JP2016196313A - 吐出製品 - Google Patents
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Abstract
吐出製品を提供する。
【解決手段】外ボトル16と、その内部に収容される可撓性を有する内ボトル17と、外
ボトル16および内ボトル17を閉じ、かつ、組成物収容室S1と外気とを連通するバル
ブアッセンブリ20と、組成物収容室S1に充填される吐出用組成物Cと、内ボトル17
内の加圧室S2に充填される加圧剤Pとを備え、吐出用組成物Cは原液とその原液中に均
一に分散された発泡剤とからなる均一溶液である吐出製品10。
【選択図】図1
Description
ボトル内に加圧剤を収容した新しい二重構造の吐出製品が知られている(特許文献1)。
この吐出製品は、吐出用組成物の全量を吐出すると、内ボトルが外ボトルの内面と接す
るように拡がるため、外ボトルを透明または半透明にした場合、その変化を視認すること
ができる。
内部容器内に内容物(吐出用組成物)を収容した吐出製品であって、内容物が原液と発泡
剤とからなり、発泡剤を原液内に均一に分散させたものが知られている(特許文献2)。
この内容物は均一溶液であるため、使用前に原液と発泡剤とを分散させるための振る操作
が不要である。また、内部容器内が均一溶液の内容物で充満されているため、吐出製品を
どの方向に向けても吐出することができ誤使用がない。さらに、外部容器が透明な場合、
使用者は二重構造容器内に収容されている状態から吐出された後の泡状態への変化を楽し
むことができる。
の膨張により、吐出用組成物の通路を閉塞して吐出できなくなる、または通路が小さくな
って吐出しにくくなる問題があった。また、特許文献2の内容物は、外部容器がポリエチ
レンテレフタレートなどの合成樹脂の場合、加圧剤が外部に透過し、圧力が経時的に低く
なるという問題があった。
本発明は、吐出用組成物を最後まで吐出することができ、加圧剤の漏洩が少ない二重構
造の吐出製品を提供することを目的としている。
前記外ボトルおよび内ボトルを閉じ、かつ、外ボトルと内ボトルとの間の組成物収容室と
外気とを連通するバルブアッセンブリと、前記組成物収容室に充填される吐出用組成物と
、前記内ボトル内の加圧室に充填される加圧剤とを備え、前記吐出用組成物は、原液と、
その原液中に均一に分散された発泡剤とからなる均一溶液であることを特徴としている。
このような吐出製品であって、前記加圧剤が前記吐出用組成物に溶解する溶解性圧縮ガ
スであり、前記内ボトルが前記加圧剤に対して透過性を有する樹脂からなるものが好まし
い。
このような吐出製品であって、前記吐出用組成物の25℃における蒸気圧(ゲージ圧)
が0.01〜0.3MPaであるものが好ましい。
前記外ボトルおよび内ボトルを閉じ、かつ、外ボトルと内ボトルとの間の組成物収容室と
外気とを連通するバルブアッセンブリと、前記組成物収容室に充填される吐出用組成物と
、前記内ボトル内の加圧室に充填される加圧剤とを備え、前記吐出用組成物は、原液と、
その原液中に均一に分散された発泡剤とからなる均一溶液であるため、吐出用組成物の吐
出により内ボトルが膨張して組成物収容室から外気に連通する通路が閉塞しかけたり、小
さくなりかけたりしても、原液中に均一に分散された発泡剤により通路が押し広げられる
ので、吐出用組成物を最後まで吐出することができる。また、加圧剤の周囲に吐出用組成
物が位置しているため、加圧剤が外ボトルを透過する漏洩を防止することができる。また
、吐出用組成物と加圧剤とが独立した別々の空間に充填されているため、外ボトルをどの
向きにしても吐出用組成物を吐出することができ、加圧剤のみを噴出させる誤使用を防止
することができる。さらに、吐出用組成物が原液内に発泡剤を分散させた均一溶液となっ
ているため、吐出前に発泡剤を分散させるための振る操作を行わなくても、組成物収容室
と外気との間のバルブ機構を開放させるだけで泡を吐出させることができる。
このような吐出製品であって、前記加圧剤が前記吐出用組成物に溶解する溶解性圧縮ガ
スであり、前記内ボトルが前記加圧剤に対して透過性を有する樹脂からなる場合、溶解性
圧縮ガスが内ボトルを透過し、透過した溶解性圧縮ガスが吐出用組成物中に溶解するので
、吐出用組成物の発泡性が良くなる。特に、圧縮ガスとして炭酸ガスを用いる場合、発泡
性を向上させるだけでなく、血行促進などの効果も得られる。
このような吐出製品であって、前記吐出用組成物の25℃における蒸気圧(ゲージ圧)
が0.01〜0.3MPaである場合、吐出用組成物が特定の蒸気圧を有しているため、
吐出用組成物の吐出により内ボトルが膨張して組成物収容室から外気に連通する通路が閉
塞しかけたり、小さくなりかけたりしても、通路を押し広げる効果が一層高く、吐出用組
成物を最後までスムースに吐出させることができる。
出用組成物Cと、その加圧室S2に充填される加圧剤Pとを備えている。
吐出用組成物Cは、原液と、その原液中に均一に分散された発泡剤とからなる均一溶液
である。
製の内ボトル17と、外ボトル16および内ボトル17を閉じ、かつ、外ボトル16と内
ボトル17との間の空間と外気とを連通するバルブアッセンブリ20と、バルブアッセン
ブリに取り付けられる押ボタン15とを有する。なお、外ボトル16と内ボトル17との
間の空間が組成物収容室S1を構成し、内ボトル17内が加圧室S2を構成する。外ボト
ル16と内ボトル17との間には、組成物収容室S1とバルブアッセンブリ20とを連通
する縦通路溝(縦通路)17bが形成されている。
本発明において、二重ボトル容器11の詳細については、図1の実施形態に限定される
ものではない。
、円筒状の胴部、テーパー状の肩部および円筒状の首部を備えた有底筒状の耐圧ボトルで
ある。首部の外周には、ネジ16aが形成されている。ネジ16aの下方には、外円筒部
16b1と、その下端の環状突起16b2とからなる筒状の外シール保持部16bが形成
されている。この外シール保持部16bには断面が円形である環状の外シール材18が保
持される。外円筒部16b1は、外シール材18を圧縮する部位であり、環状突起16b
2は外シール材18が外円筒部16b1から抜けないようにする部位である。さらに、外
シール保持部16bの下方には、二重ボトル容器11の組み立て時に外ボトル16を保持
したり、充填時に外ボトル16を吊り下げるなどのための環状突起16cが形成されてい
る。環状突起16cは外周形状が円状だけでなく、二重ボトル容器の回転を防止するため
に一部に平面を設けたり、さらには矩形状にしてもよい。
ーパー状の肩部および円筒状の首部を備えた有底筒状の可撓性のボトルである。内ボトル
17の首部の内面は、内シール材19を圧縮する内円筒部17cとなっている。この内ボ
トル16は、首部より上方は変形せず、胴部より下方が可撓性を有して変形する。肩部は
、首部から胴部に向かって徐々に可撓性が高くなるように構成されている。この実施形態
では、肩部の上部から下部に向かって徐々に薄くなっている。内ボトル17は、透明また
は半透明で、内部が視認できるようになっている。内ボトル17の上端には、外方に突出
したフランジ部17aが形成されている。フランジ部17aは、外ボトル16の上端に配
置される。内ボトル17は、フランジ部17aの下面から首部の外面を介して肩部の上部
外面に連続して形成された上下に延びる縦通路溝17bが複数本等間隔で環状に配列され
ている。この実施形態では、例えば、縦通路溝17bを4本設けている。しかし、その本
数は特に限定されるものではなく、2〜8本が好ましい。また、縦通路溝17bは、内ボ
トル16の上端から少なくとも変形しない首部の下端まで設けられていればよい。肩部の
縦通路溝は、肩部の可撓性(厚さ)に応じて適宜選択することができる。この縦通路溝1
7bは、外ボトル16と内ボトル17との間の組成物収容室S1に充填される吐出用組成
物の通路となる。なお、縦通路溝は、外ボトル16の首部上面、首部および肩部の内面に
設けるようにしてもよい。さらに、外ボトル16の内面および内ボトル17の外面の両方
に設けるようにしてもよい。
にネジ16aが形成された外ボトル用のアウタープリフォームおよび首部にフランジ部1
7aおよび縦通路溝17bが形成された内ボトル用のインナープリフォームを射出成型な
どにより個別に成型し、内ボトル用のインナープリフォームを外ボトル用のアウタープリ
フォームに挿入し、二層プリフォームを準備する。次に、この二層プリフォームを2軸延
伸ブローなどで外ボトル16および内ボトル17の肩部以下の部位を同時に成型する。こ
れにより、内ボトル17の外形が、外ボトル16の内面と当接する形状、つまり、外ボト
ル16の内面と実質的に同一形状となる。
外ボトル16としては、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン等の熱可塑性の合成樹
脂を用いるのが好ましい。また、内ボトル17としては、ポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性の合成樹脂を用いるのが好ましい。なお、外
ボトル16と内ボトル17とで同じ材質の合成樹脂を用いてもよく、異なる材質の合成樹
脂を用いてもよい。
なお、内ボトル17の外形は外ボトル16の内面と異なる形状としてもよい。その場合
も組成物収容室S1とバルブアッセンブリ20とは、外ボトル16と内ボトル17との間
に形成される縦通路によって連通される。
遮断/連通するバルブ機構21と、外ボトル16および内ボトル17を閉じるバルブホル
ダー22と、そのバルブ機構21をバルブホルダー22内に固定し、かつ、バルブホルダ
ー22を外ボトル16に固定するキャップ23とを備えている。
1bおよびそれらの通路とそれぞれ連通する第1ステム孔26aないし第2ステム孔26
bが形成されたステム26と、その第1ステム孔26aを閉じる環状の第1ステムラバー
27aと、その第2ステム孔26bを閉じる環状の第2ステムラバー27bと、ステム2
6を常時上方に付勢する弾性体28と、第1ステムラバー27aおよび第2ステムラバー
27bの間に設けられ、それらを支持する筒状の支持部材29とからなる。
ステム26は、下端が閉じられた内筒部30aおよび外筒部30bを同軸上に重ねたも
のであり、内筒部30aは、外筒部30bより上方にも下方にも突出している。そして、
内筒部30aと外筒部30bの間の環状の空間が第1ステム内通路21aを構成し、その
第1ステム内通路21aと同軸の内筒部30a内の円柱状の空間が第2ステム内通路21
bを構成している。第1ステム孔26aは、第1ステム内通路21aの下部と連通するよ
うに、外筒部30aを半径方向に貫通して形成された孔である。第2ステム孔26bは、
第1ステム孔26aより下方(外筒部30bより下方に突出した内筒部30a)に、第2
ステム内通路21bの下部と連通するように、内筒部30aを半径方向に貫通して形成さ
れている。
第1ステムラバー27aおよび第2ステムラバー27bは、それぞれその外端が支持部
材29によってバルブホルダー22内に支持され、内端は第1ステム孔26aおよび第2
ステム孔26bを塞ぐ。そして、ステム26が下方に移動することにより、第1ステム孔
26aおよび第2ステム孔26bが第1ステムラバー27aおよび第2ステムラバー27
bの内端から開放される。
支持部材29には、その内外を連通するスリット29aが形成されている。
グ31の中部側面から外方に延びる円板部32と、その下面に、ハウジング31と同軸外
方に設けられた筒状の栓部33とを有する。
、下端にハウジングの内外を連通する第2連通孔31bを有している。また、ハウジング
31の上端には、バルブ機構21の第1ステムラバー27aを支持する第1ラバー支持部
31cが形成されており、内側面であって第1連通孔31aと第2連通孔31bの間に、
バルブ機構21の第2ステムラバー27bを支持する第2ラバー支持部31dが形成され
ている。さらに、ハウジング31の第1連通孔31aの上方外周が、段部31eを介して
拡径している。そして、ハウジング31の底部には、上方に突出するように複数枚の板バ
ネ31fが設けられている。この板バネ31fがバルブ機構21の弾性体28を構成する
(図2a参照)。この実施形態では、4枚の板バネが環状に等間隔で配列されている。弾
性体28をハウジング31と一体に成形することにより、非金属のバルブアッセンブリを
構築することができる。しかし、独立したバネをハウジング31の底部とバルブ機構21
のステム26との間に配置してもよい。そして、ハウジング31の底部の下面中央には、
第2連通孔31bと連通し、下方に突出する筒部31gが形成されている。
ハウジング31内は、バルブ機構21の第2ステムラバー27bによって2つの空間に
分けられる。つまり、ハウジング31内は、第1ステムラバー27aと第2ステムラバー
27bの間の空間(上空間)と、第2ステムラバー27bより下方の空間(下空間)とに
分けられる(図2a参照)。
突出している。円板部32の上面には、横通路溝32aが複数等間隔で放射状に設けられ
ている。この横通路溝32aは、内ボトル17の縦通路溝17bと同数とし、その配置を
縦通路溝17bと平面視で重なるように設けている。
部側面に内シール材19を保持する環状の内シール保持部33aが形成されている。この
内シール保持部33aの底33a1が内シール材19を圧縮する。
を閉じる円板状のカバー部36と、その縁部から下方に延び、ハウジング32の外周に配
置される上筒部37と、その下端から半径方向外側に延びる環状のリング部38と、その
外端から下方に延びる下筒部39とを有する。
カバー部36は、第1ステムラバー27aの上方への飛び出しを防止するものである。
カバー部36の中央には、ステム26を通す中心孔36aが形成されている。
上筒部37は、バルブホルダー22のハウジング31を保持し、ハウジング31との間
に吐出用組成物の通路を形成する部位である。上筒部37の内面には、ハウジング31の
段部31eと係合する係合突起37aが形成されている。カバー部36と係合突起37a
とでバルブホルダー22(ハウジング31)を挟むことにより、バルブ機構21をバルブ
ホルダー22(ハウジング31)に固定し、かつ、バルブホルダー22を保持する(図2
a参照)。つまり、キャップ23とバルブホルダー22とを一体化できる。なお、筒部3
7の下部内面(係合突起37aより下方内面)は、ハウジング31の外周面との間に環状
の隙間35を形成する(図2a参照)。この隙間35は、ハウジング31の第1連通孔3
1aと連通しており、吐出用組成物の通路となる。
リング部38は、バルブホルダー22が外ボトル16から抜け飛ばないようにバルブホ
ルダー22の円板部32の上面を覆う部位である。なお、円板部32には横通路溝32a
が形成されているため、リング部38と円板部32との間に放射状に延びる通路が複数形
成される。この通路は、吐出用組成物の通路となり、隙間35と連通している。
下筒部39は、外ボトル16と連結し、バルブホルダー22との間に吐出用組成物の通
路を形成する部位である。下筒部39の上部内周面は、バルブホルダー22の円板部32
の外端と隙間40が空くように設計されている(図2a参照)。下筒部39の中部内面に
は、外ボトル16のネジ16aと係合するネジ39aが形成されている。そして、ネジ3
9aの下方である下筒部39の下部内面であって、外ボトル16の外シール保持部16b
の位置に、環状段部16b2より若干拡径した内円筒部39bが形成されている。この内
円筒部39bは、外ボトル16の外円筒部16b1との間で外シール材18を半径方向に
圧縮する部位である(図1参照)。
通路、加圧室S2とハウジング31の下空間とを繋ぐ通路について図3を参照して説明す
る。
組成物収容室S1は、図3aに示すように、縦通路溝17b、下筒部39とバルブホル
ダー22の隙間40、キャップ23のリング部38とバルブホルダー22の円板部32と
の間の横通路溝32a、キャップの上筒部37の下部内面とバルブホルダー22のハウジ
ング31の外周面との間の隙間35、ハウジング31の第1連通孔31aを介してハウジ
ング31内の上空間と連通する。
一方、加圧室S2は、図3bに示すように、ハウジング31の第2連通孔31bを介し
てハウジング31内の下空間と連通する。
この二重ボトル容器11では、外ボトル16とバルブアッセンブリ20との間に外シー
ル材18を設けており、内ボトル17とバルブアッセンブリ20との間に内シール材19
を設けている。詳しくは、外シール材18が、外ボトル16の外円筒部16b1と、バル
ブアッセンブリ20のキャップ23の内円筒部39bとの間で水平方向に圧縮されて保持
される。そして、内シール材19が、内ボトル17の内円筒部17cと、バルブアッセン
ブリ20の栓部33の内シール保持部33aの底33a1との間で水平方向に圧縮して保
持される。つまり、外シール材18および内シール材19は、内外ボトルの軸に対して垂
直な方向に圧縮されるため、外ボトル16に対するキャップ23の嵌合度(螺合度)と関
係なくシールが形成される。そのため、外力等により外ボトル16に対するキャップ23
の固定が緩んでも、シールが解除されることがなく、吐出用組成物および加圧剤の噴出の
おそれが小さい。なお、外シール材18および内シール材19としては、断面が円形であ
るリング状のガスケット(Oリング)を用いるのが好ましい。
なお、本発明は、このシール構造に限定されるものではない。しかし、加圧剤の排出機
構を備えたバルブアッセンブリを用いる場合、コストを抑えることができ、組み立てが容
易である。
、前面に設けられた噴射孔15bと、ステム係合孔15aと噴射孔15bとを連通するボ
タン内通路15cとを備えている。
ステム係合孔15aは、ステム26の外筒部30bを挿入する拡径孔41と、その上方
に設けられ、ステム26の内筒部30aを挿入する縮径孔42とからなる。ボタン内通路
15cは、拡径孔41の上部と連通している。そして、縮径孔42の上端は閉じている。
縮径孔42の高さは、内筒部30aの外筒部30bに対する突出量より小さくなっている
(図1参照)。そのため、ステム26がステム係合部15a内に挿入されたとき、内筒部
30aの上部は縮径孔42内に配置されて、内筒部30aの下部および外筒部30bの上
部は拡径孔41内に配置される。よって、内筒部30aの上端が縮径孔42の上端で閉止
され、外筒部30bの上方はボタン内通路15cと連通し、拡径孔41と内筒部30aに
よって囲まれる空間45が形成される(図1参照)。
発泡剤が均一に分散したものである。特に、透明から半透明の外観を示すものが好ましい
。原液は、水性溶液であっても、油性溶液であってもよい。吐出用組成物Cは、25℃に
おける蒸気圧(ゲージ圧)が0.01〜0.3MPa、さらには0.02〜0.2MPa
であることが好ましい。蒸気圧が0.01MPaよりも低い場合は組成物収容室S1から
縦通路溝17bへの通路を押し広げる効果が不充分となり、吐出しにくくなる場合がある
。蒸気圧が0.3MPaよりも高くなると勢いが強くなりすぎて吐出される泡が飛び散り
やすくなる。
原液中に発泡剤が均一に分散する吐出用組成物の例としては、例えば、次の4つのタイ
プが挙げられる。
界面活性剤を1〜30質量%、1価アルコールを5〜30質量%、エタノールに溶解す
るオイル1〜10質量%および水を含有する水性原液40〜90質量%と、発泡剤10〜
60質量%とからなる組成物が挙げられる。吐出用組成物(1)は、発泡剤を組成物中1
0〜60質量%と多く含有しているにもかかわらず、水性原液が特定の組成を有するため
、水性原液中に発泡剤が均一に分散して分離せず、かつ、透明もしくは半透明の外観を示
す。
発泡剤としては、たとえば、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、ノルマルペンタ
ン、イソペンタンおよびこれらの混合物(例えば、LPG等)である炭素数3〜5の脂肪
族炭化水素、ジメチルエーテル、トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1
−エンなどのハイドロフルオロオレフィン、ならびにこれらの混合物など、25℃におけ
る蒸気圧(ゲージ圧)が0.1〜0.5MPaのものが挙げられる。
界面活性剤としては、たとえば、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチ
オン性界面活性剤、両性界面活性剤、高分子界面活性剤、シリコーン系界面活性剤などが
挙げられる。
1価アルコールとしては、たとえば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、
イソブチルアルコール、アミルアルコールなどの炭素数2〜5の1価アルコールが挙げら
れる。
エタノールに溶解するオイルとしては、たとえば、オクタメチルトリシロキサン、デカ
メチルテトラシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペン
タシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンな
どのシリコーンオイル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン
酸デシル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステ
アリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸オクチル、ステアリン酸オクチル
、オレイン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸エチル、イソオクタン酸セチル、ジオ
クタン酸エチレングリコール、ジオレイン酸エチレングリコール、ジカプリル酸プロピレ
ングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール、トリカプリル酸グリセリル、トリ(
カプリル・カプリン酸)グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ2−エチル
へキサン酸トリメチロールプロパン、ネオペンタン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタ
ン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、クエン酸トリエチル、コハク酸ジオクチル、アジピン
酸ジイソプロピル、コハク酸ジエトキシエチルなどのエステル油、流動パラフィン、イソ
パラフィンなどの液状の炭化水素油、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、オレイン酸、イソステアリン酸などの高級脂肪酸、ラウリルアルコール、セチル
アルコール、ステアリルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、ラノ
リンアルコール、イソステアリルアルコールなどの高級アルコールなどを使用することが
できる。
また、水性原液と発泡剤との分散性をさらに向上させるため多価アルコールを水性原液
中に1〜15質量%含有することが好ましい。多価アルコールとしては、たとえば、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールおよびグリセリン
などの2〜3価の多価アルコールが挙げられる。
さらに、吐出製品の目的や用途に応じて原液中に有効成分を含有させることが好ましい
。有効成分としては、たとえば、スタイリング剤、保湿剤、紫外線吸収剤、アミノ酸、ビ
タミン類、酸化防止剤、各種抽出液、殺菌・防腐剤、消臭・防臭剤、消炎鎮痛剤、清涼剤
、収斂剤、抗炎症剤、局所麻酔剤、抗ヒスタミン剤、美白剤、香料などが挙げられる。
HLBが13〜17である非イオン性界面活性剤を1〜50質量%含有する水性原液9
0〜99.5質量%と、炭素数3〜5の脂肪族炭化水素(発泡剤)0.5〜10質量%と
からなる組成物が挙げられる。吐出用組成物(2)は、所定のHLBを有する非イオン型
界面活性剤を所定量含有する水性原液と、所定の発泡剤とを所定の割合で含有することに
より、水性原液中に発泡剤が均一に分散して分離せず、かつ、透明から半透明の外観を示
す。特に、水性原液に2〜3価の多価アルコールを5〜50質量%含有することで透明で
均一な組成物が得られやすい。
HLBが13〜17である非イオン性界面活性剤としては、たとえば、ペンタグリセリ
ルモノラウレート、ペンタグリセリルモノミリステート、ペンタグリセリルモノオレエー
ト、ペンタグリセリルモノステアレート、ヘキサグリセリルモノラウレート、ヘキサグリ
セリルモノミリステート、デカグリセリルモノラウレート、デカグリセリルモノミリステ
ート、デカグリセリルモノオレエートなどのポリグリセリン脂肪酸エステル、POEソル
ビタンモノラウレート、POEソルビタンモノパルミテート、POEソルビタンモノステ
アレート、POEソルビタンモノオレエート、POEソルビタンモノイソステアレートな
どのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、POEラウリルエーテル、POEセ
チルエーテル、POEオレイルエーテル、POEベヘニルエーテルなどのポリオキシエチ
レンアルキルエーテル、POE・POPセチルエーテルなどのポリオキシエチレン・ポリ
オキシプロピレンアルキルエーテル、POEソルビットテトラステアレート、POEソル
ビットテトラオレエート、POEソルビットモノラウレートなどのポリオキシエチレンソ
ルビット脂肪酸エステル、POEグリセリルモノステアレート、POEグリセリルモノオ
レエートなどのポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、POE硬化ヒマシ油など
のポリオキシエチレンヒマシ油・硬化ヒマシ油などが挙げられる。なお非イオン界面活性
剤以外にも、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、高分子界
面活性剤、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体などのシリコーン系界面
活性剤などを添加してもよい。
吐出用組成物(2)の1価アルコール、多価アルコール、発泡剤は、吐出用組成物(1
)と同様のものを用いることができる。また、吐出用組成物(1)と同様に、有効成分を
含有することが好ましい。
アミノ酸系界面活性剤を0.1〜10質量%および炭素数2〜3の1価アルコールを2
5〜60質量%含有する水性原液80〜98質量%と、炭素数3〜5の脂肪族炭化水素(
発泡剤)2〜20質量%とからなる組成物が挙げられる。吐出用組成物(3)は、水性原
液中に発泡剤が均一に分散して分離せず、かつ、透明から半透明の外観を示す。
アミノ酸系界面活性剤としては、たとえば、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン
酸トリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸カリウム、N−ヤ
シ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸ナトリウム、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ト
リエタノールアミン、N−ラウロイル−L−グルタミン酸カリウム、N−ラウロイル−L
−グルタミン酸ナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸カリウム、N−ミリス
トイル−L−グルタミン酸ナトリウムおよびN−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリ
ウムなどのN−アシルグルタミン酸塩、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸、N
−ラウロイル−L−グルタミン酸およびN−ステアロイル−L−グルタミン酸などのN−
アシルグルタミン酸、N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウムおよびN−ヤシ油脂肪酸
アシルグリシンナトリウムなどのN−アシルグリシン塩、N−ヤシ油脂肪酸アシル−DL
−アラニントリエタノールアミンなどのN−アシルアラニン塩などが挙げられる。
吐出用組成物(3)の1価アルコール、発泡剤は、吐出用組成物(1)と同様のものを
用いることができる。また、吐出用組成物(1)と同様に、有効成分を含有することが好
ましい。
界面活性剤を原液中1〜20質量%および油性基材を50〜99質量%含有する油性原
液85〜99質量%と、発泡剤1〜15質量%とからなる組成物が挙げられる。
界面活性剤としては、吐出用組成物(1)と同様の非イオン性界面活性剤を用いること
ができるが、特に、油性原液を発泡しやすくするために、モノオレイン酸ジグリセリル、
モノステアリン酸ジグリセリル、モノステアリン酸ジグリセリル、モノラウリン酸ジグリ
セリル、モノカプリン酸ジグリセリル、モノラウリン酸ヘキサグリセリル、モノミリスチ
ン酸ヘキサグリセリル、モノラウリン酸ペンタグリセリル、モノミリスチン酸ペンタグリ
セリル、モノオレイン酸ペンタグリセリル、モノステアリン酸ペンタグリセリル、ヘキサ
ステアリン酸ペンタグリセリル、トリミリスチン酸ペンタグリセリル、トリオレイン酸ペ
ンタグリセリル、モノラウリン酸デカグルセリル、モノミリスチン酸デカグリセリル、モ
ノステアリン酸デカグリセリル、モノイソステアリン酸デカグリセリル、モノオレイン酸
デカグリセリル、モノリノール酸デカグリセリル、ペンタステアリン酸デカグリセリル、
ペンタオレイン酸デカグリセリル、などのポリグリセリン脂肪酸エステルを用いることが
好ましい。
油性基剤としては、たとえば、吐出用組成物(1)と同様のエステル油、アボガド油、
ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、
ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、ホホバ油、麦芽油、ヤシ油、パ
ーム油、米サラダ油などの油脂、などが挙げられる。
なお、油性原液に、水を1〜20質量%、1価アルコールを1〜20質量%含有しても
よい。また、吐出用組成物(1)と同様に、有効成分を含有することが好ましい。
発泡剤は、吐出用組成物(1)と同様のものを用いることができるが、油性原液を発泡
しやすくするために、25℃における蒸気圧(ゲージ圧)が0.5〜0.85MPaのも
のを用いることが好ましい。
ス、圧縮空気、炭酸ガス、亜酸化窒素ガスなどが挙げられる。特に、炭酸ガスや亜酸化窒
素などの原液への溶解度が高い溶解性圧縮ガスを用いる場合、加圧室S2から組成物収容
室S1に加圧剤を透過させたとき、発泡剤として作用する。これらは、発泡剤の含有量が
少なくても、また、発泡剤の蒸気圧が低くても、発泡しやすいため、好ましい。
加圧剤の圧力は、0.1〜0.5MPaとするのが好ましい。つまり、加圧剤充填後の
ステムで測定する吐出製品の25℃における蒸気圧(ゲージ圧)は0.1〜0.8MPa
となるように、加圧剤充填前の吐出用組成物の蒸気圧(ゲージ圧)よりも0.1〜0.5
MPa高くなるようにするのが好ましい。加圧剤充填後の吐出製品の蒸気圧が0.1MP
aよりも低い場合は加圧剤を充填する効果が得られにくくなる。加圧剤充填後の吐出製品
の蒸気圧が0.8MPaよりも高い場合は吐出時の勢いが強くなりすぎ、吐出される泡が
飛び散りやすくなる。
トル17を準備する。次いで、バルブホルダー22とキャップ23とを一体化させる。そ
の一体化させたバルブアッセンブリ20を外ボトル16に固定して二重ボトル容器11を
組み立てる。次いで、ステム26の第2ステム内通路21bを閉鎖した状態で、ステム2
6を押し下げ、吐出用組成物Cを組成物収容室S1に充填する。その後、ステム26の第
1ステム内通路21aを閉鎖した状態で、ステム26を押し下げ、加圧剤Pを加圧室S2
に充填する。なお、外ボトル16にバルブアッセンブリ22を取り付ける前に、縦通路溝
17bの開口から組成物収容室S1に吐出用組成物Cを充填してもよい。
より、押ボタン15の噴射孔15bより吐出用組成物Cを吐出することができる(図3a
参照)。詳しくは、押ボタン15を介してステム26を押し下げることにより、ステム2
6の第1ステム孔26aおよび第2ステム孔26bが開放される。しかし、押ボタン15
の閉止部(縮径部42の上端)がステム26の第2ステム内通路21bの上端開口を閉止
しているため、バルブアッセンブリ20の吐出用組成物Cの通路のみが開放される。つま
り、内ボトル17(加圧室S2)内の加圧剤Pが内ボトル17を拡げるように押圧し、組
成物収容室S1が収縮され、吐出用組成物Cが組成物収容室S1からハウジング31の上
空間に押し出され、ハウジング31から第1ステム内通路21aを通って噴射孔15bよ
り吐出される。吐出用組成物Cの吐出に伴い、内ボトル17は加圧剤Pにより押し広げら
れて膨張し、組成物収容室S1から縦通路溝17bへの通路を閉塞しようとするあるいは
小さくしようとする場合があるが、吐出用組成物C中に発泡剤を均一に分散しているため
前記通路は確保され、吐出用組成物Cを最後まで吐出することができる。これにより内ボ
トル17は外ボトル16の内面に実質的に密着する(例えば、図6参照)。
吐出用組成物Cの全量を排出した後は、押ボタン15を外し、ステム26を押し下げる
(図3b参照)。これにより加圧室S2、ハウジング31の下空間、第2ステム内通路2
1bを介して加圧剤を排出できる。この吐出製品10は、この状態で廃棄してもよい。し
かし、キャップ23を外ボトル16から取り外すことにより、それぞれを分別して廃棄す
ることもできる。
視認できるように構成されているため、吐出用組成物Cが二重ボトル容器11内の均一溶
液の状態から吐出された後の泡の状態への変化を感じることができる。特に、外ボトル1
6の内部全体に充填されているように見える均一溶液の吐出用組成物Cが、吐出されると
同時に泡となる変化を楽しむことができる。また、吐出用組成物Cが無くなると、内ボト
ル17が外ボトル16の内面に当接されて外観が透明または半透明になるため、使い切っ
たことが目視で確認することができ、わかりやすい。
また、内ボトル17の外周に吐出用組成物Cが充填されているため、つまり、吐出用組
成物Cが内ボトル17の外部にあるため、例え、内ボトル17内の加圧剤が内ボトル17
を透過しても、吐出用組成物Cがバリアとなり、加圧剤が外ボトル16の外部に漏洩する
ことを少なくすることができる。なお、加圧剤が組成物収容室S1内に入っても、組成物
収容室S1内の圧力変動は小さいため、使用には実質的な影響はない。
そして、吐出製品10は、吐出用組成物Cと加圧剤とを別々に充填しているため、どの
向きでも加圧剤が噴射されることなく吐出用組成物Cを吐出することができ、誤使用がな
い。
さらに、吐出用組成物Cが原液内に発泡剤を分散させた均一溶液となっているため、吐
出前に振らなくてもよい。
しているものが挙げられる。例えば、内ボトル17の材料が、炭酸ガスが透過しやすいポ
リエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン等からなっている。他の構成
は、図1の吐出製品10と実質的に同じものである。
このように内ボトル17が加圧剤に対して透過性を有する場合、内ボトル(加圧室S2
)内の加圧剤(炭酸ガス)の一部が組成物収容室S1に透過し、吐出用組成物Cに溶解す
る。吐出用組成物Cに溶解した加圧剤は、吐出時の発泡を補助する。つまり、通常では発
泡しにくい少量の発泡剤を含有した吐出性組成物、あるいは、泡立ちの悪い吐出性組成物
でも、発泡あるいは泡立ちを良くすることができる。例えば、発泡剤の割合を上記吐出用
組成物(1)〜(4)より少なくしても発泡させることができる。なお、上記吐出用組成
物(1)〜(4)を加圧剤で補助することにより、より良い泡立ちの吐出物とすることが
できる。さらに、低温で泡立ちが悪くなる組成物の場合に、低温時でも泡立ちを良くさせ
ることができる。
出用組成物Cと、その加圧室S2に充填される加圧剤Pとを備えている。
吐出用組成物Cは、原液と、その原液中に均一に分散された発泡剤とからなる均一溶液
である。
二重ボトル容器51は、合成樹脂製の外ボトル16と、その内部に収容される合成樹脂
製の内ボトル17と、外ボトル16および内ボトル17を閉じ、かつ、外ボトル16と内
ボトル17との間の空間と外気とを連通するバルブアッセンブリ52と、バルブアッセン
ブリ52に取り付けられる押ボタン53とを有する。外ボトル16と内ボトル17との間
の空間が組成物収容室S1を構成し、内ボトル17内が加圧室S2を構成する。外ボトル
16および内ボトル17は、図1の吐出製品10と実質的に同じものであり、同様に組成
物収容室S1とバルブアッセンブリ52とを連通する縦通路(縦通路溝17b)を備えて
いる。また、吐出用組成物C及び加圧剤Pも図1の吐出製品10と実質的に同じものが挙
げられる。
機構56と、外ボトル16および内ボトル17を閉じるバルブホルダー57と、そのバル
ブ機構56をバルブホルダー57内に固定し、かつ、バルブホルダー57を外ボトル16
に固定するキャップ23とを備えている。キャップ23は、図1の吐出製品10と実質的
に同じものである。
バルブ機構56は、下部に内部と外部とを連通するステム孔61aが形成されたステム
61と、そのステム孔61aを閉じる環状のステムラバー62と、ステム61を常時上方
に付勢する弾性体63とからなる。
バルブホルダー57は、図5bに示すように、筒状のハウジング64と、そのハウジン
グ64の中部側面から外方に延びる円板部32と、その下面にハウジング64と同軸外方
に設けられた筒状の栓部33とを有する。円板部32および栓部33は、図1の吐出製品
10と実施的に同じものである。
ハウジング64は、第2連通孔を有していない点で図1の吐出製品10のハウジング3
1と異なる。詳しくは、ハウジング64の側面には、ハウジングの内外を連通する第1連
通孔64aが形成されている。ハウジング64の上端には、ステムラバー62を支持する
ラバー支持部64bが形成されている。ハウジング64の第1連通孔64aの上方外周は
、段部64cを介して拡径している。そして、ハウジング64の底部には、上方に突出す
るように弾性体63を構成する複数枚の板バネ64dが形成されている。
ング64の上空間とを繋ぐ通路は、縦通路溝17b、キャップ23の下筒部39とバルブ
ホルダー57の隙間40、キャップ23のリング部38とバルブホルダー57との間の横
通路溝32a、キャップの上筒部37の下部内面とバルブホルダー57のハウジング64
の外周面との間の隙間35、ハウジング64の第1連通孔64aを介してハウジング64
内の上空間と連通する。
この二重ボトル容器51でも、図1の二重ボトル11と同様に、外ボトル16とバルブ
アッセンブリ52との間に外シール材18を設けており、内ボトル17とバルブアッセン
ブリ52との間に内シール材19を設けている(図4参照)。そして、図1の吐出製品1
0と実質的に同じように、外シール材18および内シール材19は、内外ボトルの軸に対
して垂直な方向に圧縮されるため、外ボトル16に対するキャップ23の嵌合度(螺合度
)と関係なくシールが形成される。
なお、この二重ボトル容器51の外シール材18および内シール材19の配置が、キャ
ップ23の内円筒部39bの下部で外シール材18を圧縮させるようにキャップ23をバ
ルブアッセンブリ52と共に上昇させたとき、バルブアッセンブリ52と共に内シール材
19が上昇して内ボトル17の内円筒部17cから外れるようになっている(図6参照)
。つまり、バルブアッセンブリ52と連結させたキャップ23を上昇させたとき、外シー
ル材18のシール構造を維持したまま、内シール材19のシール構造を解除できるように
なっている。図1の吐出製品10も同様の配置としてもよい。
あり、下部に形成されたステム係合部53a、前方に形成された噴射孔53bおよびそれ
らを繋ぐボタン内通路53cを備えている。
トル17を準備する。次いで、バルブホルダー57とキャップ23とを一体化させる。次
いで、外シール材18のシール構造および内シール材19のシール構造が形成されないよ
うに、一体化させたバルブアッセンブリ51を仮固定する。この状態では、外シール材1
8はキャップの内筒部39bにより圧縮されてなく、また内シール材19も内ボトルの内
円筒部17cにより圧縮されていない。そして、キャップ23の下端と外ボトル16の隙
間から加圧剤Pを注入し、内ボトル17内に加圧剤Pを充填する。その後、キャップ23
を回して内シール材19、外シール材18を圧縮してシール構造を形成する。なお、図6
のように、外シール材18のシール構造を形成し、内シール材19のシール構造を形成し
ない位置に一体化させたバルブアッセンブリ51を保持して、ステム61を押し下げ、ス
テム61から加圧剤を充填してもよい。その後、バルブアッセンブリ51のキャップ23
を外ボトル16と本固定し、内シール材19のシール構造を形成する。この状態で、ステ
ム61を押し下げ、組成物収容室S1内に導入された加圧剤Pを排出し、その後、組成物
収容室S1内に吐出用組成物Cを充填する。
ボタン53を押し下げてバルブ機構56を開放することにより、押ボタン53の噴射孔5
3bより吐出用組成物Cを吐出することができる。吐出用組成物Cの吐出に伴い、内ボト
ル17は加圧剤Pにより押し広げられて膨張し、組成物収容室S1から縦通路溝17bへ
の通路を閉塞しようとするあるいは小さくしようとする場合があるが、吐出用組成物C中
に発泡剤を均一に分散しているため前記通路は確保され、吐出用組成物Cを最後まで吐出
することができる。最後まで吐出すると、内ボトル17は外ボトル16の内面に実質的に
密着する。
吐出用組成物Cの全量を排出した後は、外シール材18のシール構造を維持し、内シー
ル材19のシール構造を解除する状態までバルブアッセンブリ51のキャップ23を上昇
させる(図6の仮固定状態)。これにより加圧室S2とハウジング64とが連通するため
、押ボタン53を介してステム61を押し下げることにより、加圧剤Pを押ボタン53の
噴射孔53bから排出できる。最後に、キャップ23を外ボトル16から取り外すことに
より、それぞれを分別して廃棄することもできる。
ポリエチレンテレフタレート製の外ボトル16とポリエチレンテレフタレート製の内ボ
トル17の開口部にバルブアッセンブリ20を取り付け、外ボトル16と内ボトル17の
間の組成物収容室S1に下記の水性原液(表1)と発泡剤からなる吐出用組成物C(表2
)を充填し、内ボトル17内の加圧室S2に加圧剤Pとして窒素ガスを充填し、図1の吐
出製品10を製造した。なお、吐出用組成物Cの25℃における蒸気圧(ゲージ圧)は0
.2MPaであり、加圧剤充填後の吐出製品の蒸気圧(ゲージ圧)は0.5MPaである
。
ポリエチレンテレフタレート製の外ボトル16とポリエチレンテレフタレート製の内ボ
トル17の開口部にバルブアッセンブリ20を取り付け、外ボトル16と内ボトル17の
間の組成物収容室S1に下記の油性原液(表3)と発泡剤からなる吐出用組成物C(表4
)を充填し、内ボトル17内の加圧室S2に加圧剤Pとして炭酸ガスを充填し、図1の吐
出製品10を製造した。なお、吐出用組成物の25℃における蒸気圧(ゲージ圧)は0.
05MPaであり、加圧剤充填後の吐出製品の蒸気圧(ゲージ圧)は0.4MPaである
。
ポリエチレンテレフタレート製の外ボトル16とポリエチレンテレフタレート製の内ボ
トル17の開口部にバルブアッセンブリ20を取り付け、外ボトル16と内ボトル17の
間の組成物収容室S1に油性原液(表3)と発泡剤からなる吐出用組成物C(表4)を充
填し、内ボトル17内の加圧室S2に加圧剤Pとして窒素ガスを充填し、図1の吐出製品
10を製造した。なお、吐出用組成物の25℃における蒸気圧(ゲージ圧)は0.05M
Paであり、加圧剤充填後の吐出製品の蒸気圧(ゲージ圧)は0.4MPaである。
ポリエチレンテレフタレート製の外ボトル16とポリエチレンテレフタレート製の内ボト
ル17の開口部にバルブアッセンブリ20を取り付け、外ボトル16と内ボトル17の間
の組成物収容室S1に水性原液(表1)のみからなる吐出用組成物Cを充填し、内ボトル
17内の加圧室S2に加圧剤Pとして窒素ガスを充填し、実施例1〜3と同じ構造の吐出
製品を製造した。なお、吐出用組成物Cの25℃における蒸気圧(ゲージ圧)は0MPa
であり、加圧剤充填後の吐出製品の蒸気圧(ゲージ圧)は0.5MPaである。
ポリエチレンテレフタレート製の外ボトル16とポリエチレンテレフタレート製の内ボ
トル17の開口部にバルブアッセンブリ20を取り付け、内ボトル17内の加圧室S2に
水性原液(表1)と発泡剤からなる吐出用組成物Cを充填し、外ボトル16と内ボトル1
7の間の組成物収容室S1に加圧剤Pとして窒素ガスを充填し、実施例1〜3と同じ構造
の吐出製品を製造した。なお、吐出用組成物Cの25℃における蒸気圧(ゲージ圧)は0
.2MPaであり、加圧剤充填後の吐出製品の蒸気圧(ゲージ圧)は0.5MPaである
。
ポリエチレンテレフタレート製の外ボトル16とポリエチレンテレフタレート製の内ボ
トル17の開口部にバルブアッセンブリ20を取り付け、外ボトル16と内ボトル17の
間の組成物収容室S1に油性原液(表3)のみからなる吐出用組成物Cを充填し、内ボト
ル17内の加圧室S2に加圧剤Pとして炭酸ガスを充填し、実施例1〜3と同じ構造の吐
出製品を製造した。なお、吐出用組成物の25℃における蒸気圧(ゲージ圧)は0MPa
であり、加圧剤充填後の吐出製品の蒸気圧(ゲージ圧)は0.4MPaである。
ポリエチレンテレフタレート製の外ボトル16とポリエチレンテレフタレート製の内ボ
トル17の開口部にバルブアッセンブリ20を取り付け、内ボトル17内の加圧室S2に
油性原液(表3)と発泡剤からなる吐出用組成物C(表4)を充填し、外ボトル16と内
ボトル17の間の組成物収容室S1に加圧剤Pとして炭酸ガスを充填し、実施例1〜3と
同じ構造の吐出製品を製造した。なお、吐出用組成物の25℃における蒸気圧(ゲージ圧
)は0.05MPaであり、加圧剤充填後の吐出製品の蒸気圧(ゲージ圧)は0.4MP
aである。
実施例1〜3および比較例1〜4で製造した吐出製品を40℃の恒温室内で3ヶ月間保
存し、吐出製品の蒸気圧(ステムで測定する圧力)を測定した。保存前の圧力からの圧力
降下を算出した。結果を表5に示す。
<評価基準>
○:圧力降下が0.1MPa未満
△:圧力降下が0.1〜0.2MPa未満
×:圧力降下が0.2MPa以上
実施例1〜3および比較例1〜4で製造した吐出製品を25℃の恒温水槽中で1時間保
持し、押ボタン15を押し下げて吐出用組成物を吐出し、吐出物の状態を評価した。結果
を表5に示す。
<評価基準>
◎:非常にきめ細かい泡になった。
○:きめ細かい泡になった。
×:発泡せず液状のままであった。
実施例1〜3および比較例1〜4で製造した吐出製品を25℃の恒温水槽中で1時間保
持し、押ボタン15を押し下げて吐出用組成物が吐出できなくなるまで吐出し、残量を測
定した。試験本数は10本。結果を表5に示す。
<評価基準>
○:10本とも、残量が充填量の5質量%未満であった。
△:残量が充填量の10質量%以上になる本数が2〜3本あった。
×:残量が充填量の10質量%以上になる本数が5本以上あった。
る吐出用組成物を充填した実施例1〜3は、加圧剤の漏洩が防止でき、圧力降下を少なく
することができ、発泡性の優れた吐出物、きめ細やかな泡の吐出物となった。特に加圧剤
として溶解性圧縮ガス(炭酸ガス)を使用した実施例2は吐出物の泡が一層きめ細やかで
、発泡性がさらに優れていた。さらに、組成物収容室S1とバルブアッセンブリとの間の
通路の閉塞を防止できたため、全ての製品の残量が少なかった。
一方、吐出用組成物中に発泡剤を含有していない比較例1および3は、吐出物が発泡せ
ずに液状となった。また、通路を押し広げる効果がないため残量が10質量%以上の製品
がいくつかあった。
内ボトル内に吐出用組成物を充填し、外ボトルと内ボトルの間に加圧剤を充填した比較
例2と比較例4は、加圧剤の外ボトル透過による漏洩が見られ、圧力降下が大きかった。
そのため、残量が10質量%以上の製品が多くあった。
P 加圧剤
S1 組成物収容室
S2 加圧室
10 吐出製品
11 二重ボトル容器
15 押ボタン
15a ステム係合孔
15b 噴射孔
15c ボタン内通路
16 外ボトル
16a ネジ
16b 外シール保持部
16b1 外円筒部
16b2 環状突起
16c 環状突起
17 内ボトル
17a フランジ部
17b 縦通路溝
17c 内円筒部
18 外シール材
19 内シール材
20 バルブアッセンブリ
21 バルブ機構
21a 第1ステム内通路
21b 第2ステム内通路
22 バルブホルダー
23 キャップ
26 ステム
26a 第1ステム孔
26b 第2ステム孔
27a 第1ステムラバー
27b 第2ステムラバー
28 弾性体
29 支持部材
29a スリット
30a 内筒部
30b 外筒部
31 ハウジング
31a 第1連通孔
31b 第2連通孔
31c 第1ラバー支持部
31e 段部
31f 板バネ
31g 筒部
32 円板
32a 横通路溝
33 栓部
35 空間
36 カバー部
37 上筒部
37a 係合突起
38 リング部
39 下筒部
39a ネジ
39b 内円筒部
40 隙間
41 拡径孔
42 縮径孔
45 空間
50 吐出製品
51 二重ボトル容器
52 バルブアッセンブリ
53 押ボタン
53a ステム係合部
53b 噴射孔
53c ボタン内通路
56 バルブ機構
57 バルブホルダー
61 ステム
61a ステム孔
62 ステムラバー
63 弾性体
64 ハウジング
64a 第1連通孔
64b ラバー支持部
64c 段部
64d 板バネ
Claims (3)
- 外ボトルと、
その内部に収容される可撓性を有する内ボトルと、
前記外ボトルおよび内ボトルを閉じ、かつ、外ボトルと内ボトルとの間の組成物収容室と
外気とを連通するバルブアッセンブリと、
前記組成物収容室に充填される吐出用組成物と、
前記内ボトル内の加圧室に充填される加圧剤とを備え、
前記吐出用組成物は、原液と、その原液中に均一に分散された発泡剤とからなる均一溶液
である、
吐出製品。 - 前記加圧剤が前記吐出用組成物に溶解する溶解性圧縮ガスであり、
前記内ボトルが前記加圧剤に対して透過性を有する樹脂からなる、
請求項1記載の吐出製品。 - 前記吐出用組成物の25℃における蒸気圧(ゲージ圧)が0.01〜0.3MPaである
、
請求項1または2記載の吐出製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015077039A JP6660094B2 (ja) | 2015-04-03 | 2015-04-03 | 吐出製品 |
Applications Claiming Priority (1)
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