JP2016183519A - 内装材用シーリング材 - Google Patents

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昌司 鈴木
昇平 樫村
Shohei Kashimura
昇平 樫村
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Abstract

【課題】クロス等の内装材同士の継ぎ目における経時、動的ストレス等による隙間の発生を防止でき、かつ、施工時の拭き取り具の洗浄性に優れる内装材用シーリング材及び内装材用シーリング材を用いる内装材の施工方法を提供する。【解決手段】ノニオン性ポリウレタン樹脂及び水性媒体を含む水性ポリウレタン樹脂組成物を含む内装材用シーリング材、及び前記内装材用シーリング材を用いる内装材の施工方法。【選択図】なし

Description

本発明は、内装材用シーリング材及び内装材用シーリング材を用いる内装材の施工方法に関する。
内装材であるクロス(壁紙)においては、クロス同士の継ぎ目(ジョイント)にシーリング材を塗布し継ぎ目を埋めて、継ぎ目が目立たないようにしている。
このようなシーリング材としては、アクリル共重合樹脂系、酢酸ビニル−パーサチック酸ビニル共重合樹脂系、パーサチック酸ビニル−アクリル共重合樹脂系、アクリル−スチレン共重合樹脂系、天然ゴム系、合成ゴム系、ウレタン系各接着剤組成物等から選ばれるコーキング剤を用いることが提案されている(特許文献1)。特許文献1においては、施工に際しては水系接着剤である方が取扱いに便利であること、壁紙が大きく収縮するものである場合にはゴム弾性に優れたアクリル系合成樹脂が配合されたものを用いるのが望ましいことも挙げている。
また、クロス同士の継ぎ目に塗料を塗り、塗布した塗料の余剰部分を除去手段を用いて除去することも提案されている(特許文献2)。特許文献2においては、塗料の除去手段としてスポンジを用いることが挙げられている。
このように内装材用シーリング材には、施工に際しての取扱い性、クロスの収縮への追随性、スポンジ等での余剰部分の除去性等の各種特性が要求されており、現在、施工現場においては、特許文献1で挙げられているような水系アクリル樹脂を配合したシーリング材が多く使用されている。
このような水系アクリル樹脂を配合したシーリング材においては、スポンジ等の拭き取り具で余剰部分を除去した場合でも、拭き取り具を水で洗浄すれば拭き取り具に付着した余剰のシーリング材を洗い流すことができ、拭き取り具を再度使用することができる。したがって、水系アクリル樹脂を配合したシーリング材においては、施工時の拭き取り具の洗浄性に優れ、施工現場での取り扱い性・施工効率での問題はなかった。
しかしながら、本発明者らが詳細に検討したところ、水系アクリル樹脂を配合したシーリング材は、クロスへの追随性は十分ではなく、シーリング材を施したクロス同士の継ぎ目に経時で隙間が発生することが判明した。この隙間の発生は、壁面と壁面との間、壁面と天井との間の入隅部において顕著であり、当該隙間は外観上問題となるばかりではなく、発生した隙間から建物内外の空気が流出入し室内環境の低下を招くこととなる。本発明者らが、クロス同士の継ぎ目に隙間が発生する原因を詳細に検討したところ、クロスの収縮に加え、木質の内装下地材を使用した建築物における木材の経年収縮、建物の振動・挙動による動的ストレス等により各クロスに相対的変位が生じ、これによりクロス同士の継ぎ目に隙間が発生することが判明した。
以上のように、内装材用シーリング材は種々提案されているが、クロス同士の継ぎ目における経時、動的ストレス等による隙間の発生を防止でき、かつ、施工時の拭き取り具の洗浄性に優れる内装材用シーリング材が望まれている。
特開2002−061368号公報 特開昭52−121923号公報
そこで、本発明は、クロス等の内装材同士の継ぎ目における経時、動的ストレス等による隙間の発生を防止でき、かつ、施工時の拭き取り具の洗浄性に優れる内装材用シーリング材及び内装材用シーリング材を用いる内装材の施工方法を提供することを目的とする。
発明が解決しようとする手段
本発明者らは、上記課題を解決するべく鋭意研究した結果、ノニオン性ポリウレタン樹脂及び水性媒体を含む水性ポリウレタン樹脂組成物を含む内装材用シーリング材が、クロス等の内装材同士の継ぎ目における経時、動的ストレス等による隙間の発生を防止でき、かつ、施工時の拭き取り具の洗浄性に優れることを知見し、本発明を完成するに至った。
本発明の具体的態様は以下のとおりである。
[1]ノニオン性ポリウレタン樹脂及び水性媒体を含む水性ポリウレタン樹脂組成物を含む内装材用シーリング材。
[2]さらに充填剤を含む[1]に記載の内装材用シーリング材。
[3]さらに添加剤を含む[1]又は[2]に記載の内装材用シーリング材。
[4]ノニオン性ポリウレタン樹脂を15〜45重量%、充填剤を30〜60重量%、添加剤を0.05〜5重量%、及び水性媒体を10〜40重量%含む[1]〜[3]のいずれか1つに記載の内装材用シーリング材。
[5]内装材がクロスである[1]〜[4]のいずれか1つに記載の内装材用シーリング材。
[6][1]〜[5]のいずれか1つに記載の内装材用シーリング材を用いて複数の内装材間の継ぎ目を充填する工程を有する内装材の施工方法。
[7]第1の内装材を建物の内部に貼る工程、
前記第1の内装材の端周辺部に[1]〜[5]のいずれか1つに記載の内装材用シーリング材を塗布する工程、
第2の内装材を建物の内部に貼る工程、
前記第1の内装材の端部と前記第2の内装材の端部とを互いに突き合わせる、又は前記第1の内装材の端周辺部と前記第2の内装材の端周辺部とを重ね合わせる工程、及び
前記第1の内装材の端部と前記第2の内装材の端部とを互いに突き合わせた部分、又は前記第1の内装材の端周辺部と前記第2の内装材の端周辺部とを重ね合わせた部分に[1]〜[5]のいずれか1つに記載の内装材用シーリング材を塗布する工程
を有する[6]に記載の内装材の施工方法。
[8]余剰の前記内装材用シーリング材を拭き取り具により除去する工程を含む[6]又は[7]に記載の内装材の施工方法。
[9]前記拭き取り具を洗浄する工程を含む[8]に記載の内装材の施工方法。
[10]前記拭き取り具がスポンジである[8]又は[9]に記載の内装材の施工方法。
本発明の内装材用シーリング材は、クロス等の内装材への追随性及び接着性が高いために、クロス等の内装材同士の継ぎ目における経時、動的ストレス等による隙間の発生を防止でき、かつ、施工時の拭き取り具の洗浄性に優れている。
本発明の内装材用シーリング材の施工方法は、前記内装材用シーリング材がクロス等の内装材への追随性及び接着性が高いために、クロス等の内装材同士の継ぎ目における経時、動的ストレス等による隙間の発生を防止でき、かつ、施工時の拭き取り具の洗浄性に優れた内装材用シーリング材を用いることにより施工効率に優れている。
実施例の内装材用シーリング材及び比較例の内装材用シーリング材における引張試験(最大点強度、クロスA使用)の試験結果を示す図面である。 実施例の内装材用シーリング材及び比較例の内装材用シーリング材における引張試験(最大点強度、クロスB使用)の試験結果を示す図面である。 実施例の内装材用シーリング材及び比較例の内装材用シーリング材における接着性の評価試験に使用する試験体を示す図面である。 実施例の内装材用シーリング材及び比較例の内装材用シーリング材における曝露試験の試験結果を示す図面である。 実施例の内装材用シーリング材及び比較例の内装材用シーリング材における拭き取り具の洗浄性の試験結果を示す図面である。
以下、本発明の内装材用シーリング材及び内装材用シーリング材を用いた内装材の施工方法を説明する。
内装材用シーリング材にはノニオン性ポリウレタン樹脂及び水性媒体を含む水性ポリウレタン樹脂組成物を配合する。
水性ポリウレタン樹脂組成物は特に限定されないが、ノニオン性ポリウレタン樹脂が水性媒体に分散、溶解したものが挙げられ、ノニオン性ポリウレタン樹脂が水性媒体に分散したものが好ましい。また、上記ノニオン性ポリウレタン樹脂が水性媒体に分散している水性ポリウレタン樹脂組成物は特に限定されないが、乳化剤(外部乳化剤)を用いて強制的に分散・安定化させる強制乳化型の水性ポリウレタン樹脂組成物、分子構造中に親水性基を有し、乳化剤が存在しなくても水中に分散・安定化する自己乳化型の水性ポリウレタン樹脂組成物が挙げられ、強制乳化型の水性ポリウレタン樹脂組成物が好ましい。
水性ポリウレタン樹脂組成物に含まれるノニオン性ポリウレタン樹脂は特に限定されない。また、上記ノニオン性ポリウレタン樹脂の製造方法も特には制限されず、例えば、ポリオールとポリイソシアネートとを反応させることによって製造することができる。
ノニオン性ポリウレタン樹脂を製造する際に使用できるポリオールとしては特に限定されず必要に応じて選択できるが、例えば、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオール、主鎖が炭素原子−炭素原子結合からなるポリオール等が挙げられる。これらは、単独で使用又は2種以上併用することができる。
ポリオールに使用可能なポリエーテルポリオールとしては特に限定されないが、例えば、分子中に活性水素含有基を2個以上有する反応開始剤と、アルキレンオキシドとの反応により得られる化合物等が挙げられる。
上記反応開始剤としては特に限定されず必要に応じて選択できるが、例えば、水、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ヘキサントリオール、トリエタノールアミン、ジグリセリン、ペンタエリスリトール、メチルグルコシド、ソルビトール、蔗糖、脂肪族アミン化合物、芳香族アミン化合物、蔗糖アミン化合物、燐酸、酸性リン酸エステル等を使用することができ、これらを単独使用または2種以上を併用してもよい。
上記アルキレンオキシドとしては特に限定されず必要に応じて選択できるが、例えば、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、テトラヒドロフラン等を使用することができ、これらを単独使用または2種以上を併用してもよい。
上記分子中に活性水素含有基を2個以上有する反応開始剤とアルキレンオキシドとの反応により得られるポリエーテルポリオールの具体例としては、例えば、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリブチレングリコール及びそれらの共重合体等が挙げられる。
また、上記ポリエーテルポリオールとしては、前記したものの他にテトラヒドロフランの開環重合により得られるポリテトラメチレングリコールや、ウレタン変性ポリエーテルポリオールや、ポリエーテルエステルコポリマーポリオールや、各種ポリオール中でアクリロニトリル及びスチレンモノマー等のビニル基含有モノマーをグラフト重合して得られるポリエーテルポリオール(一般に、ポリマーポリオールといわれる。)や、各種ポリエーテル中にポリウレアが安定分散したポリオール(一般にPHDポリオールといわれる。なお、PHDは、polyharnsstoff dispersionの略である。)を使用することもできる。これらを単独使用または2種以上を併用してもよい。
上記ポリオールに使用可能なポリエステルポリオールとしては特に限定されず必要に応じて選択できるが、例えば、低分子量ポリオールとポリカルボン酸とを反応させて得られるポリエステルポリオールや、環状エステル化合物を開環重合することによって得られるポリエステルポリオール等が挙げられる。
上記低分子量ポリオールとしては、例えば、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、3,3−ジメチロールへプタン、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン等を使用することができ、これら単独で使用又は2種以上併用することができる。
上記ポリカルボン酸としては、例えばコハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸、オルトフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸等を使用することができ、これら単独で使用又は2種以上併用することができる。
上記環状エステル化合物としては、例えば、ε−カプロラクトン、δ−バレロラクトン等を使用することができ、これら単独で使用又は2種以上併用することができる。
上記ポリオールに使用可能なポリカーボネートポリオールとしては、例えば、上記低分子量ポリオール及びアルキレンカーボネート等の縮合反応により得られるものが挙げられる。
上記ポリオールに使用可能な主鎖が炭素原子−炭素原子結合からなるポリオールとしては、例えば、ポリブタジエンポリオールや、水添ポリブタジエンポリオール等が挙げられる。
上記ノニオン系ポリウレタン樹脂を製造する際に使用できるポリイソシアネートとしては特に限定されず必要に応じて選択できるが、例えば、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,2’−ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート、カルボジイミド化ジフェニルメタンポリイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート等の芳香族ポリイソシアネート、あるいはキシリレンジイソシアネート、テトラメチルキシレンジイソシアネート等の芳香環にアルキレン基を介してイソシアネート基が結合しているジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、水添キシリレンジイソシアネート、ノルボルネンジイソシアネート等の脂環族ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、ダイマー酸ジイソシアネート等の脂肪族ジイソシアネート等が挙げられ、これら単独で使用又は2種以上併用することができる。
また、ノニオン系ポリウレタン樹脂を製造する際には、上記ポリオールや上記ポリイソシアネートの他に、必要に応じて、イソシアネート基と反応しうる活性水素を有する化合物を使用することができる。
上記活性水素を有する化合物としては特に限定されず必要に応じて選択できるが、例えば、低分子量ポリオール、脂肪族アミン、芳香族アミン、アルカノールアミン等の、一般的に鎖伸長剤として知られているものを使用することができる。
上記低分子量ポリオールとしては、上記ポリエステルポリオールを製造する際に使用可能なものとして例示した低分子量ポリオールと同様のものを使用することができる。
内装材用シーリング材に含まれるノニオン性ポリウレタン樹脂の配合量は特に限定されないが、内装材同士の継ぎ目における経時、動的ストレス等による隙間の発生の防止、施工時の拭き取り具の洗浄性の観点からは、内装材用シーリング材に対して、5〜60重量%が好ましく、15〜45重量%がより好ましく、25〜35重量%が最も好ましい。
水性ポリウレタン樹脂組成物に含まれる水性媒体は特に限定されないが、水、水と混和する有機溶剤、及び、これらの混合物が挙げられる。水と混和する有機溶剤としては、例えば、メタノール、エタノール、n−及びイソプロパノール等のアルコール類;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール等のポリアルキレングリコール類;ポリアルキレングリコールのアルキルエーテル類;N-メチル-2-ピロリドン等が挙げられる。これらは、単独で使用又は2種以上併用することができる。本発明では、水のみを用いても良く、また水及び水と混和する有機溶剤との混合物を用いても良く、水と混和する有機溶剤のみを用いても良い。安全性や環境に対する負荷の点から、水のみ、又は、水及び水と混和する有機溶剤との混合物が好ましく、水のみが特に好ましい。
内装材用シーリング材に含まれる水性媒体の配合量は特に限定されないが、内装材用シーリング材におけるノニオン性ポリウレタン樹脂の分散性、溶解性の観点からは、内装材用シーリング材に対して、5〜60重量%が好ましく、10〜40重量%がより好ましく、20〜30重量%が最も好ましい。
内装材用シーリング材に配合する充填材は特に限定されないが、無機充填剤、有機充填剤が挙げられる。
上記無機充填材としては特に限定されないが、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、シリカ、カーボンブラック、けいそう土、白土、カオリン、クレー、タルク、木粉、クルミ殻粉、もみ殻粉、無水ケイ酸、石英粉末、アルミニウム粉末、亜鉛粉末、アスベスト、ガラス繊維、炭素繊維、ガラスビーズ、アルミナ、ガラスバルーン、シラスバルーン、シリカバルーン酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化ケイ素等が挙げられる。これらは、単独で使用又は2種以上併用することができる。これらのうち、内装材用シーリング材の機械的強度、コストの観点からは、炭酸カルシウム、酸化チタン、シリカが好ましく、炭酸カルシウムが最も好ましい。
上記有機充填剤としては特に限定されないが、アクリル、スチレン、シリコーン、ポリウレタン、アクリルウレタン、ベンゾグアナミンおよびポリエチレンの各樹脂のビーズが挙げられる。これらは、単独で使用又は2種以上併用することができる。
内装材用シーリング材に含まれる充填材の配合量は特に限定されないが、内装材用シーリング材の機械的強度、コストの観点からは、内装材用シーリング材に対して、20〜70重量%が好ましく、30〜60重量%がより好ましく、40〜50重量%が最も好ましい。
内装材用シーリング材に配合する添加剤としては特に限定されないが、増粘剤、帯電防止剤、有機顔料、スリップ剤、分散剤、シランカップリング剤、レベリング剤、消泡剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等が挙げられ、これらは、単独で使用又は2種以上併用することができる。これらのうち、内装材用シーリング材の施工のしやすさの観点からは、増粘剤が好ましい。
上記増粘剤としては特に限定されないが、「UH−814N」、「UH−462」、「UH−420」、「UH−472」、「UH−540」(以上、ADEKA社製)、「SNシックナー612」、「SNシックナー621N」、「SNシックナー625N」、「SNシックナー627N」(以上、サンノプコ社製)、「A−S−A ER−3」、「A−S−A ER−90」(以上、伊藤製油社製)等のウレタン会合型増粘剤;ケイ酸塩、金属ケイ酸塩、モンモリロナイト、有機モンモリロナイト、コロイド状アルミナ等の無機系増粘剤;ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体等のポリアクリル酸系増粘剤;カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等の繊維素誘導体系増粘剤;カゼイン、カゼイン酸ソーダ、カゼイン酸アンモニウム等のタンパク質系増粘剤;アルギン酸ソーダ等のアルギン酸系増粘剤;ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルベンジルエーテル共重合体等のポリビニル系増粘剤;プルロニックポリエーテル、ポリエーテルジアルキルエステル、ポリエーテルジアルキルエーテル、ポリエーテルエポキシ変性物等のポリエーテル系増粘剤;ビニルメチルエーテル−無水マレイン酸共重合体の部分エステル等の無水マレイン酸共重合体系増粘剤;ポリアマイドアミン塩等のポリアマイド系増粘剤等を挙げることができ、これらは、単独で使用又は2種以上併用することができる。これらのうち、増粘性の観点からは、ウレタン会合型増粘剤が好ましい。
内装材用シーリング材に含まれる添加剤の配合量は特に限定されないが、添加剤の内装材用シーリング材への分散性、溶解性の観点からは、内装材用シーリング材に対して、0.01〜10重量%が好ましく、0.05〜5重量%がより好ましく、0.1〜1重量%が最も好ましい。
内装材用シーリング材の破断強度Tb(N/cm)は特に限定されないが、内装材同士の継ぎ目における経時、動的ストレス等による隙間の発生の防止の観点からは、200(N/cm)以上が好ましく、300(N/cm)以上がより好ましく、400(N/cm)以上が最も好ましい。内装材用シーリング材の破断強度Tb(N/cm)が上記範囲であれば、複数の内装材間に塗布した場合に、十分な強度により内装材間の隙間の発生を防止することができる。
内装材用シーリング材の破断時伸びEb(%)は特に限定されないが、内装材同士の継ぎ目における経時、動的ストレス等による隙間の発生の防止の観点からは、400(%)以上が好ましく、405(%)以上がより好ましく、410(%)以上が最も好ましい。内装材用シーリング材の破断時伸びEb(%)が上記範囲であれば、仮に内装材の継ぎ目において内装材間の隙間が発生した場合でも十分な伸びによりシーリング材が追随し内装材間の隙間がそれ以上拡大するのを防ぐことができる。
本発明において、内装材用シーリング材の引張特性(破断強度Tb(N/cm)、破断時伸びEb(%))は以下の条件において測定したものとする。
(引張特性)
内装材用シーリング材を離型紙上に厚みが2mmとなるように塗布し、23℃、50%RH雰囲気下で7日間養生することにより、シーリング材のシートを得る。JIS K6251:2010に基づいて、得られたシーリング材のシートからダンベル状3号形試験片を作製し、該試験片を用いて25℃雰囲気下において、引張試験機(株式会社東洋精機製作所社製、商品名STROGRAPH VG10−E)を用いて引張試験(引張速度500mm/min)を実施して破断強度Tb(N/cm)、破断時伸びEb(%)を測定する。
本発明の内装材用シーリング材を適用する内装材としては特に限定されないが、クロス(壁紙)、床材等が挙げられ、これらのうちクロス(壁紙)が好ましい。上記内装材としては特に限定されないが、耐汚染性、耐擦傷性の観点からは、電離放射線硬化型樹脂をコート(EBコート)したものが好ましく、また、汚れにくさの観点からは、可塑剤を使用していないものが好ましい。
本発明の内装材用シーリング材を適用する内装材を構成する材質としては特に限定されないが、ポリオレフィン系樹脂等の非塩化ビニル系樹脂、塩化ビニル系樹脂等が挙げられ、環境への配慮の観点からは、非塩化ビニル系樹脂が好ましい。
本発明の内装材用シーリング材は内装材の継ぎ目(ジョイント)に充填する。本発明において内装材の継ぎ目とは、複数の内装材間の隙間を意味し、継ぎ目においては複数の内装材同士が接していても、接していなくてもどちらでもよい。
本発明において内装材の端部とは、内装材の端の部分を意味し、長尺の内装材を切断した場合の切断面に相当し、小口ともいう。
本発明において内装材の端周辺部とは、内装材の端に始まり端の内側約1cmまでの領域を意味する。
本発明者らの詳細な検討により、従来の水系アクリル樹脂を配合したシーリング材は、内装材への追随性は十分ではなく、シーリング材を施した内装材同士の継ぎ目に経時、動的ストレス等による隙間が発生することが判明した。当該隙間は外観上問題となるばかりではなく、発生した隙間から建物内外の空気が流出入し室内環境の低下を招くこととなる。本発明者らが、内装材同士の継ぎ目に隙間が発生する原因を詳細に検討したところ、内装材の収縮に加え、木質の内装下地材を使用した建築物における木材の経年収縮、建物の振動・挙動による動的ストレス等が関係していることが判明した。この隙間の発生は、同一壁面におけるクロス同士の継ぎ目、床面における床材同士の継ぎ目でも発生し得るが、第1の壁面と第2の壁面との間、壁面と天井との間の入隅部におけるクロス同士の継ぎ目において特に顕著である。したがって、本発明の内装材用シーリング材及び内装材用シーリング材を用いた内装材の施工方法は、入隅部におけるクロス同士の継ぎ目に適用することが好ましい。
内装材としてクロスを使用した場合の施工方法としては特に限定されないが、重ね合わせ施工法、突き合わせ施工法等がある。重ね合わせ施工法は、重ね切り施工法とも呼ばれ、隣り合うクロスの継ぎ目(ジョイント)部を数cm重ねた後に、両クロスをカッター等の刃物で重ね裁断し、両クロスの不要な部分を取り除いた後、ジョイントローラー等で納める施工法である。一方、突き合わせ施工法は、突きつけ施工法とも呼ばれ、予め壁面に貼着したクロスに別のクロスを貼着する際に、隣接するクロス同士の端部(小口)を突き合わせて納める施工法である。
一般的に施工現場においては、複数の内装材間にシーリング材を塗布し、その後、はみ出した余剰のシーリング材をスポンジ等の拭き取り具により拭い取っている。このスポンジ等の拭き取り具は施工現場において繰り返し使用するため、拭き取り具に付着したシーリング材は簡単に洗い流せることが望ましく、これにより現場での拭き取り作業性が向上する。
本発明の内装材用シーリング材及び内装材用シーリング材を用いた内装材の施工方法においては、スポンジ等の拭き取り具で余剰部分を除去した場合でも、拭き取り具を水で洗浄すれば拭き取り具に付着した余剰のシーリング材を洗い流すことができ、拭き取り具を再度使用することができる。これにより、施工現場で拭き取り具を交換する回数が減少し、コストの削減、施工時間の短縮化を実現できる。したがって、本発明の内装材用シーリング材及び内装材用シーリング材を用いた内装材の施工方法においては、施工時の拭き取り具の洗浄性に優れ、施工現場での取り扱い性、コスト削減性、施工効率に優れる。
上記拭き取り具としては特に限定されないが、スポンジ、布等が挙げられ、スポンジが好ましい。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
(実施例1)
ノニオン性強制乳化型ポリウレタン樹脂及び水性媒体を含む水性ポリウレタン樹脂組成物(株式会社ADEKA社製、商品名HUX−830、固形分54%)50重量部、増粘剤(伊藤製油株式会社社製、商品名A−S−A ER−3)0.5重量部、及び炭酸カルシウム50重量部を混合し、ノニオン性ポリウレタン樹脂及び水性媒体を含む水性ポリウレタン樹脂組成物を含むシーリング材(以下「シーリング材A」という。)を製造した。
(比較例1)
ノニオン性ポリウレタン樹脂及び水性媒体を含む水性ポリウレタン樹脂組成物の代わりにアニオン性強制乳化型ポリウレタン樹脂及び水性媒体を含む水性ポリウレタン樹脂組成物(株式会社ADEKA社製、商品名HUX−282、固形分55%)を用いた以外は、実施例1と同様にして、アニオン性ポリウレタン樹脂及び水性媒体を含む水性ポリウレタン樹脂組成物を含むシーリング材(以下「シーリング材B」という。)を製造した。
(比較例2)
比較例2として市販の水性アクリル樹脂を含むシーリング材(ヤヨイ化学工業株式会社社製、商品名「ジョイントコーク・A」)(以下「シーリング材C」という。)を準備した。
(評価)
実施例1で製造したシーリング材A、比較例1で製造したシーリング材B、及び比較例2のシーリング材Cを用いて、以下のとおり、引張特性、内装材との接着性、曝露試験及び拭き取り具の洗浄性の評価を行った。
(1)引張特性
シーリング材A〜Cについて、各シーリング材をそれぞれ離型紙上に厚みが2mmとなるように塗布し、23℃、50%RH雰囲気下で7日間養生することにより、各シーリング材のシートを得た。JIS K6251:2010に基づいて、得られた各シーリング材のシートからダンベル状3号形試験片を作製し、該試験片を用いて25℃雰囲気下において、引張試験機(株式会社東洋精機製作所社製、商品名STROGRAPH VG10−E)を用いて引張試験(引張速度500mm/min)を実施して破断強度Tb(N/cm)、破断時伸びEb(%)を測定した。そして、以下の基準に基づいて評価を行った。以下の基準に基づいて評価が○であれば、シーリング材が十分な強度及び伸びを示すことにより、複数のクロス間に塗布した場合に、十分な強度によりクロス間の隙間の発生を防止し、また仮にクロスの継ぎ目においてクロス間の隙間が発生した場合でも十分な伸びによりシーリング材が追随しクロス間の隙間がそれ以上拡大するのを防ぐことができる。これにより、クロスの収縮、動的ストレス等によるクロス端部周りの隙間の発生、特に入隅部におけるクロス端部周りの隙間の発生を防止することができる。
○:破断強度Tb(N/cm)≧200(N/cm)、及び破断時伸びEb(%)≧400(%)の両条件を満たす。
△:破断強度Tb(N/cm)<200(N/cm)、及び破断時伸びEb(%)<400(%)のいずれか1つの条件を満たす。
×:破断強度Tb(N/cm)<200(N/cm)、及び破断時伸びEb(%)<400(%)の両条件を満たす。
(2)内装材との接着性
内装材として2種類のクロス(壁紙):クロスA(大日本印刷株式会社社製、商品名W−ebクロス)及びクロスB(株式会社トッパンコスモ社製、商品名エコバリアクロス)を使用した。まず、クロスAを2枚突合せた試験体(図3参照)の表面、裏面又は両面に各シーリング材を約0.4mmの厚みで塗布して接着性試験体を作成し、23℃、50%RHで7日間養生した。養生後の接着性試験体を用いて、25℃雰囲気下において、引張試験機(株式会社東洋精機製作所社製、商品名STROGRAPH VG10−E)を用いて引張試験(引張速度0.5mm/min)を実施し、最大点強度を測定した。2枚のクロスの間に隙間が発生した時点で試験を終了した。また、クロスAの代わりにクロスBを用いた以外は、上記と同様にして引張試験を実施し、最大点強度を測定した。
一般的にクロスにおいて、表面側は防汚、耐擦過等のための表面処理が施されておりシーリング材等への接着性は小さいものとなるが、裏面側は未処理であるためシーリング材等への接着性は大きい。複数の内装材間の隙間にシーリング材を塗布した場合、クロスの表面のみならず裏面にもシーリング材が入り込むため、クロスの裏面に付着した場合、及びクロスの両面に付着した場合の接着性が問題となる。したがって、上記接着性の評価においては、以下の基準に基づいて評価を行った。以下の基準に基づいて評価が○であれば、シーリング材がクロスへの十分な接着性を示すことにより、複数のクロス間に塗布した場合に、複数のクロス同士をしっかりと接着しクロス間の隙間の発生を防止することができる。これにより、クロスの収縮、動的ストレス等によるクロス端部周りの隙間の発生、特に入隅部におけるクロス端部周りの隙間の発生を防止することができる。
(各クロスの評価)
○:裏面及び両面の両テストにおいて最大点強度≧10(N)の条件を満たす。
△:裏面及び両面のいずれかのテストにおいてのみ最大点強度≧10(N)の条件を満たす。
×:裏面及び両面の両テストにおいて最大点強度<10(N)の条件を満たす。
(総合評価)
○:クロスA及びBの両クロスにおいて評価が○である。
△:クロスA及びBの両クロス又はいずれか1つにおいて評価が△である。
×:クロスA及びBの両クロスにおいて評価が×である。
(3)曝露試験
シーリング材A〜Cについて、各シーリング材をそれぞれ上記クロスA上に厚みが0.4mmとなるように塗布し、23℃、50%RH雰囲気下で7日間養生することにより、曝露試験体を得た。各曝露試験体について、以下の1)〜3)の3つの条件でそれぞれ曝露試験を行った。
1)窓際曝露:南向きのガラス窓を有する住居において、ガラス窓越しに日光が当たるように各曝露試験体を南向きに地面に対して垂直に立て、5週間、日光への曝露を行った。
2)熱処理:各曝露試験体を加熱機(楠本化成株式会社社製、商品名ETAC FX222C)に入れ、80℃で5週間、加熱条件下での曝露を行った。
3)促進曝露:サンシャインウェザーメーター(スガ試験機株式会社社製、商品名サンシャインウェザーメーター S80)を用いて、照射照度(255W/m)、照射光の波長300〜700nm、ブラックパネル(BP)温度63℃、50%RH、120分の内18分降雨の試験条件で750時間試験を行った。
上記1)〜3)の3つの条件それぞれにおいて、曝露試験前後の各シーリング材の外観の変化を目視で観察し、以下の基準に基づいて評価を行った。
○:曝露前後においてシーリング材の外観に変化が見られない。
×:曝露前後においてシーリング材の外観に変化が見られた。
(4)拭き取り具の洗浄性
拭き取り具としてスポンジを用いた。まず、各シーリング材を3mmの厚みで離型紙上に塗布し、室温で15分間養生した。その後、水に浸した後によく絞ったスポンジを用意し、各シーリング材をこのスポンジで拭き取り、拭き取った後のスポンジを室温で15分間放置した。その後、放置後のスポンジを水に浸して洗浄した。洗浄後のスポンジの拭き取り面の状態を目視で観察し、拭き取ったシーリング材が水による洗浄で除去できているかを目視で観察し、以下の基準に基づいて評価を行った。
○:シーリング材が洗浄後のスポンジ表面の孔に入り込んでおらず、スポンジを再度拭き取り具として使用することができる。
×:シーリング材が洗浄後のスポンジ表面の孔に入り込んでおり、スポンジを再度拭き取り具として使用することができない。
一般的に施工現場においては、複数の内装材間にシーリング材を塗布し、その後、はみ出した余剰のシーリング材をスポンジ等の拭き取り具により拭い取っている。このスポンジ等の拭き取り具は施工現場において繰り返し使用するため、拭き取り具に付着したシーリング材は簡単に洗い流せることが望ましく、これにより現場での拭き取り作業性が向上する。
以下の表1〜4、並びに図1、2、4及び5に評価結果を示す。
上記表1の結果からわかるように、実施例1は比較例1及び2に比べて、破断時強度及び破断時伸び率共に十分な値を示し、これにより、本発明の内装材用シーリング材がクロスの収縮、動的ストレス等によるクロス端部周りの隙間の発生を防止することができることが確認できた。
上記表2、図1及び2の結果からわかるように、実施例1は比較例1及び2に比べて、裏面に塗布した場合及び両面に塗布した場合の最大点強度が十分な値を示し、これにより、本発明の内装材用シーリング材がクロスの収縮、動的ストレス等によるクロス端部周りの隙間の発生を防止することができることが確認できた。
上記表3及び図4の結果からわかるように、実施例1は比較例1及び2と同様に、各種曝露試験後においても変化が見られず、これにより、本発明の内装材用シーリング材が十分な耐曝露性を有することが確認できた。
上記表4及び図5の結果からわかるように、実施例1は比較例2と同様に、スポンジの洗浄性に優れており、これにより、本発明の内装材用シーリング材が施工現場における十分な拭き取り作業性を有することが確認できた。一方、比較例1は実施例1と同様のポリウレタン樹脂を含むシーリング材であるにも関わらずポリウレタン樹脂がノニオン性のものではないために、スポンジの洗浄性に劣り、施工現場における拭き取り作業性に劣っている。
以上より、本発明の内装材用シーリング材は、クロス端部周りの隙間の発生を防止することができ、かつ、スポンジの洗浄性に優れ施工現場における十分な作業性を有するというこれまでのシーリング材にはない顕著な効果を備えていることが確認できた。

Claims (10)

  1. ノニオン性ポリウレタン樹脂及び水性媒体を含む水性ポリウレタン樹脂組成物を含む内装材用シーリング材。
  2. さらに充填剤を含む請求項1に記載の内装材用シーリング材。
  3. さらに添加剤を含む請求項1又は2に記載の内装材用シーリング材。
  4. ノニオン性ポリウレタン樹脂を15〜45重量%、充填剤を30〜60重量%、添加剤を0.05〜5重量%、及び水性媒体を10〜40重量%含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の内装材用シーリング材。
  5. 内装材がクロスである請求項1〜4のいずれか1項に記載の内装材用シーリング材。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の内装材用シーリング材を用いて複数の内装材間の継ぎ目を充填する工程を有する内装材の施工方法。
  7. 第1の内装材を建物の内部に貼る工程、
    前記第1の内装材の端周辺部に請求項1〜5のいずれか1項に記載の内装材用シーリング材を塗布する工程、
    第2の内装材を建物の内部に貼る工程、
    前記第1の内装材の端部と前記第2の内装材の端部とを互いに突き合わせる、又は前記第1の内装材の端周辺部と前記第2の内装材の端周辺部とを重ね合わせる工程、及び
    前記第1の内装材の端部と前記第2の内装材の端部とを互いに突き合わせた部分、又は前記第1の内装材の端周辺部と前記第2の内装材の端周辺部とを重ね合わせた部分に請求項1〜5のいずれか1項に記載の内装材用シーリング材を塗布する工程
    を有する請求項6に記載の内装材の施工方法。
  8. 余剰の前記内装材用シーリング材を拭き取り具により除去する工程を含む請求項6又は7に記載の内装材の施工方法。
  9. 前記拭き取り具を洗浄する工程を含む請求項8に記載の内装材の施工方法。
  10. 前記拭き取り具がスポンジである請求項8又は9に記載の内装材の施工方法。
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