JP2016188105A - コンテナ用扉 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コンテナに大きな開口面積を確保しつつ、運用の自由度を担保し、使い勝手を向上させることにある。
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ
得るものである。
第1の扉板と、該第1の扉板に対し回動自在に結合される第2の扉板と、該第2の扉板に対し回動自在に結合される第3の扉板とを含み、
前記第1の扉板の幅は、前記第2の扉板及び前記第3の扉板の幅よりも大きく、
前記第1の扉板が前記開口部のコンテナ妻面側端部に対し回動自在に結合され、
前記第1の扉板と前記第2の扉板とを回動自在に結合する結合部は、前記第1の扉板と前記第2の扉板とが平行に折り畳まれた状態で、更に、前記第3の扉板が、前記第1の扉板及び前記第2の扉板の間にこれら扉板と平行に折り畳まれる空間を、前記第1の扉板と前記第2の扉板との間に確保可能に構成されているコンテナ用扉(請求項1)。
本項における折戸の開放操作は、まず、第1の扉板と開口部のコンテナ妻面側端部との結合部から最も離れた第3の扉板を、第3の扉板と第2の扉板との結合部を起点として、第2の扉板に対して外側に回転させるようにして、第3の扉板が第2の扉板と平行となる位置まで折り畳む。続いて、第1の扉板と第2の扉板との結合部を起点として、第2、第3の扉板を、第1の扉板に対して外側に回転させるものとなる。
本項に記載のコンテナ用扉は、第1の扉板と第2の扉板とを搖動自在に結合する結合部を、第1の扉板に固定される第1のヒンジと、第2の扉板に固定される第2のヒンジと、第1のヒンジ及び第2のヒンジの双方に固定される中間部材とで構成することで、これら構成要素の厚み(幅若しくは長さ)によって、第1の扉板と第2の扉板とを平行に折り重ねた状態で両者の間に必要な距離を確保し、それによって、第3の扉板が、第1の扉板及び第2の扉板の間にこれら扉板と平行に折り畳まれる空間を、第1の扉板と第2の扉板との間に確保するものである。
本項に記載のコンテナ用扉は、各扉板の高さ及び厚みが略同一であり、中間部材が、各扉板と高さ及び厚みを略同一とする柱部材であることから、各扉板によってコンテナ側面の開口部が閉じられた状態では、コンテナ側面は、各扉板及び中間部材によって概ね平坦な態様となる。又、中間部材の厚み(幅若しくは長さ)は、第3の扉板が、第1の扉板及び第2の扉板の間にこれら扉板と平行に折り畳まれる空間を、第1の扉板と第2の扉板との間に確保することに寄与するものとなる。なお、本説明において「略同一」とは、完全同一のみならず、構造上や寸法精度上、許容可能な範囲の差を含む意味である。
本項に記載のコンテナ用扉は、第2、第3の扉板等の加重を全て受ける第1の扉板が、モーメントの影響を受けて変形することを第1の補強部材によって効果的に抑えるものである。すなわち、第1の扉板が受けるモーメントは、第1の扉板の、第2、第3の扉板等が接続される第2の扉板側が大きくなる。さらには、第1の扉板の上方側がより大きくなる。このため、第1の扉板の、第2の扉板側の上方へのモーメントに対して有効な補強を行うために、第1の補強材を、第1の扉板の、第2の扉板側の上方角部ないしその近傍からコンテナ妻面側の下方角部ないしその近傍へと至るように、配置したものである。
本項に記載のコンテナ用扉は、第1の補強材と共に、第2の補強材を備えることで、モーメントに対する補強をより強固にするものである。すなわち、第1の補強材と交差するように、第1の扉板の、第2の扉板側の下方角部ないしその近傍からコンテナ妻面側の上方角部ないしその近傍へと至るように、第2の補強材を備えるものである。しかも、第2の補強材を配置するにあたり、第1の補強材が分断されることのないように、第2の補強材が、第1の補強材との交差部分で第1の補強材を避けて分割されていることにより、モーメントによる変形防止に対してより効果的な、第1の補強材の強度が損なわれることを、回避するものである。
そして、第1の扉板101は、コンテナ1の開口部1aのコンテナ妻面1b側端部に対し、ヒンジ12を介して回動自在に結合されている。第1の扉板101と第2の扉板102とは、後述する結合部104を介して回動自在に結合されている。第2の扉板102と第3の扉板103とは、ヒンジ12を介して回動自在に結合されている。
そして、本実施の形態では、コンテナ用扉10を構成する一対の扉板は、第1の扉板101、第2の扉板102、第3の扉板103及び結合部104を含む折戸が、コンテナ1の側面の開口部1aに、開口部1aの長手方向(図1(a)の左右方向)の中央部を基準として、対称に一対設けられている。
図示のごとく、第1の扉板101と第2の扉板102とが平行に折り畳まれた状態で、更に、第3の扉板103が、第1の扉板101及び第2の扉板102の間にこれら扉板101、102と平行に折り畳まれる空間Aが、第1の扉板101と第2の扉板102との間に確保されている。
すなわち、コンテナ1の側面の開口部1aを塞ぐ観音開きの扉を構成する一対の扉板10は、第1の扉板101と、第2の扉板102と、第3の扉板103とで構成され、これらの各扉板101、102、103が互いに回動自在に結合された折戸を構成するものである。又、第1の扉板101が開口部1aのコンテナ妻面1b側端部に対して回動自在に結合されていることで、各扉板を含む折戸は、第1の扉板101を起点としてコンテナ1に対し軸支され、第3の扉板103が、観音扉を構成する一対の他方側の第3の扉板103と突き合わされるようにして、コンテナ1の側面の開口部1aを閉じるものである。
従って、各回転動作の際に、コンテナ1の側方に要する空間は、最も幅の大きな第1の扉板101の回転半径を考慮すれば良く、コンテナ1の運用の自由度を高めるものとなる。
本発明の実施の形態によれば、このような不具合点も解消され、コンテナ用扉10の開閉作業及びロック操作が円滑に行われるものとなる。
又、本実施の形態では、結合部104を、第1の扉板101に固定される第1のヒンジ104bと、第2の扉板102に固定される第2のヒンジ104cと、第1のヒンジ104b及び第2のヒンジ104cの双方に固定される中間部材104aとで構成したが、同様の機能を有する旋回半径の大きなヒンジ等を用いることとしても良い。
なお、図6に示される第1の扉板は、図1に示される左側の第1の扉板として用いられるものを抜粋したものであるが、同右側の第1の扉板についても、図6の例と対称構造を有している。又、第1の扉板201以外の構成要素については、図1に示される例と同様であることから、詳しい説明は省略する。
その他、図1の例と同様の作用効果については、詳しい説明を省略する。
Claims (5)
- コンテナ側面の開口部に設置される観音開きの扉であって、該観音開きの扉を構成する一対の扉板の少なくとも一方は、
第1の扉板と、該第1の扉板に対し回動自在に結合される第2の扉板と、該第2の扉板に対し回動自在に結合される第3の扉板とを含み、
前記第1の扉板の幅は、前記第2の扉板及び前記第3の扉板の幅よりも大きく、
前記第1の扉板が前記開口部のコンテナ妻面側端部に対し回動自在に結合され、
前記第1の扉板と前記第2の扉板とを回動自在に結合する結合部は、前記第1の扉板と前記第2の扉板とが平行に折り畳まれた状態で、更に、前記第3の扉板が、前記第1の扉板及び前記第2の扉板の間にこれら扉板と平行に折り畳まれる空間を、前記第1の扉板と前記第2の扉板との間に確保可能に構成されていることを特徴とするコンテナ用扉。 - 前記結合部は、前記第1の扉板に固定される第1のヒンジと、前記第2の扉板に固定される第2のヒンジと、前記第1のヒンジ及び前記第2のヒンジの双方に固定される中間部材とで構成されていることを特徴とする請求項1記載のコンテナ用扉。
- 前記各扉板の高さ及び厚みが略同一であり、前記中間部材が、前記各扉板と高さ及び厚みを略同一とする柱部材であることを特徴とする請求項2記載のコンテナ用扉。
- 前記第1の扉板は、前記第2の扉板側の上方角部ないしその近傍からコンテナ妻面側の下方角部ないしその近傍へと至る、第1の補強材を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のコンテナ用扉。
- 前記第1の扉板は、前記第2の扉板側の下方角部ないしその近傍からコンテナ妻面側の上方角部ないしその近傍へと至る、第2の補強材を備え、
該第2の補強材は、前記第1の補強材との交差部分で前記第1の補強材を避けて分割されていることを特徴とする請求項4記載のコンテナ用扉。
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