JP2016180634A - 故障率の算出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤハーネスの故障率を容易に算出することのできる装置を提供する。
【解決手段】複数の電線のそれぞれが、2つの中継点を介して複数のコネクタに接続されるワイヤハーネスの故障率を算出する装置であって、複数の電線のそれぞれと複数のコネクタとが対応付けられ、かつ、それぞれの前記電線とそれぞれの前記コネクタの種別情報が対応付けられた電線−コネクタ接続情報と、電線−コネクタ接続情報に属する前記種別情報と、前記種別情報に対応する故障率要素と、が対応付けられた故障率情報と、を記憶する記憶部5と、ワイヤハーネスが特定されると、電線−コネクタ接続情報と故障率情報を照合して、ワイヤハーネスにおける故障率を算出する処理部3と、を備える故障率算出装置10。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタを介して複数の電子機器を繋ぐ電線を含むワイヤハーネスにおける故障率の算出装置に関するものである。
例えば、入力装置、制御装置及び出力装置の間をワイヤハーネス(wire harness、以下単にハーネス)で接続することで構成される配線システムは、システムが組み上げられた後に、ハーネスを構成する電線が適正なルートで接続されているのかを確認する必要がある。ところが、ハーネスの数(配線数)、入力装置などの末端装置又は中継装置の数が多いシステムになると、複数にまたがる配線図から接続ルートの妥当性をチェックしたり、配線の安全性を確認したりするのは容易でない。
そこで本出願人はこれまで、大規模なシステムであっても、単線単位で接続ルートを容易に確認できる配線の接続確認システムを特許文献1で、また、同束リスクのあるハーネス、及び、同時に故障すると安全性を損なうリスクのあるハーネスを容易に抽出するシステムを特許文献2で、さらに、複雑な配線構造に対しても、定性的に配線の安全性を解析できるシステムを特許文献3で提案している。
特許文献1〜特許文献3で提案した技術は、いかなる複雑な配線も、接続を示す情報は下記の(a)及び(b)のいずれかに集約できることに基づいている。
(a)コネクタと電線
(b)コネクタと端末装置または中継装置
特許第5182973号公報 特開2014−61841号公報 特開2014−194676号公報
本発明は、これまでの提案をさらに発展させて、ワイヤハーネスの故障率を容易に算出することのできる装置を提供することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明は、複数の電線のそれぞれが、中継要素を介して末端に位置する一対のコネクタに接続されるワイヤハーネスの故障率を算出する装置であって、複数の電線のそれぞれと一対のコネクタとが対応付けられ、かつ、電線及びコネクタのそれぞれの種別情報が対応付けられた電線−コネクタ接続情報と、電線−コネクタ接続情報に属する電線及びコネクタの種別情報と種別情報に対応する故障率要素と、が対応付けられた故障率情報と、を記憶する記憶部と、ワイヤハーネスが特定されると、電線−コネクタ接続情報と故障率情報を照合して、ワイヤハーネスに関する故障率を算出する処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明によると、電線−コネクタ接続情報が種別情報を含み、この種別情報を記憶部に記憶される故障率情報に紐付けることで、当該ハーネスに関する故障率を容易に算出できる。この算出結果を解析対象のシステムに含まれる全てのハーネスについて行うことで、当該システムの配線の設計の妥当性を容易に確認できる。
また、設計変更を行ったとしても、電線−コネクタ接続情報に設計の変更を反映させておけば、以後も、同様に当該ハーネスにおける故障率を容易に算出できる。
本発明において、処理部は、電線の種別情報についての電線−コネクタ情報と、電線についての故障率情報と、を照合して、電線に関する第2故障率を算出することができる。
また、本発明において、処理部は、コネクタの種別情報についての電線−コネクタ情報と、コネクタについての故障率情報とを照合して、コネクタに関する第3故障率を算出することができる。
そして本発明において、処理部は、第2故障率と第3故障率の合計としての第1故障率を算出することができる。
通常、ワイヤハーネスとしての故障率を判断する場合には第1故障率を採用することになるが、電線に関する第2故障率又はコネクタに関する第3故障率のそれぞれも、ワイヤハーネスの艤装設計において有用な情報である。したがって、本発明における故障率算出装置は、第2故障率だけ又は第3故障率だけを算出する形態を包含し、さらに、算出された第2故障率と第3故障率を合計して第1故障率を算出する形態を包含する。
本発明において、記憶部は、電線−コネクタ接続情報として、複数の電線のそれぞれの長さ情報が対応付けて記憶されており、処理部は、長さ情報を考慮した第2故障率を算出することができる。
本発明において、処理部は、第2故障率を、一対のコネクタ及び中継要素の一方又は双方の間に介在し、電線の束であるバンドルの単位で算出することができる。
本発明の故障率算出装置において、記憶部は、ワイヤハーネスにおけるバンドルとコネクタ及び中継要素の一方又は双方との接続関係を示すバンドル接続情報を記憶し、処理部は、さらにバンドル接続情報を照合することにより、故障率を算出することができる。
本発明によれば、電線−コネクタ接続情報が種別情報を含み、この種別情報を記憶部に記憶される故障率情報を紐付けることで、当該ハーネスにおける故障率を容易に算出できる。この算出結果を解析対象の機能に関わる任意の1つ、又は、複数の電線を含む全てのハーネスについて行うことで、当該システムに関わる配線の設計の妥当性、例えば、配線がある曲率半径で配置された時の配線の柔軟性、可撓性の観点からの配置の妥当性などを容易に確認できる。更に、当該システムではハーネスの中でも故障率の高い部位を識別、特定が可能になるため、故障率を下げる、すなわち、当該システムに関わる配線の信頼性を向上させるための効果的な対策を設計に反映することができる。
もちろん、設計変更を行ったとしても、電線−コネクタ接続情報に設計の変更を反映させておけば、以後も、同様に当該ハーネスにおける故障率を容易に算出できる。
本実施形態における故障率の算出システムの概略構成を示す図である。 本実施形態における故障率算出の対象となる配線例を示す図である。 電線とコネクタとを対応付けた接続情報を示す図である。 電線、コネクタの種別情報を示す図である。 バンドルの識別情報と一対のコネクタの識別情報とを対応付けたバンドル接続情報を示す図である。 バンドルに属する電線の種別ごとの本数を示す図である。 図2の配線例におけるバンドルの束径の算出結果を示す図である。 バンドルに属する電線およびコネクタの故障率を示す図である。 図2の配線例における故障率の算出結果を示す図である。 本実施形態における故障率算出の手順を示すフローチャートである。
本実施形態による故障率算出装置10は、入力装置、制御装置及び出力装置の間を接続するハーネスで構成される配線システムの故障率を算出するシステムであり、算出の対象となるハーネスを特定することで、当該ハーネスの故障率を算出するものである。
図1(a)に示すように、本実施形態に係る故障率算出装置10は、入力部1と、処理部3と、記憶部5と、表示部7と、を備えている。故障率算出装置10は、パーソナルコンピュータ、その他のコンピュータ装置により構成することができる。
また、故障率算出装置10は、配線描画システム20と接続されている。配線描画システム20もまた、コンピュータ装置により構成される。
ここで、ハーネスは、コネクタと電線束(バンドル)で構成されるアセンブリである。各電線はコネクタのピン(又は端子)とそれぞれ電気的に接続されている。
[故障率算出装置10の構成概要]
入力部1は、故障率算出装置10にて故障率算出を行うのに必要な指示を入力する部位である。入力部1は、コンピュータの入力装置としてのキーボードにより構成することができる。
処理部3は、入力部1からの指示に従って記憶部5に記憶された情報を読み出して、故障率算出を行うために必要な処理を行うとともに、算出結果を表示部7に表示させる。
記憶部5は、故障率算出を行うのに必要な種々の情報を記憶する複数のデータベースを備えている。これらのデータベースは、図1(b)に示すように、接続情報データベース51と、部品情報データベース52と、バンドル接続情報データベース53と、算出結果データベース54と、を備えている。なお、記憶部5をこれらのデータベースに区分しているが、これは説明の理解を容易にするためであり、必要な情報が含まれている限り区分は任意であるとともに、記憶部5が物理的に区分されることを示すものではない。また、記憶部5は、これらのデータベースの他に種々の情報を記憶する部分を備えていてもよい。例えば、処理部3が故障率算出を行うために必要なアルゴリズムを記憶する部位が該当する。
表示部7は、処理部3により処理された結果を表示する。表示部7は、コンピュータの表示装置としてのディスプレイにより構成される。
[配線描画システム20の概要]
配線描画システム20は、CAD(Computer Aided Design)21を備える。CAD21は、配線設計作業にともなうシステム構成要素に関する接続・位置情報を取得して、配線接続図(Wire Harness Diagrams、WHD)、及び、結線図(Wiring Diagrams、WD)を作成する。ここで、WHDはコネクタとバンドル(バンドルセクション、ノードを含む)との接続関係が図示されたものであり、WDはハーネスに含まれる電線とコネクタとの接続関係が図示されたものである。
CAD21は、取得したWHD、WDから電線−コネクタ接続情報を生成して故障率算出装置10の接続情報データベース51に提供する。接続情報データベース51は、CAD21から提供される電線−コネクタ接続情報を記憶する。
[配線例]
本実施形態において故障率算出を行うハーネスの一例を図2に示す。この配線例は、上述した配線接続図(WHD)に該当する。なお、ここでは、理解を容易にするために、配線例を構成する要素であるコネクタ及びバンドルを最小限に留めているが、本実施形態を大規模な配線システムに適用することができる。
図2のハーネスWH1は、コネクタC1、コネクタC2、コネクタC3及びコネクタC4の4つのコネクタの相互間がバンドルB1、バンドルB2、バンドルB3、バンドルB4及びバンドルB5並びに中継点A1及び中継点A2を介して接続されている。なお、ここでは、末端部分が全てコネクタだけを示しているが、これらのコネクタC1〜C4は、通常、入力装置、制御装置及び出力装置などの機器に付随、或いは、複数のハーネスをお互いに接続する中継コネクタに付随している。また、中継点A1〜A2は、複数バンドルが分岐、合流する位置の識別情報である。
ハーネスWH1において、コネクタC1とコネクタC2は、それぞれがバンドルB1とバンドルB2により接続されている。バンドルB1は中継点A1のピン3に繋がれ、また、バンドルB2は中継点A1のピン2に繋がれることで、中継点A1がバンドルB1とバンドルB2の経由地又は接点となる。
同様に、中継点A1と中継点A2は、バンドルB3により接続され、バンドルB3は、一端が中継点A1のピン1に繋がれ、他端が中継点A2のピン1に繋がれている。
コネクタC3は、バンドルB4に接続される。バンドルB4は、一端が中継点A2のピン3に繋がれ、他端がコネクタC3に繋がれている。
コネクタC4は、バンドルB5に接続される。バンドルB5は、一端が中継点A2のピン2に繋がれ、他端がコネクタC4に繋がれている。
バンドルB1〜バンドルB5は、それぞれが複数の電線を含んでいるが、これについては後述する。
[故障率算出]
以下、ハーネスWH1に関する故障率算出について、図3〜図10を参照して説明する。
はじめに、図10を参照して、故障率算出の処理手順の概要を説明する。
一連の手順は、故障率の算出を行うハーネスの識別情報(以下、ハーネスID)を入力部1から入力することで処理が開始される(図10 S101)。ハーネスIDは、それぞれのハーネスを識別するために付与された情報であり、ここでは、図2の配線例にしたがって「WH1」というハーネスIDが入力される。入力されたハーネスIDは、処理部3に送られる。
処理部3は、ハーネスIDを取得すると、記憶部5の接続情報データベース51から当該ハーネスID(WH1)に対応する電線−コネクタ接続情報を読み出す(図10 S103,図3)。また、処理部3は、読み出した電線−コネクタ接続情報と照合することにより、記憶部5の部品情報データベース52から、故障率情報を読み出す。この故障率情報は、どの電線がどのような材質でできているのかという情報であり、ハーネスWH1に属するコネクタC1〜C4の種別情報及び電線W1〜W13の種別情報とそれぞれの材質や線径などの故障率要素とが対応付けられた情報である(図10 S105,図4)。
次に処理部3は、記憶部5のバンドル接続情報データベース53からハーネスWH1のバンドル接続情報を読み出す(図10 S107,図5)。
図5に示すように、バンドル接続情報は、それぞれのバンドルB1〜B5の単位で、その両端に接続されるコネクタ及び中継点がバンドルと対応付けられたものであり、バンドル単位の長さも得られるものである。
処理部3は、以上の情報を読み出すと、バンドル接続情報(図5)と電線−コネクタ接続情報(図3)とを照合して、それぞれのバンドルに含まれる電線種別ごとの本数をカウントする(図6)。そして、処理部3は、バンドルB1〜B5のそれぞれに属する電線の種別ごとの本数が判明すると、図4に示す部品データにおける電線♯W1〜♯W4の線径d1〜d4を参照して、バンドルB1〜B5のそれぞれの直径(Bundle Size)、所謂、束径を算出する(図10 S109,図7)。
束径Dの算出は、例えば、以下のように、線径の異なる複数種の電線を含む場合と、線径の等しい同一種類の電線を含む(6本以下の場合)場合とに区分して計算できる。
複数種:D=1.154×(d +d +d …)1/2
D;バンドルの束径
,d,d…;電線A,B,C…のそれぞれの線径(直径)
,N,N…;電線A,B,C…のそれぞれの本数
同一種:D=1.154×(d +d +d …)1/2
D=2d(2本の場合),D=2.155d(3本の場合)
D=2.414d(4本の場合),D=3d(5本,6本の場合)
d;電線の線径(直径)
処理部3は、電線、コネクタの種別情報に対応する故障率要素と算出された束径とを用いて、各コネクタ間のバンドル毎の故障率を算出する(図10 S111,図8)。ここで、束径の値は、例えば、次のような式で、電線に関する第2故障率を算出するのに用いられる。
第2故障率= Σ(λ(Mi,di,Dj)×ni)×Li
λ(x):故障率関数
Mi:電線iの材質
di:電線iの線径
D:バンドルjの束径
L:バンドルjの長さ
n:電線iの本数
Σ:バンドルj区間内のすべての電線の故障率の合計
そして、各コネクタ間の故障率として纏め、その合計をハーネスWH1の故障率として算出する(図10 S111,図9)。最後に、処理部3は、算出結果を表示部7に表示させる(図10 S113)。
以下、図10のS103以降の各ステップの具体的な内容を、順に説明する。
[電線−コネクタ接続情報の読み出し(図10 S103,図3)]
故障率算出を行う際に、処理部3が接続情報データベース51から読み出す電線−コネクタ接続情報は、それぞれのハーネスに属する電線と、それぞれの電線の両端に直接接続されるコネクタと、それぞれの電線が他の電線及びコネクタを介して最終的に接続されるコネクタと、が対応付けられた情報である。
図3は、ハーネスWH1に関する電線−コネクタ接続情報を示している。
図3の例は、ハーネスWH1に13本の電線が属している。その中で、「W1」というWIRE IDが付与された電線の両端に接続される一対のコネクタには、それぞれ、「C1」、「C2」というコネクタIDが付与されている。
電線−コネクタ接続情報は、それぞれの電線W1〜W13が、コネクタC1〜C4のいずれのピン(端子)に接続されるのかの情報(PIN−1,2の欄)を含んでいる。
また、電線−コネクタ接続情報は、それぞれの電線W1〜W13の長さ情報(Leng.の欄)、電線の種別情報(WIRE CODE)及びコネクタの種別情報(CON. CODE)を含んでいる。
図3に示す電線−コネクタ接続情報において、電線W1は、コネクタC1とコネクタC2を接続し、その長さがL1、電線の種別が♯W1、それぞれのコネクタの種別が♯C1,♯C2であることが示されている。また、電線W9は、コネクタC2とコネクタC3を接続し、その長さがL4、電線の種別が♯W9、それぞれのコネクタの種別が♯C2,♯C3であることが示されている。
[故障率要素の読み出し(図10 S105,図4)]
図4に示すように、記憶部5から読み出される故障率情報は、電線の種別情報(WIRE CODE)と故障率要素としての材質Mw,線径dとが対応付けられたものと、コネクタの種別情報(CON. CODE)と故障率要素としての材質Mcとが対応付けられたものの二種類がある。
図4は、例えば、種別が♯W1の電線は故障率要素としての材質がMw1であり、線径dがd1であること、種別が♯C1のコネクタは故障率要素としての材質がMc1であることを示している。
なお、ここでは電線及びコネクタの故障率要素として材質のMw,Mcと簡潔に示している。しかるに、実際の故障率の計算は、前述の通り、複数のパラメータを所定の式に代入することで求められており、また、電線の故障率については、断線に関するものとショート(短絡)に関するものが存在している。すなわち、材質Mwにより決まる電線の個別の柔軟性、可撓性等を考慮したパラメータ、及び、ハーネスを敷設する場所の振動や温度などの使用環境条件を考慮したパラメータを用い故障率を算出している。
[バンドルB1〜B4の束径算出(図10 S109,図5〜図7)]
前述したように、電線W1〜W13に関する故障率は、バンドルB1〜B5の束径を考慮する必要がある。そこで、電線−コネクタ接続情報(図3)とバンドル接続情報(図5)とを照合し、各バンドルを形成する電線の種別と本数を求めた後に、バンドルB1〜B5の束径を算出する。
バンドル接続情報は、図5に示すように、それぞれのバンドルB1〜B5の単位で、その両端に接続されるコネクタ及び中継点がバンドルと対応付けられたものである。図5において、例えばバンドルB1は、コネクタC1と中継点A1の間に配置されることが示されている。
そして、本数のカウントは以下のようにして行う。まず、対をなすコネクタ(END1,END2)を図6のように列挙する。ここで、コネクタC1とコネクタC2の関係を示しているNo.1を例にすると、図3に示すようにコネクタC1とコネクタC2を接続するのは電線W1、W2及びW3であり、一方、図5に示すようにコネクタC1とコネクタC2の間には、中継点A1を介して、バンドルB1とバンドルB2が介在している。したがって、電線W1、W2及びW3のいずれもバンドルB1とバンドルB2に属するので、バンドルB1には3本の電線が属し、また、バンドルB2にも3本の電線が属する。そして、図3に示すように、電線W1、W2及びW3のいずれもWIRE CODEが♯W1であるから、バンドルB1において、♯W1で識別される電線の本数は3本、バンドルB2において、♯W1で識別される電線の本数は3本である。
同様に、コネクタC1とコネクタC3の関係のNo.2を例にすると、コネクタC1とコネクタC3を接続するのは電線W4、W5であり、コネクタC1とコネクタC3の間には、中継点A1、A2を介して、バンドルB1、バンドルB3及びバンドルB4が介在している。したがって、電線W4、W5のいずれもバンドルB1、バンドルB3及びバンドルB4に属するので、バンドルB1、バンドルB3及びバンドルB4のいずれにも2本の電線が属する。そして、図3に示すように、電線W4はWIRE CODEが♯W1であり、電線W5はWIRE CODEが♯W2であるから、バンドルB3及びバンドルB4のそれぞれにおいて、♯W1で識別される電線の本数が1本、♯W2で識別される電線の本数が1本である。以上のようにして求めた、対をなすコネクタとのそこに介在するバンドルごとの電線の本数を図6に示す。
処理部3は、バンドルB1〜B5のそれぞれに属する電線の種別ごとの本数が判明すると、その電線の本数を種別ごとに集計し、図4に示す部品データにおける電線♯W1〜♯W4の線径d1〜d4を参照して、バンドルB1〜B5のそれぞれの直径(Bundle Size)を算出する。その結果を図7に示すが、バンドルB1〜B5のそれぞれと当該直径(Bundle Size)とが対応付けて示されている。
[故障率算出(図10 S111,図8,9)。]
処理部3は、バンドルの束径を算出したならば、図8に示すように、各対をなすコネクタ間のバンドル毎の故障率を算出する(図10 S109,図8)。そして、各コネクタ間の故障率を求め、その合計をハーネスWH1の故障率として算出する(図10 S111,図9)。
ここで、λwが電線に関する第2故障率、λcがコネクタに関する第3故障率であり、λtotalが第2、第3故障率を合計する第1故障率として算出しており、図8の通り、第2故障率は、一対のコネクタ及び中継要素の一方又は双方の間に介在し、電線の束であるバンドルの単位で算出する。
また、任意の1つ、又は、複数の電線に着目して、その対象となる電線の各バンドル間の故障率を算出し、その電線に関わる機能に対する設計の妥当性評価が可能になる。また、ハーネスの中でも故障率の高い部位を識別、特定が可能になるため、故障率を下げる、すなわち、配線の信頼性を向上させるための効果的な対策を設計に反映することができる。
最終的な算出結果は、表示部7に表示され、ワイヤハーネスの設計者は、この算出結果を参照して、現時点での設計が適切か否かの判断を行うことができる。仮に算出された故障率が、必要とされる基準を満たしていなければ、設計を見直し、その結果を電線−コネクタ接続情報に反映させる。つまり、用いる電線、コネクタの種別を替えるといった設計変更を行い、電線−コネクタ接続情報を書き換える。その後、以上と同様に、故障率の算出を行って、設計の適否を評価する。
[本実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態によると、電線−コネクタ接続情報が種別情報を含み、種別情報をもとに部品データベースに記述される故障率情報を紐付けることで、当該ハーネスにおける故障率を容易に算出できる。この算出結果を解析対象のシステムに含まれる全てのハーネスについて行うことで、当該システムの配線の設計の妥当性を確認できる。
また、設計変更を行ったとしても、電線−コネクタ接続情報に設計の変更を反映させておけば、以後も、同様に当該ハーネスにおける故障率を算出できる。
また、本実施形態によると、接続情報データベース51が電線−コネクタ接続情報が電線とコネクタのそれぞれの種別情報を備え、部品情報データベース52が電線とコネクタのそれぞれの故障率情報を備えているので、電線に関する故障率とコネクタに関する故障率のそれぞれを独立して算出することができる。さらに、電線−コネクタ接続情報が、電線の長さを含んでいるために、故障率が電線の長さにより変動する場合にも、故障率を容易に算出することができる。
また、バンドルとしての故障率を算出する前提として、バンドルの束径を算出する必要があるが、図5に示したバンドルセクション情報を備えておくことにより、それぞれのバンドルに属する電線の本数を数えることができるようになり、その結果として束径の算出を可能とした。
以上、本発明を本実施形態に基づいて説明したが、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
以上の例では、最終的な算出結果を表示の対象としたが、処理部3の処理手順により生成される情報を、表示部7に逐次表示させることもできる。
また、本実施形態の説明に用いた配線例はあくまで一例であり、他の配線例についても本発明を適用できることは言うまでもない。
また、本発明に適用される装置、機器類に制限はなく、末端装置及び中継装置がケーブルにより接続された種々の装置、機器に本発明を適用することができる。
1 入力部
3 処理部
5 記憶部
7 表示部
10 故障率算出システム
20 配線描画システム
51 接続情報データベース
52 部品情報データベース
53 バンドル接続情報データベース
54 算出結果データベース
A1,A2 中継点
B1〜B5 バンドル
C1〜C4 コネクタ
W1〜W13 電線
WH1 ハーネス

Claims (7)

  1. 複数の電線のそれぞれが、中継要素を介して末端に位置する一対のコネクタに接続されるワイヤハーネスの故障率を算出する装置であって、
    複数の前記電線のそれぞれと前記一対のコネクタとが対応付けられ、かつ、前記電線及び前記コネクタのそれぞれの種別情報が対応付けられた電線−コネクタ接続情報と、
    前記電線−コネクタ接続情報に属する前記電線及び前記コネクタの前記種別情報と、前記種別情報に対応する故障率要素と、が対応付けられた故障率情報と、を記憶する記憶部と、
    前記ワイヤハーネスが特定されると、前記電線−コネクタ接続情報と前記故障率情報を照合して、前記ワイヤハーネスに関する故障率を算出する処理部と、
    を備えることを特徴とする故障率の算出装置。
  2. 前記処理部は、
    前記電線の前記種別情報についての前記電線−コネクタ情報と、前記電線についての前記故障率情報と、を照合して、前記電線に関する第2故障率を算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の故障率の算出装置。
  3. 前記処理部は、
    前記コネクタの前記種別情報についての前記電線−コネクタ情報と、前記コネクタについての前記故障率情報とを照合して、前記コネクタに関する第3故障率を算出する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の故障率の算出装置。
  4. 前記処理部は、
    前記第2故障率と前記第3故障率の合計としての第1故障率を算出する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の故障率の算出装置。
  5. 前記記憶部は、
    前記電線−コネクタ接続情報として、複数の前記電線のそれぞれの長さ情報が対応付けて記憶されており、
    前記処理部は、
    前記長さ情報を考慮しても前記第2故障率を算出する、
    請求項4に記載の故障率の算出装置。
  6. 前記処理部は、
    一対の前記コネクタ及び前記中継要素の一方又は双方の間に介在し、前記電線の束であるバンドルの単位で、前記第2故障率を算出する、
    ことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか一項に記載の故障率の算出装置。
  7. 前記記憶部は、
    前記ワイヤハーネスにおけるバンドルと前記コネクタ及び中継要素の一方又は双方との接続関係を示すバンドル接続情報を記憶し、
    前記処理部は、
    さらに前記バンドル接続情報を照合することにより、前記故障率を算出する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の故障率の算出装置。
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