JP6546016B2 - フレキシブル配線基板 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、カメラモジュール等において基板同士を接続するフレキシブル配線基板に関するものである。
フレキシブル配線基板として、例えば特許文献1に開示されたヒータが知られている。特許文献1に開示されたヒータ装置は、基板と配線導体とを備えている。
特開2012−182409号公報
近年、消費電力の低減が従来よりもさらに求められている。特許文献1に開示されたフレキシブル配線基板において消費電力を低減するためには、例えば、配線導体の厚みを大きくして抵抗値を小さくする方法が考えられる。しかしながら、配線導体の厚みを大きくしてしまうと、配線導体の剛性が大きくなってしまいフレキシブル配線基板が曲がりにくくなってしまうおそれがあった。そのため、抵抗値を低減しつつ、曲げやすさを維持することが困難であった。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、フレキシブル配線基板において、抵抗値を低減しつつ、曲げやすさを向上させることにある。
開示の一態様のフレキシブル配線基板は、長手方向を有する絶縁性の基板と、該基板に前記長手方向に沿って帯状に複数配列された、主面および側面を有する配線導体とを備えており、該配線導体の少なくとも一部は、主面に前記長手方向と交差する方向に延びる凹部が、前記長手方向に複数設けられており、前記長手方向に複数設けられた前記凹部が、前記長手方向の中央に向かうにつれて深くなっていることを特徴とする。
また、本開示の一態様のフレキシブル配線基板は、長手方向を有する絶縁性の基板と、該基板に前記長手方向に沿って帯状に複数配列された、主面および側面を有する配線導体とを備えており、該配線導体の少なくとも一部は、主面に前記長手方向と交差する方向に延びる凹部が、前記長手方向に複数設けられており、前記長手方向に複数設けられた前記凹部が、前記長手方向の中央に向かうにつれて多くなっていることを特徴とする。
本発明の一態様のフレキシブル配線基板によれば、抵抗値を低減しつつ、曲げやすさを向上させることができる。
本発明のフレキシブル配線基板の一実施形態を示す平面図である。 図1に示すフレキシブル配線基板における配線導体の一部を示す部分斜視図である。 別の実施形態のフレキシブル配線基板における配線導体の一部を示す部分斜視図である。 別の実施形態のフレキシブル配線基板を示す断面図である。 別の実施形態のフレキシブル配線基板を示す断面図である。 別の実施形態のフレキシブル配線基板を示す断面図である。 別の実施形態のフレキシブル配線基板を示す断面図である。 別の実施形態のフレキシブル配線基板を示す断面図である。
本発明の一実施形態のフレキシブル配線基板10について詳細に説明する。
図1は、本発明のフレキシブル配線基板10の実施形態の一例を示す平面図である。図1に示すように、フレキシブル配線基板10は、基板1と複数の配線導体2とを備えている。
基板1は、主面または内部に配線基板1が設けられるための部材である。基板1は、長手方向を有している。基板1は、例えば、帯状である。基板1は、長手方向に対して横切る方向に沿って曲げることができる。そのため、基板1は、例えば、ポリイミド等の電気的な絶縁性を有する柔らかな材料から成る。基板1は、例えば、複数の層から成っていてもよいが、単層であってもよい。基板1が帯状の場合には、その寸法は、例えば、長さを5〜30mmに、幅を2〜20mmに、厚みを20〜200μmに設定できる。
配線導体2は、信号を伝えるための部材である。配線導体2は、例えば、基板1の主面に設けられている。なお、配線導体2は、基板1の内部に設けてもよいし、基板1の主面および内部の両方に設けてもよい。図1に示すフレキシブル配線基板10においては、配線導体2は、基板1の主面にのみ設けられている。また、配線導体2は、一般的に、複数並んで設けられている。配線導体2は、例えば、帯状の部材である。配線導体2は、例えば、銅等の熱伝導が良好な金属材料から成る。配線基板1の寸法は、例えば、長さを5〜30mmに、幅を50〜3000μmに設定できる。厚みに関しては後述する。配線基板1の両端には電極3が形成されている。配線導体2は、この電極3を介して外部の回路に接続される。
ここで、本実施形態のフレキシブル配線基板10においては、配線導体2の少なくとも一部は、主面に長手方向と交差する方向に延びる凹部20が、長手方向に複数設けられている。具体的には、図2に示すように直方体形状の凹部20が長手方向に沿って配列されている。このように、配線導体2が複数の凹部20を有することによって、凹部20が設けられていない部分(厚みが大きい部分)において配線導体2の抵抗値を低減しつつも、凹部20が設けられている部分(厚みが小さい部分)において配線導体2の剛性を減らすことができる。そのため、フレキシブル配線基板10において、凹部20が設けられていない部分において抵抗値を低減しつつ、凹部20が設けられている部分において曲げやすさを向上できる。配線基板1の厚みは、例えば、凹部20が設けられていない部分において10〜50μmに、凹部20が設けられている部分において5〜30μmに設定できる。
フレキシブル配線基板10は、以下の方法によって形成することができる。具体的には基板1がポリイミドから成る場合には、ポリイミド材に銅のメッキを施しておき、これにエッチング処理を施すことによって配線導体2有するフレキシブル配線基板を形成できる。特に、配線導体2の凹部20は、例えば、部分的にメッキにマスキングを行なうことによって形成できる。
また、図3に示すように、凹部20は、配線導体2の両側面につながる溝状であってもよい。このように、凹部20を挟んで存在する凹部20が設けられていない部分同士を、凹部20を介して離すことができる。そのため、凹部20を起点としてフレキシブル配線基板10を曲げたときに、曲がる前の状態に戻ろうとする力の発生を低減できる。これにより、フレキシブル配線基板10をさらに曲げやすくできる。
また、図4および図5に示すように、凹部20を有する配線導体2が、基板1の厚み方向に複数配置されており、それぞれの配線導体2における凹部20のうちの少なくとも一部が、基板1の厚み方向に重なっていてもよい。このように、基板1の厚み方向に複数配
置された配線導体2において、凹部20の少なくとも一部が重なっていることで、フレキシブル配線基板10をさらに曲げやすくできる。なお、凹部20は少なくとも1つが重なっていればよいが、全ての凹部20が重なっていることが好ましい。また、全ての凹部20が重なっていない場合であっても、特に、フレキシブル配線基板10の長手方向の中心において、凹部20が重なっているとよい。これにより、フレキシブル配線基板10の中央における剛性を低減できるので、フレキシブル配線基板10を曲げやすくできる。なお、基板1の厚み方向に複数配置された凹部20を有する配線導体2の間、もしくはそれらの一方側に、凹部20を有していない配線導体2が設けられていてもよい。
また、図4に示すように、凹部20を有するそれぞれの配線導体2において、基板1の厚み方向に重なっている凹部20が、それぞれの配線導体2の同じ側の主面にあってもよい。これにより、フレキシブル配線基板10を曲げる際に、フレキシブル配線基板10を容易に曲げることができるようになる。なお、それぞれの配線導体2において、すべての凹部20が同じ側の主面にあってもよい。
また、図5に示すように、凹部20を有するそれぞれの配線導体2において、基板1の厚み方向に重なっている凹部20が、それぞれの配線導体2の反対側の主面にあってもよい。すなわち、凹部20が、それぞれの配線導体2において、基板1の厚み方向に重なっている凹部20の底面同士が面するように、異なる主面に設けられていてもよい。このように凹部20を重なっていることによって、フレキシブル配線基板10を曲げやすくしつつ、さらに、凹部20がそれぞれ異なる主面に設けられていることによって、フレキシブル配線基板10をさまざまな方向に曲げやすくやすくできる。特に、図5に示すように、凹部20が異なる主面に設けられているとともに、それぞれの凹部20が配線基板1の主面のうち外部に近い側の主面に設けられているとよい。なお、それぞれの配線導体2において、すべての凹部20が反対側の主面にあってもよい。
また、図6に示すように、長手方向に複数設けられた凹部20が長手方向の中央に向かうにつれて深くなっていてもよい。フレキシブル配線基板10を長手方向に対して横切る方向に沿って曲げた場合には、特に、長手方向の中央において曲げによって生じる応力が集中することになる。このような中央において、凹部20を深くすることによって剛性をさらに低減できることにより、フレキシブル配線基板10をさらに曲げやすくできる。反対に、曲げによって生じる応力が集中しにくい中央から遠い領域においては、凹部20を浅くしておくことによって、配線導体2の抵抗値を低減できる。
また、図7に示すように、長手方向に複数設けられた凹部20が長手方向の中央に向かうにつれて多くなっていてもよい。この場合も、中央において、凹部20を多く設けることによって剛性をさらに低減できることにより、フレキシブル配線基板10をさらに曲げやすくできる。反対に、曲げによって生じる応力が集中しにくい中央から遠い領域においては、凹部20を少なくしておくことによって、配線導体2の抵抗値を低減できる。
また、図8に示すように、凹部20が底面から配線導体2の主面側の開口部に向かうにつれて広がっていてもよい。凹部20が設けられた部分が内周側になるようにフレキシブル配線基板10を曲げたときには、凹部20のうち底面よりも開口部の方が変形量が大きくなる。そこで、開口部側を広げておくことによって、フレキシブル配線基板10を曲げたときに、凹部20を挟んで存在する厚みの大きい部分同士が接触してしまうことを低減できる。これにより、フレキシブル配線基板10を曲げたときに配線導体2が損傷することを低減できる。
さらに、図示していないが、長手方向に複数設けられた凹部20において、長手方向の中央に向かうにつれて幅(底面の幅)が広くなっていてもよい。この場合も、中央におい
て、凹部20の幅が広いことによって剛性をさらに低減することにより、フレキシブル配線基板10をさらに曲げやすくできる。反対に、曲げによって生じる応力が集中しにくい中央から遠い領域においては、凹部20の幅を狭くすることによって、配線導体2の抵抗値を低減できる。
1:基板
2:配線導体
20:凹部
3:電極
10:フレキシブル配線基板

Claims (8)

  1. 長手方向を有する絶縁性の基板と、該基板に前記長手方向に沿って帯状に複数配列された、主面および側面を有する配線導体とを備えており、該配線導体の少なくとも一部は、主面に前記長手方向と交差する方向に延びる凹部が、前記長手方向に複数設けられており、前記長手方向に複数設けられた前記凹部が、前記長手方向の中央に向かうにつれて深くなっていることを特徴とするフレキシブル配線基板。
  2. 前記凹部は、前記配線導体の両側面につながる溝状であることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル配線基板。
  3. 前記凹部を有する前記配線導体が前記基板の厚み方向に複数配置されており、それぞれの前記配線導体における凹部のうちの少なくとも一部が、前記基板の厚み方向に重なっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフレキシブル配線基板。
  4. 前記凹部を有するそれぞれの前記配線導体において、前記基板の厚み方向に重なっている前記凹部が、同じ側の主面にあることを特徴とする請求項3に記載のフレキシブル配線基板。
  5. 前記凹部を有するそれぞれの前記配線導体において、前記基板の厚み方向に重なっている前記凹部が、反対側の主面にあることを特徴とする請求項3に記載のフレキシブル配線基板。
  6. 前記長手方向に複数設けられた前記凹部が、前記長手方向の中央に向かうにつれて多くなっていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のフレキシブル配線基板。
  7. 前記複数の凹部が、底部から前記配線導体の主面側の開口部に向かうにつれて広がっていることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載のフレキシブル配線基板。
  8. 長手方向を有する絶縁性の基板と、該基板に前記長手方向に沿って帯状に複数配列された、主面および側面を有する配線導体とを備えており、該配線導体の少なくとも一部は、主面に前記長手方向と交差する方向に延びる凹部が、前記長手方向に複数設けられており、前記長手方向に複数設けられた前記凹部が、前記長手方向の中央に向かうにつれて多くなっていることを特徴とするフレキシブル配線基板。
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