JP2006342615A - 足場形成ユニット及び足場形成具 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストを上昇させず、確実な接続が可能で、取り扱いも容易であるため作業効率が向上する足場形成ユニット等を提供すること。
【解決手段】複数の足場形成具100aと固定具200と、を有し、足場形成具は、足場本体101aと連接部120aと接続部130aと、を有し、接続部は、連接部の少なくとも中央領域に形成され、足場本体には、本体貫通開口111aが形成され、接続部は、接続凹部132aと接続凸部132aと、を有し、接続凹部と接続凸部には、それぞれ凹部貫通開口133と凸部貫通開口134が形成され、接続凸部が接続凹部内に挿入されると、本体貫通開口、凹部貫通開口及び凸部貫通開口が相互に対応した位置となる構成となり、固定具が、本体貫通開口、凹部貫通開口及び凸部貫通開口に挿入される直線部220を有する足場形成ユニット10。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数枚の足場板等の足場形成具を相互に接続して配置する足場形成ユニット及び足場形成具に関するものである。
従来より、多数枚の足場板を地面に安定した状態で敷設することができる足場板は提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に示すような足場板1は、同特許文献1に示すように、その両端部に雄型嵌合部5と雌型嵌合部6が形成されている。そして、これら雄型嵌合部5には係合穴11が形成され、雌型嵌合部6には、弾性係止片14aが形成されている。
これら弾性係止片14aと係合穴11と嵌合することで、複数の足場板が接続される構成となっている。
特開2000−240279号公報(図4等)
しかし、特許文献1の発明では、複数の足場板1を接続には、弾性係止片14a等の複雑な機構を採用する必要があり、取扱が不便で、製造コストが上昇するという問題があった。
また、このような機構を用いないと、複数の足場板1の両端部に形成されている雄型嵌合部5と雌型嵌合部6との嵌合が不十分となり、同特許文献1の段落番号「0012」に記載されているように、それぞれの端部に別個のピンを利用して係合させる必要があった。これでは、足場板1同士の接続や分離の作業が複雑となり、作業効率が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、製造コストを上昇させず、確実な接続が可能で、取り扱いも容易であるため作業効率が向上する足場形成ユニット及び足場形成具を提供することを目的とする。
前記課題は、請求項1の発明によれば、利用者が歩行するための歩行部を有する複数の足場形成具と、前記複数の足場形成具を接続するための固定具と、を有する足場形成ユニットであって、前記足場形成具は、前記歩行部を備える足場本体と、他の足場形成具と連接するための連接部と、他の足場形成具と接続するための接続部と、を有し、前記接続部は、前記連接部の少なくとも中央領域に形成され、前記足場本体には、本体貫通開口が形成され、前記接続部は、前記足場本体内に配置されるべき接続凹部と、前記足場本体から突出して形成される接続凸部と、を有し、前記接続凹部と前記接続凸部には、それぞれ凹部貫通開口と凸部貫通開口が形成され、前記接続凹部内に、他の足場形成具の前記接続凸部が挿入され、前記接続凸部が、前記他の足場形成具の前記接続凹部内に挿入されると、前記本体貫通開口、前記凹部貫通開口及び前記凸部貫通開口が相互に対応した位置となる構成となり、前記固定具が、前記本体貫通開口、前記凹部貫通開口及び前記凸部貫通開口に挿入される直線部を有することを特徴とする足場形成ユニットにより達成される。
前記構成によれば、一の足場形成具の接続凹部内に、他の足場形成具の接続凸部が挿入され、一の足場形成具の接続凸部が、他の足場形成具の接続凹部内に挿入されると、本体貫通開口、凹部貫通開口及び凸部貫通開口が相互に対応した位置となる。
このため、これら本体貫通開口、凹部貫通開口及び凸部貫通開口を連結する直線部を有する固定具を、本体貫通開口側から開口に差し込むことで、これらを容易に固定することができる。
逆に、この固定具を例えば、本体貫通開口側から引き出すだけで、容易に複数の足場形成具の連結を解除させることができる。
また、接続部は連接部の少なくとも中央領域に形成されているので、接続部に固定具を配置することで、複数の足場形成具相互を強固に接続することが可能となる。
好ましくは、請求項2の発明によれば、請求項1の構成において、前記足場本体には、前記本体貫通開口が、前記足場本体の前記連接部側の中央領域及び端部領域に、それぞれ2個ずつ形成され、前記固定具は、固定具本体と、前記固定具本体の両端部に配置される2個の前記直線部と、を有していることを特徴とする足場形成ユニットである。
前記構成によれば、固定具の2個の直線部を、足場形成具に2個形成されている本体貫通開口側から差し込むことで、本体貫通開口と対応して配置される凹部貫通開口及び凸部貫通開口にも、直線部が配置され、これらを2カ所で固定することが可能となる。
この2カ所は、足場本体の連接部側の中央領域及び端部領域であり、端部のみでない。このため、端部領域のみで固定する場合に比べ、複数の足場形成具の相互の固定を強固にすることができる。
また、利用者は固定具の固定具本体を把持して、2個の直線部を同時に本体開口等に差し込むことができるので、容易且つ迅速に固定作業及び解体作業を行うことができる。
前記課題は、請求項3の発明によれば、利用者が歩行するための歩行部を有する足場形成具であって、前記歩行部を備える足場本体と、他の足場形成具と連接するための連接部と、他の足場形成具と接続するための接続部と、を有し、前記接続部は、前記連接部の少なくとも中央領域に形成され、前記足場本体には、本体貫通開口が形成され、前記接続部は、前記足場本体内に配置されるべき接続凹部と、前記足場本体から突出して形成される接続凸部と、を有し、前記接続凹部と前記接続凸部には、それぞれ凹部貫通開口と凸部貫通開口が形成され、前記接続凹部内に、他の足場形成具の前記接続凸部が挿入され、前記接続凸部が、前記他の足場形成具の前記接続凹部内に挿入されると、前記本体貫通開口、前記凹部貫通開口及び前記凸部貫通開口が相互に対応した位置となる構成となることを特徴とする足場形成具により達成される。
前記構成によれば、一の足場形成具の接続凹部内に、他の足場形成具の接続凸部が挿入され、一の足場形成具の接続凸部が、他の足場形成具の接続凹部内に挿入されると、本体貫通開口、凹部貫通開口及び凸部貫通開口が相互に対応した位置となる。
このため、これら本体貫通開口、凹部貫通開口及び凸部貫通開口を連結する直線部を有する固定具を、例えば本体貫通開口側から開口に差し込むことで、これらを容易に固定することができる。
逆に、この固定具を例えば、本体貫通開口側から引き出すだけで、容易に複数の足場形成具の連結を解除させることができる。
また、接続部は連接部の少なくとも中央領域に形成されているので、接続部に固定具を配置することで、複数の足場形成具相互を強固に接続することが可能となる。
好ましくは、請求項4の発明によれば、請求項3の構成において、前記足場本体には、前記本体貫通開口が、前記足場本体の前記連接部側の中央領域及び端部領域に、それぞれ2個ずつ形成されていることを特徴とする足場形成具である。
前記構成によれば、足場形成具に2個形成されている本体貫通開口側から直線状の固定具を差し込むことで、本体貫通開口と対応して配置される凹部貫通開口及び凸部貫通開口
を2カ所で固定することが可能となる。
この2カ所は、足場本体の連接部側の中央領域及び端部領域であり、端部のみでない。このため、端部領域のみで固定する場合に比べ、複数の足場形成具の相互の固定を強固にすることができる。
好ましくは、請求項5の発明によれば、請求項3又は請求項4の構成において、前記接続凹部には、前記接続凸部を内部に導くための案内部が形成され、前記接続凸部は、基端部から先端部に向かって徐々に幅が狭くなるように形成され、前記先端部が前記案内部によって案内される構成となっていることを特徴とする足場形成具である。
前記構成によれば、接続凹部には、接続凸部を内部に導くための案内部が形成され、接続凸部は、基端部から先端部に向かって徐々に幅が狭くなるように形成され、先端部が案内部によって案内される構成となっている。
このため、利用者は、接続凸部の先端部の幅が狭い部分を接続凹部の案内部に沿って挿入させることで、迅速且つスムーズに接続凹部内に挿入させることができる。
好ましくは、請求項6の発明によれば、請求項3乃至請求項5のいずれかの構成において、前記接続凹部は、前記歩行部側において、開口側が広く、奥側狭い略台形を成し、前記接続凸部は、前記歩行部側において、基部側が広く、前記先端部側が狭い略台形を成し、前記接続凹部内に前記接続凸部を挿入した際に、両者がクリアランスを介して配置される構成となっていることを特徴とする足場形成具である。
前記構成によれば、接続凹部と接続凸部とは共に略台形を成し、接続凹部内に接続凸部を挿入した際に、両者がクリアランスを介して配置される。このため、両者は精度良く位置決めされるので、本体貫通開口、凹部貫通開口及び凸部貫通開口を精度良く、相互に対応した位置とすることができる。
したがって、利用者は、固定具の挿入又は取り外しを容易にすることができる。
好ましくは、請求項7の発明によれば、請求項3乃至請求項6のいずれかの構成において、前記本体貫通開口が、不要物排出のための排出開口とも成っていることを特徴とする足場形成具である。
前記構成によれば、本体貫通開口が、不要物排出のための排出開口とも成っているので、不要物排出口以外に本体貫通開口を別個形成する必要がなく、製造コストを上昇を抑えることができる。
本発明は、製造コストを上昇させず、確実な接続が可能で、取り扱いも容易であるため作業効率が向上する足場形成ユニット及び足場形成具を提供できるという利点がある。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の足場形成ユニットの実施の形態である足場板ユニット10の組み立て状態を示す概略図である。
図1に示すように、足場板ユニット10は、利用者が歩行するための歩行部である例えば、歩行面110a、110bを上面に有する足場形成具である例えば、足場板100a、100bを複数個、有している。
また、足場板ユニット10は、複数の足場板100a、100bを接続するための固定具である例えば、ジョイントピン200を有している。
図2(a)は、図1の足場板100aを示す概略平面図であり、(b)は(a)の概略左側面図である。
図2(a)(b)に示すように、足場板100aは足場板本体101aの両側の面に、他の足場板100b等と図1に示すように連接するための連接面120aが形成されている。
この連接面120には他の足場板100bと接続するための接続部である例えば、接続具130aが配置されている。
この接続具130aは、図2(a)(b)に示すように、足場板本体101aの連接面120aの中央領域を含む略全域に形成されている。
図3は、図2(a)の足場板100aの概略斜視図である。図3に示すように、足場板本体101aの歩行面110aには、歩行面110a上に利用者の靴の泥等の不要物が溜まらないための排出開口である例えば、泥等落下用開口111aが多数形成されている。
また、歩行面110aには、その表面が突出して形成される凸状の滑り止め112aも多数形成されている。
この滑り止め112aは、その中心が貫通口となっており、泥等落下用開口111aと同様に不要物を歩行面110a留めずに開口から落下させる構成となっている。
このように、足場板本体101aには、泥等落下用開口111aや滑り止め112aの開口が多数形成され、これらが本体貫通開口の一例となっている。
図4は、図1の足場板本体101a、101bにそれぞれ配置される接続具130a、130bを示す概略斜視図である。
接続具130a、130bは、図3及び図4に示すように、足場板100a、100b内に配置されるべき接続凹部131a、131bと、足場板100a、100bから図2(a)に示すように突出して形成される接続凸部132a、132bとを、それぞれ2個ずつ有している。
これら接続凸部132a、132bと接続凹部131a、131bには、それぞれ凹部貫通開口133、凸部貫通開口134が形成されている。
そして、図4の接続具130aの2つの接続凸部132a、132aが、他の接続具130bの接続凹部132b、132b内に挿入される構成となっている。
同時に、他の接続具130bの2つの接続凸部132b、132bが接続具130aの接続凹部131a、131a内に挿入される構成となっている。
すると、図1に示すように、足場板100aでは、足場板本体101aの泥等落下用開口111aと、図4の凸部貫通開口134及び凹部貫通開口133とが同じ位置、すなわち対応した位置となる。
同様に、足場板本体101aの滑り止め112aの開口と図4の凸部貫通開口134とが同じ位置となる。
このように2つの接続具130a、130bの凸部貫通開口134と凹部貫通開口133並びに、足場板本体101aの泥等落下用開口111a又は滑り止め112aの開口とが一致する部分に、図1に示すようにジョイントピン200を挿入することで、両接続具130a、130bがジョイントピン200により接続される構成となっている。
図5は、図1のジョイントピン200の構成を示す概略図である。図5に示すように、ジョイントピン200は、固定具本体である例えば、ピン本体210と、ピン本体210の両端部に配置される2個の直線部220を有している。
したがって、ジョイントピン200の2個の直線部220、220が図1に示すように足場板本体101a側から同時に挿入されることで、2つの足場板100a、100bが接続される構成となっている。
このように、本発明の実施の形態によれば、図1及び図4に示すように、足場板本体101aの接続凹部131a内に、他の足場板本体101bの接続凸部132bを挿入し、同時に他の足場板本体101bの接続凹部131b内に足場板本体101aの接続凸部132aを挿入することで、足場板本体101aの泥等落下用開口111aと接続凹部131aの凹部貫通開口133及び接続凸部132bの凸部貫通開口134は同じ位置となる。
また、足場板本体101aの滑り止め112aの開口と、接続凹部131aの凹部貫通開口133及び接続凸部132bの凸部貫通開口134とは同じ位置となる。
このため、図5のジョイントピン200の2個の直線部220、220のそれぞれを、足場板本体101aの泥等落下用開口111a側と滑り止め112aの開口側から同時に差し込むことで、図1に示すように足場板100aと足場板100bとを容易に接続するこができる。
また、図1に示すように、他の足場板本体101bにおいても同様にジョイントピン200を差し込むことで、より強固に接続を維持することができる。
逆に足場板100aと足場板100bとを分離するときは、利用者が図1のジョイントピン200のピン本体210を把持して引き抜くだけで容易に足場板100a等の相互の連結を解除し、分離させることができる。
また、本実施の形態では、接続具130aの接続凸部131a等や接続凹部132a等の一部は、少なくとも足場板本体101a等の連接面120aの端部(図1の上下方向の端部)だけではなく中央領域にも形成されているので、ジョイントピン200を差し込むことで、足場板100a、100b相互を強固に接続することができる構成となっている。
したがって、本実施の形態では、足場板相互が端部でのみ接続されている従来と異なるので、接続が不十分となることを未然に防ぐことができる構成となっている。
また、図1に示すように、足場板本体101aでは、ジョイントピン200の直線部220の一方を挿入する開口である滑り止め112aが、足場本体101aの連接面120a側の中央領域に形成されている。
一方、ジョイントピン200の他方の直線部220を挿入する開口である泥等落下用開口111aは、足場本体101aの連接面120a側の端部領域(図1の上端部)に形成されている。
足場板本体101bでは、図1に示すように、泥等落下用開口111bは、図1の下端部の端部領域に形成されている。
したがって、ジョイントピン200は、足場板100aと足場板100bとの接続に際し、足場板本体101aでは、中央領域と上端部領域を固定し、一方、足場板本体101bでは、中央領域と下端部領域を固定する構成となっている。
このため、足場板の上端部や下端部の領域のみを固定する場合に比べ、足場板100a等相互を格段に強く接続することができる。
また、図4に示すように、例えば、接続具130a、130bの接続凹部131a、131bの内側には、接続凸部132b、132aを内部に導くための案内部である例えば、テーパ部135が形成されている。
そして、接続凸部132a、132bは、図4に示すように、その基端部から先端部に向かって徐々に幅(図4の左右方向)が狭くなるように形成されている。
このため、接続凸部132a、132bの先端部が接続凹部131a、131bのテーパ部135によって案内される構成となっている。
したがって、利用者は、接続凸部132a等の幅が狭い部分を接続凹部131b等のテーパ部135に沿って挿入させることで、迅速且つスムーズに、接続凸部132a等を接続凹部131a等内に挿入させることができる。
また、図4に示すように、接続凹部131a、131bは、平面から見て、開口側(基部側)が広く、奧側(先端側)が狭い略台形を成し、接続凸部132a、132bは、平面から見て、基部が広く、先端部側が狭い略台形を成している。
また、接続凸部132a等が接続凹部131b等内に挿入された際に、両者がクリアランスを介して配置されている構成となっている。
このため、接続凸部132a等が接続凹部131b等内に挿入されると、両者は精度良く位置決めされ、泥等落下用開口111a又は滑り止め112aの開口と、凹部貫通開口133、凸部貫通開口134とが精度良く同じ位置に配置されることになる。
したがって、利用者は、ジョイントピン200の挿入又は取り外しを容易にすることができる構成となっている。
なお、本実施の形態では、図1等に示すように、ジョイントピン200を挿入するための、足場板本体101a等の開口が、泥等落下用開口111a等や滑り止め112a等の開口を兼ねている。このため、ジョイントピン200を挿入するための開口を足場板本体101a等に特別に形成する必要がなく、足場板100a等の製造コストの上昇を抑えることができる。
本発明の足場形成ユニットの実施の形態である足場板ユニットの組み立て状態を示す概略図である。 (a)は、図1の足場板を示す概略平面図であり、(b)は(a)の概略左側面図である。 図2(a)の足場板の概略斜視図である。 図1の足場板本体にそれぞれ配置される接続具を示す概略斜視図である。 図1のジョイントピンの構成を示す概略図である。
符号の説明
10・・・足場板ユニット、100a・・・足場板、101a・・・足場板本体、110a・・・歩行面、111a・・・泥等落下用開口、112a・・・滑り止め、120a・・・連接面、130a・・・接続具、131a・・・接続凹部、132a・・・接続凸部、133・・・凹部貫通開口、134・・・凸部貫通開口、135・・・テーパ部、200・・・ジョイントピン、210・・・ピン本体、220・・・直線部

Claims (7)

  1. 利用者が歩行するための歩行部を有する複数の足場形成具と、
    前記複数の足場形成具を接続するための固定具と、を有する足場形成ユニットであって、
    前記足場形成具は、
    前記歩行部を備える足場本体と、
    他の足場形成具と連接するための連接部と、
    他の足場形成具と接続するための接続部と、を有し、
    前記接続部は、前記連接部の少なくとも中央領域に形成され、
    前記足場本体には、本体貫通開口が形成され、
    前記接続部は、
    前記足場本体内に配置されるべき接続凹部と、
    前記足場本体から突出して形成される接続凸部と、を有し、
    前記接続凹部と前記接続凸部には、それぞれ凹部貫通開口と凸部貫通開口が形成され、
    前記接続凹部内に、他の足場形成具の前記接続凸部が挿入され、
    前記接続凸部が、前記他の足場形成具の前記接続凹部内に挿入されると、前記本体貫通開口、前記凹部貫通開口及び前記凸部貫通開口が相互に対応した位置となる構成となり、
    前記固定具が、前記本体貫通開口、前記凹部貫通開口及び前記凸部貫通開口に挿入される直線部を有することを特徴とする足場形成ユニット。
  2. 前記足場本体には、前記本体貫通開口が、前記足場本体の前記連接部側の中央領域及び端部領域に、それぞれ2個ずつ形成され、
    前記固定具は、
    固定具本体と、
    前記固定具本体の両端部に配置される2個の前記直線部と、を有していることを特徴とする請求項1に記載の足場形成ユニット。
  3. 利用者が歩行するための歩行部を有する足場形成具であって、
    前記歩行部を備える足場本体と、
    他の足場形成具と連接するための連接部と、
    他の足場形成具と接続するための接続部と、を有し、
    前記接続部は、前記連接部の少なくとも中央領域に形成され、
    前記足場本体には、本体貫通開口が形成され、
    前記接続部は、
    前記足場本体内に配置されるべき接続凹部と、
    前記足場本体から突出して形成される接続凸部と、を有し、
    前記接続凹部と前記接続凸部には、それぞれ凹部貫通開口と凸部貫通開口が形成され、
    前記接続凹部内に、他の足場形成具の前記接続凸部が挿入され、
    前記接続凸部が、前記他の足場形成具の前記接続凹部内に挿入されると、前記本体貫通開口、前記凹部貫通開口及び前記凸部貫通開口が相互に対応した位置となる構成となることを特徴とする足場形成具。
  4. 前記足場本体には、前記本体貫通開口が、前記足場本体の前記連接部側の中央領域及び端部領域に、それぞれ2個ずつ形成されていることを特徴とする請求項3に記載の足場形成具。
  5. 前記接続凹部には、前記接続凸部を内部に導くための案内部が形成され、
    前記接続凸部は、基端部から先端部に向かって徐々に幅が狭くなるように形成され、
    前記先端部が前記案内部によって案内される構成となっていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の足場形成具。
  6. 前記接続凹部は、前記歩行部側において、開口側が広く、奥側狭い略台形を成し、
    前記接続凸部は、前記歩行部側において、基部側が広く、前記先端部側が狭い略台形を成し、
    前記接続凹部内に前記接続凸部を挿入した際に、両者がクリアランスを介して配置される構成となっていることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の足場形成具。
  7. 前記本体貫通開口が、不要物排出のための排出開口とも成っていることを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれかに記載の足場形成具。
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