JP2007022407A - 建設機械のキャビン構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 この発明は、ドア作動用のリンクとサイドピラーが干渉しないように隙間を設けると共に、これを補強して信頼性、安全性を高めたキャビン構造に関する。
【解決手段】 キャビン側面に設けたドア開口の少なくとも上部に、一端をドアに他端をキャビンに枢着した前後一対のリンクでドアの開閉を行う建設機械のキャビン構造において、サイドピラー上部と、該サイドピラーの上方に配置されておりフロントピラーからキャビンの側面に沿って延びる縦方向キャビン補強部材とを一体に結合して閉断面を構成するサイドピラー補強部材を設けてなることを特徴とする。
【選択図】 図6
【解決手段】 キャビン側面に設けたドア開口の少なくとも上部に、一端をドアに他端をキャビンに枢着した前後一対のリンクでドアの開閉を行う建設機械のキャビン構造において、サイドピラー上部と、該サイドピラーの上方に配置されておりフロントピラーからキャビンの側面に沿って延びる縦方向キャビン補強部材とを一体に結合して閉断面を構成するサイドピラー補強部材を設けてなることを特徴とする。
【選択図】 図6
Description
この発明は、リンクドア付きの建設機械のキャビン構造の改良に関する。
従来のリンクドア付きの建設機械のキャビン構造として、例えば、実用新案登録第2584492号のように前後一対のリンク(レバー)を用いてドアをキャビン外周に沿って開閉する構造が知られている。
この場合、ドアの開閉にあたって上記リンクの前後作動スペースを確保する必要があり、サイドピラー上端部を切り欠いて隙間を設けており、そのためキャブの強度が低下する問題がある。
また、特に、油圧ショベルではドアのあるキャビンの左上部は機体転倒時に大入力を受け易い部位であり、機体横転によりサイドピラー上部の変形により乗員の居住室内空間内にルーフ廻りの部品が侵入するおそれがあり、当該部位における変形防止は、この種の技術分野において重要な解決課題となっている。
また、リンクの作動ストローク、即ち、ドア開閉のストロークを少なく設定し、サイドピラー上部の切欠き量を少なくした例もあるが、ドア開閉ストロークが少ないとドアを開けた時の間口寸法が狭くなるため、乗降性を低下させる欠点がある。
また、従来のリンクでは、その枢支点での取付構造では支点の強度確保が不十分なために、リンクドアはその構造上、ドア下がりの問題が生じる。そこで、特開2004−3258号公報のようにローラーなどのドア重量を支持する部材を更に追加する構造も知られているが、構造が複雑で製造コストが高くなるという欠点がある。
特開2004−3258号 図2、図3参照
実用新案登録第2584492号 図2、図3参照
この場合、ドアの開閉にあたって上記リンクの前後作動スペースを確保する必要があり、サイドピラー上端部を切り欠いて隙間を設けており、そのためキャブの強度が低下する問題がある。
また、特に、油圧ショベルではドアのあるキャビンの左上部は機体転倒時に大入力を受け易い部位であり、機体横転によりサイドピラー上部の変形により乗員の居住室内空間内にルーフ廻りの部品が侵入するおそれがあり、当該部位における変形防止は、この種の技術分野において重要な解決課題となっている。
また、リンクの作動ストローク、即ち、ドア開閉のストロークを少なく設定し、サイドピラー上部の切欠き量を少なくした例もあるが、ドア開閉ストロークが少ないとドアを開けた時の間口寸法が狭くなるため、乗降性を低下させる欠点がある。
また、従来のリンクでは、その枢支点での取付構造では支点の強度確保が不十分なために、リンクドアはその構造上、ドア下がりの問題が生じる。そこで、特開2004−3258号公報のようにローラーなどのドア重量を支持する部材を更に追加する構造も知られているが、構造が複雑で製造コストが高くなるという欠点がある。
この発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、サイドピラー上部の切欠部を補強したキャビン構造とすることで、ドアを開けた時のドア間口寸法を確保して乗降性を損なわずに、機体転倒の際に安全性の高いキャビン構造を提供することにある。
また、この発明の別の課題は、リンクの枢支点の取付部を高剛性化することにより、リンクの枢支点の上下ねじれを防いでドア下がりを防止し、簡単でかつ安価なリンクドアの構造を提供することにある。
また、この発明の別の課題は、リンクの枢支点の取付部を高剛性化することにより、リンクの枢支点の上下ねじれを防いでドア下がりを防止し、簡単でかつ安価なリンクドアの構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、
キャビンの一側に設けた乗降口の少なくとも上部に、一端をドアに他端をキャビンに枢着した前後一対のリンクでドアの開閉を行う建設機械のキャビン構造において、
キャビンのサイドピラー上部と、該サイドピラーの上方に配置されてフロントピラーからキャビンの側面に沿って延びる縦方向キャビン補強部材とを一体に結合して閉断面を構成するサイドピラー補強部材を設けてなることを特徴とする。
また、請求項2の発明では、
前記サイドピラー補強部材で補強された個所に閉断面を構成するようにボックス構造のリンク取付け用ブラケットを固着すると共に、一方のリンクの枢支点を前記リンク取付け用ブラケットに配置してなることを特徴とする。
また、請求項3の発明では、
前記縦方向キャビン補強部材が、フロントピラーから連続する異形鋼管、角パイプ、または曲げ板で構成された閉断面からなっていることを特徴とする。
更に、請求項4の発明では、
前記サイドピラー補強部材が、サイドピラーと一体に形成されてなることを特徴とする。
また、請求項5の発明では、
前記サイドピラー補強部材が、パイプまたは取付時に閉断面となる構造からなっていることを特徴とする。
キャビンの一側に設けた乗降口の少なくとも上部に、一端をドアに他端をキャビンに枢着した前後一対のリンクでドアの開閉を行う建設機械のキャビン構造において、
キャビンのサイドピラー上部と、該サイドピラーの上方に配置されてフロントピラーからキャビンの側面に沿って延びる縦方向キャビン補強部材とを一体に結合して閉断面を構成するサイドピラー補強部材を設けてなることを特徴とする。
また、請求項2の発明では、
前記サイドピラー補強部材で補強された個所に閉断面を構成するようにボックス構造のリンク取付け用ブラケットを固着すると共に、一方のリンクの枢支点を前記リンク取付け用ブラケットに配置してなることを特徴とする。
また、請求項3の発明では、
前記縦方向キャビン補強部材が、フロントピラーから連続する異形鋼管、角パイプ、または曲げ板で構成された閉断面からなっていることを特徴とする。
更に、請求項4の発明では、
前記サイドピラー補強部材が、サイドピラーと一体に形成されてなることを特徴とする。
また、請求項5の発明では、
前記サイドピラー補強部材が、パイプまたは取付時に閉断面となる構造からなっていることを特徴とする。
この発明では、サイドピラー補強部材を設けることで、キャビン強度が高まり当部位の機体転倒時の変形を最小限にとどめることができるので、オペレータの安全性が極めて高い。
また、サイドピラー補強部材により剛性を高めた部位にリンク取付け用ブラケットを設け、ドアを開閉作動させるリンクの枢支点を配置することで、枢支点の上下方向の変形を防止できる。
これにより、余分な部品を必要とせずにドア下がりを防止することができ、簡単な構成で信頼性が高いキャビン構造を提供することができる。
また、量産しやすく、コストダウンを図ることができ有益である。
また、サイドピラー補強部材により剛性を高めた部位にリンク取付け用ブラケットを設け、ドアを開閉作動させるリンクの枢支点を配置することで、枢支点の上下方向の変形を防止できる。
これにより、余分な部品を必要とせずにドア下がりを防止することができ、簡単な構成で信頼性が高いキャビン構造を提供することができる。
また、量産しやすく、コストダウンを図ることができ有益である。
以下に、この発明の建設機械のキャビン構造を油圧ショベルのキャビンに適用した場合の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
[キャビン]
キャビン20は、図1および図2に示すように、乗降口を開閉するドア15が設けられた左側において、前方のコーナーC1でルーフ21前方を支持するフロントピラー(Aピラー)3と、キャビン20の側方の中途位置で、ドア15と側面後方のサイドリアガラス17との間に配置されたサイドピラー(Bピラー)4と、後方のコーナーC2でルーフ21後方を支持するリヤピラー(Cピラー)5とを有している。
キャビン20は、図1および図2に示すように、乗降口を開閉するドア15が設けられた左側において、前方のコーナーC1でルーフ21前方を支持するフロントピラー(Aピラー)3と、キャビン20の側方の中途位置で、ドア15と側面後方のサイドリアガラス17との間に配置されたサイドピラー(Bピラー)4と、後方のコーナーC2でルーフ21後方を支持するリヤピラー(Cピラー)5とを有している。
また、フロントピラー3からリヤピラー5にわたってキャビン20上部の側面に沿って縦方向キャビン補強部材2が架け渡されており、本実施例では、縦方向キャビン補強部材2が異形鋼管からなっている(図3、図4参照)。
そして、ルーフ21は、ドア15配置側が、略三角形に張り出しており、ドア15を開閉作動させる前後一対のリンク10,11が取り付けられている。
そして、ルーフ21は、ドア15配置側が、略三角形に張り出しており、ドア15を開閉作動させる前後一対のリンク10,11が取り付けられている。
[サイドピラー]
サイドピラー4は、図6に示すように、その上端部がルーフアウターパネル8まで延びておらず、その下方に離間して配置されたルーフサイドインナーパネル12と同一面となるように高さが設定されている。
図4に示すように、本実施例のサイドピラー4は、略断面アングル状のサイドピラーアウターピラー6とサイドピラーインナーピラー7とを固着して角柱状の閉断面構造としている。
サイドピラー4は、図6に示すように、その上端部がルーフアウターパネル8まで延びておらず、その下方に離間して配置されたルーフサイドインナーパネル12と同一面となるように高さが設定されている。
図4に示すように、本実施例のサイドピラー4は、略断面アングル状のサイドピラーアウターピラー6とサイドピラーインナーピラー7とを固着して角柱状の閉断面構造としている。
そして、後述のリンク10、11のキャビン側の端部は、ルーフアウターパネル8とルーフサイドインナーパネル12との間に配置され、サイドピラー4の上端面との間に一定の隙間Sを設けているので、ドア15の開閉にあたって上記リンク11の前後作動用のスペースとして機能している(図6参照)。
[リンク式ドア]
次に、前記ドア15は、図2に示すように、キャビン20とドア15との両方の上部に前リンク10及び後リンク11が枢支されており、キャビン20の外周面に沿って開閉する構成からなっている。
また、図3に示すように、10は前リンクであり、該前リンク10のキャビン20側の端部が第1枢支点P10により、キャビン20の乗降口の上部の内側に固定された前リンク取付用ブラケット13に枢支されている。
前リンク10のドア側の端部は、第1枢着点P11により、ドア15の上部の内側に枢支されている。
次に、前記ドア15は、図2に示すように、キャビン20とドア15との両方の上部に前リンク10及び後リンク11が枢支されており、キャビン20の外周面に沿って開閉する構成からなっている。
また、図3に示すように、10は前リンクであり、該前リンク10のキャビン20側の端部が第1枢支点P10により、キャビン20の乗降口の上部の内側に固定された前リンク取付用ブラケット13に枢支されている。
前リンク10のドア側の端部は、第1枢着点P11により、ドア15の上部の内側に枢支されている。
また、11は後リンクであり、該後リンク11のキャビン側の端部が第2枢支点P20により、キャビン20の乗降口の上部の内側に固定された後リンク取付用ブラケット14に枢支されている。
後リンク11のドア側の端部は、第2枢着点P21によりドア15の上部の内側に枢支されている。
後リンク11のドア側の端部は、第2枢着点P21によりドア15の上部の内側に枢支されている。
なお、後リンク11のドア側の第2枢着点P21は、ドア15の重心を通るドア上下方向の重心線上に配置するものでもよい。
また、本実施例では、キャビン20とドア15との両方の下部にも、平面から見て同一の位置に、同様の前リンク及び後リンクが枢支されているが、図示を省略する。
また、本実施例では、キャビン20とドア15との両方の下部にも、平面から見て同一の位置に、同様の前リンク及び後リンクが枢支されているが、図示を省略する。
そこで、ドア15は、ドア15とキャビン20とにそれぞれ枢支された前リンク10及び後リンク11によりキャビン20に保持されるので、ドア15の重量は各ドア側の第1枢着点P11、第2枢着点P21を介して前リンク10及び後リンク11に加わり、これらのリンクに加わる荷重は各キャビン側の第1枢支点P10、第2枢支点P20を介してキャビン20に加わるようになっている。
[サイドピラー補強部材]
上記構成のもとで、図1のaで示すサイドピラー4の上部と縦方向キャビン補強部材2の下部との間にサイドピラー補強部材1が固着されて、閉断面を構成している。
このサイドピラー補強部材1は、断面チャンネル状からなる略横倒L状のアームからなっており、図4に明瞭なように、その基端がサイドピラー4の上端内側に固着され、上部開口がルーフサイドインナーパネル12と縦方向キャビン構成部材2の底面に隙間無く塞がって固着されており、閉断面を構成している。
これにより、リンクの作動スペースは十分に確保しつつ、サイドピラー4の強度を補強したキャビン構造とすることができる。
上記構成のもとで、図1のaで示すサイドピラー4の上部と縦方向キャビン補強部材2の下部との間にサイドピラー補強部材1が固着されて、閉断面を構成している。
このサイドピラー補強部材1は、断面チャンネル状からなる略横倒L状のアームからなっており、図4に明瞭なように、その基端がサイドピラー4の上端内側に固着され、上部開口がルーフサイドインナーパネル12と縦方向キャビン構成部材2の底面に隙間無く塞がって固着されており、閉断面を構成している。
これにより、リンクの作動スペースは十分に確保しつつ、サイドピラー4の強度を補強したキャビン構造とすることができる。
そして、上記サイドピラー補強部材1で補強されたルーフサイドインナーパネル12と縦方向キャビン補強部材2において、サイドピラー補強部材1が取付けられた対向面となる相当個所にボックス構造の後リンク取付け用ブラケット14が固着され、後リンク11の第2枢支点P20を配置している。
ここで、後リンク取付け用ブラケット14は、図示例の場合、箱形の一側面が開放されると共に底面が開口した形状からなり、前記サイドピラー補強部材1が取付けられた縦方向キャビン補強部材2の表面側に前記開放された側面側が隙間無く固定され、同様に前記サイドピラー補強部材1が取付けられたルーフサイドインナーパネル12の表面基端側に前記開口した底面が隙間無く固定されて閉断面構成となっている。
これにより、後リンク取付け用ブラケット14の閉断面とサイドピラー補強部材1の閉断面が上下で重なるように配置されており、該当部材の相乗効果により剛性を更に高めることができる。
これにより、後リンク取付け用ブラケット14の閉断面とサイドピラー補強部材1の閉断面が上下で重なるように配置されており、該当部材の相乗効果により剛性を更に高めることができる。
前記実施例では、サイドピラー4とサイドピラー補強部材1とを別体としそれぞれを固着したが、両者を一連の部材としてもよい。
図7に示す実施例2のキャビン構造では、サイドピラー4とサイドピラー補強部材1とを一体部品化している。
図示例では、サイドピラーインナーパネル7とサイドピラー補強部材1とを一連に形成したもので、サイドピラー4とサイドピラー補強部材1とは内部中空が連通するようになっている。
図7に示す実施例2のキャビン構造では、サイドピラー4とサイドピラー補強部材1とを一体部品化している。
図示例では、サイドピラーインナーパネル7とサイドピラー補強部材1とを一連に形成したもので、サイドピラー4とサイドピラー補強部材1とは内部中空が連通するようになっている。
従って、サイドピラー補強部材付きサイドピラーインナーパネル7’とサイドピラーアウターパネル6とを組み合わせて固定するだけで、サイドピラー補強部材付きサイドピラー4’が形成される。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、同一構成には同一符号を付してその説明を省略する。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、同一構成には同一符号を付してその説明を省略する。
前記実施例では、縦方向キャビン強度部材2に異形鋼管を用いたが、これは角パイプや曲げ板等で構成された部材でも、取付時に閉断面となる構造であれば同様の効果を得ることができる。
同様に、サイドピラー補強部材1も各種断面構造のパイプや曲げ板で構成された部材でも同様に、取付時に閉断面となる構造であれば同様の効果を得ることができる。
同様に、サイドピラー補強部材1も各種断面構造のパイプや曲げ板で構成された部材でも同様に、取付時に閉断面となる構造であれば同様の効果を得ることができる。
図8に示す実施例3のキャビン構造では、縦方向キャビン強度部材2と、サイドピラー補強部材1とを共に角パイプに置き換えた構造からなっている。
図示例の場合、サイドピラー補強部材1はサイドピラーインナーパネル7を兼用するもので、サイドピラーアウターパネル6と組み合わせてサイドピラー4が形成される。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、同一構成には同一符号を付してその説明を省略する。
図示例の場合、サイドピラー補強部材1はサイドピラーインナーパネル7を兼用するもので、サイドピラーアウターパネル6と組み合わせてサイドピラー4が形成される。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、同一構成には同一符号を付してその説明を省略する。
図9に示す実施例4のキャビン構造では、縦方向キャビン強度部材2が一対の曲げ板を固着して閉断面とした構成からなっており、またサイドピラー補強部材1は、前記実施例2と同様に、サイドピラーインナーパネル7と一連に形成されている。
従って、この実施例では、サイドピラー補強部材付きサイドピラーインナーパネル7’とサイドピラーアウターパネル6とを組み合わせて固定するだけで、サイドピラー補強部材付きサイドピラー4’が形成される。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、同一構成には同一符号を付してその説明を省略する。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
従って、この実施例では、サイドピラー補強部材付きサイドピラーインナーパネル7’とサイドピラーアウターパネル6とを組み合わせて固定するだけで、サイドピラー補強部材付きサイドピラー4’が形成される。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、同一構成には同一符号を付してその説明を省略する。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
1 サイドピラー補強部材
2 縦方向キャビン強度部材(異形鋼管)
3 フロントピラー
4 サイドピラー
5 リヤピラー
6 サイドピラーアウターパネル
7 サイドピラーインナーパネル
8 ルーフアウターパネル
9 ルーフサイドアウターパネル
10 前リンク
11 後リンク
12 ルーフサイドインナーパネル
13 前リンク取付け用ブラケット
14 後リンク取付け用ブラケット
15 ドア
17 サイドリアガラス
20 キャビン
21 ルーフ
C1 前方のコーナー
C2 後方のコーナー
S 隙間
P11 第1枢支点
P21 第2枢支点
2 縦方向キャビン強度部材(異形鋼管)
3 フロントピラー
4 サイドピラー
5 リヤピラー
6 サイドピラーアウターパネル
7 サイドピラーインナーパネル
8 ルーフアウターパネル
9 ルーフサイドアウターパネル
10 前リンク
11 後リンク
12 ルーフサイドインナーパネル
13 前リンク取付け用ブラケット
14 後リンク取付け用ブラケット
15 ドア
17 サイドリアガラス
20 キャビン
21 ルーフ
C1 前方のコーナー
C2 後方のコーナー
S 隙間
P11 第1枢支点
P21 第2枢支点
Claims (5)
- キャビンの一側に設けた乗降口の少なくとも上部に、一端をドアに他端をキャビンに枢着した前後一対のリンクでドアの開閉を行う建設機械のキャビン構造において、
キャビンのサイドピラー上部と、該サイドピラーの上方に配置されてフロントピラーからキャビンの側面に沿って延びる縦方向キャビン補強部材とを一体に結合して閉断面を構成するサイドピラー補強部材を設けてなることを特徴とする建設機械のキャビン構造。 - サイドピラー補強部材で補強された個所に閉断面を構成するようにボックス構造のリンク取付け用ブラケットを固着すると共に、一方のリンクの枢支点を前記リンク取付け用ブラケットに配置してなることを特徴とする請求項1に記載の建設機械のキャビン構造。
- 縦方向キャビン補強部材が、フロントピラーから連続する異形鋼管、角パイプ、または曲げ板で構成された閉断面からなっていることを特徴とする請求項1または2に記載の建設機械のキャビン構造。
- サイドピラー補強部材が、サイドピラーと一体に形成されてなることを特徴とする請求項1、2または3のいずれかに記載の建設機械のキャビン構造。
- サイドピラー補強部材が、パイプまたは取付時に閉断面となる構造からなっていることを特徴とする請求項4に記載の建設機械のキャビン構造。
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102371874A (zh) * | 2010-08-20 | 2012-03-14 | 扬州神舟汽车内饰件有限公司 | 一种工程车驾驶室门框 |
JP7423493B2 (ja) | 2020-11-13 | 2024-01-29 | プレス工業株式会社 | 建設機械のキャビン用ドア構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001106122A (ja) * | 1999-10-06 | 2001-04-17 | Press Kogyo Co Ltd | スライドドアを備えた建設機械用キャブ |
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2005
- 2005-07-19 JP JP2005209299A patent/JP2007022407A/ja active Pending
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