JP2016174597A - 計量装置 - Google Patents

計量装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016174597A
JP2016174597A JP2015214880A JP2015214880A JP2016174597A JP 2016174597 A JP2016174597 A JP 2016174597A JP 2015214880 A JP2015214880 A JP 2015214880A JP 2015214880 A JP2015214880 A JP 2015214880A JP 2016174597 A JP2016174597 A JP 2016174597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hopper
noodle
weighing
noodle strings
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015214880A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6654857B2 (ja
Inventor
孝幸 長井
Takayuki Nagai
孝幸 長井
悠太 田中
Yuta Tanaka
悠太 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Scale Co Ltd
Original Assignee
Yamato Scale Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamato Scale Co Ltd filed Critical Yamato Scale Co Ltd
Priority to JP2015214880A priority Critical patent/JP6654857B2/ja
Publication of JP2016174597A publication Critical patent/JP2016174597A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6654857B2 publication Critical patent/JP6654857B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Abstract

【課題】 即席麺等の生産ラインにおいて生産効率の向上を図ることができる計量装置を提供する。【解決手段】 上方に配された切断器2で所定長さに切断されて落下する複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線を一時保持した後、下方へ排出する上部ホッパ4と、上部ホッパ4から排出される複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線の重量を計量し、下方へ排出する計量ホッパ5とを備え、計量ホッパ5の下方へ順次搬送されてくる所定形状の型枠3aに、計量ホッパ5から排出される複数本の麺線が供給されるよう構成されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、即席麺等の生産ラインに組み込まれる計量装置に関する。
麺類の製造方法として、製麺機を用いる機械製麺が知られている。特許文献1及び特許文献2には、小麦粉等の麺原料に水等を加えて混捏して生成した麺類生地を圧延ローラで帯状に圧延し麺帯とする工程、麺帯を長手方向に切断し細線状の複数の麺(麺線)とする工程、麺線を幅方向に切断して一玉分となる所定長さとする工程、等を実施する製麺機が記載されている。
一方、即席麺の生産ラインでは、上記の工程に加え、一玉分となる所定長さに切断した麺線を型枠に入れて乾燥処理を行う工程、その後の検査で良品とされたものについて包装を行う包装工程、等を備えている。
特開平11−127763号公報 特開平11−346638号公報
上記のような即席麺の生産ラインでは、乾燥処理が行われた後、包装工程の前に、型枠からはずされた麺の重量、形、色等の種々の検査が行われ、基準に合わないものは取り除かれる。ここで、麺の重量は、圧延ローラで圧延されたときの麺帯の厚みのばらつき等によってばらつきが生じるが、乾燥処理後のほぼ最終段階において重量検査を行うのでは、検査を行うまでに、重量不良となる麺が多量に生産されてしまう虞があり、また、重量不良となる麺に対して乾燥処理等の無駄な処理が実施される等の問題がある。
本発明の一態様(aspect)は、このような事情に鑑みてなされたものであり、即席麺等の生産ラインにおいて生産効率の向上を図ることができる計量装置を提供する。
本発明の一態様の計量装置は、上方に配された切断器で所定長さに切断されて落下する複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線を一時保持した後、下方へ排出する上部ホッパと、前記上部ホッパから排出される複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線の重量を計量し、下方へ排出する計量ホッパとを備え、前記計量ホッパの下方へ順次搬送されてくる所定形状の型枠に、前記計量ホッパから排出される複数本の麺線が供給されるよう構成されている。
本発明の一態様の計量装置によれば、即席麺等の生産ラインにおいて生産効率の向上を図ることができる。
図1は、本実施形態の第1構成例の計量装置を側方から視た概略構成を示す模式図である。 図2は、本実施形態の第2構成例の計量装置を側方から視た概略構成を示す模式図である。 図3は、本実施形態の第3構成例の計量装置を側方から視た概略構成を示す模式図である。
(実施形態)
本実施形態の計量装置は、上方に配された切断器で所定長さに切断されて落下する複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線を一時保持した後、下方へ排出する上部ホッパと、前記上部ホッパから排出される複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線の重量を計量し、下方へ排出する計量ホッパとを備え、前記計量ホッパの下方へ順次搬送されてくる所定形状の型枠に、前記計量ホッパから排出される複数本の麺線が供給されるよう構成されている。
この構成によれば、所定長さに切断された複数本の麺線は、その重量が計量ホッパで計量されてから型枠へ供給される。即席麺の生産ラインでは、型枠へ入れられた麺線に乾燥処理等が実施された後、重量等の検査が行われる。麺線が型枠へ供給される前にその麺線の重量を計量ホッパで計量するので、その麺線の重量に基づいて重量不良となる麺か否かの判別を行うことができる。そして、重量不良となる麺である場合には、例えば、生産ライン全体を停止させて適切な処置を行うことにより、重量不良となる麺の生産を抑制できる(歩留りの向上)とともに、重量不良となる麺に対して後工程での乾燥処理等の無駄な処理が実施されるのを軽減し、生産効率の向上を図ることができる。
上記計量装置において、前記計量ホッパ内の麺線の重量が許容重量範囲内であるか否かを判定する判定器をさらに備えていてもよい。
この構成によれば、判定器の判定結果に基づいて、重量不良となる麺か否かの判別を行うことができる。
また、前記計量ホッパは、複数本の麺線を前記型枠へ供給するために排出する方向である第1方向と、前記第1方向とは異なる第2方向とへ択一的に排出可能に構成されるとともに、前記判定器による判定の結果、前記計量ホッパ内の麺線の重量が許容重量範囲内である場合には複数本の麺線を前記第1方向へ排出し、許容重量範囲内でない場合には前記第2方向へ排出するよう構成されていてもよい。
この構成によれば、計量ホッパ内の麺線の重量が許容重量範囲内でない場合には計量ホッパ内の麺線を第2方向へ排出することにより、重量不良となる麺の生産を抑制できるとともに、重量不良となる麺に対して後工程での乾燥処理等の無駄な処理が実施されるのを軽減し、生産効率の向上を図ることができる。
また、前記計量ホッパと前記型枠との間に配置され、前記計量ホッパから排出される複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線を一時保持した後、前記型枠へ排出する下部ホッパをさらに備えていてもよい。
以下、本実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
〔第1構成例〕
図1は、本実施形態の第1構成例の計量装置を側方から視た概略構成を示す模式図である。
本例の計量装置W1は、即席麺の生産ラインの途中に設けられており、上部ホッパ4と計量ホッパ5と制御器10とを有している。
即席麺の生産ラインでは、例えば、小麦粉等の麺原料に水等を加えて混捏して麺類生地とする工程、麺類生地を圧延ローラで帯状に圧延し麺帯とする工程、麺帯を長手方向に切断し細線状の複数の麺(麺線)とする工程(麺線形成工程)、麺線を幅方向に切断して所定長さとする工程、所定長さにした麺線を型枠に入れて油揚げまたは熱風乾燥等の乾燥処理を行う工程、その後の検査で良品とされたものについて包装を行う包装工程、等を備えている。
計量装置W1の上方には、上記麺線形成工程によって形成される細線状の複数本の麺線からなる麺線群M1を矢印a方向へ搬送する搬送コンベア1と、搬送コンベア1の搬出端の下方において、連続する麺線群M1を幅方向に切断して所定長さの麺線群M2に切り離す切断器2とが設けられている。麺線群M1,M2は麺線の束である。
搬送コンベア1によって搬送されてくる連続した麺線群M1は、搬送コンベア1の搬出端から連続して搬出されて垂れ下がり、この垂れ下がった麺線群M1が切断器2によって間欠的に切断され、所定の長さの麺線群(例えば1玉分の麺線群)M2に切り離されて落下する。
この切断器2は、図1の紙面奥行き方向に延びた1つあるいは2つ(本例では2つ)の切り刃2aを有する回転ローラ2bと、偏心回転ローラ(回転軸が図1では右寄りになっている)2cとで構成され、回転ローラ2bが矢印b方向に回転し、偏心回転ローラ2cが矢印d方向に回転することによって、回転ローラ2bの切り刃2aが所定時間ごとに偏心回転ローラ2cと当接して麺線群M1を切断するよう構成されている。本例では、回転ローラ2bに2つの切り刃2aが設けられているので、偏心回転ローラ2cが回転ローラ2bの2倍の速度で回転される。なお、切断器2は上記構成に限られず、搬送コンベア1の搬出端から搬出されて連続して送り込まれてくる麺線群M1を間欠的に切断することにより、所定長さの麺線群M2に切り離して落下させるよう構成されていればよい。
また、計量装置W1の下方には、所定間隔をあけて複数連結された金属製の型枠3aが周回軌道上を搬送される型枠搬送装置3が設けられている。本例では、計量ホッパ5の下方において、型枠3aが矢印c方向に搬送される。各々の型枠3aは、即席麺の完成形状に応じた丸型または角型等の所定形状に形成されている。
切断器2で切断された麺線群M2は、その重量が計量装置W1で計量された後、型枠3aへ供給されて後工程へ搬送され、後工程で乾燥処理等が施される。
なお、麺帯を長手方向に切断した複数本の麺線によって、図1の紙面奥行き方向に並んだ複数の麺線群M1が形成される。よって、本例では、複数の各々の麺線群M1に対応して計量装置W1が設けられており、型枠搬送装置3は、各々の計量装置W1に対応して矢印c方向に搬送される複数の型枠3aを有している。
次に、計量装置W1について詳しく説明する。
上部ホッパ4は、切断器2の下方に設けられて、切断器2で所定長さに順次切断されて落下する麺線群M2が順次供給され、この麺線群M2を一時保持した後、排出することができる。上部ホッパ4には、一対の排出ゲート4gが設けられており、この一対の排出ゲート4gを開くことにより、保持している麺線群M2を下方へ排出することができる。
計量ホッパ5は、上部ホッパ4の下方に設けられ、上部ホッパ4から排出された麺線群M2(被計量物)が供給され、この麺線群M2の重量を計量した後、排出することができる。計量ホッパ5には、一対の排出ゲート5gが設けられており、この一対の排出ゲート5gを開くことにより、保持している麺線群M2を下方へ排出して、型枠3aへ供給することができる。また、計量ホッパ5には、ロードセルなどで構成される重量センサ5sが設けられており、保持している麺線群M2の重量が重量センサ5sによって計量され、この麺線群M2の重量が制御器10へ出力される。
制御器10は、各々の計量装置W1に備えられ、計量装置W1の動作を制御するよう構成されるとともに、システム制御器11と通信可能に接続されている。
具体的には、制御器10は、上部ホッパ4の排出ゲート4gの開閉の制御を行うとともに、計量ホッパ5の排出ゲート5gの開閉の制御を行う。
さらに、制御器10は、重量センサ5sから計量ホッパ5内の麺線群M2の重量を取得し、この麺線群M2の重量が、予め設定されている許容重量範囲内であるか否かを判定し(判定器としての機能)、許容重量範囲内でない場合には重量異常信号を生成してシステム制御器11へ送信する。
システム制御器11は、搬送コンベア1、切断器2、計量装置W1及び型枠搬送装置3等を有する生産ライン全体を制御する制御器である。なお、前述のように、計量装置W1は直接的には制御器10によって制御される。
このシステム制御器11は、通常、搬送コンベア1を所定速度で搬送動作させるとともに、切断器2を所定の切断速度となるように動作させる。また、各型枠3aが所定速度で矢印c方向へ搬送されるように型枠搬送装置3を搬送動作させる。
そして、例えば、上部ホッパ4及び計量ホッパ5に麺線群M2が供給されている状態において、システム制御器11から所定時間間隔で供給指令が制御器10へ送信される。制御器10では、供給指令を受信するたびに、計量ホッパ5の排出ゲート5gを開閉して、計量ホッパ5内の麺線群M2をその直下へ搬送されてきた型枠3aへ供給する。これに続いて、上部ホッパ4の排出ゲート4gを開閉して、上部ホッパ4内の麺線群M2を計量ホッパ5へ供給する。計量装置W1がシステム制御器11からの供給指令に基づいて上記動作を行うことにより、計量ホッパ5から排出される麺線群M2が、その直下へ搬送されてきた型枠3a内へ収まるように構成されている。
また、システム制御器11は、例えば、いずれか1つの制御器10から前述の重量異常信号を受信すると、非常措置をとる。この非常措置としては、例えば、生産ライン全体を停止させ、重量異常が発生している旨を報知手段(図示せず)に報知させる。この報知手段は、文字等が表示できる表示装置等で構成されていてもよい。
ここで、システム制御器11は、例えば、複数備えられている計量装置W1のうちの、2以上の所定個数の計量装置W1の制御器10から同時に重量異常信号を受信したときに、非常措置をとるようにしてもよいし、ある計量装置W1から2回以上の所定回数連続して重量異常信号を受信したときに、非常措置をとるようにしてもよい。言い換えれば、システム制御器11は、例えば、1つの制御器10から1回だけ単発で重量異常信号を受信したときには、非常措置をとらないようにしてもよい。
制御器10及びシステム制御器11は、例えば、マイクロコントローラ等で構成することができる。また、システム制御器11は、集中制御する単独の制御器によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御器によって構成されていてもよい。また、複数の制御器10が1つの制御器によって構成されていてもよいし、制御器10がシステム制御器11に含まれるように構成されていてもよい。
この第1構成例では、所定長さに切断された全ての麺線群M2の各々に対応して計量装置W1を設けているため、型枠3aへ供給される前の全ての各麺線群M2の重量を計量することができる。
そして、制御器10で重量異常信号が生成されたとき、すなわち、計量ホッパ5内の麺線群M2の重量が許容重量範囲内でないときには、例えば、生産ライン全体を停止させて適切な処置(例えば、麺帯の厚みの調整や麺線群M2の長さの調整等)を行うことができる。よって、重量不良となる麺の生産を抑制できる(歩留りの向上)とともに、重量不良となる麺に対して後工程での乾燥処理等の無駄な処理が実施されるのを軽減し、生産効率の向上を図ることができる。
また、例えば、上部ホッパ4が無く、切断器2で切断された上下に長い麺線群M2が計量ホッパ5へ落下供給される場合には、上下に長い麺線群M2が計量ホッパ5へ供給され始めてから麺線群M2の全てが計量ホッパ5内へ収容されて計量が完了するまでに要する時間が長くかかる。これに対し、本例のように、計量ホッパ5の上方の直近に上部ホッパ4を設け、上部ホッパ4内で一塊となった麺線群M2が計量ホッパ5へ供給されることにより、上部ホッパ4から計量ホッパ5へ麺線群M2が供給され始めてから計量ホッパ5での計量が完了するまでに要する時間を短縮することができる。そのため、計量ホッパ5の排出時間間隔の短縮を図ることが可能となり、生産ライン全体の生産速度が速くなり、連続搬送される型枠3aの搬送速度が速くなっても、対応することができる。
〔第2構成例〕
図2は、本実施形態の第2構成例の計量装置を側方から視た概略構成を示す模式図である。
本例の計量装置W2は、前述の計量装置W1と同様、即席麺の生産ラインの途中に設けられており、上部ホッパ4と計量ホッパ5と下部ホッパ6と制御器10とを有している。
この計量装置W2では、計量ホッパ5の下方に下部ホッパ6を設け、制御器10が下部ホッパ6の排出ゲート6gの開閉の制御も行うようにしたことが前述の計量装置W1とは異なり、他の構成は、前述の計量装置W1と同様である。
下部ホッパ6は、計量ホッパ5から排出された麺線群M2が供給され、この麺線群M2を一時保持した後、排出することができる。下部ホッパ6には、一対の排出ゲート6gが設けられており、この一対の排出ゲート6gを開くことにより、保持している麺線群M2を下方へ排出して、型枠3aへ供給することができる。
そして、例えば、上部ホッパ4、計量ホッパ5及び下部ホッパ6に麺線群M2が供給されている状態において、システム制御器11から所定時間間隔で供給指令が制御器10へ送信される。制御器10では、供給指令を受信するたびに、下部ホッパ6の排出ゲート6gを開閉して、下部ホッパ6内の麺線群M2をその直下へ搬送されてきた型枠3aへ供給する。これに続いて、計量ホッパ5の排出ゲート5gを開閉して、計量ホッパ5内の麺線群M2を下部ホッパ6へ供給する。さらにこれに続いて、上部ホッパ4の排出ゲート4gを開閉して、上部ホッパ4内の麺線群M2を計量ホッパ5へ供給する。計量装置W2がシステム制御器11からの供給指令に基づいて上記動作を行うことにより、下部ホッパ6から排出される麺線群M2が、その直下へ搬送されてきた型枠3a内へ収まるように構成されている。
この第2構成例の場合も、システム制御器11は、制御器10からの重量異常信号に基づいて、非常措置をとることができる。そして、第2構成例においても、第1構成例と同様の効果が得られる。
〔第3構成例〕
図3は、本実施形態の第3構成例の計量装置を側方から視た概略構成を示す模式図である。
本例の計量装置W3は、前述の計量装置W1,W2と同様、即席麺の生産ラインの途中に設けられており、上部ホッパ4と計量ホッパ5と下部ホッパ6と制御器10とを有している。
この計量装置W3では、計量ホッパ5の2つの排出ゲート5g1,5g2がそれぞれ独立して開閉動作可能に構成され、一方の排出ゲート5g1を開くことにより麺線群M2を第1方向へ排出し、他方の排出ゲート5g2を開くことにより麺線群M2を第1方向とは異なる第2方向へ排出することができる。すなわち、本例での計量ホッパ5は、保持している麺線群M2を第1方向と第2方向とへ択一的に排出可能に構成されている。
そして、本例では、計量ホッパ5の一方の排出ゲート5g1が開いたときに排出される麺線群M2が下部ホッパ6へ供給されるように、下部ホッパ6が計量ホッパ5の斜め下方に設けられている。他の構成は、第2構成例の計量装置W2と同様である。
また、本例では、計量ホッパ5の他方の排出ゲート5g2が開いたときに排出される麺線群M2を受けとる排出装置7が設けられている。排出装置7としては、例えば、麺線群M2を搬送するコンベアで構成してもよいし、麺線群M2を滑落させることができるように傾斜したシュートで構成してもよい。
この第3構成例の場合、制御器10は、重量センサ5sから計量ホッパ5内の麺線群M2の重量を取得し、この麺線群M2の重量が、予め設定されている許容重量範囲内であるか否かを判定し、許容重量範囲内である場合には、システム制御器11からの供給指令に基づく所定のタイミングで排出ゲート5g1を開閉して、計量ホッパ5内の麺線群M2を空になった下部ホッパ6へ排出させるよう制御する。また、麺線群M2の重量が許容重量範囲内でない場合には、排出ゲート5g2を開閉して、計量ホッパ5内の麺線群M2を排出装置7へ排出させるよう制御する。
ここで、制御器10は、計量ホッパ5内の麺線群M2の重量が許容重量範囲内でない場合に、第1、第2構成例のように重量異常信号をシステム制御器11へ送信しない。
上記以外の構成及び動作は第2構成例の場合と同様である。
この第3構成例の場合、計量ホッパ5内の麺線群M2の重量が許容重量範囲内でないときには、排出装置7へ排出することにより、重量不良となる麺の生産を抑制できるとともに、重量不良となる麺に対して後工程での乾燥処理等の無駄な処理が実施されるのを軽減し、生産効率の向上を図ることができる。
なお、第3構成例においても、制御器10は、計量ホッパ5内の麺線群M2の重量が許容重量範囲内でない場合に、第1、第2構成例のように重量異常信号を生成してシステム制御器11へ送信するようにしてもよい。この場合、システム制御器11は、例えば、重量異常信号の発生頻度等に基づいて、前述の生産ライン全体の停止等の非常措置をとるようにしてもよい。
また、第3構成例において、下部ホッパ6を設けずに、排出ゲート5g1が開いたときに計量ホッパ5から排出される麺線群M2が型枠3aへ直接供給されるように構成してもよい。
上記第1〜第3構成例では、切断器2で切断された1つの麺線群M2が1つの型枠3aへ供給されるように構成されているが、切断器2で連続して切断された複数(例えば2つ)の麺線群M2が1つの型枠3aへ供給されるように構成されていてもよい。この場合、例えば、切断器2で連続して切断された複数の麺線群M2を上部ホッパ4で保持して、上部ホッパ4から複数の麺線群M2を計量ホッパ5へ供給し、計量ホッパ5で複数の麺線群M2の重量を計量するように構成してもよい。あるいは、切断器2で切断されるたびに、上部ホッパ4は1つの麺線群M2を一時保持して計量ホッパ5へ供給するようにし、上部ホッパ4から複数回連続して供給された複数の麺線群M2を計量ホッパ5で保持し、計量ホッパ5で複数の麺線群M2の重量を計量するように構成してもよい。
なお、上記実施形態では、ホッパに供給される対象物として、麺線群を例示したが、これに限らない。本技術は、麺線群以外の糸状の物にも適用できる。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明は、即席麺等の生産ラインにおいて生産効率の向上を図ることができる計量装置等として有用である。
W1,W2,W3 計量装置
2 切断器
3a 型枠
4 上部ホッパ
5 計量ホッパ
6 下部ホッパ
10 制御器
11 システム制御器

Claims (4)

  1. 上方に配された切断器で所定長さに切断されて落下する複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線を一時保持した後、下方へ排出する上部ホッパと、
    前記上部ホッパから排出される複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線の重量を計量し、下方へ排出する計量ホッパとを備え、
    前記計量ホッパの下方へ順次搬送されてくる所定形状の型枠に、前記計量ホッパから排出される複数本の麺線が供給されるよう構成された、計量装置。
  2. 前記計量ホッパ内の麺線の重量が許容重量範囲内であるか否かを判定する判定器をさらに備える、
    請求項1に記載の計量装置。
  3. 前記計量ホッパは、
    複数本の麺線を前記型枠へ供給するために排出する方向である第1方向と、前記第1方向とは異なる第2方向とへ択一的に排出可能に構成されるとともに、
    前記判定器による判定の結果、前記計量ホッパ内の麺線の重量が許容重量範囲内である場合には複数本の麺線を前記第1方向へ排出し、許容重量範囲内でない場合には前記第2方向へ排出するよう構成された、
    請求項2に記載の計量装置。
  4. 前記計量ホッパと前記型枠との間に配置され、前記計量ホッパから排出される複数本の麺線が供給され、この複数本の麺線を一時保持した後、前記型枠へ排出する下部ホッパをさらに備えた、
    請求項1〜3のいずれかに記載の計量装置。
JP2015214880A 2015-10-30 2015-10-30 計量装置 Active JP6654857B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015214880A JP6654857B2 (ja) 2015-10-30 2015-10-30 計量装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015214880A JP6654857B2 (ja) 2015-10-30 2015-10-30 計量装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016174597A true JP2016174597A (ja) 2016-10-06
JP6654857B2 JP6654857B2 (ja) 2020-02-26

Family

ID=57068609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015214880A Active JP6654857B2 (ja) 2015-10-30 2015-10-30 計量装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6654857B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108685016A (zh) * 2017-03-29 2018-10-23 日清食品控股株式会社 物品收纳搬运装置
CN108684774A (zh) * 2017-03-29 2018-10-23 日清食品控股株式会社 面条切断搬运装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59188525A (ja) * 1983-04-09 1984-10-25 Ishida Scales Mfg Co Ltd 棒状物の自動計量装置
JPS60199357A (ja) * 1984-03-21 1985-10-08 Tookiyoo Menki:Kk 麺等の計量枠詰め装置
JPH06117907A (ja) * 1992-10-01 1994-04-28 Hakubaku:Kk 乾麺類の切断計量装置
US20040011568A1 (en) * 2000-06-07 2004-01-22 Piero Brogi Combination scale for weighing long shaped loose products, such as pasta or similar
JP2006129784A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Nippon Porisutaa Kk 麺製造装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59188525A (ja) * 1983-04-09 1984-10-25 Ishida Scales Mfg Co Ltd 棒状物の自動計量装置
JPS60199357A (ja) * 1984-03-21 1985-10-08 Tookiyoo Menki:Kk 麺等の計量枠詰め装置
JPH0324188B2 (ja) * 1984-03-21 1991-04-02 Tokyo Menki Kk
JPH06117907A (ja) * 1992-10-01 1994-04-28 Hakubaku:Kk 乾麺類の切断計量装置
US20040011568A1 (en) * 2000-06-07 2004-01-22 Piero Brogi Combination scale for weighing long shaped loose products, such as pasta or similar
JP2006129784A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Nippon Porisutaa Kk 麺製造装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108685016A (zh) * 2017-03-29 2018-10-23 日清食品控股株式会社 物品收纳搬运装置
CN108684774A (zh) * 2017-03-29 2018-10-23 日清食品控股株式会社 面条切断搬运装置
CN108685016B (zh) * 2017-03-29 2024-02-09 日清食品控股株式会社 面条供给搬运装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6654857B2 (ja) 2020-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6636772B2 (ja) 計量装置
US9296120B2 (en) Method of producing drafts of sliced food products with desired weights and a dual scale weighing system for producing drafts of desired weights
MX2007001979A (es) Metodo para laminado y procesamiento de masa.
JP2001231432A (ja) 食品生地切断方法および装置
JP2016174597A (ja) 計量装置
JP6636771B2 (ja) 計量装置
JP5495330B2 (ja) 生地分割装置および方法
JP5546421B2 (ja) 計量包装検査システム
JP2012187513A (ja) 物品選別装置
US9869642B2 (en) Method for X-raying products
JP5289201B2 (ja) 計量包装システム
JP6549017B2 (ja) 計量装置
JP3972047B2 (ja) 食品生地切断装置
JP6843464B2 (ja) 巻寿司連続製造装置
JP5808957B2 (ja) 組合せ秤
JP2003304799A (ja) 食品生地片の搬送成形方法および装置
JP6908961B2 (ja) 長尺状食品切断装置、長尺状食品切断方法および巻寿司連続製造装置
JPH11127764A (ja) 計量生地供給方法及び装置
JP6471138B2 (ja) 秤量カット配列システム
KR100661250B1 (ko) 면류 생산 시스템 및 이의 중량 자동 조절장치
JPH07174608A (ja) 定量材料供給方法及び装置
JP7025849B2 (ja) 物品検査装置
JP6675940B2 (ja) 組合せ秤
JP5364297B2 (ja) 物品搬送装置及び物品検査装置
WO2023189978A1 (ja) 豆腐製造装置及び豆腐製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20171020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20171020

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180724

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200131

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6654857

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250