JP2016181635A - 基板搬送装置、基板処理装置、および基板搬送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】動力源の数を抑えつつ、処理空間の遮断と連通とを切り替えることができる基板搬送装置、当該基板搬送装置を備えた基板処理装置、および基板処理方法を提供する。【解決手段】この基板搬送装置30は、搬入された基板を傾斜させ、傾斜姿勢を維持したまま基板を搬出する。基板搬送装置30は、搬入口311と搬出312とを備える筐体31と、筐体31の内部において基板を搬送するローラ搬送機構32と、ローラ搬送機構32を傾斜させる傾斜機構33と、搬入口311を開閉する第1遮蔽板34と、搬出口312を開閉する第2遮蔽板35と、を有する。搬入口311および搬出口312の少なくとも一方は、傾斜駆動と連動して開閉される。このため、動力源の数を抑えつつ、処理空間の遮断と連通とを切り替えることができる。【選択図】図3

Description

本発明は、基板搬送装置、当該基板搬送装置を備えた基板処理装置、および基板搬送方法に関する。
従来、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、PDP用ガラス基板、有機EL用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、カラーフィルタ用基板、記録ディスク用基板、太陽電池用基板、電子ペーパー用基板などの精密電子装置用基板の製造工程では、基板を搬送する基板搬送装置が使用されている。基板は、基板搬送装置により、複数の処理室の間で順次に搬送されながら、各処理室において予め定められた処理を受ける。
各処理室の内部は、処理に必要な気体や、処理に伴い生じた気体などで、雰囲気制御されている。このため、ある処理室の内部の気体が隣接する処理室へ流れ込むと、隣接する処理室における処理が乱され、プロセス不良を招来する要因となる。そのようなプロセス不良が発生し得る場合には、処理室間を遮断し、隣接する処理室の雰囲気が互いに影響しないようにすることが必要となる。
特許文献1には、処理室の間にシャッタを備える中間室を設け、当該シャッタにより処理室間を遮断し、隣接する処理室への気流の侵入を防ぐ基板処理装置が記載されている。
特開2009−202088号公報
しかし、シャッタにより処理室間を遮断する装置では、シャッタを動作させるための動力源が必要である。複数のシャッタに個別に動力源を設けると、装置構成が複雑化し、装置コストが増加する。また、動力源の数が増えることで、パーティクルが発生するリスクも増加する。また、動力源の数が増えると、基板の動きに合せて、各動力源の駆動タイミングを制御する必要がある。このため、基板処理装置全体としての制御も複雑となる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、動力源の数を抑えつつ、処理空間の遮断と連通とを切り替えることができる基板搬送装置、当該基板搬送装置を備えた基板処理装置、および基板処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、基板搬送装置であって、搬入口と搬出口とを備える筐体と、前記筐体の内部において、基板を支持しつつ、前記搬入口から前記搬出口へ向かう搬送方向に基板を搬送する搬送機構と、前記搬送機構に支持された基板を傾斜させる傾斜機構と、前記搬入口を開閉する第1遮蔽板と、前記搬出口を開閉する第2遮蔽板と、を有し、前記第1遮蔽板および前記第2遮蔽板の少なくとも一方が、前記傾斜機構と連動して動作する。
本願の第2発明は、第1発明の基板搬送装置であって、前記第1遮蔽板および前記第2遮蔽板の双方が、前記傾斜機構と連動して動作する。
本願の第3発明は、第1発明または第2発明の基板搬送装置であって、前記搬入口および前記搬出口のいずれか一方が開放される間は、他方は閉鎖される。
本願の第4発明は、第1発明乃至第3発明のいずれか1発明の基板搬送装置であって、前記搬送機構は、複数のローラを備え、前記複数のローラ上に支持された基板が、前記ローラの回転によって搬送される。
本願の第5発明は、第1発明乃至第4発明のいずれか1発明の基板搬送装置であって、前記第1遮蔽板または前記第2遮蔽板は、基板が通過可能な開口部を有し、前記搬入口または前記搬出口の開放時には、前記搬入口または前記搬出口に、前記開口部が重なる。
本願の第6発明は、第1発明乃至第5発明のいずれか1発明の基板搬送装置であって、前記搬入口を介して水平姿勢の基板が搬入され、前記傾斜機構により傾斜された基板が、前記搬出口から搬出される。
本願の第7発明は、第6発明の基板搬送装置であって、前記搬入口は水平に延び、前記搬出口は、傾斜後の前記基板の傾きと略同一の角度で斜めに延びる。
本願の第8発明は、第1発明乃至第7発明のいずれか1発明の基板搬送装置と、前記基板搬送装置の搬送方向下流側に隣接配置され、前記搬出口から搬出された基板に対して流体を用いた処理を行う処理室と、を備える。
本願の第9発明は、第8発明の基板処理装置であって、前記基板搬送装置の搬送方向上流側に隣接配置された処理室をさらに有し、前記処理室は、前記搬入口側へ向けて気体を供給するファンユニットを有する。
本願の第10発明は、搬入口と搬出口とを備えた筐体の内部において、前記搬入口から前記搬出口へ向かう搬送方向に基板を搬送する基板搬送方法であって、a)前記筐体の内部において前記基板の姿勢を水平姿勢と傾斜姿勢との間で切り替える工程と、b)前記搬入口および前記搬出口の少なくとも一方の開閉状態を切り替える工程と、を有し、前記工程a)と前記工程b)とが、連動して実行される。
本願の第1発明から第9発明によれば、搬入口および搬出口の少なくとも一方が、傾斜機構と連動して開閉される。これにより、動力源の数を抑えつつ、処理空間の遮断と連通とを切り替えることができる。
特に、本願の第2発明によれば、搬入口と搬出口の双方が、傾斜機構と連動して開閉される。これにより、動力源の数をより少なくすることができる。
特に、本願の第3発明によれば、搬入口および搬出口が同時に開放されることはない。このため、筐体よりも搬送方向上流側の空間と筐体よりも搬送方向下流側の空間とが連通しない。これにより、処理空間の相互の影響をより抑制できる。
特に、本願の第7発明によれば、搬入時および搬出時の基板の姿勢に応じて、搬入口および搬出口を異なる形状とする。これにより、搬入口および搬出口の開口面積を小さくすることができる。
特に、本願の第8発明によれば、基板搬送装置を介して搬送方向下流側の処理室に気体が流れ、当該処理室内において基板を処理する流体が乱れることを抑制できる。
また、本願の第10発明によれば、搬入口および搬出口の少なくとも一方が、基板の傾斜と連動して開閉される。これにより、動力源の数を抑えつつ、処理空間の遮断と連通とを切り替えることができる。
基板処理装置の全体図である。 インデクサおよび洗浄部の縦断面図である。 第1基板搬送装置の斜視図である。 水平状態のローラ搬送機構および第1遮蔽板を、搬送方向上流側から見た図である。 傾斜状態のローラ搬送機構および第1遮蔽板を、搬送方向上流側から見た図である。 水平状態のローラ搬送機構および第2遮蔽板を、搬送方向下流側から見た図である。 傾斜状態のローラ搬送機構および第2遮蔽板を、搬送方向下流側から見た図である。 第1基板搬送装置の動作の流れを示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.基板処理装置の構成>
図1は、第1実施形態に係る基板搬送装置を備えた基板処理装置1の構成を示した概略図である。本実施形態の基板処理装置1は、液晶表示装置用ガラス基板9(以下、単に「基板9」と称する)に対して、レジスト液の塗布、露光、および露光後の現像を行う装置である。
基板処理装置1は、複数の処理部として、インデクサ10、洗浄部11、デハイドベーク部12、塗布部13、減圧乾燥部14、プリベーク部15、インターフェース部16、露光部17、現像部18、リンス部19、およびポストベーク部20を有する。基板処理装置1の各処理部10〜20は、上記の順に互いに隣接して配置される。基板処理装置1は、図1中の破線矢印のように、これらの処理部10〜20の間で基板9を搬送しながら、基板9に対して順次に処理を行う。
インデクサ10は、処理前の基板9を収容するとともに、洗浄部11に対して基板9を供給する。また、インデクサ10は、処理後の基板9をポストベーク部20から受け取り、基板処理装置1の外部へ排出する。洗浄部11は、インデクサ10から搬入された基板9を洗浄し、基板9の表面に付着したパーティクル、有機汚染物質、金属汚染物質、油脂、自然酸化膜等を除去する。洗浄部11の詳細な構成については、後述する。デハイドベーク部12は、洗浄後の基板9を加熱乾燥させる。デハイドベーク部12では、例えば、環境温度よりも高い所定の温度に保たれた加熱プレート上に基板9が載置される。これにより、基板9の表面に付着した洗浄液が気化して、基板9が乾燥する。
塗布部13は、乾燥後の基板9の表面に、レジスト液を塗布する。塗布部13では、例えば、水平に配置された基板9の表面に沿って、スリット状の吐出口を有するノズルを移動させつつ、当該ノズルから基板9の表面に向けて、レジスト液を吐出する。これにより、基板9の表面にレジスト液が塗布される。減圧乾燥部14は、基板9の表面に塗布されたレジスト液を乾燥させる。減圧乾燥部14では、例えば、基板9の周囲の圧力を低下させることによって、基板9の表面に塗布されたレジスト液から溶媒成分を気化させる。これにより、基板9の表面にレジスト膜が形成される。
プリベーク部15は、基板9の表面に形成されたレジスト膜を、加熱により固化させる。プリベーク部15内では、例えば、環境温度よりも高い所定の温度に保たれた加熱プレート上に基板9が載置される。これにより、基板9の表面に形成されたレジスト膜中に残存する溶媒成分が除去されて、基板9に対するレジスト膜の密着性が向上する。
インターフェース部16は、プリベーク部15と露光部17と現像部18との間で、基板9の受け渡しを行う。露光部17は、基板9の表面に形成されたレジスト膜に、所定の回路パターンを露光する。インターフェース部16から露光部17へ搬入された基板9は、露光部17内のステージ上に水平に載置される。そして、露光部17内の光源から、フォトマスクを介して基板9の表面に光が照射される。これにより、フォトマスク上のパターンが、基板9のレジスト膜に転写される。
その後、基板9は、露光部17から搬出され、インターフェース部16を介して現像部18へ搬送される。現像部18は、露光後の基板9を現像液に浸して、現像処理を行う。これにより、基板9の上面にパターンが形成される。リンス部19は、基板9の表面をリンス液ですすぐことによって、基板9の表面から現像液を洗い流す。これにより、現像処理の進行が停止する。ポストベーク部20は、基板9を加熱することによって、基板9の表面に付着したリンス液を気化させる。これにより、基板9が乾燥する。その後、基板9は、ポストベーク部20から再びインデクサ10へ搬送される。
<2.インデクサおよび洗浄部について>
続いて、インデクサ10および洗浄部11の詳細な構成について説明する。図2は、インデクサ10および洗浄部11の縦断面図である。図2に示すように、洗浄部11は、第1基板搬送装置30、UV照射ユニット40、洗浄ユニット50、エアナイフユニット60、および第2基板搬送装置70を有する。
上述の通り、インデクサ10は、処理前の基板9を収容するとともに、洗浄部11に対して基板9を供給する。インデクサ10は、第1基板搬送装置30の搬送方向上流側に隣接配置されている。処理前の基板9は、作業者または自動搬送装置によって、インデクサ10へ搬入される。インデクサ10の内部には、複数枚の基板9を収納するためのスペースが設けられている。また、インデクサ10は、基板9を取り出して第1基板搬送装置30の後述するローラ321上に載置する基板搬送ロボット(図示省略)を有する。
また、図2に示すように、インデクサ10の外壁には、ファンフィルタユニット101が設けられている。ファンフィルタユニット101は、インデクサ10の処理室の内部に、常時清浄な気流Fを導入する。これにより。インデクサ10の内部空間が、パーティクルの少ない清浄な空間に保たれる。したがって、インデクサ10内で待機中の基板9に対して、パーティクルが付着することを抑制できる。本実施形態では、ファンフィルタユニット101の気流Fの向きが、第1基板搬送装置30の搬入口311側へ向けられている。
第1基板搬送装置30は、インデクサ10の基板搬送ロボットから基板9を受け取り、当該基板9をUV照射ユニット40へ搬送する。第1基板搬送装置30は、筐体31と、筐体31の内部に設けられたローラ搬送機構32とを有する。基板9は、筐体31の上流側の側壁に設けられた搬入口311を介して、筐体31内に搬入される。ローラ搬送機構32は、複数のローラ321上に基板9を載置しつつ、ローラ321の回転により基板9を搬送する。基板9は、筐体31の下流側の側壁に設けられた搬出口312を介して、後続のUV照射ユニット40へ搬出される。
ローラ搬送機構32は、左右の端部の高さが同等となる水平状態と、左右の端部の高さが相違する傾斜状態との間で、切り替え可能となっている。インデクサ10から基板9を受け取るときには、水平状態の複数のローラ321上に基板9が載置される。一方、UV照射ユニット40へ基板9を搬出するときには、複数のローラ321は傾斜状態となっている。第1基板搬送装置30のより詳細な構造については、後述する。
UV照射ユニット40は、基板9の表面に付着した有機系の不純物を除去するためのユニットである。UV照射ユニット40は、第1基板搬送装置30の搬送方向下流側に隣接配置されている。UV照射ユニット40の内部空間は、酸素濃度の高い状態に保たれている。図2に示すように、UV照射ユニット40は、ローラ搬送機構41とUV光源42とを有する。ローラ搬送機構41は、第1基板搬送装置30から傾斜姿勢で搬出された基板9を、傾斜姿勢のまま、搬送方向下流側へ搬送する。
UV光源42は、ローラ搬送機構41上の基板9に対して、400nmよりも短波長の紫外線を照射する。紫外線が照射されると、UV照射ユニット40の内部の酸素が紫外線に反応して、気体のオゾンが生成される。基板9の表面に付着した有機系の不純物は、紫外線によるエネルギーと、生成されたオゾンとによって、分解される。その後、基板9は、傾斜姿勢を維持したまま、洗浄ユニット50へ搬送される。なお、UV光源には、より強度の強い紫外線を照射できる、エキシマUVを用いてもよい。
洗浄ユニット50は、基板9に付着したパーティクル等の異物を除去するためのユニットである。洗浄ユニット50は、UV照射ユニット40の搬送方向下流側に隣接配置されている。図2に示すように、洗浄ユニット50は、ローラ搬送機構51と洗浄ノズル52とを有する。ローラ搬送機構51は、UV照射ユニット40から傾斜姿勢で搬出された基板9を、傾斜姿勢のまま、搬送方向下流側へ搬送する。
洗浄ノズル52は、ローラ搬送機構51上の基板9に対して、洗浄液供給源(図示省略)から供給される洗浄液を吐出する。これにより、基板9に付着したパーティクルを、洗浄液とともに流し落とす。このとき、基板9は傾斜姿勢を維持しているため、基板9に吐出された洗浄液は、基板9の表面に沿って効率よく流れ落ちる。これにより、基板9の表面に洗浄液が滞留することがなく、基板9の表面に新しい洗浄液が供給され続ける。その結果、洗浄液によるパーティクルの除去効果が向上する。洗浄処理が完了すると、基板9は、傾斜姿勢を維持したまま、エアナイフユニット60へ搬送される。
エアナイフユニット60は、基板9に付着した洗浄液を除去するためのユニットである。エアナイフユニット60は、洗浄ユニット50の搬送方向下流側に隣接配置されている。エアナイフユニット60は、ローラ搬送機構61とエアナイフ62とを有する。ローラ搬送機構61は、洗浄ユニット50から傾斜姿勢で搬出された基板9を、傾斜姿勢のまま、搬送方向下流側へ搬送する。
エアナイフ62は、ローラ搬送機構61上の基板9に対して、エア供給源(図示省略)から供給される高圧の清浄な空気を吹き付ける。これにより、基板9の表面に付着した洗浄液が吹き飛ばされ、基板9の表面が乾燥する。その後、基板9は、傾斜姿勢を維持したまま、第2基板搬送装置70へ搬送される。なお、エアナイフ62から、空気に代えて窒素ガス等の不活性ガスを噴射してもよい。
第2基板搬送装置70は、エアナイフユニット60から搬送された基板9を、後続のデハイドベーク部12へ搬出する。第2基板搬送装置70は、エアナイフユニット60の搬送方向下流側に隣接配置されている。第2基板搬送装置70は、筐体71と、筐体71の内部に設けられたローラ搬送機構72とを有する。基板9は、筐体71の上流側の側壁に設けられた搬入口711を介して、筐体71内に搬入される。ローラ搬送機構72は、複数のローラ721上に基板9を載置しつつ、ローラ721の回転により基板9を搬送する。そして、基板9は、筐体71の下流側の側壁に設けられた搬出口712を介して、後続のデハイドベーク部12へ搬出される。
ローラ搬送機構72の各ローラ721は、左右の端部の高さが同等となる水平状態と、左右の端部の高さが相違する傾斜状態との間で、切り替え可能となっている。基板9が搬入口711を通過する時点では、傾斜姿勢の基板9が、傾斜状態の複数のローラ721上に移載される。一方、基板9が搬出口712を通過するときには、複数のローラ721は水平状態となり、基板9は水平姿勢でデハイドベーク部12へ搬出される。
<3.第1基板搬送装置の構成>
続いて、第1基板搬送装置30のより詳細な構成について、説明する。図3は、第1基板搬送装置30の斜視図である。上述の通り、第1基板搬送装置30は、搬入口311から水平姿勢で基板9を搬入し、その後、基板9を傾斜姿勢に切り替えて、搬出口312から搬出する。図3に示すように、本実施形態の第1基板搬送装置30は、筐体31、ローラ搬送機構32、傾斜機構33、第1遮蔽板34、および第2遮蔽板35を有する。
筐体31は、インデクサ10とUV照射ユニット40との間に配置されている。ローラ搬送機構32、傾斜機構33、第1遮蔽板34、および第2遮蔽板35は、筐体31の内部に収容される。上述のように、筐体31は、搬入口311と搬出口312とを備えている。搬入口311は、筐体31の搬送方向上流側の側壁に設けられた貫通孔である。搬入口311は、左右に水平に延び、基板搬送ロボットに保持された水平姿勢の基板9が通過するために、必要かつ十分な大きさに形成されている。搬出口312は、筐体31の搬送方向下流側の側壁に設けられた貫通孔である。搬出口312は、傾斜後の基板9の傾きと略同一の角度で斜めに延び、基板9が通過するために、必要かつ十分な大きさに形成されている。
ローラ搬送機構32は、搬送方向に配列された複数のローラ軸320と、各ローラ軸320に固定された複数のローラ321と、一対のサイドプレート(ローラ支持部)322とを有する。複数のローラ軸320は、それぞれ、左右方向に延びている。各ローラ軸320の両端部は、サイドプレート322に回転可能に支持されている。本実施形態のローラ321は、円盤状であり、その中心がローラ軸320に固定されている。図示しないモータを駆動させると、複数のローラ軸320がそれぞれ回転し、ローラ軸320とともに複数のローラ321も回転する。これにより、複数のローラ321上に支持された基板9が、搬入口311から搬出口312へ向かう搬送方向に搬送される。
なお、本実施形態のローラ搬送機構32では、複数の円盤状のローラ321を用いているが、これに代えて、各ローラ軸320に、1つまたは複数の円柱状のローラが、固定されていてもよい。また、ローラ軸320が回転不能に固定され、ローラ軸320に対して各ローラ321が回転する構造であってもよい。
傾斜機構33は、ローラ搬送機構32に支持された基板9の姿勢を、水平姿勢と傾斜姿勢との間で切り替える機構である。図3に示すように、傾斜機構33は、回転軸331、軸支持部332、昇降治具333、およびエアシリンダ334を有する。回転軸331は、一方のサイドプレート322の外側において、基板9の搬送方向と略平行に配置される。回転軸331の両端部は、軸支持部332を介してサイドプレート322に固定される。昇降治具333は、他方のサイドプレート322の外側の面に固定されている。エアシリンダ334は、空気圧によってロッドを上下に昇降させ、昇降治具333の高さを切り替える。
エアシリンダ334のロッドを下方へ降下させた状態では、ローラ搬送機構32の一対のサイドプレート322の高さが一致する。このため、複数のローラ321は、水平に配置され、ローラ321上の基板9も水平姿勢となる。一方、エアシリンダ334のロッドを上方へ突出させると、昇降治具333とともに、エアシリンダ334側のサイドプレート322の高さが上昇する。これにより、回転軸331を中心として、複数のローラ軸320、複数のローラ321、および一対のサイドプレート322が、全体として傾斜する。その結果、ローラ321上に支持された基板9の姿勢が、水平姿勢から傾斜姿勢に切り替わる。
なお、本実施形態では、傾斜機構33の動力源としてエアシリンダ334を用いているが、エアシリンダに代えて、モータ等の他の動力源を用いてもよい。
第1遮蔽板34は、筐体31の搬入口311を開閉するためのシャッタ部材である。本実施形態では、一対のサイドプレート322の搬送方向上流側の端部に、第1遮蔽板34が固定されている。また、第1遮蔽板34は、サイドプレート322との固定位置から下側へ向けて広がっている。傾斜機構33を駆動させると、一対のサイドプレート322とともに、第1遮蔽板34の姿勢も、水平状態と傾斜状態との間で切り替わる。
図4は、水平状態のローラ搬送機構32および第1遮蔽板34を、搬送方向上流側から見た図である。図5は、傾斜状態のローラ搬送機構32および第1遮蔽板34を、搬送方向上流側から見た図である。図4および図5では、搬入口311の位置が、二点鎖線で示されている。図4に示すように、水平状態のときには、搬入口311よりも下側に、第1遮蔽板34が配置される。したがって、搬入口311は開放される。一方、図5に示すように、傾斜状態のときには、搬入口311と重なる位置に、第1遮蔽板34が配置される。したがって、搬入口311は閉鎖される。
第2遮蔽板35は、筐体31の搬出口312を開閉するためのシャッタ部材である。本実施形態では、一対のサイドプレート322の搬送方向下流側の端部に、第2遮蔽板35が固定されている。また、第2遮蔽板35は、サイドプレート322との固定位置から上側へ向けて広がっている。傾斜機構33を駆動させると、一対のサイドプレート322とともに、第2遮蔽板35の姿勢も、水平状態と傾斜状態との間で切り替わる。第2遮蔽板35には、搬送方向に貫通する開口部351が設けられている。開口部351は、基板9が通過可能な大きさを有する。
図6は、水平状態のローラ搬送機構32および第2遮蔽板35を、搬送方向下流側から見た図である。図7は、傾斜状態のローラ搬送機構32および第2遮蔽板35を、搬送方向下流側から見た図である。図6および図7では、搬出口312の位置が、二点鎖線で示されている。図6に示すように、水平状態のときには、搬出口312と重なる位置に、第2遮蔽板35が配置される。また、第2遮蔽板35の開口部351は、搬出口312よりも下側に配置される。したがって、搬出口312は閉鎖される。一方、図7に示すように、傾斜状態のときには、搬出口312と重なる位置に、第2遮蔽板35の開口部351が配置される。したがって、搬出口312が開放される。
ローラ搬送機構32の動力源であるモータと、傾斜機構33の動力源であるエアシリンダ334とは、制御部80と電気的に接続されている。図3中に概念的に示したように、制御部80は、CPU等の演算処理部81、RAM等のメモリ82、およびハードディスクドライブ等の記憶部83を有するコンピュータにより構成されている。記憶部83内には、基板9の搬送を制御するためのコンピュータプログラムPが、インストールされている。制御部80は、記憶部83内のコンピュータプログラムPをメモリ82に一時的に読み出し、当該コンピュータプログラムPに基づいて、演算処理部81が演算処理を行うことにより、ローラ搬送機構32および傾斜機構33の動作を制御する。
<4.第1基板搬送装置における搬送動作>
続いて、第1基板搬送装置30における搬送動作について、説明する。図8は、第1基板搬送装置30の動作の流れを示したフローチャートである。
第1基板搬送装置30に基板9を搬入するときには、まず、傾斜機構33が、ローラ搬送機構32を水平状態にする(ステップS1)。そうすると、ローラ搬送機構32とともに第1遮蔽板34および第2遮蔽板35も水平状態となる。これにより、筐体31の搬出口312が閉鎖されるとともに、搬入口311が開放される。インデクサ10の基板搬送ロボットは、開放された搬入口311を介して基板9を搬入し、複数のローラ321上に水平姿勢の基板9を載置する。
次に、第1基板搬送装置30は、複数のローラ321の回転を開始させる(ステップS2)。そうすると、複数のローラ321上に載置された基板9が、搬送方向下流側へ移動する。やがて、基板9の搬送方向上流側の端部が搬入口311を通過すると、第1基板搬送装置30は、複数のローラ321の回転を停止させる(ステップS3)。
続いて、第1基板搬送装置30は、傾斜機構33を動作させて、ローラ搬送機構32を水平状態から傾斜状態に切り替える(ステップS4)。これにより、基板9の姿勢が水平姿勢から傾斜姿勢に切り替えられる。また、ローラ搬送機構32とともに第1遮蔽板34および第2遮蔽板35も傾斜状態となる。その結果、筐体31の搬入口311が閉鎖されるとともに、搬出口312が開放される。
その後、第1基板搬送装置30は、複数のローラ321の回転を再開させる(ステップS5)。そうすると、複数のローラ321上に載置された基板9が、傾斜姿勢を維持したまま、搬送方向下流側に移動する。そして、搬出口312を通って後続のUV照射ユニット40へ、基板9が搬出される。
以上のように、この第1基板搬送装置30では、第1遮蔽板34および第2遮蔽板35の双方が、傾斜機構33によるローラ搬送機構32の傾斜駆動と連動して、動作する。これにより、搬入口311および搬出口312の双方が、傾斜機構33と連動して開閉される。このため、ローラ搬送機構32の姿勢を切り替えるための動力源であるエアシリンダ334とは別に、第1遮蔽板34および第2遮蔽板35を動作させるための動力源を設ける必要がない。したがって、動力源の数を抑えつつ、搬入口311および搬出口312の開閉を切り替えることができる。動力源の数が減れば、パーティクルが発生するリスクも抑えることができる。また、傾斜機構33によるローラ搬送機構32の傾斜駆動と、第1遮蔽板34および第2遮蔽板35の動作とが、機械的に同じタイミングで実行されるため、制御部80において、これらの動作タイミングを同期させる必要がない。
また、この第1基板搬送装置30では、搬入口311が開放されている間は、搬出口312が閉鎖されている。また、搬出口312が開放されている間は、搬入口311が閉鎖されている。すなわち、常に、搬入口311および搬出口312のいずれか一方は閉鎖されており、搬入口311と搬出口312とが同時に開放されることはない。このため、インデクサ10の内部空間と、UV照射ユニット40の内部空間とが、第1基板搬送装置30を介して一度に連通することはない。
このため、本実施形態の構造では、ファンフィルタユニット101によってインデクサ10内に生じる気流が、第1基板搬送装置30を通ってUV照射ユニット40へ流れることを、防止できる。これにより、UV照射ユニット40内の酸素やオゾンに乱れが生じることを抑制し、基板9の表面から有機系の不純物を、より均一かつ効率的に除去できる。すなわち、UV照射ユニット40において、ファンフィルタユニット101の気流Fに起因するプロセス不良が生じることを、抑制できる。
<5.第2基板搬送装置について>
第2基板搬送装置70は、第1基板搬送装置30を搬送方向に反転させた構造を有する。すなわち、第2基板搬送装置70は、第1基板搬送装置30の搬出口312と同様の傾斜した搬入口711と、第1基板搬送装置30の搬入口311と同様の水平な搬出口712とを有する。そして、当該搬入口711から当該搬出口712へ向けて、複数のローラ721により基板9を搬送するローラ搬送機構72と、複数のローラ721を傾斜させる傾斜機構とを有する。
この第2基板搬送装置70においても、搬入口711を開閉する第1遮蔽板74と、搬出口712を開閉する第2遮蔽板75とが、傾斜機構73により動作する。このため、搬入口711および搬出口712は、傾斜機構73によるローラ搬送機構72の傾斜駆動と連動して開閉される。したがって、第1基板搬送装置30と同じように、動力源の数を抑えつつ、搬入口711および搬出口712の開閉を切り替えることができる。
<6.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態では、第1遮蔽板および第2遮蔽板が、一対のサイドプレートに対して固定されていた。これにより、エアシリンダの駆動によって、ローラ搬送機構、第1遮蔽板、および第2遮蔽板を、一体に傾斜させていた。しかしながら、エアシリンダの動力を、ギアなどを含むリンク機構を用いて、第1遮蔽板および第2遮蔽板に伝達してもよい。第1傾斜板および第2傾斜板が動く方向および角度は、必ずしもローラ搬送機構が動く方向および角度と、一致していなくてもよい。
また、第1遮蔽板および第2遮蔽板は、搬入口および搬出口を、必ずしも完全に密閉できるものでなくてもよい。
また、上記の実施形態では、第1遮蔽板および第2遮蔽板の双方を、傾斜機構により動作させていた。しかしながら、第1遮蔽板および第2遮蔽板のいずれか一方の遮蔽板のみを、傾斜機構により動作させ、他方の遮蔽板を、別の動力源により動作させてもよい。当該別の動力源の駆動タイミングは、傾斜機構と連動するように、制御部によって制御すればよい。この場合でも、ローラ搬送機構の傾斜駆動と、第1遮蔽板と、第2遮蔽板とに、それぞれ別個の動力源を用いる場合と比べれば、動力源の数を減らすことができる。すなわち、本発明の基板搬送装置では、第1遮蔽板および第2遮蔽板の少なくとも一方を、傾斜機構と連動して動作させればよい。
また、上記の実施形態では、ローラ搬送機構、傾斜機構、第1遮蔽板、および第2遮蔽板が、筐体の内部に収容されていた。しかしながら、必ずしもこれらの全てが、筐体の内部に配置されていなくてもよい。例えば、傾斜機構の一部が、筐体の外部に位置していてもよい。また、第1遮蔽板および第2遮蔽板は、筐体の外側に設けられて、筐体の外側から搬入口および搬出口を開閉してもよい。
また、上記の実施形態では、第1遮蔽板および第2遮蔽板の一方のみに、基板が通過する開口部が設けられていた。しかしながら、第1遮蔽板および第2遮蔽板の双方に、基板が通過する開口部を設けてもよい。また、第1遮蔽板および第2遮蔽板の双方に、開口部の無い板材を用いてもよい。
また、上記の実施形態では、傾斜機構の回転軸が、サイドプレートの外側に配置されていた。しかしながら、傾斜機構の回転軸は、サイドプレートよりも内側に、基板の搬送方向と略平行に配置されていてもよい。例えば、搬送機構の左右方向中央に、傾斜機構の回転軸を配置してもよい。
また、上記の実施形態の傾斜機構は、一方のサイドプレートを押し上げることで、水平状態から傾斜状態への切り替えを行っていた。しかしながら、一方のサイドプレートを引き下げることで、水平状態から傾斜状態への切り替えを行うようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、ローラ搬送機構により基板を搬送していた。しかしながら、本発明の搬送機構は、必ずしもローラ搬送機構でなくてもよい。例えば、ローラ搬送に代えて、コンベア搬送やベルト搬送を用いてもよい。
また、上記の実施形態では、第1基板搬送装置の搬送方向下流側に、UV照射ユニットが配置されていた。しかしながら、UV照射ユニットに代えて、例えば、プラズマ処理ユニットが設けられている場合にも、本発明は特に有用である。基板搬送装置の搬送方向下流側に、何らかの流体によって基板を処理する処理ユニットが配置される場合、当該流体の乱れを防止することが好ましい。したがって、上記の基板搬送装置のように、搬入口および搬出口の少なくとも一方を必ず閉鎖するようにして、通気を抑制することが、基板の処理品質の向上に繋がる。
また、上記の実施形態の第1基板搬送装置および第2基板搬送装置は、基板に対して洗浄、乾燥、熱処理、液塗布等の処理を行うことなく、基板を搬送するものであった。しかしながら、本発明の基板搬送装置は、基板に対して洗浄、乾燥、熱処理、液塗布等の処理を行いながら、基板を搬送するものであってもよい。
また、上記の実施形態の第1基板搬送装置および第2基板搬送装置は、基板処理装置の一部であった。しかしながら、本発明の基板搬送装置は、他の処理部とともに設置されない独立した装置であってもよい。
また、上記の実施形態の基板搬送装置は、液晶表示装置用ガラス基板を処理対象としていた。しかしながら、本発明の基板搬送装置は、PDP用ガラス基板、有機EL用ガラス基板、半導体ウエハ、フォトマスク用ガラス基板、カラーフィルタ用基板、記録ディスク用基板、太陽電池用基板などの他の精密電子装置用基板を処理対象とするものであってもよい。
また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 基板処理装置
9 基板
10 インデクサ
11 洗浄部
12 デハイドベーク部
13 塗布部
14 減圧乾燥部
15 プリベーク部
16 インターフェース部
17 露光部
18 現像部
19 リンス部
20 ポストベーク部
30 第1基板搬送装置
31 筐体
32 ローラ搬送機構
33 傾斜機構
34 第1遮蔽板
35 第2遮蔽板
40 UV照射ユニット
50 洗浄ユニット
60 エアナイフユニット
70 第2基板搬送装置
71 筐体
72 ローラ搬送機構
73 傾斜機構
80 制御部
101 ファンフィルタユニット
311 搬入口
312 搬出口
320 ローラ軸
321 ローラ
322 サイドプレート
331 回転軸
332 軸支持部
333 昇降治具
334 エアシリンダ
351 開口部
711 搬入口
712 搬出口
721 ローラ
P :コンピュータプログラム

Claims (10)

  1. 搬入口と搬出口とを備える筐体と、
    前記筐体の内部において、基板を支持しつつ、前記搬入口から前記搬出口へ向かう搬送方向に基板を搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構に支持された基板を傾斜させる傾斜機構と、
    前記搬入口を開閉する第1遮蔽板と、
    前記搬出口を開閉する第2遮蔽板と、
    を有し、
    前記第1遮蔽板および前記第2遮蔽板の少なくとも一方が、前記傾斜機構と連動して動作する基板搬送装置。
  2. 請求項1に記載の基板搬送装置であって、
    前記第1遮蔽板および前記第2遮蔽板の双方が、前記傾斜機構と連動して動作する基板搬送装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の基板搬送装置であって、
    前記搬入口および前記搬出口のいずれか一方が開放される間は、他方は閉鎖される基板搬送装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の基板搬送装置であって、
    前記搬送機構は、複数のローラを備え、
    前記複数のローラ上に支持された基板が、前記ローラの回転によって搬送される基板搬送装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の基板搬送装置であって、
    前記第1遮蔽板または前記第2遮蔽板は、基板が通過可能な開口部を有し、
    前記搬入口または前記搬出口の開放時には、前記搬入口または前記搬出口に、前記開口部が重なる基板搬送装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の基板搬送装置であって、
    前記搬入口を介して水平姿勢の基板が搬入され、前記傾斜機構により傾斜された基板が、前記搬出口から搬出される基板搬送装置。
  7. 請求項6に記載の基板搬送装置であって、
    前記搬入口は水平に延び、
    前記搬出口は、傾斜後の前記基板の傾きと略同一の角度で斜めに延びる基板搬送装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の基板搬送装置と、
    前記基板搬送装置の搬送方向下流側に隣接配置され、前記搬出口から搬出された基板に対して、流体を用いた処理を行う処理室と、
    を備えた基板処理装置。
  9. 請求項8に記載の基板処理装置であって、
    前記基板搬送装置の搬送方向上流側に隣接配置された処理室
    をさらに有し、
    前記処理室は、前記搬入口側へ向けて気体を供給するファンユニットを有する基板処理装置。
  10. 搬入口と搬出口とを備えた筐体の内部において、前記搬入口から前記搬出口へ向かう搬送方向に基板を搬送する基板搬送方法であって、
    a)前記筐体の内部において前記基板の姿勢を水平姿勢と傾斜姿勢との間で切り替える工程と、
    b)前記搬入口および前記搬出口の少なくとも一方の開閉状態を切り替える工程と、
    を有し、
    前記工程a)と前記工程b)とが、連動して実行される基板搬送方法。
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