JP2016184539A - 発光装置 - Google Patents

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俊彦 青木
鈴木 薫
Kaoru Suzuki
薫 鈴木
昌希 村形
Masaki Muragata
昌希 村形
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Abstract

【課題】、発光装置の端子に接続する配線を動きにくくする。【解決手段】発光装置10は、面発光部材100及び枠部材300を備えている。面発光部材100は発光部110を有している。枠部材300は、面発光部材100のうち光放射面とは逆側の面に重なっている。枠部材300には溝部330が設けられている。溝部330は、外部端子220,222に接続する配線を枠部材300の外部に引き出すために設けられている。そして枠部材300には、制限部が設けられている。この制限部は、配線の動きを制限するために設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置に関する。
近年は、発光素子として有機EL(Organic Electroluminescence)素子を有する発光装置の開発が進んでいる。有機EL素子は、有機層を、第1電極と、第2電極とで挟んだ構成を有している。発光装置の発光素子に有機EL素子を用いた場合、発光素子を面光源にすることができるため、発光装置をパネル形状にすることができる。
一方、発光装置は、一般的にケース等に収容された状態で使用される。例えば特許文献1には、有機EL素子を一対の樹脂基板で挟み、これら樹脂基板の側面を粘着テープで固定することが記載されている。また特許文献2には、発光パネルの非発光面側に配線基板を配置し、この発光パネルを、回路基板を収容したハウジングに装着することが記載されている。
特開2013−219184号公報 特開2012−186006号公報
発光装置を駆動させるためには、発光装置の端子に配線を接続する必要がある。しかし、配線を端子に接続した後、この配線が移動すると、配線と端子の接続部に力が加わり、配線が端子から外れたり、配線と端子の接続抵抗が上がる可能性が出てくる。
本発明が解決しようとする課題としては、発光装置の端子に接続する配線を動きにくくすることが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、発光部を有する面発光部材と、
前記面発光部材のうち光放射面とは逆側の面に重なる枠部材と、
を備え、
前記面発光部材は、前記逆側の面に、前記発光部に電気的に接続しており、配線が接続される端子を有し、
前記枠部材に設けられ、前記配線を前記枠部材の外に引き出すための溝部と、
前記枠部材に設けられ、前記配線の動きを制限する制限部と、
を備える発光装置である。
実施形態に係る発光装置の斜視図である。 発光装置の分解斜視図である。 面発光部材の平面図である。 基板の平面図である。 図4のA−A断面図である。 図5の変形例を示す断面図である。 枠部材の平面図である。 溝部の拡大図である。 発光装置の使用方法の一例を示す図である。 変形例に係る枠部材の平面図である。 図10のB−B断面図である。 変形例に係る発光装置の使用方法の一例を示す図である。 実施例に係る発光装置の斜視図である。 発光装置の分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、実施形態に係る発光装置10の斜視図である。図2は、発光装置10の分解斜視図である。発光装置10は、面発光部材100及び基板200を備えている。面発光部材100は発光部110を有している。基板200は、面発光部材100のうち光放射面とは逆側の面に重なる。また、基板200は、第1導体パターン230及び端子210,212(第1端子)を有している。第1導体パターン230は、発光部110が発した熱を外部に放熱するために設けられており、発光部110の50%以上と重なっている。端子210,212は発光部110に電気的に接続されている。そして、第1導体パターン230と端子210,212は一定距離以上離れている。ここで一定距離は、例えば6mm以上である。
また、発光装置10は、さらに外部端子220,222、及び枠部材300を有している。外部端子220,222は基板200に設けられており、面発光部材100の発光部110に電気的に接続している。外部端子220,222には配線(後述する配線500)が接続される。枠部材300は、面発光部材100のうち光放射面とは逆側の面に重なっている。本図に示す例では、枠部材300は、基板200を介して面発光部材100と重なっている。枠部材300には溝部330が設けられている。溝部330は、配線500を枠部材300の外部に引き出すために設けられている。そして枠部材300には、制限部(後述する制限部334,336,338)が設けられている。この制限部は、配線500の動きを制限するために設けられている。なお、面発光部材100及び基板200を一つの面発光部材とみなすこともできる。この場合、枠部材300は面発光部材に取り付けられることになる。
以下、発光装置10について、詳細に説明する。
発光装置10は、面発光部材100の非発光面側に、基板200及び枠部材300をこの順に重ねた構成を有している。基板200は面発光部材100に両面テープ410を用いて固定されており、枠部材300は基板200に両面テープ420を用いて固定されている。なお、両面テープ410,420の代わりに接着剤が用いられてもよい。
図3は、面発光部材100の平面図である。本図、図1、及び図2に示すように、面発光部材100は基板130を用いて形成されており、発光部110及び導電部材120,122を有している。
基板130は、ボトムエミッション型である場合は、例えばガラスや透光性の樹脂などの可視光を透過する材料で形成されている。ただし、発光装置10がトップエミッション型である場合、基板130は透光性を有さない材料で形成されていてもよい。基板130は、例えば矩形などの多角形である。基板130は可撓性を有していてもよい。基板130が可撓性を有している場合、基板130の厚さは、例えば10μm以上1000μm以下である。特に基板130がガラスである場合、基板130の厚さは、例えば200μm以下である。基板130が樹脂である場合、基板130は、例えばPEN(ポリエチレンナフタレート)、PES(ポリエーテルサルホン)、PET(ポリエチレンテレフタラート)、又はポリイミドを用いて形成されている。また、基板130が樹脂である場合、水分が基板130を透過することを抑制するために、基板130の少なくとも一面(好ましくは両面)に、SiNやSiONなどの無機バリア膜が形成されている。基板130は、多角形、例えば矩形である。
発光部110は有機EL素子を有している。この有機EL素子は、基板130のうち縁を除いたほぼ全面に形成されており、第1電極、有機層、及び第2電極をこの順に積層させた構成を有している。
第1電極は、可視光を透過する透明電極である。透明電極を構成する透明導電材料は、金属を含む材料、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、IWZO(Indium Tungsten Zinc Oxide)、ZnO(Zinc Oxide)等の金属酸化物である。第1電極の厚さは、例えば10nm以上500nm以下である。第1電極は、例えばスパッタリング法又は蒸着法を用いて形成される。なお、第1電極は、カーボンナノチューブ、又はPEDOT/PSSなどの導電性有機材料であってもよい。
有機層は発光層を有している。有機層は、例えば、正孔注入層、発光層、及び電子注入層を積層させた構成を有している。正孔注入層と発光層との間には正孔輸送層が形成されていてもよい。また、発光層と電子注入層との間には電子輸送層が形成されていてもよい。有機層は蒸着法で形成されてもよい。また、有機層のうち少なくとも一つの層、例えば第1電極と接触する層は、インクジェット法、印刷法、又はスプレー法などの塗布法によって形成されてもよい。なお、この場合、有機層の残りの層は、蒸着法によって形成されている。また、有機層のすべての層が、塗布法を用いて形成されていてもよい。
第2電極は、例えば、Al、Au、Ag、Pt、Mg、Sn、Zn、及びInからなる第1群の中から選択される金属、又はこの第1群から選択される金属の合金からなる金属層を含んでいる。この場合、第2電極は可視光を透過しない。第2電極の厚さは、例えば10nm以上500nm以下である。ただし、第2電極は、第1電極の材料として例示した材料を用いて形成されていてもよい。第2電極は、例えばスパッタリング法又は蒸着法を用いて形成される。
ただし、第2電極は、透明導電材料を用いて形成されていてもよい。この透明導電材料は、例えば第1電極の材料として例示した材料から選択される。この場合、第2電極は可視光を透過する。
また、基板130には第1端子及び第2端子が形成されている。第1端子は第1電極に電気的に接続しており、第2端子は第2電極に電気的に接続している。そして第1端子には導電部材120(例えばリード部材)の一端が取り付けられており、第2端子には導電部材122(例えばリード部材)の一端が取り付けられている。なお、導電部材120の他端120aは基板200の端子210に接続され、また導電部材122の他端122aは基板200の端子212に接続される。他端120a,122aは、いずれも基板130から浮いている。
本図に示す例において、基板130は矩形である。そして、第1端子及び導電部材120は、基板130のうち互いに対向する2辺に沿って配置されており、第2端子及び導電部材122は、基板130の残りの2辺に沿って配置されている。
図4は、基板200の平面図である。図5は、図4のA−A断面図である。図1、図2、図4、及び図5に示すように、基板200は、例えばプリント配線基板(printed circuit board)であり、端子210,212、外部端子220,222、及び配線238を有している。端子210には、図3に示した導電部材120の他端120aが接続され、端子212には、図3に示した導電部材122の他端122aが接続される。そして端子210は、基板200内の配線(図示せず)を介して外部端子220に電気的に接続しており、端子212は、基板200内の他の配線(図示せず)を介して外部端子222に電気的に接続している。なお、端子210,212、及び外部端子220,222は、基板200のうち面発光部材100とは逆側の面に設けられている。
基板200は、例えば基板130と同様の多角形、例えば矩形である。そして、端子210は、基板200のうち導電部材120に重なる辺に設けられており、外部端子220は、基板200のうち導電部材122に重なる辺に設けられている。また、基板200のうち端子210が設けられている辺には開口202が設けられており、基板200のうち端子212が設けられている辺には開口204が設けられている。開口202,204は、導電部材120,122を基板200のうち端子210,212が設けられている面側に引き出すために設けられている。なお、本図に示す例において、開口202,204は基板200の縁につながっているため、切欠きとなっている。
そして、基板200のうち、面発光部材100とは逆側の面には第1導体パターン230が設けられており、面発光部材100に対向する面には第2導体パターン232が設けられている。第1導体パターン230及び第2導体パターン232は、いずれも基板200の配線や端子と同一工程で形成されているため、これら配線や端子と同一の材料(例えば銅などの金属)によって形成されている。第1導体パターン230及び第2導体パターン232は、いずれも面発光部材100の発光部110の少なくとも50%以上(好ましくは80%以上、さらに好ましくは100%)と重なっているため、発光部110が発生した熱を外部に放射する機能を有する。また、第2導体パターン232の少なくとも一部は、第1導体パターン230と重なっている。
第1導体パターン230と第2導体パターン232は、熱的に結合している。本図に示す例では、基板200は、スルーホール235及び接続部材234を有している。スルーホール235は、第1導体パターン230と第2導体パターン232とが重なっている部分に設けられている。接続部材234はスルーホール235の中に位置しており、第1導体パターン230と第2導体パターン232とを接続している。このため、第1導体パターン230と第2導体パターン232は、接続部材234を介して熱的に結合している。
なお、第1導体パターン230及び第2導体パターン232がメッキ法を用いて形成されている場合、接続部材234も第1導体パターン230及び第2導体パターン232の少なくとも一方と同時に形成される。
そして、第1導体パターン230は、基板200の配線や端子のうち、発光部110に電気的に接続されていて第1導体パターン230と同一の面に形成されているもの(第1配線又は第1端子)、例えば端子210,212、外部端子220,222、及び配線238から一定距離L以上離れている。この距離Lは、例えば6mm以上である。また、第2導体パターン232も、基板200の配線や端子のうち、発光部110に電気的に接続されていて第2導体パターン232と同一の面に形成されているもの(第2端子又は第2配線)から一定距離L以上離れている。
図5に示す例では、接続部材234はスルーホール235の全体を埋めている。ただし、図6に示すように、接続部材234はスルーホール235の側面にのみ形成されていてもよい。
図7は、枠部材300の平面図である。図1、図2、及び図7に示すように、枠部材300は、例えば基板200と同様の多角形、例えば矩形である。枠部材300は面発光部材100及び基板200よりも少し大きい。枠部材300は、面発光部材100を機械的に支持するために設けられている。詳細には、枠部材300は、板状のベース部材310及び凸部320を有している。ベース部材310及び凸部320は一体成型されていてもよいし、別々に形成されていてもよい。
ベース部材310は、基板200と同様の多角形、例えば矩形である。ベース部材310は、基板200の第1導体パターン230と重なる領域に開口312を有している。開口312は、第1導体パターン230を露出するために設けられている。開口312が設けられることにより、第1導体パターン230からの放熱効率は高くなる。
また、ベース部材310は、基板200の外部端子220,222と重なる領域に開口314を有している。開口314が設けられることにより、後述する配線500を外部端子220,222に接続することができる。
凸部320は、ベース部材310のうち基板200とは逆側の面に、ベース部材310の縁に沿って設けられている。ただし、本図に示す例では、凸部320は開口314と重なる部分には設けられていない。凸部320に後述する溝部330を設けると、凸部320を外部設置面とした場合に溝部330は、開口314を介して外部端子220(又は外部端子222)と物理的に接続されるコネクタ部、開口314を介して外部端子220(又は外部端子222)と半田付けされる端子部、及び後述する配線500などの逃げとして機能する。また、枠部材300の強度を高めることにも寄与する。
また、凸部320には、溝部330が設けられている。溝部330は、後述する配線500を発光装置10の外部に引き出すために設けられている。本図に示す例において、枠部材300は矩形であり、開口314は枠部材300のある辺の近くに設けられている。そして溝部330は、枠部材300のうち開口314が設けられていない残りの辺(3つの辺)のそれぞれの中央に設けられている。なお、溝部330の深さは凸部320の高さよりも小さくてもよいし、凸部320の高さと同じであってもよい。前者の場合、溝部330の底部はベース部材310の上面よりも高くなる。後者の場合、溝部330の底面はベース部材310の上面と面一になる。
図8の各図は、溝部330の拡大図である。上記したように、溝部330には後述する配線500が通される。そして溝部330の側面332、又は凸部320の内側の側面には、制限部334(又は制限部336,338)が設けられている。制限部334(又は制限部336,338)は、配線500の動きを制限することで配線500が動いて配線500と外部端子220(又は外部端子222)との接続部に力が加わることを抑制するために設けられている。
図8(a)〜(d)に示す例では、制限部334は側面332に設けられた凸部である。制限部334は、溝部330の3つの側面332のそれぞれに設けられている。図8(a)に示す例において、2つの制限部334は、いずれも側面332の幅方向の中央部に設けられている。図8(b)及び(c)に示す例において、一方の制限部334は、側面332の中央よりも凸部320の外側面側(図中右側)に位置しており、他方の制限部334は、側面332の中央よりも凸部320の内側面側(図中左側)に位置している。特に図8(c)に示す例では、制限部334はいずれも側面332の幅方向の端に位置している。また図8(d)に示す例において、2つの制限部334は、いずれも側面332のうち凸部320の外側面側(図中右側)の端に位置している。なお、図8(a)〜(d)に示す制限部334は、半球状であるが、制限部334の形状はこれに限定されない。
また、図8(e)に示す例において、溝部330は、枠部材300の一辺に対して斜めに延在している。いいかえると、溝部330は、凸部320に対して斜めに延在している。そして制限部336は、溝部330の側面332と凸部320の側面のうち鋭角をなしている部分である。
また、図8(f)に示す例において、枠部材300は、互いに隣り合う2つの溝部330を有している。そして制限部338は、凸部320のうち2つの溝部330の間に位置する部分である。この例において、配線500は、これら2つの溝部330を通りつつ制限部338に巻き付けられる。なお、制限部334(又は制限部336,338)によって配線が断線しないように、また、配線の摩擦を高める滑り止めの役割として、各制限部は、例えば樹脂製の保護膜で覆われていてもよい。
図9は、発光装置10の使用方法の一例を示す図である。面発光部材100はパネル状であるため、発光装置10もパネル状である。そして複数の発光装置10は、例えば壁などの面に隙間なく取り付けられる。そして、これら複数の発光装置10は、配線500を用いて、電気的に直列に接続される。
詳細には、第1の配線500の一端は、第1の発光装置10の外部端子220に取り付けられ、第1の配線500の他端は、他の発光装置10の外部端子222に取り付けられる。この際、配線500は、枠部材300の溝部330を通る。溝部330を通る際、配線500のうち溝部330と重なる部分は、溝部330の制限部334(又は制限部336,338)に接する。このため、配線500の端を発光装置10の外部端子220,222に取り付けた後、配線500は動きにくくなる。従って、配線500と発光装置10の外部端子220,222との接続部に負荷が加わりにくくなる。
以上、本実施形態によれば、発光装置10は基板200を有している。基板200には、外部端子220,222、及び第1導体パターン230が設けられている。第1導体パターン230の少なくとも一部は、面発光部材100の発光部110と重なっている。このため、第1導体パターン230は、発光部110の放熱部として機能し、その結果、発光部110からの熱は放熱されやすくなる。また、基板200は外部端子220,222を設けるための基板であるため、発光装置10に組み込まれる必要がある。一方、基板200に第1導体パターン230を設けても、基板200は厚くならない。従って、発光装置10が厚くなることを抑制できる。さらに、第1導体パターン230は基板200内の配線や端子から一定距離離れている。従って、第1導体パターン230が基板200内の配線や端子と短絡することを抑制できる。
また、基板200のうち面発光部材100に対向する面には、第2導体パターン232が設けられている。第2導体パターン232は、接続部材234を介して第1導体パターン230に熱的に結合している。このため、発光部110で発生した熱は、第2導体パターン232、接続部材234を介して第1導体パターン230に伝わり、第1導体パターン230から外部に放熱される。従って、発光部110からの熱はさらに外部に放熱されやすくなる。なお、第2導体パターン232も基板200内の配線や端子から一定距離離れている。従って、第2導体パターン232が基板200内の配線や端子と短絡することを抑制できる。
また、枠部材300には溝部330が設けられている。溝部330は、配線500を発光装置10の外に引き出すために設けられている。そして枠部材300には、配線500の移動を制限する制限部334、制限部336、又は制限部338が設けられている。従って、配線500と発光装置10の外部端子220,222との接続部に負荷が加わりにくくなる。
(変形例)
図10は、変形例に係る発光装置10に用いられる枠部材300の平面図である。図11は、図10のB−B断面図である。本変形例に係る発光装置10は、枠部材300が凹部340を有している点を除いて、実施形態に係る発光装置10と同様の構成である。
発光装置10は枠部材300の縁に設けられている。具体的には、実施形態において凸部320はベース部材310の縁に沿って設けられていたが、本変形例において凸部320はベース部材310の縁よりも少し内側に位置している。そしてベース部材310のうち凸部320よりも外側に位置する部分が、凹部340になっている。凹部340は溝部330と繋がっている。そして溝部330及び凹部340は、枠部材300のうち基板200とは逆側の面に開口している。このため、発光装置10を壁等に取り付ける人は、配線500を、凹部340を経由して配線500を引き回すことができる。従って、凹部340内に配線500を引き回す時の作業負荷は小さくなる。なお、凹部340は、枠部材300のうち溝部330が位置する各辺の全体に設けられている。
図12は、発光装置10の使用方法の一例を示す図であり、実施形態における図9に対応している。本図に示す例においても、複数の発光装置10は、例えば壁などの面に隙間なく取り付けられる。そして、隣り合う発光装置10の凹部340が互いに繋がり、配線500を引き回すための空間を形成している。このため、配線500を引き回す時の作業負荷は小さくなる。また、配線500を、発光装置10と、その発光装置10から離れた発光装置10とに接続することもできる。言い換えると、配線500の引き回しの自由度が向上する。
以上、本変形例によっても、実施形態と同様に、発光部110からの熱は放熱されやすい。また、第1導体パターン230及び第2導体パターン232が、基板200内の配線や端子と短絡することを抑制できる。また、枠部材300に凹部340を設けたため、配線500の引き回しの自由度が向上する。
(実施例)
図13は、実施例に係る発光装置10の斜視図である。図14は、発光装置10の取付部材600及び両面テープ430を発光装置10の他の部分から外した状態の分解斜視図である。本実施例において、面発光部材100、基板200、及び枠部材300は、実施形態又はその変形例に示した構造を有している。そして、基板200の第1導体パターン230のうち枠部材300の開口312から露出している部分には、両面テープ430を用いて取付部材600が取り付けられている。
取付部材600は金属製の板(例えばステンレス製の板)であり、端部の一部が面発光部材100から離れる方向に折り曲げられ、取付部610となっている。取付部610の端部は、さらに取付部材600と平行になるように折り曲げられている。そしてこの平行な部分に、ネジやボルト等を通すための貫通孔612が設けられている。本図に示す例において、取付部材600は矩形であり、4つの角それぞれに取付部610が設けられている。
本実施例によれば、発光装置10は取付部材600を有しているため、発光装置10を壁等に取り付けやすくなる。また、取付部材600は金属であるため、取付部材600を設けても第1導体パターン230の放熱能力は低下しにくい。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 発光装置
100 面発光部材
110 発光部
120 導電部材
120a 他端
122 導電部材
122a 他端
200 基板
210 端子
212 端子
220 外部端子
222 外部端子
230 第1導体パターン
232 第2導体パターン
234 接続部材
235 スルーホール
238 配線
300 枠部材
330 溝部
334 制限部
336 制限部
338 制限部
340 凹部
500 配線
600 取付部材

Claims (7)

  1. 発光部を有する面発光部材と、
    前記面発光部材のうち光放射面とは逆側の面に重なる枠部材と、
    を備え、
    前記面発光部材は、前記逆側の面に、前記発光部に電気的に接続しており、配線が接続される端子を有し、
    前記枠部材に設けられ、前記配線を前記枠部材の外に引き出すための溝部と、
    前記枠部材に設けられ、前記配線の動きを制限する制限部と、
    を備える発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置において、
    前記枠部材は多角形を有しており、
    前記溝部は前記枠部材の一辺に対して斜めに延在しており、
    前記制限部は、前記溝部の側面と前記枠部材の側面のうち鋭角をなす部分である発光装置。
  3. 請求項1に記載の発光装置において、
    前記制限部は、前記溝部の側面に設けられた凸部である発光装置。
  4. 請求項1に記載の発光装置において、
    互いに隣り合う2つの前記溝部を備え、
    前記制限部は、前記枠部材のうち前記2つの溝部の間の部分であり、
    前記配線は、前記2つの溝部を通りつつ前記制限部に巻き付けられる発光装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記枠部材の外側面に設けられ、少なくとも前記溝部の周囲に位置する凹部を備える発光装置。
  6. 請求項5に記載の発光装置において、
    前記溝部及び前記凹部は、前記枠部材のうち前記面発光部材とは逆側に開口しており、かつ互いに繋がっている発光装置。
  7. 請求項6に記載の発光装置において、
    前記枠部材は多角形であり、
    前記凹部は前記枠部材のうち前記溝部が位置する辺の全体に設けられている発光装置。
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