JP2016176308A - ショベル又はスコップの金属製柄及びそれを備えるショベル又はスコップ - Google Patents

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Abstract

【課題】ショベル又はスコップの金属製柄の先端部を形成する折曲片を座屈し難い構造とすると共に、前記折曲片が前記略円錐台形状を容易に形成することのできるショベル又はスコップの金属製柄及びそれを備えるショベル又はスコップを提供する。
【解決手段】ショベル又はスコップの掬い部に接続され固定される円筒形状の金属製柄であって、前記金属製柄の先端部は略楕円推台形状に形成される一対の折曲片から形成されてなると共に、前記一対の折曲片は、夫々、湾曲状に形成される湾曲側面と、前記湾曲側面の上端に形成される平坦縁とを有する側面視略台形状に形成され、前記折曲片の底部には前記底部両側から周方向内方に向けて楔状に穿設される折曲代を形成してなり、前記一対の折曲片を、それぞれ軸心方向に向けて、前記底部両端縁が前記折曲代の底縁に当接するまで折曲し、前記先端部を略楕円推台形状に形成した。
【選択図】 図9

Description

本発明は、ショベル又はスコップの金属製柄及びそれを備えるショベル又はスコップに関する。
従来、金属製のショベル柄又はスコップ柄の先端構造としては、例えば、特開2006−214223号(特許文献1)に記載のものが公知である。前記公報に記載の発明は、把柄及び握り連結体をそれぞれアルミ材にて形成し、これらをアルミ溶接にて接合するものであり、把柄の先端縁に略三角形状の切り込みを4箇所連続して設け、各切り込み両側に残る4片の凸片をそれぞれ把柄の軸心方向へ折曲することにより、把柄の先端側をテーパー状に絞って、略円錐形状とする嵌入部を成形し、鋼製の匙体の差込部に把柄の略円錐形状に形成された嵌入部を圧入してリベットにて締結固定している。
特開2006−214223号 第1頁 図2
しかしながら、前記公報記載の前記ショベル又はスコップの柄の先端構造は、把柄の先端縁に略三角形状の切り込みを4箇所連続して設けており、前記各切り込み両側に残る4枚の凸片をそれぞれ把柄の軸心方向へ折曲する際に、夫々の凸片を均等に折曲しなければ、柄の断面円中心軸を頂点とする略円錐形状に形成することができない。すなわち、前記嵌入部を略円錐台形状に形成するには、4枚の凸片を均等に折曲しなければ、均等に折曲できず、不均等な折曲するような場合は、一部の凸片が座屈して内方に入り込み、略円錐形状に形成できない場合が生じる。また、前記ショベル又はスコップを使用する場合に、土石等が前記柄の内部に入り込み、一部の凸片が内方に入り込み座屈する虞が生じる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、ショベル又はスコップの金属製柄の先端部を一対の折曲片で構成する略円錐台形状として、前記先端部を形成する折曲片を座屈し難い構造とすると共に、前記折曲片が前記略円錐台形状を容易に形成することのできるショベル又はスコップの柄の先端構造及びそれを備えるショベル又はスコップを提供することを目的とする。
請求項1に記載のショベル又はスコップの金属製柄は、ショベル又はスコップの掬い部に接続され固定される円筒形状の金属製柄であって、前記金属製柄の先端部は略楕円推台形状に形成される一対の折曲片から形成されてなると共に、前記一対の折曲片は、夫々、湾曲状に形成される湾曲側面と、前記湾曲側面の上端に形成される平坦縁とを有する側面視略台形状に形成され、前記折曲片の底部には前記底部両側から周方向内方に向けて楔状に穿設される折曲代を形成してなり、前記一対の折曲片を、それぞれ軸心方向に向けて、前記底部両端縁が前記折曲代の底縁に当接するまで折曲し、前記先端部を略楕円推台形状に形成してなることを特徴とする。
請求項1に記載のショベル又はスコップの金属製柄にあっては、前記一対の折曲片の底部両端縁が前記折曲代の底縁に当接しているので、前記折曲片は座屈し難くなると共に、前記折曲片は、前記先端部を容易に前記略円錐台形状に形成することができる。
請求項2に記載のショベル又はスコップの金属製柄は、請求項1記載のショベル又はスコップの金属製柄において、前記一対の折曲片は、前記湾曲側面の両側縁を対向する前記折曲片の前記側面の両側縁と当接して形成してなることを特徴とする。
請求項2に記載のショベル又はスコップの金属製柄にあっては、請求項1に記載のショベル又はスコップの金属製柄に加えて、さらに、前記折曲片の湾曲面の両側縁を対向する折曲片の湾曲面の両側縁に当接しているので、さらに強度が増すこととなる。
請求項3に記載のショベル又はスコップは、請求項1又は2に記載の金属製柄を備えることを特徴とする。
請求項3に記載のショベル又はスコップにあっては、前記金属製柄の先端部を形成する折曲片が座屈し難い構造となると共に、前記折曲片が前記略円錐台形状を容易に形成することのできるので、柄の製造を容易に行うことができる。
請求項1に記載のショベル又はスコップの金属製柄によれば、ショベル又はスコップの掬い部に接続され固定される円筒形状の金属製柄であって、前記金属製柄の先端部は略楕円推台形状に形成される一対の折曲片から形成されてなると共に、前記一対の折曲片は、夫々、湾曲状に形成される湾曲側面と、前記湾曲側面の上端に形成される平坦縁とを有する側面視略台形状に形成され、前記折曲片の底部には前記底部両側から周方向内方に向けて楔状に穿設される折曲代を形成してなり、前記一対の折曲片を、それぞれ軸心方向に向けて、前記底部両端縁が前記折曲代の底縁に当接するまで折曲し、前記先端部を略楕円推台形状に形成しているので、前記一対の折曲片の底部両端縁が前記折曲代の底縁に当接することとなり、前記折曲片が座屈し難くなると共に、前記折曲片は、前記先端部を容易に前記略円錐台形状に形成することができる。
請求項2に記載のショベル又はスコップの金属製柄によれば、請求項1記載のショベル又はスコップの金属製柄において、前記一対の折曲片は、前記湾曲側面の両側縁を対向する前記折曲片の前記側面の両側縁と当接して形成しているので、さらに強度が増すこととなる。
請求項3に記載のショベル又はスコップによれば、請求項1又は2に記載の金属製柄を備えているので、前記金属製柄の先端部を形成する折曲片が座屈し難い構造となると共に、前記折曲片が前記略円錐台形状を容易に形成することのできるので、柄の製造を容易に行うことができる。
(a)は本発明に係るショベル又はスコップを示す正面図であり、(b)は背面図である。 掬い部と柄の拡大図である。 掬い部と柄の接続部の部分拡大図である。 柄の先端部の折曲前の拡大斜視図である。 図4の平面図である。 図4の側面図である。 図4の正面図である。 図4の展開図である。 柄の先端部の拡大斜視図である。 図9の平面図である。 図9の正面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1(a)は本発明に係るショベルを示す正面図であり、同図(b)は背面図である。図2は掬い部と柄の拡大図であり、図3は掬い部と柄の接続部の部分拡大図である。
図1乃至図3において、10はショベルであり、前記ショベル10は、薄い鋼板から形成される掬い部20と、前記掬い部20に接続され固定される金属製柄30とから構成されている。
前記掬い部20の基端部には、断面略C字状の連結筒状部21が前記掬い部20と一体的に突設形成されており、前記連結筒状部21に前記金属製柄30の先端を圧入すると共にリベットにより前記金属製柄30を固定すると共に、前記連結筒状部21に、略円筒形状の補強筒22を外嵌させて固定させている。
前記金属製柄30は、アルミニウム製のパイプ材によって形成され、基端部に把持部31を組み付けると共に、先端部32を略円錐台形状に形成して、先端部32の強度の増強を図ると共に、使用する際に土砂等が金属製柄30内に入り込まないようにしている。
図4は柄の先端部の折曲前の拡大斜視図であり、図5は図4の平面図であり、図6は図4の側面図であり、図7は図4の正面図であり、図8は図4の展開図である。
図4乃至図8に示すように、前記先端部32は、円筒形状のパイプ材の先端に軸方向に向けて対向するように略三角形状の切り込みを、一定間隔を設けて穿設して、平坦縁33c及び側縁33bを有する略台形状の折曲片33を形成する。
さらに、前記折曲片33の底部両側部から周方向内方に向けて略楔状の折曲代34を穿設することにより、前記折曲片33に底縁33dを形成すると共に、前記底縁33dの対向側には当接縁34aを形成するのである。
図9は柄の先端部の拡大斜視図であり、図10は図9の平面図であり、図11は図9の正面図である。
上記のように形成した前記折曲片33,33を、軸芯方向に向けて折曲すると、前記側縁33bの基端部が前記当接縁34aと当接し、それ以上は折曲しないため、その位置にて固定される。一方、前記折曲代34は、前記側縁33bの基端部が前記当接縁34aと当接する位置で、対向する前記側縁33b同士が当接するように形成しているので、対向する前記側縁33b,33bも、夫々当接する状態にて固定されるのである。
以上のように構成されるショベルにあっては、前記一対の折曲片の底部両端縁が前記折曲代の底縁に当接すると共に、前記一対の折曲片は、前記湾曲側面の両側縁を対向する前記折曲片の前記側面の両側縁と当接して形成されているので、前記折曲片は座屈し難くなると共に、前記先端部を容易に前記略円錐台形状に形成することができる。
なお、上記の実施例はショベルについての実施例であったが、スコップ又はスペード等の同様の構成を有するものにも適用することができる。
10 ショベル

20 掬い部
21 連結筒状部
22 補強筒

30 金属製柄
31 把持部(ハンドル)
32 先端部
33 折曲片
33a 湾曲側面
33b 平坦縁
33c 側縁
33d 底縁
34 折曲代
34a 当接縁
請求項1に記載のショベル又はスコップの金属製柄は、ショベル又はスコップの掬い部に接続され固定される円筒形状の金属製柄であって、前記金属製柄の先端部は略楕円推台形状に形成される一対の折曲片から形成されてなると共に、前記一対の折曲片は、夫々、湾曲状に形成される湾曲側面と、前記湾曲側面の上端に形成される平坦縁とを有する側面視略台形状に形成され、前記折曲片の底部には底部両側部から周方向内方に向けて楔状に穿設される折曲代を形成してなり、前記一対の折曲片を、それぞれ軸心方向に向けて、前記折曲片の側縁の基端部が前記折曲代の底縁に当接するまで折曲し、前記先端部を略楕円推台形状に形成してなることを特徴とする。
請求項1に記載のショベル又はスコップの金属製柄によれば、ショベル又はスコップの掬い部に接続され固定される円筒形状の金属製柄であって、前記金属製柄の先端部は略楕円推台形状に形成される一対の折曲片から形成されてなると共に、前記一対の折曲片は、夫々、湾曲状に形成される湾曲側面と、前記湾曲側面の上端に形成される平坦縁とを有する側面視略台形状に形成され、前記折曲片の底部には底部両側部から周方向内方に向けて楔状に穿設される折曲代を形成してなり、前記一対の折曲片を、それぞれ軸心方向に向けて、前記折曲片の側縁の基端部が前記折曲代の底縁に当接するまで折曲し、前記先端部を略楕円推台形状に形成しているので、前記一対の折曲片の底部両端縁が前記折曲代の底縁に当接することとなり、前記折曲片が座屈し難くなると共に、前記折曲片は、前記先端部を容易に前記略円錐台形状に形成することができる。
10 ショベル

20 掬い部
21 連結筒状部
22 補強筒

30 金属製柄
31 把持部(ハンドル)
32 先端部
33 折曲片
33a 湾曲側面
33b 側縁
33c 平坦縁
33d 底縁
34 折曲代
34a 当接縁

Claims (3)

  1. ショベル又はスコップの掬い部に接続され固定される円筒形状の金属製柄であって、
    前記金属製柄の先端部は略楕円推台形状に形成される一対の折曲片から形成されてなると共に、
    前記一対の折曲片は、夫々、湾曲状に形成される湾曲側面と、前記湾曲側面の上端に形成される平坦縁とを有する側面視略台形状に形成され、
    前記折曲片の底部には前記底部両側部から周方向内方に向けて楔状に穿設される折曲代を形成してなり、
    前記一対の折曲片を、それぞれ軸心方向に向けて、前記底部両端縁が前記折曲代の底縁に当接するまで折曲し、前記先端部を略楕円推台形状に形成してなる
    ことを特徴とするショベル又はスコップの金属製柄。
  2. 前記一対の折曲片は、前記湾曲側面の両側縁を、対向する前記折曲片の前記側面の両側縁と当接して形成してなる
    ことを特徴とする請求項1に記載のショベル又はスコップの金属製柄。
  3. 請求項1又は2に記載の金属製柄を備えることを特徴とするショベル又はスコップ。






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