JP2016176722A - センサパネル及び放射線撮像システム - Google Patents

センサパネル及び放射線撮像システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016176722A
JP2016176722A JP2015055354A JP2015055354A JP2016176722A JP 2016176722 A JP2016176722 A JP 2016176722A JP 2015055354 A JP2015055354 A JP 2015055354A JP 2015055354 A JP2015055354 A JP 2015055354A JP 2016176722 A JP2016176722 A JP 2016176722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
peripheral member
sensor substrate
thickness
scintillator layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015055354A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016176722A5 (ja
JP6576064B2 (ja
Inventor
陽平 石田
Yohei Ishida
陽平 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015055354A priority Critical patent/JP6576064B2/ja
Priority to US15/057,199 priority patent/US9971043B2/en
Priority to CN201610147423.5A priority patent/CN105989906B/zh
Publication of JP2016176722A publication Critical patent/JP2016176722A/ja
Publication of JP2016176722A5 publication Critical patent/JP2016176722A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6576064B2 publication Critical patent/JP6576064B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21KTECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
    • G21K4/00Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/20Measuring radiation intensity with scintillation detectors
    • G01T1/202Measuring radiation intensity with scintillation detectors the detector being a crystal
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21KTECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
    • G21K4/00Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens
    • G21K2004/02Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens characterised by the external panel structure
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21KTECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
    • G21K4/00Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens
    • G21K2004/12Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens with a support

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

【課題】鮮鋭度(MTF)及び検出量子効率(DQE)の向上とシンチレータ層の剥離を防ぐのに有利な構造のセンサパネルを提供する。【解決手段】センサ基台と、前記センサ基台により支持された、前記放射線を検出するために複数の画素からの信号を出力するセンサ基板と、前記センサ基板の側面の周辺に配置され、前記センサ基台により支持された、前記放射線を検出するための信号を出力しない周辺部材と、前記センサ基板と前記周辺部材とを覆うシンチレータ層であって、前記センサ基板と前記周辺部材とを連続して覆っているシンチレータ層とを備えることを特徴とするセンサパネル。【選択図】 図1

Description

本発明は、放射線検出に用いられるセンサパネル及び放射線撮像システムに関する。
センサ基板上に柱状結晶を有するシンチレータ層を形成した放射線検出装置がある。このような放射線検出装置では、撮像の鮮鋭度を維持しつつ、照射された放射線を高効率で吸収することにより、利用効率を高めることが求められている。言い換えると、放射線検出素子の検出量子効率(Detective Quanta Efficiency:DQE)、鮮鋭度(Modulation Transfer Function:MTF)の両立が求められている。
特許文献1には、シンチレータを形成した撮像基板を複数個並べた放射線検出器が開示されている。特許文献1では、撮像基板を並べたときに隣接する基板同士の境界部分まで、各基板上にシンチレータ層を形成しておき、それらを並べることにより、解像度の低下とシンチレータの剥離を防止している。特許文献2には、複数の撮像基板を覆う透明膜を形成し、透明膜上にシンチレータを形成することによりつなぎ目付近での解像度の低下や剥離を防止した放射線検出器が開示されている。
特開2002−48870号公報 特許第4447752号公報
しかし、特許文献1あるいは特許文献2の放射線検出器は、柱状結晶が形成されたセンサ基板の外周にあたる部分ではシンチレータ層の厚さが変化している。そのために画素でのシンチレータによる発光量に起因する感度特性等の急激な変化が生じ得る。また、シンチレータ層の厚さの変化はシンチレータ層の剥離の原因になり得た。本発明は、このような従来の構成が有していた課題を解決しようとするものである。本発明は、鮮鋭度(MTF)及び検出量子効率(DQE)の向上とシンチレータ層の剥離を防ぐのに有利な構造のセンサパネルを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明のセンサパネルは、センサ基台と、前記センサ基台により支持された、前記放射線を検出するために複数の画素からの信号を出力するセンサ基板と、前記センサ基板の側面の周辺に配置され、前記センサ基台により支持された、前記放射線を検出するための信号を出力しない周辺部材と、前記センサ基板と前記周辺部材とを覆うシンチレータ層であって、前記センサ基板と前記周辺部材とを連続して覆っているシンチレータ層とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、鮮鋭度(MTF)及び検出量子効率(DQE)の向上とシンチレータ層の剥離を防ぐのに有利な構造のセンサパネルを提供することができる。
実施形態に係る放射線検出装置の上面概略図及び断面概略図。 実施形態に係る周辺部材の配置を示す概略図。 実施形態に係るセンサパネルの端部の断面概略図。 実施形態に係るセンサパネルの製造方法を示す概略図。 比較例のセンサパネルの断面概略図。 実施形態に係るセンサパネルの断面概略図。 実施形態に係るセンサパネルの断面概略図。 実施形態に係るセンサパネルの断面概略図。 実施形態に係る放射線撮像システムの構成図。
以下、本発明の、実施形態に係る放射線検出装置に用いるセンサパネルについて、図面を参照し具体的に説明する。センサパネルは、マトリクス状に配置された光電変換素子とスイッチング素子とにより構成されたセンサ基板と、放射線を可視光に変換するシンチレータとを組み合わせた装置である。なお、本明細書では、X線の他、α線、β線、γ線等の電磁波も、放射線に含まれるものとする。
<実施形態1>
最初に、放射線検出装置について図1により説明する。センサ基板101には、CMOSセンサやアモルファスシリコン(a−Si)を用いたセンサがマトリクス状に配置されている。本実施形態のセンサパネルは、センサ基板101を複数枚貼り合わせて大画面化に対応したものを例示しているが、センサ基板101は1枚であってもよい。本実施形態のセンサパネルは、複数のCMOSセンサを搭載したセンサ基板101がガラスから成るセンサ基台102に粘着層を介して支持されている。CMOSセンサには光電変換素子やMOSを含む画素がマトリクス状に配置されており、最後に厚さ5μmのポリイミドからなるシンチレータ保護層によりセンサ表面が保護されている。センサ基板101の少なくとも1辺に設けられた外部接続用の電極からは、外部配線103を介して電気回路部105との間で駆動信号および出力信号等の送受信を行う。すなわち、センサ基板は複数の画素から信号を出力する。
次に、図1(a)のA−A’の断面図について図1(b)により説明する。本実施形態のシンチレータ層の材料には、ヨウ化セシウム(以下CsI)が用いられる。CsIには、賦活剤として例えばタリウム(Tl)、ナトリウム(Na)等が微量添加される。これら材料を微量添加することによりCsIの可視光発光の特性が向上する。CsIと同様な柱状構造が複数形成されるシンチレータ、例えばハロゲン化アルカリを主成分とする材料も用いることができる。
周辺部材109は、センサ基板の側面の周辺に配置されている。周辺部材109はCMOSセンサと同じ材質(シリコン)から構成されている。本実施形態ではセンサパネルは複数のセンサ基板101−1、101−2・・・を含んでいる。周辺部材109はセンサ基板101−1の側面に隣接して配置されている。周辺部材109はシンチレータ層107を形成する工程において、センサ基板101の端部の段差により生じるシンチレータ層の膜厚の変化を低減することができる。その結果センサ基板101の端部でのシンチレータ層の膜厚の変化が抑制され、放射線検出装置のセンサパネルの端部での撮像信号の出力の低下が抑制される。ここで、周辺部材109は、放射線を検出するための信号を出力しない。
周辺部材109の配置方法には、図2に示す様な方法がある。センサパネル101の端部の膜厚の変化を抑制することができれば、周辺部材109の配置方法は本明細書に開示された方法に限定されない。この例では、周辺部材109はセンサ基板の電極を設けた辺以外のセンサ基板の周辺に配置されている。図2(a)には、センサパネルの端部のセンサ基板に沿って周辺部材109を配置した例を示す。周辺部材109はセンサ基板101−1に隣接して配置されている。後述するように、センサ基板101と周辺部材109を連続して覆うようにシンチレータ層を形成するために、周辺部材109はセンサ基板101に対して接するように配置される。あるいはセンサ基板101と周辺部材109とは、シンチレータ層を形成するときに、シンチレータ層の端部で急な膜厚変化が起きない程度の間隔をもって接していればよい。例えば、センサ基板の端部と周辺部材との間隔は100μm以下であればよい。図2(b)は周辺部材109を複数の部材から構成した例を示す。この場合、分割された周辺部材109の間の間隔はシンチレータ層の端部での膜厚の変化を抑制するために100μm以下にする。
また、センサ基板101と周辺部材109との間に段差Δtがある。段差Δtは、出力画像への影響を鑑み適宜設定される。後述のように、センサ基板101のシンチレータ層が形成される表面の方がΔtが0μm以上、70μm以下の範囲で周辺部材109のシンチレータ層が形成される表面より高ければ急激な膜厚変化は生じない。Δtが0μm未満、すなわち周辺部材109の方がセンサ基板101の高さより高いと、シンチレータ層の形成方法によってはシンチレータ層がセンサパネル101上に形成されない部分が発生することがある。例えば結晶を形成する方向により高さの差によって結晶が形成されない部分が生じる。形成されないまでも、センサ基板101の端部でシンチレータ層の膜厚が小さくなる場合がある。また、段差Δtが大きくなり、Δtが70μmより大きい場合には、その結果センサパネル101端部でのシンチレータ層の厚さに変化が生じ、剥離等を誘発する可能性がある。
周辺部材109の幅はある程度あった方がシンチレータ層の膜厚の急激な変化を防ぐ効果が大きい。センサ基板の端部でシンチレータ層の膜厚の急激な変化を招かないためには、センサ基板の側面から直交する方向における周辺部材の幅Wは、センサ基板の領域に形成するシンチレータ層の厚さの1/3以上とするとよい。周辺部材の幅Wに上限は無いが、広すぎるとセンサパネルの枠部が大型化する。本実施形態では周辺部材109の幅Wをシンチレータ層の膜厚の約1.5倍にした。また、本実施形態では、シンチレータ層の端部は図1(b)に示されるように周辺部材109の外側のガラス基台102の上に接するまで延びるように形成されている。この結果、センサ基板上101では、センサ基板の端部までほぼ同じ厚さでシンチレータ層が形成されるので、センサ基板101の端部での膜厚の変化を抑制できる。
本実施形態では、シンチレータ層107は、シンチレータ保護層108により保護されている。シンチレータ保護層108はシンチレータ層107を湿度による劣化等から保護する目的で設置される。特にシンチレータ層としてCsI:Tl等の針状結晶シンチレータを用いる場合には湿度による劣化により特性が低下するため、シンチレータ保護層108を設置するとよい。シンチレータ保護層の材料としては、例えば、シリコン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂等の一般的な有機封止材料や、またポリエステル系、ポリオレフィン系、ポリアミド系等のホットメルト樹脂などを用いることができる。この中で特に水分透過率の低い樹脂が望ましく、例えばCVD法(化学気相堆積法:Chemical Vapor Deposition)で形成するポリパラキシリレンの有機膜や、ポリオレフィン系樹脂に代表されるホットメルト樹脂を用いるのがよい。
また、本実施形態では図1(b)に示す様にシンチレータ保護層108を覆う反射層112を設置している。反射層112によりセンサパネルの感度を高くすることができる。反射層112はAl、Ag、Mg等の高反射率材料を用いるのがよい。本実施形態で、センサ基板101と周辺部材109との段差(図3に示すΔt)を測定したところ、Δt=30μmであった。
シンチレータ層の形状確認のため、本実施形態で作成したセンサパネルの断面画像を走査型電子顕微鏡(SEM:Scanning Electron Microscope)を用いて取得した。結果、センサ基板と周辺部材との境界近傍でシンチレータ層の大きな構造の乱れはなく、センサ基板の端部までシンチレータ層が均一に形成されていることが確認できた。上記センサパネルを使って取得した画像に対して画像評価を行い、その結果、撮影領域全域に渡り急峻な感度低下のない、良好な画像が取得できることを確認した。
次に、センサ基板と周辺部材との段差Δtが70μmのセンサパネルを作成した。段差を70μmとした場合でも、SEMで断面を観察したところ、段差部における若干の構造変化が見られたが、センサ基板上では均一にシンチレータ層が形成されていた。また、実施形態1と同様の放射線検出装置を作成後、画像評価を行った。その結果、撮影領域全域に渡り急峻な感度低下のない、良好な画像が取得できることを確認した。センサ基板101のシンチレータ層が形成される表面の方が周辺部材109のシンチレータ層が形成される表面より70μm高い場合も急激な膜厚変化は生じないことが確認できた。Δtが0μmの場合は高さの差がないからシンチレータ層の厚さの変化にも影響が生じる恐れがない。したがって、Δtが0μm以上、70μm以下の範囲であればよいことが確認された。
次に、本実施形態に係るセンサパネルの製造方法について図4により説明する。図4(a)に示すように、最初にガラス等の、センサ基板を支持するためのセンサ基台102に粘着層111を介してセンサ基板101を配置する。本実施形態では大画面のセンサパネルとするために複数のセンサ基板101を並べてセンサ基台102に配列している。次に、図4(b)に示すようにセンサ基板101に隣接させて周辺部材109を、粘着層111を介して載置する。その後、図4(c)に示すようにセンサ基板と周辺部材とを覆うようにシンチレータ層を形成する。シンチレータ層は、センサ基板101と周辺部材109を連続して覆うように形成される。シンチレータの材料には例えばヨウ化セシウム(以下CsI)が用いられる。CsIには、賦活剤としてタリウム(Tl)、ナトリウム(Na)等が微量添加される。シンチレータ層は、ヨウ化セシウム(CsI)に賦活剤としてタリウム(Tl)を添加したもの(以下CsI:Tl)を真空蒸着法により層にして形成している。
次に、図4(d)に示すようにシンチレータ保護層108及び反射層112を形成する。シンチレータ保護層108及び反射層112として、Alシートを使用することができる。Alシート表面には厚さ約100μmのポリオレフィン系樹脂から成るホットメルト樹脂を形成しておく。このAlシートによりシンチレータ層107を被覆する。また、その際ホットメルト樹脂が形成されている側をシンチレータ層側に配置する。次に、ホットメルト樹脂をホットプレスにより溶融し、シンチレータ層107に貼りつける。上記工程を経てシンチレータ保護層108及び反射層112をシンチレータ層上に形成する。反射層112はフィルム状でもよく、有機樹脂が塗布された複合フィルムを用いてもよい。複合フィルムを用いた場合には、シンチレータ保護層108と反射層112とが一度に形成できるため、工数削減が見込まれる。また、金属フィルムを用いれば高い防湿効果も見込まれる。また、シンチレータ保護層108が形成されたシンチレータ層107の上に粘着層を介して、板形状の反射板を設置してもよい。その際には防湿性をより高めるため、板形状の反射板端部とセンサ基台を防湿性の高い封止樹脂で接続するとよい。その際、シンチレータ層を外部環境から遮断するように囲い込むように封止樹脂により接続する。最後にCMOSセンサ端部に設置された配線接続部に外部配線を接続し、外部配線と駆動回路/読み出し回路等の信号処理回路が配置されたボードとの接続を行う。その後に外部筺体等で上記部材を覆い、放射線検出装置を完成させる。
次に、シンチレータ保護層及び反射層の形成方法を変更した例について説明する。まず、本実施形態の方法でシンチレータ層を形成するまでの工程を行う。その後シンチレータ保護層として、厚さ20μmのポリパラキシリレン(パリレン)膜をシンチレータ層を被覆するように形成する。パリレンの形成には熱CVD法を用いることができる。次に反射層として、Al基板をCsI上に設置する。その際、厚さ25μmの接着層を介して、パリレンが形成されたシンチレータ層上にAl基板を設置する。次に、封止処理を行う。具体的にはガラス基台とAl基板をエポキシ系の封止樹脂で接続し、封止する。その後に上記と同様の方法で放射線検出装置を作成した。このように作成したセンサパネルによって得られた画像の評価を行った。この場合も、撮影領域全域に渡り急峻な感度低下のない、良好な画像が取得できることを確認した。
<比較例>
本比較例は、図5に示すように周辺部材を配置せずに放射線検出装置を作成した例である。周辺部材をCMOSセンサチップ端部に配置しない以外は、実施形態1と同様の構成である。実施形態1と同様の方法で、シンチレータ層端部の断面像をSEMを使って取得した結果、図5に示す様にチップ端部でシンチレータ層の膜厚が急峻に変化する様子が確認された(501で示す部分)。また、実施形態1と同様の放射線検出装置を作成後、画像評価を行った。その結果、シンチレータ層の膜厚が急峻に変化する領域において、感度低下が確認された。
<実施形態2>
本実施形態では、図6に示すように、シンチレータ層の形成領域をセンサ基板101から周辺部材109まで連続的に形成し、周辺部材109上でシンチレータ層107の端部が終端されて厚さが0になるようにした。周辺部材109のセンサ基板101に近い側からシンチレータ層107の終端された部分までの距離は、センサ基板上のシンチレータ層の厚さと同じ長さになっている。本実施形態について実施形態1と同様に観察したところ、周辺部材のセンサ基板に近い位置のシンチレータ層の厚さはセンサ基板上と同じ厚さになった。実施形態1と同様な放射線検出装置を作成後、画像評価を行った。その結果、撮影領域全域に渡り急峻な感度低下のない、良好な画像が取得できることを確認した。
<実施形態3>
本実施形態は、周辺部材の高さを、周辺部材の外周部へ向けて傾斜させた例である。図7に示すように周辺部材のセンサ基板に近い側の高さより、周辺部材の外周側の高さを低くして、外周部へ向かって周辺部材の厚さを減少させた。このようにして作成したセンサパネルの断面をSEMにより観察したところ、センサ基板から周辺部材へ連続して形成されたシンチレータ層の厚さは、センサ基板上では均一だった。また、シンチレータ層の厚さの変化も抑制されていた。実施形態1と同様の放射線検出装置を作成後、画像評価を行った。その結果、撮影領域全域に渡り急峻な感度低下のない、良好な画像が取得できることを確認した。
<実施形態4>
本実施形態は、周辺部材109をガラス基板から成るセンサ基台102と一体に形成した例である。それ以外は実施形態1と同様の構成である。まず、図8に示すように凹部を有するセンサ基台102を準備する。センサ基板101はセンサ基台の凹部に粘着層111を介して支持される。本実施形態ではセンサ基台102の凸部801を有する端部が周辺部材に相当する。凸部801とセンサ基板の表面との段差Δtは、Δt=30μmとした。実施形態1と同様の方法で、シンチレータ層をセンサ基板からセンサ基台の端部の凸部801の領域まで連続して形成し、シンチレータ保護層、反射層を形成し、配線接続等を行った。本実施形態についても画像評価を行った結果、撮影領域全域に渡り急峻な感度低下のない、良好な画像が取得できることを確認した。
<実施形態5>
本実施形態は、本発明による放射線検出用のセンサパネルを放射線撮像システムへ適用した例を示したものである。図9に示すように、放射線源であるX線チューブ6050で発生したX線6060は患者あるいは被験者6061の胸部6062を透過し、放射線検出装置(イメージセンサ)6040に入射する。この入射したX線には患者6061の体内部の情報が含まれている。X線の入射に対応してシンチレータは発光し、これをセンサパネルの光電変換素子が光電変換して、電気的情報を得る。この情報はデジタルに変換され信号処理手段となるイメージプロセッサ6070により画像処理され制御室の表示手段となるディスプレイ6080で観察できる。
また、この情報は電話、LAN、インターネットなどのネットワーク6090等の伝送処理手段により遠隔地へ転送できる。別の場所のドクタールームなどのディスプレイ6081に表示したり光ディスク等の記録手段に保存することができる。したがって、遠隔地の医師が診断することも可能である。また記録手段となるフィルムプロセッサ6100によりフィルム6210に記録することもできる。
101:センサ基板、102:センサ基台、103:外部配線、104:筐体、105:電気回路部、106:封止樹脂、107:シンチレータ層、108:シンチレータ保護層、109:周辺部材、111:粘着層、112:反射層

Claims (15)

  1. 放射線を検出するセンサパネルであって、
    センサ基台と、
    前記センサ基台により支持された、前記放射線を検出するために複数の画素からの信号を出力するセンサ基板と、
    前記センサ基板の側面の周辺に配置され、前記センサ基台により支持された、前記放射線を検出するための信号を出力しない周辺部材と、
    前記センサ基板と前記周辺部材とを覆うシンチレータ層であって、前記シンチレータ層が前記センサ基板と前記周辺部材とを連続して覆っているシンチレータ層と、を備えることを特徴とするセンサパネル。
  2. 前記センサ基板の厚さは、前記周辺部材の厚さと比べて等しいか厚いことを特徴とする請求項1に記載のセンサパネル。
  3. 前記センサ基板の厚さと前記周辺部材の前記側面に隣接する部分における厚さとの差は70μm以下であることを特徴とする請求項2に記載のセンサパネル。
  4. 前記センサ基板の前記側面と直交する方向における前記周辺部材の幅は前記シンチレータ層の厚さの1/3以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のセンサパネル。
  5. 前記周辺部材の前記センサ基板の前記側面に近い部分の厚さは、前記周辺部材の外周部の厚さよりも厚いことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のセンサパネル。
  6. 前記周辺部材を覆う前記シンチレータ層の厚さは、前記センサ基板の前記側面に近い部分から前記周辺部材の外周部へ向かって減少していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のセンサパネル。
  7. 前記周辺部材は前記センサ基台と一体に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のセンサパネル。
  8. 前記センサ基板の少なくとも1辺には接続用の電極が配置されており、前記周辺部材は、前記センサ基板の電極が配置されていない辺に沿って配置されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のセンサパネル。
  9. 前記センサパネルは、複数のセンサ基板を含むことを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のセンサパネル。
  10. 放射線を検出するセンサパネルの製造方法であって、
    センサ基板をセンサ基台に載置する工程と、
    周辺部材を前記センサ基板の側面に隣接させて前記センサ基台に載置する工程と、
    前記センサ基板及び前記周辺部材を覆うシンチレータ層を形成する工程であって、前記センサ基板及び前記周辺部材を連続して覆うようにシンチレータ層を形成する工程と、を含むことを特徴とするセンサパネルの製造方法。
  11. 前記センサ基板の厚さは、前記周辺部材の前記側面に隣接する部分における厚さと比べて等しいか厚いことを特徴とする請求項10に記載のセンサパネルの製造方法。
  12. 前記センサ基板の厚さと前記周辺部材の前記厚さとの差は70μm以下であることを特徴とする請求項11に記載のセンサパネルの製造方法。
  13. 前記周辺部材の前記側面と直交する方向における前記周辺部材の幅は前記シンチレータ層の厚さの1/3以上であることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載のセンサパネルの製造方法。
  14. 前記シンチレータ層を覆う保護層を形成することを更に含むことを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記載のセンサパネルの製造方法。
  15. 放射線を発生する放射線源と、
    請求項1ないし9のいずれか1項に記載のセンサパネルと、を備えることを特徴とする放射線撮像システム。
JP2015055354A 2015-03-18 2015-03-18 放射線検出装置、放射線撮像システム及び放射線検出装置の製造方法 Active JP6576064B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015055354A JP6576064B2 (ja) 2015-03-18 2015-03-18 放射線検出装置、放射線撮像システム及び放射線検出装置の製造方法
US15/057,199 US9971043B2 (en) 2015-03-18 2016-03-01 Radiation detection apparatus, radiation imaging system, and manufacturing method
CN201610147423.5A CN105989906B (zh) 2015-03-18 2016-03-15 放射线检测装置、放射线成像系统和制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015055354A JP6576064B2 (ja) 2015-03-18 2015-03-18 放射線検出装置、放射線撮像システム及び放射線検出装置の製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016176722A true JP2016176722A (ja) 2016-10-06
JP2016176722A5 JP2016176722A5 (ja) 2018-04-19
JP6576064B2 JP6576064B2 (ja) 2019-09-18

Family

ID=56924799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015055354A Active JP6576064B2 (ja) 2015-03-18 2015-03-18 放射線検出装置、放射線撮像システム及び放射線検出装置の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9971043B2 (ja)
JP (1) JP6576064B2 (ja)
CN (1) CN105989906B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110869809B (zh) 2017-07-10 2023-07-25 佳能株式会社 放射线成像装置和放射线成像系统
JP6877289B2 (ja) * 2017-07-31 2021-05-26 キヤノン株式会社 放射線検出装置、放射線検出システム、及び放射線出装置の製造方法
JP6995666B2 (ja) * 2018-03-01 2022-01-14 キヤノン株式会社 放射線撮像装置及び放射線撮像システム
CN114639689A (zh) * 2020-12-15 2022-06-17 京东方科技集团股份有限公司 平板探测器、其制作方法及x射线成像系统

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000088965A (ja) * 1998-09-11 2000-03-31 Hitachi Medical Corp X線ct装置用固体検出器
JP2000346948A (ja) * 1999-06-02 2000-12-15 Hitachi Medical Corp X線ct装置用x線検出器及びその製造方法
JP2002139569A (ja) * 2000-08-10 2002-05-17 Canon Inc 大面積ファイバープレート、それを用いた放射線撮像装置、並びにそれらの製造方法
JP2007285709A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Canon Inc 放射線撮像装置の製造方法及び放射線撮像システム
JP2012007948A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Canon Inc 放射線撮像装置、放射線撮像システム及び放射線撮像装置の製造方法
JP2014013230A (ja) * 2012-06-04 2014-01-23 Canon Inc 放射線検出装置及び撮像システム
JP2014037984A (ja) * 2012-08-10 2014-02-27 Canon Inc 放射線撮像装置、その製造方法、及び放射線撮像システム
JP2014048061A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Canon Inc 放射線撮像装置、その製造方法、及び放射線撮像システム
JP2014181994A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Canon Inc 放射線検出装置及び放射線検出システム

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001051952A1 (fr) 2000-01-13 2001-07-19 Hamamatsu Photonics K.K. Capteur d'image radiologique et panneau de scintillateurs
JP4447752B2 (ja) 2000-08-03 2010-04-07 浜松ホトニクス株式会社 放射線検出器
JP4283427B2 (ja) 2000-08-03 2009-06-24 浜松ホトニクス株式会社 放射線検出器およびシンチレータパネル
JP4391079B2 (ja) * 2002-11-28 2009-12-24 浜松ホトニクス株式会社 固体撮像装置及び放射線撮像装置
JP5607426B2 (ja) 2010-05-28 2014-10-15 キヤノン株式会社 放射線検出装置及び放射線撮像システム
JP5562134B2 (ja) 2010-06-17 2014-07-30 キヤノン株式会社 放射線検出装置、その製造方法及び放射線撮像システム
JP2012168128A (ja) 2011-02-16 2012-09-06 Canon Inc 放射線検出装置及び放射線撮像システム
JP2012176122A (ja) 2011-02-25 2012-09-13 Canon Inc 放射線撮影装置および放射線検出システム
JP2013029384A (ja) 2011-07-27 2013-02-07 Canon Inc 放射線検出装置、その製造方法および放射線検出システム
JP5911274B2 (ja) 2011-11-28 2016-04-27 キヤノン株式会社 放射線検出装置及び放射線撮像システム
JP2013127371A (ja) 2011-12-16 2013-06-27 Canon Inc 放射線検出装置
JP2013140036A (ja) 2011-12-28 2013-07-18 Canon Inc 放射線検出装置
JP6000680B2 (ja) 2012-06-20 2016-10-05 キヤノン株式会社 放射線検出装置、その製造方法及び撮像システム
JP6071283B2 (ja) 2012-07-04 2017-02-01 キヤノン株式会社 放射線検出装置及びその製造方法
JP2014074595A (ja) 2012-10-02 2014-04-24 Canon Inc 放射線撮像装置、放射線撮像システム、及び、放射線撮像装置の製造方法
JP6092568B2 (ja) 2012-10-11 2017-03-08 キヤノン株式会社 放射線検出装置及び放射線検出システム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000088965A (ja) * 1998-09-11 2000-03-31 Hitachi Medical Corp X線ct装置用固体検出器
JP2000346948A (ja) * 1999-06-02 2000-12-15 Hitachi Medical Corp X線ct装置用x線検出器及びその製造方法
JP2002139569A (ja) * 2000-08-10 2002-05-17 Canon Inc 大面積ファイバープレート、それを用いた放射線撮像装置、並びにそれらの製造方法
JP2007285709A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Canon Inc 放射線撮像装置の製造方法及び放射線撮像システム
JP2012007948A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Canon Inc 放射線撮像装置、放射線撮像システム及び放射線撮像装置の製造方法
JP2014013230A (ja) * 2012-06-04 2014-01-23 Canon Inc 放射線検出装置及び撮像システム
JP2014037984A (ja) * 2012-08-10 2014-02-27 Canon Inc 放射線撮像装置、その製造方法、及び放射線撮像システム
JP2014048061A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Canon Inc 放射線撮像装置、その製造方法、及び放射線撮像システム
JP2014181994A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Canon Inc 放射線検出装置及び放射線検出システム

Also Published As

Publication number Publication date
US20160274250A1 (en) 2016-09-22
CN105989906B (zh) 2017-12-22
CN105989906A (zh) 2016-10-05
JP6576064B2 (ja) 2019-09-18
US9971043B2 (en) 2018-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4921180B2 (ja) 放射線検出装置及び放射線撮像システム
JP5004848B2 (ja) 放射線検出装置及び放射線検出システム
JP5043374B2 (ja) 変換装置、放射線検出装置、及び放射線検出システム
JP6000680B2 (ja) 放射線検出装置、その製造方法及び撮像システム
US7019302B2 (en) Radiation detector, scintillator panel, and methods for manufacturing same
US20050092927A1 (en) Radiation detection device, method of producing the same, and radiation image pick-up system
JP2001074845A (ja) 半導体装置及びそれを用いた放射線撮像システム
US20130187054A1 (en) Radiation imaging apparatus and radiation imaging system
JP6576064B2 (ja) 放射線検出装置、放射線撮像システム及び放射線検出装置の製造方法
JPWO2008078702A1 (ja) 放射線検出器
KR102154133B1 (ko) 타일형 x-선 이미저 패널 및 그 제조 방법
JP2012154811A (ja) シンチレータパネルおよびその製造方法ならびに放射線検出装置
JP4911966B2 (ja) 放射線検出装置および放射線撮像システム
JP2014048061A (ja) 放射線撮像装置、その製造方法、及び放射線撮像システム
JP2002148343A (ja) 放射線検出器及びそれを用いた放射線撮像システム
JP2004061116A (ja) 放射線検出装置及びシステム
US11269087B2 (en) Radiation imaging apparatus and radiation imaging system
JP2011058964A (ja) X線平面検出器及びその製造方法
JP2021076393A (ja) 放射線撮像装置及び放射線撮像システム
JP2009025258A (ja) 放射線検出器
JP2008089459A (ja) X線検出器、シンチレータパネル、x線検出器の製造方法およびシンチレータパネルの製造方法
JP6397283B2 (ja) 放射線検出装置及び放射線撮像システム
JP2008128885A (ja) 放射線検出装置
JP2022129063A (ja) 放射線撮像装置、放射線撮像装置の製造方法、および放射線撮像システム
JP2023108947A (ja) 放射線撮影装置および放射線撮影システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180305

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190722

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190820

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6576064

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151