JP2016190720A - エレベータ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エレベータの運転サービスを中断させることなく、遠隔操作により制御プログラムを更新可能なエレベータ制御装置を提供する。
【解決手段】一実施形態に係るエレベータ制御装置20は、遠隔監視装置30と、プログラム保存メモリ22と、2つのプログラム実行メモリ23,24と、制御部21とを備える。遠隔監視装置30は、監視センタ60から更新用の制御プログラムを受信する。プログラム保存メモリ22は、更新用の制御プログラムを保存する。プログラム実行メモリ23,24は、エレベータの運転制御に選択的に使用される。制御部21は、プログラム実行メモリ23,24の中でエレベータの運転制御に使用されていない一方のメモリを更新対象とし、当該メモリに更新用の制御プログラムを転送してプログラム更新した後、所定のタイミングで当該メモリに切り替えてエレベータの運転制御を行う。
【選択図】図1
【解決手段】一実施形態に係るエレベータ制御装置20は、遠隔監視装置30と、プログラム保存メモリ22と、2つのプログラム実行メモリ23,24と、制御部21とを備える。遠隔監視装置30は、監視センタ60から更新用の制御プログラムを受信する。プログラム保存メモリ22は、更新用の制御プログラムを保存する。プログラム実行メモリ23,24は、エレベータの運転制御に選択的に使用される。制御部21は、プログラム実行メモリ23,24の中でエレベータの運転制御に使用されていない一方のメモリを更新対象とし、当該メモリに更新用の制御プログラムを転送してプログラム更新した後、所定のタイミングで当該メモリに切り替えてエレベータの運転制御を行う。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、遠隔操作によって運転制御用のプログラムを更新可能なエレベータ制御装置に関する。
エレベータの機能追加などで、運転制御用のプログラム(制御ソフト)を新しいバージョンに更新する場合、そのプログラムを適用する現場の点検日に保守員が現地へ出向き、エレベータを点検可能な状態にしてプログラム更新を行っている。
しかしながら、上述したようなプログラム更新方法では、保守員が現場へ出向く必要があり、保守員の負担が大きい。更新作業中はエレベータの運転を停止させる必要があるため、利用者に迷惑がかかる。また、制御プログラムの更新が必要なエレベータが多台数ある場合には、全てのエレベータの制御プログラムの更新を完了するのに多大な時間と費用がかかる。
本発明が解決しようとする課題は、エレベータの運転サービスを中断させることなく、遠隔操作により制御プログラムを更新可能なエレベータ制御装置を提供することである。
一実施形態に係るエレベータ制御装置は、通信手段と、プログラム保存メモリと、2つのプログラム実行メモリと、制御手段とを備える。
通信手段は、監視センタから通信ネットワークを介して更新用の制御プログラムを受信する。プログラム保存メモリは、上記通信手段によって受信された上記更新用の制御プログラムを保存する。2つのプログラム実行メモリは、エレベータの運転制御に選択的に使用される。制御手段は、上記2つのプログラム実行メモリの中でエレベータの運転制御に使用されていない一方のプログラム実行メモリを更新対象とし、上記一方のプログラム実行メモリに上記プログラム保存メモリに保存された上記更新用の制御プログラムを転送してプログラム更新した後、所定のタイミングで上記一方のプログラム実行メモリに切り替えてエレベータの運転制御を行う。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るエレベータシステムの構成を示すブロック図である。図中の10はエレベータ、50は公衆回線網、60は監視センタである。
図1は第1の実施形態に係るエレベータシステムの構成を示すブロック図である。図中の10はエレベータ、50は公衆回線網、60は監視センタである。
エレベータ10には、エレベータ制御装置20と、遠隔監視装置30と、乗りかご40と、パーキングスイッチ43とが備えられている。エレベータ制御装置20は、公衆回線網50を介して監視センタ60に接続されている。詳しくは、エレベータ10にエレベータ制御装置20とは独立して設けられた遠隔監視装置30が通信機能を備えており、この遠隔監視装置30を通じてエレベータ制御装置20と監視センタ60との間で通信可能な構成にある。
なお、図1の例では、1つのエレベータ10しか図示されていないが、実際には各地域の建物に設置された様々なエレベータが公衆回線網50を介して監視センタ60と接続されている。
監視センタ60は、これらのエレベータを監視対象として、各エレベータの動作状態の監視を行っている。また、監視センタ60では、各エレベータの運転制御に用いられる制御プログラムの最新版を各エレベータに送信して遠隔操作でプログラム更新する。監視センタ60は、公衆回線網50を介して遠隔監視装置30と接続されている。なお、公衆回線網50としては、電話回線やインターネットなどが用いられるが、その通信形態については特に限定されるものではない。
一方、エレベータ10に設けられた遠隔監視装置30は、監視センタ60との間でデータ通信を行うための通信機能を備え、エレベータ制御装置20から取得したエレベータ動作状態情報を公衆回線網50を介して監視センタ60に転送する。また、遠隔監視装置30は、監視センタ60から公衆回線網50を介して送られて来た更新用の制御プログラムを受信してエレベータ制御装置20へ転送する。この制御プログラムは、エレベータ制御装置20が実行する運転制御用のプログラムである。
エレベータ制御装置20は、制御部21と、プログラム保存メモリ22と、第一のプログラム実行メモリ23と、第二のプログラム実行メモリ24と、サービス状態判断部25とを備える。
制御部21は、CPUからなり、第一のプログラム実行メモリ23または第二のプログラム実行メモリ24に記憶された制御プログラムを読み込むことにより、その制御プログラムに記述された手順に従ってエレベータ10の運転制御を行う。
プログラム保存メモリ22は、遠隔監視装置30で受信された更新用の制御プログラムを保存する。
第一のプログラム実行メモリ23と第二のプログラム実行メモリ24は、プログラム保存メモリ22に保存された更新用の制御プログラムを制御部21の実行用として記憶する。この2つのプログラム実行メモリ23,24は、同時に使用されるわけではなく、どちらか一方である。制御部21は、プログラム実行メモリ23,24の一方のプログラム実行メモリに記憶された制御プログラムを更新しているときは他方のプログラム実行メモリを用いてエレベータ10の運転制御を行う。一方のプログラム実行メモリに対するプログラム更新完了後、制御部21は、当該プログラム実行メモリに切り替えてエレベータの運転制御を行う。
サービス状態判断部25は、エレベータ10のサービス状態を判断する。サービス状態は、乗りかご40の運転状態(運転停止中/運転中)と乗車状態(利用者の有無)を含む。乗りかご40がどのような状態にあるかは、照明センサ41、荷重センサ42、パーキングスイッチ43の状態によって判断される。
照明センサ41は、乗りかご40のかご室内に設置されており、図示せぬかご内照明機器の点灯状態を検出する。荷重センサ42は、乗りかご40の床下に設置されており、乗りかご40の積載荷重を検出する。照明センサ41、荷重センサ42の各信号は、サービス状態判断部25に出力される。
パーキングスイッチ43は、任意の階(例えば基準階)の乗場に設置されており、保守員の操作によってパーキングモード/運転モードを設定するためのスイッチである。パーキングモードに設定された場合、乗りかご40は運転停止状態となり、各階の呼びに応答しない。運転モードに設定された場合、乗りかご40は運転状態となり、各階の呼びに応答して移動する。パーキングスイッチ43の信号は、サービス状態判断部25に出力される。
このような構成において、遠隔監視装置30はエレベータ制御装置20とは独立して設けられ、エレベータ10の動作状態を監視しており、その動作状態情報を公衆回線網50を介して監視センタ60に転送している。この動作状態情報には、例えばエレベータ乗りかご40の走行状態や図示せぬドアの開閉状態など、エレベータ10の運転動作に関わる各種情報が含まれる。また、この動作状態情報には、何らかの異常が検出された場合に、その異常に関する情報も含まれる。
監視センタ60では、このような動作状態情報をエレベータ10から受信することで、エレベータ10の遠隔監視を行い、遠隔監視装置30から異常発報があれば、保守員を現場に派遣するなどの対処を行う。
ここで、エレベータ制御装置20の運転制御に必要な制御プログラムを更新する場合において、監視センタ60から更新用の制御プログラムが公衆回線網50を介してエレベータ10に送られてくる。エレベータ10に設けられた遠隔監視装置30は、この制御プログラムを受信し、エレベータ制御装置20のプログラム保存メモリ22に送る処理を行う。
プログラム保存メモリ22に更新用の制御プログラムが保存されると、制御部21は、現在、エレベータ10の運転制御に使用しているプログラム実行メモリが第一のプログラム実行メモリ23または第二のプログラム実行メモリ24であるかを確認する。確認完了後、制御部21は、エレベータ10の運転制御に使用していない方のプログラム実行メモリに対して、プログラム保存メモリ22に保存されている制御プログラムを転送してプログラム更新処理を行う。
以下に、エレベータ制御装置20の制御プログラム更新時の動作について、詳しく説明する。
図2は第1の実施形態に係るエレベータ制御装置20の制御プログラム更新の動作を示すフローチャートである。
まず、監視センタ60から公衆回線網50を介して更新用の制御プログラムが送られて来る。エレベータ10に設けられた遠隔監視装置30は、この更新用の制御プログラムを受信すると(ステップS1)、エレベータ制御装置20のプログラム保存メモリ22に転送して保存する(ステップS2)。
ここで、制御部21は、第一のプログラム実行メモリ23と第二のプログラム実行メモリ24のどちらが更新可能なプログラム実行メモリであるかを確認する(ステップS3)。「更新可能なプログラム実行メモリ」とは、現在、エレベータ10の運転制御に使用されていないプログラム実行メモリのことである。更新可能なプログラム実行メモリを確認できなかった場合は再度確認の処理を行う。
いま、第一のプログラム実行メモリ23がエレベータ10の運転制御に使用中であり、第二のプログラム実行メモリ24がエレベータ10の運転制御に使用されていない状態であったとする。このような場合、制御部21は、第二のプログラム実行メモリ24を更新可能なプログラム実行メモリとして判断し(ステップS3のYes)、プログラム保存メモリ22に保存された更新用の制御プログラムを第二のプログラム実行メモリ24に転送して更新する(ステップS4)。
これにより、第二のプログラム実行メモリ24に記憶されていた制御プログラムが新たな制御プログラムに書き換えられる。このとき、第一のプログラム実行メモリ23の制御プログラムを用いてエレベータ10が運転制御されている。したがって、第二のプログラム実行メモリ24の制御プログラムを更新している間、エレベータの運転サービスが中断されることはない。
第二のプログラム実行メモリ24の制御プログラムの更新が完了すると(ステップS5のYes)、制御部21は、サービス状態判断部25を通じてメモリ切替え条件が成立しているか否かを判断する(ステップS6)。
サービス状態判断部25は、照明センサ41、荷重センサ42、パーキングスイッチ43の状態からエレベータ10のサービス状態を判断している。乗りかご40が運転停止状態(パーキング状態)にあるか、あるいは、乗りかご40内に利用者が乗車していない状態にあれば、メモリ切替え条件が成立しているものと判断される。なお、ここでの判断処理については、後に図3を参照して詳しく説明する。
メモリ切替え条件が成立していると判断された場合(ステップS6のYes)、制御部21は、エレベータ10の運転制御に使用するプログラム実行メモリを切り替える(ステップS7)。ここでは第二のプログラム実行メモリ24の制御プログラムを更新したため、エレベータ10の運転制御に使用するプログラム実行メモリを第一のプログラム実行メモリ23から第二のプログラム実行メモリ24に切り替えることになる。
図3は上記ステップS6の判断処理に用いられるサービス状態判断部25の動作を示すフローチャートである。
いま、第二のプログラム実行メモリ24の制御プログラムの更新が完了し、エレベータ10の運転制御を行える状態になったとする。このとき、制御部21は、サービス状態判断部25に対し、プログラム実行メモリの切替え待ちであることを通知する。
サービス状態判断部25では、制御部21からメモリ切替え待ちの通知を受け取ると(ステップS11)、まず、パーキングスイッチ43の状態を確認する(ステップS12)。パーキングスイッチ43がパーキングモードに設定されていれば、乗りかご40は任意の階で運転停止状態にあり、その間にプログラム実行メモリを切り替えても問題ない。したがって、パーキングモードのとき(ステップS12のYes)、サービス状態判断部25は、制御部21に対してメモリ切替え条件が成立していることを通知する(ステップS13)。
一方、パーキングスイッチ43が運転モードであれば、サービス状態判断部25は、照明センサ41と荷重センサ42の状態を確認する(ステップS14,S15)。ここで、照明センサ41がOFF(非検知)であり、かつ、荷重センサ42がOFF(非検知)であれば、乗りかご40内に利用者が乗車していない状態と判断でき、その間にプログラム実行メモリを切り替えても問題ない。したがって、照明センサ41と荷重センサ42の両方がOFF(非検知)であれば(ステップS14のYes→ステップS15のYes)、サービス状態判断部25は、制御部21に対してメモリ切替え条件が成立していることを通知する(ステップS13)。
照明センサ41と荷重センサ42の一方がON(検知)していれば(ステップS14のNoまたはステップS15のNo)、乗りかご40内に利用者が乗車しており、乗りかご40がサービス運転中にあると考えられるので、その場合にはプログラム実行メモリの切り替えは禁止される。
なお、ここでは第二のプログラム実行メモリ24がエレベータ10の運転制御に使用されていない例について説明したが、第一のプログラム実行メモリ23がエレベータ10の運転制御に使用されていない場合も同様である。
このように第1の実施形態によれば、監視センタ50から更新用の制御プログラムを送ることで、エレベータ制御装置20の制御プログラムを遠隔操作によって自動更新することができる。したがって、保守員が現場に出向いて制御プログラムの更新作業を行う手間がなくなり、保守員の負担を軽減することができる。
特に、エレベータ制御装置20に2つのプログラム実行メモリ23,24が備えられ、一方のプログラム実行メモリをプログラム更新中のときは他方のプログラム実行メモリでエレベータ10の運転制御を行う構成としているので、エレベータ10の運転サービスを中断せずに制御プログラムを更新することができる。したがって、プログラム更新中に利用者に迷惑をかけることもない。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
次に、第2の実施形態について説明する。
上記第1の実施形態では、2つのプログラム実行メモリ23,24のうちの一方をプログラム更新する場合を想定して説明したが、第2の実施形態では、他方のプログラム実行メモリも同様にプログラム更新する場合について説明する。
図4は第2の実施形態に係るエレベータ制御装置20の制御プログラム更新の動作を示すフローチャートである。
いま、上記第1の実施形態で説明した更新処理によって第二のプログラム実行メモリ24の制御プログラムが更新されているものとする。その場合、第一のプログラム実行メモリ23には更新前の制御プログラムが記憶されていることになる。
上述したように、第二のプログラム実行メモリ24の制御プログラムが更新されると、所定のタイミングで(メモリ切替え条件が成立したとき)、エレベータ10の運転制御に使用するプログラム実行メモリが第一のプログラム実行メモリ23から第二のプログラム実行メモリ24に切り替えられる。
このとき、制御部21は、第一のプログラム実行メモリ23がエレベータ10の運転制御に使用されておらず、更新対象とするプログラム実行メモリであることを確認する(ステップS21)。どちらのプログラム実行メモリを使用してエレベータ10の運転制御を行っているかを確認できなかった場合は再度確認の処理を行う。
第一のプログラム実行メモリ23が更新対象とするプログラム実行メモリであることを確認できた場合(ステップS21のYes)、制御部21は、プログラム保存メモリ22に保存された更新用の制御プログラムを第一のプログラム実行メモリ23に転送して更新する(ステップS22)。
これにより、第一のプログラム実行メモリ23に記憶されていた制御プログラムが新たな制御プログラムに書き換えられる。このとき、第二のプログラム実行メモリ24の制御プログラムを用いてエレベータ10が運転制御されている。したがって、第一のプログラム実行メモリ23の制御プログラムを更新している間、エレベータの運転サービスが中断されることはない。
このようにして、第二のプログラム実行メモリ24に続いて第一のプログラム実行メモリ23の制御プログラムの更新が完了すると(ステップS23のYes)、制御部21は、遠隔監視装置30を通じて監視センタ60に更新完了を通知する(ステップS24)。
このように第2の実施形態によれば、2つのプログラム実行メモリ23,24の一方をプログラム更新後、エレベータ10の運転サービスを中断させることなく、他方のプログラム実行メモリも同様にプログラム更新することができる。
したがって、例えばエレベータ制御装置20の据付時に制御プログラムが標準バージョンであっても、常に最新版にバージョンアップして現場の仕様にあった最適な運転環境を実現できる。
以上述べた少なくとも1つの実施形態によれば、エレベータの運転サービスを中断させることなく、遠隔操作により制御プログラムを更新可能なエレベータ制御装置を提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…エレベータ、20…エレベータ制御装置、21…制御部、22…プログラム保存メモリ、23…第一のプログラム実行メモリ、24…第二のプログラム実行メモリ、25…サービス状態判断部、30…遠隔監視装置、40…乗りかご、41…照明センサ、42…荷重センサ、43…パーキングスイッチ、50…公衆回線網、60…監視センタ。
Claims (6)
- 監視センタから通信ネットワークを介して更新用の制御プログラムを受信する通信手段と、
この通信手段によって受信された上記更新用の制御プログラムを保存するプログラム保存メモリと、
エレベータの運転制御に選択的に使用される2つのプログラム実行メモリと、
上記2つのプログラム実行メモリの中でエレベータの運転制御に使用されていない一方のプログラム実行メモリを更新対象とし、上記一方のプログラム実行メモリに上記プログラム保存メモリに保存された上記更新用の制御プログラムを転送してプログラム更新した後、所定のタイミングで上記一方のプログラム実行メモリに切り替えてエレベータの運転制御を行う制御手段と
を具備したことを特徴とするエレベータ制御装置。 - 上記制御手段は、
上記一方のプログラム実行メモリに切り替えてエレベータの運転制御を行っているときに、上記プログラム保存メモリに保存された上記更新用の制御プログラムを他方のプログラム実行メモリに転送してプログラム更新することを特徴とする請求項1記載のエレベータ制御装置。 - エレベータのサービス状態を判断するサービス状態判断手段を備え、
上記制御手段は、
上記一方のプログラム実行メモリに上記プログラム保存メモリに保存された上記更新用の制御プログラムを転送してプログラム更新した後、上記サービス状態判断手段によって判断されたエレベータのサービス状態がメモリ切替え条件を満たすときに、上記一方のプログラム実行メモリに切り替えてエレベータの運転制御を行うことを特徴とする請求項1記載のエレベータ制御装置。 - 上記サービス状態判断手段は、
上記エレベータのサービス状態として乗りかごの運転状態を判断することを含み、
上記制御手段は、
上記乗りかごが運転停止状態にあるときに、上記一方のプログラム実行メモリに切り替えてエレベータの運転制御を行うことを特徴とする請求項3記載のエレベータ制御装置。 - 上記サービス状態判断手段は、
上記エレベータのサービス状態として乗りかご内の乗車状態を判断することを含み、
上記制御手段は、
上記乗りかご内に利用者が乗車していないときに、上記一方のプログラム実行メモリに切り替えてエレベータの運転制御を行うことを特徴とする請求項3記載のエレベータ制御装置。 - 上記サービス状態判断手段は、
上記エレベータのサービス状態として乗りかごの運転状態と上記乗りかご内の乗車状態を判断することを含み、
上記制御手段は、
上記乗りかごが運転停止状態にあるときに、上記一方のプログラム実行メモリに切り替えてエレベータの運転制御を行い、
上記乗りかごが運転状態にあれば、上記乗りかご内に利用者が乗車していないときに、上記一方のプログラム実行メモリに切り替えてエレベータの運転制御を行うことを特徴とする請求項3記載のエレベータ制御装置。
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