JP2016199913A - 床材 - Google Patents

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健一郎 柴田
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【課題】反り量を少なくできる床材を提供する。【解決手段】本床材1は、木質基材10の裏面がわに発泡材15が配設され、実部5、6のうちの一方の実部5、6の下方に、補強部材20が木質基材10の裏面側端よりも突出するように発泡材15に隣接して配設された構成となっている。木質基材10の少なくとも一辺縁に対して配設された補強部材20は、複数の分割補強材21、21、21よりなることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも一方向の両側端部に対となる実部を備えた略矩形の木質基材を有した床材に関する。
従来には、軽量化やクッション性の向上などを目的として、木質基材の裏面がわに発泡材を配設した床材が提案、実施されている(たとえば、特許文献1参照)。さらに、この種の床材として、発泡材の柔軟性により実部における耐荷重性が低下することを防止するために、実部の下方に釘打ち込み部を兼ねた補強部材を備えたものが提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開昭64−6461号公報 実開平02−60150号公報
しかしながら、木質基材の裏面に補強部材を貼り付けることで接着剤に含まれる水分などを要因として、床材に反りが発生することがある。特に、貼り付けの長さが長ければ大きな反りが発生する。よって、木質基材の長手方向に沿って、その長さにおおむね合致した補強部材を貼り付けた場合、大きな反りが発生するおそれがある。なお、木質基材の長手方向に貼り付ける補強部材としては長さ寸法にくらべ幅寸法の小さい棒状材が用いられるが、そのような棒状材によって木質床材の反りを抑止することはほとんど期待できない。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、反り量を極力小さくできる床材を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の床材は、少なくとも一方向の両側端部に対となる実部を備えた略矩形の木質基材を有した床材であって、木質基材の裏面がわに発泡材が配設され、実部のうちの一方の実部の下方に、補強部材が木質基材の裏面側端よりも突出するように発泡材に隣接して配設された構成とされており、木質基材の少なくとも一辺縁に対して配設された補強部材は、複数の分割補強材よりなることを特徴とする。
本発明の床材によれば、上述の構成となっているため、床材の反り量を極力小さくすることができる。
本発明の一実施形態に係る床材の説明図である。(a)は床材を模式的に示した分解斜視図、(b)は(a)におけるA−A線に対応した床材の縦断面図である。 (a)は床材の分解平面図、(b)は床材の平面図である。 本発明の床材と従来の床材の反りを比較するための説明図であり、(a)は本発明の床材、(b)は従来の床材についての模式的縦断面図である。 床材の施工態様の一例を示す平面図である(床材の上層である木質基材は図示省略)。 (a)は本発明の他の実施形態に係る床材の平面図であり、(b)は(a)に示した床材の施工態様の一例を示す平面図である(床材の上層である木質基材は図示省略)。 (a)(b)は、本発明のさらに他の実施形態に係る床材の縦断面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面をもとに説明する。
まず、以下に説明する本発明の複数の実施形態に係る床材の共通の基本構成について説明する。
図1、図5および図6に示した床材1は、少なくとも一方向の両側端部に対となる実部を備えた略矩形の木質基材10を有している。床材1は、木質基材10の裏面がわに発泡材15が配設され、実部のうちの一方の実部の下方に、補強部材20、25が木質基材10の裏面側端よりも突出するように発泡材15に隣接して配設された構成とされている。図2に示すように、木質基材10の少なくとも一辺縁に対して配設された補強部材20は、複数の分割補強材21、21、21よりなる。
ついで、図1に示した床材1について、詳細に説明する。
図1に示した床材1は、平面視(図2参照)で略長方形(たとえば、303mm×1818mm)の板材である。なお、図1(a)は、この床材1を各部材の厚みの図示を省略して模式的に示した分解斜視図である。図1(b)は、図1(a)におけるA−A線に対応した厚みを考慮した縦断面図である。
本床材1は、図1(b)に示すように、一方の側端部に突条状の雄実部5を有し、他方の側端部に凹溝状の雌実部6を有している。なお、床材1の長手方向の側端部にも、同様の雄実部5、雌実部6が形成されている。雄実部5、雌実部6は床下地(不図示)上で隣設される床材1と実結合する(図1(b)参照)。
この床材1は木質基材10を有してなり、図1(b)および図2(a)に示すように、木質基材10の側端部には、床材1の雄実部5、雌実部6を形成するための、相互に噛み合い得る段形状とした合いじゃくり実11、11が形成されている。木質基材10の材料としては、合板、MDF、パーティクルボードなど、種々の木質材料を用いることができる。
このように、木質基材10に合いじゃくり実11、11が形成されているため、裏面がわに発泡材15と補強部材20、25を設けることで、図1(b)に示すように、側端部に相互に嵌合し得る形状の雄実部5、雌実部6を有した床材1を形成することができる。
発泡材15は、発泡ウレタンなどの発泡樹脂材よりなる。この発泡材15により床材1の軽量化が図られている。床材1の裏面層を構成する、床材1の長手方向に沿って配された補強部材20(後述する3つの分割補強材21、21、21)、短手方向に沿って配された補強部材25および発泡材15は、木質基材10の裏面に接着剤で貼着されている。また、補強部材20と発泡材15との間も、補強部材25と発泡材15との間も接着されている。
補強部材20、25は、雌実部6としての凹溝を形成するために、木質基材10の裏面側端(凹溝の底に相当する端面)よりも突出するように配されている。なお、図1(b)に示すように、補強部材20、25に対して上方よりビス(固定具9)にて床下地(不図示)に固定するようになっているため、補強部材20、25は雌実部6の上がわの突出部よりも突出している。
また、この補強部材20、25は、床材1を床下地に施工した際には、図1(b)に示すように、隣設される床材1の雄実部5を下方より支える支持材となり得る。つまり、この補強部材20、25は、床材1が施工された後には、床材1の裏面層を補強するように作用する。また、上述したように、床材1を施工する際には、この補強部材20、25は床下地に対して、上方から固定具9によって固定される。固定具9としては、施工後の剥がしやすさを考慮してビスを用いることが望ましいが、釘やステープルを用いてもよい。
床材1の長辺に沿って配された補強部材20は、図1(a)および図2に示すように、長さ寸法L1、L1を同じとした3つの分割補強材21、21、21よりなる。これらの分割補強材21、21、21は、空隙22、22を介して離間配置されている。分割補強材21、21間の間隔(空隙22の寸法L2、L2)は、おおむね等寸法とされ、10mm〜30mm程度とすることが強度を確保するうえで望ましい。したがって、本図例の分割補強材21、21、21の長さ寸法は、600mmよりもやや短い。ビス止めは、それぞれの分割補強材21、21、21に対してなされる。
このように、分割補強材21は床材1の長辺に沿って間隔をあけて規則正しく並べてある。なお、図4において後述する、ずらし施工を実現するためには、分割補強材21と、その分割補強材21に隣接する空隙22とよりなる組み合わせ(分割補強部30)が、本床材1のように、長辺の端部から少なくとも2組連続して設けられていればよい。
また、床材1の短辺に沿って配された補強部材25は1部材よりなる。なお、短辺に沿って配された補強部材25についても、複数の分割補強材で構成してもよい。
このように、床材1の長辺の補強部材20が複数の分割補強材21、21、21で構成されているため、大きな反りの発生を回避することができる。より具体的には、本床材1によれば、床材1に反りが発生した場合でも、その床材1の反り量(図3(a)参照)は、分割されていない補強部材20Aを木質基材10に貼着した床材1Aの反り量(図3(b)参照)よりも小さくすることができる。つまり、分割されていない補強部材20Aを用いた床材1Aでは、木質基材10と補強部材20Aとが一体となって貼り付け長さに応じた長手方向の全長に対して反りが発生するが、分割補強材21を用いれば、貼り付け長さに応じた反りの発生単位長さを短くすることができ、それにより反り量を小さくすることができる。また、分割補強材21を用いることでねじれの発生も防止することができる。
なお、図1に示した床材1は分割補強材21、21、21が等寸法となっているがこれには限られず、また空隙22、22が等寸法となっているがこれにも限られない。少なくとも補強部材20が複数の分割補強材21、21、21に分割されていれば、空隙22がなくても反りの軽減効果は奏せられる。また、分割補強材21、21、21が離間して配置されていれば、材料の節約効果があることは言うまでもない。
また、この床材1は床下地に対し、接着せずに補強部材20でのビス止めだけで固定することができる。そのような施工を行えば、リフォームで床材1を剥がす際に、床下地を傷つけることを防止することができる。
すなわち、リフォームにおいて床材1を床下地より剥がす場合に、補強部材20が床下地にビス止めされたまま、まず木質基材10と発泡材15だけを剥がし取るようにすればよい。そしてその後、ビスを取り外して補強部材20を取り除けばよい。本床材1を用いれば、補強部材20が分割されているため、分割されていない補強部材20A(図3(b)参照)が貼り付けられているものよりも、木質基材10を剥がす際の労力を軽減することができる。
さらに、この床材1には、所定寸法の分割補強材21と、その分割補強材21に隣接する所定寸法の空隙22とよりなる組み合わせ(分割補強部30)が長辺の端部から2組連続して設けられているため、図4に示すようなずらし施工を行うことができる。具体的には図4に示すように、図4中の中央の床材1の長手方向の端部(その床材1の図における上端)を、隣設床材1、1の中央の分割補強材21の端部に合わせするようにしてずらす場合、空隙22、22、22の位置が横方向において合致する。なお、図4では、説明をしやすくするために木質基材10の図示を割愛した。
このように床材1、1のそれぞれの空隙22、22が、床材1の長手方向に直交する方向に並ぶため、空隙22、22間の発泡材15の一部(図4中のクロスハッチングを付した部位)を切除すれば、床材1、1間に跨る直線状の長い通路空間を形成できる。そのため、その通路空間に配線や温水パイプを通すことができる。このように配線や温水パイプを直線状に通すことができるため、配線や温水パイプが曲げにより損傷することを防止することができる。
なお、配線を通すことを目的とした床材1の場合、空隙22は25mm以上とすることが望ましく、温水パイプを通すことを目的とした床材1の場合、空隙22は15mm以上とすることが望ましい。
また、図5(a)に示した床材1には、分割補強材21と、その長手方向の一端がわに隣接する空隙22とよりなる組み合わせ(分割補強部31)が、全分割補強材21、21、21に対応して形成されている。
このような床材1によれば、図5(b)に示した、同じ向きに分割補強部31の長さ寸法ずつずらす施工も可能となる。このずらし施工の場合も図4のものと同様、発泡材15の一部(クロスハッチングを付した部位)を切除することで、床材1、1間に跨る直線状の長い通路空間を形成することができる。なお、図1の床材1を用いて図5(b)に示したようなずらし施工を行う場合、図5(b)中の右がわの床材1の図5(b)における上方に隣接する床材1(図5(b)には不図示)の短辺に配設した補強部材25を切除する必要があるため、実現は困難である。
なお、図4、図5のいずれのずらし施工を行う場合でも、発泡材15の一部を切除することを前提としたものであるから、空隙22は発泡材15の辺縁に対応する部位に設けることが望ましい。
つぎに、図6(a)(b)を参照しながら、さらに他の実施形態に係る床材について説明する。なお、図1の床材1と同様の構成部については、同一の符号を付して説明を省略する。
図1に示した床材1は、雌実部6がわに補強部材20、25が配してあるが、図6(a)に示した床材1のように、雄実部5がわに補強部材20を配してもよい。この補強部材20についても、図1に示した補強部材20と同様、発泡材15に隣接して配設され、複数の分割補強材21よりなる。
また、図6(b)に示した床材1は、雄実部5、雌実部6を有した木質基材10の裏面に、発泡材15と、補強部材20とが貼着されている。この補強部材20についても、図1に示した補強部材20と同様、発泡材15に隣接して配設され、複数の分割補強材21よりなる。
このように、補強部材20を用いる必要のある床材1については、その補強部材20を複数の分割補強材21、21、21で構成することで、反りの軽減化を図ることができる。
1 床材
5 雄実部(実部)
6 雌実部(実部)
10 木質基材
15 発泡材
20 (長辺がわに設けた)補強部材
21 分割補強材
22 空隙
25 (短辺がわに設けた)補強部材

Claims (3)

  1. 少なくとも一方向の両側端部に対となる実部を備えた略矩形の木質基材を有した床材であって、
    前記木質基材の裏面がわに発泡材が配設され、前記実部のうちの一方の実部の下方に、補強部材が前記木質基材の裏面側端よりも突出するように前記発泡材に隣接して配設された構成とされており、
    前記木質基材の少なくとも一辺縁に対して配設された前記補強部材は、複数の分割補強材よりなることを特徴とする床材。
  2. 請求項1において、
    前記分割補強材は離間して配置されている、床材。
  3. 請求項2において、
    所定寸法の前記分割補強材と、その分割補強材に隣接する所定寸法の空隙とよりなる組み合わせが、辺縁の端部から少なくとも2組連続して設けられている、床材。


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JPS63163343U (ja) * 1987-04-15 1988-10-25
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