JP2016191548A - 冷凍装置及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】流量調整弁の初期開度を適切に決定等することができる冷凍装置等を提供する。【解決手段】インジェクション配管13の一端を接続し、インジェクション配管13を流れる冷媒を圧縮行程の中間部分に流入させて吐出可能な圧縮機1と、外気と冷媒の熱交換を行う凝縮器3と、凝縮器3から流出する冷媒の一部をインジェクション配管13に調整して流す中間膨張弁6と、インジェクション配管13を流れる冷媒の圧縮機1への流入を制御する電磁弁7と、圧縮機1の駆動開始前における吐出圧力及び吸入圧力の少なくとも一方の圧力に基づいて、中間膨張弁6の初期開度を決定する処理を行うコントローラ11とを備える。【選択図】図1

Description

この発明は冷凍装置等に関するものである。特に圧縮機に冷媒をインジェクション可能な冷凍装置に係るものである。
例えば、冷凍サイクルを利用した冷凍装置(冷蔵装置)等を有する冷凍サイクル装置では、基本的に、圧縮機、凝縮器(熱交換器)、絞り装置(膨張弁)及び蒸発器(熱交換器)が配管接続され、冷媒を循環させる冷媒回路を構成している。そして、冷媒が、蒸発、凝縮時に、熱交換対象となる空気等から吸熱、放熱することを利用し、管内の圧力を変化させながら冷却動作等を行っている。
ここで、冷媒を分岐し、冷媒同士を過冷却する過冷却器を冷媒回路に備える冷凍サイクル装置がある。そして、従来、受液器の後にある過冷却器の下流側配管からインバータ圧縮機の吸入側に液冷媒の一部を導入する液バイパス回路を備えた冷凍装置において、インバータ圧縮機の駆動周波数に応じて流量調整弁の初期開度を決定する方法がある(例えば、特許文献1参照)。また、本文献では、駆動周波数の代わりに、インバータ圧縮機の起動時又は起動直前のインバータ圧縮機の吐出温度により決定するようにもしている。
特許第4301546号公報(図1)
上記のような冷凍サイクル装置では、運転の条件によっては流量調整弁の初期開度が大きすぎるような決定をする場合がある。初期開度が大きいと、圧縮機にインジェクションされる冷媒量が多くなる。このため、吐出温度が低下しすぎて圧縮機の消費電力が多くなる。また、最悪の場合、圧縮機内においてバイパスした冷媒が液圧縮し、圧縮機の負荷が大きくなって、異常停止、圧縮機破損等してしまう可能性がある。
一方、初期開度が小さすぎると、圧縮機から吐出する冷媒の温度(吐出温度)が急激に上昇し、圧縮機保護のために停止(異常停止)させなければならないという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、流量調整弁の初期開度を適切に決定等することができる冷凍装置等を得るものである。
この発明に係る冷凍装置は、インジェクション配管の一端を接続し、インジェクション配管を流れる冷媒を圧縮行程の中間部分に流入させて吐出可能な、吐出容量可変の圧縮機と、通過する冷媒に熱交換させて冷媒を凝縮する凝縮器と、凝縮器から流出する冷媒をインジェクション配管に量を調整して通過させる流量調整装置と、インジェクション配管における冷媒通過を制御する流路開閉装置と、圧縮機起動前の圧縮機吐出側の冷媒圧力及び吸入側の冷媒圧力の少なくとも一方の圧力に基づいて、流量調整装置の初期開度を決定する処理を行う制御装置とを備えるものである。
この発明の冷凍装置によれば、圧縮機起動前における吐出圧力及び吸入圧力の少なくとも一方の圧力並びに圧縮機が起動するときの駆動周波数に基づいて、流量調整装置の初期開度を決定するようにしたので、適切な初期開度でインジェクション配管に冷媒を流すことができる。そして、適量の冷媒をインジェクション(冷媒導入)し、適切な吐出温度での冷媒吐出を行うことができるので、冷媒回路における消費電力低減、信頼性の向上をはかることができる。
この発明の実施の形態1における冷凍装置を有する冷凍サイクル装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1における中間膨張弁6の初期開度の決定等の手順を示す図である。 起動前後における圧縮機1の駆動周波数、吐出温度、吐出圧力、吸入圧力の関係を示す図である。 この発明の実施の形態2における中間膨張弁6の初期開度の決定等の手順を示す図である。 この発明の実施の形態3における冷凍サイクル装置の処理の構成を説明する図である。 実施の形態4に係る冷凍装置内の冷媒の状態を示す図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における冷凍装置を有する冷凍サイクル装置の構成を示す図である。以下、この発明の実施の形態1について説明する。本実施の形態では、冷凍サイクル装置の代表として例えば対象を冷却する装置について説明する。ここで、図1を含め、以下の図面では各構成機器等の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、図1を含め、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表されている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。そして、温度、圧力等の高低については、特に絶対的な値との関係で高低等が定まっているものではなく、システム、装置等における状態、動作等において相対的に定まるものとする。
本実施の形態の冷凍サイクル装置は、圧縮機1、凝縮器2、過冷却器3、主膨張弁4、蒸発器5を冷媒配管で接続し、主となる冷媒回路を構成している。また、凝縮器ファン2A、蒸発器ファン5Aを有している。ここで、本実施の形態の冷凍サイクル装置は、圧縮機1、凝縮器2及び過冷却器3並びに後述するインジェクション流路における中間膨張弁6、電磁弁7及びインジェクション配管13を有する冷凍装置(コンデンシングユニット)100と、主膨張弁4及び蒸発器5を有する負荷側装置200とを配管接続することで構成されている。
圧縮機1は、冷媒を吸入して圧縮し、高温・高圧のガス状態にして吐出する。ここで、本実施の形態の圧縮機1は、圧縮室(図示せず)にインジェクション(冷媒導入)をするための中間圧ポートを有している。例えば液状の冷媒をインジェクションすることで、吐出温度を抑える等することができる。また、例えばインバータ回路等により回転数(駆動周波数)を制御し、冷媒の吐出量(吐出容量)を変化させることができるタイプの圧縮機である。凝縮器2は、圧縮機1が吐出した冷媒と例えば屋外の空気(外気)との熱交換を行い、冷媒を凝縮して液化させる。また、凝縮器ファン2Aは、凝縮器2に外気を送り込み、凝縮器2を流れる冷媒との熱交換を促す。過冷却器3は、例えば二重管式熱交換機等の冷媒間熱交換器で構成する。主冷媒回路を流れる冷媒を分岐部12において分岐した冷媒と熱交換させて過冷却する。分岐部12において分岐した冷媒はインジェクション流路を流れ、圧縮機1の中間ポートに流入する。インジェクション流路については後述する。
減圧装置(絞り装置)となる主膨張弁4は過冷却器3を通過した冷媒を減圧する。開度を変化させることで、冷媒の圧力、流量を調整することができる。蒸発器5は、例えば冷却対象(熱交換対象)となる空気と主膨張弁4により減圧された冷媒との熱交換を行い、冷媒に空気の熱を奪わせて蒸発させて気化させる。蒸発器ファン5Aは、蒸発器5に冷却対象となる空気を送り込み、蒸発器5を流れる冷媒との熱交換を促す。ここで、図1では、主膨張弁4と蒸発器5(蒸発器ファン5A)とを1台ずつ示しているが、例えば、主膨張弁4と蒸発器5との組み合わせを複数台並列に配管接続するようにしてもよい。
次にインジェクション流路側の構成について説明する。インジェクション流路は、中間膨張弁6、電磁弁7及びインジェクション配管13を有している。インジェクション配管13は分岐部12から圧縮機1の中間ポートに至る流路を形成する配管である。また、インジェクション流量調整装置となる中間膨張弁6は、分岐部12から分岐して、過冷却器3を通過し、圧縮機1の中間ポートに流入する冷媒を減圧し、冷媒量を調整する。また、通過する冷媒を減圧する。ここで、本実施の形態の中間膨張弁6は、リニア(線形的)に通過する冷媒量を調整できるように開度を変化させることができる電子膨張弁を用いるものとする。電磁弁7は、冷媒をインジェクション流路に通過させるかどうかを制御する開閉弁である。
サーミスタ等の温度検知手段である吐出温度センサ8は、圧縮機1の吐出側における冷媒の温度(吐出温度)を検知する。また、圧力検知手段である高圧センサ9は圧縮機1の吐出側における冷媒の圧力(吐出圧力)を検知する。そして、低圧センサ10は圧縮機1の吸入側における冷媒の圧力(吸入圧力)を検知する。
制御装置となるコントローラ11は、例えば吐出温度センサ8、高圧センサ9、低圧センサ10等の検知に係る温度、圧力等に基づいて、冷凍サイクル装置を構成する機器を制御する。本実施の形態では、インジェクション流路における中間膨張弁6の初期開度の決定等を行う。ここで、コントローラ11は、例えば計時手段(タイマー等)を複数有しており、それぞれ計時(カウント)を行うことができる。
次に、本実施の形態の冷凍サイクル装置の動作を冷媒の流れに基づいて説明する。まず、主冷媒回路の冷媒の流れについて説明する。圧縮機1が圧縮して吐出した高温高圧のガス冷媒は凝縮器2に流入する。凝縮器2においては、凝縮器2に供給される熱媒体との熱交換により放熱することで高圧の液冷媒となり、凝縮器2から流出する。凝縮器2から流出した高圧の液冷媒は、過冷却器3に流入する。ここで、電磁弁7が開いており、冷媒流路側に冷媒が流れていれば、その冷媒との熱交換により過冷却される。過冷却器3から流出した冷媒は、主膨張弁4において減圧される。減圧された冷媒は蒸発器5において蒸発ガス化され、ガス冷媒又は気液二相冷媒となって蒸発器5から流出する。蒸発器5を流出した冷媒は圧縮機1に再度吸入される。
次にインジェクション流路の冷媒の流れについて説明する。過冷却器3から流出した液冷媒は分岐部12において分岐し、一方は主冷媒回路を流れ、他方はインジェクション流路を流れる。インジェクション流路側に流入した冷媒は、中間膨張弁6により減圧され、過冷却器3にて主冷媒回路を流れる液冷媒と熱交換する。前述したように、主冷媒回路を流れる冷媒は過冷却される。その後、電磁弁7を通過した冷媒は圧縮機1の中間ポートから圧力室内にインジェクションされる。
上記の冷凍サイクル装置の動作を行う際、コントローラ11は、圧縮機1が起動後に所定の駆動周波数になったものと判断すると、電磁弁7を開く(開放する)。そして、圧縮機1を停止させたときに閉止する。冷凍サイクル装置の運転中、コントローラ11は各センサの検知に係る温度、圧力に基づいて中間膨張弁6の開度を変化させ、中間膨張弁6の制御を行うが、圧縮機1の駆動中は常に開放状態とする。これは、圧縮機1から吐出する冷媒の温度が低下した場合でも過冷却器3で液冷媒を過冷却する必要があるためである。また、圧縮機1の停止中において、例えば数回の停止に1回、ゼロ点調整のため、一時的に開度がゼロであってもさらに閉じさせるようにする制御を行うが、すぐに開かせるように制御する。そして、中間膨張弁6は圧縮機1の停止中も若干開いた状態にする。
図2はこの発明の実施の形態1における中間膨張弁6の初期開度の決定等の手順を示す図である。本処理はコントローラ11が行う。まず、コントローラ11は、圧縮機1に駆動周波数とともに起動を指示する(S1)。また、指示した駆動周波数、目標とする吐出温度、高圧センサ9及び低圧センサ10の検知に係る圧力(吐出圧力、吸入圧力)等に基づいて、圧縮機1の起動における中間膨張弁6の初期開度を決定する(S2)。
図3は起動前後における圧縮機1の駆動周波数、吐出温度、吐出圧力、吸入圧力の関係を示す図である。コントローラ11は圧縮機1を起動させる(S3)。そして、圧縮機1が起動してから所定時間(例えば10秒)における吐出温度センサ8の検知に係る吐出温度の変化速度(単位時間あたりの温度変化)を計測する(S4)。変化速度の求め方については、特に限定するものはない。例えば所定時間における温度差を所定時間で割って1つの変化速度を求める、所定時間内において求めた複数の変化速度を平均して変化速度とする等してもよい。そして、吐出温度センサ8の検知に係る吐出温度の上昇スピード(変化速度)が第1所定スピードより大きい(速い)かどうかを判断する(S5)。大きいと判断すると、電磁弁7を開く際の中間膨張弁6の初期開度を、決定した開度から所定の開度アップさせた開度となるように中間膨張弁6に補正の指示をする(S7)。上昇スピードが第1所定スピードより大きくないと判断すると、さらに吐出温度の上昇スピードが第2所定スピードより小さく(遅く)、かつ吐出温度センサ8の検知に係る温度が第1所定温度より低いかどうかを判断する(S6)。上昇スピードが第2所定スピードより小さく、吐出温度センサ8の検知に係る温度が第1所定温度より小さい(S6を満たす)と判断すると、電磁弁7を開く段階における中間膨張弁6の初期開度を、決定した開度から所定の開度ダウンさせた開度となるように中間膨張弁6に補正の指示をする(S8)。S6を満たさないと判断すると、電磁弁7を開く段階における中間膨張弁6の初期開度をそのままの開度となるようにする(S9)。そして、駆動周波数が所定駆動周波数(例えば45Hz)になったものと判断すると(S10)、電磁弁7を開放する(S11)。
電磁弁7を開放した後、図3に示すように、運転状況によっては圧縮機1の吐出温度が急激に低下し、また、高圧センサ9の検知に係る圧力の下降スピードが大となる場合がある。そこで、吐出温度の変化速度を計測する(S12)。変化速度の求め方については前述したものと同様である。そして、吐出温度センサ8の検知に係る温度の下降スピードが第3所定スピードより大きいかどうかを判断する(S13)。大きいと判断すると、所定の開度ダウンさせるように中間膨張弁6に指示し(S14)、通常の中間膨張弁6の制御に移行する(S16)。大きくないと判断すると、開度変更を行わず(S15)、通常の中間膨張弁6の制御に移行する(S16)。
以上のように、実施の形態1の冷凍サイクル装置によれば、コントローラ11が、中間膨張弁6の初期開度を指示した駆動周波数、高圧センサ9、低圧センサ10の検知に係る圧力により圧縮機起動時の中間膨張弁6の初期開度を決定するようにしたので、適切な初期開度を設定することができる。このため、吐出温度を最適に制御し、消費電力を低減することができる。また、圧縮機1を起動してから電磁弁7を開くまでの吐出温度及び上昇スピードに基づいて初期開度の補正を行い、また、電磁弁7を開いた後も吐出温度の下降スピードにより開度補正を行うようにしたので、さらに信頼性を高め、省エネルギーをはかることができる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2における中間膨張弁6の初期開度の決定等の手順を示す図である。上述の実施の形態1においては、コントローラ11が、吐出温度センサ8の検知に係る温度の下降スピードが第3所定スピードより大きくないと判断すると、開度変更を行わなかった。
しかしながら、場合によっては吐出温度が上昇していることもある。そこで、本実施の形態では、実施の形態1で説明したS13において、吐出温度センサ8の検知に係る温度の下降スピードが第3所定スピードより大きくないと判断すると、さらに、吐出温度の上昇スピードが第4所定スピードより大きく、かつ第2所定温度より高いかどうかを判断する(S17)。S17を満たすと判断すると、所定の開度アップさせるように中間膨張弁6に指示し(S18)、通常の中間膨張弁6の制御に移行する(S16)。S17を満たさないと判断すると、開度変更を行わず(S15)、通常の中間膨張弁6の制御に移行する(S16)。
以上のように、実施の形態2の冷凍サイクル装置によれば、電磁弁7を開放した後も吐出温度が上昇して高くなっているものと判断すると、中間膨張弁6の開度をアップさせるようにしたので、圧縮機1にインジェクションする冷媒量が少な過ぎることによる吐出温度上昇を防止し、異常停止、圧縮機1の破損を防止することができ、信頼性をさらに向上させることができる。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3における冷凍サイクル装置の処理に係る構成を説明する図である。処理手順の内容については、実施の形態1で説明したことと同様である。例えば上述した実施の形態1及び実施の形態2で説明したように、コントローラ11が圧縮機1の起動時に行う処理は、処理内容に基づいて大きく次の3つに分けることができる。
1 初期開度決定処理(S2)
2 電磁弁7開放前の初期開度補正処理(A部)
3 電磁弁7開放後の開度補正処理(B部)
上述の実施の形態では、A部、B部を処理の一連の処理手順として説明したが、例えば信頼性、省エネルギー等に大きな影響がないような場合には、A部若しくはB部、又はA部及びB部の処理を省略することができる。例えば、圧縮機1において、駆動周波数幅が狭いような場合には、吐出温度も急激な変動はせず、最初に初期開度を決定しておけば、設定した吐出温度範囲内での駆動が期待できるため、省略することができる。
以上のように、実施の形態3では、初期開度の補正等の処理を省略することができるので、処理を単純にすることができ、例えば開発評価期間を短縮することができる。また、開発にかかるコストを低減することができる。
実施の形態4.
上述した実施の形態では、コントローラ11が中間膨張弁6の初期開度決定処理を行っている。そこで、本実施の形態では、中間膨張弁6の初期開度を決定する手順について説明する。
ここで、以下の説明で用いるパラメータは、以下のようになる。
Ginj:インジェクション流路を通過する冷媒量[kg/h]
Glow:蒸発器5を通過した冷媒量[kg/h]
Cv:中間膨張弁6の容量係数(電子膨張弁開度により決まる値)
ρe:過冷却器3の主冷媒回路側の冷媒流出口における冷媒密度[kg/m
HP:圧縮機1の吐出圧力[MPaG]
MP:圧縮機1の中間圧力[MPaG]
LP:圧縮機1の吸入圧力[MPaG]
ρa:圧縮機1の吸入側における冷媒密度[kg/m
Ha:圧縮機1の吸入側におけるエンタルピー[KJ/kg]
Hb:圧縮機1内の中間ポート前における理論エンタルピー[KJ/kg]
Hb’:圧縮機1内の中間ポート前における実際のエンタルピー[KJ/kg]
Hc:圧縮機1内の中間ポート部分におけるエンタルピー[KJ/kg]
Hd:圧縮機1の吐出側における冷媒の理論エンタルピー[KJ/kg]
Hd’:圧縮機1の吐出側における冷媒の実際のエンタルピー[KJ/kg]
He:過冷却器3の主冷媒回路側の冷媒流出口におけるエンタルピー[KJ/kg]
Ta:圧縮機1の吸入側の冷媒温度[℃]
Tc:圧縮機1の中間ポート部分における冷媒温度[℃]
Te:過冷却器3の主冷媒回路側の冷媒流出口における冷媒温度[℃]
ηc:圧縮機断熱効率[−]
ηm:圧縮機機械効率[−]
ηv:圧縮機体積効率[−]
HZ:圧縮機周波数[Hz]
V:圧縮機押しのけ量[m/S]
図6は実施の形態4に係る冷凍装置内の冷媒の状態を示す図である。図6(a)は本実施の形態の冷凍装置における冷凍サイクルのP−h線図を示す。また、図6(b)は冷凍サイクルの冷媒状態と冷媒回路内の位置との対応を示す図である。
まず、インジェクション流路を流れる冷媒量Ginj は、中間膨張弁6の容量係数Cv、圧縮機1の吐出圧力HP、中間圧力MP、過冷却器3の主冷媒回路における冷媒の冷媒流出口(e点)における冷媒密度ρeを用いて次式(1)で表すことができる。
Ginj=86.5×Cv×((HP−MP)×ρe)1/2 …(1)
(1)式を容量係数Cvについて解くと、次式(2)で表すことができる。
Cv=Ginj/(86.5×((HP−MP)×ρe)1/2) …(2)
ここで、圧縮機1の中間圧力MPは、吐出圧力HPと吸入圧力LPとを用いて次式(3)で表すことができる。また、冷媒密度ρeは吐出圧力HPと過冷却器3の冷媒流出口における冷媒温度Teに基づいて冷媒物性により決定される(式(4))。
MP=((HP+0.101)×(LP+0.101))1/2−0.101 …(3)
ρe(HP,Te) …(4)
インジェクション流路を通過した冷媒は、圧縮機1の中間ポートから圧力室内にインジェクションされる。圧縮機1の吸入側であるa点を通過して圧縮機1に流入した冷媒は、圧縮されて、圧力、温度が上昇してb点に至る。また、インジェクション流路を通過した冷媒は、圧縮機1の中間ポートから圧力室内のc点においてインジェクションされる。インジェクションされた冷媒は、c点において、b点を通過した冷媒を冷却する。c点(中間ポート部分)における冷媒のエンタルピーはHcとなる。ここで、c点における熱収支は次式(5)で表される。
(Hc−He)×Ginj=(Hb’−Hc)×Glow …(5)
式(5)をGinjについて解くと、次式(6)で表すことができる。また、過冷却器3の冷媒流出口におけるエンタルピーHeは、吐出圧力HPと冷媒温度Teとに基づいて、冷媒物性により決定される(式(6))。
Ginj=(Hb’−Hc)×Glow/(Hc−He) …(6)
He(HP,Te) …(7)
また、蒸発器5を通過した冷媒量(a点を通過する冷媒量)Glowは、圧縮機1の駆動周波数HZ、圧縮機押しのけ量V、圧縮機1の吸入側(a点)における冷媒密度ρa、圧縮機体積効率ηvを用いて、次式(8)で表すことができる。ここで、冷媒密度ρaは、吸入圧力LPと圧縮機1の吸入側の冷媒温度Taとに基づいて、冷媒物性により決定される(式(9))。
Glow=HZ×V×ρa×ηv×3600 …(8)
ρa(LP,Ta) …(9)
圧縮機1の吸入側(a点)におけるエンタルピーHaは、吸入圧力LPと圧縮機1の吸入側の冷媒温度Taとに基づいて、冷媒物性により決定される(式(10))。冷媒は、エンタルピーHaの状態から、理想的には、等エントロピー線に沿って断熱圧縮されて中間圧力MPとなる。このため、圧縮機1内の中間ポート前(b点)における理論エンタルピーHbは、吸入圧力LP、中間圧力MP及び圧縮機1の吸入側の冷媒温度Taに基づいて、冷媒物性により決定される(式(11))。また、冷媒は過熱度が大きくなる。
Ha(LP,Ta) …(10)
Hb(MP,LP,Ta) …(11)
b点における実際のエンタルピーHb’は、エンタルピーHa、理想のエンタルピーHb並びに圧縮機1の断熱効率ηc及び機械効率ηmにより次式(12)で表される。
Hb’=Ha+(Hb−Ha)/(ηc×ηm) …(12)
また、圧縮機1内のc点におけるエンタルピーHcは、中間圧力MPとc点における冷媒温度Tcとに基づいて、冷媒物性により決定される(式(13))。冷媒は、エンタルピーHcの状態から、理想的には、等エントロピー線に沿って断熱圧縮されて吐出圧力HPとなる。このため、圧縮機1の吐出側(d点)における冷媒の理論エンタルピーHdは、中間圧力MP、吐出圧力HP及び圧縮機1内のc点における冷媒温度Tcに基づいて、冷媒物性により決定される(式(14))。また、冷媒は過熱度が大きくなる。
Hc(MP,Tc) …(13)
Hd(HP,MP,Tc) …(14)
d点における実際のエンタルピーHd’は、吐出圧力HPと圧縮機1の吐出側における吐出温度Tdとに基づいて、冷媒物性により決定される(式(15))。また、エンタルピーHc、理想のエンタルピーHd並びに圧縮機1の断熱効率ηc及び機械効率ηmによっても次式(16)で表すことができる。
Hd’(HP,Td) …(15)
Hd’=Hc+(Hd−Hc)/(ηc×ηm) …(16)
ここで、式(13)〜式(16)並びに吐出圧力HP、吸入圧力LP、圧縮機1の断熱効率ηc、機械効率ηm及びあらかじめ目標設定した吐出温度Td(例えば100℃)に基づいて、冷媒温度Tcを決定することができる(式(17))。
Tc(MP,HP,Td,ηc,ηm) …(17)
そして、式(2)に式(6)、(8)、(12)を代入すると、中間膨張弁6の容量係数Cvは、次式(18)のようになる。そして、容量係数Cvに基づいて中間膨張弁6の初期開度を決定する。
Cv=(((Ha(LP,Ta)+(Hb(MP,LP,Ta)
−Ha(LP,Ta))/(ηc×ηm))−Hc(MP,Tc))
/(Hc(MP,Tc)−He(HP,Te)))
×(HZ×V×ρa(LP,Ta)×ηv×3600)
/(86.5×((HP−MP)×ρe(HP,Te))1/2) …(18)
式(17)、式(18)におけるパラメータのうち、圧縮機1の断熱効率ηc、機械効率ηm及び圧縮機押しのけ量Vは、圧縮機1に特有な定数である。また、吸入圧力LP、吐出圧力HP、吐出温度Td及び駆動周波数HZは中間膨張弁6の初期開度決定の際に得ることができる。また、中間圧力MP及び冷媒温度Tcは、式(3)、式(16)から導くことができる。
ここで、残りのパラメータにおいて、過冷却器3の冷媒流出口における冷媒温度Teについては、温度センサのコストに対する効果が小さいため、ここでは定数とする。また、圧縮機1の吸入側の冷媒温度Taについては、起動前後、運転状況により温度が大幅に変化するため、初期開度の決定の際には定数とする。ただ、冷媒温度Ta及び冷媒温度Teを正確に検知することができればさらに精度が上がる。
また、吐出圧力HP、中間圧力MP、吸入圧力LPについても、圧縮機1起動後に変化するが、前回運転停止後の数分後までの起動であれば、前回の運転における圧力を維持できている場合が多い。また、圧縮機1を、複数台設置した場合、2台目以降の圧縮機起動においては、圧力変動はそれほど大きくない。このため、検知に係る吐出圧力HP、中間圧力MP、吸入圧力LPを用いれば、初期開度決定において、十分な目安となる。吐出圧力HP、吸入圧力LPのいずれかが検知によって得られない場合には、定数を用いるようにしてもよい。
以上のようにして、中間膨張弁6の初期開度を決定することにより、適切な初期開度を設定することができる。
圧縮機1が起動すると、パラメータは変化するため、電磁弁7開放前の初期開度補正、電磁弁7開放後の開度補正処理において、吐出温度の上昇スピード、下降スピード(変化速度)による補正を行うとよい。
実施の形態5.
上述の実施の形態1等では、高圧センサ9の検知に係る圧力を直接利用して吐出圧力を得るようにしたが、例えば、凝縮器2と過冷却器3との間を流れる気液二相冷媒又は液冷媒の温度を検知し、温度に基づく演算等により吐出圧力を得るようにしてもよい。
また、凝縮器2に流入する冷媒の温度を検知する温度センサ(サーミスタ)を備えている場合は、コントローラ11は、凝縮器2に流入する冷媒の温度、指示した駆動周波数、低圧センサ10の検知に係る圧力に基づいて初期開度を決定してもよい。
さらに、低圧センサ10の読み取り値で説明したが、主膨張弁4〜蒸発器5のガス/液二層部をサーミスタで検知し圧力に変換してもよい。
例えば、高圧センサ9又は低圧センサ10を有していない場合でも、指示した駆動周波数及び高圧センサ9の検知に係る圧力、又は指示した駆動周波数及び低圧センサ10の検知に係る圧力に基づいて初期開度を決定することで、従来の初期開度決定よりも、より適正に初期開度を決定することができる。
上述した実施の形態では、冷凍装置を有して冷却を行う装置に冷凍サイクル装置を適用する形態について説明した。この発明は、これらの装置に限定することなく、例えば空気調和装置、給湯機等のヒートポンプ装置等、冷媒回路を構成する他の冷凍サイクル装置にも適用することができる。
1 圧縮機、2 凝縮器、2A 凝縮器ファン、3 過冷却器、4 主膨張弁、5 蒸発器、5A 蒸発器ファン、6 中間膨張弁、7 電磁弁、8 吐出温度センサ、9 高圧センサ、10 低圧センサ、11 コントローラ、12 分岐部、13 インジェクション配管、100 冷凍装置、200 負荷側装置。

Claims (7)

  1. インジェクション配管の一端を接続し、該インジェクション配管を流れる冷媒を圧縮行程の中間部分に流入させて吐出可能な、吐出容量可変の圧縮機と、
    通過する前記冷媒に熱交換させて前記冷媒を凝縮する凝縮器と、
    該凝縮器から流出する前記冷媒を前記インジェクション配管に量を調整して通過させる流量調整装置と、
    前記インジェクション配管における冷媒通過を制御する流路開閉装置と、
    圧縮機起動前の圧縮機吐出側の冷媒圧力及び吸入側の冷媒圧力の少なくとも一方の圧力に基づいて、前記流量調整装置の初期開度を決定する処理を行う制御装置と
    を備えることを特徴とする冷凍装置。
  2. 前記制御装置は、圧縮機起動前の圧縮機吐出側の冷媒圧力及び吸入側の冷媒圧力の少なくとも一方の圧力と、前記圧縮機を起動させる駆動周波数と、に基づいて、前記流量調整装置の初期開度を決定する請求項1記載の冷凍装置。
  3. 前記流量調整装置を通過した前記冷媒により前記凝縮器から流れる冷媒を過冷却する過冷却器をさらに備える請求項1又は2に記載の冷凍装置。
  4. 前記制御装置は、前記圧縮機の起動後で前記流路開閉装置を開く前における前記圧縮機が吐出する冷媒温度及び該冷媒温度の変化速度に基づいて、決定した前記流量調整装置の初期開度を補正する処理を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷凍装置。
  5. 前記制御装置は、前記流路開閉装置を開いた後の前記圧縮機が吐出する冷媒温度の変化速度に基づいて、前記流量調整装置の開度を補正する処理を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の冷凍装置。
  6. 前記制御装置は、圧縮機起動前の圧縮機吐出側の冷媒圧力に代えて、凝縮器流入側における冷媒温度により前記流量調整装置の初期開度を決定する処理を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の冷凍装置。
  7. 熱交換対象と冷媒とを熱交換する蒸発器及び該蒸発器に流入させる冷媒を減圧する減圧装置を有する負荷側装置と、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の冷凍装置と
    を配管接続して冷媒回路を構成することを特徴とする冷凍サイクル装置。
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