JP2016198832A - クロスレール及びそれを用いた工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型の被加工物に対応することができ、しかも高速・高加速で駆動しても、振動や変位を可及的に抑制すること。【解決手段】生産ラインに設置される工作機械100およびそれに用いられるクロスレール14を開示している。クロスレール14は、Y軸方向に沿ってフレーム体16に設けられたレール31を備えている。レール31は、ガントリ機構10を構成するラムアセンブリ40を予め設定されたストロークSでY軸方向沿いに往復移動可能にガイドする。フレーム体16の横断面形状は、下辺162が上辺161よりも長い台形又は、底辺180が下向きの三角形に形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、クロスレール及びそれを用いた工作機械に関する。
一般に航空機等、大型の被加工物を加工する場合においては、特許文献1に開示されているように、ガントリ形の工作機械が用いられる。同工作機械は、生産ラインにおいて三次元直交座標系の予め設定された一軸方向をX軸方向とし、このX軸方向に直交する水平方向をY軸方向とし、鉛直方向をZ軸方向とした場合に、X軸方向に沿って生産ラインに設けられる長尺のベッドと、このベッドの上に横架されて、X軸方向沿いに往復移動可能なクロスレールと、このクロスレールに担持されて、Y軸方向に往復移動可能なラムアセンブリとを備えている。ラムアセンブリは、ラムサドルと、ラムと、工具を装着する主軸とを含んでいる。ラムサドルは、クロスレール上に載置され、Y軸方向に往復駆動される。ラムは、ラムサドル上に載置され、上下(Z軸方向)に往復駆動される。主軸は、ラムの下端に設けられている。主軸は、クロスレールがベッド上でX軸方向に駆動され、ラムサドルがクロスレール上でY軸方向に駆動され、ラムがZ軸方向に駆動されることにより、任意の座標で被工作物を加工することができる。
特開2005−262375号公報
近年、この種の工作機械においては、被加工物の大型化に伴い、クロスレールやラムアセンブリの大型化及び高速・高加速化が要請されている。しかしながら、大型のクロスレールやラムアセンブリに俊敏性を持たすためには、相当にトルクの高いモータを利用して大きな駆動力を作用させる必要がある。そのため、クロスレールやラムアセンブリが駆動しているときの加速度も高まり、クロスレールやラムアセンブリに振動や変位が発生しやすくなる、という課題があった。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、大型の被加工物に対応することができ、しかも高速・高加減速で駆動しても、振動や変位を可及的に抑制することのできるクロスレール及びそれを用いた工作機械を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、生産ラインにおいて予め設定された一水平軸方向を三次元直交座標系のX軸方向とし、このX軸方向に直交する他の水平方向をY軸方向とし、鉛直方向をZ軸方向とした場合に、前記生産ラインに前記X軸方向に沿って設置された一対のベッド上に横架され、前記ベッド上において前記X軸方向に移動し、且つ前記Z軸方向に移動可能なラムと前記ラムの下端に担持されるとともに前記一対のベッド間に配置された被加工物を加工する工具が下端に装着される主軸とを備えたラムアセンブリを支持しながら当該ラムアセンブリをY軸方向に往復移動することにより当該ラムアセンブリをXY平面上で駆動するクロスレールであって、前記一対のベッド上に前記Y軸方向に沿って横架されて前記X軸方向に往復移動するフレーム体と、前記Y軸方向に沿って前記フレーム体に設けられ、且つ前記ラムアセンブリを予め設定されたストロークで前記Y軸方向沿いに往復移動可能にガイドするレールとを備え、少なくとも前記ストロークの範囲内における前記フレーム体の横断面形状は、上下方向下側に向かうに伴ってX軸方向の幅が長くなるように上側が狭く下側が広く設定されていることを特徴とするクロスレールである。この態様では、フレーム体の横断面形状は、少なくともラムアセンブリのストローク範囲内において、上下方向下側に向かうに伴ってX軸方向の幅が長くなるように上側が狭く、下側が広く設定されている。クロスレールは、上側が捩れやすく、下側は捩れにくくなる。また、主軸のX軸方向の変位は、クロスレールの捩れと、クロスレールとラムの下側支持点からのラム突き出し量(Z軸移動量)の影響を受ける。この結果、クロスレールがX軸方向に移動する場合において、ラムがZ軸ストローク上限付近に位置するとき、すなわち、ラムがクロスレールの下側支持点より突き出し量が少ないときは、クロスレールは、従来よりも捩れやすいが、突き出し量が少ないため、主軸のX軸方向の変位量は、僅かに増加するに過ぎない。一方、ラムがZ軸ストローク下限付近に位置するとき、すなわち、ラムがクロスレールの下側支持点よりも突き出し量が多いときは、クロスレールの下側のX軸スパンが長いので、クロスレールは、従来よりも捩れにくく、突き出し量が多くても、主軸のX軸方向の変位量は、従来よりも小さくなる。よって、クロスレールがX軸方向に高速・高加減速で移動した場合において、例えば、Y軸回りのモーメントが作用したときでも、ラムのZ軸位置によるクロスレール捩れの影響を弱めることができ、ラムのZ軸ストローク上限位置と下限位置による主軸の変位差を小さくできる。従って、クロスレールを大型化して高速・高加減速で駆動しても、工具が装着される主軸下端の振動や変位が小さくなる。さらに、フレーム体の上側が短く、下側が広く設定されているので、Y軸回りのモーメントに対する主軸の変位への影響を弱めつつ、質量は、むしろ軽くなり、軽量化や材料費軽減に寄与することができる。
また、好ましい態様のクロスレールにおいて、前記フレーム体の横断面形状のX軸方向の全幅は、当該フレーム体の高さよりも長く設定されている。この態様では、フレーム体の重心が一層下側にできるので、フレーム体がより安定する。
また、好ましい態様のクロスレールにおいて、前記フレーム体は、Y軸方向に沿って延びる鉛直な端板を有する一対のフレーム片であって、上下方向下側に向かうに伴ってX軸方向の幅が長くなるように上側が狭く設定された横断面形状を有する前記一対のフレーム片を含み、前記一対のフレーム片は、それぞれの前記端板が前記X軸方向に対向するように配置されているとともに、前記一対のフレーム片の間に、前記ラムアセンブリを前記Y軸方向に沿って移動可能に挿通する挿通孔を形成している。この態様では、一対のフレーム片を設け、それぞれの横断面形状が規定する端板をX軸方向に対向させているので、フレーム体の下端側の幅を上端側に比べて大幅に大きく設定し、Y軸回りのモーメントに対する主軸の変位への影響を弱め、安定した構造を得ることができる。また、一対のフレーム片の間にラムアセンブリを配置して、Y軸方向にラムアセンブリを駆動することができる。
また、好ましい態様のクロスレールにおいて、前記一対のフレーム片は、Y軸方向に沿って前記フレーム体を二等分する鉛直な仮想面を中心に対称形に形成されている。この態様では、X軸方向に沿う往動方向にも復動方向にも安定した構造を得ることができる。また、一対のフレーム片を対称形に形成することにより、フレーム体が熱対称構造にもなり得るので、熱影響に対しても強い耐性を発揮することができる。
特に好ましい態様において、前記フレーム片の横断面形状は、底辺が下向きの三角形又は下辺が上辺よりも長い台形に形成されることが好ましい。
或いは、前記ストロークの範囲内における前記フレーム体の横断面形状は、底辺が下向きの三角形又は下辺が上辺よりも長い台形に形成されることが好ましい。
また、本発明の態様のクロスレールにおいて、前記一対のベッドに対応して対をなし、前記フレーム体の下面に設けられるクロスレールサドルと、前記フレーム体を前記ベッドに対し相対的に前記X軸方向に沿って移動する力を出力する出力軸を含み、且つ前記出力軸が鉛直方向に沿って前記クロスレールサドル内に臨むように、前記フレーム体に縦置きに取り付けられたモータとをさらに備えている。この態様では、クロスレールの移動時に慣性力等の影響をクロスレールに与えるモータが縦置きに配置され、しかも平面視において、クロスレールの面内に収められているので、モータによって起因する振動や変位等をも効果的に抑制することが可能となる。
本発明の別の態様は、生産ラインにおいて予め設定された一水平軸方向を三次元直交座標系のX軸方向とし、このX軸方向に直交する他の水平方向をY軸方向とし、鉛直方向をZ軸方向とした場合に、前記X軸方向に沿って前記生産ラインに前記X軸方向に沿って設置された一対のベッドと、前記一対のベッド上に横架され、且つ前記X軸方向に沿って往復移動する、前記クロスレールと、前記Z軸方向に移動可能なラムと前記ラムの下端に担持されるとともに前記一対のベッド間に配置された大型の被加工物を加工する工具が下端に装着される主軸とを含み、且つ前記クロスレール上で前記Y軸方向に沿って往復移動するラムアセンブリとを備えている、ことを特徴とする工作機械である。
以上説明したように本発明によれば、フレーム体の横断面形状を所定の三角形又は台形に形成しているので、クロスレールがX軸方向に沿って高速に駆動された場合において、Y軸回りのモーメントがクロスレールに作用したときであっても、ラムのZ軸ストローク上限付近ではラムの突き出し量が少ないことにより、Z軸ストローク下限近傍ではクロスレールが捩れにくくなっていることにより、上記モーメントによる影響を弱めることで、工具が装着される主軸下端でのX軸方向の変位を小さくできる。この結果、大型の被加工物に対応することができ、しかも高速・高加減速で駆動しても、振動や変位を可及的に抑制することができる、という顕著な効果を奏する。
本発明のさらなる特徴、目的、構成、並びに作用効果は、添付図面と併せて読むべき以下の詳細な説明から容易に理解できるであろう。
本発明の実施の一形態に係る工作機械の要部を示す斜視図である。 図1の工作機械の平面部分略図である。 図1の工作機械の正面略図である。 図1の工作機械の一部を破断して示す側面略図である。 図3の要部を拡大して示す拡大図である。 図4の要部を拡大して示す断面図である。 別の実施形態に係る工作機械の一部を破断して示す側面略図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
まず、図1を参照して、図示の実施形態に係る工作機械100は、航空機その他の大型被加工物の加工に適した5軸(X軸、Y軸、Z軸、C軸、B軸)の工作機械の一例である。工作機械としては、5軸の他、3軸(X軸、Y軸、Z軸)構成のものであってもよい。
以下の説明では、予め設定された一水平軸方向を三次元直交座標系のX軸方向とし、このX軸方向に直交する他の水平方向をY軸方向とし、鉛直方向をZ軸とする。また、Y軸方向を左右とし、X軸方向において、図2の左側並びに各図の対応する側を仮に前方とする。
図示の例において、工作機械100は、ガントリ機構10と、このガントリ機構10によってXY軸方向に駆動されるラムアセンブリ40とを備えている。
ガントリ機構10は、一対のベッド11を備えている。各ベッド11は、それぞれX軸方向に沿って延びる長尺の構造体である。各ベッド11の上部には、レール12がX軸方向に沿って設けられている。
またガントリ機構10は、レール12上に横架されるクロスレール14を備えている。クロスレール14は、レール12上に載置されるクロスレールサドル15と、クロスレールサドル15を介して両ベッド11、11間に横架され、Y軸方向に延びるフレーム体16とを有し、ベッド11と協働してラムアセンブリ40をXY軸方向に駆動する構造体である。
クロスレールサドル15は、フレーム体16下側に配置され、フレーム体16のX軸方向全長にわたって延びる構造体であり、X軸方向中央部分の上側を切り欠いて軽量化を図っている一方、当該切欠部分の左右両側にフレーム体16と連通するギアボックス15aを形成している。図5に示すように、クロスレールサドル15には、レール12に連結されるスライダ17が固定されており、このスライダ17を介して、レール12により、前後に移動可能にガイドされている。スライダ17の側部には、クロスレールサドル15のギアボックス15aごとにフレーム体16に取り付けられたドライブユニット20の一部が嵌入し、下方に突出している。
各ドライブユニット20は、モータ21と、モータ21の出力軸22(図5に中心線のみ図示)から出力されるトルクを減速する減速機23と、減速機23に減速されたトルクが出力されるピニオンギア24とを有している。ピニオンギア24の軸芯は、鉛直線に沿って配置されている。一方、ベッド11には、ピニオンギア24と噛合するラック25がレール12と平行に固定されている。従って、各ピニオンギア24が出力するトルクがラック25に伝達されることにより、トルクがX軸方向にクロスレール14を推進する力に変換され、クロスレール14は、X軸方向に沿って往復移動することが可能となる。
図1〜図4を参照して、フレーム体16は、全体として、平面でみてY軸方向に長く延びる長方形に設定されている。また、フレーム体16は、平面でみてY軸方向に長く延びる長溝状の挿通孔30を形成している。挿通孔30は、上下に連通している。フレーム体16の上面において、挿通孔30の前後両側には、Y軸方向に沿って平行に延びるレール31が敷設されている。ラムアセンブリ40は、挿通孔30を挿通して一部が挿通孔30内に収められている。そして、ラムアセンブリ40は、そのラムサドル41のスライダ42をレール31上に載置させることにより、レール31に規定される範囲内で、Y軸方向に沿って左右に移動することができるように構成されている。すなわち、図2に示すように、レール31は、挿通孔30内において、ラムアセンブリ40が左右に移動するストロークSを規定している。
図1及び図4を参照して、フレーム体16の横断面(X軸方向に切った面)の形状は、上下方向下側に向かうに伴ってX軸方向の幅が長くなるように上側が狭く、下側が広く設定されており、図示の例では、中央部分に上下に開く長方形の挿通孔30を形成した台形断面の外観を呈している。この台形の横断面形状は、上下方向下側に向かうに伴ってX軸方向の幅が長くなるように、上辺161が短く設定され、下辺162が相対的に長く設定されている。上辺161の長さW1は、レール31上でラムアセンブリ40のラムサドル41を担持するのに必要充分な寸法に短く設定されている。一方、下辺162の長さW2は、例えば上辺161の2倍〜2.5倍程度に設定されている。この下辺162の長さW2は、フレーム体16の高さHよりも長く設定されている。このため、フレーム体16にラムアセンブリ40を組み付けた場合、ラム45がZ軸ストローク上限付近では、ラム45の突き出し量が少ないことにより、Z軸ストローク下限付近では、クロスレールが捩れにくくなっていることにより、Y軸回りのモーメントに対する、主軸46の変位への影響を弱めることができる。
図示の実施形態において、フレーム体16は、Y軸方向に長く延びる一対のフレーム片16A、16Bの両端をX軸方向に延びる梁体16Cで組み合わせて構成されている。
各フレーム片16A、16Bは、Y軸方向に沿ってフレーム体16を二等分する鉛直な仮想面Vを中心に対称形に形成されている。各フレーム片16A、16Bの横断面は、何れも略直角三角形に形成されており、図4に示すように、その底辺と直角な辺が互いにX軸方向に間隔を隔てて対向している。また、梁体16Cは、各フレーム片16A、16Bと同じ高さに設定された矩形断面に形成されている。
各フレーム片16A、16B及び梁体16Cは、板金や鋼棒材を組み合わせて溶接した中空の構造体であり、軽量でありながら、堅固な構造体となっている。
まず、図1、図2、図6を参照して、一対のフレーム片16A、16Bは、それぞれ、平面でみてY軸方向に長く延びる長方形に形成され、且つフレーム体16の下辺162を構成する底板163と、正面でみてY軸方向に長く延びる長方形に形成され、且つ底板163から直角に立ち上がる端板164と、平面でみてY軸方向に長く延びる長方形に形成され、且つ端板164および底板163とともに略三角形横断面形状の中空体を構成する傾斜板165と、Y軸方向に長く延びて端板164と傾斜板165とを接続し、且つフレーム体16の上辺161を構成する上端稜材166と有している。
これらの各板163、164、165、並びに上端稜材166は、溶接で一体化されており、適所には、図略の補強材で補強されている。
また、梁体16Cは、一対のフレーム片16A、16Bの横断面形状に適合する台形に形成された端板169と、端板169の上辺および下辺をそれぞれ構成する板材170、171とを有している。
そして、各フレーム片16A、16Bを構成する各板163、164、165及び上端稜材166、並びに左右の梁体16Cを構成する端板169及び板材170、171が溶接等によって一体化されることにより、上記挿通孔30を形成するフレーム体16が構成される。
図6を参照して、各フレーム片16A、16Bの端板164、164の下部近傍部位には、それぞれY軸方向に延びるレール32が敷設されている。これらのレール32は、ラムアセンブリ40に設けられたスライダ43と連結されており、上端稜材166に配置されたレール31と協働して、ラムアセンブリ40を安定的に支持している。特に、上端稜材166に配置されたレール31は、底辺近傍に配置されているので、レール31との上下間隔が大きくなり、ラムアセンブリ40の安定化に寄与している。
さらに一方(後ろ側)のフレーム片16Bには、高さ方向中間部分にラック33が固定されている。ラック33は、Y軸方向に延び、歯面を下向きにして固定されている。ラムアセンブリ40には、ラック33の歯面と噛合するピニオンギア44を備えている。このピニオンギア44を図略のモータで駆動することにより、ラムアセンブリ40は、フレーム片16Bと相対的に移動できるようになっている。従って、ラムアセンブリ40は、挿通孔30に規定されるストロークS内で、Y軸方向に往復移動することができるように構成されている。
図1、図6を参照して、ラムアセンブリ40は、上述した要素の他、従来技術と同様に、ラム45と、ラム45の下端に設けられた主軸46とを含んでいる。ラム45は、ラムサドル41上に載置され、上下(Z軸方向)に往復駆動される。さらにラム45は、図略のモータによって、水平軸回り(B軸方向)に主軸46を駆動するB軸機構と、このB軸機構を介して、主軸46を鉛直線回り(C軸方向)に回動するC軸機構とを含んでおり、これらの機構によって、主軸46は、任意の座標で被工作物を加工することができるように構成されている。主軸46は、クロスレール14がベッド上でX軸方向に駆動され、ラムサドル41がクロスレール14上でY軸方向に駆動され、ラム45がZ軸方向に駆動される。主軸46の下端には、図略の工具が装着される。
具体的には図示していないが、生産ラインには、コントロールユニットが併設されている。コントロールユニットは、被加工物に応じて、予め設定された手順と仕様(クロスレール14の送り速度や、主軸46の回転数等)で、モータ21等の動作を制御する。
次に、本発明の別の実施形態について説明する。
本発明では、図7に示すような工作機械200を採用することも可能である。
図7を参照して、同図におけるクロスレール14のフレーム体は、図1の実施形態における一対のフレーム片16A、16Bのうち、一方のフレーム片16Aと梁体16Cとを省略して、フレーム片16Bのみで構成され、このフレーム片16Bの端板164にラムアセンブリ40を担持した構成になっている。フレーム体の上端部を構成する稜材166には、Y軸方向に延びるレール31が固定されている。また、フレーム体の端板164の底辺近傍には、Y軸方向に延びるレール32が固定されている。各レール31には、スライダ42が、レール32には、スライダ43が、それぞれY軸方向に移動可能に取り付けられている。一方、ラムアセンブリ40のラムサドル41は、フレーム体の端板164及び稜材166に対向するように設けられており、スライダ42、43がこのラムサドル41に固定されて、稜材166のレール31と端板164のレール32とに連結されている。
上記構成においても、フレーム体としてのフレーム片16Bの底辺180のX軸方向の長さWは、フレーム片16Bの端板164の高さよりも長く設定されており、安定的にラムアセンブリ40を支持することが可能になっている。
なお、各実施形態に採用されているレール12、31、32に連結されるスライダ17、42、43は、何れもリニアガイド機構で構成され、スライダ17、42、43をレール12、31、32に沿って滑らかガイドするものであるが、その構成自体は、公知であるので、詳細な説明については省略する。
以上説明したように、上述した各実施形態において、フレーム体16の横断面形状は、何れも上下方向下側に向かうに伴ってX軸方向の幅が長くなるように上側が短く設定されており、例えば、図1〜図6に示したように、下辺162が上辺161よりも長い台形、又は図7に示したように、底辺180が下向きの三角形に形成される。この結果、各実施形態において、クロスレール16は、全体として質量の増加を伴うことなく、下側のX軸方向のスパン(すなわち、下辺162の長さW2又は長さW)が長くなるので、X軸方向への移動時に、ラム45のZ軸ストローク上限付近ではラム45の突き出し量が少ないことにより、Z軸ストローク下限付近ではクロスレールが捩れにくくなっていることにより、主軸46に対するクロスレールの捻れの影響を弱めることができる結果、工具が装着される主軸46の下端の振動や変位を小さくできる。そのためクロスレール14がX軸方向に沿って高速・高加減速で駆動された場合において、Y軸回りのモーメントがクロスレール14に作用したときであっても、クロスレール16の下側のX軸方向のスパンが長くなっているので、姿勢が安定し、上記モーメントによる主軸46の変位への影響が弱まることで、クロスレール14を大型化して高速・高加減速で駆動しても、クロスレール14の振動や変位が少なくなる結果、工具が装着される主軸46の下端の振動や変位を抑制でき、高速・高加減速での加工が可能になる。
特に、ラムアセンブリ40の主軸46は、ラム45とともに、Z軸方向に駆動されるものであるが、下端部分のZ軸方向の座標によって、移動時に受ける加速度の影響は異なる。下端部が最上位にあるときをストローク0とし、最下位にあるときをストローク最大とした場合に、主軸46のX軸方向の振動や変位は、ストローク最大のときに大きくなる傾向があった。上述した各実施形態では、フレーム体の形状をY軸方向からみて台形又は三角形に形成しているので、フレーム体の質量を抑制しつつ、ストローク最大時における主軸46の下端部分のX軸方向の振動や変位を可及的に抑制することができる。よって、優れた高速送り能力を発揮し、精度の高い加工が可能になる。例えば被加工物が航空機である場合に切削加工を被加工物に施すときは、クロスレール14をX軸方向に沿って高速度で駆動するように、モータ21が制御される。これは、従来の切削加工における速度の3倍から4倍の速度である。また、従来機では、速度上限が低いため、低い加速度で加工機の能力を発揮できるが、上述のような高速でクロスレール14を駆動した場合、高速送り能力を活かし、生産効率を上げるためには、高い加速度が必要であり、クロスレール14には、大きな慣性力や、Y軸回りのモーメント等、振動や変位の要因となる力が作用する。しかしながら、本実施形態のクロスレール14は、Y軸方向でみて台形に設定されたクロスレール14を採用しているので、高速、高加減速で駆動した場合であっても、ストローク最大時における主軸46の下端部分の変位や振動を抑制し、安定した動作を実現することが可能になる。そのため、加工時間を大幅に短縮し、格段に高速な切削加工を施すことが可能となる。さらに、フレーム体16の上側が短く、下側が広く設定されているので、ストローク最大時における主軸46の下端の変位や振動が小さくなるようにバランスよくY軸回りのモーメントに対する剛性を高めつつ、質量は、むしろ軽くなり、軽量化や材料費軽減に寄与することができる。
また、各実施形態において、フレーム体16の底辺180又は下辺162は、当該フレーム体16の高さHよりも長く設定されている。このためフレーム体16の重心が一層下側にできるので、フレーム体16がより安定する。
また、図1〜図6に示した第1の実施形態において、フレーム体16は、Y軸方向に沿って延びる鉛直な端板164、164を有する一対のフレーム片16A、16Bを含んでいる。一対のフレーム片16A、16Bは、上下方向下側に向かうに伴ってX軸方向の幅が長くなるように上側が狭く設定された横断面形状を有する。このため、第1の実施形態では、一対のフレーム片16A、16Bを設け、それぞれの横断面形状が規定する端板164、164をX軸方向に対向させているので、フレーム体16の下端側の幅を上端側に比べて大幅に大きく設定し、より一層、Y軸回りのモーメントに対して格段に耐性の高い安定した構造を得ることができる。よって、例えば、0.6G程度の大きな加速度が生じた場合であっても、振動や変位を効果的に抑制することが可能となる。また、一対のフレーム片16A、16Bの間にラムアセンブリ40を配置して、X軸方向にラムアセンブリ40を駆動することができるので、ラムアセンブリ40の質量がY軸回りのモーメントに与える影響を低減し、フレーム体16の安定化を図ることができる。
また、第1の実施形態において、一対のフレーム片16A、16Bは、Y軸方向に沿ってフレーム体16を二等分する鉛直な仮想面Vを中心に対称形に形成されている。このため第1の実施形態では、X軸方向に沿う往動(前方への移動)方向にも復動(後方への移動)方向にも安定した構造を得ることができる。また、一対のフレーム片16A、16Bを対称形に形成することにより、フレーム体16が熱対称構造にもなり得るので、熱影響に対しても強い耐性を発揮することができる。
また、各実施形態におけるクロスレール14は、一対のベッド11に対応して対をなし、フレーム体16の下面に設けられるクロスレールサドル15を備えている。クロスレール14のフレーム体16には、クロスレールサドル15のギアボックス15aごとに縦置きのモータ21が配置され、モータ21の出力軸22は、Z軸方向に沿ってクロスレールサドル15のギアボックス15a内に臨むようにフレーム体16に取り付けられている。モータ21の出力により、減速機23を介してベッド11に付設されたラック25に伝達されるので、モータ21のトルクが直線方向の駆動力に変換され、クロスレール14がモータ21の回転方向に応じてX軸方向沿いに往動または復動する。このため本実施形態では、モータ21が縦置きのレイアウトとされ、しかも、平面でみてフレーム体16内に収まっているので、モータ21によって起因する振動や変位等をも効果的に抑制することが可能となる。
その他、本発明は、種々の変形が可能である。
例えば、クロスレールの横断面形状は、上述した各実施形態に示したように、フレーム体16の全長にわたって同一形状であることが好ましい。しかしながら、所期の効果を奏するためには、少なくともストロークSの範囲内において、上記三角形又は台形の横断面形状に形成されていればよい。
さらにまた、台形に形成する際、横断面が三角形に形成された複数のフレーム片を用意し、これらを任意の個数でトラス状に組み合わせたものを採用してもよい。
さらにまた、各図の態様では、フレーム片16A、16Bの横断面形状を三角形に形成しているが、これらを台形形状に形成してもよい。
その他、種々の変形が可能であることは、いうまでもない。
10 ガントリ機構
11 ベッド
12 レール
14 クロスレール
15 クロスレールサドル
16 フレーム体
16A フレーム片
16B フレーム片
16C 梁体
20 ドライブユニット
21 モータ
22 出力軸
30 挿通孔
31 レール
32 レール
33 ラック
40 ラムアセンブリ
45 ラム
46 主軸
100 工作機械(工作機械の一例)
161 上辺
162 下辺
163 底板
164 端板
180 底辺
200 工作機械(工作機械の一例)
H 高さ
S ストローク
V 仮想面
W 長さ
W1 長さ
W2 長さ

Claims (8)

  1. 生産ラインにおいて予め設定された一水平軸方向を三次元直交座標系のX軸方向とし、このX軸方向に直交する他の水平方向をY軸方向とし、鉛直方向をZ軸方向とした場合に、前記生産ラインに前記X軸方向に沿って設置された一対のベッド上に横架され、前記ベッド上において前記X軸方向に移動し、且つ前記Z軸方向に移動可能なラムと前記ラムの下端に担持されるとともに前記一対のベッド間に配置された被加工物を加工する工具が下端に装着される主軸とを備えたラムアセンブリを支持しながら当該ラムアセンブリをY軸方向に往復移動することにより当該ラムアセンブリをXY平面上で駆動するクロスレールであって、
    前記一対のベッド上に前記Y軸方向に沿って横架されて前記X軸方向に往復移動するフレーム体と、
    前記Y軸方向に沿って前記フレーム体に設けられ、且つ前記ラムアセンブリを予め設定されたストロークで前記Y軸方向沿いに往復移動可能にガイドするレールとを備え、
    少なくとも前記ストロークの範囲内における前記フレーム体の横断面形状は、上下方向下側に向かうに伴ってX軸方向の幅が長くなるように上側が狭く下側が広く設定されている
    ことを特徴とするクロスレール。
  2. 請求項1に記載のクロスレールにおいて、
    前記フレーム体の横断面形状のX軸方向の全幅は、当該フレーム体の高さよりも長く設定されている
    ことを特徴とするクロスレール。
  3. 請求項1又は2に記載のクロスレールにおいて、
    前記フレーム体は、Y軸方向に沿って延びる鉛直な端板を有する一対のフレーム片であって、上下方向下側に向かうに伴ってX軸方向の幅が長くなるように上側が狭く設定された横断面形状を有する前記一対のフレーム片を含み、
    前記一対のフレーム片は、それぞれの前記端板が前記X軸方向に対向するように配置されているとともに、前記一対のフレーム片の間に、前記ラムアセンブリを前記Y軸方向に沿って移動可能に挿通する挿通孔を形成している
    ことを特徴とするクロスレール。
  4. 請求項3に記載のクロスレールにおいて、
    前記一対のフレーム片は、Y軸方向に沿って前記フレーム体を二等分する鉛直な仮想面を中心に対称形に形成されている
    ことを特徴とするクロスレール。
  5. 請求項3又は4に記載のクロスレールにおいて、
    前記フレーム片の横断面形状は、底辺が下向きの三角形又は下辺が上辺よりも長い台形に形成される
    ことを特徴とするクロスレール。
  6. 請求項1又は2に記載のクロスレールにおいて、
    前記ストロークの範囲内における前記フレーム体の横断面形状は、底辺が下向きの三角形又は下辺が上辺よりも長い台形に形成される
    ことを特徴とするクロスレール。
  7. 請求項1から6の何れか1項に記載のクロスレールにおいて、
    前記一対のベッドに対応して対をなし、前記フレーム体の下面に設けられるクロスレールサドルと、
    前記フレーム体を前記ベッドに対し相対的に前記X軸方向に沿って移動する力を出力する出力軸を含み、且つ前記出力軸が鉛直方向に沿って前記クロスレールサドル内に臨むように、前記フレーム体に縦置きに取り付けられたモータと
    をさらに備えていることを特徴とするクロスレール。
  8. 生産ラインにおいて予め設定された一水平軸方向を三次元直交座標系のX軸方向とし、このX軸方向に直交する他の水平方向をY軸方向とし、鉛直方向をZ軸方向とした場合に、前記X軸方向に沿って前記生産ラインに前記X軸方向に沿って設置された一対のベッドと、
    前記一対のベッド上に横架され、且つ前記X軸方向に沿って往復移動する、請求項1から5の何れか1項に記載のクロスレールと、
    前記Z軸方向に移動可能なラムと前記ラムの下端に担持されるとともに前記一対のベッド間に配置された大型の被加工物を加工する工具が下端に装着される主軸とを含み、且つ前記クロスレール上で前記Y軸方向に沿って往復移動するラムアセンブリと
    を備えている、ことを特徴とする工作機械。
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