JP2016190835A - 水中油型化粧料 - Google Patents

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JP2016190835A JP2016041062A JP2016041062A JP2016190835A JP 2016190835 A JP2016190835 A JP 2016190835A JP 2016041062 A JP2016041062 A JP 2016041062A JP 2016041062 A JP2016041062 A JP 2016041062A JP 2016190835 A JP2016190835 A JP 2016190835A
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恵悟 渡辺
Keigo Watanabe
恵悟 渡辺
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Abstract

【課題】
電解質を含有しても減粘することなく、油剤を含有する際にも離しょうが起きない等の安定性に優れ、肌なじみや滑らかな伸びの使用感にも優れる水中油型化粧料の提供。
【解決手段】
(a)(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(b)ジェランガム、(c)電解質、(d)油剤とを組み合わせた水中油型化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は水中油型化粧料に関し、更に詳細には経時安定性に優れ、使用感(肌なじみの良さ、滑らかな伸び)が良好な水中油型化粧料に関する。
水中油型化粧料では、化粧料の使用性や、感触を向上させるために種々の水溶性増粘高分子が使用されている。中でも、カルボキシルビニルポリマーのようなポリアクリル酸系のポリマーを用いて増粘させた化粧料は、肌なじみが良くさっぱりとした使用感を有するため、広く用いられている。しかし、このような化粧料に、アミノ酸や金属塩のような電解質を配合すると、ポリマーが失活し、系の粘度低下が起こる傾向にある。また粉体等の固形物を配合する場合、粘度低下に伴い固形物が沈降しやすくなるために、粉体を多量に配合するメイクアップ化粧料には適さないという問題があった。また、仕上がりのしっとり感を付与するために油剤を配合すると、ポリマーの乳化能が低く、経時で油剤の離しょう等が起きやすく、安定性に問題があった。従来より、電解質や油剤を配合しても安定性が良好で、、使用感にも優れる化粧料の開発が行われてきた。
例えば、カルボキシビニルポリマーやアルキル変性カルボキシビニルポリマーと、ジェランガムとを組み合わせることで、塩の存在下であっても粘度を保ち、独特の感触を生かしつつ、耐塩性を向上させた技術(特許文献1)、また、カルボキシビニルポリマーと耐塩性に優れるカラギーナンを併用することで、電解質を含有していても保形性および経時安定性に優れ、指どれや使用感の良好な皮膚化粧料が得られる技術(特許文献2)等が検討されてきた。また、ポリアクリルアミド、アクリル酸ナトリウム/アクロイルジメチルタウリン共重合体と、カルボキシビニルポリマー等の増粘性高分子を組み合わせることで、UV−A紫外線吸収剤とグリチルリチン酸、アスコルビン酸等の水溶性電解質を配合しながらも保存安定性に優れ、使用感も良好なO/W型化粧料(特許文献3)等が提案されている。
特開第2000−143436号公報 特開第2000−143478号公報 特開第2011−046670号公報
しかしながら特許文献1や2の技術では、使用しているアクリル酸系ポリマーの乳化能が低く、油剤の配合による安定性の低下が起きやすく、特許文献3の技術では、油剤の分散性には優れるものの、電解質の含有量が多くなると、粘度を維持できず、安定性に劣る傾向があった。
このように、肌なじみの良さや伸びの滑らかさなど優れた使用感を特徴とする化粧料において、電解質や油剤を系の粘度を維持したまま安定に配合することは非常に困難であり、電解質や油剤を配合しながらも感触の良好さと優れた安定性を両立した水中油型化粧料の開発が望まれていた。
上記課題に鑑み、本発明者は鋭意研究を行った結果、肌なじみの良さや伸びの滑らかさなどの使用感が良好で、油剤の分散性にも優れるアクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーと、ゲル強度が高く耐塩性に優れ、さらにカルシウムイオンやナトリウムイオン等の金属カチオンの添加で増粘する性質を有するジェランガムを組み合わせた水中油型化粧料が、電解質の存在下においても減粘することなく、油剤を配合した際にも離しょうが起きない等の安定性に優れ、肌なじみや滑らかな伸びの使用感にも優れることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、次の成分(a)〜(d)、
(a)(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー
(b)ジェランガム
(c)電解質
(d)油剤
を含有する水中油型化粧料を提供するものである。
本発明は電解質や油剤を含有しながらも経時安定性に優れ、使用感(肌なじみの良さ、滑らかな伸び)が良好な水中油型化粧料に関する。
本発明の詳細について以下に説明する。
本発明に用いられる成分(a)の(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーは、アクリル酸ナトリウムとアクリロイルジメチルタウリンナトリウムとの共重合体であり、化粧料に粘度を付与し、肌なじみの良い感触を付与することができる。市販品としては、水、イソヘキサデセンを溶媒とする混合物であるSIMULGEL EG(固形分37.5%、SEPPIC社製)等が挙げられる。
本発明における成分(a)の含有量は、特に限定されないが、0.05〜3質量%(以下%と略す)が好ましく、0.1〜1%がより好ましい。この範囲であれば、十分な安定性の点においてより好ましい。
本発明に用いられる成分(b)のジェランガムは、Sphingomonas elodeaという微生物が菌体外に産生する多糖類であり、水で膨潤させることで弾力のあるゲルを形成する水性ゲル化剤である。ジェランガムには、ネイティブ型及び、1−3結合したグルコースに存在するアセチル基とグリセリル基を除去した脱アシル型が知られているが、いずれをも用いることができる。成分(b)は、ゲル強度が高いことに加え、カルシウムイオンやナトリウムイオン等の金属カチオンの添加でさらに増粘する性質を持ち、極めて高い耐塩性を有し、高濃度の電解質の存在下でも粘度を維持することができる。市販品としては、脱アシル型のケルコゲル、ネイティブ型のケルコゲルLT−100(いずれもCPケルコ社製)等が挙げられ、1種又は2種以上を用いることができる。
本発明における成分(b)の含有量は、特に限定されないが0.05〜3%が好ましく、0.1〜1%がより好ましい。この範囲であると、伸びの滑らかさ等の感触を損なうことなく、より優れた安定性を付与することができる。
本発明に用いられる成分(c)の電解質は、親水コロイドに作用することで塩析を起こすため、水中にポリアクリル酸系のポリマーがコロイド分散することで形成されるゲルに添加した場合、急激な粘度低下が起こることが知られている。化粧料では、美容成分や、pH調整剤、有効成分等、電解質を用いることが多い。特に限定されるものではないが、具体例的には、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、硫酸アルミニウムカリウム、リン酸水素ナトリウム等の無機電解質、ピロリドンカルボン酸塩、エデト酸塩、尿素、クエン酸、乳酸、乳酸ナトリウム等、クエン酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、リンゴ酸塩、L−アラニン、β−アラニン、L−アルギニン、L−アルギニン塩酸塩、L−アスパラギン一水和物、L−アスパラギン酸、ポリアスパラギン酸、L−シトルリン、L−システイン、L−システイン塩酸塩一水和物、L−シスチン、L−ドーパ、L−グルタミン酸、N−アシルグルタミン酸、L−グルタミン酸塩酸塩、L−グルタミン、ポリグルタミン酸、グルタミン酸塩、グリシン、トリメチルグリシン、L−ヒスチジン、L−ヒスチジン塩酸塩一水和物、L−ヒドロキシプロリン、L−イソロイシン、L−ロイシン、L−リジン、L−リジン塩酸塩、L−メチオニン、L−オルニチン塩酸塩、L−プロリン、L−フェニルアラニン、L−セリン、L−スレオニン、L−トリプトファン、L−チロシン、L−バリン、L−αアミノ、グリチルリチン酸塩類、グリチルレチン酸塩、サリチル酸、サリチル酸塩、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸−2−リン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウム、L−アスコルビン酸グルコシド、トラネキサム酸、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸塩、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸塩等が挙げられ、これらは必要に応じて一種又は二種以上を用いることができる。
本発明における成分(c)の含有量は、特に限定されないが0.01〜5%が好ましく、0.1〜3%がより好ましい。この範囲であると、成分(c)の効果がより発揮され、安定性の点においても好ましい。
本発明に用いられる成分(d)の油剤は、化粧料に通常使用される油剤であれば、特に限定されず、例えば、動物油、植物油、合成油等の起源、及び、固形油、半固形油、液体油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤類、油溶性樹脂、揮発性油剤等が挙げられる。成分(d)は、仕上がりにしっとりとした感触を付与することができる。具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、エチレンプロピレンコポリマー、モンタンワックス、フィッシャトロプスワックス等の炭化水素類、モクロウ、オリーブ油、ヒマシ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、ホホバ油、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、メチルフェニルポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、オクタン酸デキストリン、ラウリン酸デキストリン、パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、ベヘニン酸デキストリン、ヤシ油脂肪酸デキストリン、(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリン、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、12−ヒドロキシステアリン酸、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤類、水添ロジン酸ペンタエリスリチル、特定のアクリル酸アルキルメチルポリシロキサンエステル等の油溶性樹脂、軽質流動イソパラフィン、イソドデカン等の炭化水素油、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、メチルトリメチコン、低重合度ジメチルポリシロキサン等のシリコーン類等の揮発性油剤等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を用いることができる。中でも、エステル油類は、しっとり感の付与の点において好ましく用いられる。
本発明における成分(d)の含有量は、特に限定はされないが0.1〜30%が好ましく、1〜20%がより好ましい。この範囲であれば、使用感がより良好で、後肌のしっとり感を付与する点においてより好ましい。
本発明の水中油型化粧料は、上記必須成分に加えて、更に(e)粉体を含有するメイクアップ化粧料である場合に効果が発揮される。
粉体としては、化粧料に一般に使用される粉体であれば、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、金属粉体類、複合粉体類等が挙げられる。具体的に例示すれば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カーボンブラック、チタン・酸化チタン焼結物、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青等の有色無機顔料、タルク、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイト)、合成セリサイト、カオリン、炭化珪素、ベントナイト、スメクタイト、無水ケイ酸、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素等の白色体質粉体、二酸化チタン被覆雲母、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末等の光輝性粉体、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合樹脂等の合成樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子樹脂粉体、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン等の有機低分子性粉体、シルク粉末、セルロース粉末等の天然有機粉体、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等の有機顔料粉体、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、等が挙げられ、これら粉体はその1種又は2種以上を用いることができ、必要に応じて、フッ素系化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、レシチン、水素添加レシチン、コラーゲン、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス、ロウ、界面活性剤等を用いて、公知の方法により表面処理を施したり、更に複合化したものを用いても良い。
成分(e)を含有する場合にはその含有量は、0.1〜40%が好ましく、1〜30%がより好ましい。この範囲であると、粉体が沈降しない効果を優位に発現することができ、メイクアップ効果にも優れた水中油型化粧料を得ることができより好ましい。
本発明の水中油型化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、前記成分の他に、通常化粧料に含有される成分として、水、多価アルコール、低級アルコール、保湿剤等の水性成分、界面活性剤、水溶性高分子、糖類、紫外線吸収剤、酸化防止剤、褪色防止剤、防腐剤、薬効成分、安定化剤、色素、香料等を各種の効果の付与のために適宜含有することができる。
水性成分としては、水の他に、例えば、エチルアルコール等のアルコール類、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、アロエベラ、ウイッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液が挙げられる。本発明では、水を30〜95%含有することが好ましく、40〜90%であるとより好ましい。
界面活性剤としては、化粧料一般に用いられている界面活性剤であればいずれのものも使用でき、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシアルキレンアルキル共変性オルガノポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、レシチン等が挙げられる。
水溶性高分子としては、前記(a)(b)成分のほかに、グアーガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン等の天然系のもの、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の半合成系のもの、カルボキシビニルポリマー、アルキル付加カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム等の合成系のものを挙げることができる。
糖類としては、例えば、キシリトール、ソルビトール、ショ糖、キサンタンガム、カラギーナン、ローカストビーンガム、グアーガム、寒天、トレハロース等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系等、例えば、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル2,4,6−トリス[4−(2−エチルへキシルオキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン等をあげることができる。保湿剤としては、例えばタンパク質、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等が挙げられ、酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、アスコルビン酸等が挙げられ、美容成分としては、例えばビタミン類、消炎剤、生薬等が挙げられ、防腐剤としてはパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール、1,2ペンタジオール等が挙げられる。
本発明の水中油型化粧料は、連続相を水又は水性成分とし、油剤を含むものであり、液状、ジェル状、クリーム状、固形の剤型に適用できる。アイカラー、チークカラー、アイライナー、マスカラ、アイブロウマスカラ、ファンデーション、化粧下地等のメイクアップ化粧料、頭髪化粧料、保湿用化粧料、美白用化粧料、日焼け止め用化粧料、ボディ用化粧料、パック料、マッサージ料等のスキンケア化粧料に用いることができる。特に限定されないが、電解質の存在下であっても安定なゲルが形成され粉体の沈降を抑えることから、粉体を含有する化粧料、特にメイクアップ化粧料に好適に使用できる。
以下に実施例をあげて本発明を詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
実施例1〜10及び比較例1〜4:水中油型アイカラー
表1に示す組成の水中油型アイカラーを下記の製造方法により製造した。得られた水中油型アイカラーについて、以下に示す評価方法により、(イ)経時安定性、(ロ)なめらかなのび、(ハ)肌なじみ、について評価した。この結果も併せて表1に示す。
*1:SIMULGEL EG(固形分37.5%、SEPPIC社製)
*2:PEMULEN TR−1(NOVEON社製)
*3:ケルコゲル LT100(CPケルコ社製)
*4:ケルトロール(CPケルコ社製)
*5:ハイコール K−350(カネダ社製)
*6:TIMIRON SUPER RED(メルク社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(4)をよく混合し膨潤させる。
B:Aに成分(5)〜(7)、(18)の一部及び(19)を加えて均一に混合し、70℃に加熱する。
C:Bを撹拌しながら成分(9)を加え乳化する。
D:(8)を(18)の残部と(20)に溶解する。これを40℃まで冷却したCに加え均一に混合する。
E:Dに(10)〜(17)および(21)〜(22)を加え均一に混合する。脱泡後、水中油型アイカラーを得た。
(評価項目)
(イ)経時安定性
(ロ)なめらかなのび
(ハ)肌なじみ
(評価方法)
(イ)経時安定性
各サンプルを50mL容量の透明ガラス瓶に封入し、30℃の恒温槽に保管し、1か月後に、粘度低下による粉体の沈降、液面に透明な水の層や油滴が見られないか(離しょう)を目視にて観察し、下記判定基準により判定した。
<判定基準>
(判定):(評価)
◎ :粘度低下による粉体の沈降、離しょうが観察されない。
○ :僅かに粘度低下は見られるが、粉体の沈降、離しょうが観察されない。
× :粘度低下や、粉体の沈降や離しょうが観察される。
(ロ)なめらかなのび、(ハ)肌なじみ
専門パネル20名による使用テストを行った。
パネル各人が各サンプルをまぶたに塗布し、直後に各評価項目について下記絶対評価基準にて評点をつけ、パネル全員の評点合計から平均値を算出し、下記判定基準により判定した。尚、(ロ)については、サンプルを肌上で伸ばした際に速やかに崩れ、みずみずしくなめらかにのび広がるか評価し、(ハ)についてはサンプルを肌上で伸ばした際に、ずるつくことなく速やかに肌になじむかについて評価した。
<絶対評価基準>
(評点):(評価)
4点 :非常に良好
3点 :良好
2点 :普通
1点 :やや不良
0点 :不良
<判定基準>
(判定):(評点の平均値)
◎ :3.5点以上
○ :2.5点以上3.5点未満
△ :1.5点以上2.5点未満
×:1.5点未満
本発明においては、○以上の判定が好適であると判断する。
表1から明らかなごとく、本発明の実施例1〜10は経時安定性に優れ、なめらかな伸びや肌なじみのよさといった使用感についても良好なものであった。
一方、成分(a)を含有しない比較例1は、経時での油浮きが確認され、使用感についても肌なじみのよさにも劣るものであった。また(a)の代わりに(アクリル酸/アクリル酸アルキル(C10−30))コポリマーをゲル化剤として用いた比較例2においても、油剤の分散性に劣るために特に経時での油浮きが目立ち、肌なじみも満足できるものではなかった。また(b)のジェランガムを含有しない比較例3では電解質によりポリマーが失活し粘度低下が起こり、粉体沈降も目立つものであった。(b)のジェランガムのかわりにキサンタンガムを用いた比較例4においても電解質によるポリマーの失活が避けられず、粘度低下が起き経時安定性の維持が困難であった。
実施例11:水中油型チークカラー
(成分) (%)
1.(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)
コポリマー溶液*1 1.33
2.精製水 13.3
3.脱アシル型ジェランガム *7 0.5
4.1,3−ブチレングリコール 10
5.ジプロピレングリコール 5
6.精製水 残量
7.トラネキサム酸 2
8.エデト酸二ナトリウム 0.05
9・リン酸二水素ナトリウム 0.1
10.リン酸一水素ナトリウム 0.1
11.ピロ亜硫酸ナトリウム 0.01
12.精製水 5
13.エタノール 5
14.グリコシルトレハロース水溶液*8 2
15.合成ワックス*9 1
16.スクワラン 2
17.トリオクタン酸グリセリル*10 4
18.ジメチルポリシロキサン(6cs)*11 3
19.(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー
(ジメチルポリシロキサン溶解物)*12 3
20.ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 0.5
21.テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(60E.O.)
ソルビット 1
22.合成金雲母 *13 10
23.酸化チタン被覆合成金雲母 *14 2
24.酸化チタン被覆ホウケイ酸(Ca/Al)*15 3
25.撥水撥油性雲母チタン *16 1
26.ナイロン−12 *17 2
27.赤色226号 0.2
28.グンジョウ 0.1
29.酸化チタン 1
30.酢酸トコフェロール 0.1
31.フェノキシエタノール 0.3
32.香料 0.1

*7:ケルコゲル(CPケルコ社製)
*8:TORNARE(林原生物化学研究所製)
*9:CIREBELLE 108(CIREBELLE社製)
*10:T.I.O(日清オイリオグループ社製)
*11:KF−96A−6CS(信越化学工業社製)
*12:KSG−16(信越化学工業社製)
*13:PDM−10L(トピー工業社製)
*14:HELIOS R−100S(トピー工業社製)
*15:メタシャイン MT1080RR(日本板硝子社製)
*16:FLAMENCO SPARKLE RED(BASF社製)2%パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩処理
*17:オルガソール 2002EXD(アトフィナ・ジャパン社製)
(製造方法)
A:成分(1)、(2)をよく混合し膨潤させる。
B:Aに成分(3)〜(6)を加えて均一に混合し、70℃に加熱する。
C:(15)〜(21)を100℃に加熱し均一に混合溶解する。
D:Bを撹拌しながらCを加え乳化する。
E:(7)〜(14)を混合し均一に溶解する。これを40℃まで冷却したDに加え均一に混合する。
F:Eに(22)〜(32)を加え均一に混合する。脱泡後、水中油型チークカラーを得た。
実施例11の水中油型チークカラーは、経時安定性に優れ、なめらかな伸びや肌なじみのよさといった使用感についても良好であった。
実施例12:水中油型アイライナー
(成分) (%)
1.(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)
コポリマー溶液 *1 1.33
2.精製水 13.3
3.ネイティブジェランガム *3 0.3
4.水素添加大豆リン脂質 0.5
5.1,3−ブチレングリコール 10
6.グリセリン 5
7.精製水 残量
8.L−アスパラギン酸 1
9.水酸化ナトリウム 0.25
10.精製水 5
11.エタノール 5
12.(ビニルピロリドン/VA)コポリマー溶液
(固形分50%)*18 3
13.カルナウバロウ *19 1
14.水添ロジン酸ペンタエリスリチル*20 1
15.フィトステロール 0.5
16.イソドデカン 5
17.リンゴ酸ジイソステアリル *21 1
18.水添ポリイソブテン *22 2
19.ジメチコノール 1
20.(ジメチコン/フェニルジメチコン)クロスポリマー
(固形分15%)*23 3
21.ポリオキシエチレン(5)セチルエーテルリン酸ナトリウム 0.3
22.セリサイト(板状、平均粒径10μm) 2
23.板状セルロース(板状、平均粒径18μm) 1
24.パーフルオロオクチルトリエトキシシラン処理黒酸化鉄 5
25.黒酸化鉄被覆マイカ*24 10
26.黒酸化チタン 1
27.(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)
コポリマー*25 2
28.ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート
積層フィルム末*26 1
29.1,2−ペンタンジオール 0.3
30.香料 0.1

*18:アコーンKS(大阪有機化学工業社製)
*19:TOWAX−1F6(東亜化成社製)
*20:エステルガム HP(荒川化学工業社製)
*21:コスモール 222(日清オイリオグループ社製)
*22:パールリーム18(日油社製)
*23:KSG−18(信越化学工業社製)
*24:COLORONA MICA BLACK(メルク社製)
*25:KSP−100(信越化学工業社製)
*26:オーロラフレーク・レッド 0.1mm(角八魚燐箔社製)
(製造方法)
A:成分(1)、(2)をよく混合し膨潤させる。
B:Aに成分(3)〜(7)を加えて均一に混合し、70℃に加熱する。
C:(13)〜(21)を100℃に加熱し均一に混合溶解する。
D:Bを撹拌しながらCを加え乳化する。
E:(8)〜(12)を混合し均一に溶解する。これを40℃まで冷却したDに加え均一に混合する。
F:Eに(22)〜(30)を加え均一に混合する。脱泡後、水中油型アイライナーを得た。
実施例12の水中油型アイライナーは、経時安定性に優れ、なめらかな伸びや肌なじみのよさといった使用感についても良好であった。
実施例13:水中油型マスカラ
(成分) (%)
1.(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)
コポリマー溶液*1 0.8
2.精製水 8
3.ネイティブジェランガム*3 0.3
4.トリエタノールアミン 1
5.1,3−ブチレングリコール 10
6.精製水 残量
7.L−アルギニン 0.2
8.グルタミン酸 0.1
9.エデト酸二ナトリウム 0.05
10.チオ硫酸ナトリウム 0.01
11.精製水 5
12.エタノール 5
13.ステアリン酸 1
14.セトステアリルアルコール 0.5
15.カルナウバロウ*19 1
16.ミツロウ*27 5
17.水添ロジン酸ペンタエリスリチル*20 1
18.ショ糖脂肪酸エステル 1.5
19.セスキオレイン酸ソルビタン 0.4
20.テトラオレイン酸ポリオキシエチレン 1
(60E.O.)ソルビット
21.ジメチルポリシロキサン処理黒酸化鉄 5
22.カーボンブラック 1
23.ポリメチルシルセスキオキサン *28 2
25.無水ケイ酸 2
26.アクリル酸アルキル共重合体エマルション
(固形分45%)*29 10
27.ポリ酢酸ビニルエマルション(固形分36.5%)*30 10
28.フェノキシエタノール 0.3
29.香料 0.1

*27:BEES WAX S(クローダジャパン社製)
*28:TOSPEARL 150KA(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)
*29:YODOSOL GH810F(アクゾノーベル社製)
*30:ビニブラン GV−5651(日信化学工業社製)
(製造方法)
A:成分(1)、(2)をよく混合し膨潤させる。
B:Aに成分(3)〜(6)を加えて均一に混合し、70℃に加熱する。
C:(13)〜(20)を100℃に加熱し均一に混合溶解する。
D:Bを撹拌しながらCを加え乳化する。
E:(7)〜(12)を混合し均一に溶解する。これを40℃まで冷却したDに加え均一に混合する。
F:Eに(21)〜(29)を加え均一に混合する。脱泡後、水中油型マスカラを得た。
実施例13の水中油型マスカラは、経時安定性に優れ、なめらかな伸びについても良好であった。
実施例14:水中油型ファンデーション
(成分) (%)
1.(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)
コポリマー溶液*1 1.33
2.精製水 13.3
3.脱アシル型ジェランガム*7 0.5
4.1,3−ブチレングリコール 10
5.ジプロピレングリコール 5
6.精製水 残量
7.アスコルビン酸グルコシド 2
8.クエン酸 0.02
9.リン酸一水素ナトリウム 0.1
10.水酸化ナトリウム 0.25
11.精製水 10
12.エタノール 5
13.ベヘニルアルコール 0.5
14.メトキシケイ皮酸オクチル*31 2
15.ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニル
トリアジン*32 1
16.ジカプリン酸プロピレングリコール*33 2
17.2−エチルヘキサン酸セチル*34 3
18.オクチルドデカノール*35 1
19.アクリル−シリコーン系グラフト共重合体溶液
(固形分30%)*36 3
20.(ジメチコン/ポリグリセリン−3)クロスポリマー
(ジメチルポリシロキサン溶解物)*37 3
21.ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 0.5
22.テトラオレイン酸ポリオキシエチレン
(60E.O.)ソルビット 1
23.黒酸化鉄 0.5
24.ベンガラ 1.3
25.酸化チタン 8
26.黄酸化鉄 0.7
27.タルク 5
28.ポリスチレン*38 1
29.酢酸トコフェロール 0.1
30.フェノキシエタノール 0.3
31.香料 0.1

*31:UVINUL MC80(BASF社製)
*32:TINOSORB S(BASF社製)
*33:ニッコールPDD(日本サーファクタント工業社製)
*34:ニッコールCIO(日本サーファクタント工業社製)
*35:リソノール 20SP(高級アルコール工業社製)
*36:KP−545(信越化学工業社製)
*37:KSG−710(信越化学工業社製)
*38:ガンツパールGS−0605(アイカ工業社製)
(製造方法)
A:成分(1)、(2)をよく混合し膨潤させる。
B:Aに成分(3)〜(6)を加えて均一に混合し、70℃に加熱する。
C:(13)〜(22)を100℃に加熱し均一に混合溶解する。
D:Bを撹拌しながらCを加え乳化する。
E:(7)〜(12)を混合し均一に溶解する。これを40℃まで冷却したDに加え均一に混合する。
F:Eに(23)〜(31)を加え均一に混合する。脱泡後、水中油型ファンデーションを得た。
実施例14の水中油型ファンデーションは、経時安定性に優れ、なめらかな伸びや肌なじみのよさといった使用感についても良好であった。
実施例15:水中油型日焼け止め料
(成分) (%)
1.(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)
コポリマー溶液*1 1.33
2.精製水 13.3
3.脱アシル型ジェランガム *7 0.5
4.1,3−ブチレングリコール 10
5.ジプロピレングリコール 5
6.精製水 残量
7.アスコルビン酸グルコシド 2
8.フェニルベンズイミダゾールスルホン酸塩*39 2
9.クエン酸 0.02
10.リン酸一水素ナトリウム 0.1
11.水酸化ナトリウム 0.25
12.精製水 10
13.エタノール 5
14.メトキシケイ皮酸オクチル*31 4
15.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル*40 1
16.パルミチン酸オクチル*41 1
17.イソノナン酸イソトリデシル*42 1
18.トリメチルシロキシケイ酸 1
19.メチルトリメチコン 3
20.デカメチルシクロペンタシロキサン 5
21.(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー
(ジメチルポリシロキサン溶解物)*43 3
22.ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 0.5
23.テトラオレイン酸ポリオキシエチレン
(60E.O.)ソルビット 1
24.ミリスチン酸(3%)メチルハイドロジェンポリシロキサン
(15%)処理酸化亜鉛 8
25.酸化チタン 2
26.メタクリル酸メチルクロスポリマーとポリイソブチレンの混合物*44

27.窒化ホウ素 0.5
28.ポリメタクリル酸メチル*45 0.5
29.セルロース粉末*46 1
30.ラウロイルリシン*47 0.5
31.酢酸トコフェロール 0.1
32.フェノキシエタノール 0.3
33.香料 0.1

*39:EUSOLEX 232(メルク社製)
*40:UVINUL A PLUS GRANULAR(BASF社製)
*41:PALMESTER 1543(PALM OLEO社製)
*42:サラコス 913(日清オイリオグループ社製)
*43:KSG−210(信越化学工業社製)
*44:ガンツパール GMI−0804(アイカ工業社製)
*45:ガンツパール GM−2800(アイカ工業社製)
*46:スノーリーフ CL(オーケン社製)
*47:アミホープ LL(味の素社製)
(製造方法)
A:成分(1)、(2)をよく混合し膨潤させる。
B:Aに成分(3)〜(6)を加えて均一に混合し、70℃に加熱する。
C:(14)〜(23)を100℃に加熱し均一に混合溶解する。
D:Bを撹拌しながらCを加え乳化する。
E:(7)〜(13)を混合し均一に溶解する。これを40℃まで冷却したDに加え均一に混合する。
F:Eに(24)〜(33)を加え均一に混合する。脱泡後、水中油型日焼け止め料を得た。
実施例15の水中油型日焼け止め料は、経時安定性に優れ、なめらかな伸びや肌なじみのよさといった使用感についても良好であった。

Claims (6)

  1. 次の成分(a)〜(d)、
    (a)(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー
    (b)ジェランガム
    (c)電解質
    (d)油剤
    を含有する水中油型化粧料。
  2. 更に成分(e)粉体を含有する請求項1に記載の水中油型化粧料。
  3. 前記成分(c)を0.01〜5質量%含有する請求項1又は2に記載の水中油型化粧料。
  4. 前記成分(a)を0.05〜3質量%、成分(b)を0.05〜3質量%含有する請求項1〜3のいずれかに記載の水中油型化粧料。
  5. 前記成分(e)を0.1〜40質量%含有する請求項2〜4のいずれかに記載の水中油型化粧料。
  6. 前記水中油型化粧料がメイクアップ化粧料であるこ請求項1〜5のいずれかに記載の水中油型化粧料。
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