JP2016190540A - 自動車のフロントバンパ - Google Patents

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Abstract

【課題】 組み立て作業が容易で、低コストで歩行者保護を可能とする自動車のフロントバンパの提供。【解決手段】 横断部材103は、フロントバンパ外装部101と一体成形によって形成される。横断部材103は、フロントバンパ外装部101のグリル開口101aを横断するように配置される。横断部材103は、フロントバンパ100を車両の前部に取り付けたときのバンパリインフォースRFの位置に形成される。これにより、車両前方で歩行者に衝突したとたきに、衝撃力を横断部材103によって吸収すると共に、歩行者をバンパリインフォースRFから保護することができる。また、グリル開口101aを有するフロントバンパ外装部101の剛性を向上させることができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車のフロントバンパに関し、特に、簡易な構造で歩行者を保護できるものに関する。
従来の自動車のフロントバンパについて、図2に示す自動車の車体前部構造のフロントバンパを用いて説明する。図2では、フロントバンパフェイシャ10を取り外し、そのフロントバンパフェイシャ10、ボンネット2及びフロントフェンダ6の図示を仮想線で示した状態での車体前部構造を示す。車体前部には、車幅方向の左右両側でそれぞれ車体前後方向に延びるフロントサイドフレーム20と、このフロントサイドフレーム20において、その前方端部に設けられたクラッシュカン22と、フロントサイドフレーム20の上方に設けられたエプロンレインフォースメント24とが備えられている。
一対のフロントサイドフレーム20の車幅方向内方側には、エンジン26やトランスミッション28等のエンジン構造体、及び、バッテリ等の補機類30が配置されている。さらに、フロントサイドフレーム20及びエプロンレインフォースメント24に隣接して、フロントサスペンション(図示せず)のばねやダンパ等を支持するサスタワー31が形成されている。
一対のフロントサイドフレーム20の前方側の端部(クラッシュカン22の前方側の端部)には、車幅方向に延び、平面視で弧状に延びるバンパレインフォースメント32と、このバンパレインフォースメント32の前方側に取り付けられ、同じく車幅方向に弧状に延びる、EA(衝突エネルギ吸収)部材34、即ち、歩行者の脚部等を保護するための衝撃吸収部材34が設けられている(以上、特許文献1参照)。
特開2008−0137591号公報
前述の従来の自動車の車体前部構造には、以下に示すような改善すべき点がある。従来の車体前部構造では、歩行者保護のために、衝撃吸収部材34を配置する必要があり、組立作業が煩雑になると共に、コストがかかる、という改善すべき点がある。
そこで、本発明は、組み立て作業が容易で、低コストで歩行者保護を可能とする自動車のフロントバンパを提供することを目的とする。
本発明における課題を解決するための手段及び発明の効果を以下に示す。
本発明に係る自動車のフロントバンパは、車両の前方にバンパリインフォースを有する自動車のフロントバンパであって、前記車両前部の外表面を形成するフロントバンパ外装部であって、所定の開口を有するフロントバンパ外装部、前記フロントバンパ外装部と一体として形成される横断部材であって、前記バンパリインフォースの前方に固定され、前記開口を前記車両の横方向に横断するように形成される横断部材、前記開口に取り付けられるグリルであって、前記横断部材に固定されるグリル、を有する。
これにより、歩行者保護を目的とした衝撃吸収部材を、フロントバンパとともに組み付ける必要がないので、組み立て作業が容易、かつ、低コストで歩行者を保護をすることができる。また、バンパ外装部に大きい開口が形成される場合であっても、バンパ外装部及びグリルの取り付け剛性を向上させることができる。
本発明に係る自動車の車体構造の一実施例である乗用車の車体構造100の斜視図である。 従来の自動車の車体構造を示す図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明していく。
本発明に係る自動車のフロントバンパの一実施形態である乗用車のフロントバンパ100(以下、フロントバンパ100)について、以下において説明する。フロントバンパ100は、車両の前方に位置し、自動車の外観を形成するとともに、車両前方での衝突による衝撃力を吸収するものである。なお、車両前部には、ラジエータを取り付けるためのラジエータグリルRG、及び、ラジエータグリルに取り付けられるバンパリインフォースRFが配置されている。
フロントバンパ100の斜視図を図1に示す。フロントバンパ100は、フロントバンパ外装部101、横断部材103、縦断部材105、及び、メッシュグリル107を有している。フロントバンパ外装部101は、正面から見てほぼ中央に形成されるグリル開口101aを有している。
フロントバンパ外装部101は、自動車前部の外部意匠を形成する形状を有している。フロントバンパ外装部101は、PP(ポロプロピレン)のような樹脂によって形成される。
横断部材103は、フロントバンパ外装部101と一体成形によって形成される。横断部材103は、フロントバンパ外装部101のグリル開口101aを横断するように配置される。なお、横断部材103は、フロントバンパ外装部101と一体成形する際に、フロントバンパ100を車両の前部に取り付けたときのバンパリインフォースRFの位置に形成される。
横断部材103は、バンパリインフォースRFに固定するためのバンパ固定凹部103a、103b、103cを有している。バンパ固定凹部103aは、横断部材103の車両前方側から後方側に向かって窪んだ凹形状を有している。バンパ固定凹部103aの底部には、横断部材103、ひいてはフロントバンパ外装部101を固定するための固定ボルトを挿入するためのボルト挿入孔が形成されている。バンパ固定凹部103b、103cについても、バンパ固定凹部103aと同様である。横断部材103は、バンパ固定凹部103a、103b、103cとバンパリインフォースRFに形成されている固定ブラケットBKa、BKb、BKcとをそれぞれ、固定ボルトを用いて固定することによって、バンパリインフォースの前方に位置する。横断部材103は、車両の後方に向かって開いた断面コの字形状を有している。
これにより、車両前方で歩行者に衝突したとたきに、衝撃力を横断部材103によって吸収すると共に、歩行者をバンパリインフォースRFから保護することができる。また、グリル開口101aを有するフロントバンパ外装部101の剛性を向上させることができる。
なお、フロントバンパ100は、さらに、縦断部材105を有している。縦断部材105は、フロントバンパ外装部101及び横断部材103と一体成形によって形成される。縦断部材105は、フロントバンパ外装部101のグリル開口101aを縦断するように配置される。縦断部材105は、車両の後方に向かって開いた断面コの字形状を有している。
これにより、グリル開口101aを有するフロントバンパ外装部101の剛性を向上させることができる。
メッシュグリル107は、バンパ外装部101のグリル開口101aに取り付けられる。なお、図1においては、メッシュグリル107のメッシュ構造についての詳細な記載は省略している。メッシュグリル107は、バンパ外装部101に固定するためのグリル固定凹部107a、107b、107cを有している。グリル固定凹部107aは、メッシュグリル107の車両前方側から後方側に向かって窪んだ凹形状を有している。また、グリル固定凹部107aは、バンパ固定凹部103aに嵌合する形状を有している。グリル固定凹部107aの底部には、メッシュグリル107を固定するための固定ボルトを挿入するためのボルト挿入孔が形成されている。グリル固定凹部107b、107cについても、グリル固定凹部107aと同様である。メッシュグリル107は、グリル固定凹部107a、107b、107cとバンパリインフォースRFに形成されている固定ブラケットBKa、BKb、BKcのそれぞれとを、横断部材103のバンパ固定凹部103a、103b、103cを介して、つまり、グリル固定凹部107a、107b、107cと固定ブラケットBKa、BKb、BKcとバンパ固定凹部103a、103b、103cとをそれぞれ一体として、固定ボルトを用いて固定することによって、バンパ外装部101に大きいグリル開口101aが形成される場合であっても、バンパ外装部101に対する取り付け剛性を向上させることができる。
[他の実施例]
(1)自動車:前述の実施例1においては、自動車のフロントバンパとして乗用車のフロントバンパ100を示したが、車両前部にバンパリインフォースRFが所配置される構造を有するものであれば、乗用車に限定されない。
(2)縦断部材105:前述の実施例1においては、フロントバンパ100は縦断部材105を有するとしたが、横断部材103のみを有するようにしてもよい。
(3)固定ブラケットBKb、BKc:前述の実施例1においては、固定ブラケットBKb、BKcは、バンパリインフォースRFに形成されるとしたが、横断部材103のバンパ固定凹部103b、103cに対応する位置であれば、例示のものに限定されない。例えば、バンパリインフォースRFが取り付けられているラジエータグリルRGに形成するようにしてもよい。
本発明に係る自動車のフロントバンパは、例えば、乗用車のフロントバンパとして用いることができる。
100 フロントバンパ
101 フロントバンパ外装部
101a グリル開口
103 横断部材
103a バンパ固定凹部
103b バンパ固定凹部
103c バンパ固定凹部
105 縦断部材
107 メッシュグリル
107a グリル固定凹部
107b グリル固定凹部
107c グリル固定凹部
RG ラジエータグリル
BKa 固定ブラケット
BKb 固定ブラケット
BKc 固定ブラケット
RF バンパリインフォース

Claims (1)

  1. 車両の前方にバンパリインフォースを有する自動車のフロントバンパであって、
    前記車両前部の外表面を形成するフロントバンパ外装部であって、所定の開口を有するフロントバンパ外装部、
    前記フロントバンパ外装部と一体として形成される横断部材であって、前記バンパリインフォースの前方に固定され、前記開口を前記車両の横方向に横断するように形成される横断部材、
    前記開口に取り付けられるグリルであって、前記横断部材に固定されるグリル、
    を有する自動車のフロントバンパ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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RU2694420C1 (ru) * 2017-10-23 2019-07-12 Мицубиси Дзидося Когио Кабусики Кайся Структура переднего бампера

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007010165A2 (fr) * 2005-07-18 2007-01-25 Peugeot Citroen Automobiles Sa Ensemble d'absorption d'energie, notamment pour un pare-chocs de vehicule automobile, et vehicule automobile equipe d'un tel ensemble
JP2013220783A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Mazda Motor Corp 自動車の前部構造

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