JP2016199282A - 袋処理装置 - Google Patents

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【課題】切断位置から排出位置へ移送する動作において常に袋内の無菌状態を維持し、排出位置では、コンテナの無菌状態を確保してアイソレータ内へ供給する。
【解決手段】移動テーブル16は切断位置と排出位置の間を往復動自在である。移動テーブル16には、コンテナCが収容されて密封された袋Bが載置される。移動クランプ21は切断位置に設けられ、袋Bの縁部を挟持する。固定クランプは切断位置に設けられ、袋Bの縁部において、移動クランプ21が挟持する位置よりも相対的に外側を挟持する。カッタは切断位置に設けられ、移動クランプ21と固定クランプ22により挟持された袋Bの縁部を、移動クランプ21と固定クランプ22の間において切断する。移動クランプ21は、カッタによる切断の後、袋Bの縁部を挟持した状態で、移動テーブル16とともに排出位置まで移動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば滅菌済みのコンテナを収容した袋を切断して、無菌空間内へコンテナを排出する装置に関する。
従来、袋に収容された状態で搬送されてくる滅菌済みコンテナを袋から出してアイソレータへ供給するために、その袋の縁部を切断する装置が知られている(特許文献1)。この装置は、袋の切断部分を開口してコンテナを取出し、アイソレータへ排出するように構成されている。すなわち、この装置は袋を切断するための切断機構と、その切断された部分を開口するための開口機構と、開口からコンテナを排出するための排出機構とが1か所に配置されており、その構成は複雑で大型である。
独国特許出願公開第102011084302号明細書
一方、切断機構と開口および排出機構とを異なる位置に設け、切断位置において袋を切断した後に、排出位置において袋を開口してコンテナを排出するように構成することも可能である。しかし、このような構成では、切断した袋を排出位置へ移動するときに、袋の開口部から外気が袋の内部に流入するおそれがある。このような現象は袋に収容されているコンテナを汚染する可能性があり、好ましくない。
本発明は、切断位置から排出位置へ移送する動作において常に袋内の無菌状態を維持し、排出位置では、コンテナの無菌状態を確保してアイソレータ内へ供給することができる袋処理装置を提供することを目的としている。
本発明に係る袋処理装置は、切断位置と排出位置の間を往復動自在であり、コンテナが収容されて密封された袋を載置するための移動テーブルと、移動テーブルに設けられ、袋の縁部を挟持するクランプと、切断位置に設けられ、クランプが挟持する位置よりも相対的に外側の縁部を切断するカッタと、排出位置に設けられ、縁部を切断された袋からコンテナを排出する排出手段とを備え、切断位置において、クランプによって挟持された袋の縁部をカッタにより切断した後、クランプによる挟持を継続した状態で、移動テーブルを排出位置まで移動することを特徴としている。
クランプが挟持する位置よりも相対的に外側を挟持する第2のクランプを設け、カッタがクランプと第2のクランプの間において袋の縁部を切断するように構成してもよい。
排出手段は例えば、袋の縁部を開口する開口手段と、袋の縁部とは反対側の後端部を挟持するチャック部材と、袋に収容されているコンテナを前方へ押し出すプッシャとを備え、コンテナを袋から排出するとき、チャック部材によって袋の後端部を挟持し、かつ開口手段によって袋の縁部側を吸着しつつ開口した状態で、プッシャによってコンテナを前方へ押し出す。
本発明によれば、切断位置から排出位置へ移送する動作において常に袋内の無菌状態を維持し、排出位置では、コンテナの無菌状態を確保してアイソレータ内へ供給することができる。
本発明の一実施形態である袋処理装置を示す平面図である。 図1に示す袋処理装置の側面図である。 移動クランプが開放した状態における移動クランプとその駆動機構を示し、一部を断面とした正面図である。 移動クランプが閉塞した状態における移動クランプとその駆動機構を示し、一部を断面とした正面図である。 移動クランプおよび固定クランプが閉塞した状態における、移動クランプおよび固定クランプとその駆動機構を示し、一部を断面とした側面図である。 移動クランプを開閉させるための駆動機構を示す断面図である。 カッタとその駆動機構を示す正面図である。 カッタとその駆動機構を示す側面図である。 カッタとその駆動機構を示す平面図である。 移動テーブルの移動機構を示す平面図である。 移動テーブルの移動機構を示す側面図である。 袋からコンテナを排出する排出機構を示す平面図である。 排出機構においてチャック部材が袋の後端部を把持した状態を示す側面図である。 排出機構においてプッシャがコンテナを前方へ押し出す状態を示す側面図である。
以下、図示された実施形態を参照して本発明を説明する。図1は本発明の一実施形態である袋処理装置の平面図であり、図2はその側面図である。
アイソレータ10の入口部11はクリーンルーム12の内部に臨み、アイソレータ10とクリーンルーム12は連通している。クリーンルーム12には、図示しない供給装置からコンベヤ13によって、コンテナCを収容した袋Bが間欠的に搬送されてくる。各袋Bには1つのコンテナCが収容されて密封され、各袋Bはコンベヤ13に設けられたフィンガー14によって支持され、一定間隔を空けて搬送される。
コンベヤ13の搬送方向の終端部(図1、2の左側端部)において、袋Bはプッシャ15によって移動テーブル16の上に移載される。プッシャ15はシリンダ17のピストン18に固定され、ピストン18を介して昇降自在である。シリンダ17はロッドレスシリンダ19によって、コンベヤ13の搬送方向に沿って進退自在である。すなわちプッシャ15は、コンベヤ13の終端部まで搬送されてきた袋Bの背面に係合し、図2の左方向に前進して袋Bを移動テーブル16へ移載した後、上昇するとともに後退し、下降して次の袋Bの背面に係合する。
移動テーブル16において袋Bの縁部は、移動クランプ(クランプ)21および固定クランプ(第2のクランプ)22によって挟持される。固定クランプ22は移動クランプ21が挟持する位置よりも相対的に袋Bの外側(図1、2の左側)を挟持する。後述するようにカッタ64(図5、7、8参照)は、移動クランプ21と固定クランプ22により挟持された袋Bの縁部を、移動クランプ21と固定クランプ22の間において切断する。カッタ64による切断の後、移動クランプ21が袋Bの縁部を挟持した状態で、移動クランプ21と移動テーブル16は、アイソレータ10の入口部11に対応した位置、すなわち排出位置まで移動する。
移動テーブル16はコンベヤ13の終端部に対応する切断位置と排出位置の間を往復動自在である。このため移動テーブル16の台車23の下面に設けられたスライダ24は、クリーンルーム12の基台25に設けられて切断位置から排出位置まで延びる一対のレール26に摺動自在に係合する。
図3〜6を参照して移動クランプ21を駆動するための駆動機構の構成を説明する。移動クランプ21は上側クランプ部材31と下側クランプ部材32を有する。駆動機構は移動テーブル16の台車23に支持される。すなわち台車23には、一対の筒状の支持部材33が貫通して固定され、これらの支持部材33の内部にはそれぞれ、ブッシュ34を介して筒状の中間部材35が摺動自在に設けられる。各中間部材35の内部にはそれぞれ、ブッシュ27を介してシャフト36が摺動自在に設けられ、シャフト36は中間部材35の上端と下端から突出する。各シャフト36の上端にはそれぞれ第1の筒状部材37の底部が固定され、第1の筒状部材37は中間部材35の上部の外周面に摺動自在に嵌合される。第1の筒状部材37には、上側クランプ部材31の両端部がそれぞれ固定される。一方、各シャフト36の下端部は連結部材38により相互に連結される。なお図3において、右側のシャフト36の下側クランプ32より上側の部分は省略している。
連結部材38にはラック39が固定され、ラック39は第1の駆動ギヤ40に噛合する。また連結部材38には、図示しない取付け部材を介して一対のスライダ41が固定される。各スライダ41は、台車23の下面に取付けられて下方に延びる支持部材42に固定されたレール43に摺動自在に係合する。すなわち連結部材38はレール43によって上下方向に案内され、第1の駆動ギヤ40が回転すると、ラック39、連結部材38、シャフト36および第1の筒状部材37を介して上側クランプ部材31が昇降する。
中間部材35の上端から第1の筒状部材37の軸方向長さ分だけ下がった位置には、第2の筒状部材44の底部が取付けられる。第2の筒状部材44の内周面は支持部材33の外周面に対して摺動自在である。第2の筒状部材44は中間部材35と一体的に昇降し、第2の筒状部材44が最も上昇した位置では、第2の筒状部材44の下端部は支持部材33の上端部の近傍に嵌合し(図4、5参照)、第2の筒状部材44が最も下降した位置では、第2の筒状部材44の下端部は台車23の上面に近接する(図3参照)。第2の筒状部材44には、下側クランプ部材32の両端部がそれぞれ固定される。一方、各中間部材35の下端部は支持部材33から突出し、これらの下端部は連結部材45により相互に連結される。
連結部材45には取付け部材46を介してラック47が固定され、ラック47は第2の駆動ギヤ48に噛合する。また連結部材45には、図示しない取付け部材を介して一対のスライダ50が固定される。各スライダ50は、台車23の下面に取付けられて下方に延びる支持部材51に固定されたレール52に摺動自在に係合する。すなわち連結部材45はレール52によって上下方向に案内され、第2の駆動ギヤ48が回転すると、ラック47、連結部材45、中間部材35および第2の筒状部材44を介して下側クランプ部材32が昇降する。
上側クランプ部材31と下側クランプ部材32の開閉動作の駆動源である駆動モータ53は台車23の下面に固定された支持部材54に取付けられる。駆動モータ53の出力軸には大径ギヤ55と第2の駆動ギヤ48が固定される。大径ギヤ55は中間ギヤ56に噛合し、中間ギヤ56は第1の駆動ギヤ40に噛合する。図3において、第2の駆動ギヤ48が時計方向に回転すると、第1の駆動ギヤ40も時計方向に回転する。ラック47は第2の駆動ギヤ48の左側面に噛合し、ラック39は第1の駆動ギヤ40の右側面に噛合するので、駆動モータ53によって第1および第2の駆動ギヤ40、48が時計方向に回転すると、上側クランプ部材31が下降するとともに下側クランプ部材32が上昇し、移動クランプ21は閉塞状態(図4参照)に変化する。
固定クランプ22も移動クランプ21と基本的に同じ構成を有する。すなわち固定クランプ22の上側クランプ部材61および下側クランプ部材62は、移動クランプ21の上側クランプ部材31および下側クランプ部材32と同様な機構によって昇降する。移動クランプ21と異なる点は、台車23ではなく、固定された基台57に設けられていることである(図5参照)。
図7〜9を参照して袋Bの縁部を切断するための切断機構の構成を説明する。カッタ64はコンベヤ13の終端部に対応する切断位置に設けられ、上述したように、移動クランプ21と固定クランプ22の間に形成される隙間に沿って移動する。すなわちカッタ64は、図7において左側から右側へ向かって移動して袋Bの縁部を切断する。この切断動作において、袋Bの縁部は移動クランプ21と固定クランプ22により挟持されて水平状態を維持するが、カッタ64は徐々に下降しながら移動する。このようにカッタ64が斜めに移動して袋Bの縁部を切断するのは、カッタ64の特定の部位のみが切断に用いられるのを防止して、カッタ64の耐用期間を延ばすためである。
カッタ64は支持プレート65の上端部に固定され、支持プレート65は無端状のベルト66に取付けられる。ベルト66はプーリ67、68に掛け回され、これらのプーリ67、68はそれぞれ、基台25の上面に設けられた固定板69、70にそれぞれ回転自在に支持される。切断位置側(図7において左側)に設けられた被駆動プーリ67は相対的に高い位置にあり、反対側の駆動プーリ68は相対的に低い位置にある。駆動プーリ68はモータ71により回転駆動される。すなわちカッタ64は、モータ71を駆動することによりベルト66が回動して、被駆動プーリ67から駆動プーリ68側へ移動し、袋Bの縁部を切断する。この切断動作が完了すると、移動テーブル16が駆動され、袋Bと移動クランプ21が排出位置へ移送されるとともに、カッタ64が被駆動プーリ67側へ復帰する。
図10、11を参照して移動テーブル16を移動させる移動機構の構成を説明する。移動テーブル16は、台車23の下面に設けられたスライダ24が一対のレール26に案内されることにより、切断位置と排出位置の間を往復動可能である。一対のレール26の間には無端状のベルト72が設けられ、ベルト72は駆動プーリ73と被駆動プーリ74に掛け回される。駆動プーリ73は排出位置の近傍に設けられた駆動モータ75の出力軸に固定される。被駆動プーリ74は切断位置の近傍に設けられ、台車23の下面にはクランプ76が設けられ、クランプ76はベルト72に連結される。駆動モータ75は移動テーブル26の移動方向に対応して回転駆動され、これによりベルト72が回動して移動テーブル16がレール26に沿って移動する。
次に図12〜14を参照し、排出位置に設けられ、縁部を切断された袋BからコンテナCを排出してアイソレータ10内へ移送する排出機構(排出手段)の構成を説明する。基台25上において、排出位置には、袋Bの上側の縁部を負圧によって吸着して開口させるための吸着ダクト(開口手段)81が設けられ、また袋Bの下側の縁部を負圧によって吸着して開口させるための吸着部材(開口手段)101が設けられる。吸着ダクト81は、排出位置に位置する移動クランプ21の近傍から移動テーブル16の後側端部まで延び、後側端部には吸着ダクト81を昇降させるダクト昇降機構82が設けられる。吸着ダクト81の先端部83は扁平な箱型形状を呈し、袋Bの縁部に沿った吸引口84が形成されている。一方、吸着部材101は図示しない負圧原に連結され、シリンダ装置102によって昇降する。
ダクト昇降機構82の横には、コンテナCが排出された後の袋Bを入れるための廃棄ボックス85が設けられる。廃棄ボックス85の上方には、廃棄ボックス85の開口部に対応した形状を有する廃棄用板部材86が設けられる。廃棄用板部材86は昇降機構87によって昇降駆動され、後述するように空の袋Bを上から押して廃棄ボックス85内に押し込む。
廃棄ボックス85のアイソレータ10とは反対側には支持台88が設けられ、支持台88の上面には一対のレール89が設けられる。一対のレール89は移動テーブル16の移動方向とは垂直な方向に延び、一対のチャック部材90が取付けられたチャック支持部材91を進退動自在に案内する。レール89の下方にはチャック支持部材91を駆動するための駆動モータ92と、駆動モータ92の回転力を直線運動に変換してチャック支持部材91に伝達するクランク機構93とが設けられる。チャック部材90は、廃棄プッシャ86が上昇した状態において、袋Bの縁部とは反対側の後端部を挟持し、後退して袋Bを廃棄ボックス85の真上まで引っ張る。
チャック支持部材91が進退動する経路のすぐ下側には、プッシャ94が進退動自在に設けられる。プッシャ94は袋Bの収容されているコンテナCを前方すなわちアイソレータ10の入口部11側へ押し出すために設けられる。支持台88の横に設けられた支持枠95には、プッシャ94を案内する一対のガイド部材96と、プッシャ94を進退駆動するための無端状ベルト97とが設けられる。ベルト97は一対のガイド部材96の間に設けられるとともに一対のプーリ98に掛け回され、プッシャ94に連結される。一方のプーリ98は図示しない駆動モータによって回転駆動され、これによりプッシャ94はガイド部材96に沿って移動する。
本実施形態の作用を説明する。
プッシャ15によってコンベヤ13から移動テーブル16上に移載された袋Bの縁部は、移動クランプ21と固定クランプ22によって挟持される(図4)。次いでカッタ64が移動クランプ21と固定クランプ22の間を移動し、袋Bの縁部における移動クランプ21と固定クランプ22の間を切断する(図7)。その後、袋Bは移動クランプ21によって縁部を閉塞された状態を維持したまま、移動テーブル16によって切断位置から排出位置へ移動する。
このように袋Bは、縁部を切断された後であっても密封状態を維持しているので、切断した箇所から外気が入り込むことはない。一方、切断位置において、固定クランプ22は切断された袋Bの縁部の外側部分(切れ端)を挟持しているので、袋Bの切れ端を排出位置へ持ち込むことなく切断位置で処理することができる。なお、固定クランプ22が挟持する袋Bの切れ端は固定クランプ22を開放することによって破棄してもよいし、クランプ機構と回収ボックスを別途配置して固定クランプ22から切れ端を把持して回収ボックスに回収するようにしてもよい。
袋Bが排出位置に到達すると、チャック部材90が前進して袋Bの後端部を挟持する。これと同時に、吸着ダクト81が下降して吸引口84が袋Bの上側の縁部に接近するとともに、吸着部材101が上昇して袋Bの下側の縁部に接近し、移動クランプ21が開放される。したがって袋Bの縁部は、吸引口84と吸着部材101によって吸引され、吸引口84が上昇するとともに吸着部材101が下降することにより、開口する。この後、プッシャ94が前進してコンテナCが前方へ押し出され、入口部11からアイソレータ10の内部に移送される。
次いでチャック部材90が後退して袋Bが廃棄ボックス85の真上に達すると、チャック部材90が開放するとともに廃棄用板部材86が下降し、空の袋Bは廃棄ボックス85内に押し込まれる。
以上のように本実施形態では、コンテナCを収容した袋Bが切断位置から排出位置へ移動する間、切断された縁部は閉塞状態を維持しており、この間に袋Bの中に外気が流入することはない。また袋Bが排出位置に到達したとき、縁部は吸引口84と吸着部材101により吸引されて開放状態を安定的に維持し、袋Bの縁部が周囲から流入する空気流により内部に折れ曲がってコンテナCに接触するおそれはない。したがって袋Bの内部は常に理想的な無菌状態に維持され、コンテナCは無菌状態を確保してアイソレータ内へ供給される。
なおカッタ64を用いることは必須ではなく、袋Bの縁部を熱を利用して溶断する構成を採用してもよい。
また、移動クランプ21のみで袋Bの縁部を挟持してその外側を切断してもよい。その場合、カッタ64に替えてハサミやトムソン刃を用いて切断することが好ましい。
16 移動テーブル
21 移動クランプ(クランプ)
22 固定クランプ(第2のクランプ)
64 カッタ
81 吸着ダクト(開口手段)
90 チャック部材
94 プッシャ
101 吸着部材(開口手段)


Claims (3)

  1. 切断位置と排出位置の間を往復動自在であり、コンテナが収容されて密封された袋を載置するための移動テーブルと、
    前記移動テーブルに設けられ、前記袋の縁部を挟持するクランプと、
    前記切断位置に設けられ、前記クランプが挟持する位置よりも相対的に外側の縁部を切断するカッタと、
    前記排出位置に設けられ、前記縁部を切断された袋からコンテナを排出する排出手段とを備え、
    前記切断位置において、前記クランプによって挟持された袋の縁部を前記カッタにより切断した後、前記クランプによる挟持を継続した状態で、前記移動テーブルを前記排出位置まで移動することを特徴とする袋処理装置。
  2. 前記クランプが挟持する位置よりも相対的に外側を挟持する第2のクランプを設け、前記カッタは前記クランプと前記第2のクランプの間において前記袋の縁部を切断することを特徴とする請求項1に記載の袋処理装置。
  3. 前記排出手段は、前記袋の縁部側を吸着して開口する開口手段と、
    前記袋の縁部とは反対側の後端部を挟持するチャック部材と、
    前記袋に収容されているコンテナを前方へ押し出すプッシャとを備え、
    前記コンテナを前記袋から排出するとき、前記チャック部材によって前記後端部を挟持し、かつ前記開口手段によって袋の縁部側を吸着しつつ開口した状態で、前記プッシャによって前記コンテナを前方へ押し出すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の袋処理装置。
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