JP2016199649A - 粘着テープ用基材 - Google Patents

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伸夫 中西
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浩二 横川
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Abstract

【課題】本発明は、平面のみならず、曲面や凹凸面、粗面(粗い砂地状仕上げの壁面等)に対する優れた貼着性、切れ性に優れた十分な強度を有する粘着テープ用基材を提供することを目的とする。【解決手段】セルロース繊維と2種類以上の合成繊維からなる基材に、Tgが−60℃〜−30℃の含浸樹脂を7.0〜13.0g/m2含浸させた樹脂含浸基材の少なくとも片面に、Tgが−20℃〜0℃の樹脂を含有する樹脂層を3.0〜7.0g/m2設けることを特徴とする粘着テープ用基材。【選択図】 なし

Description

本発明は、塗装のマスキングや電子部品のテーピングに使用される、貼着対象物の曲面への密着性に優れた粘着テープ用の基材に関する。
塗装のマスキングや電子部品のテーピングに使用される粘着テープは、セルロース繊維や合成繊維からなる基材に樹脂を含浸した樹脂含浸基材の片面に樹脂層を設け、この樹脂層上に離型剤層、反対面に粘着剤層が設けられた構成をしている。また、粘着テープ使用後、剥がす際に粘着テープが破断しないようにするため、基材には強度に優れる特殊な加工によりプリーツやシワを入れたクレープ紙が使用されることが一般的である(特許文献1)。
特開平7−34046号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているような、表面が凸凹のクレープ紙を基材として用いた粘着テープは、その表面がごわごわしているため、曲面、凹凸面、粗面(粗い砂地状仕上げの壁面等)への貼着性の改善が求められている。また、クレープ紙の強度が強いため、粘着テープの切れ性の改善も求められている。
そこで、本発明は、平面のみならず、曲面や凹凸面、粗面(粗い砂地状仕上げの壁面等)に対する優れた貼着性、切れ性に優れた十分な強度を有する粘着テープ用基材を提供することを目的とする。
本発明は、下記の(1)〜(7)を提供する。
(1) セルロース繊維と2種類以上の合成繊維からなる基材に、Tgが−60℃〜−30℃の含浸樹脂を7.0〜13.0g/m含浸させた樹脂含浸基材の少なくとも片面に、Tgが−20℃〜0℃の樹脂を含有する樹脂層を3.0〜7.0g/m2設けることを特徴とする粘着テープ用基材。
(2) 前記基材の坪量が25.0〜35.0g/m、密度が0.45〜0.55g/cmであることを特徴とする(1)に記載の粘着テープ用基材。
(3) 前記粘着テープ用基材の坪量が35.0〜55.0g/m、密度が0.64〜0.75g/cmであり、且つ見かけ初期弾性率Eが130〜200kgf/15mmである(1)〜(2)のいずれか一項に記載の粘着テープ用基材。
(4) 前記基材のセルロース繊維と合成繊維の配合割合が、セルロース繊維/合成繊維:75〜97/3〜25(重量%)であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか一項に記載の粘着テープ用基材。
(5) 前記合成繊維が、ビニロン主体性繊維、ビニロンバインダー繊維、ポリエステル繊維から選ばれる2種類以上を含有していることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか一項に記載の粘着テープ用基材。
(6) 前記基材に含浸させる樹脂が、アクリル酸エステル系樹脂、アクリロニトリル系樹脂、メタアクリレート系樹脂、ブタジエンゴム系樹脂、天然ゴム系樹脂、スチレン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂から選ばれる1種類以上を含有していることを特徴とする(1)〜(5)のいずれか一項に記載の粘着テープ用基材。
(7)前記樹脂含浸基材上に設ける樹脂層を構成する樹脂が、アクリル酸エステル系樹脂、アクリロニトリル系樹脂、メタアクリレート系樹脂、ブタジエンゴム系樹脂、スチレン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂から選ばれる1種類以上を含有していることを特徴とする(1)〜(6)のいずれか一項に記載の粘着テープ用基材。
本発明によれば、平面のみならず、曲面や凹凸面、粗面(粗い砂地状仕上げの壁面等)に対する優れた貼着性、切れ性に優れた十分な強度、さらに耐ブロッキング性を有する粘着テープ用基材を提供することができる。
以下、本発明の粘着テープ用基材について説明する。
本発明の粘着テープ用基材は、セルロース繊維と1種類以上の合成繊維からなる基材に、Tgが−60℃〜−30℃の含浸樹脂を7.0〜13.0g/m含浸させた樹脂含浸基材の少なくとも片面に、Tgが−20℃〜0℃の樹脂を含有する樹脂層を3.0〜7.0g/m設けることを特徴とすることにより、優れた貼着性、切れ性に優れるとともに、十分な強度も発現する。
本発明において、セルロース繊維と合成繊維からなる基材を用いることで、曲面や凹凸面、粗面に対する優れた貼着性に必要な伸びや柔軟性、強度、切れ性のバランスをとることが可能となる。
本発明において使用されるセルロース繊維しては、LBKP、NBKP等の化学パルプのほか、GP、PGW、RMP、TMP、CTMP、CMP、CGP等の機械パルプ、DIP等の古紙パルプ、マニラ麻パルプ、非木材パルプ等を例示することができ、これらを単独あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明において使用される合成繊維としては、ビニロン主体性繊維、ビニロンバインダー繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリオレフィン系繊維、アクリル繊維、モダクリル繊維等のようなポリアクリロニトリル系繊維、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド系繊維、ポリビニルアルコール系繊維などを例示することができ、ビニロン主体性繊維、ビニロンバインダー繊維、ポリエステル繊維を使用することが望ましい。ビニロン繊維、ビニロンバインダー繊維は剛直性を有しており、粘着テープ用基材の強度と伸びの向上に寄与する。ポリエステル繊維はビニロン主体性繊維のように剛直でなく、強度的にはビニロン繊維に劣るが、柔軟性に優れる繊維である。このビニロン繊維及びビニロンバインダー繊維、ポリエステル繊維をバランスよくセルロース繊維と配合することにより、優れた粘着テープ用基材が得られる。
前記した合成繊維の特性および抄紙性(生産性)を考慮すると、ビニロン主体性繊維の繊維径は0.3〜3.3dtexで繊維長は2〜10mm、ビニロンバインダー繊維の繊維径は0.3〜3.3dtexで繊維長は2〜10mm、ポリエステル繊維の繊維径は0.3〜3.3dtexで繊維長は2〜10mmであることが望ましい。
本発明において、セルロース繊維と合成繊維の配合比割合(乾燥重量)は、特に限定されるものでないが、セルロース繊維/合成繊維:75〜97/3〜25(重量%)であることが好ましい、合成繊維の配合率が3重量%未満の場合は、曲面や凹凸面、粗面に対する優れた貼着性が得られにくく、合成繊維の配合割合が25重量%を超えると引裂強さが高くなりすぎ、手切れ性が悪化する。さらに見かけ初期弾性率Eが低下し、テープに加工し作業する際に引っ張り出すと切れてしまう。また、合成繊維は天然繊維より値段が高く、コストが高くなる。
本発明において、セルロース繊維と合成繊維からなる基材に、Tgは−60℃〜−30℃の樹脂を7.0〜13.0g/m2含浸させ、少なくとも片面にTgが−20℃〜0℃の樹脂を3.0〜7.0g/m2塗工した樹脂層を設けることが重要である。前記特定の樹脂を含浸させ、特定の樹脂からなる樹脂層を設けることにより、剥離剤や粘着剤の粘着テープ用基材への浸透を抑制するとともに、曲面や凹凸面、粗面に対する貼着性を向上させることができる。
上記含浸樹脂のTgが−30℃を超えると粘着テープ用基材が固くなるため、貼着性が悪くなり、含浸樹脂のTgが−60℃未満だと、粘着テープ用基材がブロッキングしてしまう可能性が高い。また、含浸樹脂の付着量が13.0g/mを超えると、粘着テープ用基材がブロッキングする問題があり、含浸樹脂の付着量が7.0g/m未満であると、十分な強度(特に引張強さ)が得られにくく、例えば、取り扱い時に断裂してしまう問題が発生する可能性がある。
上記樹脂含浸基材上に設けた樹脂層に用いる樹脂のTgが0℃を超えると粘着テープ用基材が固くなり、貼着性が悪くなり、樹脂のTgが−20℃未満だと粘着テープの手切れ性が悪化する。また、片面に塗工する樹脂の付着量が7.0g/mを超えると粘着テープ用基材が固くなり、貼着性が悪くなり、樹脂の付着量が3.0g/m未満であると離型剤が浸透してしまいう問題が発生する。
本発明において、セルロース繊維と合成繊維からなる基材に含浸させる樹脂、樹脂含浸基材上に設ける樹脂層に含有される樹脂としては、アクリル酸エステル系樹脂、アクリロニトリル系樹脂、メタアクリレート系樹脂、ブタジエンゴム系樹脂、天然ゴム系樹脂、スチレン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂を例示することができるが、これらに限定されるものではなく、単独あるいは2種以上を組み合わせて使用することができるとともに、取り扱いの点からエマルジョンタイプの樹脂を使用することが好ましい。なお、2種以上を組み合わせた樹脂組成物のガラス転移温度(Tg)は、荷重平均で算出することができる。ガラス転移温度はJIS K7121に準拠して示差走査熱量測定から求めた。
本発明において、セルロース繊維と合成繊維からなる基材は、曲面や凹凸面、粗面に対する貼着性の向上の点から、クルパック加工されていないことが好ましく、基材の物性としては、坪量範囲を25.0〜35.0g/m、密度を0.45〜0.55g/cmとすることが好ましくい。さらに、ベック平滑度を1.0秒以上とすることが好ましい。なお、一般的なクルパック加工を施した基材は、上記坪量、密度の範囲外であり、さらにベック平滑度も範囲外である。坪量が35.0g/m超えると、粘着テープ用基材が固くなり、曲面や凹凸面、粗面に対する貼着性が悪くなる。また、坪量が25.0g/m未満だと引張強さが低くなるとともに、ブロッキングが発生する可能性が高くなる。
本発明において、粘着テープ用基材の坪量範囲を35.0〜55.0g/m2、密度範囲を0.64〜0.75g/cmとすることが好ましい。
本発明において、粘着テープ用基材の見かけ初期弾性率Eを130〜200kgf/15mmの範囲にすることが、貼着性の点から好ましい。なお、見かけ初期弾性率Eの測定方法は下記の通りである。
<見かけ初期弾性率Eの測定方法>
室温23℃相対湿度50%の恒温恒湿室に12時間以上放置した試料を、幅15mm、長さ25cm以上の試験片を切り取る。記録計を併設した引張試験機(引張速度:20mm/分)にて、チャック間隔180mmとして強伸度曲線を求める。得られた強伸度曲線の0〜3%伸び領域における勾配を読み取り、100%伸び時の張力に換算する。この換算値を見かけ初期弾性率E(E値)と表記する。
次に、本発明の粘着テープ用基材について具体的実施例を説明する。
(実施例1)
繊維配合をNBKP88部、ビニロン繊維10部、ビニロンバインダー繊維1部、PET繊維1部とし、水に分散させて抄紙し、坪量30g/mの基材を製造した。次に、Tgが−41℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンを上記基材に含浸加工して10g/m付着させた。さらに、Tgが−12℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンを上記樹脂含浸基材の片面にバー加工して5g/m2付着させ、粘着テープ用基材を得た。
(実施例2)
繊維配合をNBKP75部、ビニロン繊維23部、ビニロンバインダー繊維1部、PET繊維1部としたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
(実施例3)
繊維配合をNBKP97部、ビニロン繊維1部、ビニロンバインダー繊維1部、PET繊維1部としたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
(実施例4)
Tgが−60℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンを含浸樹脂としたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
(実施例5)
Tgが−30℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンを含浸樹脂としたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
(実施例6)
含浸樹脂の付着量を7g/mとしたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
(実施例7)
含浸樹脂の付着量を13g/mとしたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
(実施例8)
Tgが−12℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンを、Tgが−20℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンとしたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
(実施例9)
Tgが−12℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンを、Tgが0℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンとしたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
(実施例10)
Tgが−12℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンの付着量を3g/mとしたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
(実施例11)
Tgが−12℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンの付着量を7g/mとしたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
(比較例1)
Tgが−70℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンを含浸樹脂としたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
(比較例2)
Tgが−20℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンを含浸樹脂としたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
(比較例3)
含浸樹脂の付着量を5g/mとしたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
(比較例4)
含浸樹脂の付着量を15g/mとしたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
(比較例5)
Tgが−12℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンを、Tgが−40℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンとしたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
(比較例6)
Tgが−12℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンを、Tgが20℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンとしたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
(比較例7)
Tgが−12℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンの付着量を1g/mとしたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
(比較例8)
Tgが−12℃のアクリル酸エステル樹脂のエマルジョンの付着量を9g/mとしたこと以外は実施例1と同様にして粘着テープ用基材を得た。
上記製法によって得られた粘着テープ用基材の特性評価は、下記によって行った。
(見かけ初期弾性率E)
JIS P8113に準拠し、幅15mm、長さ250mm、縦方向の試験片を測定スパンを180mmで試験を行い、応力ひずみ線図を求める。試験片長さの変化量が5.4mm(測定スパンの3%)となったときの引張荷重を求める。この引張荷重を33.3倍し、試験片長さの変化量が180mm(測定スパンの100%)となったときの引張荷重に換算する。この換算値を見かけ初期弾性率Eとし、単位をKg/15mmで表し、曲面への追従性の評価とした。
(手切れ性)
JIS P8116に準拠して横方向の引裂強さを求め、単位をmNで表し、手切れ性の評価とした。なお、引裂強さが300mN以下では意図せずに切れてしまう。また、700mN以上では切りにくく作業性が悪い。
(耐ブロッキング性)
粘着テープ用基材2枚を50mm×100mmのサイズに切り取り、背面加工を施した面とその反対の面が接するように重ね、同一寸法のガラス板の間にテフロン(登録商標)シートを介してはさんだ。このサンプルを23℃、相対湿度50%の環境で水平に置き、50g/cmの荷重がかかるように設定した。24時間同環境下に保存した後にブロッキング発生状況を評価した。
○:粘着テープ用基材間で密着せず、ブロッキングの発生はない。
△:粘着テープ用基材間で密着するが、剥離しても基材表面に損傷はなく問題なく使用できる。
×:粘着テープ用基材間で密着しており、剥離すると基材表面が損傷し使用できない。
(造膜性)
JAPAN TAPPI紙パルプ試験方法No.5−2に準拠し、王研式透気度で背面加工樹脂の造膜状況を評価した。1,000秒未満では造膜性が悪く、テープ加工の際に塗工する離型剤を目止めできずテープ内部に浸透してしまう。
Figure 2016199649
Figure 2016199649
以下、本発明の粘着テープ用基材について説明する。
本発明の粘着テープ用基材は、セルロース繊維と種類以上の合成繊維からなる基材に、Tgが−60℃〜−30℃の含浸樹脂を7.0〜13.0g/m2含浸させた樹脂含浸基材の少なくとも片面に、Tgが−20℃〜0℃の樹脂を含有する樹脂層を3.0〜7.0g/m2設けることを特徴とすることにより、優れた貼着性、切れ性に優れるとともに、十分な強度も発現する。

Claims (7)

  1. セルロース繊維と2種類以上の合成繊維からなる基材に、Tgが−60℃〜−30℃の含浸樹脂を7.0〜13.0g/m含浸させた樹脂含浸基材の少なくとも片面に、Tgが−20℃〜0℃の樹脂を含有する樹脂層を3.0〜7.0g/m設けることを特徴とする粘着テープ用基材。
  2. 前記基材の坪量が25.0〜35.0g/m、密度が0.45〜0.55g/cmであることを特徴とする請求項1に記載の粘着テープ用基材。
  3. 前記粘着テープ用基材の坪量が35.0〜55.0g/m、密度が0.64〜0.75g/cmであり、且つ見かけ初期弾性率Eが130〜200kgf/15mmである請求項1〜2のいずれか一項に記載の粘着テープ用基材。
  4. 前記基材のセルロース繊維と合成繊維の配合割合が、セルロース繊維/合成繊維:75〜97/3〜25(重量%)であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の粘着テープ用基材。
  5. 前記合成繊維が、ビニロン主体性繊維、ビニロンバインダー繊維、ポリエステル繊維から選ばれる1種類以上を含有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の粘着テープ用基材。
  6. 前記基材に含浸させる樹脂が、アクリル酸エステル系樹脂、アクリロニトリル系樹脂、メタアクリレート系樹脂、ブタジエンゴム系樹脂、天然ゴム系樹脂、スチレン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂から選ばれる1種類以上を含有していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の粘着テープ用基材。
  7. 前記樹脂含浸基材上に設ける樹脂層を構成する樹脂が、アクリル酸エステル系樹脂、アクリロニトリル系樹脂、メタアクリレート系樹脂、ブタジエンゴム系樹脂、スチレン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂から選ばれる1種類以上を含有していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の粘着テープ用基材。
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