JP2016191446A - 固定構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固定構造は、挿入体1は、その周面部16において周方向外側に回動して開く爪部を有し、爪部は、挿入体1の一端側に設定される回動中心、並びに傾斜面で形成される第1外面部111及び第3外面部131を有する一対の第1爪部11及び第3爪部13と、挿入体1の他端側に設定される回動中心、並びに傾斜面で形成される第2外面部121及び第4外面部141を有する一対の第2爪部12及び第4爪部14と、を有し、被挿入体2は、その内周面23において爪部に沿って形成される凹部を有し、凹部は、第1爪部11及び第3爪部13の第1外面部111及び第3外面部131が摺接可能な第1凹部21と、第2爪部12及び第4爪部14の第2外面部121及び第4外面部が摺接可能な第2凹部22と、を有する。
【選択図】図3
Description
しかしながら、組付けのための間隙は個体差があり、スナップフィット構造で係止される部材の固定位置にバラつきが生じていた。これにより、弾性部材の圧縮状態にもバラつきが生じることがあった。これでは、弾性部材が圧縮され過ぎた状態、及び殆ど圧縮されていない状態等が生じるので、要求される液密性又は気密性の水準を満たさない可能性が生じていた。
以下に、本発明の一実施形態について、図1〜図4を参照しつつ説明する。
なお、図1は、本発明に係る固定構造の一実施形態における挿入体を示す斜視図である。図2は本発明に係る固定構造の一実施形態を示す断面概略図であり、図2(a)は図1に示した挿入体を被挿入体に挿入して成る固定構造のX−X矢視における断面概略図であり、図2(b)は図1に示した挿入体を被挿入体に挿入して成る固定構造のY−Y矢視における断面概略図である。また、図3は、図2に示した挿入体及び被挿入体の輪郭を重ね合せた概略図である。図4は、挿入体を被挿入体から抜去する際の平面概略図である。
なお、第1爪部11及び第3爪部13は、本発明における第1爪部の一例である。第2爪部12及び第4爪部14は、本発明における第2爪部の一例である。
第1外面部111は、図1における挿入体1の下端側に設定される回動中心と、該回動中心から回動端部に向かって挿入体1の周方向外側に張り出す傾斜面で形成される。また、第1外面部111は曲面で形成されている。
第1爪部11の回動端部である図1の上端部位には、挿入体1の軸線に対して略直交する第1端面部112が挿入体1の周方向内側に向かって形成されている。
第2外面部121は、図1における挿入体1の上端側に設定される回動中心と、該回動中心から回動端部に向かって挿入体1の周方向外側に張り出す傾斜面で形成される。また、第1外面部121は曲面で形成されている。
第2爪部12の回動端部である図1の下端部位には、挿入体1の軸線に対して傾斜するする傾斜部として、第2端面部122が挿入体1の周方向内側に向かって形成されている。
したがって、第3外面部131は、図1における挿入体1の下端側に設定される回動中心と、該回動中心から回動端部に向かって挿入体1の周方向外側に張り出す傾斜面で形成される。また、第3外面部131は曲面で形成されている。
第3爪部13の回動端部である図1の上端部位には、挿入体1の軸線に対して傾斜するする傾斜部として、第3端面部132が挿入体1の周方向内側に向かって形成されている。
したがって、第4外面部は、図1における挿入体1の上端側に設定される回動中心と、該回動中心から回動端部に向かって挿入体1の周方向外側に張り出す傾斜面で形成される。また、第4外面部は曲面で形成されている。
第4爪部14の回動端部である図1の下端部位には、挿入体1の軸線に対して傾斜するする傾斜部として、第4端面部が挿入体1の周方向内側に向かって形成されている。
なお、図2(a)には図示していないが、挿入体1の第1爪部11及び被挿入体2の第1凹部21の対向する位置には、図1に示した第3爪部13が嵌り込む第3凹部が、被挿入体2の内周面23に形成されている。
第1傾斜部211は、第1爪部11の第1外面部111に沿って形成される部位である。挿入体1が固定位置に配置されると、第1外面部111が第1凹部21の第1傾斜部211に摺接するようになっている。
なお、図2(b)には図示していないが、挿入体1の第2爪部12及び被挿入体2の第2凹部22の対向する位置には、図1に示した第4爪部14が嵌り込む第4凹部が、被挿入体2の内周面23に形成されている。
第2傾斜部221は、第2爪部12の第2外面部121に沿って形成される部位である。挿入体1が固定位置に配置されると、第2外面部121が第2凹部22の第2傾斜部221に摺接するようになっている。
ここで、図2に示した挿入体1及び被挿入体2の輪郭を重ね合せて、各部材の位置関係について図3を参照しつつ説明する。
なお、図3においては、第1爪部11及び第1凹部21を実線で示すと共に、第2爪部12及び第2凹部22を破線で示している。
この従来の固定構造では、第1端面部122と第1規制部212との間には組付けのための間隙が設けられていたので、ガタつきが生じていた。このガタつきを吸収するためにガスケット等を介設することもあったが、間隙の大きさによってはガスケットが過度の圧縮又は殆ど圧縮されない等のバラつきが生じることがあった。つまり、従来の固定構造では、挿入体1及び被挿入体2の寸法に係る個体差に起因して、挿入体1の固定位置Fにバラつきが生じていた。
図4には、本実施形態における挿入体1の被挿入体2からの抜去工程を示している。図4は、挿入体1が挿入された被挿入体2の上部を切り欠いた平面概略図である。
具体的には、特に図1及び図2(b)に示すように、第2爪部12及び第4爪部14は、第2端面部122及び第4端面部が傾斜部として形成されている。これにより、挿入体1を被挿入体2の端面に押し付けたときに、第2端面部122及び第4端面部の傾斜によって第2爪部12及び第4爪部14が挿入体1の周方向内側に押し込まれることとなる。よって、挿入体1の挿入時に、挿入方向側に端面部が形成される第2爪部12及び第4爪部14を手動又は治具等で押し込んだ状態にした上で挿入を行う必要が無く、挿入体1の固定に係る工程を削減することができる。
続いて、図5には図1〜図4に示した実施形態の変形例を示している。
なお、肉抜き部3は、第2爪部12だけでなく、第1爪部11、第3爪部13、及び第4爪部14の各外面部にも形成するのが良い。
次に、上述の実施形態とは異なる挿入形態を採用した第2実施形態について、図6〜図8を参照しつつ説明する。
なお、図6は第2実施形態で用いる挿入体及び被挿入体を示す斜視図であり、図6(a)は第2実施形態における挿入体を示す斜視図であり、図6(b)は第2実施形態における被挿入体を示す斜視図である。
図7は、図6(b)に示した被挿入体の断面概略図であり、図7(a)は図6(a)に示したD−D矢視で被挿入体を切断したときの端面図であり、図7(b)は図6(a)に示したA−A矢視で被挿入体を切断したときの端面図であり、図7(c)は図6(a)に示したB−B矢視で被挿入体を切断したときの端面図であり、図7(d)は図6(a)に示したC−C矢視で被挿入体を切断したときの端面図である。
また、図8は、図7に示した被挿入体を各部位で切断したときの端面図であり、図8(a)は図7に示したα−α矢視で被挿入体を切断したときの端面図であり、図8(b)は図7に示したβ−β矢視で被挿入体を切断したときの端面図であり、図8(c)は図7に示したγ−γ矢視で被挿入体を切断したときの端面図である。
更に、被挿入体5は内周面55において、図8に示すα−α断面、β−β断面及びγ−γ断面から明らかなように、外径が徐々に変化するスロープ部が形成されている。
なお、図9は、図7に示した被挿入体に挿入体が挿入されて成る状態を示す説明図である。図10は、図8に示した被挿入体に挿入体が挿入されて成る状態を示す説明図である。図11は、第2実施形態に係る内周面の内径の変化を示す説明図である。
第1スロープ部71は、内周面55の内径が挿入体4の回転方向に沿って徐々に大きくなるように形成される。
第2スロープ部72は、内周面55の内径が挿入体4の回転方向に沿って徐々に小さくなるように形成される。
Claims (4)
- 被挿入体に挿入体が挿入された状態で固定する固定構造であって、
前記挿入体は、その周面において周方向外側に回動して開く爪部を有し、
前記爪部は、前記挿入体の一端側に設定される回動中心、及び、該回動中心から回動端部に向かって外側に張り出す傾斜面で形成される外面部を有する少なくとも一対の第1爪部と、前記挿入体の他端側に設定される回動中心、及び、該回動中心から回動端部に向かって外側に張り出す傾斜面で形成される外面部を有する少なくとも一対の第2爪部と、を有し、
前記被挿入体は、その内周面において前記爪部に沿って形成される凹部を有し、
前記凹部は、前記第1爪部の外面部が摺接可能な第1凹部と、前記第2爪部の外面部が摺接可能な第2凹部と、を有する、
固定構造。 - 前記第2爪部の前記回動端部側に傾斜部が形成されている、
請求項1に記載の固定構造。 - 前記第1爪部及び前記第2爪部の各外面部における各回動中心側が肉抜きされている、
請求項1又は2に記載の固定構造。 - 前記挿入体は前記第1爪部が閉じた状態でかつ前記第2爪部が開いた状態で前記被挿入体に挿入され、挿入された状態で前記挿入体が回転すると、前記第1爪部が第1凹部に摺接し、前記第2爪部が第2凹部に摺接する、
請求項1〜3のいずれかに記載の固定構造。
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