JP2016197934A - 永久磁石回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】永久磁石の減磁を抑制して低コストで高信頼性の永久磁石回転電機を提供する。
【解決手段】永久磁石回転電機は、回転子と、固定子鉄心に巻回された電機子巻線を有する固定子と、を備える。回転子は、磁性材からなる回転子シャフトと、回転子シャフトの表面上の周方向にそれぞれ離隔して配置され、回転子シャフトの軸方向に延在する永久磁石からなる複数の主極磁石と、複数の主極磁石の間隙にそれぞれ配置され、回転子シャフトの軸方向に延在する永久磁石からなる複数の補極磁石と、を有する。複数の主極磁石のそれぞれにおける回転子シャフトの回転中心から最短距離にある角部は、複数の補極磁石のそれぞれにおける回転子シャフトの回転中心から最短距離にある角部よりも、回転子シャフトの回転中心に近い位置にある。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、永久磁石回転電機に関する。
近年、永久磁石の目覚しい研究開発により、高磁気エネルギー積の永久磁石が開発され、回転電機の小型・高出力化が進められている。特に小型アクチェーターや産業用ロボット等では、高トルク、高出力化が強く要求されている。加えて、稼働時間の伸張、並びに搭載バッテリー容量(重量)の低減のため、高効率化も求められている。また、ハイブリット自動車向けのような車両用を用途とする回転電機では、排出ガスの抑制、燃費向上のため、高効率化を強く求められている。また、搭載スペースが小さく、限られた空間の中で高トルクおよび高出力化が要求されている。
このような背景から、表面磁石型永久磁石回転電機(以下、永久磁石回転電機と呼ぶ)が注目されている。永久磁石回転電機は、主極磁石の両側に周方向に配向した補極磁石を配置して、磁極中央部に磁束を集束させることにより、磁極部の磁束密度を高めて、高トルクおよび高出力化を図っている。
高トルクおよび高出力を得るには、永久磁石回転電機に大電流を流す必要があり、電機子反作用磁界が永久磁石に加わって、永久磁石の減磁が生じてしまう。
また、高トルクおよび高出力を得るには、高磁力の永久磁石を採用する必要がある。ところが、高磁力の永久磁石は残留磁束密度は高くなるものの保磁力が低下するため、耐減磁性が低く、永久磁石の不可逆減磁が生じるおそれがある。
特に、集束型の永久磁石回転電機では、主極磁石の内周側の角部に補極磁石の磁束が加わって主極磁石に反磁界が加わり、永久磁石の不可逆減磁が発生する要因になる。
特開2000−197287号公報
本発明が解決しようとする課題は、永久磁石の減磁を抑制して低コストで高信頼性の永久磁石回転電機を提供することにある。
本実施形態によれば、回転子と、
固定子鉄心に巻回された電機子巻線を有する固定子と、を備え、
前記回転子は、
磁性材からなる回転子シャフトと、
前記回転子シャフトの表面上の周方向にそれぞれ離隔して配置され、前記回転子シャフトの軸方向に延在する永久磁石からなる複数の主極磁石と、
前記複数の主極磁石の間隙にそれぞれ配置され、前記回転子シャフトの軸方向に延在する永久磁石からなる複数の補極磁石と、を有し、
前記複数の主極磁石のそれぞれにおける前記回転子シャフトの回転中心から最短距離にある角部は、前記複数の補極磁石のそれぞれにおける前記回転子シャフトの回転中心から最短距離にある角部よりも、前記回転子シャフトの回転中心に近い位置にある永久磁石回転電機が提供される。
第1の実施形態による永久磁石回転電機1の径方向断面図。 図1の一部の拡大断面図。 図1の回転電機1内の磁束の流れを模式的に示す図。 一比較例による永久磁石回転電機1の径方向断面図。 図4の一部の拡大断面図。 一比較例による主極磁石7の角部7aに減磁が起こる様子を模式的に示した図。 第2の実施形態による永久磁石回転電機1の径方向断面の一部を拡大した拡大断面図。 第3の実施形態による永久磁石回転電機1の径方向断面図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の実施形態では、永久磁石回転電機内の特徴的な構成および動作を中心に説明するが、永久磁石回転電機には以下の説明で省略した構成および動作が存在しうる。ただし、これらの省略した構成および動作も本実施形態の範囲に含まれるものである。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態による永久磁石回転電機1の径方向断面図、図2は図1の一部の拡大断面図である。図1の永久磁石回転電機1は、永久磁石を有する回転子2と、固定子鉄心3に巻回された電機子巻線4を有する固定子5とを備えた表面磁石型永久磁石回転電機1である。図1の回転電機1は、インナーロータ型であり、内周側に回転子2が配置され、その外周側に固定子5が配置されている。図1の回転電機1は、モータおよび発電機の少なくとも一方として用いることができる。
回転子2は、磁性材からなる回転子シャフト6と、永久磁石からなる複数の主極磁石7と、永久磁石からなる複数の補極磁石8とを有する。
複数の主極磁石7は、回転子シャフト6の表面上にそれぞれ離隔して周方向に接合されており、各主極磁石7は回転子シャフト6の軸方向に延在している。複数の補極磁石8は、複数の主極磁石7の間隙にそれぞれ配置されており、各補極磁石8は回転子シャフト6の軸方向に延在している。
このように、複数の主極磁石7と複数の補極磁石8は、回転子シャフト6の表面上に周方向に沿って交互に接合されており、各主極磁石7と各補極磁石8は、回転子シャフト6の軸方向に延在している。
主極磁石7と補極磁石8は、例えば接着材にて回転子シャフト6の表面上に接合されている。また、周方向に隣接する主極磁石7と補極磁石8とも、例えば接着材にて互いに接合されている。回転子シャフト6に主極磁石7と補極磁石8を接合して形成される回転子2は円筒状であり、この回転子2の外周面は、エアギャップ9を介して固定子鉄心3に対向配置されている。エアギャップ9中に、炭素強化繊維やガラス繊維などの軽量で丈夫な材料を設けて、主極磁石7と補極磁石8を覆ってもよい。これにより、回転子2が高速回転しても、主極磁石7や補極磁石8が遠心力で外周側に飛び出す力を拘束できる。
主極磁石7と補極磁石8はともに永久磁石であるが、必ずしも同じ材質の永久磁石とは限らない。固定子5の電機子巻線4には、主極磁石7と補極磁石8を引きつけるように電流が流れる。よって、補極磁石8に対しては、その磁化方向に対して直交する方向からの磁界が加わることから、耐減磁性すなわち保磁力が高いことが要求される。一方、主極磁石7は、磁力が高くて保磁力が低い方が望ましい。
本実施形態による回転電機1は例えば、円筒状の固定子鉄心3の径が30mm程度で、回転子シャフト6の軸方向長さが40〜50mm程度の小型モータに適用可能であるが、大型のモータや発電機にも適用可能である。
図1の回転電機1は、4極回転子2を有する例を示しており、4個の主極磁石7と4個の補極磁石8とが回転子シャフト6の周方向に交互に配置されているが、回転子2の極数は図1に示したものに限定されない。
図3は図1の回転電機1内の磁束の流れを模式的に示す図である。図3に示すように、周方向に隣接する2つの主極磁石7の磁化方向は互いに逆になっている。同様に、周方向に隣接する2つの補極磁石8の磁化方向も互いに逆になっている。主極磁石7の磁化方向は径方向であるのに対して、補極磁石8の磁化方向は周方向である。
主極磁石7の間隙に補極磁石8を配置することで、エアギャップ9中の磁束をより主極磁石7の周方向の中心付近に集束させることができ、高トルク化が可能となる。
図3では、隣接する2つの主極磁石7を主極磁石7A、7Bと区別している。主極磁石7Aは、内周側がN極であり、外周側がS極である。主極磁石7AのN極側から出た磁束は、隣接する主極磁石7Bの内周側から入って、主極磁石7Bを径方向に通過した後に、固定子鉄心3を通って、元の主極磁石7Aの外周(S極)側に入る。
この主極磁石7Aに隣接する補極磁石8AのN極側から出た磁束は、周方向に進んで主極磁石7Bに入り、主極磁石7Bの磁束と合流して固定子鉄心3を通って、主極磁石7Aの外周(S極)側から主極磁石7Aに入る。
本実施形態では、回転子シャフト6を磁性体で形成しているため、主極磁石7の内側から回転子シャフト6を通って隣接する主極磁石7の内周側までの磁気抵抗を小さくすることができ、磁束量が増えるため、高トルクを発生することが可能となる。
また、本実施形態では、図2に示すように、主極磁石7の内周側の角部7aが補極磁石8と接しないように、主極磁石7の内周側の端面7bを補極磁石8の内周側の端面(第1面)8bよりも回転子シャフト6の回転中心に近い位置に配置している。すなわち、本実施形態では、各主極磁石7における回転子シャフト6の回転中心Oから最短距離にある角部7aを、各補極磁石8における回転子シャフト6の回転中心Oから最短距離にある角部8aよりも、回転子シャフト6の回転中心Oに近い位置に配置している。別の言い方をすると、本実施形態では、各主極磁石7における回転子シャフト6との接合面7bを、補極磁石8における回転子シャフト6の回転中心Oから最短距離にある角部8aよりも、回転子シャフト6の回転中心Oに近い位置に配置している。
これにより、補極磁石8から主極磁石7に入り込んだ磁束が主極磁石7の内周側の角部7aに加わらなくなり、この角部7aの減磁を抑制することができる。
図4は一比較例による永久磁石回転電機1の径方向断面図、図5は図4の一部の拡大断面図である。一比較例による永久磁石回転電機1では、補極磁石8の断面形状が本実施形態による補極磁石8とは異なっている。一比較例による補極磁石8の断面形状は扇型であり、主極磁石7の内周側の角部7aが補極磁石8の端面8bに接している。すなわち、一比較例による補極磁石8における回転子シャフト6の回転中心Oから最短距離にある角部8aは、主極磁石7における回転子シャフト6の回転中心Oから最短距離にある角部7aよりも、回転子シャフト6の回転中心Oに近い位置に配置されている。このため、補極磁石8から出た磁束が斜め方向または主極磁石7の内周側の端面7bに略平行に主極磁石7に入り込み、主極磁石7の内周側の角部7aに反磁界が加わってしまう。この角部7aは、厚みがなく、耐減磁性が低いため、この角部7aに反磁界が加わると、減磁しやすくなる。
図6は一比較例による主極磁石7の角部7aに減磁が起こる様子を模式的に示した図である。このように、主極磁石7の角部7aの周辺において減磁が起きてしまう。
これに対して、本実施形態の場合、主極磁石7の内周側の角部7aは補極磁石8と接していないため、この角部7aに補極磁石8からの磁束が入り込むことはなく、この角部7aの減磁を抑制することができる。
主極磁石7の角部7aにおける減磁を防止する観点からは、補極磁石8の内周側の端面8bをできるだけ外周側に設けるのが望ましいが、補極磁石8の内周側の端面8bを外周側にずらすと、補極磁石8の断面積が小さくなり、必要な磁束量を確保することができなくなる。したがって、主極磁石7の半径方向厚み(磁化方向厚み)に対し、補極磁石8の半径方向厚み(磁化直角方向厚み)を70%程度にするのが望ましい。
また、図1〜図3では、主極磁石7の内周側の端面7bと補極磁石8の内周側の端面8bとを平坦面にしているが、これらの端面は必ずしも平坦面でなくてもよい。少なくとも、主極磁石7の内周側の角部7aが補極磁石8に接していなければよい。本実施形態による主極磁石7の内周側の角部7aは、回転子シャフト6により覆われており、補極磁石8における主極磁石7との接触面(第2面と第3面)は、角部7aよりも外周側に配置されている。
本実施形態による回転子シャフト6は、主極磁石7と補極磁石8との間に間隙が形成されないように、主極磁石7と補極磁石8の外径形状に合わせた外径形状をしている。このような外形形状は、金型を用いた賦形処理あるいは切削加工により形成可能である。
このように、本実施形態による回転電機1では、主極磁石7の内周側の角部7aが補極磁石8と接しないように、主極磁石7の内周側の角部7aをより回転子シャフトの回転中心Oに近づけるため、この角部7aに、補極磁石8から主極磁石7に入り込んだ磁束による反磁界が加わらなくなり、主極磁石7の角部7aが減磁するという不具合を抑制できる。
また、本実施形態による回転電機1では、回転子シャフト6を磁性材で形成するため、主極磁石7の内側から回転子シャフトを通って、隣接する主極磁石7の内周側までの磁気抵抗を小さくすることができ、磁束量が増えるため、高トルクを発生させることが可能となる。
さらに、本実施形態による回転子シャフト6は、主極磁石7と補極磁石8の外形形状に合致する外形形状を備えているため、回転子シャフト6を主極磁石7と補極磁石8の位置決め用のガイド部材として用いることができ、回転子シャフト6に主極磁石7と補極磁石8を接合する際の位置決め作業を容易に行うことができ、作業性がよくなる。よって、製造コストを削減できるとともに、信頼性も向上する。
また、本実施形態による回転子シャフト6の断面形状は、楔形状になっているため、回転子シャフト6が高速回転しても、主極磁石7にかかる遠心力を回転子シャフト6で安定に保持することができる。よって、回転子シャフト6に主極磁石7を接合する接着材が劣化しても、主極磁石7の脱落を防止できる。また、回転子2と固定子5との間のエアギャップ9に炭素強化繊維やガラス繊維などによる固定リングを設ける場合には、この固定リングを主極磁石7が押圧する力を低減でき、信頼性が大幅に向上する。
(第2の実施形態)
以下に説明する第2の実施形態は、回転子シャフト6の断面形状が第1の実施形態とは異なるものである。
図7は第2の実施形態による永久磁石回転電機1の径方向断面の一部を拡大した拡大断面図である。図7の回転電機1の主極磁石7と補極磁石8の断面形状は第1の実施形態と同様である。図7の回転子シャフト6は、図4に示す一比較例の回転子シャフト6と同じ断面形状であり、補極磁石8に対向する側にV字状の溝6aが形成されている。この溝6aがあるために、補極磁石8と回転子シャフト6の間にエアギャップ10が設けられている。主極磁石7の内周側の角部7aは、エアギャップ10に接している。また、補極磁石8の内周側の端面8bも、エアギャップ10に接している。よって、補極磁石8から出た磁束は、主極磁石7の内周側の角部7aよりも外周側で、隣接する主極磁石7に入り込むことになり、主極磁石7の内周側の角部7aが減磁するおそれが軽減される。
このように、第2の実施形態では、回転子シャフト6と補極磁石8の内周側の端面8bとの間にエアギャップ10を設けるため、このエアギャップ10に接する領域に主極磁石7の内周側の角部7aを設けることで、この角部7aには補極磁石8からの磁束による反磁界が加わらなくなり、主極磁石7の角部7aの減磁を抑制できる。
また、第2の実施形態による回転子シャフト6は、その断面形状が第1の実施形態による回転子シャフト6よりも簡易であるため、回転子シャフト6の加工が容易になる。また、従来の回転子シャフト6をそのまま流用できる場合もありうる。
(第3の実施形態)
上述した第1および第2の実施形態では、インナーロータ型の永久磁石回転電機1の例を説明したが、本発明は、アウターロータ型の永久磁石回転電機1にも適用可能である。
図8は第3の実施形態による永久磁石回転電機1の径方向断面図である。図8の回転電機1は内周側に設けられる固定子5と、外周側に設けられる回転子2とを備えたアウターロータ型である。
固定子5の外周面には、周方向に複数の電機子巻線4が配置されている。回転子2は、ロータヨーク11と、このロータヨーク11の内周面上に交互に配置される複数の主極磁石7および複数の補極磁石8とを有する。
各主極磁石7におけるロータヨーク11の外周面から最短距離にある角部7aは、各補極磁石8におけるロータヨーク11の外周面から最短距離にある角部8aよりも、ロータヨーク11の外周面に近い位置にある。
これにより、アウターロータ型の回転電機1であっても、第1および第2の実施形態と同様に、補極磁石8からの磁束による反磁界が主極磁石7の角部7aに加わるおそれがなくなり、角部7aの減磁を抑制できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 永久磁石回転電機、2 回転子、3 固定子鉄心、4 電機子巻線、5 固定子、6 回転子シャフト、7 主極磁石、8 補極磁石、9、10 エアギャップ、11 ロータヨーク

Claims (7)

  1. 回転子と、
    固定子鉄心に巻回された電機子巻線を有する固定子と、を備え、
    前記回転子は、
    磁性材からなる回転子シャフトと、
    前記回転子シャフトの表面上の周方向にそれぞれ離隔して配置され、前記回転子シャフトの軸方向に延在する永久磁石からなる複数の主極磁石と、
    前記複数の主極磁石の間隙にそれぞれ配置され、前記回転子シャフトの軸方向に延在する永久磁石からなる複数の補極磁石と、を有し、
    前記複数の主極磁石のそれぞれにおける前記回転子シャフトの回転中心から最短距離にある角部は、前記複数の補極磁石のそれぞれにおける前記回転子シャフトの回転中心から最短距離にある角部よりも、前記回転子シャフトの回転中心に近い位置にある永久磁石回転電機。
  2. 前記複数の主極磁石のそれぞれにおける前記回転子シャフトとの接合面は、前記複数の補極磁石のそれぞれにおける前記回転子シャフトの回転中心から最短距離にある角部よりも、前記回転子シャフトの回転中心に近い位置にある請求項1に記載の永久磁石回転電機。
  3. 前記複数の補極磁石のそれぞれは、前記回転子シャフトに接合される第1面と、隣接配置される2つの前記主極磁石にそれぞれ接合される第2面および第3面と、を有し、
    前記2つの主極磁石のそれぞれにおける前記回転子シャフトの回転中心から最短距離にある角部は、前記第2面および第3面よりも前記回転子シャフトの回転中心側に位置する請求項2に記載の永久磁石回転電機。
  4. 前記複数の主極磁石のそれぞれにおける前記回転子シャフトとの接合面は、前記複数の補極磁石のそれぞれにおける前記回転子シャフトとの接合面よりも、前記回転子シャフトの回転中心に近い位置にある請求項2または3に記載の永久磁石回転電機。
  5. 前記複数の主極磁石のそれぞれにおける前記回転子シャフトの回転中心から最短距離にある角部は、前記回転子シャフトで覆われている請求項1乃至4のいずれかに記載の永久磁石回転電機。
  6. 前記複数の補極磁石のそれぞれと、前記回転子シャフトとの間には間隙が設けられ、
    前記複数の主極磁石のそれぞれにおける前記回転子シャフトの回転中心から最短距離にある角部は、前記間隙の中にある請求項1乃至4のいずれかに記載の永久磁石回転電機。
  7. 回転子と、
    固定子鉄心に巻回された電機子巻線を有する固定子と、を備え、
    前記回転子は、
    磁性材からなるロータヨークと、
    前記ロータヨークの内周面上の周方向にそれぞれ離隔して配置され、前記ロータヨークの回転軸方向に延在する永久磁石からなる複数の主極磁石と、
    前記複数の主極磁石の間隙にそれぞれ配置され、前記ロータヨークの軸方向に延在する永久磁石からなる複数の補極磁石と、を有し、
    前記複数の主極磁石のそれぞれにおける前記ロータヨークの外周面から最短距離にある角部は、前記複数の補極磁石のそれぞれにおける前記ロータヨークの外周面から最短距離にある角部よりも、前記ロータヨークの外周面に近い位置にある永久磁石回転電機。
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