JP2016195099A - 光源ユニット、光源ユニットの製造方法及び車輌用灯具 - Google Patents

光源ユニット、光源ユニットの製造方法及び車輌用灯具 Download PDF

Info

Publication number
JP2016195099A
JP2016195099A JP2016021208A JP2016021208A JP2016195099A JP 2016195099 A JP2016195099 A JP 2016195099A JP 2016021208 A JP2016021208 A JP 2016021208A JP 2016021208 A JP2016021208 A JP 2016021208A JP 2016195099 A JP2016195099 A JP 2016195099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
emitting element
substrate
light source
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016021208A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6634304B2 (ja
Inventor
智之 中川
Tomoyuki Nakagawa
智之 中川
篤 小澤
Atsushi Ozawa
篤 小澤
良太 内藤
Ryota Naito
良太 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to US15/084,647 priority Critical patent/US10018324B2/en
Priority to CN201610196970.2A priority patent/CN106016210A/zh
Publication of JP2016195099A publication Critical patent/JP2016195099A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6634304B2 publication Critical patent/JP6634304B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 基板に搭載される発光素子の良好な搭載状態を確保すると共に発光素子から出射される光の外部へ向けての良好な出射状態を確保する。【解決手段】 所定の部材に係合される係合部20を有するソケットハウジング9と、光源として機能する発光素子26と少なくとも発光素子に電流を供給するための配線パターンが形成された基板25と配線パターンに発光素子を接続する導電部28とを有すると共にソケットハウジングに配置された発光モジュール11と、基板に発光素子と導電部を封止する封止部33と、封止部上に形成されたレンズ部34とを備え、レンズ部の弾性率が封止部の弾性率より高くされた。【選択図】図7

Description

本発明は、ソケットハウジングとソケットハウジングに配置された基板とを有する光源ユニット、光源ユニットの製造方法及び車輌用灯具についての技術分野に関する。
特開2013−200973号公報
車輌用灯具には、例えば、ランプボデイとカバーによって構成された灯具外筐に対して着脱可能とされた光源ユニットが設けられ、光源ユニットの光源として発光ダイオード等の発光素子が用いられたものがある。
このような光源ユニットには、光源として機能する発光素子と少なくとも発光素子に電流を供給するための配線パターンと配線パターンが形成された基板とが設けられ、基板がソケットハウジングに配置されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、上記のような光源ユニットにあっては、基板に発光素子等の各種の素子が搭載されて構成されており、基板に対する発光素子等の各部の良好な搭載状態を確保して各部の安定した駆動状態を確保する必要がある。
また、基板に搭載された発光素子から出射される光が必要な方向に向かうようにする必要があると共に発光素子から出射され外部へ向かう光の出射効率を高める必要もある。
そこで、本発明光源ユニットは、上記した問題点を克服し、基板に搭載される発光素子の良好な搭載状態を確保すると共に発光素子から出射される光の外部へ向けての良好な出射状態を確保することを目的とする。
第1に、本発明に係る光源ユニットは、所定の部材に係合される係合部を有するソケットハウジングと、光源として機能する発光素子と少なくとも前記発光素子に電流を供給するための配線パターンが形成された基板と前記配線パターンに前記発光素子を接続する導電部とを有すると共に前記ソケットハウジングに配置された発光モジュールと、前記基板に前記発光素子と前記導電部を封止する封止部と、前記封止部上に形成されたレンズ部とを備え、前記レンズ部の弾性率が前記封止部の弾性率より高くされたものである。
これにより、封止樹脂によって発光素子と導電ワイヤーが封止されると共に成形精度の高いレンズ部によって発光素子と導電ワイヤーが覆われる。
第2に、上記した本発明に係る光源ユニットにおいては、前記発光素子が複数設けられ、前記発光素子は第1の発光素子と第2の発光素子を有し、前記第1の発光素子と前記第2の発光素子が前記封止部によって各別に封止されることが望ましい。
これにより、発光素子の機能に応じてレンズ部の形状や大きさや種類を変更することが可能になる。
第3に、別の本発明に係る光源ユニットにおいては、所定の部材に係合される係合部を有するソケットハウジングと、光源として機能する発光素子と少なくとも前記発光素子に電流を供給するための配線パターンが形成された基板と前記配線パターンに前記発光素子を接続する導電部とを有すると共に前記ソケットハウジングに配置された発光モジュールと、前記基板に前記発光素子と前記導電部を封止する封止部と、前記封止部の少なくとも一部を覆うカバーレンズ部と前記カバーレンズ部から突出され前記基板に接して位置される脚部とを有するレンズ部とを備えたものである。
これにより、封止樹脂によって発光素子と導電ワイヤーが封止されると共に成形精度の高いレンズ部によって発光素子と導電ワイヤーが覆われる。
第4に、上記した別の本発明に係る光源ユニットにおいては、前記レンズ部に前記脚部の内面側と外面側を連通する開口部が形成され、前記カバーレンズ部が前記封止部の硬化前に前記封止部に押し付けられて前記レンズ部が前記基板に配置されることが望ましい。
これにより、カバーレンズ部が封止樹脂に押し付けられ一部の封止樹脂が開口部から押し出されるため、カバーレンズ部と封止樹脂の間に不必要な空隙が生じ難い。
第5に、上記した別の本発明に係る光源ユニットにおいては、前記カバーレンズ部と前記脚部の内面との境界部分が曲面部として形成されることが望ましい。
これにより、カバーレンズ部と脚部の内面との境界部分に不必要な空隙が生じ難い。
第6に、上記した別の本発明に係る光源ユニットにおいては、前記カバーレンズ部には前記封止部に押し付けられ前記封止部側に凸の押付面が形成されることが望ましい。
これにより、押付面によって封止樹脂が押し出され、押付面と封止樹脂の間に不必要な空隙が生じ難い。
第7に、上記した別の本発明に係る光源ユニットにおいては、前記発光素子が複数設けられ、前記発光素子は第1の発光素子と第2の発光素子を有し、前記第1の発光素子と前記第2の発光素子が前記封止部によって各別に封止されることが望ましい。
これにより、発光素子の機能に応じてレンズ部の形状や大きさや種類を変更することが可能になる。
第8に、また別の本発明に係る光源ユニットは、所定の部材に係合される係合部を有するソケットハウジングと、光源として機能する発光素子と少なくとも前記発光素子に電流を供給するための配線パターンが形成された基板と前記配線パターンに前記発光素子を接続する導電部とを有すると共に前記ソケットハウジングに配置された発光モジュールと、前記基板に取り付けられ前記発光素子と前記導電部を囲む枠体と、前記枠体の内側において前記基板に前記発光素子と前記導電部を封止する封止部と、前記封止部上に形成されたレンズ部とを備えたものである。
これにより、封止樹脂によって発光素子と導電ワイヤーが封止されると共に成形精度の高いレンズ部によって発光素子と導電ワイヤーが覆われる。
第9に、上記したまた別の本発明に係る光源ユニットにおいては、前記枠体が前記発光素子から出射される光の一部を反射するリフレクターとして設けられることが望ましい。
これにより、枠体が封止樹脂の形状を定める機能と光の反射機能の双方の機能を有する。
第10に、上記したまた別の本発明に係る光源ユニットにおいては、前記枠体は前記基板上に塗布された流動性樹脂が固化されることにより形成され、前記基板上に前記枠体の外側に位置され前記発光素子を駆動する制御素子が搭載され、前記枠体を形成するための前記流動性樹脂の塗布工程において前記流動性樹脂の一部が前記制御素子に塗布されることが望ましい。
これにより、枠体の形成作業において制御素子に流動性樹脂が塗布される。
第11に、上記したまた別の本発明に係る光源ユニットにおいては、前記枠体は前記流動性樹脂の多段の塗布により形成されることが望ましい。
これにより、枠体の高さを高くすることが可能になる。
第12に、本発明に係る光源ユニットの製造方法は、所定の部材に係合される係合部を有するソケットハウジングと、光源として機能する発光素子と少なくとも前記発光素子に電流を供給するための配線パターンが形成された基板と前記配線パターンに前記発光素子を接続する導電部とを有すると共に前記ソケットハウジングに配置された発光モジュールと、前記基板に取り付けられ前記発光素子と前記導電部を囲む枠体とを備えた光源ユニットの製造方法であって、前記枠体の内側において封止部を前記基板に塗布して前記発光素子と前記導電部を封止し、前記封止部上に成形用樹脂を塗布し、前記成形用樹脂を硬化させてレンズ部を形成するものである。
これにより、封止樹脂によって発光素子と導電ワイヤーが封止されると共に成形精度の高いレンズ部によって発光素子と導電ワイヤーが覆われる。
第13に、本発明に係る車輌用灯具は、光源ユニットを備えた車輌用灯具であって、光源ユニットを備えた車輌用灯具であって、前記光源ユニットは、所定の部材に係合される係合部を有するソケットハウジングと、光源として機能する発光素子と少なくとも前記発光素子に電流を供給するための配線パターンが形成された基板と前記配線パターンに前記発光素子を接続する導電部とを有すると共に前記ソケットハウジングに配置された発光モジュールと、前記基板に前記発光素子と前記導電部を封止する封止部と、前記封止部上に形成されたレンズ部とを備え、前記レンズ部の弾性率が前記封止部の弾性率より高くされたものである。
これにより、光源ユニットにおいて、封止樹脂によって発光素子と導電ワイヤーが封止されると共に成形精度の高いレンズ部によって発光素子と導電ワイヤーが覆われる。
第14に、別の本発明に係る車輌用灯具は、光源ユニットを備えた車輌用灯具であって、光源ユニットを備えた車輌用灯具であって、前記光源ユニットは、所定の部材に係合される係合部を有するソケットハウジングと、光源として機能する発光素子と少なくとも前記発光素子に電流を供給するための配線パターンが形成された基板と前記配線パターンに前記発光素子を接続する導電部とを有すると共に前記ソケットハウジングに配置された発光モジュールと、前記基板に前記発光素子と前記導電部を封止する封止部と、前記封止部の少なくとも一部を覆うカバーレンズ部と前記カバーレンズ部から突出され前記基板に接して位置される脚部とを有するレンズ部とを備えたものである。
これにより、光源ユニットにおいて、封止樹脂によって発光素子と導電ワイヤーが封止されると共に成形精度の高いレンズ部によって発光素子と導電ワイヤーが覆われる。
第15に、また別の本発明に係る車輌用灯具は、光源ユニットを備えた車輌用灯具であって、前記光源ユニットは、所定の部材に係合される係合部を有するソケットハウジングと、光源として機能する発光素子と少なくとも前記発光素子に電流を供給するための配線パターンが形成された基板と前記配線パターンに前記発光素子を接続する導電部とを有すると共に前記ソケットハウジングに配置された発光モジュールと、前記基板に取り付けられ前記発光素子と前記導電部を囲む枠体と、前記枠体の内側において前記基板に前記発光素子と前記導電部を封止する封止部と、前記封止部上に形成されたレンズ部とを備えたものである。
これにより、光源ユニットにおいて、封止樹脂によって発光素子と導電ワイヤーが封止されると共に成形精度の高いレンズ部によって発光素子と導電ワイヤーが覆われる。
本発明によれば、封止樹脂によって発光素子と導電ワイヤーが封止されると共に成形精度の高いレンズによって発光素子が覆われるため、基板に搭載される素子の良好な接合状態を確保することができると共に発光素子から出射される光の外部へ向けての良好な出射状態を確保することができる。
図2乃至図35と共に本発明の実施の形態を示すものであり、本図は、車輌用灯具の断面図である。 光源ユニットの分解斜視図である。 光源ユニットの斜視図である。 光源ユニットの断面図である。 光源ユニットの正面図である。 光源ユニットの背面図である。 発光素子が封止された封止部上にレンズ部が配置された状態を示す概略拡大断面図である。 各発光素子に応じて凸部が設けられたレンズ部等を示す断面図である。 図10乃至図12と共に予め形成されたレンズ部が封止部上に配置される第1の例を示すものであり、本図は、枠体の内側に封止用樹脂が充填された状態を示す概略拡大断面図である。 枠体の内側に充填された封止部上にレンズ部が配置された状態を示す概略拡大断面図である。 段差が形成された枠体の内側に充填された封止部上にレンズ部が配置された状態を示す概略拡大断面図である。 枠体の内側に充填された封止部に段差が形成されたレンズ部が配置された状態を示す概略拡大断面図である。 図14及び図15と共に枠体が設けられない場合の第2の例を示すものであり、本図は、基板に封止樹脂が塗布された状態を示す概略拡大断面図である。 封止部上に成形用樹脂が塗布されてレンズ部が形成された状態を示す概略拡大断面図である。 封止部上に予め形成されたレンズ部が配置された状態を示す概略拡大断面図である。 図17及び図18と共にレンズ部が封止樹脂の機能をも有する第3の例を示すものであり、本図は、基板に成形用樹脂が塗布されてレンズ部が形成された状態を示す概略拡大断面図である。 一つの発光素子と一つの導電ワイヤーとを一組として一組ずつにレンズ部が形成された状態を示す概略拡大断面図である。 発光素子の種類や機能毎にレンズ部が形成された状態を示す概略拡大断面図である。 図20乃至図23と共に粘度が異なる2種類の樹脂を用いた第4の例を示すものであり、本図は、複数のソケットハウジングの周囲に高弾性率樹脂が塗布された状態を示す概略拡大断面図である。 基板に成形用樹脂が塗布されてレンズ部が形成された状態を示す概略拡大断面図である。 各ソケットハウジングの周囲に高弾性率樹脂が塗布された状態を示す概略拡大断面図である。 基板に成形用樹脂がそれぞれ塗布されて複数のレンズ部が形成された状態を示す概略拡大断面図である。 基板に封止樹脂と成形用樹脂がそれぞれ塗布されてレンズ部が形成された状態を示す概略拡大断面図である。 図25乃至図30と共に枠体が設けられていない状態において予め形成されたレンズ部が封止樹脂上に配置される第5の例を示すものであり、本図は、基板に封止樹脂が充填されレンズ部が配置される前の状態を示す概略拡大断面図である。 レンズ部の斜視図である。 基板に充填された封止樹脂にレンズ部が押し付けられた状態を示す概略拡大断面図である。 第1の変形例に係るレンズ部を示す斜視図である。 第2の変形例に係るレンズ部を示す斜視図である。 第3の変形例に係るレンズ部等を示す概略拡大断面図である。 第4の変形例に係るレンズ部等を示す概略拡大断面図である。 図32乃至図35と共に基板上に流動性樹脂が塗布されることにより枠体が形成される例を示すものであり、本図は、枠体が形成される前の状態を示す斜視図である。 ノズルからの流動性樹脂の吐出が開始された状態を示す斜視図である。 枠体が形成されている途中の状態を示す斜視図である。 流動性樹脂の塗布ルートを示す平面図である。 枠体が形成された状態を示す斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。
以下に示した実施の形態は、本発明光源ユニットをストップランプ及びテールランプの機能を有するコンビネーションランプにおいて用いられる光源ユニットに適用し、本発明車輌用灯具をこの光源ユニットを備えた車輌用灯具に適用したものである。但し、本発明の適用範囲はストップランプ及びテールランプの機能を有するコンビネーションランプにおいて用いられる光源ユニット及びこれを備えた車輌用灯具に限られることはない。
本発明光源ユニットは、ヘッドランプ、クリアランスランプ、テールランプ、ターンシグナルランプ、ストップランプ、デイタイムランニングランプ、コーナーリングランプ、ハザードランプ、ポジションランプ、バックランプ、フォグランプ等又はこれらの組み合わせであるコンビネーションランプ等の各種の車輌用灯具に用いられる光源ユニットに広く適用することができる。また、本発明車輌用灯具は、これらの各種の光源ユニットを備えた車輌用灯具に広く適用することができる。
以下の説明においては、光軸方向を前後方向とし光の出射方向を後方として前後上下左右の方向を示すものとする。尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
先ず、車輌用灯具の概略構成について説明する(図1参照)。
車輌用灯具1は、それぞれ車体の前端部における左右両端部に取り付けられて配置されている。
車輌用灯具1は後方に開口された凹部を有するランプボデイ2とランプボデイ2の後側の開口2aを閉塞するカバー3とを備えている。ランプボデイ2とカバー3によって灯具外筐4が構成され、灯具外筐4の内部空間が灯室5として形成されている。
ランプボデイ2の前端部は前後に貫通された略円筒状のユニット取付部6として設けられ、ユニット取付部6の内側の空間が取付孔6aとして形成されている。ユニット取付部6の内周面には内方に突出された係合突部7、7、・・・が周方向に離隔して設けられている。
次に、ランプボデイ2に取り付けられる光源ユニット8の構造について説明する(図2乃至図6参照)。
ランプボデイ2のユニット取付部6には光源ユニット8が着脱可能にされている。光源ユニット8はソケットハウジング9と給電体10と発光モジュール11を有している(図2乃至図6参照)。
ソケットハウジング9は樹脂成形部12と放熱板13が一体成形されることにより形成されている。一体成形としては、例えば、金型のキャビティに金属材料が保持された状態で溶融樹脂(樹脂材料)が充填されて金属材料と樹脂材料によって成形品が一体に形成される所謂インサート成形が用いられている。
樹脂成形部12は熱伝導性に優れ、例えば、カーボン等が含有された樹脂材料によって形成され、導電性をも有している。樹脂成形部12は、熱伝導係数が1W/mk〜30W/mkにされていることが好ましく、熱伝導率が放熱板13の熱伝導率より低く後述する端子保持部(21)より高くされていることが好ましい。樹脂成形部12は前後方向を向く円板状のベース面部14とベース面部14の中央部から後方に突出された突状部15とベース面部14から前方に突出された第1の放熱フィン16、16、・・・とベース面部14から前方に突出された第2の放熱フィン17、17とベース面部14から前方に突出されたコネクター連結部18とを有している。
突状部15は外形が円形状に形成された基板配置部19と基板配置部19の外周面に設けられた係合部20、20、・・・とを有している。
基板配置部19には後方に開口された配置凹部19aが形成されている。配置凹部19aは略矩形状に形成され、発光モジュール11の外形状より一回り大きくされている。係合部20、20、・・・は周方向に離隔して設けられている。係合部20、20、・・・は基板配置部19の後端部に位置されている。
第1の放熱フィン16、16、・・・は、例えば、左右方向において等間隔に並んで設けられ、ベース面部14の左右両端部以外の部分における上半部から突出されている(図6参照)。
第2の放熱フィン17、17は左右方向においてそれぞれ第1の放熱フィン16、16、・・・の両側に位置され、ベース面部14の左右両端部から突出されている。第2の放熱フィン17、17は左右方向における厚みが第1の放熱フィン16、16、・・・の左右方向における厚みより厚くされている。
コネクター連結部18は軸方向が前後方向にされた筒状に形成され、第1の放熱フィン16、16、・・・の下側に位置されている。
放熱板13は熱伝導性の高いアルミニウム等の板状の金属材料が所定の形状に形成されて成る(図2及び図4参照)。放熱板13は第1の放熱部13aと第2の放熱部13b、13bと第3の放熱部13c、13cと第4の放熱部13d、13dから成る。
第1の放熱部13aと第4の放熱部13d、13dはそれぞれ前後方向を向く略矩形状に形成され、第2の放熱部13b、13bと第3の放熱部13c、13cはそれぞれ左右方向を向く略矩形状に形成されている。第3の放熱部13c、13cはそれぞれ後端部が第1の放熱部13aの左右両端部に連続され、第4の放熱部13d、13dは、それぞれ内側の端部が第3の放熱部13c、13cの前端部に連続され、それぞれ外側の端部が第2の放熱部13b、13bの後端部に連続されている。従って、第3の放熱部13c、13cはそれぞれ第1の放熱部13aに対して直交する方向へ折り曲げられて形成され、第4の放熱部13d、13dはそれぞれ第3の放熱部13c、13cに対して直交する方向へ折り曲げられて形成され、第2の放熱部13b、13bはそれぞれ第4の放熱部13d、13dに対して直交する方向へ折り曲げられて形成されている。
放熱板13は第1の放熱部13aが樹脂成形部12における基板配置部19の配置凹部19aに位置され、樹脂成形部12に対して露出されている(図4参照)。放熱板13は、第2の放熱部13b、13bがそれぞれ第2の放熱フィン17、17の内部に位置され、第3の放熱部13c、13cが基板配置部19の内部に位置され、第4の放熱部13d、13dがベース面部14の内部に位置されている。
樹脂成形部12には基板配置部19からベース面部14に亘る位置に図示しない挿入配置孔が形成され、挿入配置孔は配置凹部19aとコネクター連結部18の内部とに連通されている。
給電体10は絶縁性の樹脂材料によって形成された端子保持部21と端子保持部21に保持され図示しない電源回路(外部電力)に接続される接続端子22、22、22とを有している(図2参照)。
端子保持部21は前後方向に延び上下の厚みが薄い扁平な形状に形成されている。
接続端子22、22、22は金属材料によって形成され、一部を除いて端子保持部21の内部において左右に並んで位置されている。接続端子22は前後に延びる端子部23と端子部23の後端寄りの位置から互いに反対方向へ突出された抜け止め突部24、24とから成る。端子部23は前端側の部分がコネクター接続部23aとして設けられ後端部がワイヤー接続部23bとして設けられている。ワイヤー接続部23bの表面の少なくとも一部には、例えば、ニッケルや金等による表面処理が施されている。
接続端子22はコネクター接続部23aが端子保持部21から前方に突出されワイヤー接続部23bが端子保持部21から後方に突出されている。接続端子22は抜け止め突部24、24が端子保持部21の内部に位置されることにより、端子保持部21からの前後方向における脱落が防止されている。
給電体10は端子保持部21と接続端子22、22、22が、例えば、インサート成形によって一体に形成されている。給電体10はコネクター接続部23a、23a、23a及びワイヤー接続部23b、23b、23b以外の部分が樹脂成形部12に形成された挿入配置孔に挿入され、コネクター接続部23a、23a、23aがコネクター連結部18の内部に位置され(図6参照)、ワイヤー接続部23b、23b、23bが配置凹部19aに位置される(図3参照)。
給電体10は、例えば、インサート成形により形成された状態において金型のキャビティに配置され、キャビティに樹脂成形部12を形成するための溶融樹脂が充填され、ソケットハウジング9と、例えば、インサート成形によって一体に形成される。
発光モジュール11は前後方向を向き略矩形状に形成された基板25と基板25上に搭載された発光素子26、26、・・・と基板25上に搭載された各種の制御素子27、27、・・・とを有している(図2乃至図5参照)。
基板25は、例えば、セラミック基板であり、基板25には発光素子26、26、・・・に電流の供給等を行うための配線パターンが形成されている。基板25の大きさは放熱板13の第1の放熱部13aの大きさと略同じにされている。
発光素子26、26、・・・・は基板25の中央部に、例えば、五つが搭載され、発光素子26、26、・・・としては発光ダイオード(LED)が用いられている。発光素子26、26、・・・は、一つの発光素子26の周囲に四つの発光素子26、26、・・・が周方向に等間隔に離隔した状態で搭載され、中央の発光素子26が、例えば、テールランプ用の光源として機能し、周囲の四つの発光素子26、26、・・・が、例えば、ストップランプ用の光源として機能する。発光素子26、26、・・・はそれぞれ導電部として機能する導電ワイヤー28、28、・・・によって配線パターンに接続されている(図7参照)。尚、発光素子26、26、・・・と配線パターンの接続は導電ワイヤー28、28、・・・以外の他の導電部によって行われていてもよく、例えば、導電部として半田が用いられるフリップチップ型の半田実装等によって行われていてもよい。
接続端子22、22、22はそれぞれテールランプ用の電源供給端子とストップランプ用の電源供給端子とアース用の電源供給端子として設けられている。
尚、基板25に搭載される発光素子26の数及び機能は車輌用灯具1の種類や必要な輝度等に応じて任意に設定することが可能である。
制御素子27、27、・・・としては、例えば、ダイオードやコンデンサや抵抗器等が用いられ、発光モジュール11における発光素子26、26、・・・の外側の位置に搭載され、それぞれ配線パターンに接続されている。
基板25は背面が放熱板13における第1の放熱部13aの表面に接着剤30によって接着されている(図4参照)。接着剤30としては熱伝導性の接着剤が用いられている。
基板25の下端部には配線パターンに接続された電極パッド29、29、29が左右に並んで形成されている(図3参照)。
電極パッド29、29、29はそれぞれ接続端子22、22、22におけるワイヤー接続部23b、23b、23bの近傍に位置されている。
電極パッド29、29、29は、例えば、アルミニウム等によって形成され導通接続部として機能するワイヤー31、31、31によりそれぞれ接続端子22、22、22のワイヤー接続部23b、23b、23bに超音波溶着や半田付けによって接続されている。ワイヤー接続部23bとワイヤー31の接続は、ワイヤー接続部23bにおけるニッケルや金等による表面処理が施された部分で行われている。尚、電極パッド29、29、29と接続端子22、22、22の接続はワイヤー31、31、31以外の他の導通接続部によって行われていてもよい。
基板25には発光素子26、26、・・・と制御素子27、27、・・・の間に枠体32が取り付けられている(図3、図4及び図7参照)。枠体32は、例えば、樹脂材料によって略円環状に形成され、発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・を囲む位置に配置されている。
枠体32の内部には封止部33が塗布され、封止部33によって発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・が封止されている(図7参照)。封止部33は枠体32の内部に液状の封止用樹脂が充填(注入)され、硬化されることにより成形され、発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・を封止する。従って、枠体32は封止用樹脂の制御素子27、27、・・・側への不必要な流動を防止し、封止部33を所定の形状に定める機能を有している。
封止部33は屈折率が発光素子26、26、・・・と空気の屈折率の中間にされており、封止部33が発光素子26、26、・・・を封止することにより、発光素子26、26、・・・の屈折率と空気の屈折率との相違が緩和され、発光素子26、26、・・・からの外部への光の出射効率の向上が図られる。
封止部33上にはレンズ部34が配置されている。レンズ部34は所定の成形用樹脂によって後方に凸の半球状に形成されている。レンズ部34は、例えば、液状の所定の成形用樹脂が枠体32の内部において硬化前又は硬化後の封止部33上に充填され、硬化されることにより形成される。従って、枠体32はレンズ部34を形成する成形用樹脂の制御素子27、27、・・・側への不必要な流動を防止し、レンズ部34を所定の形状に定める機能をも有している。
成形用樹脂は封止部33上に充填され、硬化されることにより形成される。従って、枠体32はレンズ部34を形成する成形用樹脂の制御素子27、27、・・・側への不必要な流動を防止し、レンズ部34を所定の形状に定める機能をも有している。
また、レンズ部34は屈折率が発光素子26と空気の屈折率の中間にされており、発光素子26、26、・・・から出射された光が封止部33とレンズ部34の界面において全反射され難く、光の外部への出射効率の向上を図ることができる。
さらに、枠体32が設けられていることにより、枠体32の内側に封止用樹脂又は成形用樹脂が注入されるときに封止用樹脂又は成形用樹脂の注入位置が所定の位置に対してずれた場合においても封止用樹脂又は成形用樹脂が一定の形状に形成され、封止用樹脂又は成形用樹脂の成形精度の向上が図られる。
上記のように光源ユニット8には、基板25に取り付けられ発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・を囲む枠体32が設けられ、枠体32の内側に封止部33が充填され、封止部33上に成形用樹脂が塗布されて硬化されレンズ部34が形成される。
従って、封止部33によって発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・が封止されると共に成形精度の高いレンズ部34によって発光素子26、26、・・・が覆われるため、発光素子26、26、・・・の良好な搭載状態を確保することができると共に発光素子26、26、・・・から出射される光の外部へ向けての良好な出射状態を確保することができる。尚、基板25に対するレンズ部34の角度、即ち、基板25の上面とレンズ部34の下端を通る接線との角度Aは85°乃至130°が望ましい。
成形用樹脂は粘度が封止用樹脂の粘度より高くされ、封止用樹脂に対して流動性が低くされている。成形用樹脂の粘度は、例えば、40Pa・s(パスカル・秒)以上にされ、封止用樹脂の粘度は、例えば、5〜15Pa・s(パスカル・秒)にされている。
成形用樹脂が40Pa・s以上にされることにより、成形用樹脂が封止用樹脂上に注入されたときに必要以上に流動されずレンズ部34の形状が所望の形状に形成され易い。
一方、封止用樹脂が5〜15Pa・sにされることにより、封止用樹脂が基板25上に注入されたときに所望の状態に流動され平面状の形状を維持し易く、良好な成形性を確保することが可能である。また、封止用樹脂が5〜15Pa・sにされることにより、封止用樹脂が基板25上に注入されたときの導電ワイヤー28、28、・・・に対する負荷が小さく、導電ワイヤー28、28、・・・の断線等の発生を抑制することができる。
上記のように光源ユニット8にあっては、成形用樹脂の粘度が封止部33の粘度より高くされている。
従って、粘度の低い封止部33によって発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・が封止されると共に成形精度の高いレンズ部34によって発光素子26、26、・・・が覆われるため、発光素子26、26、・・・の良好な搭載状態を確保することができると共に発光素子26、26、・・・から出射される光の外部へ向けての良好な出射状態を確保することができる。
尚、硬化前の封止部33が基板25上に注入されるときには枠体32の内側に封止部33が注入され、枠体32によって封止部33の形状が定められるため、封止部33の粘度は5Pa・s未満であってもよい。
また、レンズ部34は金型によって形成され封止部33上に配置される場合もあるが、この場合にはレンズ部34が金型によって所定の形状に形成されるため、粘度が40Pa・s未満の成形用樹脂が用いられていてもよい。
レンズ部34は封止部33より弾性率が高くされている。弾性率は常温(25°C)において測定されたときに、封止部33が1MPa未満にされレンズ部34が1MPa以上にされていることが望ましい。
レンズ部34の弾性率が封止部33の弾性率より高くされることにより、レンズ部34を形成するための成形用樹脂が封止用樹脂上に注入されたときに必要以上に流動されずレンズ部34の形状が所望の形状に形成され易い。また、封止部33を形成するための封止用樹脂が基板25上に注入されたときに所望の状態に流動され平面状の形状を維持し易く、良好な成形性を確保することが可能である。また、封止用樹脂が基板25上に注入されたときの導電ワイヤー28、28、・・・に対する負荷が小さく、導電ワイヤー28、28、・・・の断線等の発生を抑制することができる。
上記のように光源ユニット8にあっては、レンズ部34の弾性率が封止部33の弾性率より高くされている。
従って、弾性率の低い封止部33によって発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・が封止されると共に成形精度の高いレンズ部34によって発光素子26、26、・・・が覆われるため、発光素子26、26、・・・の良好な搭載状態を確保することができると共に発光素子26、26、・・・から出射される光の外部へ向けての良好な出射状態を確保することができる。
レンズ部34が配置された状態においては、発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・が封止部33に封止された状態でレンズ部34によって覆われる。
尚、上記には、枠体32が樹脂材料によって形成された例を示したが、枠体32は金属材料によって形成されていてもよく、また、樹脂材料によって形成され表面に金属蒸着等の処理が行われていてもよく、また、白色の樹脂によって形成されていてもよい。枠体32がこのような構成にされることにより、枠体32を発光素子26、26、・・・から出射される光の一部を反射するリフレクターとして機能させることが可能になる。
従って、枠体32が封止部33及びレンズ部34の形状を定める機能と光の反射機能の双方の機能を有し、部品点数の増大を伴うことなく光源ユニット8の機能性の向上を図ることができる。
また、上記には半球状のレンズ部34を例として示したが、例えば、レンズ部34に代えて発光素子26、26、・・・に応じた形状に形成されたレンズ部34Aが用いられていてもよい(図8参照)。レンズ部34Aは発光素子26、26、・・・に応じて複数の凸部34a、34a、・・・を有している。
レンズ部34Aが用いられることにより、発光素子26、26、・・・から出射された光がそれぞれ凸部34a、34a、・・・によって制御されて外部に出射され、配光パターンの形成に関して自由度の向上を図ることができる。
上記のように構成された光源ユニット8には、突状部15に環状のガスケット36が外嵌状に取り付けられる(図4参照)。ガスケット36は樹脂材料又はゴム材料によって形成されている。光源ユニット8はガスケット36が取り付けられた状態において、突状部15がランプボデイ2のユニット取付部6に前側から挿入され、周方向に回転されて係合部20、20、・・・がそれぞれ係合突部7、7、・・・に後側から係合される(図1参照)。このとき係合突部7、7、・・・は係合部20、20、・・・とガスケット36に挟持され、光源ユニット8がランプボデイ2に取り付けられる。光源ユニット8がランプボデイ2に取り付けられた状態においては、ガスケット36によってユニット取付部6が閉塞され、外部からのユニット取付部6を介しての灯室5への水分等の異物の侵入が防止される。
逆に、光源ユニット8が周方向において上記とは反対方向へ回転されると、係合部20、20、・・・の係合突部7、7、・・・に対する係合が解除され、突状部15をユニット取付部6から引き出すことにより、光源ユニット8をランプボデイ2から取り外すことができる。
光源ユニット8がランプボデイ2に取り付けられた状態において、電源回路から接続端子22、22、22を介して配線パターンに電流が供給されると、少なくとも一つの発光素子26から光が出射される。このとき車輌用灯具1がテールランプとして機能する場合には中央に位置された一つの発光素子26から光が出射され、車輌用灯具1がストップランプとして機能する場合には中央に位置された以外の四つの発光素子26、26、・・・から光が出射される。
発光素子26から出射された光は封止部33及びレンズ部34を透過され、カバー3を介して外部に照射される。このときレンズ部34によって光の照射方向が制御され、光が所定の方向へ向けて外部に照射される。このとき枠体32がリフレクターとして機能する場合には、発光素子26から出射された光の一部が枠体32で反射されて外部に照射される。
発光素子26からの光の出射時には発光モジュール11において熱が発生するが、発生した熱は熱伝導性に優れた接着剤30を介して第1の放熱部13aに伝達され放熱板13及び樹脂成形部12に伝達される。放熱板13及び樹脂成形部12に伝達された熱は、主に、第1の放熱フィン16、16、・・・と第2の放熱フィン17、17から外部に放出される。
以下に、発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・を封止する構成の各例について説明する。
先ず、枠体32の内側に封止部33が充填され、金型等によって予め形成されたレンズ部34が封止部33上に配置される第1の例について説明する(図9乃至図12参照)。予め形成されたレンズ部34は金型によって形成されており、高い成形精度が確保されている。
第1の例は、枠体32の内側の空間の全体が満たされるように封止部33が充填される例である(図9参照)。このとき封止部33は表面張力によって中央部が盛り上がった状態にされる。
次いで、封止部33の硬化前にレンズ部34が封止部33に押し付けられる(図10参照)。レンズ部34が封止部33に押し付けられると、封止部33の一部が枠体32とレンズ部34の外周部との間にはみ出され、封止部33が硬化されることにより、封止部33のうちレンズ部34に押し付けられた部分に加えてはみ出された部分もレンズ部34に接着される。封止部33の硬化は、例えば、封止部33が加熱されることにより行われる。
このようにレンズ部34が封止部33に押し付けられて枠体32に接着されることにより、レンズ部34の枠体32との結合が容易であり、光源ユニット8を容易に形成することができる。
また、図11に示すように、枠体32に周方向に延びる位置決め用の段差32aが形成され、段差32aによってレンズ部34が枠体32に対して位置決めされて枠体32に取り付けられてもよい。
逆に、図12に示すように、レンズ部34に周方向に延びる位置決め用の段差34bが形成され、段差34bによってレンズ部34が枠体32に対して位置決めされて枠体32に取り付けられてもよい。
このように段差32a又は段差34bが形成されることにより、レンズ部34の枠体32に対する組付性の向上を図ることができると共に枠体32に対するレンズ部34の位置精度の向上を図ることができる。
次に、枠体32が設けられない場合の第2の例について説明する(図13乃至図15参照)。
第2の例は、枠体32が設けられていない状態において、封止部33が基板25上に塗布される(図13参照)。基板25上に塗布された封止部33は、発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・の全体を覆う状態にされ、枠体32が存在する場合に比し基板25に対する塗布面積が大きくされる。
次に、封止部33が一定の硬度になるまで加熱される。封止部33は、例えば、150°Cにおいて10分間加熱され、仮硬化状態にされる。
次いで、成形用樹脂が封止部33上に塗布される(図14参照)。塗布された成形用樹脂は粘度が封止部33より高く、略半球状の形状にされる。
続いて、封止部33と成形用樹脂が同時に、例えば、150°Cにおいて180分間加熱される。封止部33と成形用樹脂が同時に加熱されることにより、封止部33が硬化されると共に成形用樹脂が硬化されてレンズ部34が形成される。封止部33と成形用樹脂が加熱されて硬化されることにより、封止部33とレンズ部34が接着される。
第2の例のように、封止部33を仮硬化させた状態で封止部33と成形用樹脂を加熱して硬化させることにより、封止部33を硬化させた後に成形用樹脂を硬化させる場合に比し、全体の加熱時間が短縮化され、光源ユニット8の製造時間の短縮化を図ることができる。
また、封止部33と成形用樹脂が同時に加熱されることにより封止部33とレンズ部34が接着されるため、レンズ部34を封止部33に接着するための接着剤が不要になり、製造コストの低減を図ることができると共に接着時間が不要になり光源ユニット8の一層の製造時間の短縮化を図ることができる。
上記した第2の例においては、封止部33上に成形用樹脂を塗布してレンズ部34を形成する例を示したが、例えば、封止部33上に金型等によって予め形成されたレンズ部34を配置することも可能である(図13及び図15参照)。
この場合には、封止部33が基板25上に塗布された状態において(図13参照)、上記と同様に、封止部33が一定の硬度になるまで加熱されて仮硬化状態にされ、予め形成されたレンズ部34が封止部33上に配置される(図15参照)。
封止部33上に配置されたレンズ部34は予め形成されて硬化されているため、レンズ部34が封止部33上に配置されると、封止部33がレンズ部34によって押し込まれ封止部33におけるレンズ部34の外周側の部分が盛り上がり、この部分が盛り上がり部33aとして形成される。尚、基板25の上面とレンズ部34の下端を通る接線との角度Bは85°乃至130°が望ましく、基板25の上面と封止部33の下端を通る接線との角度Cは130°乃至170°が望ましい。
次に、封止部33が、例えば、150°Cにおいて180分間加熱され、封止部33が硬化されると共に封止部33とレンズ部34が接着される。
このように、封止部33を仮硬化させた状態でレンズ部34を配置して封止部33を加熱して硬化させることにより、封止部33を硬化させた後に成形用樹脂を硬化させる場合に比し、全体の加熱時間が短縮化され、光源ユニット8の製造時間の短縮化を図ることができる。
また、封止部33が加熱されることにより封止部33とレンズ部34が接着されるため、レンズ部34を封止部33に接着するための接着剤が不要になり、製造コストの低減を図ることができると共に接着時間が不要になり光源ユニット8の一層の製造時間の短縮化を図ることができる。
さらに、封止部33のうちレンズ部34に押し付けられた部分に加えて盛り上がり部33aもレンズ部34に接着されるため、封止部33とレンズ部34の強固な結合状態を確保することができる。
次に、レンズ部34が封止部33の機能をも有する第3の例について説明する(図16乃至図18参照)。
第3の例においては、成形用樹脂が基板25上に塗布される(図16参照)。基板25上に塗布された成形用樹脂は、例えば、半球状に形成され、成形用樹脂によって発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・の全体が覆われる。
続いて、成形用樹脂が加熱されて硬化されることによりレンズ部34が形成され、レンズ部34によって発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・が封止される。
このように、成形用樹脂を加熱して硬化させることによりレンズ部34を形成し、レンズ部34によって発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・が封止される構成にすることにより、光源ユニット8の製造コストの低減及び製造時間の短縮化を図ることができる。
尚、レンズ部34によって発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・が封止される構成は、図17に示すように、一つの発光素子26と一つの導電ワイヤー28とを一組として一組ずつ行うことが可能であり、この場合には複数のレンズ部34、34、・・・が設けられる。
このように一つの発光素子26と一つの導電ワイヤー28とを一組として一組ずつレンズ部34によって封止される構成にすることにより、成形用樹脂の使用量が低減され、光源ユニット8の製造コストの低減を図ることができる。
また、レンズ部34によって発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・が封止される構成は、図18に示すように、発光素子26、26、・・・の種類や機能毎に行うことも可能である。例えば、光源ユニット8には、第1の発光素子としてテールランプ用の光源として機能する発光素子26と第2の発光素子としてストップランプ用の光源として機能する発光素子26、26、・・・とが設けられており、テールランプ用の第1の発光素子26と導電ワイヤー28をレンズ部34によって封止し、ストップランプ用の第2の発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・を別のレンズ部34によって封止することが可能である。
上記のように、第1の発光素子26と第2の発光素子26、26、・・・を各別にレンズ部34、34によって封止することにより、発光素子26、26、・・・の機能に応じてレンズ部34、34の形状や大きさや種類を変更することが可能になり、設計の自由度の向上を図ることができる。
次に、粘度が異なる2種類の樹脂を用いた第4の例について説明する(図19乃至図23参照)。
第4の例においては、枠体32が設けられていない状態において、成形用樹脂より弾性率の高い高弾性率樹脂38が基板25上における発光素子26、26、・・・の周囲に塗布される(図19参照)。基板25上に塗布された高弾性率樹脂38は基板25上に塗布された状態において環状に形成される。
次に、高弾性率樹脂38が一定の硬度になるまで加熱される。高弾性率樹脂38は、例えば、150°Cにおいて10分間加熱され、仮硬化状態にされる。
次いで、成形用樹脂が高弾性率樹脂38の内側に塗布される(図20参照)。塗布された成形用樹脂は略半球状の形状にされる。
続いて、高弾性率樹脂38と成形用樹脂が同時に、例えば、150°Cにおいて180分間加熱される。高弾性率樹脂38と成形用樹脂が同時に加熱されることにより、高弾性率樹脂38が硬化されると共に成形用樹脂が硬化されてレンズ部34が形成される。高弾性率樹脂38と成形用樹脂が加熱されて硬化されることにより、高弾性率樹脂38とレンズ部34が接着される。発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・はレンズ部34によって封止される。
第4の例のように、高弾性率樹脂38を仮硬化させた状態で高弾性率樹脂38と成形用樹脂を加熱して硬化させることにより、高弾性率樹脂38を硬化させた後に成形用樹脂を硬化させる場合に比し、全体の加熱時間が短縮化され、光源ユニット8の製造時間の短縮化を図ることができる。
また、高弾性率樹脂38と成形用樹脂が同時に加熱されることにより高弾性率樹脂38とレンズ部34が接着されるため、レンズ部34を高弾性率樹脂38に接着するための接着剤が不要になり、製造コストの低減を図ることができると共に接着時間が不要になり光源ユニット8の一層の製造時間の短縮化を図ることができる。
さらに、高弾性率樹脂38が基板25上における成形用樹脂の不必要な広がりを防止する土台として機能するため、レンズ部34の成形精度の向上を図ることができる。
尚、第4の例においても第3の例と同様に、図21及び図22に示すように、一つの発光素子26と一つの導電ワイヤー28とを一組として一組ずつ行うことが可能であり、この場合には複数のレンズ部34、34、・・・が設けられる。
このように一つの発光素子26と一つの導電ワイヤー28とを一組として一組ずつレンズ部34によって封止される構成にすることにより、成形用樹脂の使用量が低減され、光源ユニット8の製造コストの低減を図ることができる。
また、第4の例においても第3の例と同様に、発光素子26、26、・・・の種類や機能毎にレンズ部34、34によって封止し、例えば、テールランプ用の第1の発光素子26と導電ワイヤー28をレンズ部34によって封止し、ストップランプ用の第2の発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・を別のレンズ部34によって封止することが可能である。
このように、第1の発光素子26と第2の発光素子26、26、・・・を各別にレンズ部34、34によって封止することにより、発光素子26、26、・・・の機能に応じてレンズ部34、34の形状や大きさや種類を変更することが可能になり、設計の自由度の向上を図ることができる。
さらに、第4の例においても、基板25上において封止部33が硬化される前又は硬化された後に、成形用樹脂が封止部33上に塗布されレンズ部34が形成されるようにしてもよい(図23参照)。尚、成形用樹脂は封止用樹脂より弾性率が高くされている。
次に、枠体32が設けられていない状態において、金型等によって予め形成されたレンズ部34Bが封止部33上に配置される第5の例について説明する(図24乃至図30参照)。
第5の例においては、先ず、第2の例と同様に、封止部33が基板25上に塗布される(図24参照)。基板25上に塗布された封止部33は、発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・の全体を覆う状態にされる。
次いで、封止部33の硬化前にレンズ部34Bが封止部33に押し付けられる。レンズ部34Bは、図25に示すように、半球状に形成されたカバーレンズ部39とカバーレンズ部39の外周部から突出された脚部40、40とが一体に形成されて成る。カバーレンズ部39における脚部40、40が突出された面は、例えば、平面状の押付面39aとして形成されている。脚部40、40は、例えば、カバーレンズ部39の外周部における180°反対側に位置されている。レンズ部34Bの脚部40、40間の周方向における空間は脚部40、40の内面側と外面側を連通する開口部41、41として形成されている。
レンズ部34Bが封止部33に押し付けられると、封止部33が押付面39aに密着されると共に封止部33の一部が開口部41、41からレンズ部34Bの外側に押し出される(図26参照)。レンズ部34Bが封止部33に押し付けられた状態においては、発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・が押付面39aと基板25の間に位置され、脚部40、40の先端面がそれぞれ基板25に接した状態にされる。
次いで、封止部33が硬化されることにより、レンズ部34Bと封止部33が接着される。封止部33の硬化は、例えば、封止部33が加熱されることにより行われる。
このようにカバーレンズ部39が封止部33に押し付けられ一部の封止部33が開口部41、41から押し出されるため、押付面39aと封止部33が密着され押付面39aと封止部33の間に不必要な空隙(ボイド)が生じ難く、発光素子26、26、・・・から出射されカバーレンズ部39を透過される光の良好な発光状態を確保することができる。
また、封止部33によって発光素子26、26、・・・と導電ワイヤー28、28、・・・が封止されると共に予め形成された成形精度の高いレンズ部34によって発光素子26、26、・・・が覆われるため、発光素子26、26、・・・の良好な搭載状態を確保することができると共に発光素子26、26、・・・から出射される光の外部へ向けての良好な出射状態を確保することができる。
以下に、レンズの各変形例について説明する(図27乃至図30参照)。
第1の変形例に係るレンズ部34Cは、カバーレンズ部39とカバーレンズ部39の外周部から突出された脚部40C、40C、40Cとが一体に形成されて成る(図27参照)。脚部40C、40C、40Cは周方向において等間隔に位置されている。レンズ部34Cの脚部40C、40C、40C間の周方向における空間は開口部41、41、41として形成されている。
レンズ部34Cは三つの脚部40C、40C、40Cが周方向において等間隔に位置されているため、安定した状態で基板25に配置され、基板25に対するカバーレンズ部39の位置精度の向上を図ることができる。
第2の変形例に係るレンズ部34Dは、カバーレンズ部39とカバーレンズ部39の外周部から突出された脚部40Dとが一体に形成されて成る(図28参照)。脚部40Dは周方向に長く延びる円弧状に形成されている。脚部40Dの周方向における両端面間の空間は開口部41として形成されている。
レンズ部34Dは周方向に長く延びる円弧状に形成された脚部40Dを有しているため、安定した状態で基板25に配置され、基板25に対するカバーレンズ部39の位置精度の向上を図ることができる。
第3の変形例に係るレンズ部34Eは略半球状に形成されたカバーレンズ部39Eとカバーレンズ部39Eの外周部から突出された脚部40、40とが一体に形成されて成る(図29参照)。尚、脚部40の数は二つに限られる必要はなく、第1の変形例に係るレンズ部34Cや第2の変形例に係るレンズ部34Dのように三つ以上であっても一つであってもよい。
カバーレンズ部39Eにおける脚部40、40が突出された面は、基板25側に緩やかな凸の曲面状の押付面39bとして形成されている。脚部40、40間の周方向における空間は開口部41、41として形成されている。
レンズ部34Eが封止部33に押し付けられると、封止部33が押付面39bに密着されると共に封止部33の一部が開口部41、41からレンズ部34Eの外側に押し出される。このとき封止部33には基板25側に凸の曲面状の押付面39bが押し付けられ、封止部33の一部が開口部41、41から脚部40、40の外側に押し出され、押付面39bによって封止部33が外周側に移動される。
このようにレンズ部34Eには基板25側に凸の曲面状の押付面39bが形成されているため、押付面39bと封止部33の間に不必要な空隙(ボイド)が生じ難く、発光素子26、26、・・・から出射されカバーレンズ部39を透過される光の良好な発光状態を確保することができる。
第4の変形例に係るレンズ部34Fは略半球状に形成されたカバーレンズ部39Fとカバーレンズ部39Fの外周部から突出された脚部40、40とが一体に形成されて成る(図30参照)。尚、脚部40の数は二つに限られる必要はなく、第1の変形例に係るレンズ部34Cや第2の変形例に係るレンズ部34Dのように三つ以上であっても一つであってもよい。
カバーレンズ部39Fにおける脚部40、40が突出された面は、基板25側に緩やかな凸の曲面状の押付面39bとして形成されている。脚部40、40間の周方向における空間は開口部41、41として形成されている。押付面39bと脚部40、40の内面との境界部分は曲面部42、42として形成されている。
尚、レンズ部34Fのカバーレンズ部39Fには曲面状の押付面39bに代えて平面状の押付面39aが形成されていてもよい。
レンズ部34Fが封止部33に押し付けられると、封止部33が押付面39bと曲面部42、42に密着されると共に封止部33の一部が開口部41、41からレンズ部34Fの外側に押し出される。このとき封止部33には基板25側に凸の曲面状の押付面39bが押し付けられ、封止部33の一部が開口部41、41から脚部40、40の外側に押し出され、押付面39bによって封止部33が外周側に移動される。
このようにレンズ部34Fには押付面39bと脚部40、40の内面との境界部分が曲面部42、42として形成されているため、押付面39bと封止部33の間に加え押付面39bと脚部40、40の内面との境界部分にも不必要な空隙(ボイド)が生じ難く、発光素子26、26、・・・から出射されカバーレンズ部39を透過される光の一層良好な発光状態を確保することができる。
以下に、基板25に配置される枠体32の形成例について説明する(図31乃至図35参照)。
枠体32は、予め樹脂材料によって成形品として形成され、上記のように、基板25に取り付けられる場合もあるが、以下のように、基板25上に流動性樹脂を塗布することにより枠体32を形成することも可能である。尚、以下において参照する図は、説明の理解を容易にするために枠体32や基板25上に搭載(形成)される制御素子27を簡略化して示す。
基板25には枠体32が形成される部分である枠体形成部43の外側(外周側)に制御素子27が搭載されている(図31参照)。制御素子27は、上記したように、例えば、ダイオードやコンデンサや抵抗器等であり、制御素子27が抵抗(印刷抵抗)である場合には、抵抗値を所定の値に設定するためのトリミングが行われる。
トリミングは抵抗である制御素子27の表面の一部を削って制御素子27の抵抗値を高め、所定の値に設定する方法である。従って、トリミングが行われた状態においては、制御素子27の表面に削られた部分であるトリミング部27aが形成される。
このように抵抗である制御素子27にはトリミング部27aが形成されるが、トリミング部27aに対しては防滴処理が必要とされる。
枠体32は基板25の枠体形成部43に流動性樹脂44が塗布されることにより形成される。流動性樹脂44としては、例えば、シリコン材料が用いられている。
流動性樹脂44は塗布装置のノズル45から吐出される(図32参照)。このときノズル45によって制御素子27上又はその近傍から流動性樹脂44の塗布が開始され、トリミング部27a上に流動性樹脂44が塗布されていき、続いて、枠体形成部43上に流動性樹脂44が塗布されていく(図33参照)。
ノズル45による流動性樹脂44の塗布は、枠体形成部43に対して、例えば、2回重ねられて行われる(図34参照)。即ち、ノズル45による流動性樹脂44の塗布は、制御素子27上又はその近傍の塗布開始点Sから枠体形成部43に至り、枠体形成部43を2周して塗布終了点Eまで行われる。
従って、枠体形成部43に塗布された流動性樹脂44は2段に重ねられて一定の高さにされる(図35参照)。
ノズル45による流動性樹脂44の塗布が終了すると、塗布された流動性樹脂44が固化される。枠体形成部43に塗布された流動性樹脂44が固化されることにより枠体32が形成される。また、制御素子27に塗布された流動性樹脂44が固化されることにより、トリミング部27aが固化された流動性樹脂44によって覆われてトリミング27aに対する防滴が行われる。
枠体32の高さは、発光素子26に接続されるワイヤー28の高さ以上にされる。枠体32の高さがワイヤー28の高さ以上にされることにより、枠体32の内部に封止部33をワイヤー28の高さ以上の位置まで充填することができ、枠体32の内部に配置される発光素子26とワイヤー28を封止部33によって確実に封止することができる。
尚、上記には、枠体形成部43に流動性樹脂44が2段に塗布されて枠体32が形成された例を示したが、流動性樹脂44の重ねられる段数は3段以上であってもよい。但し、流動性樹脂44の重ねられる段数によっては枠体32の高さが必要以上に高くなり、発光素子26から出射される光の取出効率が低下するおそれがあるため、流動性樹脂44の重ねられる段数は発光素子26から出射される光の取出効率が低下しない高さの段数にされることが望ましい。
また、流動性樹脂44の重ねられる段数によっては自重によって流動性樹脂44の幅が必要以上に大きくなってしまうおそれもあるため、流動性樹脂44の重ねられる段数は形成される枠体32の幅が必要以上に大きくならない段数にされることが望ましい。
上記した枠体32の形成に際しては、枠体32を形成するための流動性樹脂44の塗布工程において流動性樹脂44の一部が制御素子27に塗布され、トリミング部27aが固化された流動性樹脂44によって覆われてトリミング27aに対する防滴処理が行われる。
従って、枠体32の形成作業において制御素子27に流動性樹脂44が塗布されるため、枠体32の形成作業とは別にトリミング部27aに対する防滴処理を行う必要がなく、作業効率の向上を図ることができる。
また、塗布された流動性樹脂44が固化されて枠体32が形成されるため、予め成形品として形成された枠体32を用いた場合のような基板25に枠体32を接着剤によって取り付ける作業を必要とせず、枠体32の形成作業が容易であると共に接着剤が不要になり製造コストの低減を図ることができる。
さらに、枠体32は流動性樹脂44の多段の塗布により形成されているため、枠体32の高さを高くすることが可能になり、枠体32の内部への封止部33の充填量を増やして発光素子26とワイヤー28を封止部33によって確実に封止することができる。
尚、上記には、ノズル45による流動性樹脂44の塗布が、制御素子27上又はその近傍の塗布開始点Sから枠体形成部43を2周した塗布終了点Eまで行われる例を示したが、塗布開始点Sと塗布終了点Eが逆にされ、流動性樹脂44の塗布が枠体形成部43を2周した位置から制御素子27上又はその近傍の位置まで行われてもよい。
1…車輌用灯具、8…光源ユニット、9…ソケットハウジング、11…発光モジュール、20…係合部、25…基板、26…発光素子、28…導電ワイヤー(導電部)、32…枠体、33…封止部、34…レンズ部、34A…レンズ部、34B…レンズ部、39…カバーレンズ部、39a…押付面、40…脚部、41…開口部、34C…レンズ部、40C…脚部、34D…レンズ部、40D…脚部、34E…レンズ部、39E…カバーレンズ部、39b…押付面、34F…レンズ部、39F…カバーレンズ部、42…曲面部、44…流動性樹脂

Claims (15)

  1. 所定の部材に係合される係合部を有するソケットハウジングと、
    光源として機能する発光素子と少なくとも前記発光素子に電流を供給するための配線パターンが形成された基板と前記配線パターンに前記発光素子を接続する導電部とを有すると共に前記ソケットハウジングに配置された発光モジュールと、
    前記基板に前記発光素子と前記導電部を封止する封止部と、
    前記封止部上に形成されたレンズ部とを備え、
    前記レンズ部の弾性率が前記封止部の弾性率より高くされた
    光源ユニット。
  2. 前記発光素子が複数設けられ、
    前記発光素子は第1の発光素子と第2の発光素子を有し、
    前記第1の発光素子と前記第2の発光素子が前記封止部によって各別に封止された
    請求項1に記載の光源ユニット。
  3. 所定の部材に係合される係合部を有するソケットハウジングと、
    光源として機能する発光素子と少なくとも前記発光素子に電流を供給するための配線パターンが形成された基板と前記配線パターンに前記発光素子を接続する導電部とを有すると共に前記ソケットハウジングに配置された発光モジュールと、
    前記基板に前記発光素子と前記導電部を封止する封止部と、
    前記封止部の少なくとも一部を覆うカバーレンズ部と前記カバーレンズ部から突出され前記基板に接して位置される脚部とを有するレンズ部とを備えた
    光源ユニット。
  4. 前記レンズ部に前記脚部の内面側と外面側を連通する開口部が形成され、
    前記カバーレンズ部が前記封止部の硬化前に前記封止部に押し付けられて前記レンズ部が前記基板に配置される
    請求項3に記載の光源ユニット。
  5. 前記カバーレンズ部と前記脚部の内面との境界部分が曲面部として形成された
    請求項4に記載の光源ユニット。
  6. 前記カバーレンズ部には前記封止部に押し付けられ前記封止部側に凸の押付面が形成された
    請求項4又は請求項5に記載の光源ユニット。
  7. 前記発光素子が複数設けられ、
    前記発光素子は第1の発光素子と第2の発光素子を有し、
    前記第1の発光素子と前記第2の発光素子が前記封止部によって各別に封止された
    請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6に記載の光源ユニット。
  8. 所定の部材に係合される係合部を有するソケットハウジングと、
    光源として機能する発光素子と少なくとも前記発光素子に電流を供給するための配線パターンが形成された基板と前記配線パターンに前記発光素子を接続する導電部とを有すると共に前記ソケットハウジングに配置された発光モジュールと、
    前記基板に取り付けられ前記発光素子と前記導電部を囲む枠体と、
    前記枠体の内側において前記基板に前記発光素子と前記導電部を封止する封止部と、
    前記封止部上に形成されたレンズ部とを備えた
    光源ユニット。
  9. 前記枠体が前記発光素子から出射される光の一部を反射するリフレクターとして設けられた
    請求項8に記載の光源ユニット。
  10. 前記枠体は前記基板上に塗布された流動性樹脂が固化されることにより形成され、
    前記基板上に前記枠体の外側に位置され前記発光素子を駆動する制御素子が搭載され、
    前記枠体を形成するための前記流動性樹脂の塗布工程において前記流動性樹脂の一部が前記制御素子に塗布された
    請求項8又は請求項9に記載の光源ユニット。
  11. 前記枠体は前記流動性樹脂の多段の塗布により形成された
    請求項8、請求項9又は請求項10に記載の光源ユニット。
  12. 所定の部材に係合される係合部を有するソケットハウジングと、光源として機能する発光素子と少なくとも前記発光素子に電流を供給するための配線パターンが形成された基板と前記配線パターンに前記発光素子を接続する導電部とを有すると共に前記ソケットハウジングに配置された発光モジュールと、前記基板に取り付けられ前記発光素子と前記導電部を囲む枠体とを備えた光源ユニットの製造方法であって、
    前記枠体の内側において封止部を前記基板に塗布して前記発光素子と前記導電部を封止し、
    前記封止部上に成形用樹脂を塗布し、
    前記成形用樹脂を硬化させてレンズ部を形成する
    光源ユニットの製造方法。
  13. 光源ユニットを備えた車輌用灯具であって、
    前記光源ユニットは、
    所定の部材に係合される係合部を有するソケットハウジングと、
    光源として機能する発光素子と少なくとも前記発光素子に電流を供給するための配線パターンが形成された基板と前記配線パターンに前記発光素子を接続する導電部とを有すると共に前記ソケットハウジングに配置された発光モジュールと、
    前記基板に前記発光素子と前記導電部を封止する封止部と、
    前記封止部上に形成されたレンズ部とを備え、
    前記レンズ部の弾性率が前記封止部の弾性率より高くされた
    車輌用灯具。
  14. 光源ユニットを備えた車輌用灯具であって、
    前記光源ユニットは、
    所定の部材に係合される係合部を有するソケットハウジングと、
    光源として機能する発光素子と少なくとも前記発光素子に電流を供給するための配線パターンが形成された基板と前記配線パターンに前記発光素子を接続する導電部とを有すると共に前記ソケットハウジングに配置された発光モジュールと、
    前記基板に前記発光素子と前記導電部を封止する封止部と、
    前記封止部の少なくとも一部を覆うカバーレンズ部と前記カバーレンズ部から突出され前記基板に接して位置される脚部とを有するレンズ部とを備えた
    車輌用灯具。
  15. 光源ユニットを備えた車輌用灯具であって、
    前記光源ユニットは、
    所定の部材に係合される係合部を有するソケットハウジングと、
    光源として機能する発光素子と少なくとも前記発光素子に電流を供給するための配線パターンが形成された基板と前記配線パターンに前記発光素子を接続する導電部とを有すると共に前記ソケットハウジングに配置された発光モジュールと、
    前記基板に取り付けられ前記発光素子と前記導電部を囲む枠体と、
    前記枠体の内側において前記基板に前記発光素子と前記導電部を封止する封止部と、
    前記封止部上に形成されたレンズ部とを備えた
    車輌用灯具。
JP2016021208A 2015-03-31 2016-02-05 光源ユニット、光源ユニットの製造方法及び車輌用灯具 Active JP6634304B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/084,647 US10018324B2 (en) 2015-03-31 2016-03-30 Light source unit with light emitting module, sealing part and lens part
CN201610196970.2A CN106016210A (zh) 2015-03-31 2016-03-31 光源单元、光源单元的制造方法及车辆用灯具

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015072898 2015-03-31
JP2015072898 2015-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016195099A true JP2016195099A (ja) 2016-11-17
JP6634304B2 JP6634304B2 (ja) 2020-01-22

Family

ID=57323906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016021208A Active JP6634304B2 (ja) 2015-03-31 2016-02-05 光源ユニット、光源ユニットの製造方法及び車輌用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6634304B2 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3502555A1 (en) 2017-12-21 2019-06-26 Stanley Electric Co., Ltd. Light source unit for vehicle headlight and vehicle headlight
JP2019149282A (ja) * 2018-02-27 2019-09-05 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、車両用灯具、および車両用照明装置の製造方法
JP2020013728A (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、車両用灯具、および車両用照明装置の製造方法
JP2020013751A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2020091994A (ja) * 2018-12-05 2020-06-11 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、および車両用灯具
US10781993B2 (en) 2019-01-16 2020-09-22 Toshiba Lighting & Technology Corporation Vehicle luminaire and vehicle lamp device
JP2020194728A (ja) * 2019-05-29 2020-12-03 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、および車両用灯具
CN112066335A (zh) * 2019-06-11 2020-12-11 东芝照明技术株式会社 车辆用照明装置及车辆用灯具
EP3828462A1 (en) * 2019-11-28 2021-06-02 Toshiba Lighting & Technology Corporation Vehicle lighting device and vehicle lamp
JP2021086655A (ja) * 2019-11-25 2021-06-03 株式会社小糸製作所 光源ユニット、及びそれを備えた車両用灯具
EP3992526A1 (en) * 2020-10-27 2022-05-04 Toshiba Lighting & Technology Corporation Vehicle luminaire and vehicle lighting tool
WO2022118750A1 (ja) 2020-12-04 2022-06-09 株式会社小糸製作所 光源ユニット
WO2022176574A1 (ja) 2021-02-16 2022-08-25 スタンレー電気株式会社 発光装置、発光装置の製造方法、光源装置及び灯具
US11525566B1 (en) 2021-05-25 2022-12-13 Toshiba Lighting & Technology Corporation Vehicle luminaire and vehicle lamp
EP4345370A1 (en) 2022-09-27 2024-04-03 Toshiba Lighting & Technology Corporation Vehicle lighting device and vehicle lamp
EP4403820A1 (en) 2023-01-19 2024-07-24 Toshiba Lighting & Technology Corporation Vehicle lighting device and vehicle lighting fixture
JP7526386B2 (ja) 2020-12-21 2024-08-01 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、および車両用灯具

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003318448A (ja) * 2002-02-19 2003-11-07 Nichia Chem Ind Ltd 発光装置とその形成方法
JP2007116121A (ja) * 2005-09-20 2007-05-10 Matsushita Electric Works Ltd 発光装置
JP2007242246A (ja) * 2006-03-03 2007-09-20 Mitsubishi Chemicals Corp 照明装置
JP2013125715A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Hitachi Appliances Inc 照明装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003318448A (ja) * 2002-02-19 2003-11-07 Nichia Chem Ind Ltd 発光装置とその形成方法
JP2007116121A (ja) * 2005-09-20 2007-05-10 Matsushita Electric Works Ltd 発光装置
JP2007242246A (ja) * 2006-03-03 2007-09-20 Mitsubishi Chemicals Corp 照明装置
JP2013125715A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Hitachi Appliances Inc 照明装置

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10663137B2 (en) 2017-12-21 2020-05-26 Stanley Electric Co., Ltd. Light source unit for vehicle headlight and vehicle headlight
EP3502555A1 (en) 2017-12-21 2019-06-26 Stanley Electric Co., Ltd. Light source unit for vehicle headlight and vehicle headlight
JP2019149282A (ja) * 2018-02-27 2019-09-05 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、車両用灯具、および車両用照明装置の製造方法
JP7047646B2 (ja) 2018-07-19 2022-04-05 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2020013728A (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、車両用灯具、および車両用照明装置の製造方法
JP2020013751A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、および車両用灯具
JP7075050B2 (ja) 2018-07-20 2022-05-25 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、および車両用灯具
JP7196577B2 (ja) 2018-12-05 2022-12-27 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2020091994A (ja) * 2018-12-05 2020-06-11 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、および車両用灯具
US10876704B2 (en) 2018-12-05 2020-12-29 Toshiba Lighting & Technology Corporation Vehicular luminaire and vehicular lamp
US10781993B2 (en) 2019-01-16 2020-09-22 Toshiba Lighting & Technology Corporation Vehicle luminaire and vehicle lamp device
JP2020194728A (ja) * 2019-05-29 2020-12-03 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、および車両用灯具
JP7303487B2 (ja) 2019-05-29 2023-07-05 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2020202096A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、および車両用灯具
CN112066335B (zh) * 2019-06-11 2024-05-07 东芝照明技术株式会社 车辆用照明装置及车辆用灯具
CN112066335A (zh) * 2019-06-11 2020-12-11 东芝照明技术株式会社 车辆用照明装置及车辆用灯具
JP7209222B2 (ja) 2019-06-11 2023-01-20 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2021086655A (ja) * 2019-11-25 2021-06-03 株式会社小糸製作所 光源ユニット、及びそれを備えた車両用灯具
JP7385444B2 (ja) 2019-11-25 2023-11-22 株式会社小糸製作所 光源ユニット、及びそれを備えた車両用灯具
US11028991B1 (en) 2019-11-28 2021-06-08 Toshiba Lighting & Technology Corporation Vehicle lighting device and vehicle lamp
EP3828462A1 (en) * 2019-11-28 2021-06-02 Toshiba Lighting & Technology Corporation Vehicle lighting device and vehicle lamp
US11473751B2 (en) 2020-10-27 2022-10-18 Toshiba Lighting & Technology Corporation Vehicle luminaire and vehicle lighting tool
EP3992526A1 (en) * 2020-10-27 2022-05-04 Toshiba Lighting & Technology Corporation Vehicle luminaire and vehicle lighting tool
WO2022118750A1 (ja) 2020-12-04 2022-06-09 株式会社小糸製作所 光源ユニット
JP7526386B2 (ja) 2020-12-21 2024-08-01 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置、および車両用灯具
WO2022176574A1 (ja) 2021-02-16 2022-08-25 スタンレー電気株式会社 発光装置、発光装置の製造方法、光源装置及び灯具
EP4297107A4 (en) * 2021-02-16 2024-09-04 Stanley Electric Co Ltd LIGHT-EMITTING DEVICE, METHOD FOR PRODUCING A LIGHT-EMITTING DEVICE, LIGHT SOURCE DEVICE AND LAMP
US11525566B1 (en) 2021-05-25 2022-12-13 Toshiba Lighting & Technology Corporation Vehicle luminaire and vehicle lamp
EP4345370A1 (en) 2022-09-27 2024-04-03 Toshiba Lighting & Technology Corporation Vehicle lighting device and vehicle lamp
US12055278B2 (en) 2022-09-27 2024-08-06 Toshiba Lighting & Technology Corporation Vehicle lighting device and vehicle lamp
EP4403820A1 (en) 2023-01-19 2024-07-24 Toshiba Lighting & Technology Corporation Vehicle lighting device and vehicle lighting fixture

Also Published As

Publication number Publication date
JP6634304B2 (ja) 2020-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016195099A (ja) 光源ユニット、光源ユニットの製造方法及び車輌用灯具
US10018324B2 (en) Light source unit with light emitting module, sealing part and lens part
US10337717B2 (en) Light source unit, method of manufacturing the same, and vehicle lamp
EP3279552B1 (en) Light source unit and vehicle lamp fitting
JP2016195098A (ja) 光源ユニット、光源ユニットの製造方法及び車輌用灯具
US9970622B2 (en) Lighting device
CN105492820B (zh) 由独立制造的组件构成的半导体灯的组装
JP2017501543A (ja) ローアンドハイビームledランプ
CN210662704U (zh) 灯具单元及车辆用灯具
JP2018063902A (ja) 光源ユニット及び車輌用灯具
KR20120023520A (ko) 차량용 등기구의 반도체형 광원의 광원 유닛, 차량용 등기구
CN207049832U (zh) 车辆用照明装置及车辆用灯具
US20240019102A1 (en) Light source unit
JP6631192B2 (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
KR102310797B1 (ko) 로우 및 하이 빔 led 램프
CN207162424U (zh) 车辆用照明装置及车辆用灯具
CN207049833U (zh) 车辆用照明装置及车辆用灯具
WO2022118750A1 (ja) 光源ユニット
CN109855040A (zh) 车辆用照明装置及其制造方法、以及车辆用灯具
CN116568966A (zh) 光源单元
CN207049819U (zh) 车辆用照明装置及车辆用灯具
WO2019142725A1 (ja) 灯具ユニット及び車両用灯具並びに灯具ユニット製造方法
CN105258084A (zh) 具有led的led模块和用于制造led模块的方法
JP2018063820A (ja) 車両用照明装置、車両用照明装置の製造方法、および車両用灯具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190911

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6634304

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150