JP2016191854A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用シーンに応じた、より好適な態様での映像の投影を可能とする。
【解決手段】投影面中の少なくとも一部の投影領域に対して表示情報を投影することで当該表示情報を表示させる複数の投影部の動作を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記複数の投影部のうち、少なくとも2以上の前記投影部のそれぞれに対応する前記投影領域を重畳させるための態様が、互いに異なる複数の動作モードを選択的に切り替える、情報処理装置。
【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
近年では、スクリーン等の投影面に対して映像を投影することで情報を提示する所謂プロジェクタは、オフィスのみに限らず、家庭などでも利用されるようになってきており、利用用途が広がってきている。また、近年では、映像が投影される壁面の近くに当該映像の投影元となる筐体を設置することが可能な、所謂短焦点(Short-Throw)のプロジェクタ等のように、当該プロジェクタの利用形態も多様化してきている。例えば、特許文献1には、所謂プロジェクタの利用形態の一例が開示されている。
特開2005−352171号公報
一方で、プロジェクタの利用シーンの多様化(例えば、利用用途、利用形態、及び、投影対象となるコンテンツの多様化)に伴い、当該利用シーンに応じて、投影される映像の大きさ(即ち、画角の広さ)や、当該映像の解像度等が、より好適な設定となるように、映像の投影態様を制御可能な仕組みが求められている。
そこで、本開示では、利用シーンに応じて、より好適な態様で映像を投影させることが可能な、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提案する。
本開示によれば、投影面中の少なくとも一部の投影領域に対して表示情報を投影することで当該表示情報を表示させる複数の投影部の動作を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記複数の投影部のうち、少なくとも2以上の前記投影部のそれぞれに対応する前記投影領域を重畳させるための態様が、互いに異なる複数の動作モードを選択的に切り替える、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、プロセッサが、投影面中の少なくとも一部の投影領域に対して表示情報を投影することで当該表示情報を表示させる複数の投影部の動作を制御することと、前記複数の投影部のうち、少なくとも2以上の前記投影部のそれぞれに対応する前記投影領域を重畳させるための態様が、互いに異なる複数の動作モードを選択的に切り替えることと、を含む、情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、コンピュータに、投影面中の少なくとも一部の投影領域に対して表示情報を投影することで当該表示情報を表示させる複数の投影部の動作を制御することと、前記複数の投影部のうち、少なくとも2以上の前記投影部のそれぞれに対応する前記投影領域を重畳させるための態様が、互いに異なる複数の動作モードを選択的に切り替えることと、を実行させる、プログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、利用シーンに応じて、より好適な態様で映像を投影させることが可能な、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムが提供される。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置の概要について説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置の概略的な構成の一例について説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置の概略的な動作の一例について説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置の概略的な動作の他の一例について説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示したブロック図である。 同実施形態に係る情報処理装置の一連の動作の流れの一例を示したフローチャートである。 変形例1に係る情報処理装置の動作の概要について説明するための説明図である。 変形例1に係る情報処理装置の動作の概要について説明するための説明図である。 変形例3に係る情報処理装置の動作の一例について説明するための説明図である。 変形例3に係る情報処理装置の動作の他の一例について説明するための説明図である。 変形例4に係る情報処理装置の動作の一例について説明するための説明図である。 変形例5に係る情報処理装置の動作の一例について説明するための説明図である。 変形例5に係る情報処理装置の動作の一例について説明するための説明図である。 変形例5に係る情報処理装置の動作の一例について説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示した図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.概要
2.機能構成
3.処理
4.変形例
4.1.変形例1:高フレームレートの映像を投影するための制御例
4.2.変形例2:高画質の映像を投影するための制御例1
4.3.変形例3:高画質の映像を投影するための制御例2
4.4.変形例4:部分的な高画質化を実現するための制御例
4.5.変形例5:表示態様の変更時における追従性向上のための制御例
5.ハードウェア構成
6.まとめ
<1.概要>
まず、本開示の一実施形態に係る情報処理装置の特徴をよりわかりやすくするために、図1を参照して本実施形態に係る情報処理装置の概要について説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理装置の概要について説明するための説明図である。
本実施形態に係る情報処理装置1は、所謂プロジェクタとして構成されており、所望の投影面に対して、所望の表示情報が提示された映像を投影することで、当該表示情報をユーザに対して提示する。例えば、図1に示す例では、情報処理装置1は、テーブル140等の鉛直上方に設置され、当該テーブル140の天面を投影面R10として、当該投影面R10に映像を投影している。なお、以降の説明では、図1に示す例において、鉛直方向をz方向とし、水平面上の互いに直交する方向(即ち、z方向に対して直交し、かつ互いに直交する方向)をx方向及びy方向として称する場合がある。
図1において、参照符号R11a及びR11bは、情報処理装置1が映像を投影する、投影面R10中の領域(以降では、「投影領域」と称する場合がある)を模式的に示している。なお、以降の説明では、投影領域R11a及びR11bを特に区別しない場合には、単に「投影領域R11」と称する場合がある。
即ち、本実施形態に係る情報処理装置1は、図1に示すように、投影面R10中の少なくとも一部を投影領域R11とし、かつ、複数の投影領域R11それぞれに対して映像を投影可能に構成されている。
ここで、図2を参照して、本実施形態に係る情報処理装置1の概略的な構成の一例について説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理装置1の概略的な構成の一例について説明するための説明図である。図2に示すように、本実施形態に係る情報処理装置1は、出力部30a及び30bを含む。なお、以降の説明では、出力部30a及び30bを特に区別しない場合には、単に「出力部30」と称する場合がある。また、情報処理装置1は、入力部10を含んでもよい。
出力部30は、ユーザに対して各種情報を提示するための構成である。例えば、図2に示す例では、出力部30は、テーブル140とは離隔して、当該テーブル140の天面側(即ち、投影面R10側)を向くように設置されている。出力部30は、所謂プロジェクタにおいて映像を投影するための構成(即ち、投影部)を含み、投影面R10中の投影領域R11に対して映像を投影可能に構成されている。また、本実施形態に係る出力部30は、映像を投影する方向や、投影する映像の大きさ(換言すると、画角の広さ)を制御可能に構成されている。即ち、出力部30は、投影面R10中の所望の位置に、所望の大きさで映像を投影可能に構成されている。換言すると、出力部30は、投影領域R11の位置や大きさを制御可能に構成されている。
なお、図1及び図2において、投影領域R11aは、出力部30aが映像を投影する領域を示している。同様に、投影領域R11bは、出力部30bが映像を投影する領域を示している。
また、出力部30は、所謂マイクロフォン等のように音響情報を出力するための音響デバイスを含んでもよい。
入力部10は、情報処理装置1を使用するユーザの操作内容や、テーブル140に置かれている物体の形状や模様などを入力するための構成である。例えば、図2に示す例では、入力部10は、テーブル140とは離隔して、出力部30が映像を投影する投影面R10側を向くように設置されている。
入力部10は、例えば1つの撮像光学系(例えば、一連のレンズ群)でテーブル140を撮像するカメラや、2つの撮像光学系でテーブル140を撮像して奥行き方向の情報を記録することが可能なステレオカメラを含み得る。また、入力部10は、情報処理装置1を使用するユーザが発する音声や情報処理装置1が置かれている環境の環境音等の音響情報を集音するための集音デバイス(例えば、マイクロフォン等)を含んでもよい。
入力部10が、1つの撮像光学系でテーブル140を撮像するカメラを含む場合には、情報処理装置1は、例えば、そのカメラが撮像した画像を解析することで、テーブル140に置かれた物体を検出する。また入力部10がステレオカメラを含む場合には、そのステレオカメラには、例えば可視光カメラや赤外線カメラ等が適用され得る。入力部10がステレオカメラを含むことで、入力部10は、深度情報を取得することが可能となる。入力部10が、深度情報を取得することで、情報処理装置1は、例えばテーブル140の上に置かれた手や物体等の実オブジェクトを検出することが可能となる。また、入力部10が、深度情報を取得することで、情報処理装置1は、投影面R10(即ち、テーブル140の天面)へのユーザの手のような操作体の接触及び近接や、投影面R10からの操作体の離脱を検出することが可能となる。なお、以降の説明では、ユーザが投影面R10に手等の操作体を接触または近接させることを、まとめて単に「接触」と称する場合がある。
また、以降では、手などの操作体によるユーザの操作が、入力部10によって撮像された画像から検出される場合を主に説明するが、本開示は係る例に限定されるものではない。ユーザの操作は、ユーザの指等の接触を検出するタッチパネルによって検出されてもよい。また、入力部10が取得できるユーザ操作としては、この他にも、例えば投影面R10に対するスタイラス操作、カメラに対するジェスチャ操作等が含まれ得る。
また、入力部10がマイクロフォンのような集音デバイスを含む場合には、入力部10は、ユーザの発話に伴う音声を、音声入力として取得してもよい。
また、入力部10は、光学センサ等のような、外部環境の変化を検知するための検知デバイスを含んでもよい。この場合には、入力部10は、検知デバイスによる検知結果を入力情報として取得してもよい。
以上のような構成により、例えば、情報処理装置1は、入力部10により取得された各種入力情報に基づき、ユーザからの入力情報(例えば、操作内容や指示内容)や、各種状態や状況の変化を認識し、認識結果に応じて、出力部30の動作を制御することが可能となる。
以上、図1及び図2を参照して、本実施形態に係る情報処理装置1の概略的な構成の一例について説明した。
なお、図1及び図2に示す情報処理装置1の構成はあくまで一例であり、複数の出力部30を備え、かつ、当該複数の出力部30それぞれを独立して制御可能であれば、情報処理装置1の構成は、必ずしも図1及び図2に示す例には限定されない。具体的な一例として、情報処理装置1は、鉛直方向に向けて延伸する壁面を投影面として、当該壁面に対して映像を投影する(即ち、壁面に対向する位置から当該壁面に向けて映像を投影する)ように構成されていてもよい。また、情報処理装置1は、所謂短焦点のプロジェクタとして構成されていてもよい。また、情報処理装置1は、ガラス板や透明プラスチック板等の透明な材質で形成された投影面に対して、当該投影面の裏側から映像を投影する、所謂リアプロジェクション型のプロジェクタとして構成されていてもよい。
また、図1及び図2を参照して説明した例では、情報処理装置1が、入力部10と、出力部30a及び30bとを含む構成の一例について説明したが、情報処理装置1の構成は、必ずしも図1及び図2に示す例には限定されない。具体的な一例として、入力部10と、出力部30a及び30bとのうち、少なくとも一部が、情報処理装置1の外部に設けられていてもよい。この場合には、例えば、情報処理装置1は、外部に設けられた構成との間で通信を確立し、当該通信を介して当該構成の動作を制御してもよい。また、上記では、情報処理装置1が入力部10を含む例について説明したが、当該情報処理装置1は、複数の出力部30を含み、当該出力部30それぞれの動作を制御可能であれば、必ずしも入力部10を含まなくてもよい。
また、図1及び図2を参照して説明した例では、情報処理装置1が、2つの出力部30(即ち、出力部30a及び30b)を含む例について説明したが、出力部30が複数含まれていれば、その数は必ずしも図1及び図2に示す例には限定されない。具体的な一例として、情報処理装置1は、4つの出力部30を含み、当該4つの出力部30それぞれに、投影面R10に対して映像を投影させてもよい。
次に、本実施形態に係る情報処理装置1の概略的な動作の一例について説明する。例えば、図3は、本実施形態に係る情報処理装置1の概略的な動作の一例について説明するための説明図であり、情報処理装置1が4つの出力部30(ここでは、出力部30a〜30dとする)の動作を制御可能な場合の一例を示している。図3において、参照符号R11aは、出力部30aが映像を投影する投影領域を示している。同様に、参照符号R11b〜R11dは、出力部30b〜30dが映像を投影する投影領域を示している。
前述したように、本実施形態に係る情報処理装置1は、複数の出力部30それぞれの動作を制御可能に構成されている。また、出力部30のそれぞれは、投影領域R11の位置や大きさを制御可能に構成されている。このような構成に基づき、情報処理装置1は、例えば、図3に示すように、複数の出力部30のそれぞれの動作を個別に制御することで、投影面R10中の所望の位置に、所望の向き及び大きさの映像を投影させることが可能となる。
例えば、図3に示す例では、情報処理装置1は、入力部10からの入力情報に基づき、投影面R10に対するユーザUa〜Ucそれぞれの位置を認識し、認識結果に応じて、出力部30a〜30dそれぞれの動作を制御している。
具体的には、情報処理装置1は、ユーザUaの位置の認識結果に基づき、出力部30cに対応する投影領域R11cが、当該ユーザUaの近傍に位置するように、出力部30cの動作を制御している。なお、このとき情報処理装置1は、投影面R11cに投影される映像とユーザUaとが正対するように、出力部30cに当該映像の向きを調整させてもよい。
また、情報処理装置1は、ユーザUbの位置の認識結果に基づき、出力部30dに対応する投影領域R11dが、当該ユーザUbの近傍に位置するように、出力部30dの動作を制御している。同様に、情報処理装置1は、ユーザUcの位置の認識結果に基づき、出力部30a及び30bに対応する投影領域R11a及びR11bが、当該ユーザUcの近傍に位置するように、出力部30a及び30bの動作を制御している。
なお、情報処理装置1は、各出力部30それぞれの画角を個別に制御することで、当該出力部30に対応する投影領域の大きさ(換言すると、当該出力部30により投影される映像の大きさ)を制御してもよい。
このように、本実施形態に係る情報処理装置1は、例えば、複数の出力部30それぞれを独立して制御して、各出力部30に個別に映像を投影させてもよい。
また、本実施形態に係る情報処理装置1は、複数の出力部30のうち、少なくとも一部の2以上の出力部30を互い連携させて動作させることで、当該連携する2以上の出力部30により1つの映像を投影させてもよい。
例えば、出力部30が投影面R10に映像を投影する場合には、画角の設定や、出力部30と投影面R10との間の距離(即ち、投写距離)とに応じて、投影面R10に投影される映像の大きさが制御される。一方で、投影面R10に投影される映像の大きさが変わった場合においても、投影される映像の解像度が変わらないため、映像の大きさに応じて、ユーザが、当該映像の画質を粗く感じる場合がある。特に、図1及び図2に示すように、テーブル140の天面上を投影面R10とする場合には、ユーザと投影面R10との間の距離が近接しやすくなるため、映像の大きさがより大きくなるように制御した場合に、ユーザは、当該映像の画質をより粗く感じる傾向にある。
また、出力部30が投影可能な映像の解像度やピクセル数は、出力部30の性能や特性に応じてあらかじめ決定される。そのため、出力部30が、自身の解像度やピクセル数よりも、より高い解像度やピクセル数の画像を投影する場合には、当該画像の解像度やピクセル数が、当該出力部30の解像度やピクセル数に制限される場合がある。
そこで、本実施形態に係る情報処理装置1は、少なくとも2以上の出力部30それぞれか投影される映像により、1つの映像を形成することで、より好適な態様での映像の投影(例えば、より解像度やピクセル数の高い映像の投影)を可能としている。
例えば、図4は、本実施形態に係る情報処理装置1の概略的な動作の他の一例について説明するための説明図である。図4に示す例では、情報処理装置1は、投影部30a〜30dそれぞれの投影領域R11a〜R11dを結合することで1つの表示領域を形成し、投影部30a〜30dを互いに連携させることで、当該表示領域に映像(換言すると、表示情報)を投影している。
より具体的には、情報処理装置1は、出力部30a〜30dそれぞれが映像を投影する方向や、投影する映像の大きさ(換言すると、画角の広さ)を制御することで、図4に示すように、投影領域R11a〜R11dを結合させる。また、情報処理装置1は、投影対象となる映像(表示情報)を、投影領域R11a〜R11d間の結合関係に応じて部分映像に分割し、分割された部分映像を各投影領域R11に対応する出力部30に出力させる。このような制御により、出力部30a〜30dそれぞれから投影された部分映像が、投影領域R11a〜R11d間の結合関係に応じて、投影面R10上で結合され、1つ映像が形成される。
なお、このとき、投影領域R11a〜R11dそれぞれに投影される映像の解像度やピクセル数は、当該投影領域R11に対応する出力部30の解像度やピクセル数に相当することとなる。そのため、図4に示す例では、例えば、出力部30a〜30dそれぞれの解像度やピクセル数が等しい場合には、出力部30単体で同等の大きさの映像を投影する場合に比べて、解像度やピクセル数が4倍の映像を投影することが可能となる。
また、図4に示すように、情報処理装置1は、隣接する投影領域R11間において、少なくとも一部が重畳するように、投影領域R11a〜R11dそれぞれが投影される位置を制御してもよい。このような制御により、隣接する投影領域R11間の境界(換言すると、当該投影領域R11間の輝度値の差)を目立ちにくくすることが可能となる。
なお、本実施形態に係る情報処理装置1は、図3に示すように、各出力部30を個別に制御する動作(動作モード)と、図4に示すように、2以上の出力部30を互いに連携させる動作(動作モード)とを、選択的に切り替え可能に構成されていてもよい。換言すると、本実施形態に係る情報処理装置1は、複数の出力部30それぞれに対応する投影領域R11を重畳させるための態様が、互いに異なる複数の動作モードを、選択的に切り替え可能に構成されていてもよい。なお、本説明において、複数の出力部30それぞれに対応する投影領域R11を重畳させるための態様には、図3に示すように、各出力部30それぞれに対応する投影領域R11を重畳させない態様についても、一部の態様として含み得るものとする。
なお、本実施形態に係る情報処理装置1は、図3や図4に示すような動作モードを適宜選択的に切り替えることが可能であれば、当該動作モードの切り替えに係る契機は特に限定されない。
具体的な一例として、情報処理装置1は、例えば、入力部10により取得された入力情報に基づき、ユーザによる各種操作(例えば、タップやピンチイン/ピンチアウト等のジェスチャ操作)を認識し、当該操作内容に応じて、動作モードを切り替えてもよい。もちろん、情報処理装置1が、ユーザによる操作の内容に応じて、切り替え先の動作モードを認識できれば、当該操作の種別は特に限定されない。具体的な一例として、情報処理装置1は、マウス、ボタン、タッチパネル等の各種操作デバイスを介した操作の内容に基づき、動作モードを切り替えてもよい。
また、他の一例として、情報処理装置1は、投影される映像に関する情報(例えば、投影対象となるコンテンツに関する情報)に応じて、より好適な動作モードに切り替えてもよい。具体的な一例として、情報処理装置1は、各出力部30の解像度よりも高解像度の映像を投影対象とする場合には、図4に示すように、複数の投影領域R11が結合されて1つの表示領域が形成されるように、2以上の出力部30を連携させる動作モードに切り替えてもよい。また、このとき情報処理装置1は、投影対象となる映像の解像度に応じて、互いに連携させる出力部30の数を切り替えてもよい。
また、他の一例として、情報処理装置1は、各種センサ等の検出デバイスの検出結果に応じて、外部環境の状態を認識し、当該外部環境の認識結果に応じて、より好適な動作モードに切り替えてもよい。具体的な一例として、情報処理装置1は、検出デバイスの検出結果に応じて、投影面R10に対するユーザの位置や向きを認識し、当該認識結果に応じて、動作モードを決定してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理装置1は、2以上の出力部30それぞれに対応する投影領域R11を重畳させるための態様を選択的に切り替え可能に構成されている。このような構成に基づき、本実施形態に係る情報処理装置1は、利用用途、利用形態、及び投影対象となる映像(コンテンツ)の種別等に基づく利用シーンに応じて選択的に動作モードを切り替えることで、当該利用シーンに応じたより好適な態様で映像を投影することが可能となる。また、このような構成により、本実施形態に係る情報処理装置1は、複数の出力部30を連携させることで、より性能の高い出力部(プロジェクタ)と同等の機能または性能を実現することが可能となるため、コストの低減や小型化を実現することが可能となる場合もある。
以上、図1〜図4を参照して、本実施形態に係る情報処理装置1の概要について説明した。なお、以降では、本実施形態に係る情報処理装置1についてさらに詳しく説明する。
<2.機能構成>
まず、図5を参照して、本実施形態に係る情報処理装置1の機能構成の一例について説明する。図5は、本実施形態に係る情報処理装置1の機能構成の一例を示したブロック図である。
図5に示すように、本実施形態に係る情報処理装置1は、入力部10と、制御部20と、記憶部40と、複数の出力部30とを含む。なお、図5に示す例では、情報処理装置1は、複数の出力部30として、出力部30a及び30bを含む。なお、図5に示す、入力部10と、出力部30a及び30bとは、図2に示す例における、入力部10と、出力部30a及び30bとに対応している。
図5に示すように、入力部10は、例えば撮像部11を含む。また、入力部10は、検知部13を含んでもよい。
撮像部11は、図2を参照して前述した、投影面R10の画像を撮像するための構成に相当し、例えば、1つの撮像光学系を含むカメラや、2つの撮像光学系を含むステレオカメラとして構成され得る。撮像部11は、撮像した投影面R10の画像を制御部20に出力する。
検知部13は、各種状態を検知するための各種センサ等の検出デバイスに相当する。具体的な一例として、検知部13は、所謂深度センサとして構成され、情報処理装置1と、当該情報処理装置1を起点とした所定の検出範囲内に位置するオブジェクト(例えば、手等の操作体や投影面R10)との間の距離を測定し、測定結果を示す制御情報を生成してもよい。また、他の一例として、検知部13は、所謂光学センサや人感センサ等のようにユーザを検知するためのセンサとして構成され、投影面R10の近傍に位置するユーザの検知結果を示す制御情報を生成してもよい。そして、検知部13は、各種状態の検知結果を示す制御情報を制御部20に出力する。
出力部30は、映像出力部31を含む。映像出力部31は、出力部30のうち、映像を投影するための構成(即ち、投影部)に相当し、後述する制御部20からの制御に基づき、所望の投影面中の少なくとも一部(即ち、投影面R10中の投影領域R11)に対して映像を投影する。なお、映像出力部31は、映像を投影する方向や、投影する映像の大きさ(換言すると、画角の広さ)を制御可能に構成されている。
なお、図5に示す例において、映像出力部31aは、出力部30aの映像出力部31に相当し、映像出力部31bは、出力部30bの映像出力部31に相当する。
制御部20は、画像解析部21と、入力解析部22と、処理実行部23と、モード判定部25と、出力制御部26とを含む。
画像解析部21は、撮像部11から、撮像された投影面R10の画像を取得する。画像解析部21は、取得した画像に対して画像解析を施すことで、投影面R10上に存在する、ユーザの手等の操作体を検出する。また、画像解析部21は、取得した画像を解析することで、投影面R10の近傍に位置するユーザを検出してもよい。そして、画像解析部21は、投影面R10の画像の解析結果(例えば、ユーザの手等の操作体の検出結果)を、入力解析部22に出力する。また、画像解析部21は、投影面R10の画像の解析結果(例えば、ユーザや、当該ユーザの手等の検出結果)を、後述するモード判定部25に出力してもよい。
入力解析部22は、画像解析部21から、投影面R10の画像の解析結果を取得する。入力解析部22は、取得した当該解析結果に基づき、投影面R10の画像中から、ユーザの手等の操作体を抽出する。入力解析部22は、抽出した操作体の時系列に沿った動きに基づき、当該操作体によるユーザ操作の内容を認識する。また、このとき、表示情報が投影される投影面R10の座標と、ユーザの手等の操作体の投影面R10への接触座標とが一致するように予め校正されることで、例えば、入力解析部22は、操作体が、投影された表示情報(例えば、GUI等)のどの部分に接触したかを検出することが可能となる。
入力解析部22は、認識した操作内容に基づき、ユーザからの当該操作に基づく指示の内容を認識し、当該指示に応じて対象となる機能(例えば、アプリケーション)やコンテンツを特定し、当該機能やコンテンツを示す制御情報を処理実行部23に出力する。
また、入力解析部22は、認識した操作内容を示す情報(例えば、ジェスチャ操作が示す内容)を、モード判定部25に出力してもよい。
処理実行部23は、各種機能を実行するための構成である。処理実行部23は、入力解析部22から、機能やコンテンツを示す制御情報を取得する。処理実行部23は、取得した制御情報に基づき、対象となる機能を実行するための各種データ(例えば、アプリケーションを実行するためのライブラリや、コンテンツのデータ)を記憶部40から読み出す。記憶部40は、処理実行部23が各種機能を実行するための各種データが記憶された記憶部である。
そして、処理実行部23は、記憶部40から読み出した各種データに基づき、取得した制御情報が示す機能を実行する。
なお、処理実行部23は、ユーザからの操作に基づき特定された機能の実行結果を示す制御情報を、後述する出力制御部26に出力してもよい。これにより、出力制御部26は、ユーザからの操作に基づき特定された機能の実行結果を示す情報を、出力部30a及び30b(より具体的には、映像出力部31a及び31b)の少なくともいずれかに投影面R10に投影させることで、当該機能の実行結果をユーザに提示することが可能となる。
また、処理実行部23は、ユーザからの操作に基づき特定された機能の実行に応じた各種情報を、後述するモード判定部25に出力してもよい。具体的な一例として、処理実行部23は、静止画像や動画像等のような画像コンテンツの再生に係る機能を実行した場合には、当該画像コンテンツに関する情報(例えば、解像度やピクセル数等の属性情報)を、モード判定部25に出力してもよい。これにより、モード判定部25は、再生された画像コンテンツの解像度やピクセル数等の各種情報を認識することが可能となる。
モード判定部25は、各種入力情報に応じて、複数の出力部30の動作を制御するための動作モードを、あらかじめ設定された複数の動作のモードのいずれかに切り替える。なお、当該動作モードとしては、例えば、図3を参照して説明した、複数の出力部30それぞれの動作を個別に制御する動作モードや、図4を参照して説明した、複数の出力部30のうち少なくとも一部の2以上の出力部30を互いに連携させる動作モード等が挙げられる。なお、本実施形態に係る情報処理装置1が、複数の出力部30の動作を制御するための動作モードの他の一例については、変形例として別途後述する。
例えば、モード判定部25は、ユーザによる操作の認識結果に基づき、動作モードを決定してもよい。この場合には、モード判定部25は、入力解析部22からユーザによる操作の内容の認識結果を示す情報(例えば、ジェスチャ操作が示す内容等)を取得し、当該情報が示す操作内容に応じて、動作モードを決定してもよい。
なお、ユーザが、情報処理装置1に対して動作モードを指示することが可能であれば、当該動作モードを指示するための操作の種別は特に限定されない。具体的な一例として、情報処理装置1は、出力部30に、動作モードを指定するためのUIが提示された映像に投影させ、当該UIに対するユーザからの操作に基づき動作モードを決定してもよい。この場合には、モード判定部25は、当該UIが投影された投影面R10中の位置と、ユーザによる、当該投影面R10に対する操作(例えば、タップ操作等)の位置とを比較することで、ユーザにより指定された動作モードを認識すればよい。
また、他の一例として、モード判定部25は、処理実行部23による各種機能の実行に応じた各種情報を取得し、当該情報に基づき動作モードを決定してもよい。具体的な一例として、モード判定部25は、再生されたコンテンツに関する情報(例えば、解像度やピクセル数等の属性情報)を処理実行部23から取得し、取得したコンテンツに関する情報に基づき、動作モードを決定してもよい。この場合には、モード判定部25は、例えば、再生されたコンテンツの解像度が、各出力部30の解像度よりも高い場合には、図4に示すように、2以上の出力部30それぞれの投影領域を結合することで1つの表示領域を形成する動作モード(即ち、2以上の出力部30を連携させる動作モード)を選択してもよい。
また、他の一例として、モード判定部25は、検知部13による検知結果や、画像解析部21による画像の解析結果に基づき、動作モードを決定しもよい。具体的な一例として、モード判定部25は、検知部13による検知結果や、画像解析部21による画像の解析結果に基づき、投影面R10の周囲に存在するユーザの位置や向きを認識し、当該認識結果に応じて動作モードを決定してもよい。
また、より具体的な一例として、モード判定部25は、複数のユーザが検知された場合には、図3に示すように、複数の出力部30それぞれの動作を個別に制御する動作モードを選択してもよい。この場合には、モード判定部25は、例えば、検出された各ユーザに複数の出力部30のいずれかを割り当て、当該出力部30に、割り当てられたユーザの近傍に、当該ユーザに提示する表示情報を投影させるように、当該動作モードに応じた設定情報を生成してもよい。
また、このときモード判定部25は、各出力部30と、検出された各ユーザとの間の位置関係に応じて、各ユーザに割り当てる出力部30や、当該出力部30が映像を投影する方向や画角を決定してもよい。この場合には、モード判定部25は、例えば、各出力部30から投影面R10に投影される映像が、検出された各ユーザにより遮蔽されないように(換言すると、各出力部30と当該出力部30に対応する投影領域R11との間にユーザが介在しないように)、各ユーザに割り当てる出力部30や、当該出力部30が映像を投影する方向や画角を決定してもよい。
以上のようにして、モード判定部25は、各種入力情報に応じて、複数の出力部30の動作を制御するための動作モードを決定し、決定した動作モードを示す情報を出力制御部26に出力する。また、このときモード判定部25は、決定した動作モードで各出力部30の動作を制御するための、当該動作モードに応じた設定情報(例えば、各出力部30が映像を投影する方向や画角を示す情報)を出力制御部26に出力してもよい。
出力制御部26は、出力部30(特に、映像出力部31)の動作を制御するための構成である。出力制御部26は、モード判定部25から複数の出力部30の動作を制御するための動作モードを示す情報を取得し、取得した当該情報が示す動作モードに応じて、各出力部30の動作(例えば、映像を投影する方向、画角、及び、投影する映像の内容等)を制御する。
また、出力制御部26は、ユーザに提示するための表示情報を、決定された動作モードに応じて、各出力部30に投影させる。なお、このとき、出力制御部26は、処理実行部23から、ユーザからの操作に基づき特定された機能の実行結果を示す制御情報を取得してもよい。この場合には、出力制御部26は、ユーザからの操作に基づき特定された機能の実行結果を示す表示情報を、決定された動作モードに応じて、各出力部30に投影させてもよい。
より具体的な一例として、図3に示すように、複数の出力部30それぞれの動作を個別に制御する動作モードが選択された場合に着目する。この場合には、出力制御部26は、例えば、検出されたユーザの位置や向きに応じて決定された、各出力部30が映像を投影する方向や画角の設定を示す設定情報を、モード判定部25から取得する。そして、出力制御部26は、取得した設定情報に基づき、各出力部30の動作(例えば、映像を投影する方向や画角)を制御し、当該出力部30に、対象となるユーザに提示するための表示情報(例えば、当該出力部30が投影する映像(表示情報)に対する操作の結果を示す情報)を投影させてもよい。
また、他の一例として、図4に示すように、複数の出力部30のうち少なくとも一部の2以上の出力部30を連携させ、当該2以上の出力部30それぞれに対応する投影領域を結合することで1つの表示領域を形成する動作モードが選択された場合に着目する。この場合には、出力制御部26は、互いに連携させる2以上の出力部30それぞれに対応する投影領域R11が互いに結合されるように、当該2以上の出力部30それぞれが映像を投影する方向や画角を制御する。また、出力制御部26は、当該2以上の出力部30それぞれに対応する投影領域R11間の結合関係に応じて、投影対象となる映像(表示情報)を複数の部分画像に分割し、分割された部分画像を各投影領域R11に対応する出力部30に出力させればよい。
以上、図5を参照して、本実施形態に係る情報処理装置1の機能構成の一例について説明した。なお、図5に示す構成はあくまで一例であり、上記に説明した情報処理装置1の各種動作が実現可能であれば、情報処理装置1の機能構成は必ずしも図5に示す例には限定されない。具多的な一例として、入力部10と複数の出力部30とのうち、少なくともいずれかが情報処理装置1とは異なる外部装置として、当該情報処理装置1に対して外付けされていてもよい。また、他の一例として、制御部20のうち、少なくとも一部の構成が、情報処理装置1とは異なる外部装置(例えば、ネットワークを介して接続されたサーバ等)に設けられていてもよい。
<3.処理>
次に、図6を参照して、本実施形態に係る情報処理装置1の一連の処理の流れの一例について、特に、当該情報処理装置1が動作モードを決定し、決定した動作モードに応じて投影面R10に映像を投影する動作に着目して説明する。図6は、本実施形態に係る情報処理装置1の一連の動作の流れの一例を示したフローチャートである。
(ステップS101、S103)
まず、情報処理装置1は、各種入力情報を解析し(ステップS101)、当該解析の結果に基づき、複数の出力部30の動作を制御するための動作モードを決定する(ステップS103)。
具体的な一例として、モード判定部25は、ユーザによる操作の認識結果に基づき、動作モードを決定してもよい。この場合には、画像解析部21は、撮像部11から取得した投影面R10の画像を取得し、当該画像に対して画像解析を施すことで、投影面R10上に存在する、ユーザの手等の操作体を検出する。そして、画像解析部21は、投影面R10の画像の解析結果(例えば、ユーザの手等の操作体の検出結果)を、入力解析部22に出力する。
入力解析部22は、画像解析部21から投影面R10の画像の解析結果を取得し、当該解析結果に基づき、ユーザ操作の内容(例えば、手等の操作体によるジェスチャ操作の内容等)を認識する。そして、入力解析部22は、認識した操作内容を示す情報(例えば、ジェスチャ操作が示す内容)を、モード判定部25に出力する(ステップS101)。
この場合には、モード判定部25は、入力解析部22からユーザによる操作の内容の認識結果を示す情報取得し、当該情報が示す操作内容に応じて、動作モードを決定する(ステップS103)。
また、他の一例として、モード判定部25は、再生されたコンテンツに関する情報(例えば、解像度やピクセル数等の属性情報)を処理実行部23から取得し、取得したコンテンツに関する情報に基づき、動作モードを決定してもよい。この場合には、モード判定部25は、例えば、再生されたコンテンツの解像度が、各出力部30の解像度よりも高い場合には(ステップS101)、図4に示すように、2以上の出力部30それぞれの投影領域を結合することで1つの表示領域を形成する動作モード(即ち、2以上の出力部30を連携させる動作モード)を選択してもよい(ステップS103)。
以上のようにして、モード判定部25は、各種入力情報に応じて、複数の出力部30の動作を制御するための動作モードを決定し、決定した動作モードを示す情報を出力制御部26に出力する。
(ステップS105)
出力制御部26は、モード判定部25から複数の出力部30の動作を制御するための動作モードを示す情報を取得し、取得した当該情報が示す動作モードに応じて、各出力部30の動作(例えば、映像を投影する方向、画角、及び、投影する映像の内容等)を制御する。
(ステップS107)
そして、出力制御部26は、ユーザに提示するための表示情報を、決定された動作モードに応じて、各出力部30に投影させる。なお、このとき、出力制御部26は、ユーザからの操作に基づき特定された機能の実行結果を示す制御情報を処理実行部23から取得し、当該制御情報に基づき、当該実行結果を示す表示情報を、決定された動作モードに応じて、各出力部30に投影させてもよい。
以上、図6を参照して、本実施形態に係る情報処理装置1の一連の処理の流れの一例について、特に、当該情報処理装置1が動作モードを決定し、決定した動作モードに応じて投影面R10に映像を投影する動作に着目して説明した。
<4.変形例>
次に、本実施形態に係る情報処理装置1の変形例として、当該情報処理装置1が、複数の出力部30のうち少なくとも一部の2以上の出力部30を互いに連携させる場合の制御の一例について説明する。
[4.1.変形例1:高フレームレートの映像を投影するための制御例]
まず、変形例1として、2以上の出力部30を連携させることで、当該出力部30それぞれの性能に基づくフレームレートよりも、より高いフレームレートでの動画像の投影を実現する場合の、情報処理装置1の動作の一例について説明する。
変形例1に係る情報処理装置1では、互いに連携させる2以上の出力部30それぞれの投影領域R11が、投影面R10上で重畳するように、当該出力部30それぞれが映像を投影する方向や画角を調整する。なお、本説明では、情報処理装置1は、2以上の出力部30として、出力部30a及び30bを互いに連携させるものとして説明する。
例えば、図7は、変形例1に係る情報処理装置1の動作の概要について説明するための説明図であり、投影面R10上において、出力部30aに対応する投影領域R11aと、出力部30bに対応する投影領域R11bとを重畳させた状態の一例を示している。
そして、情報処理装置1は、互いに連携させる2以上の出力部30(例えば、出力部30a及び30b)が、互いに異なるタイミングで映像を投影するように、当該出力部30の動作を制御する。
例えば、図8は、変形例1に係る情報処理装置1の動作の概要について説明するための説明図である。図8に示す例では、情報処理装置1が、出力部30a及び30bを互いに連携させることで、当該出力部30a及び30bそれぞれの性能に基づくフレームレートよりも、より高いフレームレートでの動画像の投影を実現している。
具体的には、参照符号F10a〜F12a及びF10b〜F12bは、投影対象となる動画像の各フレームを模式的に示している。また、図8における横方向は、時間tを示している。即ち、図8は、投影対象となる動画像の各フレームF10a〜F12a及びF10b〜F12bが投影される順序を模式的に示している。
ここで、変形例1に係る情報処理装置1では、図8に示した一連のフレームF10a〜F12a及びF10b〜F12bのうち、フレームF10a〜F12aを出力部30aに投影させ、フレームF10b〜F12bを出力部30bに投影させる。
即ち、情報処理装置1は、まず出力部30aにフレームF10aを投影領域R11に投影させ、次いで、出力部30bにフレームF10bを当該投影領域R11に投影させる。また、フレームF10bが投影された後に、情報処理装置1は、出力部30aにフレームF11aを投影領域R11に投影させ、次いで、出力部30bにフレームF11bを当該投影領域R11に投影させる。
このように、情報処理装置1は、出力部30a及び30bそれぞれの投影領域R11を重畳させ、当該出力部30a及び30bに、投影対象となる動画像の各フレームを、時系列に沿って交互に投影させている。このような構成により、変形例1に係る情報処理装置1は、各出力部30それぞれの性能に基づくフレームレートよりも、より高いフレームレートで動画像を投影することが可能となる。
なお、情報処理装置1は、例えば、各出力部30の性能に基づくフレームレートよりも、高フレームレートの動画像が投影対象となった場合には、上記に説明した高フレームレートを実現するための動作モードに基づき、各出力部30の動作を制御してもよい。
以上、変形例1として、図7及び図8を参照して、2以上の出力部30を連携させることで、当該出力部30それぞれの性能に基づくフレームレートよりも、より高いフレームレートでの動画像の投影を実現するための、情報処理装置1の動作の一例について説明した。
[4.2.変形例2:高画質の映像を投影するための制御例1]
次に、変形例2として、2以上の出力部30を連携させることで、当該出力部30それぞれが投影可能な画像よりも、より高画質の画像の投影を実現するための、情報処理装置1の動作の一例について説明する。なお、本説明では、情報処理装置1は、出力部30a及び30bを互いに連携させるものとして説明する。
例えば、変形例2に係る情報処理装置1は、出力部30a及び30bを互いに連携させることで、よりダイナミックレンジの広い画像の投影を実現してもよい。
具体的には、情報処理装置1は、図7に示すように、出力部30a及び30bそれぞれに対応する投影領域R11(即ち、投影領域R11a及びR11b)が互いに重畳するように、出力部30a及び30bの動作を制御する。
なお、このとき投影領域R11a及びR11bが重畳する領域には、出力部30a及び30bそれぞれから映像が投影され、当該映像が重畳することとなる。そのため、投影領域R11a及びR11bが重畳する領域に投影される映像の階調は、出力部30aから投影される映像の階調と、出力部30bから投影される映像の階調との加算結果となる。
即ち、情報処理装置1は、出力部30a及び30bそれぞれの光源から照射される光の光量(例えば、輝度)を、個々に制御することで、各出力部30が個々に実現可能なダイナミックレンジよりも、より広いダイナミックレンジで表現された画像を投影することが可能となる。
なお、情報処理装置1は、例えば、各出力部30が個々に実現可能なダイナミックレンジよりも、より広いダイナミックレンジで表現された画像が投影対象となった場合には、上記に説明した広いダイナミックレンジでの表現を実現するための動作モードに基づき、各出力部30の動作を制御してもよい。
また、他の一例として、変形例2に係る情報処理装置1は、出力部30a及び30bを互いに連携させることで、より色域の広い画像の投影を実現してもよい。
具体的には、情報処理装置1は、図7に示すように、出力部30a及び30それぞれに対応する投影領域R11(即ち、投影領域R11a及びR11b)が互いに重畳するように、出力部30a及び30bの動作を制御する。
そして、情報処理装置1は、出力部30a及び30bそれぞれから照射される光の色域が、互いに異なる色域となるように、当該出力部30a及び30bそれぞれの光源からの出力(即ち、光源から出射される光)を制御する。なお、出力部30a及び30bそれぞれから照射される光の色域が制御可能であれば、その方法は特に限定されない。具体的な一例として、情報処理装置1は、光源の出力を制御することで、出力部30から出射される光の色域を制御してもよい。また、他の一例として、情報処理装置1は、光源から出射された光が出力部30の外部に出射されるまでに通過する光学系(例えば、フィルタ等)を制御することで、出力部30から出射される光の色域を制御してもよい。
このような制御により、出力部30a及び30bそれぞれから、異なる色域で表現された映像が投影され、投影面R10上で重畳されることとなる。このような構成により、変形例2に係る情報処理装置1は、各出力部30が個々に表現可能な色域よりも、より広い色域で表現された画像を投影することが可能となる。
なお、情報処理装置1は、たとえば、各出力部30が個々に表現可能な色域よりも、より広い色域で表現された画像が投影対象となった場合には、上記に説明した広い色域での表現を実現するための動作モードに基づき、各出力部30の動作を制御してもよい。
[4.3.変形例3:高画質の映像を投影するための制御例2]
次に、変形例3として、各出力部30の解像度よりも、より高い解像度の画像の投影を実現するための、情報処理装置1の動作の一例について説明する。
例えば、図9は、変形例3に係る情報処理装置1の動作の一例について説明するための説明図であり、出力部30a及び30bを互いに連携させることで、より高い解像度の画像の投影を実現する場合の一例について示している。なお、図9は、出力部30a及び30bそれぞれから投影面R10に投影された画像の各ピクセルの位置関係を模式的に示している。
図9において、参照符号R13aは、出力部30aにより投影面R10に投影された画像のピクセル(即ち、投影領域R11aに投影される映像のピクセル)を模式的に示している。同様に、参照符号R13bは、出力部30bにより投影面R10に投影された画像のピクセル(即ち、投影領域R11bに投影される映像のピクセル)を模式的に示している。
即ち、図9に示す例では、情報処理装置1は、出力部30aに対応する投影領域R11aの位置と、出力部30bに対応する投影領域R11bの位置との間の差が、半ピクセル単位(もしくは、サブピクセル単位)となるように、各投影領域R11の位置を調整している。
このような制御のもと、情報処理装置1は、出力部30a及び30bそれぞれから投影された画像を投影面R10で重畳させることで、各出力部30の解像度よりも、より高い解像度の画像(例えば、図9に示す例の場合には、4倍の解像度の画像)の投影を模擬することが可能となる。
なお、情報処理装置1は、出力部30aが投影するピクセルR13aと、出力部30bが投影するピクセルR13bとを、投影対象となる画像中の各ピクセルに基づき生成してもよい。具体的な一例として、情報処理装置1は、出力部30aが投影するピクセルR13aを、投影対象となる画像中の、ピクセルR13aに対応する領域中のピクセルや、当該領域の近傍に位置するピクセルに基づき生成してもよい。このことは、出力部30bが投影するピクセルR13bについても同様である。
また、情報処理装置1が、図9に示すように、出力部30a及び30bそれぞれが投影する画像を生成するための各種フィルタ処理の一例については、例えば、「Niranjan Damera-Venkata and Nelson L. Chang, "Realizing Super-Resolution with Superimposed Projection," IEEE International Workshop on Projector-Camera Systems (ProCams), 18 June 2007, Minneapolis, MN.」に開示されている。
また、図9に示す制御については、単一の出力部30により実現することも可能である。この場合には、情報処理装置1は、例えば、投影領域R11aに投影されるピクセルR13aと、投影領域R11bに投影されるピクセルR13bとを、時分割で投影すればよい。
また、図10は、変形例3に係る情報処理装置1の動作の他の一例について説明するための説明図であり、図9に示す制御とは異なる方法で、各出力部30の解像度よりも、より高い解像度の画像の投影を実現するための制御の一例を示している。
図10に示す例では、投影対象となる映像を複数の部分画像に分割し、各部分画像を時分割で投影することで、各出力部30の解像度よりも、より高い解像度の画像の投影を実現している。具体的には、図10に示す例において、参照符号R20は、投影対象となる映像が投影される範囲を模式的に示している。また、参照符号R111〜R114は、出力部30により時分割で映像が投影される各投影領域を模式的に示している。
即ち、図10に示す例では、情報処理装置1は、投影対象となる画像を4つの部分画像に分割し、投影領域R111〜R114に対して順次時分割で、対応する部分画像が投影されるように、出力部30の動作(例えば、投影方向、画角、及び投影対象となる部分画像)を制御する。
なお、前述したように、所謂プロジェクタは、画角を制御することで投影面R10に投影される映像の大きさを制御することが可能であり、かつ、映像の大きさを変えた場合においても、当該映像の解像度は変わらない。そのため、画角をより絞り、映像の大きさがより小さくなるように制御された場合には、投影される映像における、各ピクセルの大きさがより小さくなり、ピクセル間の間隔がより短くなる。図10に示す例では、情報処理装置1は、上記に説明したプロジェクタの特性を利用し、出力部30の解像度の各部分画像を時分割で投影することで、投影対象となる映像を、出力部30の解像度よりもより高い解像度(即ち、4倍の解像度)で投影している。
なお、図10に示した制御は、単一の出力部30の制御により実現されてもよいし、2以上の出力部30を互いに連携させることで実現されてもよい。なお、2以上の出力部30を互いに連携させる場合には、情報処理装置1は、各出力部30が、互いに異なる部分画像を投影するように(即ち、同タイミングで同じ部分画像を投影しないように)当該出力部30の動作を制御すればよい。
なお、情報処理装置1は、少なくとも2以上の出力部30を互いに連携させる、図9に示す制御と、図10に示す制御とを組み合わせることで、各出力部30の解像度よりも、より高い解像度の画像の投影を実現してもよい。
また、情報処理装置1は、各出力部30が個々に解像度よりも、より高い解像度で表現された画像が投影対象となった場合には、図9及び図10を参照して、上記に説明した高解像度での表現を実現するための動作モードに基づき、各出力部30の動作を制御してもよい。
以上、変形例3として、図9及び図10を参照して、各出力部30の解像度よりも、より高い解像度の画像の投影を実現するための、情報処理装置1の動作の一例について説明した。
なお、上記に変形例1〜3として説明した、情報処理装置1の各制御を適宜組み合わせてもよいことは言うまでもない。具体的な一例として、情報処理装置1は、変形例2として説明した、より広い色域での表現を実現するための制御と、変形例3として説明した、より高い解像度での表現を実現するための制御とを組み合わせることで、より高画質の画像の投影を実現してもよい。また、他の一例として、情報処理装置1は、変形例1として説明した、より高いフレームレートでの表現を実現するための制御と、変形例3として説明した、より高い解像度での表現を実現するための制御とを組み合わせてもよい。なお、上記に説明した各制御を組み合わせる場合には、連携対象となる出力部30の数が、適宜調整されてもよいことは言うまでもない。
[4.4.変形例4:部分的な高画質化を実現するための制御例]
前述したように、所謂プロジェクタは、投影対象となる映像をより大きく投影するほど、投影される映像における、各ピクセルの大きさがより大きくなり、ピクセル間の間隔がより長くなる。一方で、投影対象となる映像をより小さく投影するほど、投影される映像における、各ピクセルの大きさがより小さくなり、ピクセル間の間隔がより短くなる。変形例4に係る情報処理装置1では、このような特性を利用し、2以上の出力部30を互いに連携させることで、投影対象となる一連の画像(例えば、操作画面)のうち、一部の部分画像(例えば、特定のコンテンツが表示された部分)について高画質化(即ち、部分的な高画質化)を実現する。以下に変形例4に係る情報処理装置1の動作の一例について説明する。
例えば、図11は、変形例4に係る情報処理装置1の動作の一例について説明するための説明図である。なお、本説明では、情報処理装置1は、出力部30a及び30bを互いに連携させるものとする。図11において、参照符号R11aは、出力部30aに対応する投影領域R11を示している。また、参照符号R11bは、出力部30bに対応する投影領域R11を示している。
図11に示す例では、例えば、情報処理装置1が、当該情報処理装置1を操作するための操作画面を、テーブル140の天面上の投影面R10に投映している場合を示している。図11において、参照符号V11は、当該操作画面中に提示された、表示オブジェクト(例えば、コンテンツの再生に基づき表示されるウィンドウ等)を模式的に示している。即ち、情報処理装置1は、操作画面全体を投影領域R11bに向けて投映し、当該操作画面中の表示オブジェクトV11が提示された一部の領域(部分画像)を、投影領域R11aに投映される画像として、投影領域R11bに投映された操作画面上に重畳させている。
具体的には、情報処理装置1は、出力部30bの画角を広げることで、投影領域R11bが投影面R10全体にわたって形成されるように制御し、当該投影領域R11bに対して、投影対象となる操作画面全体を当該出力部30bに投映させている。また、情報処理装置1は、出力部30aについては、画角を絞り投影方向を制御することで、投影領域R11bの一部の領域に投影領域R11aを重畳させている。そして、情報処理装置1は、投影領域R11bに投映された操作画面中の、投影領域R11aで示された領域に相当する当該操作画面の一部の領域の画像(即ち、表示オブジェクトV11が提示された部分画像)を出力部30aに投映させている。
このような制御により、情報処理装置1は、表示オブジェクトV11が提示された領域の解像度を、部分的に、投影領域R11bに投映させる操作画面全体よりもより高い解像度で表現することが可能となる。
なお、図11に示す例において、投影領域R11b中に形成される投影領域R11aの位置や大きさは、動的に切り替えてもよい。具体的な一例として、ユーザUからの操作に基づき、操作画面中における表示オブジェクトVの位置や大きさが変更された場合には、情報処理装置1は、当該変更にあわせて投影領域R11aの位置や大きさを変更してもよい。
以上、変形例4として、図11を参照して、2以上の出力部30を互いに連携させることで、投影対象となる一連の画像のうち、一部の部分画像について、高画質化を実現するための、情報処理装置1の動作の一例について説明した。
[4.5.変形例5:表示態様の変更時における追従性向上のための制御例]
次に、変形例5として、投影面R10の一部に対して画像を投影している状況下において、当該画像が投影される位置や大きさ等の表示態様を変更する場合の制御の一例について、図12〜図14を参照して説明する。図12〜図14は、変形例5に係る情報処理装置1の動作の一例について説明するための説明図であり、投影面R10の一部に投映された画像(例えば、表示オブジェクトV11)の位置や大きさ(即ち、表示態様)を変更する場合に、より好適な追従性を得るための制御の一例について示している。
例えば、図12に示す例では、情報処理装置1は、出力部30aの画角を絞ることで投影領域R11aの大きさがより小さくなるように制御し、当該投影領域R11aに、表示オブジェクトV11が提示された画像を投影している。即ち、図12に示す例では、情報処理装置1は、投影面R10の一部を投影領域R11aとして、出力部30aに、表示オブジェクトV11が提示された映像を当該投影領域R11aに向けて投影させている。このように、投影領域R11aという限られた領域のみへの映像の投影により表示オブジェクトV11が提示されることで、投影面R10全体に亘って映像が投影される場合に比べて、より高い解像度で、表示オブジェクトV11が投影面R10に提示されることとなる。
ここで、図12に示す状態において、ユーザUの操作により、表示オブジェクトV11の位置が変更され、当該表示オブジェクトV11が投影領域R11aの外に移動されたものとする。このとき、投影領域R11aの位置や大きさを変更する場合には、出力部30a(特に、プロジェクタに相当する映像出力部31)の画角や映像を投影する方向を制御するため、機械的な駆動が介在する。そのため、例えば、ユーザUの操作にあわせて表示オブジェクトVの位置や大きさを変更する場合に、出力部30aの性能によっては、必ずしも好適な追従性が得られるとは限らない。
そこで、変形例5に係る情報処理装置1は、図13に示すように、ユーザUの操作により、表示オブジェクトV11の位置や大きさが変更されたことを認識すると、出力部30aによる投影領域R11aへの映像の投影を一時的に停止し、替わりに、出力部30bに映像を投影させる。
例えば、図13に示す参照符号R11bは、出力部30bに対応する投影領域R11を示している。図13に示すように、情報処理装置1は、投影領域R11bが、投影領域R11aを包含するより広い領域(例えば、投影面R10全体に相当する領域)となるように、出力部30bの画角と、当該出力部30bが映像を投影する方向を制御している。
また、情報処理装置1は、投影領域R11b中の投影領域R11aに相当する領域(即ち、表示オブジェクトV11が表示されていた領域)に、当該投影領域R11aに投映されていた画像が投影されるように、出力部30bにより投影させる映像を制御する。即ち、情報処理装置1は、図13に示すように、投影領域R11bに映像を投映する状態に切り替えた場合においても、図12に示す例と同様の位置に同様の大きさで表示オブジェクトV11が投影されるように、出力部30bにより出力される映像を制御することとなる。
そして、情報処理装置1は、ユーザUの操作内容に基づき、投影領域R11bに投映される画像中の表示オブジェクトV11の表示位置を制御する。なお、このとき情報処理装置1は、画像処理に基づき表示オブジェクトV11の表示位置を制御することで、機械的な駆動を介在させることなく、投影面R10中における表示オブジェクトV11が投影される位置を制御している。そのため、図15に示す制御中には、表示オブジェクトV11の解像度が一時的に低下するものの、ユーザUによる操作に対して、より好適な態様で、表示オブジェクトV11が投影される位置の制御を追従させる(即ち、レスポンスを向上させる)ことが可能となる。
次いで、図14を参照する。図14は、ユーザUによる表示オブジェクトV11を移動させる操作が完了した状態を示している。
情報処理装置1は、ユーザUによる表示オブジェクトV11を移動させる操作の完了を認識すると、図14に示すように、当該表示オブジェクトV11が表示された位置が投影領域R11aとなるように、出力部30aが映像を投影する方向を制御する。そして、情報処理装置1は、出力部30aに表示オブジェクトV11が提示された画像の投影を再開させる。なお、このとき情報処理装置1は、出力部30bによる投影領域R11bへの映像の投影を停止してもよい。
以上のような制御により、表示オブジェクトV11が、投影面R10全体に亘って映像が投影される場合に比べて、より高い解像度で投影面R10に再度提示されることとなる。なお、上記に説明した例では、情報処理装置1が、ユーザUの操作内容に基づき、表示オブジェクトV11の位置を制御する場合について説明したが、当該表示オブジェクトV11の大きさを制御する場合についても同様であることは言うまでもない。
以上、図12〜図14を説明したように、変形例5に係る情報処理装置1は、表示オブジェクトV11の位置や大きさ等のような表示態様を変更する場合に、投影領域R11がより広く設定された出力部30に映像を投影させている。そして、情報処理装置1は、画像処理に基づき表示オブジェクトV11の位置や大きさを制御することで、機械的な駆動を介在させることなく、投影面R10中における表示オブジェクトV11が投影される位置や大きさを制御する。このような制御により、表示オブジェクトV11の解像度が一時的に低下するものの、ユーザUによる操作に対して、より好適な態様で、表示オブジェクトV11が投影される位置や大きさ等の表示態様の制御を追従させることが可能となる。
なお、図12〜図14に示す例では、情報処理装置1が、ユーザUによる操作を認識していない状態(例えば、図12及び図14に示す状態)では、投影領域R11bへの映像の投影を抑制しているが、必ずしも同態様に限定されるものではない。
具体的な一例として、情報処理装置1は、前述した変形例4に係る情報処理装置1(図11参照)のように、ユーザUによる操作を認識していない状態においても、投影領域R11b(即ち、投影領域R11aを包含する、当該投影領域R11aよりもより広い投影領域R11)に対して映像(例えば、操作画面全体)を投影してもよい。この場合には、情報処理装置1は、ユーザUによる操作を認識していない状態では、投影領域R11a及びR11bの双方に対して映像を投影し、ユーザUによる操作を認識した状態では、投影領域R11bにのみ映像を投影すればよい。
<5.ハードウェア構成>
次に、図15を参照して、本開示の一実施形態に係る情報処理装置1のハードウェア構成の一例について説明する。図15は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置1のハードウェア構成の一例を示した図である。
図15に示すように、本実施形態に係る情報処理装置1は、プロセッサ901と、メモリ903と、ストレージ905と、操作デバイス907と、報知デバイス909と、検知デバイス911と、撮像デバイス913と、バス917とを含む。また、情報処理装置1は、通信デバイス915を含んでもよい。
プロセッサ901は、例えばCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)又はSoC(System on Chip)であってよく、情報処理装置1の様々な処理を実行する。プロセッサ901は、例えば、各種演算処理を実行するための電子回路により構成することが可能である。なお、前述した制御部20の各構成は、プロセッサ901により実現され得る。
メモリ903は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)を含み、プロセッサ901により実行されるプログラム及びデータを記憶する。ストレージ905は、半導体メモリ又はハードディスクなどの記憶媒体を含み得る。例えば、前述した記憶部40は、メモリ903及びストレージ905の少なくともいずれか、もしくは、双方の組み合わせにより実現され得る。
操作デバイス907は、ユーザが所望の操作を行うための入力信号を生成する機能を有する。操作デバイス907は、例えば、タッチパネルとして構成され得る。また、他の一例として、操作デバイス907は、例えばボタン、スイッチ、及びキーボードなどユーザが情報を入力するための入力部と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、プロセッサ901に供給する入力制御回路などから構成されてよい。
報知デバイス909は、出力デバイスの一例であり、例えば、所謂プロジェクタのように、投影面に対して所定の情報を投影することで、当該情報をユーザに報知してもよい。なお、前述した出力部30は、報知デバイス909により実現され得る。
また、報知デバイス909は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置、有機EL(OLED:Organic Light Emitting Diode)ディスプレイなどのデバイスであってよい。この場合には、報知デバイス909は、画面を表示することにより、ユーザに対して所定の情報を報知することができる。
また、報知デバイス909は、スピーカ等のように、所定の音響信号を出力することで、所定の情報をユーザに報知するデバイスであってもよい。
なお、上記に示した報知デバイス909の例はあくまで一例であり、ユーザに対して所定の情報を報知可能であれば、報知デバイス909の態様は特に限定されない。具体的な一例として、報知デバイス909は、LED(Light Emitting Diode)のように、点灯又は点滅のパターンにより、所定の情報をユーザに報知するデバイスであってもよい。
撮像デバイス913は、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサやCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の、被写体を撮像し、撮像画像のデジタルデータを得る撮像素子を含む。即ち、撮像デバイス913は、プロセッサ901の制御に従い、レンズ等の光学系を介して静止画像又は動画像を撮影する機能を有する。撮像デバイス913は、撮像した画像をメモリ903やストレージ905に記憶させてもよい。なお、前述した撮像部11は、撮像デバイス913により実現され得る。
検知デバイス911は、各種状態を検知するためのデバイスである。検知デバイス911は、例えば、ステレオイメージセンサ等のような、所謂測距センサにより構成され得る。また、検知デバイス911は、所謂光学センサ等のように、所定の対象を検知するためのセンサにより構成されていてもよい。なお、前述した検知部13は、検知デバイス911により実現され得る。
通信デバイス915は、情報処理装置1が備える通信手段であり、ネットワークを介して外部装置と通信する。通信デバイス915は、有線または無線用の通信インタフェースである。通信デバイス915を、無線通信インタフェースとして構成する場合には、当該通信デバイス915は、通信アンテナ、RF(Radio Frequency)回路、ベースバンドプロセッサなどを含んでもよい。
通信デバイス915は、外部装置から受信した信号に各種の信号処理を行う機能を有し、受信したアナログ信号から生成したデジタル信号をプロセッサ901に供給することが可能である。
バス917は、プロセッサ901、メモリ903、ストレージ905、操作デバイス907、報知デバイス909、検知デバイス911、撮像デバイス913、及び通信デバイス915を相互に接続する。バス917は、複数の種類のバスを含んでもよい。
また、コンピュータに内蔵されるプロセッサ、メモリ、及びストレージなどのハードウェアを、上記した情報処理装置1が有する構成と同等の機能を発揮させるためのプログラムも作成可能である。また、当該プログラムを記録した、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体も提供され得る。
<6.まとめ>
以上説明したように、本開示の一実施形態に係る情報処理装置1は、複数の出力部30それぞれに対応する投影領域R11を重畳させるための態様が、互いに異なる複数の動作モードを、選択的に切り替え可能に構成されている。換言すると、情報処理装置1が切り替えの対象としている複数の動作モードのうち少なくとも一部には、複数の出力部30のうち、少なくとも2以上の出力部30を互いに連携させる動作モードが含まれる。また、情報処理装置1が切り替えの対象としている複数の動作モードのうち、少なくとも一部には、複数の出力部30のうち少なくとも一部の出力部30の動作を個別に制御するための動作モードが含まれていてもよい。
このような構成により、本開示の一実施形態に係る情報処理装置1は、当該情報処理装置1の利用シーン(即ち、利用用途、利用形態、及び投影対象となるコンテンツ等)に応じて、各出力部30に、より好適な態様で映像を投影させることが可能となる。
なお、情報処理装置1が制御対象とする複数の出力部30は、必ずしも同じ性能である必要は無く、互いに異なる特性を有していてもよい。この場合には、情報処理装置1は、各出力部30の性能に応じて、選択した動作モードにより適した(換言すると、利用シーンにより適した)出力部30を、当該動作モードにおける制御対象として選択してもよい。また、情報処理装置1に対して、各出力部30を着脱可能に構成することで、当該情報処理装置1が制御対象とする出力部30の数を適宜変更できてもよい。この場合には、情報処理装置1は、自身が制御対象として認識している出力部30の数や各出力部30の性能に応じて、選択対象となる動作モードの候補を動的に切り替えてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
投影面中の少なくとも一部の投影領域に対して表示情報を投影することで当該表示情報を表示させる複数の投影部の動作を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記複数の投影部のうち、少なくとも2以上の前記投影部のそれぞれに対応する前記投影領域を重畳させるための態様が、互いに異なる複数の動作モードを選択的に切り替える、
情報処理装置。
(2)
前記制御部は、表示対象となる前記表示情報に関連付けられた情報に応じて、前記動作モードを選択的に切り替える、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記制御部は、取得したユーザの操作内容を示す制御情報に応じて、前記動作モードを選択的に切り替える、前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記制御部は、外部環境の検知結果に応じて、前記動作モードを選択的に切り替える、前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(5)
前記制御部は、前記複数の動作モードのうち、少なくとも一部の動作モードにおいて、2以上の前記投影部それぞれに対応する前記投影領域を結合することで1つの表示領域とし、当該表示領域に前記表示情報を投影させる、前記(1)〜(4)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(6)
前記制御部は、前記複数の動作モードのうち、少なくとも一部の動作モードにおいて、前記投影領域を互いに重畳させた2以上の前記投影部それぞれの動作を、互いに異なる態様で制御する、前記(1)〜(5)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(7)
前記制御部は、前記投影領域を互いに重畳させた2以上の前記投影部それぞれに、互いに異なる色域となるように制御された前記表示情報が投影させる、前記(6)に記載の情報処理装置。
(8)
前記制御部は、前記投影領域を互いに重畳させた2以上の前記投影部それぞれの輝度を個々に制御することで、当該投影領域に投映される前記表示情報のダイナミックレンジを制御する、前記(6)に記載の情報処理装置。
(9)
前記制御部は、互いに重畳させた複数の前記投影領域それぞれの投影位置の差が、サブピクセル単位となるように、2以上の前記投影部それぞれの動作を制御する、前記(6)に記載の情報処理装置。
(10)
前記制御部は、前記投影領域を互いに重畳させた2以上の前記投影部それぞれに、互いに異なるタイミングで前記表示情報を投影させる、前記(6)に記載の情報処理装置。
(11)
前記制御部は、前記複数の動作モードのうち、少なくとも一部の動作モードにおいて、少なくとも一部の前記投影部に、前記表示情報が分割された複数の部分画像を、前記投影領域中の対応する部分領域に時分割で投影させる、前記(1)〜(10)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(12)
前記制御部は、前記複数の動作モードのうち、少なくとも一部の動作モードにおいて、前記複数の投影部のうち第1の投影部に対応する第1の投影領域に対して、当該第1の投影領域に投影された前記表示情報のうち一部が表示された、第2の投影部に対応する第2の投影領域を重畳させる、前記(1)〜(11)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(13)
前記制御部は、
前記複数の動作モードのうち、少なくとも一部の動作モードにおいて、
前記複数の投影部のうち第1の投影部に対応する第1の投影領域に投映された第1の表示情報の表示態様を制御する場合に、
当該第1の投影部に替えて、第2の投影部に、当該第1の投影領域を包含する第2の投影領域に、当該第1の表示情報が提示された第2の表示情報を投影させ、
当該第2の表示情報中における、当該第1の表示情報の表示態様を制御する、
前記(1)〜(12)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(14)
プロセッサが、
投影面中の少なくとも一部の投影領域に対して表示情報を投影することで当該表示情報を表示させる複数の投影部の動作を制御することと、
前記複数の投影部のうち、少なくとも2以上の前記投影部のそれぞれに対応する前記投影領域を重畳させるための態様が、互いに異なる複数の動作モードを選択的に切り替えることと、
を含む、情報処理方法。
(15)
コンピュータに、
投影面中の少なくとも一部の投影領域に対して表示情報を投影することで当該表示情報を表示させる複数の投影部の動作を制御することと、
前記複数の投影部のうち、少なくとも2以上の前記投影部のそれぞれに対応する前記投影領域を重畳させるための態様が、互いに異なる複数の動作モードを選択的に切り替えることと、
を実行させる、プログラム。
1 情報処理装置
10 入力部
11 撮像部
13 検知部
20 制御部
21 画像解析部
22 入力解析部
23 処理実行部
25 モード判定部
26 出力制御部
30 出力部
31 映像出力部
40 記憶部

Claims (15)

  1. 投影面中の少なくとも一部の投影領域に対して表示情報を投影することで当該表示情報を表示させる複数の投影部の動作を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記複数の投影部のうち、少なくとも2以上の前記投影部のそれぞれに対応する前記投影領域を重畳させるための態様が、互いに異なる複数の動作モードを選択的に切り替える、
    情報処理装置。
  2. 前記制御部は、表示対象となる前記表示情報に関連付けられた情報に応じて、前記動作モードを選択的に切り替える、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、取得したユーザの操作内容を示す制御情報に応じて、前記動作モードを選択的に切り替える、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、外部環境の検知結果に応じて、前記動作モードを選択的に切り替える、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記複数の動作モードのうち、少なくとも一部の動作モードにおいて、2以上の前記投影部それぞれに対応する前記投影領域を結合することで1つの表示領域とし、当該表示領域に前記表示情報を投影させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記複数の動作モードのうち、少なくとも一部の動作モードにおいて、前記投影領域を互いに重畳させた2以上の前記投影部それぞれの動作を、互いに異なる態様で制御する、請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記投影領域を互いに重畳させた2以上の前記投影部それぞれに、互いに異なる色域となるように制御された前記表示情報が投影させる、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記投影領域を互いに重畳させた2以上の前記投影部それぞれの輝度を個々に制御することで、当該投影領域に投映される前記表示情報のダイナミックレンジを制御する、請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御部は、互いに重畳させた複数の前記投影領域それぞれの投影位置の差が、サブピクセル単位となるように、2以上の前記投影部それぞれの動作を制御する、請求項6に記載の情報処理装置。
  10. 前記制御部は、前記投影領域を互いに重畳させた2以上の前記投影部それぞれに、互いに異なるタイミングで前記表示情報を投影させる、請求項6に記載の情報処理装置。
  11. 前記制御部は、前記複数の動作モードのうち、少なくとも一部の動作モードにおいて、少なくとも一部の前記投影部に、前記表示情報が分割された複数の部分画像を、前記投影領域中の対応する部分領域に時分割で投影させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 前記制御部は、前記複数の動作モードのうち、少なくとも一部の動作モードにおいて、前記複数の投影部のうち第1の投影部に対応する第1の投影領域に対して、当該第1の投影領域に投影された前記表示情報のうち一部が表示された、第2の投影部に対応する第2の投影領域を重畳させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 前記制御部は、
    前記複数の動作モードのうち、少なくとも一部の動作モードにおいて、
    前記複数の投影部のうち第1の投影部に対応する第1の投影領域に投映された第1の表示情報の表示態様を制御する場合に、
    当該第1の投影部に替えて、第2の投影部に、当該第1の投影領域を包含する第2の投影領域に、当該第1の表示情報が提示された第2の表示情報を投影させ、
    当該第2の表示情報中における、当該第1の表示情報の表示態様を制御する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  14. プロセッサが、
    投影面中の少なくとも一部の投影領域に対して表示情報を投影することで当該表示情報を表示させる複数の投影部の動作を制御することと、
    前記複数の投影部のうち、少なくとも2以上の前記投影部のそれぞれに対応する前記投影領域を重畳させるための態様が、互いに異なる複数の動作モードを選択的に切り替えることと、
    を含む、情報処理方法。
  15. コンピュータに、
    投影面中の少なくとも一部の投影領域に対して表示情報を投影することで当該表示情報を表示させる複数の投影部の動作を制御することと、
    前記複数の投影部のうち、少なくとも2以上の前記投影部のそれぞれに対応する前記投影領域を重畳させるための態様が、互いに異なる複数の動作モードを選択的に切り替えることと、
    を実行させる、プログラム。


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