JP5402885B2 - 補強部材 - Google Patents
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Description
インナパネルとアウタパネルとからなるボデーパネルを内側から補強する補強部材において、
前記インナパネルの内側に固定される固定面と、
前記アウタパネルの内側に結合される結合面と、
前記固定面から立設されて、前記結合面を支持する支持面と、
前記支持面の前記固定面側の端部に設けられ、前記インナパネルの内側に当接する当接部と、
前記支持面と前記固定面との間に前記当接部を挟むように1対で設けられ、任意の角度に折り曲げられた複数の折部から形成されて、外力により前記折部の角度が変わることで弾性変形可能な変形部とを有し、
前記結合面に垂直な力が働くときは、前記当接部及び前記支持面により前記結合面を支持して、当該補強部材の剛性を維持し、前記結合面に水平な力が働くときは、前記変形部が弾性変形して、前記結合面及び前記支持面の変位を吸収することを特徴とする。
上記第1の発明に記載の補強部材において、
前記支持面を複数有し、各支持面に対応して前記当接部及び1対の前記変形部を設けたことを特徴とする。
上記第1又は第2の発明に記載の補強部材において、
前記ボデーパネルは、1つの端部側に設けられた回転軸を回転中心として開閉可能な開閉部材であり、
前記当接部と前記当接部を挟む1対の前記変形部とを、前記回転軸の軸方向と交わる方向に、変形部、当接部、変形部の順に並ぶように配置したことを特徴とする。
折部の折り方向にもよるが、例えば、回転軸の軸方向と垂直に交わる方向に、変形部、当接部、変形部の順に並ぶように配置すれば、回転軸の軸方向と垂直に交わる方向へ、変形部の変位を許容することになり、又、回転軸の軸方向と斜めに交わる方向に、変形部、当接部、変形部の順に並ぶように配置すれば、回転軸の軸方向と斜めに交わる方向へ、変形部の変位を許容することになる。
上記第1〜第3のいずれか1つの発明に記載の補強部材において、
前記当接部は、前記インナパネルの内側に当接する当接点であり、
1対に設けた前記変形部におけるそれぞれの前記折部は、前記当接点を共通の交点とする複数の折り線を折り曲げて形成されて、互いに点対称に配置されることを特徴とする。
上記第1〜第3のいずれか1つの発明に記載の補強部材において、
前記当接部は、前記インナパネルの内側に当接する当接面と前記当接面から立設された1対の内側面からなり、
1対に設けた前記変形部におけるそれぞれの前記折部は、前記内側面に対面する外側に設けられると共に、前記固定面側から少なくとも2段以上ある階段形状からなることを特徴とする。
本実施例の補強部材は、一例として、図14、図15に示したようなテールゲートに適用するものである。従って、図14、図15に示した部材と同等のものには、同じ符号を付し、図1〜図7を参照して説明を行う。ここで、図1は、本実施例の補強部材単体の斜視図であり、図2は、その正面図であり、図3は、その一部を展開した展開図であり、図4は、本実施例の補強部材をテールゲートに取り付けた状態の断面上視図であり、図5は、その断面側視図であり、図6は、本実施例の補強部材が上下に振れたときの状態を説明する側視図であり、図7は、その断面モデル図である。なお、図1〜図7において、Xは、車両前後方向、Yは、車両左右方向、Zは、車両上下方向を示し、又、図5は、図14(a)のE−E線矢視断面図に相当する図である。
本実施例の補強部材も、一例として、図14、図15に示したようなテールゲートに適用するものである。従って、ここでも、図14、図15に示した部材と同等のものには、同じ符号を付し、図8〜図13を参照して説明を行う。ここで、図8は、本実施例の補強部材単体の斜視図であり、図9は、その正面図であり、図10は、その一部を展開した展開図であり、図11は、本実施例の補強部材をテールゲートに取り付けた状態の断面上視図であり、図12は、その断面側視図であり、図13は、本実施例の補強部材が上下に振れたときの状態を説明する断面モデル図である。なお、図8〜図13においても、Xは、車両前後方向、Yは、車両左右方向、Zは、車両上下方向を示し、又、図12は、図14(a)のE−E線矢視断面図に相当する図である。
11 インナパネル
12 アウタパネル
21 アウタリンホース
21a 結合面
21b 支持面
21c 固定面
22〜25 変形部
31 アウタリンホース
31a 結合面
31b 支持面
31c 固定面
32〜35 変形部
Claims (5)
- インナパネルとアウタパネルとからなるボデーパネルを内側から補強する補強部材において、
前記インナパネルの内側に固定される固定面と、
前記アウタパネルの内側に結合される結合面と、
前記固定面から立設されて、前記結合面を支持する支持面と、
前記支持面の前記固定面側の端部に設けられ、前記インナパネルの内側に当接する当接部と、
前記支持面と前記固定面との間に前記当接部を挟むように1対で設けられ、任意の角度に折り曲げられた複数の折部から形成されて、外力により前記折部の角度が変わることで弾性変形可能な変形部とを有し、
前記結合面に垂直な力が働くときは、前記当接部及び前記支持面により前記結合面を支持して、当該補強部材の剛性を維持し、前記結合面に水平な力が働くときは、前記変形部が弾性変形して、前記結合面及び前記支持面の変位を吸収することを特徴とする補強部材。 - 請求項1に記載の補強部材において、
前記支持面を複数有し、各支持面に対応して前記当接部及び1対の前記変形部を設けたことを特徴とする補強部材。 - 請求項1又は請求項2に記載の補強部材において、
前記ボデーパネルは、1つの端部側に設けられた回転軸を回転中心として開閉可能な開閉部材であり、
前記当接部と前記当接部を挟む1対の前記変形部とを、前記回転軸の軸方向と交わる方向に、変形部、当接部、変形部の順に並ぶように配置したことを特徴とする補強部材。 - 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の補強部材において、
前記当接部は、前記インナパネルの内側に当接する当接点であり、
1対に設けた前記変形部におけるそれぞれの前記折部は、前記当接点を共通の交点とする複数の折り線を折り曲げて形成されて、互いに点対称に配置されることを特徴とする補強部材。 - 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の補強部材において、
前記当接部は、前記インナパネルの内側に当接する当接面と前記当接面から立設された1対の内側面からなり、
1対に設けた前記変形部におけるそれぞれの前記折部は、前記内側面に対面する外側に設けられると共に、前記固定面側から少なくとも2段以上ある階段形状からなることを特徴とする補強部材。
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