JP2016178001A - コネクタおよび電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 実装面積を縮小することが可能で、かつ小型化を図ることができるコネクタおよびそれを備えた電子機器を提供する。
【解決手段】 上面に着脱部26が設けられたコネクタ本体24と、一端部25a側がコネクタ本体24の着脱部26に配列され、他端部25b側がコネクタ本体24の下面に配列された複数のコネクタリード25と、を有している。複数のコネクタリード25は、他端部25bに、一部がコネクタ本体24の下面から離間して突出する形状に折り曲げられた折曲部27を有していて、折曲部27の先端部分が配線基板20の端子20aに接続される。コネクタリード25の配列方向の間隔は半田によって短絡することなく接合することができない値に設定されていて、複数の折曲部27はコネクタリード25の配列方向に沿って千鳥配置されて、複数の折曲部27の相互の間隔は、半田によって短絡することなく接合することができる値に設定されている。
【選択図】 図6
【解決手段】 上面に着脱部26が設けられたコネクタ本体24と、一端部25a側がコネクタ本体24の着脱部26に配列され、他端部25b側がコネクタ本体24の下面に配列された複数のコネクタリード25と、を有している。複数のコネクタリード25は、他端部25bに、一部がコネクタ本体24の下面から離間して突出する形状に折り曲げられた折曲部27を有していて、折曲部27の先端部分が配線基板20の端子20aに接続される。コネクタリード25の配列方向の間隔は半田によって短絡することなく接合することができない値に設定されていて、複数の折曲部27はコネクタリード25の配列方向に沿って千鳥配置されて、複数の折曲部27の相互の間隔は、半田によって短絡することなく接合することができる値に設定されている。
【選択図】 図6
Description
この発明は、携帯型の情報端末機などの電子機器に用いられるコネクタおよびそれを備えた電子機器に関する。
例えば、コネクタにおいては、特許文献1に記載されているように、コネクタ本体に複数のコネクタリードを所定間隔で配列させた状態でコネクタ本体の表裏面に露出させた構成のものが知られている。
この種のコネクタは、コネクタ本体の表面側が雌型コネクタ部と雄型コネクタ部との一方に形成され、コネクタ本体の裏面側の両側から複数のコネクタリードの各端子が外側に突出して設けられた構成になっている。この場合、コネクタ本体の裏面側の両側から突出した複数の端子は、その突出長さが配列方向に沿って交互に異なると共に、表裏面方向に重なり合わないように千鳥状に配列された構成になっている。
しかしながら、このようなコネクタでは、複数のコネクタリードの各端子がコネクタ本体の両側から外側に突出して設けられた構成となっているため、配線基板への実装に要する面積がコネクタ本体より大きくなってしまうという問題がある。
また、このコネクタでは、複数のコネクタリードの各端子の間隔を半田によって配線基板に短絡することなく接続できる間隔とする必要があるため、複数のコネクタリードの間隔を半田によって短絡することなく接続可能な間隔よりも狭くすることができず、コネクタ全体の大きさを小さくすることができないという問題もある。
この発明が解決しようとする課題は、実装面積を縮小することできるとともに、小型化を図ることができるコネクタおよびそれを備えた電子機器を提供することである。
この発明は、一端部側がコネクタ本体の一面に配列され、他端部側が前記コネクタ本体の他面に配列された複数のコネクタリードと、を備え、前記複数のコネクタリードの各々は、前記他端部に、一部が前記コネクタ本体の前記他面から離間して突出する形状に折り曲げられて一部が配線基板の端子に接続される折曲部を有していることを特徴とするコネクタである。
この発明によれば、複数のコネクタリードのそれぞれの他端部に設けられた折曲部によって、実装面積を縮小することができると共に、コネクタの小型化を図ることができる。
以下、図1〜図8を参照して、この発明を電子機器に適用した場合の一実施形態について説明する。
この電子機器は、図1に示すように、腕時計型の携帯情報端末機であり、機器ケース1を備えている。この機器ケース1は、機器ケース1に設けられたバンドBによって腕に取り付けられるように構成されている。
この電子機器は、図1に示すように、腕時計型の携帯情報端末機であり、機器ケース1を備えている。この機器ケース1は、機器ケース1に設けられたバンドBによって腕に取り付けられるように構成されている。
また、この機器ケース1は、図1に示すように、表示部2、入力操作部3、出力部4を備えている。表示部2は、液晶表示パネルやEL(エレクトロ・ルミネッセンス)表示パネルなどの平面型の表示パネルであり、機器ケース1内に設けられ、各種の情報を電気光学的に表示するように構成されている。
入力操作部3は、機器ケース1に設けられ、押圧操作によってモードなどの機能を切り替える押釦スイッチ3aや、表示部2の表面に設けられ、タッチ操作によって表示部2の表示状態を切り替えるタッチパネル3bなどである。出力部4は、音声などの音を発生するスピーカや、警報音を発生するブザーなどである。
この電子機器の回路構成は、図2に示すように、装置の全体的な制御を行う制御部5と、制御データや制御プログラムが格納されたROM(リード・オンリー・メモリ)および制御部5のCPU(中央演算処理装置)に作業用のメモリ空間を提供するRAM(ランダム・アクセ・メモリ)などを有するメモリ部6と、外部機器との間で通信を行う通信用のインターフェイスである通信I/F部7と、各種の情報を検出するセンサ部8、人工衛星との間で通信を行って位置情報を算出するGPS部(グローバル・ポジショニング・システム部)9と、を備えているほか、前述した表示部2、入力操作部3、出力部4を備えている。
また、この電子機器は、図3に示すように、回路基板10を備えている。この回路基板10には、制御部5のCPU11、メモリ部6のメモリ回路12、および通信I/F部7の通信I/F回路13が搭載されている。また、この回路基板10には、入力操作部3の押釦スイッチ3a、入力操作部3のタッチパネル3b、出力部4のスピーカ・ブザー14、GPS部9のGPS受信回路15、およびセンサ部8のセンサ回路16がそれぞれ電気的に接続されている。
さらに、この回路基板10には、図3に示すように、表示部2がフレキシブルな配線基板20によって電気的に接続されている。この場合、フレキシブルな配線基板20は、屈曲自在なフィルムに複数の配線が設けられたものであり、その一端部が表示部2に電気的に接続されている。この配線基板20の他端部には、雌型コネクタ21が電気的に接続された状態で実装されている。また、回路基板10には、配線基板20の雌型コネクタ21が電気的に接続される雄型コネクタ22が実装されている。
これにより、回路基板10と表示部2とは、図3に示すように、回路基板10の雄型コネクタ22と配線基板20の雌型コネクタ21とが電気的に接続されることにより、フレキシブルな配線基板20によって電気的に接続されるように構成されている。この場合、配線基板20には、表示部2を駆動するドライブIC23が実装されている。
ところで、配線基板20に実装された雌型コネクタ21は、図4および図5に示すように、配線基板20上に配置されるコネクタ本体24と、このコネクタ本体24に設けられて配線基板20と電気的に接続される複数のコネクタリード25と、を備えている。コネクタ本体24は、絶縁性を有する硬質の合成樹脂によってほぼ四角形の板状に形成されている。
このコネクタ本体24の一面である上面(図5(a)では表面)には、図4および図5(a)に示すように、雄型コネクタ22が着脱可能に装着される着脱部26が設けられている。この着脱部26は、コネクタ本体24の外周を除いて、そのほぼ全域に亘って設けられた凹部26aと、この凹部26aの外周にその上方に突出して設けられた外枠部26bと、この外枠部26bの内側に所定間隔離れた状態で外枠部26bよりも低い高さで設けられた内枠部26cと、を有している。
この場合、着脱部26の内枠部26c内には、図4および図5(a)に示すように、仕切部26dが設けられている。これにより、コネクタ本体24の上面に設けられた着脱部26には、内枠部26c内に長方形状の2つの凹部26eが仕切部26dによって設けられている。また、このコネクタ本体26の他面である下面(図5(b)では表面)は、平坦面に形成されている。
複数のコネクタリード25は、図4〜図6に示すように、銅などの導電性を有する細長い金属製の帯板をそれぞれ所定形状に折り曲げたものであり、コネクタ本体24の上下面に露呈した状態で、所定間隔S1、例えば0,1mmピッチの間隔で配列され、配線基板20に形成されている複数の端子20aに電気的に接続されるように構成されている。
これら複数のコネクタリード25のそれぞれは、図4および図5に示すように、コネクタ本体24の着脱部26に設けられた2つの凹部26eに各一端部25a側が配置された状態で、2つの凹部26eの仕切部26dを境に2列で配列されている。すなわち、これら複数のコネクタリード25の各一端部25aは、コネクタ本体26の2つの凹部26e内にその内面に沿って凹形状に折り曲げられた状態で配列されている。
また、複数のコネクタリード25の各他端部25bは、図4および図5(b)に示すように、コネクタ本体26の下面(図5(b)では表面)における両端部に導かれ、この両端部から2つの凹部26eの仕切部26dに対応する中間部に向けて凹部26eの長手方向と直交する方向に延び、この状態で凹部26eの長手方向に沿って配列されている。これにより、複数のコネクタリード25は、コネクタ本体26の2つの凹部26eの仕切部26dを境に相互に接触することなく、例えば20個ずつ2列に配列されている。
この場合、コネクタ本体24の下面に配列された複数のコネクタリード25の各他端部25bは、図5(b)および図6(a)に示すように、その配列方向(図6(a)では上下方向である矢印Y方向)に対して直交する方向(図6(a)では左右方向である矢印X方向)に延びる長さが隣接するコネクタリード25間で互いに異なっており、この延びる長さが互いに異なる互いに隣接した4つのコネクタリード25が配列方向(矢印Y方向)に交互に配列されている。
更に、これら複数のコネクタリード25の各他端部25bの延在方向の先端側には、図4〜図6に示すように、例えば1つの頂点を有する山形に折り曲げられて、一部がコネクタ本体24の下面から離間して、下側に向けて突出する折曲部27が設けられている。そして、複数のコネクタリード25の各他端部25bに設けられている複数の折曲部27は、複数のコネクタリード25の配列方向(矢印Y方向)に対して直交する方向(矢印X方向)において、隣接するコネクタリード25間で互いに位置が異なっている。
複数のコネクタリード25の各折曲部27は、図6(a)に示すように、複数のコネクタリード25の配列方向(矢印Y方向)に沿って、全体として千鳥状に配置されており、複数のコネクタリード25の配列方向(矢印Y方向)に対して直交する方向(矢印X方向)における間隔S3は、半田により短絡することなく接続可能な間隔、例えば0.4mmピッチの間隔に設定されている。ここで、複数の折曲部27の、複数のコネクタリード25の配列方向(矢印Y方向)における間隔S2は、複数のコネクタリード25の配列間隔S1と同じ、例えば0,1mmピッチの間隔で形成されている。
すなわち、複数のコネクタリード25の配列方向(矢印Y方向)に隣接する各折曲部27の間隔は、複数のコネクタリード25の配列間隔S1の4倍であり、例えば0,4mmとなっている。また、複数のコネクタリード25の配列方向(矢印Y方向)に対して直交する方向(矢印X方向)に最も近接する2つの折曲部27の矢印X方向の間隔S3は、例えば0.4mmとなっていて、半田により短絡することなく接続可能な間隔となっている。
この場合、矢印X方向に最も近接する2つの折曲部27は、矢印Y方向の位置が少なくとも間隔S2だけずれているため、この2つの折曲部27間の直線距離は間隔S3より大きくなっている。したがって、矢印Y方向に沿って千鳥状に配置されている複数の折曲部27の相互の間隔は、半田により短絡することなく接続可能な間隔となっている。
これにより、雌型コネクタ21における複数のコネクタリード25は、図6(a)に示すように、1列ごとに20個配列されていることにより、その配列方向(矢印Y方向)における配列長さL1が約1.9mm(0.1mm×19)に形成されている。これに伴ってコネクタ本体24は、複数のコネクタリード25の配列方向(矢印Y方向)の長さL2が、例えば3.32mmに形成されている。
また、複数のコネクタリード25の各他端部25bは、図6(a)に示すように、その各折曲部27が、複数のコネクタリード25の配列方向(矢印Y方向)に対して直交する方向(矢印X方向)に8個ずつ配列されていることにより、その矢印X方向における配列長さL3が、例えば2.8mm(0.4mm×7)の長さに形成されている。
雌型コネクタ21が接続される配線基板20には、図4および図7に示すように、複数のコネクタリード25の各折曲部27が半田28によって接続される複数の端子20aが形成されている。すなわち、複数の端子20aは、それぞれ、コネクタ本体25が対応する配線基板20の接続領域内において複数のコネクタリード25の各折曲部27に対応した位置に配列されて形成されている。
すなわち、複数の端子20aは、図7に示すように、各折曲部27の配置に対応して、複数のコネクタリード25の配列方向(矢印Y方向)に沿って、全体として千鳥状に配置されており、複数のコネクタリード25の配列方向(矢印Y方向)に隣接する各端子20aの間隔は、例えば0,4mmとなっている。
また、複数のコネクタリード25の配列方向(矢印Y方向)に対して直交する方向(矢印X方向)に最も近接する2つの端子20aの矢印X方向の間隔は、例えば0.4mmとなっていている。これにより、矢印Y方向に沿って千鳥状に配置されている各端子20aの相互の間隔は、半田により短絡することなく接続可能な間隔となっている。
この配線基板20には、図4に示すように、雌型コネクタ21の複数のコネクタリード25の各他端部25bにそれぞれ設けられた複数の折曲部27が、配線基板20に形成された複数の端子20aに半田28によって、電気的に接続された状態で、雌型コネクタ21が半田接合されるように構成されている。
この場合、図4に示すように、コネクタ本体24の下面から離間して下側に突出している複数の折曲部27の、コネクタ本体24の下面から最も大きく離間している先端部分、つまり、折曲部27が1つの頂点を有する山形状である場合は、その頂点部分、が配線基板20の複数の端子20aに接触した状態で、その先端部分が半田28によって接合されるように構成されている。すなわち、折曲部27における先端部分以外の部分は半田28により接合されておらず、露出した状態となっている。
このため、例えば、配線基板20に向けてコネクタ本体24が押されたことによる応力が各折曲部27に作用したり、配線基板20とコネクタ本体24の熱膨張率の違いによる応力が各折曲部27に作用したりした際に、複数のコネクタリード25の各折曲部27が湾曲したり、押し広げられる方向(矢印X方向)に変形したりすることが可能であり、これにより、応力を緩和して、半田接合部分にクラックが入ったり、半田接合部分が剥がれたりすることを抑制することができるように構成されている。
一方、雄型コネクタ22は、図8(a)および図8(b)に示すように、コネクタ本体30の上面の形状が雌型コネクタ21のコネクタ本体24と異なる構成であり、コネクタ本体30は雌型コネクタ21のコネクタ部24の凹部26eに嵌る凸型の形状を有しており、これ以外は雌型コネクタ21とほぼ同じ構成になっている。この場合、雄型コネクタ22のコネクタ本体30には、雌型コネクタ21と同様、その上下面に所定間隔S1、例えば0.1mmピッチの間隔で配列された複数のコネクタリード31が設けられている。
この雄型コネクタ22のコネクタ本体30は、図8(a)および図8(b)に示すように、雌型コネクタ21のコネクタ本体24と同じ大きさの四角形の板状に形成されている。このコネクタ本体30の上面(図8(a)では表面)には、雌型コネクタ21の着脱部26に着脱可能に装着する着脱部32が設けられている。
この着脱部32は、図8(a)に示すように、コネクタ本体30の外周を除いて、ほぼ全域に亘って設けられた凹部32aと、この凹部32a内に設けられた枠状部32bと、を備えている。この場合、枠状部32bは、図5および図8に示すように、その内周が雌型コネクタ21の内枠部26cの外周とほぼ同じ大きさで、雌型コネクタ21の外枠部26bと内枠部26cとの間に着脱可能に挿入されるように構成されている。
また、この着脱部32の枠状部32b内には、図8(a)に示すように、複数のコネクタリード31の各一端部31a側が上方に向けて突出した状態で、例えば20個ずつ2列で配列されている。これら複数のコネクタリード31の各一端部31aは、雌型コネクタ21の2つの凹部26e内に挿入された状態で、雌型コネクタ21の2つの凹部26e内に設けられた複数のコネクタリード25における各一端部25aにそれぞれ接触して互いに導通するように構成されている。
この場合にも、コネクタ本体30の下面に配列された複数のコネクタリード31の各他端部31bは、図8(b)に示すように、雌型コネクタ21の複数のコネクタリード25の各他端部27bと同様、同じ間隔S2で2列に配列されている。また、これら複数のコネクタリード31の各他端部31bにも、雌型コネクタ21の折曲部27と同様に、折曲部27がそれぞれ設けられている。
また、この雄型コネクタ22が接合される回路基板10には、雌型コネクタ21が接合される配線基板20に設けられた複数の端子20aと同様に、複数の端子(図示せず)が設けられている。このため、雄型コネクタ22は、雌型コネクタ21と同様、複数のコネクタリード31の各他端部31bにそれぞれ設けられた複数の折曲部27が、回路基板10に配列された複数の端子に半田によって、電気的に接続された状態で、雄型コネクタ22が半田接合されるように構成されている。
この場合にも、複数の折曲部27は、雌型コネクタ21と同様、コネクタ本体30の下面から突出して、その先端部分が回路基板10の複数の端子に接触した状態で、その先端部分だけが半田によって接合されるように構成されている。このため、例えば、回路基板10に向けてコネクタ本体30が押されたことによる応力が各折曲部27に作用したり、配線基板10とコネクタ本体30の熱膨張率の違いによる応力が各折曲部27に作用したりした際に、複数のコネクタリード31の各折曲部27が湾曲したり、押し広げられる方向に弾性変形したりすることか可能であり、これにより、応力を緩和して、半田接合部分にクラックが入ったり、半田接合部分が剥がれたりすることを抑制することができるように構成されている。
これにより、雌型コネクタ21と雄型コネクタ22とは、図5および図8に示すように、雌型コネクタ21の着脱部26における外枠部26bと内枠部26cとの間に雄型コネクタ22の着脱部32の枠状部32bが嵌合すると共に、複数のコネクタリード25、31の各一端部25a、31aが相互に係合して導通することにより、電気的に接続された状態で、着脱可能に装着するように構成されている。
次に、このような電子機器における雌型コネクタ21と雄型コネクタ22との作用について説明する。
まず、雌型コネクタ21を製作する場合には、コネクタ本体24を合成樹脂で射出成型する際に、複数のコネクタリード25をインサート成型によってコネクタ本体24と一体に形成する。この場合には、予め、複数のコネクタリード25をプレスなどによる折り曲げ加工によって所定の形状に形成する。
まず、雌型コネクタ21を製作する場合には、コネクタ本体24を合成樹脂で射出成型する際に、複数のコネクタリード25をインサート成型によってコネクタ本体24と一体に形成する。この場合には、予め、複数のコネクタリード25をプレスなどによる折り曲げ加工によって所定の形状に形成する。
すなわち、複数のコネクタリード25の各一端部25aをコネクタ本体24の着脱部26における2つの凹部26eの形状と同じ形状に折り曲げ、複数のコネクタリード25の各他端部25bをコネクタ本体24の下面に配列するように折り曲げると共に、これら各他端部25bにそれぞれ折曲部27を形成する。
このときには、複数のコネクタリード25の各折曲部27を、図5および図6に示すように、複数のコネクタリード25の配列方向(矢印Y方向)に対して直交する方向(矢印X方向)における位置を、互いに隣接する4つのコネクタリード25でそれぞれ異なる位置として、各折曲部27が、矢印Y方向に沿って、全体として千鳥状に配置されるように複数のコネクタリード25を配列方向(矢印Y方向)に沿って配列する。
そして、これら複数のコネクタリード25を成型用金型内に配置する。この状態で、成型用金型内に合成樹脂を注入する。これにより、コネクタ本体24に複数のコネクタリード25が一体に設けられた雌型コネクタ21が形成される。
この雌型コネクタ21をフレキシブルな配線基板20に接続する場合には、予め、配線基板20に複数の端子20aを設ける。このときには、雌型コネクタ21の複数のコネクタリード25における各折曲部27の配置位置に対応する位置に複数の端子20aを配線基板20に設ける。
すなわち、複数の端子20aは、雌型コネクタ21の複数の折曲部27と同様、複数のコネクタリード25の配列方向(矢印Y方向)に対して直交する方向(矢印X方向)における位置が、複数のコネクタリード25における各折曲部27の位置に対応するように、矢印Y方向に沿って、全体として千鳥状に配置されているこれにより、配線基板20に設けられる複数の端子20aの配列領域の面積を小さくすることができる。
そして、これら複数の端子20aにクリーム半田28を設け、この状態で配線基板20に配列された複数の端子20a上に雌型コネクタ21の複数のコネクタリード25に設けられた複数の折曲部27をそれぞれ対応させて配置し、この状態でクリーム半田28をリフローする。これにより、雌型コネクタ21の複数のコネクタリード25に設けられた複数の折曲部27と配線基板20の複数の端子20aとが半田28によって接合される。
このように、複数のコネクタリード25の各他端部25bにそれぞれ設けられた複数の折曲部27が千鳥状に配列されていることにより、複数のコネクタリード25における配列方向(矢印Y方向)の間隔S1が半田28により短絡することなく接続することができない程度の狭い間隔であっても、複数の折曲部27及び複数の端子20aの相互の間隔を半田28により短絡することなく接続することができる間隔とすることができて、複数のコネクタリード29の各折曲部27と配線基板20の各端子20aとを半田28によって短絡が発生することなく接合することができる。
これにより、雌型コネクタ21を従来のものよりもコンパクトに構成することができる。これに伴って、配線基板20に設けられた複数の端子20aの配列領域の面積も小さくすることができるので、配線基板20もコンパクトに構成することができる。また、このようにして雌型コネクタ21と配線基板20とが接合された状態では、折曲部27の先端部分だけが端子20aと半田接合されているため、例えば、配線基板20に向けてコネクタ本体24が押されたことによる応力が各折曲部27に作用したり、配線基板20とコネクタ本体24の熱膨張率の違いによる応力が各折曲部27に作用したりしても、複数のコネクタリード25の各折曲部27が湾曲したり、押し広げられる方向に変形したりすることにより、応力を緩和して、半田接合部分にクラックが入ったり、半田接合部分が剥がれたりすることを抑制することができる。
一方、雄型コネクタ22を製作する場合には、雌型コネクタ21と同様、コネクタ本体30に複数のコネクタリード31を一体に形成する。このときにも、雌型コネクタ21と同様、複数のコネクタリード31の各一端部31aをコネクタ本体30の着脱部32における凹部32a内に2列の凸形状に折り曲げ、複数のコネクタリード31の各他端部31bをコネクタ本体30の下面に配列するように折り曲げると共に、これら各他端部31bにそれぞれ折曲部27を形成する。
このときには、複数のコネクタリード31の各折曲部27を、雌型コネクタ21の各折曲部27と同様に、複数のコネクタリード31の配列方向に対して直交する方向における位置を、互いに隣接する4つのコネクタリード31でそれぞれ異なる位置として、各折曲部27が、複数のコネクタリード31の配列方向に沿って、全体として千鳥状に配置されるようにする。
そして、これら複数のコネクタリード31を成型用金型内に配置して合成樹脂を注入する。これにより、コネクタ本体30に複数のコネクタリード31が一体に設けられた雄型コネクタ22が形成される。この雄型コネクタ22を回路基板10に接合する場合には、複数のコネクタリード31の各他端部31bにそれぞれ設けられた複数の折曲部を回路基板10に設けられた複数の端子(図示せず)に半田で接合することにより、回路基板10に搭載される。
この雄型コネクタ22も、雌型コネクタ21と同様、コンパクトに構成することができる。これに伴って、回路基板10に設けられた複数の端子の配列領域の面積も小さくすることができるので、回路基板10に対する雄型コネクタ22の実装面積をコンパクトに構成することができる。また、このように雌型コネクタ21と配線基板20とが接合された状態では、回路基板10に向けてコネクタ本体30が押された際に、複数のコネクタリード31の各折曲部27が押し広げられる方向に弾性変形することにより、応力を緩和することができる。
このように雄型コネクタ22が搭載された回路基板10に雌型コネクタ21が搭載されたフレキシブルな配線基板20を接続する場合には、予め、配線基板20を表示部2に接続し、この状態で配線基板20の雌型コネクタ21の着脱部26を回路基板10の雄型コネクタ22の着脱部32に装着する。これにより、雌型コネクタ21と雄型コネクタ22とが電気的に接続され、回路基板10と表示部2とがフレキシブルな配線基板20によって電気的に接続される。
このときには、雌型コネクタ21のコネクタ本体24における着脱部26の外枠部26bと内枠部26cとの間に、雄型コネクタ22のコネクタ本体30における着脱部32の枠状部32bを嵌合させると共に、雌型コネクタ21の複数のコネクタリード25の各一端部25aと、雄型コネクタ22の複数のコネクタリード31各一端部31aとを、相互に係合させて導通させる。これにより、雌型コネクタ21と雄型コネクタ22とが電気的に接続された状態で相互に装着される。
このように、この電子機器の雌型コネクタ21によれば、一面である上面に着脱部26が設けられ、他面である下面が平坦面に形成されたコネクタ本体24と、一端部25a側がコネクタ本体24の着脱部26に配列され、他端部25b側がコネクタ本体24の下面に配列され、かつこれら他端部25bに折曲部27が、それぞれ他端部25bの配列方向に対して直交する方向における位置を相互に異ならせた状態で、ほぼ同じ高さでコネクタ本体24の下側に突出して設けられた複数のコネクタリード25と、を備えていることにより、コネクタ本体24の面積で実装することが可能で、かつその面積の小型化を図ることができる。
すなわち、この電子機器の雌型コネクタ21では、複数のコネクタリード25の各他端部25bにそれぞれ設けられた各折曲部27によって、コネクタ本体24の面積で実装することができると共に、コネクタ本体24に配列される複数のコネクタリード25の配列間隔S1を半田により短絡することなく接続することができない狭い間隔にしていながら、互いに隣接する折曲部27同士の間隔を半田により短絡することなく接続することができる間隔にすることができる。これにより雌型コネクタ21全体をコンパクトに構成することができて、雌型コネクタ21の小型化を図ることができる。
すなわち、複数のコネクタリード25の各折曲部27は、複数のコネクタリード25の配列方向に沿った方向に沿って、全体として千鳥状に配列されていることにより、複数のコネクタリード25の配列方向における複数の折曲部27の間隔S2が複数のコネクタリード25の間隔S1と同じ間隔であっても、複数のコネクタリード25の配列方向に対して直交する方向における各折曲部27の間隔S3を複数のコネクタリード25の間隔S1よりも広くすることができる。
このため、複数のコネクタリード25の各折曲部27を、複数のコネクタリード25の配列方向(矢印Y方向)に対して直交する方向(矢印X方向)における位置を、互いに隣接する4つのコネクタリード25で互いに異なった位置として、全体として千鳥状に配列させることができる。
これにより、複数のコネクタリード25の各折曲部27は、複数のコネクタリード25の配列方向の間隔S1を半田により短絡することなく接続することができない狭い間隔で形成しても、複数のコネクタリード25の配列方向に対して直交する方向における複数の折曲部27の間隔S3を複数のコネクタリード25の間隔S1よりも広くして、半田により短絡することなく接続することができる間隔とすることができる。
この場合、複数のコネクタリード25の配列方向に対して直交する方向における複数の折曲部27の間隔S3を複数のコネクタリード25の配列方向の間隔S1よりも広く、半田により短絡することなく接続することができる間隔で形成しても、複数の折曲部27を全体として千鳥状に配列させた構成であるから、複数の折曲部27の配列領域の面積を小さくすることができ、これによりコネクタ本体24をコンパクトに構成することができ、これに伴って雌型コネクタ21全体の小型化を図ることができる。
また、この雌型コネクタ21では、これが接続される配線基板20の複数の端子20aを、コネクタ本体24に設けられた複数のコネクタリード25の各折曲部27と同じ配列で設けることにより、複数の端子20aが多数、例えば40個存在していていても、複数の端子20aを配線基板20上にコンパクトに配列することができ、これにより複数の端子20aの配列領域である配列面積を小さくすることができるので、配線基板20をコンパクトに構成することができる。
この場合、複数のコネクタリード25の各折曲部27それぞれは、同じ大きさの山形状に形成されていることにより、複数の折曲部27を山形状に形成しても、複数の折曲部27の突出した各先端部を同一平面状に配置させることができ、これにより複数の折曲部27の突出した各先端部を配線基板20の各端子20aに半田28によって短絡することなく確実に接合することができる。
また、折曲部27の先端部分だけが配線基板20に半田接合されているため、配線基板20に半田接合された雌型コネクタ21は、例えば、配線基板20に向けてコネクタ本体24が押されることによる応力が各折曲部27に作用したり、配線基板20とコネクタ本体24の熱膨張率の違いによる応力が各折曲部27に作用したりしても、複数のコネクタリード25の各折曲部27が湾曲したり、押し広げられる方向(矢印X方向)に変形したりすることができるので、応力を確実にかつ良好に緩和して、半田接合部分にクラックが入ったり、半田接合部分が剥がれたりすることを抑制することができる。
また、この電子機器の雄型コネクタ22は、コネクタ本体30の着脱部32と複数のコネクタリード31の一端部31a側とが雌型コネクタ21と異なる構成であり、これ以外は雌型コネクタ21とほぼ同じ構成であるから、雌型コネクタ21と同様の作用効果あるほか、雌型コネクタ21の着脱部26に対して雄型コネクタ22の着脱部32を着脱可能に装着させることにより、雄型コネクタ22と雌型コネクタ21とを簡単にかつ容易に電気的に接続することができる。
すなわち、雄型コネクタ22は、着脱部32の枠状部32bを雌型コネクタ21の着脱部26における外枠部26bと内枠部26cとの間に嵌合させることにより、雄型コネクタ22の複数のコネクタリード31における各一端部31aと、雌型コネクタ21の複数のコネクタリード25における各一端部25aとを、相互に係合させて導通させることができ、これにより雄型コネクタ22を雌型コネクタ21に電気的に接続させた状態で確実にかつ良好に装着することができる。
さらに、この電子機器は、雌型コネクタ21が表示部2に接続された配線基板20に実装されていることにより、配線基板20もコンパクトに構成することができる。すなわち、雌型コネクタ21は、従来のものよりもコンパクトに構成することができるので、これに伴って配線基板20をコンパクトに構成することができる。
また、この電子機器は、雄型コネクタ22が回路基板10に実装されていることにより、回路基板10に対する雄型コネクタ22の実装面積を小さくすることができる。すなわち、雄型コネクタ22も、雌型コネクタ21と同様、従来のものよりもコンパクトに構成することができるので、これに伴って回路基板10に対する雄型コネクタ22の実装面積を小さくすることができる。
さらに、この電子機器は、表示部2に接続された配線基板20に実装された雌型コネクタ21と、回路基板10に実装された雄型コネクタ22とを、接合することにより、表示部2と回路基板10とを配線基板20によってコンパクトな状態で確実にかつ良好に接続することができる。
なお、上述した実施形態では、雌型コネクタ21の複数のコネクタリード25の他端部25bにそれぞれ設けられた複数の折曲部27、および雄型コネクタ22の複数のコネクタリード31の他端部31bにそれぞれ設けられた複数の折曲部27を山形状に折り曲げた場合について述べたが、折曲部の形状はこれに限るものではない。例えば半円弧状に折り曲げても良く、また台形状、四角形状に折り曲げても良く、さらにZ字形状に折り曲げた構成であっても良い。
また、上述した実施形態では、雌型コネクタ21の複数のコネクタリード25の他端部25b側にそれぞれ設けられた複数の折曲部27を配線基板20の複数の端子20aに半田28で接合しただけの構成である場合について述べたが、これに限らず、複数の折曲部27を配線基板20の複数の端子20aに半田28で接合した状態で、コネクタ本体24を配線基板20上に樹脂で封止した構成であっても良い。この場合には、雌型コネクタ21を配線基板20に強固に取り付けることができる。
さらに、上述した実施形態では、雄型コネクタ22の複数のコネクタリード31の他端部31b側にそれぞれ設けられた複数の折曲部27を回路基板10の複数の端子(図示せず)に半田28で接合しただけの構成である場合について述べたが、これに限らず、複数の折曲部を回路基板10の複数の端子に半田28で接合した状態で、コネクタ本体30を回路基板10上に樹脂で封止した構成であっても良い。この場合にも、雄型コネクタ22を回路基板10に強固に取り付けることができる。
また、上述した実施形態では、複数のコネクタリード25、31の各折曲部27が、複数のコネクタリード25、31の配列方向に対して直交する方向における位置を、互いに隣接する4つのコネクタリード25、31でそれぞれ異ならせて、各折曲部27が全体として千鳥状に配列される場合について述べたが、折曲部27の配列状態はこれに限るものではない。
例えば、複数のコネクタリードの各折曲部は、複数のコネクタリードの配列方向に対して直交する方向における位置を、互いに隣接する3つのコネクタリードでそれぞれ異ならせて、各折曲部が全体として千鳥状に配列されるものであってもよい。
また、これに限らず、例えば、複数のコネクタリードの各折曲部は、複数のコネクタリードの配列方向に対して直交する方向における位置を、互いに隣接する2つのコネクタリードでそれぞれ異ならせて、各折曲部が全体として千鳥状に配列されるものであってもよい。
また、上述した実施形態では、雌型コネクタ21を配線基板20に設け、雄型コネクタ22を回路基板10に設けた場合について述べたが、これに限らず、雌型コネクタ21を回路基板10に設け、雄型コネクタ22を配線基板20に設けた構成であっても良い。
また、上述した実施形態では、回路基板10と表示部2とを配線基板20で接続する場合について述べたが、これに限らず、例えば回路基板10と入力操作部3の押釦スイッチ3aとの接続、回路基板10と入力操作部3のタッチパネル3bとの接続、回路基板10と出力部4のスピーカ・ブザー14との接続、回路基板10とGPS部9のGPS受信回路15との接続、および回路基板10とセンサ部8のセンサ回路16との接続などにも適用することができる。
さらに、上述した実施形態では、腕時計型の電子機器に適用した場合について述べたが、これに限らず、例えば図9に示すように、電話機能を有する携帯情報端末機などの電子機器にも適用することができる。この電子機器は、上述した実施形態と同様、機器ケース40が表示部2、入力操作部3、出力部4、および回路基板10を備えた構成であれば良い。
この場合にも、電子機器は、上述した実施形態と同様、回路基板10に表示部2を配線基板20で接続する際に、配線基板20に雌型コネクタ21と雄型コネクタ22の一方を設け、回路基板10に雌型コネクタ21と雄型コネクタ22の他方を設けた構成であれば良い。
また、上述した実施形態およびその変形例では、腕時計型の電子機器および電話機能を有する携帯情報端末機などの電子機器に適用した場合について述べたが、これらに限らず、例えばタブレット端末などの電子機器にも適用することができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、一端部側がコネクタ本体の一面に配列され、他端部側が前記コネクタ本体の他面に配列された複数のコネクタリードと、を備え、前記複数のコネクタリードの各々は、前記他端部に、一部が前記コネクタ本体の前記他面から離間して突出する形状に折り曲げられて一部が配線基板の端子に接続される折曲部を有していることを特徴とするコネクタである。
請求項1に記載の発明は、一端部側がコネクタ本体の一面に配列され、他端部側が前記コネクタ本体の他面に配列された複数のコネクタリードと、を備え、前記複数のコネクタリードの各々は、前記他端部に、一部が前記コネクタ本体の前記他面から離間して突出する形状に折り曲げられて一部が配線基板の端子に接続される折曲部を有していることを特徴とするコネクタである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコネクタにおいて、前記折曲部は、1つの頂点を有する山形、半円弧形、台形、四角形及びZ字形の何れかの形状に形成されていることを特徴とするコネクタである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のコネクタにおいて、前記複数のコネクタリードは、前記コネクタ本体の前記他面に、第1方向に沿って並べて配列され、前記複数のコネクタリードにおける複数の前記折曲部は、前記コネクタ本体の前記他面上において、前記第1方向に沿って千鳥状に配置されていることを特徴とするコネクタである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のコネクタにおいて、互いに隣接する2つの前記コネクタリードの前記他端部側の長さは互いに異なっていることを特徴とするコネクタである。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載のコネクタにおいて、前記複数のコネクタリードの前記第1方向の間隔は、半田によって短絡することなく接合することができない値に設定され、前記複数の折曲部の相互の間隔は、半田によって短絡することなく接合することができる値に設定されていることを特徴とするコネクタである。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載されたコネクタを備えていることを特徴とする電子機器である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の電子機器において、前記コネクタとして、前記コネクタ本体の前記一面に前記複数のコネクタリードが配列された雌型コネクタを有し、前記他面に複数の前記折曲部を有する第1コネクタと、前記コネクタ本体の前記一面に前記複数のコネクタリードが配列された雄型コネクタを有し、前記他面に複数の前記折曲部を有する第2コネクタと、を有し、前記第1コネクタの前記複数の折曲部が接続された第1配線基板と、前記第2コネクタの前記複数の折曲部が接続された第2配線基板と、を有し、前記第1コネクタの前記雌型コネクタと前記第2コネクタの前記雄型コネクタとが嵌合して、前記第1配線基板と前記第2配線基板とが電気的に接続されていることを特徴とする電子機器である。
1、40 機器ケース
2 表示部
3 入力操作部
4 出力部
10 回路基板
20 配線基板
20a 端子
21 雌型コネクタ
22 雄型コネクタ
24、30 コネクタ本体
25、31 コネクタリード
25a、31a 一端部
25b、31b 他端部
26、32 着脱部
27 折曲部
28 半田
S1〜S5 間隔
2 表示部
3 入力操作部
4 出力部
10 回路基板
20 配線基板
20a 端子
21 雌型コネクタ
22 雄型コネクタ
24、30 コネクタ本体
25、31 コネクタリード
25a、31a 一端部
25b、31b 他端部
26、32 着脱部
27 折曲部
28 半田
S1〜S5 間隔
Claims (7)
- 一端部側がコネクタ本体の一面に配列され、他端部側が前記コネクタ本体の他面に配列された複数のコネクタリードと、
を備え、
前記複数のコネクタリードの各々は、前記他端部に、一部が前記コネクタ本体の前記他面から離間して突出する形状に折り曲げられて一部が配線基板の端子に接続される折曲部を有していることを特徴とするコネクタ。 - 請求項1に記載のコネクタにおいて、
前記折曲部は、1つの頂点を有する山形、半円弧形、台形、四角形及びZ字形の何れかの形状に形成されていることを特徴とするコネクタ。 - 請求項1または請求項2に記載のコネクタにおいて、
前記複数のコネクタリードは、前記コネクタ本体の前記他面に、第1方向に沿って並べて配列され、
前記複数のコネクタリードにおける複数の前記折曲部は、前記コネクタ本体の前記他面上において、前記第1方向に沿って千鳥状に配置されていることを特徴とするコネクタ。 - 請求項3に記載のコネクタにおいて、
互いに隣接する2つの前記コネクタリードの前記他端部側の長さは互いに異なっていることを特徴とするコネクタ。 - 請求項3又は4に記載のコネクタにおいて、
前記複数のコネクタリードの前記第1方向の間隔は、半田によって短絡することなく接合することができない値に設定され、
前記複数の折曲部の相互の間隔は、半田によって短絡することなく接合することができる値に設定されていることを特徴とするコネクタ。 - 請求項1〜請求項5のいずれかに記載されたコネクタを備えていることを特徴とする電子機器。
- 請求項6に記載の電子機器において、
前記コネクタとして、前記コネクタ本体の前記一面に前記複数のコネクタリードが配列された雌型コネクタを有し、前記他面に複数の前記折曲部を有する第1コネクタと、前記コネクタ本体の前記一面に前記複数のコネクタリードが配列された雄型コネクタを有し、前記他面に複数の前記折曲部を有する第2コネクタと、を有し、
前記第1コネクタの前記複数の折曲部が接続された第1配線基板と、前記第2コネクタの前記複数の折曲部が接続された第2配線基板と、を有し、
前記第1コネクタの前記雌型コネクタと前記第2コネクタの前記雄型コネクタとが嵌合して、前記第1配線基板と前記第2配線基板とが電気的に接続されていることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015057642A JP2016178001A (ja) | 2015-03-20 | 2015-03-20 | コネクタおよび電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015057642A JP2016178001A (ja) | 2015-03-20 | 2015-03-20 | コネクタおよび電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016178001A true JP2016178001A (ja) | 2016-10-06 |
Family
ID=57071299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015057642A Pending JP2016178001A (ja) | 2015-03-20 | 2015-03-20 | コネクタおよび電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016178001A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004319249A (ja) * | 2003-04-16 | 2004-11-11 | Moldec Kk | 表面実装式電子部品の製造方法 |
-
2015
- 2015-03-20 JP JP2015057642A patent/JP2016178001A/ja active Pending
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