JP2016174491A - 防護用部材支持装置および防護用部材の設置方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】防護用部材の設置作業における作業者安全性を確保するとともに、当該作業者の負担を軽減すること。
【解決手段】架空配電線301に取り付けられる第1の支持機構部101と、架空配電線301を支持する柱状体に取り付けられる第2の支持機構部201と、によって防護用ネット601を支持する防護用部材支持装置を構成し、第1の支持機構部101と第2の支持機構部201とをそれぞれ別個に取り付け、この第1の支持機構部101と第2の支持機構部201との間に、防護用ネット601を張り渡すことによって防護用ネット601を設置することができるようにした。
【選択図】図7

Description

この発明は、電柱などの柱状体が支持する配電設備や架空配電線の防護に用いる防護用部材支持装置および防護用部材の設置方法に関する。
電柱などのように配電設備を支持する柱状体あるいは当該柱状体の周辺で作業をおこなう場合に、柱状体が支持する配電設備や架空配電線を防護用ネットなどのシート状の防護用部材で覆い、当該配電設備や架空配電線を防護している。
具体的には、従来、たとえば、シート状の防護用部材(防護カーテン)が巻かれている巻き取り軸を、間接活線工具を用いて電柱に平行になるように設置し、当該防護用部材を、間接活線工具を用いて引き出して所定部位に取り付けられるようにした防護具およびその設置方法に関する技術があった(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
また、具体的には、従来、たとえば、防護対象物を覆うシート状の防護用部材(防護シート体)と、防護対象物に装着されて防護用部材と防護対象物を所定の距離以上に保って支持する離隔保持具とを備えた防護装置に関する技術があった(たとえば、下記特許文献2を参照。)。
特開2013−51783号公報 特開2005−318696号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された従来の技術は、防護用部材の設置にかかる部材が多く、設置作業が複雑であり、作業者にかかる負担が大きいという問題があった。また、上述した特許文献1に記載された従来の技術は、重量がある部材を用いるため作業性に劣り、架空配電線などにかかる負担が大きく、また、作業者にかかる負担が大きいという問題があった。
また、上述した特許文献1に記載された従来の技術は、防護できる範囲が限られ、作業現場の状況によっては使用することができず、汎用性に劣るという問題があった。さらに、また、上述した特許文献1に記載された従来の技術は、防護用ネットの設置に際して充電部に接近して作業をおこなう必要があり、また、設置作業中に地絡する可能性が高く、安全性に劣るという問題があった。
また、上述した特許文献2に記載された従来の技術は、すべての離隔保持具を配電設備に接続された電線に取り付け、この隔離保持具によって防護用部材を支持するため、電線にかかる負担が大きいという問題があった。また、上述した特許文献2に記載された従来の技術は、電線に取り付けた隔離保持具によって防護用部材を支持するため、一つの電線に複数の離隔保持具を設けると、隔離保持具の重量によって電線が変形して隔離保持具の位置が移動し、腕金などに接触する可能性があるという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、防護用部材の設置作業における作業者の負担を軽減することができる防護用部材支持装置および防護用部材の設置方法を提供することを目的とする。
また、この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、防護用部材の設置作業における作業者の安全性を確保するとともに、当該作業者の負担を軽減することができる防護用部材支持装置および防護用部材の設置方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる防護用部材支持装置は、架空配電線に取り付けられる第1の支持機構部と、架空配電線を支持する柱状体に取り付けられる第2の支持機構部と、によってシート状の防護用部材を支持する防護用部材支持装置であって、前記第1の支持機構部が、懸吊により架空配電線に取り付けられる懸吊部と、鉛直方向に交差する方向に伸縮可能であって、先端部に前記防護用部材を支持する第1の支持部材が設けられた第1のアーム部と、絶縁操作棒の連結部の連結を受け付ける被連結部と、を備え、前記第2の支持機構部が、取り付け対象とする柱状体の周面を周回する円弧状に湾曲した締付バンドと、前記締付バンドの端部を固定して当該締付バンドを前記柱状体に固定する固定部材と、前記締付バンドに取り外し可能に支持されて、当該締付バンドから鉛直方向に交差する方向に突出し、先端部に前記防護用部材を支持する第2の支持部材が設けられた第2のアーム部と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる防護用部材支持装置は、上記の発明において、前記懸吊部が、鉤形状に湾曲した懸吊用フックと、前記被連結部に対する操作に連動して前記懸吊用フックにおける湾曲内側に対して接離可能に設けられた固定具と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる防護用部材支持装置は、上記の発明において、前記第1の支持部材および前記第2の支持部材が、環形状をなす環状部材と、前記環状部材に連結され、当該環状部材が環形状をなす閉じ位置と当該環状部材がなす環形状の一部を開放する開放位置とに変位可能な操作レバーと、前記閉じ位置に位置している前記操作レバーを前記環状部材に係止する係止部材と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる防護用部材の設置方法は、懸吊により架空配電線に取り付けられる懸吊部と、鉛直方向に交差する方向に伸縮可能であって、先端部にシート状の防護用部材を支持する第1の支持部材が設けられた第1のアーム部と、絶縁操作棒の連結部の連結を受け付ける被連結部と、を備えた第1の支持機構部を、前記懸吊部を前記架空配電線に取り付けることによって当該架空配電線に固定し、取り付け対象とする柱状体の周面を周回する円弧状に湾曲した締付バンドと、前記締付バンドの端部を固定して当該締付バンドを前記柱状体に固定する固定部材と、前記締付バンドに取り外し可能に支持されて、当該締付バンドから鉛直方向に交差する方向に突出し、先端部に前記防護用部材を支持する第2の支持部材が設けられた第2のアーム部と、を備えた第2の支持機構部を、前記締付バンドを前記柱状体に巻き付けた状態で前記固定部材によって固定することによって当該柱状体に固定し、前記架空配電線に固定された前記第1の支持機構部における前記第1の支持部材と、前記柱状体に固定された前記第2の支持機構部における前記第2の支持部材と、の間に防護用部材を張り渡す、ことを特徴とする。
また、この発明にかかる防護用部材の設置方法は、上記の発明において、前記第2のアーム部は、前記締付バンドを前記柱状体に固定した後、当該締付バンドにおける任意の位置に取り付けることを特徴とする。
この発明にかかる防護用部材支持装置および防護用部材の設置方法によれば、防護用部材の設置作業における作業者の負担を軽減することができるという効果を奏する。
また、この発明にかかる防護用部材支持装置および防護用部材の設置方法によれば、防護用部材の設置作業における作業者の安全性を確保するとともに、当該作業者の負担を軽減することができるという効果を奏する。
この発明にかかる実施の形態の防護用部材支持装置が備える第1の支持機構部を示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態の防護用部材支持装置が備える第1の支持機構部を示す説明図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態の防護用部材支持装置が備える第2の支持機構部を示す説明図である。 防護用部材支持装置を用いた、防護用ネットの設置手順を示す説明図(その1)である。 防護用部材支持装置を用いた、防護用ネットの設置手順を示す説明図(その2)である。 防護用部材支持装置を用いた、防護用ネットの設置手順を示す説明図(その3)である。 防護用部材支持装置を用いた、防護用ネットの設置手順を示す説明図(その4)である。 防護用部材支持装置を用いた、防護用ネットの設置手順を示す説明図(その5)である。 この発明にかかる実施の形態の防護用部材支持装置の別の設置例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる防護用部材支持装置および防護用部材の設置方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(防護用部材支持装置の構成)
まず、この発明にかかる実施の形態の防護用部材支持装置の構成について説明する。この発明にかかる実施の形態の防護用部材支持装置は、第1の支持機構部と、第2の支持機構部と、を備えている。
図1Aおよび図1Bは、この発明にかかる実施の形態の防護用部材支持装置が備える第1の支持機構部を示す説明図である。図2は、この発明にかかる実施の形態の防護用部材支持装置が備える第2の支持機構部を示す説明図である。
図1Aおよび図1Bにおいて、第1の支持機構部101は、軸部102と、懸吊部103と、被連結部104と、第1のアーム部105と、を備えている。軸部102は、両端が開放された円筒形状をなす。懸吊部103は、軸部102の一端に設けられている。懸吊部103は、懸吊用フック106と、固定具107と、を備えて構成されている。懸吊用フック106は、鉤形状に湾曲した形状をなす。懸吊用フック106は、たとえば、金属材料を用いて形成することができる。
固定具107は、懸吊用フック106の湾曲内側に対向する押さえ部材108を備えている。押さえ部材108において、懸吊用フック106の湾曲内側に対向する側には、中央部ほど当該懸吊用フック106から離反する方向に湾曲する凹部108aが設けられている。押さえ部材108は、凹部108aとは反対側において、ねじ軸109の一端と連結されている。
ねじ軸109は、略円柱形状をなし、軸部102の内側に挿入されている。ねじ軸109の外周面には、懸吊用フック106と一体に形成された支持部110に設けられたねじ孔に螺合されるねじ山が設けられている。ねじ軸109は、軸部102の軸心方向に沿って、支持部110に設けられたねじ孔を貫通するようにして当該ねじ孔に螺合されている。
ねじ軸109の他端は、軸部102における懸吊部103とは反対側に設けられた被連結部104と連結されている。被連結部104は、軸部102の軸心周りに回転可能に設けられている。ねじ軸109は、被連結部104の回転に連動して、軸部102の軸心周りに回転する。押さえ部材108は、ねじ軸109が回転することによるねじ孔とねじ軸109との螺合状態の変化に応じて、懸吊用フック106に対して接離する方向に沿って移動する。
被連結部104は、間接活線作業に用いる工具の一つである、図示を省略する回転型の共用操作棒(絶縁操作棒)の先端に設けられた連結金具(絶縁操作棒の連結部)の挿入を受け付け、当該回転型の共用操作棒の連結金具と係合する挿入凹部108aを備えている。
回転型の共用操作棒の連結金具は、当該回転型の共用操作棒の軸心と平行な軸心周りに回動可能とされており、回転型の共用操作棒の本体部分に設けられたハンドルの操作に応じた方向に回転する。被連結部104は、挿入凹部108aに挿入された、回転型の共用操作棒の連結金具の回転に応じて回転する。これにより、作業者は、回転型の共用操作棒を操作することによって、懸吊用フック106に対して押さえ部材108を接離させることができる。
第1のアーム部105は、軸部102に設けられている。第1のアーム部105は、伸長可能な構成とされており、また、伸長した状態から元の状態に復帰することができる構成とされている。具体的には、第1のアーム部105は、たとえば、軸部102に固定される第1の部材111と、当該第1の部材111に対してスライド可能な第2の部材112とによって構成することができる。
このような構成の第1のアーム部105においては、第2の部材112が軸部102から離反するように、第1の部材111に対して第2の部材112をスライドさせることによって、第1のアーム部105を伸長することができる。また、このような構成の第1のアーム部105においては、第2の部材112が軸部102に接近するように、第1の部材111に対して第2の部材112をスライドさせることによって、第1のアーム部105の長さを縮めることができる。
このような構成の第1のアーム部105においては、たとえば、第2の部材112の外表面に凹部または孔を設け、当該凹部(または孔)に係合する突起を第1の部材111に設け、当該凹部(または孔)と突起とを係合させることによって第1の部材111に対する第2の部材112の位置を固定するようにしてもよい(図示を省略する)。これにより、伸長させた状態の第1のアーム部105の形態を固定することができる。
さらに、第2の部材112に、第2の部材112のスライド方向に沿って配置された複数の凹部または孔を設けてもよい。これにより、第1のアーム部105の長さを複数段階に調節し、各位置において伸長させた状態の第1のアーム部105の形態を固定することができる。
第1のアーム部105は、一端が軸部102に固定され、他端に第1の支持部材113を備えている。第1の支持部材113は、鉤形状に湾曲した支持用フック114と操作レバー115とによって構成され、レバーカニカン状ないしレバーナスカン状の構造をなしている。
操作レバー115は、略「く」の字形状をなし、屈曲部分において支持用フック114に連結されている。操作レバー115は、支持用フック114に対する連結位置を支点として回動可能に設けられており、支持用フック114とともに環形状をなす閉じ位置と、当該環形状を一部開放する開放位置とに変位可能とされている。
第1の支持部材113は、閉じ位置に位置している操作レバー115を支持用フック114に係止する係止機構を備えている。係止機構は、たとえば、操作レバー115と支持用フック114とにそれぞれ突起を設け、突起どうしを係合させることによって、閉じ位置に位置している操作レバー115を支持用フック114に係止する構成とすることができる。あるいは、係止機構は、たとえば、操作レバー115および支持用フック114の一方に突起を設け、他方に溝を設け、溝に突起を嵌め込むことによって、閉じ位置に位置している操作レバー115を支持用フック114に係止する構成であってもよい。
第1のアーム部105において、第1の部材111は、軸部102に対して当該軸部102の軸心周りに回転可能とされている。これにより、軸部102からの第1のアーム部105の伸長方向、すなわち、軸部102に対する第1の支持部材113の位置を、任意に調整することができる。
図2において、第2の支持機構部201は、締付バンド202と、固定部材203と、第2のアーム部204と、を備えている。締付バンド202は、取り付け対象とする柱状体の周面を周回する円弧状に湾曲した形状をなす。取り付け対象とする柱状体は、たとえば、柱上変圧器などの配電設備が設置された電柱によって実現することができる。締付バンド202は、たとえば、公知のアームタイバンドや支線バンドと同様の形状をなす。
固定部材203は、締付バンド202の端部を固定して、当該締付バンド202を柱状体に固定する。固定部材203は、締付バンド202が柱状体に巻き付いた状態で当該締付バンド202の形状を固定する。これによって、締付バンド202が柱状体に巻き付いた状態で固定され、締付バンド202を柱状体に取り付けることができる。具体的には、固定部材203は、たとえば、公知のアームタイバンドや支線バンドにおけるボルトおよびナットによって実現することができる。
締付バンド202の外周面には、アーム支持部205が設けられている。アーム支持部205は、締付バンド202の外周面から外周方向に突出する部材であって、ねじ孔を備えている。アーム支持部205は、締付バンド202の外周面において複数設けられている。アーム支持部205は、たとえば、締付バンド202の外周面において、均等な間隔をあけて設けることができる。
第2のアーム部204は、棒形状をなし、一端側における外周面にねじ山204aが設けられている。第2のアーム部204は、ねじ山204aをアーム支持部205が備えるねじ孔に螺合することによって、締付バンド202の外周面に固定される。第2のアーム部204は、防護用部材支持装置(図7における符号701を参照)を用いる現場の状況に応じて、適宜必要とする本数だけ締付バンド202に取り付けることができる。第2のアーム部204は、防護用部材支持装置を用いる現場の状況に応じて、締付バンド202における任意の位置に取り付けることができる。第2のアーム部204は、締付バンド202に取り付けられることによって、締付バンド202から鉛直方向に交差する方向に突出する。
第2のアーム部204において、締付バンド202に固定される一端とは反対側の他端には、第2の支持部材206が設けられている。第2の支持部材206は、鉤形状に湾曲した支持用フック114と操作レバー115とによって構成されたレバーカニカン状ないしレバーナスカン状の構造をなし、上記の第1の支持部材113と同様の構成をなす。また、第2の支持部材206は、上記の第1の支持部材113における係止機構と同様の係止機構を備えている。これにより、第2の支持部材206においても、支持用フック114に対する操作レバー115の位置を固定することができる。
(防護用ネットの設置手順)
つぎに、上記の防護用部材支持装置を用いた、防護用ネット(シート状の防護用部材)の設置手順について説明する。図3、図4、図5、図6および図7は、防護用部材支持装置を用いた、防護用ネットの設置手順を示す説明図である。
第1の支持機構部101および第2の支持機構部201によって構成される防護用部材支持装置を用いた防護用ネットの設置作業に際しては、まず、第1の支持機構部101を架空配電線に取り付ける。
第1の支持機構部101の取り付けに際しては、はじめに、懸吊部103を架空配電線301に引っ掛ける(図3を参照)。第1の支持機構部101は、防護用ネットを設置する現場に応じて、任意の場所に任意の数を取り付けることができる。懸吊用フック106は、懸吊用フック106の湾曲内側と押さえ部材108との間隔を、取り付け対象とする架空配電線301の太さよりも広げた状態で、架空配電線301に引っ掛ける。
つぎに、回転型の共用操作棒302の連結金具を被連結部104に装着し、押さえ部材108が懸吊用フック106に近づく方向に回転させる。これにより、押さえ部材108が懸吊用フック106に近づき、押さえ部材108と懸吊用フック106との間に架空配電線301が挟み込まれ、懸吊部103を架空配電線301に固定することができる。
そして、軸部102に対して当該軸部102の軸心周りに第1の部材111を回転させ、軸部102からの第1のアーム部105の伸長方向、すなわち、軸部102に対する第1の支持部材113の位置を調整する。軸部102に対する第1の支持部材113の位置は、第1のアーム部105における長さを調整することによってもおこなわれる。
第1のアーム部105の長さは、防護用部材支持装置(第1の支持機構部101および第2の支持機構部201)を設置する現場に応じて、任意の長さに調整することができる。具体的には、たとえば、第1のアーム部105の長さは、第1の支持部材113が支持する防護用ネットの位置によって、当該防護用ネットが電柱303などの柱状体に設置された柱上変圧器などの配電設備304に接触しない位置とする。
軸部102からの第1のアーム部105の伸長方向や第1のアーム部105における長さは、第1の支持機構部101を架空配電線301に取り付ける前に調整しておいてもよい。これにより、間接活線工法によっておこなう作業を少なくすることができ、第1の支持機構部101の取り付け作業にかかる作業者の負担軽減を図ることができる。
第1の支持機構部101を架空配電線301に取り付ける際には、作業者305は、適宜、足場を設置したり、高所作業車のバケットに乗ったりして、第1の支持機構部101を架空配電線301に取り付けるための足場を確保する。
つぎに、第2の支持機構部201を電柱303に取り付ける。第2の支持機構部201の取り付けに際しては、はじめに、締付バンド202を電柱303に巻き付け、この状態で締付バンド202の形状を固定する。具体的には、たとえば、締付バンド202の端部に設けられたボルトを締め込むことによって、締付バンド202が電柱303に巻き付いた状態で締付バンド202の形状を固定することができる(図4を参照)。
そして、電柱303に位置を固定した締付バンド202におけるアーム支持部205に対して、第2のアーム部204を螺合して取り付け、第2のアーム部204の位置を固定する(図5を参照)。第2のアーム部204は、締付バンド202に複数設けられたアーム支持部205のうちの任意のアーム支持部205に取り付けることができる。また、第2のアーム部204は、任意の数を取り付けることができる。
第2のアーム部204を固定する位置および数は、防護用部材支持装置(第1の支持機構部101および第2の支持機構部201)を設置する現場に応じて、任意の長さに調整することができる。具体的には、たとえば、第1の支持機構部101の取り付け位置や第1のアーム部105の長さや第1の支持部材113の位置などに応じて、防護用ネットが柱上変圧器などの配電設備304に接触しない位置とする。
つぎに、架空配電線301に固定された第1の支持機構部101における第1の支持部材113と、電柱303に固定された第2の支持機構部201における第2の支持部材206と、の間に防護用ネット601を架け渡す。具体的には、先に、架空配電線301に固定された第1の支持機構部101における第1の支持部材113に、防護用ネット601の一部を引っ掛ける(図6を参照)。
このとき、ヤットコなどの間接活線工具602を用いて、操作レバー115を操作し、支持用フック114と操作レバー115との係止を解除して、操作レバー115が支持用フック114とともになす環形状を一部開放した状態にする。そして、防護用ネット601の一部を引っ掛ける。その後、第1の支持機構部101における操作レバー115を操作して、当該操作レバー115を閉じ位置に位置付ける。これにより、支持用フック114と操作レバー115とによって環形状が形成され、防護用ネット601が外れることを防止できる。
その後、電柱303に固定された第2の支持機構部201における第2の支持部材206に、防護用ネット601の別の一部を引っ掛ける(図7を参照)。このときも、ヤットコなどの間接活線工具を用いて、第2の支持機構部201における操作レバー115を操作し、支持用フック114と操作レバー115との係止を解除して、当該操作レバー115が支持用フック114とともになす環形状を一部開放した状態にする。そして、防護用ネット601における別の一部を引っ掛ける。
その後、操作レバー115を操作して、当該操作レバー115を閉じ位置に位置付ける。これにより、支持用フック114と操作レバー115とによって環形状が形成され、防護用ネット601が外れることを防止できる。これにより、柱状変圧器などの配電設備304を覆うような状態で、防護用ネット601を張り渡すことができる。
上記のような、第1の支持機構部101における第1のアーム部105の長さの調整は、第2の支持部材206に防護用ネット601の別の一部を引っ掛けた後におこなってもよい。第1のアーム部105は、複数段階に長さを調整できるため、このような、取り付け後の微調整もおこなうことができる。
図8は、この発明にかかる実施の形態の防護用部材支持装置の別の設置例を示す説明図である。図8に示すように、防護用部材支持装置においては、第1の支持機構部101を取り付ける位置および数を、たとえば、防護用部材支持装置を設置する現場の状況に応じて任意に決めることができる。また、防護用部材支持装置においては、第2の支持機構部201に用いる第2のアーム部204を固定する位置および数を、防護用部材支持装置を設置する現場に応じて、任意の長さに調整することができる。
これにより、防護用部材支持装置を設置する現場に応じて、柱状変圧器などの配電設備304を囲むような状態で、防護用ネット601を張り渡すことができる。この場合、防護用ネット601を支持するために、追加した第1の支持機構部101の重量(および、防護用ネット601の重量)分が増加するが、追加される第1の支持機構部101は、図6に示したように第1の支持機構部101が取り付けられる架空配電線301とは別の架空配電線301に取り付けられる。このため、それぞれの架空配電線301にかかる負担を大きくすることなく、防護用ネット601を設置することができる。
また、複数の架空配電線301に複数の第1の支持機構部101を取り付けることにより、防護用ネット601の重量を分散し、それぞれの架空配電線301にかかる負担を小さくすることができる。このため、防護用ネット601の支持に供する架空配電線301の太さなどに応じて、複数本の架空配電線301を用いて防護用ネット601を支持することも可能になる。これにより、それぞれの架空配電線301にかかる負担を大きくすることなく、防護用ネット601を設置することができる。
以上説明したように、この発明にかかる実施の形態の防護用部材支持装置は、架空配電線301に取り付けられる第1の支持機構部101と、架空配電線301を支持する柱状体に取り付けられる第2の支持機構部201と、によって防護用ネット601を支持する防護用部材支持装置であって、第1の支持機構部101が、懸吊により架空配電線301に取り付けられる懸吊部103と、鉛直方向に交差する方向に伸縮可能であって、先端部に防護用ネット601を支持する第1の支持部材113が設けられた第1のアーム部105と、絶縁操作棒の連結部の連結を受け付ける被連結部104と、を備える。
また、この発明にかかる実施の形態の防護用部材支持装置は、第2の支持機構部201が、取り付け対象とする柱状体の周面を周回する円弧状に湾曲した締付バンド202と、締付バンド202の端部を固定して当該締付バンド202を柱状体に固定する固定部材203と、締付バンド202に取り外し可能に支持されて、当該締付バンド202から鉛直方向に交差する方向に突出し、先端部に防護用ネット601を支持する第2の支持部材206が設けられた第2のアーム部204と、を備えたことを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の防護用部材支持装置によれば、第1の支持機構部101と第2の支持機構部201とをそれぞれ別個に取り付け、この第1の支持機構部101と第2の支持機構部201との間に、防護用ネット601を張り渡すことによって防護用ネット601を設置することができる。
すなわち、配電設備304の上方において防護用ネット601の上側を支持する第1の支持機構部101を取り付ける作業と、配電設備304の下方において防護用ネット601の下側を支持する第2の支持機構部201を取り付ける作業と、防護用ネット601によって配電設備304を覆う作業と、をそれぞれ別個におこなうことができる。これにより、複雑な防護用部材支持装置の組み立て作業を不要とし、防護用ネット601の設置作業における作業者の負担を軽減することができる。
また、第1の支持機構部101と第2の支持機構部201とをそれぞれ別個に取り付けることにより、防護用ネット601を設置するための部材が一体に設けられている場合と比較して、防護用ネット601の設置作業における作業者の負担を軽減することができる。
また、第1の支持機構部101と第2の支持機構部201とをそれぞれ別個に取り付けることにより、防護用ネット601を設置する現場において、当該現場の状況に応じて第1の支持機構部101および第2の支持機構部201の取り付け位置を調整することができる。これにより、防護用ネット601の設置位置の自由度を確保することができ、現場に応じて最適な位置に防護用ネット601を設置することができる。そして、最適な位置に防護用ネット601を設置することによって、その後の作業において、防護用ネット601が作業の障害となることを回避し、作業性の向上を図ることができる。
また、第1の支持機構部101と第2の支持機構部201とをそれぞれ別個に取り付けることができるので、充電部を防護するためにおこなう防護用ネット601の設置において、充電部に近づくことなく防護用ネット601を設置することができる。すなわち、充電部より上側において第1の支持機構部101を取り付ける作業をおこない、充電部より下側において第2の支持機構部201を取り付ける作業をおこなうことにより、その中間部である充電部に近づかずに防護用ネット601を設置することができる。これにより、防護用ネット601の設置作業にかかる作業者の安全性を確保することができる。
また、第1の支持機構部101と第2の支持機構部201とをそれぞれ別個に取り付けることができるので、防護用ネット601を設置するための部材が一体とされている場合と比較して、取り付け作業における作業者の負担を軽減することができる。すなわち、第1の支持機構部101と第2の支持機構部201とを別々に運搬し取り付けることができるので、1度に運搬する重量を抑えて運搬作業にかかる作業負担を軽減するとともに、取り付け作業にかかる作業負担を軽減することができる。
また、第1の支持機構部101は、被連結部104に絶縁操作棒の連結部を連結することにより、間接活線工法による作業によって取り付けることができる。これにより、作業者は、充電部より上側に取り付ける第1の支持機構部101を充電部に近づかずに取り付けることができ、当該設置作業にかかる作業者の安全性を確保することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の防護用部材支持装置によれば、既製品の防護用ネット601を流用することができるので、防護用ネット601の設置にかかるコスト低減を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の防護用部材支持装置は、懸吊部103が、鉤形状に湾曲した懸吊用フック106と、被連結部104に対する操作に連動して懸吊用フック106における湾曲内側に対して接離可能に設けられた固定具107と、を備えたことを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の防護用部材支持装置によれば、間接活線工法による作業によって、架空送電線301に第1の支持機構部101を確実に取り付けることができる。これにより、作業者は、充電部より上側に取り付ける第1の支持機構部101を充電部に近づくことなく確実に取り付けることができ、当該設置作業にかかる作業者の安全性を確保することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の防護用部材支持装置は、第1の支持部材113および第2の支持部材206が、鉤形状に湾曲した支持用フック114と、支持用フック114に連結され、当該支持用フック114とともに環形状をなす閉じ位置と当該環形状を開放する開放位置とに変位可能な操作レバー115と、閉じ位置に位置している操作レバー115を支持用フック114に係止する係止機構と、を備えたことを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の防護用部材支持装置によれば、第1の支持部材113および第2の支持部材206において、防護用ネット601を確実に支持することができる。これにより、防護用ネット601を設置した後の作業の途中で防護用ネット601が第1の支持部材113あるいは第2の支持部材206から脱落することを防止し、脱落した防護用ネット601が作業の障害となることを回避し、作業者の安全性を確保することができる。
以上のように、この発明にかかる防護用部材支持装置および防護用部材の設置方法は、電柱などの柱状体が支持する配電設備や架空配電線の防護に用いる防護用部材支持装置および防護用部材の設置方法に有用であり、特に、住宅地など現場に応じた設置方法が求められる防護用部材支持装置および防護用部材の設置方法に適している。
101 第1の支持機構部
102 軸部
103 懸吊部
104 被連結部
105 第1のアーム部
106 懸吊用フック
107 固定具
113 第1の支持部材
114 支持用フック
115 操作レバー
201 第2の支持機構部
202 締付バンド
203 固定部材
204 第2のアーム部
205 アーム支持部

Claims (5)

  1. 架空配電線に取り付けられる第1の支持機構部と、架空配電線を支持する柱状体に取り付けられる第2の支持機構部と、によってシート状の防護用部材を支持する防護用部材支持装置であって、
    前記第1の支持機構部は、
    懸吊により架空配電線に取り付けられる懸吊部と、
    鉛直方向に交差する方向に伸縮可能であって、先端部に前記防護用部材を支持する第1の支持部材が設けられた第1のアーム部と、
    絶縁操作棒の連結部の連結を受け付ける被連結部と、を備え、
    前記第2の支持機構部は、
    取り付け対象とする柱状体の周面を周回する円弧状に湾曲した締付バンドと、
    前記締付バンドの端部を固定して当該締付バンドを前記柱状体に固定する固定部材と、
    前記締付バンドに取り外し可能に支持されて、当該締付バンドから鉛直方向に交差する方向に突出し、先端部に前記防護用部材を支持する第2の支持部材が設けられた第2のアーム部と、を備えたことを特徴とする防護用部材支持装置。
  2. 前記懸吊部は、
    鉤形状に湾曲した懸吊用フックと、
    前記被連結部に対する操作に連動して前記懸吊用フックにおける湾曲内側に対して接離可能に設けられた固定具と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の防護用部材支持装置。
  3. 前記第1の支持部材および前記第2の支持部材は、
    環形状をなす環状部材と、
    前記環状部材に連結され、当該環状部材が環形状をなす閉じ位置と当該環状部材がなす環形状の一部を開放する開放位置とに変位可能な操作レバーと、
    前記閉じ位置に位置している前記操作レバーを前記環状部材に係止する係止部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の防護用部材支持装置。
  4. 懸吊により架空配電線に取り付けられる懸吊部と、鉛直方向に交差する方向に伸縮可能であって、先端部にシート状の防護用部材を支持する第1の支持部材が設けられた第1のアーム部と、絶縁操作棒の連結部の連結を受け付ける被連結部と、を備えた第1の支持機構部を、前記懸吊部を前記架空配電線に取り付けることによって当該架空配電線に固定し、
    取り付け対象とする柱状体の周面を周回する円弧状に湾曲した締付バンドと、前記締付バンドの端部を固定して当該締付バンドを前記柱状体に固定する固定部材と、前記締付バンドに取り外し可能に支持されて、当該締付バンドから鉛直方向に交差する方向に突出し、先端部に前記防護用部材を支持する第2の支持部材が設けられた第2のアーム部と、を備えた第2の支持機構部を、前記締付バンドを前記柱状体に巻き付けた状態で前記固定部材によって固定することによって当該柱状体に固定し、
    前記架空配電線に固定された前記第1の支持機構部における前記第1の支持部材と、前記柱状体に固定された前記第2の支持機構部における前記第2の支持部材と、の間に防護用部材を張り渡す、
    ことを特徴とする防護用部材の設置方法。
  5. 前記第2のアーム部は、前記締付バンドを前記柱状体に固定した後、当該締付バンドにおける任意の位置に取り付けることを特徴とする請求項4に記載の防護用部材の設置方法。
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