JP7050014B2 - 漏液検出装置 - Google Patents

漏液検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7050014B2
JP7050014B2 JP2019004110A JP2019004110A JP7050014B2 JP 7050014 B2 JP7050014 B2 JP 7050014B2 JP 2019004110 A JP2019004110 A JP 2019004110A JP 2019004110 A JP2019004110 A JP 2019004110A JP 7050014 B2 JP7050014 B2 JP 7050014B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trunk
branch
detection unit
wire
resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019004110A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020112463A (ja
Inventor
英次 根本
兼三 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2019004110A priority Critical patent/JP7050014B2/ja
Publication of JP2020112463A publication Critical patent/JP2020112463A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7050014B2 publication Critical patent/JP7050014B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、漏液検出装置の構造、特に、抵抗線を用いた漏液検出装置の構造に関する。
空調機器等からの漏液発生を検知する方法として、二本の導線を非導通の状態で並列配置した漏液検出帯に電流を流し、二本の導線の間に漏液が入り込んだ際の短絡を検知することにより漏液を検知する方法が用いられている。
しかし、このような漏液検知方法では漏液の検知を行うことはできても漏液箇所を検出することができない。そこで、通液可能に絶縁した3本の電極線を平行配置し、2本の電極線の単位長さ当たりの抵抗値が異なる構成とした漏液センサを用いて漏液箇所の特定を行う方法が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
一方、漏液監視は、サーバ室の床下等のような区画された平面のみでなく、空調配管のように空間的に多数の分岐がある複雑な形状を対象とする場合がある。特許文献1,2に記載されたような従来技術の漏液検知方法は、電極線の単位長さ当たりの抵抗値に基づいて漏液箇所の特定を行うので、配管の形状に合わせて漏液センサを分岐させることが難しい。このため、分岐毎に電極線を配置し、各電極線と検出器とをそれぞれ切換えスイッチを介して電線で接続し、切換えスイッチで検出器と各電極線との接続を切換えて漏液を検出する方法が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平8-271461号公報 特公平2-43130号公報 特公平7-119664号公報
しかし、特許文献3に記載されたような従来技術では、分岐毎に配置された各電極線と検出器との間を接続する電線の本数が多くなってしまい、構造が複雑になってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、簡便な構成で複雑な形状の対象物の漏液監視を可能とすることを目的とする。
本発明の漏液検出装置は、一の導電線と、一の導電線より電気抵抗が大きい抵抗線と、他の導電線とで構成され、一の導電線と抵抗線とは漏液が接触するとその間に電流が流れるように被覆されており、他の導電線は絶縁被覆が施されて末端が抵抗線の末端に接続されている漏液検知帯を複数備え、一の前記漏液検知帯で構成される幹漏液検知部と、他の前記漏液検知帯で構成され、前記幹漏液検知部の途中に枝始端が接続される枝漏液検知部と、前記幹漏液検知部の一の導電線の幹始端と抵抗線の幹始端との間に接続される電源と、前記幹漏液検知部の一の導電線の幹始端の電流値を検出する電流検出部と、前記幹漏液検知部の他の導電線の幹始端と抵抗線の幹始端との間に接続される電圧検出部と、前記電流検出部の検出した電流値と、前記電圧検出部の検出した電圧値とから漏液の発生を判定する判定部と、を備え、前記枝漏液検知部の一の導電線と抵抗線と他の導電線の各枝始端は、前記幹漏液検知部の一の導電線と抵抗線と他の導電線の途中にそれぞれ接続されていること、を特徴とする。
これにより、簡便な構成で複雑な形状の対象物の漏液監視が可能となる。
本発明の漏液検出装置において、前記幹漏液検知部は、前記枝漏液検知部の抵抗線の枝始端から枝末端までの抵抗値と同一の抵抗値を持つ一の抵抗器が、前記幹漏液検知部の抵抗線の幹末端または他の導電線の中間に介在して配置されており、前記枝漏液検知部は、前記幹漏液検知部の抵抗線と前記枝漏液検知部の抵抗線との接続点から幹末端までの前記幹漏液検知部の抵抗線の抵抗値と同一の抵抗値を持つ他の抵抗器が、前記枝漏液検知部の抵抗線の枝始端と、前記幹漏液検知部の抵抗線と前記枝漏液検知部の抵抗線との接続点と、の間に配置されてもよい。
これにより、検出した電流値と電圧値とから幹漏液検知部または枝漏液検知部の漏液箇所を一意に特定することができる。
本発明の漏液検出装置において、前記幹漏液検知部と前記枝漏液検知部の接続点から幹末端までの間に設けられ、一の前記漏液検知帯の抵抗線または他の導電線を入り切りする幹スイッチと、前記枝漏液検知部又は前記幹漏液検知部と前記枝漏液検知部の接続点から前記枝漏液検知部の前記枝始端までの間に設けられ、他の前記漏液検知帯の抵抗線または他の導電線を入り切りする枝スイッチと、を有してもよい。
この構成により、幹スイッチ、枝スイッチを入り切りして幹漏液検知部で漏液が発生したのか枝漏液検知部で漏液が発生したかを検出することができる。
本発明は、簡便な構成で複雑な形状の対象物の漏液監視を行うことができる。
第1実施形態の漏液検出装置の構成を示す系統図である。 図1に示す漏液検出装置において、幹漏液検出部の枝漏液検知部の接続点より幹始端側で漏液が発生した場合の電流の流れを示す系統図である。 図1に示す漏液検出装置において、幹漏液検出部の枝漏液検知部の接続点より幹末端側で漏液が発生した場合の電流の流れを示す系統図である。 図1に示す漏液検出装置において、枝漏液検出部で漏液が発生した場合の電流の流れを示す系統図である。 図1に示す漏液検出装置において、幹始端からの距離xと、電流センサと電圧センサで検出した電流値Iと電圧値Vに基づいて算出した抵抗値R(x)との関係を示すグラフである。 図1に示す漏液検出装置の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態の漏液検出装置の構成を示す系統図である。 図7に示す漏液検出装置において、幹始端からの距離xと、電流センサと電圧センサで検出した電流値Iと電圧値Vに基づいて算出した抵抗値R(x)との関係を示すグラフである。 図7に示す漏液検出装置の動作を示すフローチャートである。 第3実施形態の漏液検出装置の構成を示す系統図である。 図10に示す漏液検出装置の動作を示すフローチャートである。 第3実施形態の漏液検出装置の変形例を示す系統図である。 第3実施形態の漏液検出装置の他の変形例を示す系統図である。 第4実施形態の漏液検出装置の構成を示す系統図である。 図14に示す漏液検出装置を分岐のある配管に取り付けた状態を示す説明図である。
<漏液検出装置100の構成>
以下、図面を参照しながら第1実施形態の漏液検出装置100について説明する。図1に示すように、漏液検出装置100は、幹漏液検知部10と、幹漏液検知部10の途中に接続される枝漏液検知部20と、電源81と、電流検出部である電流センサ82と、電圧検出部である電圧センサ83と、判定部90とを備えている。なお、図1において、一点鎖線は信号線を示す。他の図も同様である。
幹漏液検知部10は、一の漏液検知帯である幹漏液検知帯15により構成されており、枝漏液検知部20は、他の漏液検知帯である枝漏液検知帯25により構成されている。なお、漏液検出装置100では枝漏液検知部20は一つとして説明するが、複数の枝漏液検知部20を供えるようにしてもよい。
幹漏液検知部10を構成する幹漏液検知帯15は、第1幹導電線11と、第1幹導電線11より電気抵抗が大きい幹抵抗線12と、第2幹導電線13とで構成されている。第1幹導電線11と幹抵抗線12とは漏液が接触するとその間に電流が流れるように被覆されており、第2幹導電線13は絶縁被覆が施されて幹末端13eが接続線14で幹抵抗線12の幹末端12eに接続されている。第1幹導電線11の幹始端11sと幹抵抗線12の幹始端12sと第2幹導電線13の幹始端13sとは幹漏液検知部10の幹始端10sを構成し、また、各線11,12,13の各幹末端11e,12e,13eは幹漏液検知部10の幹末端10eを構成する。
枝漏液検知部20を構成する枝漏液検知帯25は、幹漏液検知帯15と同様、第1枝導電線21と、枝抵抗線22と、第2枝導電線23とで構成され、第1枝導電線21と枝抵抗線22とは漏液が接触するとその間に電流が流れるように被覆されており、第2枝導電線23は絶縁被覆が施されて枝末端23eが接続線24で枝抵抗線22の枝末端22eに接続されている。第1枝導電線21の枝始端21sと枝抵抗線22の枝始端22sと第2枝導電線23の枝始端23sとは枝漏液検知部20の枝始端20sを構成し、また、各線21,22,23の各枝末端21e,22e,23eは枝漏液検知部20の枝末端20eを構成する。
枝漏液検知部20の第1枝導電線21と枝抵抗線22と第2枝導電線23の各枝始端21s,22s,23sは、幹漏液検知部10の第1幹導電線11と幹抵抗線12と第2幹導電線13の途中の各接続点11a,12a,13aにそれぞれ絶縁被覆された導電線31,32,33を介して接続されている。各接続点11a,12a,13aは幹漏液検知部10に枝漏液検知部20が接続される接続点10aを構成する。なお、各枝始端21s,22s,23sは直接各接続点11a,12a,13aに接続されていてもよい。
幹始端10sから接続点10aまでの長さは長さL、接続点10aから幹末端10eまでの長さは長さLである。また、枝始端20sから枝末端20eまでの長さは長さLである。なお、本実施形態の漏液検出装置100では、長さLは長さLよりも長いこととして説明するが、長さLは長さLよりも短くてもよいし、同一でもよい。
第1幹導電線11、第2幹導電線13、第1枝導電線21、第2枝導電線23は、例えば、銅線等の単位長さ当たりの抵抗値ρ(Ω/m)が小さい金属線で構成される。幹抵抗線12、枝抵抗線22は、第1幹導電線11、第1枝導電線21よりも単位長さ当たりの抵抗値ρが大きい金属線、例えば、ニクロム線等で構成される。幹抵抗線12、枝抵抗線22の単位長さ当たりの抵抗値ρは同一である。幹始端12sから接続点12aまでの長さLの幹抵抗線12の抵抗値はρ・L=Rである。同様に、接続点12aから幹末端12eまでの長さLの幹抵抗線12の抵抗値はρ・L=Rである。また、枝始端22sから枝末端22eまでの長さLの枝抵抗線22の抵抗値はρ・L=Rである。
第1幹導電線11と幹抵抗線12、第1枝導電線21と枝抵抗線22は、漏液がない場合には非導通で、漏液が発生した際に漏液が接触すると相互に導通するような被覆がされている。例えば、第1幹導電線11と幹抵抗線12、第1枝導電線21と枝抵抗線22は、銅線とニクロム線を互いに接触せず、漏液が浸透するよう吸湿性の網状の被覆で覆い、撚り合わせて構成してもよい。また、第2幹導電線13、第2枝導電線23は、漏液が接触しても外部と導通しないような絶縁被覆で被覆されている。絶縁被覆された第2幹導電線13、第2枝導電線23は、それぞれ、吸湿性の被覆がされた第1幹導電線11と幹抵抗線12、第1枝導電線21と枝抵抗線22と共に撚り合わせてもよい。
電源81は、幹漏液検知部10の第1幹導電線11の幹始端11sと幹抵抗線12の幹始端12sとの間に絶縁被覆された導電線35を介して接続されている。電流センサ82は、幹漏液検知部10の第1幹導電線11の幹始端11sと電源81との間に導電線35を介して接続され、幹始端11sの電流値Iを検出する。電圧センサ83は、幹漏液検知部10の第2幹導電線13の幹始端13sと幹抵抗線12の幹始端12sとの間に導電線35を介して接続されている。
判定部90は、内部にCPU91とメモリ92と、電源81と電流センサ82と電圧センサ83とが接続される入力インターフェース93と、CPU91の演算結果を出力する出力インターフェース94とを備えるコンピュータである。CPU91と、メモリ92と、入力インターフェース93と、出力インターフェース94とはデータバス95で接続されている。
次に図2から5を参照しながら漏液検出装置100で漏液が発生した場合の漏液箇所の幹始端10sからの距離xと、電流センサ82と電圧センサ83で検出した電流値Iと電圧値Vに基づいて算出した抵抗値R(x)との関係について説明する。
最初に、図2に示すように、幹漏液検知部10と枝漏液検知部20の接続点10aより幹始端10sの側で漏液が発生した場合について説明する。ここで、幹漏液検知部10の幹始端10sから漏液部分61までの距離を距離xとすると、x≦Lの場合である。
この間で漏液が発生すると、漏液部分61で第1幹導電線11から幹抵抗線12の間に電流が流れる。電流は、図中の矢印に示すように、電源81、第1幹導電線11、漏液部分61、幹抵抗線12、電源81で構成される回路を流れる。電流センサ82は、この回路に流れる電流値Iを検出する。また、電圧センサ83は、漏液部分61の幹抵抗線12と幹抵抗線12の幹始端12sとの間の電圧値Vを検出する。
幹抵抗線12の単位長さ当たりの抵抗値をρ(Ω/m)とすると、電流センサ82で検出した電流値I、電圧センサ83で検出した電圧値Vにより計算される回路の抵抗値R(x)と距離xとの関係は、以下の式(1)のようになる。
幹漏液検知部10のx≦L において
Figure 0007050014000001
---- (1)
ここで、R(x)=V/Iである。
次に、図3に示すように、幹漏液検知部10と枝漏液検知部20の接続点10aより幹末端10eの側で漏液が発生した場合について説明する。L<x≦L+L、の場合である。
この間で漏液が発生すると、漏液部分62で第1幹導電線11から幹抵抗線12の間に電流が流れる。電流の一部は、図中の矢印に示すように、電源81、第1幹導電線11、漏液部分62、幹抵抗線12、電源81で構成される回路を流れる。また、電流の他の部分は、漏液部分62から幹抵抗線12の幹末端12eに向って流れ、接続線14を通って第2幹導電線13を接続点13aに向って流れ、接続点13aから導電線33を通って枝漏液検知部20の第2枝導電線23、接続線24、枝抵抗線22、導電線32、接続点12aを通って幹抵抗線12の幹始端12sに流れる。電流センサ82は、これらの回路に流れる電流値の総和Iを検出する。また、電圧センサ83は、幹漏液検知部10の第2幹導電線13の幹始端13sと幹抵抗線12の幹始端12sとの間の電圧値Vを検出する。
この場合、電流センサ82で検出した電流値I、電圧センサ83で検出した電圧値Vにより計算される回路の抵抗値R(x)と距離xとの関係は、以下の式(2)のようになる。
幹漏液検知部10のL<x≦L+Lにおいて、
Figure 0007050014000002
---- (2)
ここで、R(x)=V/I、R=ρ・Lである。
また、図4に示すように、枝漏液検知部20で漏液が発生した場合、つまり、L<x≦L+L、の場合である。
この間で漏液が発生すると、漏液部分63で第1枝導電線21から枝抵抗線22の間に電流が流れる。電流の一部は、図中の矢印に示すように、電源81、第1幹導電線11、導電線31、第1枝導電線21、漏液部分63、枝抵抗線22、導電線32、幹抵抗線12、電源81で構成される回路を流れる。また、電流の他の部分は、漏液部分63から枝抵抗線22の枝末端22eに向って流れ、接続線24を通って第2枝導電線23を接続点13aに向って流れ、接続点13aから幹漏液検知部10の第2幹導電線13を幹末端13eに向って流れ、接続線14、幹抵抗線12を通って幹抵抗線12の幹始端12sに流れる。電流センサ82は、これらの回路に流れる電流値Iを検出する。また、電圧センサ83は、幹漏液検知部10の第2幹導電線13の幹始端13sと幹抵抗線12の幹始端12sとの間の電圧値Vを検出する。
この場合、電流センサ82で検出した電流値I、電圧センサ83で検出した電圧値Vにより計算される回路の抵抗値R(x)と距離xとの関係は、以下の式(3)のようになる。
枝漏液検知部20のL<x≦L+Lにおいて、
Figure 0007050014000003
---- (3)
ここで、R(x)=V/I、R=ρ・Lである。
以上説明した、幹漏液検知部10の幹始端10sから漏液部分61までの距離xと、電流センサ82で検出した電流値I、電圧センサ83で検出した電圧値Vにより計算される回路の抵抗値R(x)との関係をグラフにすると図5のようになる。図5に示すように、x≦L、つまり、抵抗値R(x)≦ρ・Lの場合には、抵抗値R(x)は距離xに比例して大きくなる。従って、電圧センサ83で検出した電圧値Vにより計算される抵抗値R(x)により、漏液部分61までの距離xは、下記の式(4)により一意に計算でき、漏液位置が一意に決定できる。
抵抗値R(x)≦ρ・Lの場合(x≦L
Figure 0007050014000004
---- (4)
一方、xがLを超えると、つまり、抵抗値R(x)>ρ・Lの場合には、幹漏液検知部10の接続点10aよりも幹末端10e側と、枝漏液検知部20とでは、長さに応じてxに対するR(x)の変化割合が異なる。このため、図5に示すように、一つの抵抗値R(x)に対する距離xの解が2つ存在する。2つの距離x,xはそれぞれ下記の式(5)、(6)で計算される。
幹漏液検知部10のL<x≦L+Lにおける
Figure 0007050014000005
---- (5)
枝漏液検知部20のL<x≦L+Lにおける
Figure 0007050014000006
---- (6)
この場合には、2つの漏液箇所の候補の距離x,xの近傍を保守員が点検することによって漏液箇所を特定する。
<漏液検出装置100の動作>
次に、図6のフローチャートを参照しながら実施形態の漏液検出装置100の動作について説明する。
図6のステップS101に示すように、判定部90は電流センサ82から電流値Iを検出する。漏液が発生していない場合には電流は流れないので、判定部90は電流センサ82で検出した電流値Iが所定の閾値I未満の場合には、図6のステップS102でNOと判断して図6のステップS103で漏液未検知の信号を出力して図6のステップS101に戻って電流センサ82で検出した電流値Iの監視を続ける。
判定部90は、図6のステップS102で検出した電流値Iが所定の閾値I以上と判断した場合、図6のステップS104に進んで漏液検知の信号を出力する。次に、図6のステップS105に進んで電圧センサ83によって電圧値Vを検出する。そして、図6のステップS106において電流センサ82で検出した電流値Iと電圧センサ83で検出した電圧値Vとから抵抗値R(x)=V/Iを算出して図6のステップS107に進む。
判定部90は、図6のステップS107で抵抗値R(x)がρ・L以下かどうかを判断する。判定部90は、図6のステップS107でYESと判断した場合には、漏液の発生箇所は、x≦Lの位置、すなわち、幹始端10sと接続点10aとの間にある。そして、判定部90は、図6のステップS108に進んで先に説明した式(4)で距離xを算出し、漏液発生箇所を特定する。
判定部90は、図6のステップS110に進んで漏液発生信号と漏液箇所信号を発信する。漏液箇所信号は例えば、「始端から距離xの場所で漏液が発生している」等の信号でよい。
一方、図6のステップS107でNOと判断した場合には、漏液箇所は、幹漏液検知部10と枝漏液検知部20の接続点10aより幹末端10eの側(L<x≦L+L)、または、枝漏液検知部20(L<x≦L+L)にあり、R(x)により一意に特定できない。そこで、判定部90は、図6のステップS109に進んで、先に説明した式(5)、式(6)で2つの候補の距離x,xを算出する。
そして、判定部90は、図6のステップS109に進んで漏液発生信号と漏液箇所信号とを出力する。この際、漏液箇所信号は、例えば、「始端から距離xの幹漏液検知部または始端から距離xの枝漏液検知部で漏液が発生している」等の信号としてもよい。この信号は、出力インターフェース94を介して外部の表示装置等に出力される。そして、表示を見た保守員等が幹始端10sから距離xの幹漏液検知部10と幹始端10sから距離xの枝漏液検知部20の2つの位置を確認し、漏液発生箇所を特定する。
以上説明した漏液検出装置100は、簡便な構成で分岐等のある複雑な形状の対象物の漏液監視が可能となる。
なお、枝漏液検知部20の長さLと幹漏液検知部10の接続点10aから幹末端10eまでの長さは長さLとが同一の場合には、式(5)、式(6)で計算する2つの候補の距離x,xが同一となる。
<漏液検出装置200の構成>
次に図7から9を参照しながら第2実施形態の漏液検出装置200について説明する。先に図1から6を参照して説明した漏液検出装置100と同様の部分には同様の符号を付して説明は省略する。
図7に示すように、第2実施形態の漏液検出装置200では、幹漏液検知部10の幹抵抗線12の幹末端12eまたは第2幹導電線13の接続点13aと幹末端13eとの間に枝漏液検知部20の枝抵抗線22の枝始端22sから枝末端22eまでの抵抗値Rと同一の抵抗値を持つ幹抵抗器16が介在して配置されている。また、枝漏液検知部20の枝抵抗線22の枝始端22sと、幹漏液検知部10の接続点12aとの間に、幹漏液検知部10の幹抵抗線12の接続点12aから幹末端12eまでの抵抗値Rと同一の抵抗値を持つ枝抵抗器26が配置されている。
漏液検出装置200では、幹漏液検知部10のx≦Lの間にある漏液部分61、幹漏液検知部10のL<x≦L+Lの間にある漏液部分62、枝漏液検知部20のL<x≦L+Lの間にある漏液部分63で漏液が発生すると、電流センサ82で検出した電流値I、電圧センサ83で検出した電圧値Vにより計算される回路の抵抗値R(x)と距離xとの関係は、それぞれ、以下の式(7)~(9)のようになる。
幹漏液検知部10のx≦Lにおいて、
Figure 0007050014000007
---- (7)
幹漏液検知部10のL<x≦L+Lにおいて、
Figure 0007050014000008
---- (8)
枝漏液検知部20のL<x≦L+Lにおいて
Figure 0007050014000009
---- (9)
以上説明した、幹漏液検知部10の幹始端10sから漏液部分61までの距離xと、電流センサ82で検出した電流値I、電圧センサ83で検出した電圧値Vにより計算される回路の抵抗値R(x)との関係をグラフにすると図8のようになる。図8に示すように、幹漏液検知部10のx≦L(R(x)≦ρ・L)、幹漏液検知部10のL<x≦L+L(ρ・L<R(x)≦R+R/2)、枝漏液検知部20のL<x≦L+L(R+R/2<R(x))において、電圧センサ83で検出した電圧値Vにより計算される一つの抵抗値R(x)に一つの距離xが対応する。このため、計算される一つの抵抗値R(x)により距離xが一意に決定される。漏液部分61、漏液部分62、漏液部分63までの距離xは式(7)~(9)により以下の式(10)~(12)のようになる。
抵抗値R(x)≦ρ・Lの場合(x≦L
Figure 0007050014000010
---- (10)
ρ・L<R(x)≦R+R/2の場合(幹漏液検知部で、L<x≦L+L
Figure 0007050014000011
---- (11)
+R/2<R(x)の場合(枝漏液検知部20のL<x≦L+L
Figure 0007050014000012
---- (12)
<漏液検出装置200の動作>
以下、図9のフローチャートを参照しながら実施形態の漏液検出装置200の動作について説明する。なお、先に説明した漏液検出装置100と同様の動作については同様のステップ番号を付して説明は省略する。
図9のステップS101から図9のステップS108の各ステップの動作は図6を参照して説明した漏液検出装置100の動作と同様である。
判定部90は、図9のステップS107でNOと判断したら、図9のステップS201に進み、抵抗値R(x)がρ・L<R(x)≦R+R/2の間にあるかどうか判断する。判定部90は、図9のステップS201でYESと判断した場合には、図9のステップS202に進んで先に説明した式(11)により距離xを算出して図9のステップS110に進み、漏液発生信号と漏液箇所信号を発信する。この際、漏液箇所信号は、例えば、「始端から距離xの幹漏液検知部で漏液が発生している」という信号であってもよい。
判定部90は、図9のステップS201でNOと判断した場合には、図9のステップS203に進んで先に説明した式(12)により距離xを算出して図9のステップS110に進み、漏液発生信号と漏液箇所信号を発信する。この際、漏液箇所信号は、例えば、「始端から距離xの枝漏液検知部で漏液が発生している」という信号であってもよい。
以上説明したように、漏液検出装置200は、検出した電流センサ82によって検出した電流値Iと電圧センサ83によって検出した電圧値Vとから幹漏液検知部10または枝漏液検知部20の漏液箇所を一意に特定することができる。
<漏液検出装置300の構成>
次に、図10を参照しながら、第3実施形態の漏液検出装置300について説明する。先に図1~6を参照して説明した漏液検出装置100と同様の部分には同様の符号を付して説明は省略する。
図10に示すように、漏液検出装置300は、幹漏液検知部10と枝漏液検知部20の接続点10aから幹末端10eまでの間に第1幹導電線11と第2幹導電線13とを入り切りする幹スイッチ41を設け、枝漏液検知部20に第1枝導電線21と第2枝導電線23とを入り切りする枝スイッチ42を設けたものである。幹スイッチ41と枝スイッチ42とは判定部90に接続されており、判定部90の指令によって動作する。
<漏液検出装置300の動作>
次に、図11を参照しながら漏液検出装置300の動作について説明する。判定部90は、図11のステップS301に示すように、幹スイッチ41と枝スイッチ42をオンにし、図11のステップS302で電流値Iを検出して図11のステップS303で電流値Iが所定値I以上かどうか判断する。図11のステップS303でNOと判断した場合には、図11のステップS304に進んで漏液未検知の信号を出力する。そして、判定部90は、図11のステップS303でYESと判断するまで図11のステップS302からS303を繰り返す。
判定部90は、図11のステップS303でYESと判断したら、図11のステップS305で幹スイッチ41をオン、枝スイッチ42をオフとして図11のステップS306に進んで電流値Iを検出し、図11のステップS307で電流値Iが所定値I以上かどうか判断する。
判定部90は、図11のステップS307でYESと判断した場合には、判定部90は、図11のステップS308に進んで、幹漏液検知部10での漏液検知を特定する。そして、図11のステップS309で電圧値Vを検出してステップS310に進んで抵抗値R(x)を計算する。枝スイッチ42がオフになっているので、図11のステップS311に示すように、幹始端10sから幹漏液検知部10の漏液箇所までの距離xは、x=R(x)/ρで計算できる。判定部90は、図11のステップS311で距離xを算出したら図11のステップS312に進んで漏液発生信号と漏液箇所信号を出力する。この際、漏液箇所信号は、例えば、「始端から距離xの幹漏液検知部で漏液が発生している」という信号であってもよい。
一方、判定部90は、図11のステップS307でNOと判断したら、図11のステップS313に進んで、幹スイッチ41をオフ、枝スイッチ42をオンとする。そして、図11のステップS314で電流値Iを検出し、図11のステップS315に進んで電流値Iが所定値I以上かどうか判断する。判定部90は、図11のステップS315でYESと判断した場合には、図11のステップS316に示すように、枝漏液検知部20で漏液が発生していると特定する。そして、判定部90は、図11のステップS317で電圧値Vを検出して図11のステップS318に進んで抵抗値R(x)を算出する。この場合、幹スイッチ41がオフになっているので、図11のステップS319に示すように、幹始端10sから枝漏液検知部20の漏液箇所までの距離xは、x=R(x)/ρで計算できる。判定部90は、図11のステップS319で距離xを算出したら図11のステップS312に進んで漏液発生信号と漏液箇所信号を出力する。この際、漏液箇所信号は、例えば、「始端から距離xの枝漏液検知部で漏液が発生している」という信号であってもよい。
判定部90は、図11のステップS315でNOと判断した際には、図11のステップS320に示すように、誤検知と判断して図11のステップS301に戻って監視を継続する。
実施形態の漏液検出装置300では、枝スイッチ42は枝漏液検知部20に設けることとして説明したが、接続点10aと枝始端20sとの間に枝スイッチ42を配置して導電線31,33を入り切りすることにより、第1枝導電線21と第2枝導電線23とを入り切りするようにしてもよい。
また、実施形態の漏液検出装置300では、幹スイッチ41は、第1幹導電線11と第2幹導電線13とを入り切りし、枝スイッチ42は、第1枝導電線21と第2枝導電線23とを入り切りするとして説明したが、これに限らず、図12に示す漏液検出装置310のように、幹スイッチ41が幹抵抗線12を入り切りし、枝スイッチ42が枝抵抗線22を入り切りするようにしてもよい。また、図13に示すように、幹スイッチ41が第2幹導電線13を入り切りし、枝スイッチ42が第2枝導電線23を入り切りするように構成してもよい。
このように、幹スイッチ41は、幹抵抗線12または第2幹導電線13とのいずれか一方を入り切りし、枝スイッチ42は、枝抵抗線22または第2枝導電線23とのいずれか一方を入り切りするように構成してもよい。
<漏液検出装置400の構成>
図14を参照しながら第4実施形態の漏液検出装置400について説明する。図14に示すように、漏液検出装置400は、第1導電線51と抵抗線52と第2導電線53とで構成されている。第1導電線51と抵抗線52とは漏液が接触するとその間に電流が流れるように被覆されている。第2導電線53は漏液が接触しても外部と導通しないような絶縁被覆で被覆されている。第2導電線53の末端53eは接続線54で抵抗線52の末端52eに接続されている。また、先に説明した漏液検出装置100と同様、電源81、電流センサ82、電圧センサ83、判定部90が接続されている。
漏液検出装置400の第1導電線51と抵抗線52と第2導電線53とは、漏液が接触してもその間に電流が流れない被覆導線56が長さ方向に介在して配置されている。
漏液検出装置400は、例えば、図15に示すような分岐のある配管70に沿わして配置した場合、配管70から枝管71の先端に向って漏液検知部50を配置する。そして、枝管71の先端から配管70への戻りの部分は被覆導線56とする。このようにすることにより、漏液検出装置100のように、幹漏液検知部10から枝漏液検知部20を分岐させた構成でなくとも分岐のある配管70の漏液検知を効率的に行い、高価な部材である漏液検知帯の使用量を抑えることができる。
以上説明した漏液検出装置400では、被覆導線56は、第1導電線51と抵抗線52と第2導電線53とに介在して配置されていることとして説明したが、これに限らず、絶縁被覆で被覆されている第2導電線53には被覆導線56を介在させず、第1導電線51と抵抗線52に被覆導線56を介在させるように構成してもよい。
10 幹漏液検知部、10a,11a,12a,13a 接続点、10e,11e,12e,13e 幹末端、10s,11s,12s,13s 幹始端、11 第1幹導電線、12 幹抵抗線、13 第2幹導電線、14,24 接続線、15 幹漏液検知帯、16 幹抵抗器、20 枝漏液検知部、20e,21e,22e,23e 枝末端、20s,21s,22s,23s 枝始端、21 第1枝導電線、22 枝抵抗線、23 第2枝導電線、25 枝漏液検知帯、26 枝抵抗器、31,32,33 導電線、41 幹スイッチ、42 枝スイッチ、50 漏液検知部、51 第1導電線、52 抵抗線、53 第2導電線、56 被覆導線、61~63 漏液部分、70 配管、71 枝管、81 電源、82 電流センサ、83 電圧センサ、90 判定部、92 メモリ、93 入力インターフェース、94 出力インターフェース、95 データバス、100,200,300,400 漏液検出装置。

Claims (3)

  1. 一の導電線と、一の導電線より電気抵抗が大きい抵抗線と、他の導電線とで構成され、一の導電線と抵抗線とは漏液が接触するとその間に電流が流れるように被覆されており、他の導電線は絶縁被覆が施されて末端が抵抗線の末端に接続されている漏液検知帯を複数備え、
    一の前記漏液検知帯で構成される幹漏液検知部と、
    他の前記漏液検知帯で構成され、前記幹漏液検知部の途中に枝始端が接続される枝漏液検知部と、
    前記幹漏液検知部の一の導電線の幹始端と抵抗線の幹始端との間に接続される電源と、
    前記幹漏液検知部の一の導電線の幹始端の電流値を検出する電流検出部と、
    前記幹漏液検知部の他の導電線の幹始端と抵抗線の幹始端との間に接続される電圧検出部と、
    前記電流検出部の検出した電流値と、前記電圧検出部の検出した電圧値とから漏液の発生を判定する判定部と、を備え、
    前記枝漏液検知部の一の導電線と抵抗線と他の導電線の各枝始端は、前記幹漏液検知部の一の導電線と抵抗線と他の導電線の途中にそれぞれ接続されていること、
    を特徴とする漏液検出装置。
  2. 請求項1に記載の漏液検出装置であって、
    前記幹漏液検知部は、前記枝漏液検知部の抵抗線の枝始端から枝末端までの抵抗値と同一の抵抗値を持つ一の抵抗器が、前記幹漏液検知部の抵抗線の幹末端または他の導電線の中間に介在して配置されており、
    前記枝漏液検知部は、前記幹漏液検知部の抵抗線と前記枝漏液検知部の抵抗線との接続点から幹末端までの前記幹漏液検知部の抵抗線の抵抗値と同一の抵抗値を持つ他の抵抗器が、前記枝漏液検知部の抵抗線の枝始端と、前記幹漏液検知部の抵抗線と前記枝漏液検知部の抵抗線との接続点と、の間に配置されていること、
    を特徴とする漏液検出装置。
  3. 請求項1に記載の漏液検出装置であって、
    前記幹漏液検知部と前記枝漏液検知部の接続点から幹末端までの間に設けられ、一の前記漏液検知帯の抵抗線または他の導電線を入り切りする幹スイッチと、
    前記枝漏液検知部又は前記幹漏液検知部と前記枝漏液検知部の接続点から前記枝漏液検知部の前記枝始端までの間に設けられ、他の前記漏液検知帯の抵抗線または他の導電線を入り切りする枝スイッチと、を有すること、
    を特徴とする漏液検出装置
JP2019004110A 2019-01-15 2019-01-15 漏液検出装置 Active JP7050014B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019004110A JP7050014B2 (ja) 2019-01-15 2019-01-15 漏液検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019004110A JP7050014B2 (ja) 2019-01-15 2019-01-15 漏液検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020112463A JP2020112463A (ja) 2020-07-27
JP7050014B2 true JP7050014B2 (ja) 2022-04-07

Family

ID=71667696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019004110A Active JP7050014B2 (ja) 2019-01-15 2019-01-15 漏液検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7050014B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121976A (ja) 2007-11-15 2009-06-04 Omron Corp 漏液検知装置
JP2009198487A (ja) 2008-01-21 2009-09-03 Three M Innovative Properties Co 漏液検知システム及び漏液検知方法
US20180246048A1 (en) 2017-02-24 2018-08-30 InventionXT LLC Fluids Leakage Sensor

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5654341A (en) * 1979-10-11 1981-05-14 Hitachi Ltd Processor for detection signal of conductive substance detector
JPS59137554U (ja) * 1983-03-04 1984-09-13 株式会社潤工社 蒸溜水の漏洩検知素子
JPS61144530U (ja) * 1985-02-27 1986-09-06
US4843327A (en) * 1987-06-03 1989-06-27 Raychem Corporation Branched sensor system
JPH08271461A (ja) * 1995-03-29 1996-10-18 Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd 導電性の低い液体の漏洩検知センサ
JPH10300622A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Fujita Corp 廃棄物処分場の漏水検知システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121976A (ja) 2007-11-15 2009-06-04 Omron Corp 漏液検知装置
JP2009198487A (ja) 2008-01-21 2009-09-03 Three M Innovative Properties Co 漏液検知システム及び漏液検知方法
US20180246048A1 (en) 2017-02-24 2018-08-30 InventionXT LLC Fluids Leakage Sensor

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020112463A (ja) 2020-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20160103157A1 (en) Ratio metric current measurement
TWI442038B (zh) 液體洩漏偵測系統及液體洩漏偵測方法
CN105829845A (zh) 用于温度测量的测量装置和方法以及用于这种测量装置的传感器缆线
US10439434B2 (en) Impedance shift analysis to predict failures in an electrical power distribution network
JP7050014B2 (ja) 漏液検出装置
KR101109753B1 (ko) 누수 감지 시스템
US10459024B2 (en) Shorted thermocouple diagnostic
EP0144211B1 (en) Sensor cable
JP6971948B2 (ja) 漏液検出装置
JP6907150B2 (ja) 漏液検出装置
KR101984432B1 (ko) 케이블의 열화상태 진단장치 및 진단방법
JP2022087173A (ja) 電線検査システムおよび電線検査方法
JP6272378B2 (ja) 抵抗値測定システム、及び抵抗値測定方法
KR20220055323A (ko) 전기선로의 열화 위험도 판단 방법 및 장치
JP4548578B2 (ja) 電力ケーブルの導体温度推定方法
JP7004635B2 (ja) 漏液検出装置
JP2020085750A (ja) 漏液検出装置
JPS613300A (ja) 可変状態の変化に関する情報の検出・獲得用装置
JP4057182B2 (ja) 部分放電判定方法
EP4257987A1 (en) Method for locating a fault point on a high-voltage three-phase ac cable, and system for locating a fault point
JP6069051B2 (ja) 電力ケーブル高抵抗絶縁不良箇所標定方法及び装置
KR100720741B1 (ko) 누액감지 장치
KR102496943B1 (ko) 열수송관 누수 감시 회로 및 그 동작 방법
JP2016180634A (ja) 故障率の算出装置
US20230324450A1 (en) Method for locating a fault point on a high-voltage three-phase ac cable, and system for locating a fault point

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7050014

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350