JP2008024428A - ビル遠隔監視装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】既設エレベータ監視装置に追加または改造を行うことなく多大な増加費用を必要とすることなく、乗客と対応する作業員が通話できるビル遠隔監視装置の提供。
【解決手段】顧客ビル10のそれぞれに備えられて同一ビル内のエレベータ1の動作状態を監視する端末装置2と、この端末装置2を通信回線3aを介して遠隔管理する監視センタ装置とを有するビル遠隔監視装置5において、ビル遠隔監視装置5はエレベータ1が稼動中に停止し乗客が閉じ込められ際に端末装置2を介してデータの送受信を行う送受信装置5aとエレベータ内乗客と通話可能な通話装置5eと前記通話を作業員の携帯電話6に転送できる転送処理装置5bを設けたものである。
【選択図】図1
【解決手段】顧客ビル10のそれぞれに備えられて同一ビル内のエレベータ1の動作状態を監視する端末装置2と、この端末装置2を通信回線3aを介して遠隔管理する監視センタ装置とを有するビル遠隔監視装置5において、ビル遠隔監視装置5はエレベータ1が稼動中に停止し乗客が閉じ込められ際に端末装置2を介してデータの送受信を行う送受信装置5aとエレベータ内乗客と通話可能な通話装置5eと前記通話を作業員の携帯電話6に転送できる転送処理装置5bを設けたものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、ビル内に設置された設備機器を遠隔的に管理するのに好適なビル遠隔監視装置に関する。
従来のこの種のビル遠隔監視装置は、特開平10−36030号公報に記載されているように、各ビルに設置されているエレベータの制御装置に設けられ、動作状態を監視するエレベータ監視装置と、各営業拠点に設置され、エレベータの保全作業に対する各種の作業管理情報を記憶した記憶部を備える端末情報処理装置とからなるエレベータの保全作業支援システムであって、前記エレベータ監視装置は、エレベータが稼動中に停止し、乗客がエレベータ内通信装置を動作させた際にエレベータ制御装置の稼動情報から閉じ込め故障であることを検出するとあらかじめ記憶部に記憶してある情報から営業拠点の端末情報処理装置に一般公衆回線を介して故障情報を送信、故障情報を受信した端末情報処理装置は前記作業管理情報から故障対応を行う最適な作業員を選択し、作業員が携帯する携帯電話番号を送信、送信を受けたエレベータ監視装置は作業員の携帯電話を呼び出し、作業員と故障に遭った乗客との会話を可能とさせるのもであった。(特許文献1参照)
特開平10−36030号公報
ところで、上記エレベータの保全作業装置における通常現地エレベータ監視装置と監視センター間の信号のやり取りはデータ通信が主であり音声通話はデータ通信中に音声とデータ通信の切り替えによる方法にて実現しており、通常の電話による通話方法とは違った方式で対応している。また現地エレベータ監視装置から直接作業員の携帯電話に電話をかけようとすると現行監視を行っているエレベータ監視装置を携帯電話などと通話するための装置の追加または改造を行う必要があり既設エレベータ監視装置が多数ある場合には改造する監視装置のハード費用および対応する作業員の人件費用など多大な改造費用が発生するという問題があった。
本発明は前記問題点を除くものであってその目的は既設エレベータ監視装置に追加または改造を行うことなく多大な増加費用を必要とすることなく、乗客と対応する作業員が通話できるビル遠隔監視装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、複数のビルのそれぞれに備えられて同一ビル内のエレベータの動作状態を監視する端末装置と、この端末装置を通信回線を介して遠隔管理する監視センタ装置とを有するビル遠隔監視装置において、前記ビル遠隔監視装置は前記エレベータが稼動中に停止し乗客が閉じ込められた際に前記端末装置を介してデータの送受信を行う送受信装置とエレベータ内乗客と通話可能な通話装置と前記通話を作業員の携帯電話に転送できる転送処理装置を備えた構成としている。
このように構成したので、乗客が閉じ込められた際に通信回線を介して故障情報を送受信装置に送信しビル遠隔監視装置内の通話装置と通話可能となる。その後記憶装置から閉じ込められたビルを担当する作業員の携帯電話番号を選択し、転送処理装置より送受信装置に送信し送信を受けた送受信装置は作業員の携帯電話を呼び出し、作業員と閉じ込められた乗客との会話を可能とさせるものである。
本発明によれば、既設エレベータ監視装置に追加または改造を行うことなく多大な増加費用を必要とすることなく、乗客と対応する作業員が通話できるビル遠隔監視装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明のビル遠隔監視装置の一実施形態を示すブロック図である。
図において、10は顧客ビル、1は顧客ビルに設置されるエレベータ、1aはエレベータ内通話装置、2はエレベータ1の稼動情報を監視し故障を検出した場合には故障情報およびエレベータ内通話装置1aからの通話信号を監視センタ4に通信回線3aを介して通信する端末装置である。
ビル遠隔監視装置5は通信回線3a、3bと接続される送受信装置5aと、この送受信装置5aとされる転送処理装置5bと、この転送処理装置5bと接続される記憶装置5c及び、表示装置5d及び、通話装置5eとで構成されており、送受信装置5aは図示しない作業員の携帯電話6と通信回線3bを介して接続されている。
記憶装置5cは顧客ビル10のビル名、エレベータ1の監視情報等の顧客情報と顧客ビル10の作業を担当する作業員の携帯電話6の携帯電話番号を記憶されている。
次に本実施形態の動作を説明する。
例えば、乗客の乗ったエレベータ1が稼動中に停止故障を起こすと閉じ込め故障となり、この場合故障したエレベータ1を点検して安全を確認しながら乗客を救出しなければならず、専門の作業員が対応することが必要となる。エレベータ1内にはエレベータ内通話装置1aが設けられており、このエレベータ内通話装置1aを稼動させることにより端末装置2より通信回線3aを介して監視センタ4内の送受信装置5aと接続される。送受信装置5aにて受信された信号は転送処理装置5bを介し、記憶装置5cに送信され故障が発生した顧客ビル10の名称および、エレベータ1の閉じ込め故障の情報を表示装置5dに表示する。またエレベータ内通話装置1aからの音声のデータは端末装置2、通信回線3a、監視センタ4内の送受信装置5aを介し通話装置5eと接続され音声の通話が可能となり、図示しない監視センタ4内の管制員と会話をし、作業員を手配し派遣していることを通知しエレベータ1内に閉じ込められている乗客に連絡対応する。
しかし本発明ではエレベータ内通話装置1aを稼動させることにより端末装置2からの信号を通信回線3a、監視センタ4内の送受信装置5aで受信し、この送受信装置5aにて受信された信号を転送処理装置5bを介し、記憶装置5cに送信され故障が発生した顧客ビル10の名称及び、エレベータ1の閉じ込め故障の情報を表示装置5dに表示すると共に、顧客ビル10を担当する作業員の携帯電話6の携帯電話番号を抽出し、この携帯電話番号を転送処理装置5bに送信する。転送処理装置5bは携帯電話番号を送受信装置5aに送信し、送受信装置5aは通信回線3bを介して携帯電話6に電話をかける。さらに携帯電話6と送受信装置5aがつながったことを転送処理装置5bは検知しエレベータ内通話装置1aから端末装置2、通信回線3aを介した音声データを送受信装置5aと先に接続していた携帯電話6と接続するよう送受信装置5aに指令する。これによりエレベータ内通話装置1aと端末装置2、通信回線3a、送受信装置5a、通信回線3bを介して作業員の携帯電話6と接続されエレベータ1の乗客と作業員が通話可能となり、たとえば後何分で到着可能などの具体的な連絡をできるようになり閉じ込められた乗客の不安を和らげることができる。また転送処理装置5bの指令により送受信装置5aにてエレベータ内通話装置1aと携帯電話6を接続可能としたことにより、顧客ビル10の端末装置2に機器を増設または改造することなく閉じ込められた乗客と対応する作業員との会話が可能となる。
尚、上記実施形態の説明では、閉じ込められた乗客と対応する作業員と接続し会話をし対応することを説明したが、監視センタ4内の管制員と閉じ込められた乗客と対応する作業員との間で3者間で会話し対応することができるのは明らかである。
1 エレベータ
1a エレベータ内通話装置
2 端末装置
3a、3b 通信回線
4 監視センタ
5 ビル遠隔監視装置
5a 送受信装置
5b 転送処理装置
5c 記憶装置
5e 通話装置
5d 表示装置
6 携帯電話
1a エレベータ内通話装置
2 端末装置
3a、3b 通信回線
4 監視センタ
5 ビル遠隔監視装置
5a 送受信装置
5b 転送処理装置
5c 記憶装置
5e 通話装置
5d 表示装置
6 携帯電話
Claims (1)
- 複数のビルのそれぞれに備えられて同一ビル内のエレベータの動作状態を監視する端末装置と、この端末装置を通信回線を介して遠隔管理する監視センタ装置とを有するビル遠隔監視装置において、前記ビル遠隔監視装置は前記エレベータが稼動中に停止し乗客が閉じ込められた際に前記端末装置を介してデータの送受信を行う送受信装置とエレベータ内乗客と通話可能な通話装置とを前記通話を作業員の携帯電話に転送できる転送処理装置とを備えたことを特徴とするビル遠隔監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006198468A JP2008024428A (ja) | 2006-07-20 | 2006-07-20 | ビル遠隔監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006198468A JP2008024428A (ja) | 2006-07-20 | 2006-07-20 | ビル遠隔監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008024428A true JP2008024428A (ja) | 2008-02-07 |
Family
ID=39115477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006198468A Pending JP2008024428A (ja) | 2006-07-20 | 2006-07-20 | ビル遠隔監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008024428A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101817467A (zh) * | 2010-04-07 | 2010-09-01 | 兴旺 | 电梯召唤方法及装置 |
JP2015202916A (ja) * | 2014-04-11 | 2015-11-16 | 株式会社日立製作所 | エレベータの非常通報システム |
CN106364999A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-02-01 | 四川科莱电梯股份有限公司 | 一种电梯蓄电池再生能源利用节能系统及方法 |
JP2018030721A (ja) * | 2016-08-24 | 2018-03-01 | オーチス エレベータ カンパニーOtis Elevator Company | 輸送システムに閉じ込められた乗客との通信 |
JP2019119563A (ja) * | 2018-01-09 | 2019-07-22 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの非常時保守管理システムおよび非常時保守管理方法 |
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2006
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