書き線210との位置合わせの様子を示す説明図である。図3では、カバー部30と加工対象物200と加工刃300とを、加工台100の上方から見た状態を示している。また、図3では、加工対象物200と加工刃300とにおいて、カバー部30により覆われている部位を破線で示している。
一般に、加工対象物200は、切削加工の際に所望の切削位置に予め罫書き線210が引かれる。罫書きは、罫書き器等の上で行なわれてもよく、皮膚ペンおよびメス等により罫書き線210が引かれてもよい。切削加工は、1つの加工対象物200につき1回行われてもよく、異なる角度等で2回以上行なわれてもよい。このため、加工対象物200には、複数の罫書き線210が引かれてもよい。
切削加工開始前に、図2に示す土台10と載置台20とが組み立てられた加工台100に、加工刃300が固定され、罫書き線210が引かれた加工対象物200が載置される。加工対象物200は、載置台20の開口23を跨いで載置される。図3に示すように、利用者は、カバー部30を載置台20に被せて確認することにより、カバー部30の取っ手35に形成された切り欠き36と、加工対象物200の罫書き線210との位置を合わせることができる。
切り欠き36と罫書き線210との位置合わせの後、利用者により蝶ボルト60が締め付けられることによって、載置台20にカバー部30が固定される。また、切削加工開始前に、押出部40と一体となった軸受台50が土台10に固定される。このとき、押出部40は、加工刃300から最も離れた位置となるように、軸受台50との間でねじが回転される。また、一対の把持部42のうちの一方は、載置台20側の一端の端部として載置台20の端部部材22と接触する。以上により、加工台100は、図1に示す組立斜視図の状態となる。
図4は、切削加工の様子を説明する断面模式図である。図4(a)〜(d)は、この順序で時系列に沿った、切削加工の様子を示している。図4では、軸部41の軸線OLを一点鎖線で示し、加工刃300の回転方向を実線の矢印で示し、押出部40および載置台20の移動方向を白抜きの矢印で示している。図4では、取っ手35と蝶ボルト60と土台10の一部とを省略している。なお、図4では、一対の把持部42をそれぞれ識別するために、把持部42に対し、符号42a,42bを便宜上付与している。
図4(a)は、切削加工開始前の状態を示している。押出部40の一対の把持部42のうち、載置台20側の一端の把持部42aは、載置台20と接触し、載置台20と反対側の他端の把持部42bは、軸受台50から最も離れた状態となっている。他端の把持部42bが、利用者により外周方向に回転されると、軸部41も連動して外周方向に回転する。上述のように、軸部41の外周面には、雄ねじが形成されている。このため、押出部40は、軸部41が外周方向に回転することにより、軸線OLに沿った方向に移動する。
一般に、切削加工は、摩擦熱を抑制すると共に削り屑を除去するために、注水を行いながら実施される。注水は、洗瓶等を用いてスリット32から手作業で行なわれてもよく、ハンドピースに付属する注水チューブ等により行なわれてもよい。なお、予め加工対象物200を濡らして切削加工を実施してもよく、注水を省略してもよい。廃水は、削り屑と共に廃液受け部11に貯められ、切削加工完了後に加工台100を分解することにより除去される。なお、廃水は、廃液受け部11に廃水チューブ等が接続されることにより除去されてもよい。
図4(b)は、切削加工途中の状態を示している。図1および図4に示すように、押出部40と載置台20とは、軸部41の軸線OLに沿った方向に互いに並んで配置されている。このため、載置台20は、他端の把持部42bが回転されて押出部40が軸線OLに沿って移動することにより、押出部40により押されて軸線OLに沿って移動する。これに対し、加工刃300は、土台10に固定配置されているため移動しない。したがって、載置台20は、軸線OLに沿って移動することにより、加工対象物200を加工刃300に向かって搬送する。加工対象物200は、加工刃300によって切削される。
図4(c)は、切削加工完了後の状態を示している。押出部40は、他端の把持部42bが軸受台50と接触する限界まで回転されて、白抜きの矢印で示す方向に限界まで移動している。加工対象物200は、加工刃300によって端部まで完全に切削されている。
図4(d)は、図4(c)の後、加工後の加工対象物200を再加工する前の状態を示している。図4(c)の後、利用者は、押出部40と一体となった軸受台50を軸受台固定部12から取り外し、押出部40の一端と他端とを反転させて、軸受台固定部12に再固定することができる。その結果、押出部40と一体となった軸受台50は、図4(d)に示すような状態で固定される。このとき、図4(a)とは異なり、把持部42bが載置台20と接触することとなる。このように、再度切削加工を行う際に、他端の把持部42bを逆回転させて押出部40を元の位置に戻す動作を省略できる。載置台20は、手でスライド移動させることができるので、容易に元の位置に戻される。
以上説明した本実施形態の加工台100によれば、押出部40の把持部42が回転されることにより、押出部40が軸線OLに沿って移動し、押出部40により押された載置台20が、加工対象物200を加工刃300に向かって搬送する。このため、利用者は、把持部42を回転させることにより、加工対象物200を罫書き線210に沿って容易に切削できる。このとき、加工対象物200の搬送速度および加工刃300に対する加工対象物200の姿勢を安定させ、また、加工対象物200が加工刃300に当接する際の押圧力を安定させることができる。したがって、手作業により切削加工する方法と比べて、罫書き線210に沿って正確に切削でき、加工精度を向上できる。
外周面に雄ねじが形成された軸部41の移動により載置台20を移動させるので、軸部の雄ねじが省略されて軸線OLに沿った方向に把持部を直接押す構成と比べて、載置台20をゆっくり移動させることができる。このため、加工刃300に対する加工対象物200の移動速度を容易に制限できるので、加工刃300に加工対象物200が強く押し付けられて加工刃300が変形することを抑制できる。それゆえ、加工刃300および回転軸の湾曲に起因する加工精度の低下を抑制できる。また、加工刃300の過度な変形による加工刃300の交換に伴って切削加工が途中で中断されることを抑制でき、加工刃300の工具寿命が短縮するのを抑制でき、加工刃300の交換頻度を低減できる。
押出部40は、軸受台50に対して対称の構成を有し、軸受台50は、加工台100の土台10に着脱自在に取り付けられる。このため、押出部40は、一端と他端とを反転させて使用され得るので、再加工の際に押出部40の他端の把持部42を逆回転させて元の位置に戻す動作を省略できる。したがって、利用者の利便性の低下を抑制でき、加工の準備に要する時間を短縮でき、手術の迅速性を妨げることを抑制できる。また、軸受台50は、軸受台50の凹部52と軸受台固定部12の凸部14とが係合することにより、土台10に取り付けられる。このため、土台10から軸受台50を容易に着脱でき、軸受台50を容易に反転させることができる。また、軸線OL上の軸部41の位置に関わらず、軸受台50を反転させることができる。
加工台100は、載置台20に固定されるカバー部30を備える。このため、載置台20に対して加工対象物200を上から押さえて容易に固定できるので、加工対象物200の罫書き線210と加工刃300との位置がずれるのを抑制でき、加工精度の低下を抑制できる。また、カバー部30を備えるので、切削加工の際に削り屑の粉が周囲に舞うことを抑制できる。また、加工刃300が加工台100から露呈することを抑制するので、回転中の加工刃300に手等が触れる事を抑制でき、安全性を向上できる。
カバー部30は、取っ手35を備えるので、カバー部30を載置台20に容易に取り付け、また容易に取り外すことができる。また、カバー部30にスリット32が形成されているので、上方から加工刃300および加工対象物200の位置を容易に確認できる。また、スリット32は、軸線OLに沿って延びているので、加工刃300および加工対象物200の位置を、切削加工開始から切削加工完了までの間に亘って、容易に確認できる。加えて、カバー部30の板状部材31の面積に対してスリット32の面積が小さいので、スリット32から削り屑の粉が周囲に舞うことを抑制できる。また、取っ手35に切り欠き36が形成されているので、加工対象物200の罫書き線210と加工刃300との位置を容易に合わせることができ、加工精度をより向上できる。また、取っ手35がガイド機能を兼ねるので、部品点数の増加を抑制できる。
加工台100は、手で容易に組み立ておよび分解できるので、利用者の手間を低減でき、加工の準備に要する時間を短縮できる。また、組み立て等に工具を要せず、加工台100自体の部品点数が少ないので、手術室内で工具および部品が散乱することを抑制できる。また、部品点数が少なく加工台100の構造が単純なので、加工台100を容易に分解洗浄できる。
載置台20は、段部24を有するので、加工対象物200が押出部40側の端部部材22と直接接触することを抑制できる。このため、切削加工の際に、加工刃300が端部部材22と接触する前に切削加工を完了させることができるので、加工刃300が端部部材22と接触することを抑制でき、加工刃300および端部部材22の損傷を抑制できる。
B.変形例:
B−1.変形例1:
上記実施形態において、押出部40および軸受台50は、反転可能に構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。押出部40および軸受台50は、反転できない構成であってもよい。この構成では、他端の把持部42を軸部41の外周方向に逆回転させることにより、押出部40を元の位置に戻してもよい。また、上記実施形態において、軸受台50は、軸受台50の凹部52と軸受台固定部12の凸部14とが係合することにより、土台10に着脱自在に取り付けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、凹部52と凸部14とを省略してもよく、凹部52と凸部14とに代えて、他の任意の形状により軸受台50と軸受台固定部12とが互いに係合する構成であってもよい。また、軸受台50は、軸受台固定部12から着脱できない構成であってもよい。この構成において、押出部40は、軸受台50を回転軸として回転されることにより、載置台20側の端部としての一端と他端とが反転する構成であってもよい。このような構成によっても、実施形態の加工台100と同様な効果を奏する。
B−2.変形例2:
上記実施形態において、加工台100は、カバー部30を備えていたが、カバー部30を省略してもよい。また、カバー部30に代えて、他の任意の部材により載置台20に対して加工対象物200を固定してもよい。例えば、載置台20の台座21に、上方に向かって突出する壁状の突起を設けることにより、加工対象物200を固定してもよい。また、例えば、載置台20の台座21に複数の孔が形成され、加工対象物200の外縁に沿った任意の位置の孔にピン等を挿入することにより、加工対象物200を所望の姿勢で固定してもよい。このような構成によっても、実施形態の加工台100と同様な効果を奏する。
B−3.変形例3:
上記実施形態において、カバー部30は、載置台20から取り外し可能に構成されていたが、例えば、板状部材31の一辺が蝶番等により載置台20に固定されることにより、カバー部30が取り外せない構成であってもよい。また、カバー部30は、蝶ボルト60を用いて載置台20に固定されていたが、蝶ボルト60に代えて他の任意の形式により固定されてもよく、例えば、パッチン錠により固定されてもよい。すなわち、一般には、載置台20と固定可能に構成され、載置台20の少なくとも一部を覆って載置台20と共に加工対象物200を挟持するカバー部30を備えていてもよい。このような構成によっても、実施形態の加工台100と同様な効果を奏する。
B−4.変形例4:
上記実施形態において、カバー部30には、軸線OLに沿って細長いスリット32が形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。押出部40の軸線OL上に加工刃300が位置しない構成においては、加工刃300と対応する位置に沿ってスリット32が形成されていてもよい。また、スリット32に代えて、他の任意の形状の貫通孔が形成されていてもよい。かかる貫通孔は、1つ形成されていてもよく、複数形成されていてもよく、取っ手35の切り欠き36に対応する位置のみに形成されていてもよい。すなわち、一般には、カバー部30には、厚み方向に貫通する貫通孔が形成されていてもよく、かかる貫通孔は、軸線OLと平行に延びるスリット32であってもよい。また、かかる貫通孔およびスリット32を省略してもよい。このような構成によっても、実施形態の加工台100と同様な効果を奏する。
B−5.変形例5:
上記実施形態における加工台100の構成はあくまでも一例であり、種々変更可能である。例えば、カバー部30には、2つの取っ手35がそれぞれスリット32を跨いで設けられていたが、2つに限らず任意の数の取っ手35が設けられていてもよい。また、取っ手35は、他の任意の位置に設けられていてもよく、他の任意の形状であってもよく、省略してもよい。また、例えば、互いに平行に配置された複数の押出部40および軸受台50を備えていてもよく、押出部40の把持部42を省略してもよい。このような構成によっても、実施形態の加工台100と同様な効果を奏する。また、上記実施形態において、押出部40の軸部41の外周面には、雄ねじが形成されていたが、軸部41の外周面は、雄ねじが省略されて平滑な構成であってもよい。
本発明は、上述の実施形態および変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態および変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…土台
11…廃液受け部
12…軸受台固定部
13…側面部
14…凸部
15…段差
20…載置台
21…台座
22…端部部材
23…開口
24…段部
25…孔
26…凹部
30…カバー部
31…板状部材
32…スリット
33…孔
35…取っ手
36…切り欠き
40…押出部
41…軸部
42,42a,42b…把持部
50…軸受台
51…貫通孔
52…凹部
60…蝶ボルト
100…加工台
200…加工対象物
210…加工線
300…加工刃
OL…軸線

Claims (7)

  1. 加工刃により加工対象物を切削加工するための医療用の加工台であって、
    外周面に雄ねじが形成されている軸部を有する押出部と、
    前記軸部を収容する収容孔が形成された軸受台であって、前記収容孔を画定する内周面に前記雄ねじと螺合する雌ねじが形成され、前記収容孔に収容されている前記軸部が外周方向に回転すると、前記押出部を前記軸部の軸線に沿って移動させる軸受台と、
    前記加工対象物が載置され、前記軸線に沿って移動する前記押出部により押されて前記軸線に沿って移動して前記加工対象物を前記加工刃に向かって搬送する載置部と、
    を備えることを特徴とする、加工台。
  2. 請求項1に記載の加工台であって、
    前記押出部は、前記軸線に沿って一端と他端とからなる端部を有し、前記載置部側の前記端部として前記一端と他端とが反転可能に構成されていることを特徴とする、加工台。
  3. 請求項2に記載の加工台であって、
    前記軸受台を固定する基部をさらに備え、
    前記軸受台は、前記基部に着脱自在に且つ前記押出部と共に反転可能に取り付けられていることを特徴とする、加工台。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の加工台であって、
    前記載置部と固定可能に構成され、前記載置部の少なくとも一部を覆って前記載置部と共に前記加工対象物を挟持するカバー部を、さらに備えることを特徴とする、加工台。
  5. 請求項4に記載の加工台であって、
    前記カバー部には、厚み方向に貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とする、加工台。
  6. 請求項5に記載の加工台であって、
    前記貫通孔は、前記軸線と平行に延びるスリットであることを特徴とする、加工台。
  7. 請求項5または請求項6に記載の加工台であって、
    前記カバー部は、自身を前記載置部から取り外すための取っ手部をさらに有し、
    前記取っ手部は、
    前記貫通孔を跨いで配置され、
    前記加工刃と前記加工対象物の加工線との位置を合わせるためのガイド部を備える、
    ことを特徴とする、加工台。
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