JP2015018608A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】面光源を有する発光装置において、発光時の面光源の温度に面内分布が生じることを抑制する。【解決手段】発光装置10は、面光源100、回路基板200、及び配線層248を備えている。面光源100は発光層110を有している。回路基板200は、面光源100の第1面側に取り付けられている。配線層248は、回路基板200のうち上記した第1面に対向する対向面202に設けられている。第1導電パターン214は、配線層248の少なくとも一部であり、平面視で面光源100の少なくとも半分以上と重なっている。【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置に関する。
近年は、有機EL素子(Organic Electroluminescence)やLED(Light Emitting Diode)などの発光素子を用いた発光装置の開発が進んでいる。発光装置には、発光素子からの発熱を放熱する構造が必要である。例えば特許文献1には、LEDチップからの放熱性を向上させるために、LEDチップを実装する配線基板のうちLED素子が実装されていない面を、放熱面にすることが記載されている。特許文献1には、この放熱面に金属層を形成することも記載されている。
特開2008−28171号公報
近年は、発光素子を用いた面光源の開発も進んでいる。面光源では、発光時の温度に面内分布が生じる可能性が出てくる。この面内分布が生じると、発光素子の劣化速度に面内分布が生じてしまう。
本発明が解決しようとする課題としては、面光源を有する発光装置において、発光時の面光源の温度に面内分布が生じることを抑制することが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、発光層を有する面光源と、
前記面光源の第1面側に取り付けられた回路基板と、
前記回路基板のうち前記第1面に対向する対向面に設けられた配線層と、
前記配線層の少なくとも一部であり、平面視で前記面光源の少なくとも半分以上と重なっている第1導体パターンと、
を備える発光装置である。
実施形態に係る発光装置の構成を示す断面図である。 実施例1に係る発光装置の構成を示す断面図である。 面光源の詳細を示す断面図である。 回路基板の対向面の構成を示す平面図である。 図4のA−A断面図の第1例を示す図である。 図4のA−A断面図の第2例を示す図である。 図4のA−A断面図の第3例を示す図である。 実施例2に係る発光装置の構成を示す断面図である。 実施例3に係る回路基板の対向面の構成を示す平面図である。 図9のB−B断面図である。 実施例4に係る発光装置の構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、実施形態に係る発光装置10の構成を示す断面図である。本実施形態に係る発光装置10は、面光源100、回路基板200、及び配線層248を備えている。面光源100は発光層110を有している。回路基板200は、面光源100の第1面側に取り付けられている。配線層248は、回路基板200のうち上記した第1面に対向する対向面202に設けられている。第1導電パターン214は、配線層248の少なくとも一部であり、平面視で面光源100の少なくとも半分以上と重なっている。以下、詳細に説明する。
面光源100は、基板101を用いて形成されている。基板101は、例えばガラスや樹脂材料で形成されているが、他の材料によって形成されていても良い。基板101は、可撓性を有していても良い。基板101が可撓性を有している場合、基板101の厚さは、例えば0.5mm以上2mm以下である。
発光層110は例えば有機層であり、有機EL(Organic Electroluminescence)素子の一部を構成している。本図に示す例において、発光層110は、面光源100の第1面102に設けられている。そして、基板101のうち第1面102とは逆側の面は、光射出面となっている。
基板101の第1面102及び発光層110は、封止部材120によって封止されている。封止部材120、例えばガラスや樹脂材料によって形成されているが、他の材料によって構成されていても良い。本図に示す例において、封止部材120は、縁の全周を基板101に向けて折り曲げた形状を有しており、この縁の端部が、固定層(例えば粘着層又は接着層)を介して基板101の第1面102に固定されている。
基板101の第1面102には、第1受電端子130及び第2受電端子132が設けられている。第1受電端子130は駆動信号(電源電位)が印加される端子(電源端子)であり、第2受電端子132は接地電位が印加される端子(接地端子)である。第1受電端子130及び第2受電端子132は、いずれも発光層110に電気的に接続している。
回路基板200は、例えばプリント配線基板であり、少なくとも対向面202、及び対向面202とは逆側の面(外面204)のそれぞれに配線層を有している。ただし回路基板200は、さらに多くの配線層を有していても良い。回路基板200の厚さは、例えば0.3mm以上1mm以下である。回路基板200の対向面202には、第1給電端子210及び第2給電端子212が設けられている。第1給電端子210及び第2給電端子212は、対向面202の配線層248を用いて形成されていて良いし、配線層248とは別の導電体を用いて形成されていてもよい。そして第1給電端子210は第1受電端子130に対向しており、第2給電端子212は第2受電端子132に対向している。
そして、第1給電端子210は導電性接着層300を介して第1受電端子130に接続している。第2給電端子212も、導電性接着層300を介して第2受電端子132に接続している。導電性接着層300は、絶縁性の樹脂に、導電性の粒子(フィラー)を混ぜたものである。なお、導電性接着層300は、回路基板200を面光源100に機械的に固定する役割も果たしている。また、導電性接着層300の代わりにはんだを用いても良い。
回路基板200の外面204には、制御素子220が搭載されている。制御素子220は、発光層110の発光を制御するための素子(すなわち電力を制御する素子)であり、回路基板200に設けられた接続孔を介して、第1給電端子210及び第2給電端子212に接続している。
そして、回路基板200の対向面202には、第1導電パターン214が設けられている。第1導電パターン214は、配線層248の一部であり、第1給電端子210及び第2給電端子212と同一工程で形成されている。すなわち、第1導電パターン214は第1給電端子210及び第2給電端子212と同様の材料、例えば銅によって形成されている。
本図に示す例において、第1導電パターン214は面光源100、具体的には封止部材120に、熱的に接続している。ここで、「熱的に接続している」とは、封止部材120から第1導電パターン214に伝熱する状態にあることを指す。「熱的に接続している」例としては、封止部材120と第1導電パターン214が直接接している場合や、封止部材120が他の層(例えば粘着層や接着層)を介して第1導電パターン214に接している場合がある。
平面視において、第1導電パターン214は封止部材120の半分以上と重なっている。本図に示す例では、第1導電パターン214は封止部材120の全面と重なっている。このため、封止部材120の全面は、第1導電パターン214に熱的に接続していることになる。
そして、第1導電パターン214は、面光源100の発光層110の正極に電気的に接続していないのが好ましい。第1導電パターン214は、電気的にフローティングであっても良いし、接地されていてもよい。
以上、本実施形態によれば、回路基板200のうち面光源100に対向する面(対向面202)には、第1導電パターン214が形成されている。このため、第1導電パターン214は、面光源100に対して熱的に接続する。そして、第1導電パターン214は、平面視で面光源100の少なくとも半分以上と重なっている。従って、面光源100が発光しているときに、面光源100の温度に面内分布が生じることを抑制できる。
特に本図に示す例では、第1導電パターン214は封止部材120の全面と重なっている。このため、封止部材120の全面は、第1導電パターン214に熱的に接続していることになる。従って、上記した均熱効果はさらに大きくなる。
また本実施形態では、第1導電パターン214は、回路基板200の対向面202に設けられた配線層248の一部である。従って、金属などの伝熱部材を別に設ける場合と比較して、コストが低くなる。
(実施例1)
図2は、実施例1に係る発光装置10の構成を示す断面図である。本実施例において、回路基板200の外面204には、第1外部端子230及び第2外部端子232が設けられている。第1外部端子230及び第2外部端子232は、発光装置10を外部の電源端子に接続する。そして第1外部端子230及び第2外部端子232に供給された電力は、制御素子220を介して発光層110に供給される。
また、外面204には配線233が設けられている。配線233は回路基板200に設けられた接続孔208を介して第2給電端子212に接続しており、また、外面204上を引き回されることによって制御素子220に接続している。
また、回路基板200には貫通孔206が設けられている。貫通孔206は、平面視で第1導電パターン214と重なっており、封止部材120から第1導電パターン214に伝わってきた熱を外部に放熱する。本図に示す例において、貫通孔206は複数設けられている。
図3は、面光源100の詳細を示す断面図である。図3に示す例において、基板101と封止部材120とで封止された空間(以下、封止空間と記載)の中には、発光素子150が設けられている。発光素子150は、基板101の第1面102上に設けられており、第1電極112、有機層111、及び第2電極114をこの順に積層した構成を有している。有機層111には発光層110が含まれている。
第1電極112は例えば透光性を有する材料、例えばITO(Indium Thin Oxide)やIZO(インジウム亜鉛酸化物)などの無機材料、またはポリチオフェン誘導体などの導電性高分子によって形成されている。
第1電極112の一部は、基板101の第1面102上を、上記した封止空間の外まで延在しており、第1引出配線140となっている。そして、第1引出配線140の端部が、第1受電端子130となっている。なお、第1受電端子130は、上記した透光性を有する材料の上に、金属層(例えばAl層)を設けた構成であっても良い。
有機層111は、例えば、正孔輸送層、発光層110、及び電子輸送層を積層したものである。正孔輸送層は第1電極112に接しており、電子輸送層は第2電極114に接している。このようにして、有機層111は第1電極112と第2電極114の間で挟持されている。
なお、第1電極112と正孔輸送層との間には正孔注入層が形成されても良いし、第2電極114と電子輸送層との間には電子注入層が形成されてもよい。また、上記した各層の全てが必要ということではない。例えば電子輸送層内でホールと電子の再結合が生じている場合、電子輸送層が発光層の機能を兼ねているため、発光層は不要となる。また、これら第1電極112、正孔注入層、正孔輸送層、電子輸送層、電子注入層、及び第2電極114のうち、少なくとも1つは、インクジェット法などの塗布法を用いて形成されていても良い。また、有機層111と第2電極114との間には、LiFなどの無機材料で構成される電子注入層を設けても構わない。
第2電極114は、例えばAlなどの金属によって形成されている。そして、平面視で有機層111とは重ならない部分で、第2引出配線142と接続している。第2引出配線142は、基板101の第1面102上を、上記した封止空間の中から外まで延在している。そして、第2引出配線142の端部に、第2受電端子132が形成されている。第2引出配線142及び第2受電端子132は、第1引出配線140及び第1受電端子130と同様の構成を有している。
図4は、回路基板200の対向面202の構成を示す平面図である。本図に示す例において、回路基板200の平面形状は矩形である。なお、図示していないが、面光源100の基板101の平面形状も、矩形である。ただし、回路基板200の平面形状は、他の形状、例えば円形や楕円であっても良い。また、回路基板200の外形は、面光源100の外形とほぼ一致していても良い。
そして、上記したように、対向面202には、第1導電パターン214、第1給電端子210及び第2給電端子212が設けられている。第1導電パターン214は、対向面202の面積の半分以上を占めている。
また、貫通孔206の幅(例えば径)は、接続孔208の幅(例えば径)よりも大きくなっている。このようにすると、貫通孔206による放熱効果は大きくなる。なお、貫通孔206及び接続孔208は、例えばドリルを用いて形成されている。そしてこのドリルの径を異ならせることによって、貫通孔206の径を接続孔208の径よりも大きくすることができる。
また、回路基板200には複数の貫通孔206が設けられている。これら複数の貫通孔206は、制御素子220、第1外部端子230、及び第2外部端子232と重ならないように設けられている。
図5は、図4のA−A断面図の第1例を示している。本図に示す例において、回路基板200は、コア層244の対向面202側の面の上に配線層248を有しており、コア層244の外面204側の面の上に配線層246を有している。配線層248,246は、例えばCuであり、めっき法で形成されている。
配線層248は、例えば第1給電端子210、第2給電端子212、及び第1導電パターン214を含んでいる。配線層246は、上記した配線233、第1外部端子230、及び第2外部端子232を含むほか、第3導電パターン216を含んでいる。
配線233は、接続孔208の内壁に形成された導体パターン234を介して第2給電端子212(又は第2給電端子212に接続する配線)に接続している。言い換えると、導体パターン234は、第2給電端子212(又は第2給電端子212に接続する配線)と配線233の双方に接続している。導体パターン234は、例えば銅であり、第2給電端子212と同様にめっき法を用いて形成されている。
第3導電パターン216は、貫通孔206の周囲に形成されており、貫通孔206の内壁に形成された第2導電パターン215を介して第1導電パターン214に接続している。言い換えると、第2導電パターン215は、第1導電パターン214及び第3導電パターン216の双方に接続している。第3導電パターン216は、例えば導体パターン234と同じ金属(例えば銅)であり、導体パターン234と同一工程で形成されている。
また、配線層248は絶縁層240で覆われており、配線層246は絶縁層242で覆われている。絶縁層240,242は、例えばソルダーレジスト層である。そして、絶縁層240には開口が形成されており、この開口から第2給電端子212が露出している。一方、第1導電パターン214は、絶縁層240によって覆われている。
なお、第1給電端子210も、第2給電端子212と同様の構成を有している。
図6は、図4のA−A断面図の第2例を示している。本図に示す例は、第1導電パターン214が絶縁層240から露出している点を除いて、図5に示した例と同様の構造である。このようにすると、封止部材120から第1導電パターン214への熱の伝達効率は向上する。
図7は、図4のA−A断面図の第3例を示している。本図に示す例は、貫通孔206の内部が第2導電パターン215によって充填されており、かつ、接続孔208の内部が導体パターン234によって充填されている点を除いて、図5に示して例と同様の構造である。なお、本図に示す構造において、図6に示した例と同様に、第1導電パターン214は絶縁層240から露出していても良い。
本実施例によっても、面光源100が発光しているときに、面光源100の温度に面内分布が生じることを抑制できる。また、金属などの伝熱部材を別に設ける場合と比較して、コストが低くなる。さらに、回路基板200に貫通孔206を設けているため、封止部材120から第1導電パターン214に伝わった熱は放熱されやすくなる。従って、面光源100の温度が上昇することを抑制できる。また、貫通孔206の幅(例えば径)は、接続孔208の幅(例えば径)よりも大きくなっているため、この放熱効果はさらに大きくなる。
また、貫通孔206の内部には第2導電パターン215が形成されている。第2導電パターン215の一端側は第1導電パターン214に接続しており、第2導電パターン215の他端側は、外面204に形成された第3導電パターン216に接続している。従って、封止部材120から第1導電パターン214に伝わった熱は、第2導電パターン215を介して第3導電パターン216に伝わるため、さらに放熱されやすくなる。この効果は、図7に示したように貫通孔206の内部が第2導電パターン215によって充填されている場合に特に大きくなる。
(実施例2)
図8は、実施例2に係る発光装置10の構成を示す断面図であり、実施例1における図2に対応している。本実施例に係る発光装置10は、面光源100の封止部材120と回路基板200の第1導電パターン214の間に固定層400が設けられている点を除いて、実施例1に係る発光装置10と同様の構成である。固定層400は、例えば両面テープであり、回路基板200を封止部材120に固定している。
本実施例によっても、封止部材120の熱は、固定層400を介して第1導電パターン214に伝わる。従って、面光源100が発光しているときに、面光源100の温度に面内分布が生じることを抑制できる。また、固定層400を用いて回路基板200を封止部材120に固定しているため、回路基板200によって面光源100を補強することができる。
また、固定層400は面光源100の封止部材120に取り付けられている。封止部材120は、面光源100の光射出面とは逆側の面である。このため、固定層400によって面光源100からの光の放射が遮られることはない。
(実施例3)
本実施例に係る発光装置10は、回路基板200における導体パターンの構成を除いて、実施形態又は実施例1に係る発光装置10と同様の構成である。
図9は、本実施例に係る回路基板200の対向面202の構成を示す平面図である。図10は、図9のB−B断面図である。本実施例に係る回路基板200は、以下の点を除いて、実施形態、及び実施例1,2のいずれかに係る回路基板200と同様の構成である。
まず、図9に示すように、第1導電パターン214は、対向面202の縁の一部まで延在している。本図に示す例では、回路基板200の平面形状は矩形である。そして、第1給電端子210は回路基板200の第1辺に沿って設けられており、第2給電端子212は回路基板200の第1辺に対向する辺(第2辺)に沿って設けられている。そして、第1導電パターン214は、第2給電端子212及び第1給電端子210を避けるように、回路基板200の残りの2辺(第3辺及び第4辺)のそれぞれまで延在している。
そして、図9及び図10に示すように、回路基板200の側面のうち第3辺及び第4辺に位置する部分には、第4導電パターン217が設けられている。第4導電パターン217は、対向面202の縁において第1導電パターン214に繋がっている。
また、図10に示すように、回路基板200の外面204のうち第3辺の近傍及び第4辺の近傍には、導体パターン218が設けられている、導体パターン218は、外面204の縁において第4導電パターン217に繋がっている。
本実施例によっても、封止部材120の熱は第1導電パターン214に伝わる。従って、面光源100が発光しているときに、面光源100の温度に面内分布が生じることを抑制できる。また、第1導電パターン214に伝わった熱は、回路基板200の側面の第4導電パターン217に伝わる。従って、第1導電パターン214からの放熱効率は高くなるため、面光源100で発生した熱を効率よく放熱できる。また、第4導電パターン217に伝わった熱は、回路基板200の外面204の導体パターン218に伝わる。従って、第1導電パターン214からの放熱効率はさらに高くなるため、面光源100で発生した熱をさらに効率よく放熱できる。
(実施例4)
図11は、実施例4に係る発光装置10の構成を示す断面図である。本実施例に係る発光装置10は、伝熱層420を有している点を除いて、実施形態又は実施例1〜3に係る発光装置10と同様の構成である。本図は、実施例1と同様の場合を示している。
伝熱層420は、第1導電パターン214と封止部材120の間に設けられている。伝熱層420は、例えば厚さが50μm以上500μm以下の金属箔(例えば銅箔やアルミ箔)であり、面光源100の封止部材120に回路基板200を固定する際に、封止部材120と第1導電パターン214の間に配置される。伝熱層420を構成する材料は、封止部材120を構成する材料よりも熱伝導率が高ければ、金属以外の材料で形成されていても良い。
本実施例によっても、面光源100が発光しているときに、面光源100の温度に面内分布が生じることを抑制できる。また、第1導電パターン214と封止部材120の間に伝熱層420を設けているため、面光源100の温度に面内分布が生じることをさらに抑制できる。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 発光装置
100 面光源
102 第1面
110 発光層
120 封止部材
200 回路基板
202 対向面
204 外面
206 貫通孔
208 接続孔
214 第1導電パターン
215 第2導電パターン
216 第3導電パターン
217 第4導電パターン
233 配線
246 配線層
248 配線層
400 固定層
420 伝熱層

Claims (10)

  1. 発光層を有する面光源と、
    前記面光源の第1面側に取り付けられた回路基板と、
    前記回路基板のうち前記第1面に対向する対向面に設けられた配線層と、
    前記配線層の少なくとも一部であり、平面視で前記面光源の少なくとも半分以上と重なっている第1導体パターンと、
    を備える発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置において、
    前記面光源と前記第1導体パターンの間に設けられ、前記回路基板の前記対向面を前記面光源に固定する固定層を備える発光装置。
  3. 請求項2に記載の発光装置において、
    前記面光源は、前記発光層を封止する封止部材を前記第1面に有しており、
    前記固定層は、前記対向面を前記封止部材に固定する発光装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の発光装置において、
    平面視で前記第1導体パターンと重なっており、前記回路基板に設けられた貫通孔を備える発光装置。
  5. 請求項4に記載の発光装置において、
    前記配線層に設けられ、前記面光源に電気的に接続する端子と、
    前記回路基板のうち前記対向面とは逆側の面である反対面に搭載された制御素子と、
    前記反対面に設けられ、前記制御素子に接続する配線と、
    前記回路基板を貫通し、前記配線を前記端子に接続する接続孔と、
    を備え、
    前記貫通孔の幅は、前記接続孔の幅よりも大きい発光装置。
  6. 請求項5に記載の発光装置において、
    前記貫通孔内の少なくとも内壁に設けられており、前記第1導体パターンに接続する第2導体パターンと、
    前記配線と同一層に形成され、前記第2導体パターンに接続する第3導体パターンを備える発光装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記第1導体パターンは前記回路基板の縁まで延在しており、
    前記回路基板の側面のうち前記縁に位置する部分に設けられ、前記第1導体パターンに接続する第4導体パターンを備える発光装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記回路基板の前記対向面と前記面光源の間に設けられた伝熱層をさらに備える発光装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記第1導体パターンは前記面光源の発光層の正極に電気的に接続していない発光装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記第1導体パターンは電気的にフローティングであるか、又は接地されている発光装置。
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