JP2016174218A - 多眼カメラモジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】良好な画像を得ることができる多眼カメラモジュールを提供すること。
【解決手段】実施形態に係る多眼カメラモジュールは、固体撮像装置、レンズホルダ、および複数のレンズ、を有する。前記固体撮像装置は、実装基板上に配置され、ロジック回路部、および前記ロジック回路部の周囲に配置された複数の受光部、を一枚の半導体基板に設けることによって構成される。前記レンズホルダは、筒体、および複数のレンズ収納部を備えた天板、を一体的に設けることによって構成される。このレンズホルダは、各々の前記受光部の上方に各々の前記レンズ収納部が配置されるように、前記実装基板に実装される。前記複数のレンズは、前記複数のレンズ収納部内に配置される。
【選択図】図2
【解決手段】実施形態に係る多眼カメラモジュールは、固体撮像装置、レンズホルダ、および複数のレンズ、を有する。前記固体撮像装置は、実装基板上に配置され、ロジック回路部、および前記ロジック回路部の周囲に配置された複数の受光部、を一枚の半導体基板に設けることによって構成される。前記レンズホルダは、筒体、および複数のレンズ収納部を備えた天板、を一体的に設けることによって構成される。このレンズホルダは、各々の前記受光部の上方に各々の前記レンズ収納部が配置されるように、前記実装基板に実装される。前記複数のレンズは、前記複数のレンズ収納部内に配置される。
【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、多眼カメラモジュールに関する。
高解像度の2次元画像または3次元画像等の画像を得ることができるカメラモジュールとして、少なくとも2個の単眼カメラモジュールによって構成される多眼カメラモジュールが知られている。従来の多眼カメラモジュールとして、例えば2眼カメラモジュールは、以下のように製造される。
まず、第1の固体撮像チップおよび第2の固体撮像チップを実装基板上に配置する。続いて、第1のレンズホルダを第1の固体撮像チップを覆うように実装基板上に配置し、第2のレンズホルダを第2の固体撮像チップを覆うように実装基板上に配置する。この後、第1のレンズホルダに対して第1のレンズを固定し、第2のレンズホルダに対して第2のレンズを固定する。なお、第1、第2のレンズが第1、第2のレンズホルダに予め固定されている場合、レンズの固定工程は不要である。
このように、従来の多眼カメラモジュールは、複数の固体撮像チップを個々に実装基板上に配置し、複数のレンズホルダを個々に実装基板上に配置することにより製造される。したがって、実装基板上の所定位置に対する複数の固体撮像チップの位置は、固体撮像チップ毎にばらつき、実装基板上の所定位置に対する複数のレンズホルダの位置は、レンズホルダ毎にばらつく。この結果、固体撮像チップとレンズホルダとの相対的な位置は単眼カメラモジュール毎にばらつき、複数の単眼カメラモジュールの各々から得られる画像の品質がばらつく。従って、複数の単眼カメラモジュールから得られる複数の画像に基づいて得ることができる2次元画像または3次元画像等の画像の品質は低下する。
実施形態は、良好な画像を得ることができる多眼カメラモジュールを提供することを目的とする。
実施形態に係る多眼カメラモジュールは、固体撮像装置、レンズホルダ、および複数のレンズ、を有する。前記固体撮像装置は、実装基板上に配置され、ロジック回路部、および前記ロジック回路部の周囲に配置された複数の受光部、を一枚の半導体基板に設けることによって構成される。前記レンズホルダは、筒体、および複数のレンズ収納部を備えた天板、を一体的に設けることによって構成される。このレンズホルダは、各々の前記受光部の上方に各々の前記レンズ収納部が配置されるように、前記実装基板に実装される。前記複数のレンズは、前記複数のレンズ収納部内に配置される。
以下に、実施形態に係る多眼カメラモジュールを、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る多眼カメラモジュールを模式的に示す上面図である。図1に示すように、第1の実施形態に係る多眼カメラモジュール10は、長方形状の実装基板11上に、複数のレンズ収納部を有するレンズホルダ13を、固体撮像装置14を覆うように配置することによって構成されている。
図1は、第1の実施形態に係る多眼カメラモジュールを模式的に示す上面図である。図1に示すように、第1の実施形態に係る多眼カメラモジュール10は、長方形状の実装基板11上に、複数のレンズ収納部を有するレンズホルダ13を、固体撮像装置14を覆うように配置することによって構成されている。
本実施形態に係る多眼カメラモジュール10は2眼カメラモジュールであるため、レンズホルダ13は、第1のレンズ収納部12aおよび第2のレンズ収納部12bを有するように構成されている。
なお、図1に示される斜線領域C1は、レンズホルダ13と固体撮像装置14との接着剤を介した接触領域である。また、斜線領域C2は、レンズホルダ13と実装基板11との接着剤を介した接触領域である。これらの斜線領域C1、C2については後に詳述する。
図2は、図1の一点鎖線X−X´に沿って示す多眼カメラモジュールの断面図である。図2に示すように、実装基板11上には、固体撮像装置14が配置されている。実装基板11は、プリント配線基板またはセラミック基板等によって構成される。
図3は、固体撮像装置14を模式的に示す上面図である。図3に示すように、固体撮像装置14は、複数の受光部およびロジック回路部16を有する。固体撮像装置14は、各々が受光部およびロジック回路を有する複数のダイチップを組み合わせた構成ではなく、一枚の半導体基板17に、複数の受光部およびロジック回路部16を、ロジック回路部16の周囲に複数の受光部が配置されるように設けることによって構成された一つのダイチップである。
本実施形態に係る多眼カメラモジュール10は2眼カメラモジュールであるため、固体撮像装置14は、第1の受光部15a、第2の受光部15b、およびロジック回路部16を有する。そして、この固体撮像装置14は、一枚の半導体基板17に、第1の受光部15a、第2の受光部15b、およびロジック回路部16を、ロジック回路部16の周囲において、ロジック回路部16の両側に第1、第2の受光部15a、15bが配置されるように設けることによって構成された一つのダイチップである。なお、半導体基板17は、例えば長方形状のシリコン基板である。
第1の受光部15aは、各々がフォトダイオードおよびマイクロレンズを有する複数の画素を2次元配列することによって構成されたセンサ部を有するCMOSセンサ回路である。第1の受光部15aは、半導体基板17の一方の面に設けられている。
また、第2の受光部15bは、第1の受光部15aと同様に、各々がフォトダイオードおよびマイクロレンズを有する複数の画素を2次元配列することによって構成されたセンサ部を有するCMOSセンサ回路である。第2の受光部15bは、半導体基板17の一方の面において、第1の受光部15aと離間した位置に設けられている。
ここで、第1の受光部15aのセンサ部および第2の受光部15bのセンサ部はそれぞれ、例えばRGB等の可視光を受光する複数のカラー画素によって構成されてもよい。例えば各センサ部が複数のカラー画素によって構成される場合、各画素のフォトダイオードとマイクロレンズとの間には、赤色波長、緑色波長、青色波長、等の特定波長のみを透過するフィルタ層が設けられている。
また、第1の受光部15aのセンサ部および第2の受光部15bのセンサ部はそれぞれ、近赤外光(650nm〜900nmの波長の光)を受光する複数の近赤外画素によって構成されてもよい。この場合、各画素のフォトダイオードとマイクロレンズとの間には、近赤外波長のみを透過するフィルタ層が設けられている。
また、第1の受光部15aのセンサ部および第2の受光部15bのセンサ部はそれぞれ、複数のホワイト画素によって構成されてもよい。この場合、各画素のフォトダイオードとマイクロレンズとの間には、例えば透過波長帯域が限定されない透明樹脂層が設けられている。
なお、第1の受光部15aのセンサ部および第2の受光部15bのセンサ部はそれぞれ、カラー画素、近赤外画素、およびホワイト画素、から選択される2種類以上の複数の画素によって構成されてもよい。また、第1の受光部15aのセンサ部と、第2の受光部15bのセンサ部と、が互いに異なる画素によって構成されてもよい。
次に、固体撮像装置14のロジック回路部16は、半導体基板17の一方の面上に配線、受動素子、トランジスタ等を形成し、全体をパッシベーション膜で覆うことによって構成される信号処理回路である。ロジック回路部16は、半導体基板17の一方の面上において、第1の受光部15aと第2の受光部15bとの間に設けられている。
このロジック回路部16は、第1の受光部15aおよび第2の受光部15bから得られるそれぞれの画像データを取り出し、取り出された各画像データに対して補正処理等の各種信号処理を行う。また、ロジック回路部16は、第1の受光部15aおよび第2の受光部15bから得られる複数の画像データを合成して高解像度の2次元画像、または3次元画像、等の画像データを形成する。
なお、ロジック回路部16は、第1の受光部15aと第2の受光部15bとの中間位置に設けられていることが好ましい。ここで、中間位置とは、第1の受光部15aから画像データが出力され、その画像データがロジック回路部16に入力されるまでに必要な時間t1と、第2の受光部15bから画像データが出力され、その画像データがロジック回路部16に入力されるまでに必要な時間t2と、が実質的に等しいとみなせる位置を意味する。このような位置にロジック回路部16を設けることにより、一方の画像データに対して他方の画像データが遅延してロジック回路部16に入力されることを抑制することができ、ロジック回路16内の回路構成や信号処理を単純化できるとともに、信号処理に係る負荷を低減することができる。
以上に説明したように、固体撮像装置14は、第1の受光部15a、第2の受光部15b、およびロジック回路部16、が半導体基板17の一方の面側に設けられた、いわゆる表面照射(FSI:Front Side Illumination)型の固体撮像装置である。
このようなFSI型の固体撮像装置14において、半導体基板17の一方の面のうち、第1、第2の受光部15a、15bおよびロジック回路部16を囲う周辺部には、複数の導通パッド18が設けられている。これらの導通パッド18は、第1、第2の受光部15a、15bおよびロジック回路部16のいずれかに電気的に接続されている。第1、第2の受光部15a、15bおよびロジック回路部16に対する信号の入出力、電源供給等は、複数の導通パッド18を介して行われる。
そして、固体撮像装置14は、複数の導通パッド18と実装基板11上の配線(不図示)とをワイヤーボンディング法によって電気的に接続することにより、実装基板11上に実装される。
なお、本実施形態において、固体撮像装置14は、上述したように、一枚の半導体基板17に、第1の受光部15a、第2の受光部15b、およびこれらの受光部15a、15bに共通のロジック回路部16、を設けることによって構成された一つのダイチップとなっている。したがって、電源ライン、信号ライン、導通パッド等を適宜共通化することができ、受光部およびロジック回路を有するダイチップを2個組み合わせた構成の固体撮像装置と比較して、電源ライン、信号ライン、導通パッド等を少なくすることができる。
以上に固体撮像装置14について説明したが、本実施形態において、固体撮像装置14は、必ずしもFSI型の固体撮像装置に限定されるものではない。また、固体撮像装置14の実装基板11への実装手段についても、ワイヤーボンディング法に限定されるものではない。例えば固体撮像装置14は、半導体基板の一方の面側に第1、第2の受光部を有し、半導体基板の他方の面側にロジック回路部を含む配線層を有する、いわゆる裏面照射(BSI:Back Side Illumination)型の固体撮像装置であってもよい。固体撮像装置14がBSI型の固体撮像装置である場合、例えば配線層側に設けられた半田ボールを用いて、実装基板11上に実装することもできる。
しかし、BSI型の固体撮像装置は一般に極めて薄い半導体基板が適用されており、固体撮像装置全体も薄型化されている。したがって、固体撮像装置14としてBSI型の固体撮像装置が適用され、このような固体撮像装置14上に、後に詳述するレンズホルダ13を配置すると、固体撮像装置14が破損する恐れがある。さらに、半導体基板が極めて薄いため、各受光部に近赤外画素を設けることも困難となり、各受光部の構成も制限される。したがって、本実施形態において、固体撮像装置14は、FSI型の固体撮像装置が好適に用いられる。
図2を参照する。固体撮像装置14が実装された実装基板11上には、レンズホルダ13が配置されている。レンズホルダ13は、水平断面が長方形の枠となる筒体19と、筒体19の上端を閉じる長方形の厚い板である天板20、によって構成される。
レンズホルダ13の天板20の2箇所には、第1のレンズ収納部12a、および第2のレンズ収納部12b、が設けられている。これらのレンズ収納部12a、12bはそれぞれ、天板20を貫通するように設けられている。
また、天板20の下面において、第1のレンズ収納部12aと第2のレンズ収納部12bとの中間位置には、遮光壁21が設けられている。遮光壁21は、天板20の下面から下方に向かって延在するが、遮光壁21の下端が、筒体19の下端より上方に配置される程度に延在している。
このような形状のレンズホルダ13は、筒体19および遮光壁21を含む天板20を、遮光性の樹脂によって一体的に設けることによって構成されている。
レンズホルダ13は、固体撮像装置14が実装された実装基板11上に配置されている。レンズホルダ13は、固体撮像装置14の第1の受光部15aの上方に第1のレンズ収納部12aが配置され、第2の受光部15bの上方に第2のレンズ収納部12bが配置され、遮光壁21がロジック回路部16の上方に、ロジック回路部16に接触しないようにアライメントされて、実装基板11上に、固体撮像装置14を覆うように配置される。
そして、レンズホルダ13は、遮光壁21の下端とロジック回路部16との間に設けられた樹脂製の第1の接着剤22によって、固体撮像装置14に対して固定されている。そして、筒体19の下端に設けられた第2の接着剤23によって、実装基板11に固定されている。
ここで、図1に示す斜線領域C1は、前述したように、レンズホルダ13の遮光壁21と固体撮像装置14との第1の接着剤22を介した接触領域であり、第1の接着剤22が設けられた領域と実質的に等しくなっている。また、図1に示す斜線領域C2は、前述したように、レンズホルダ13の筒体19と実装基板11との第2の接着剤23を介した接触領域であり、第2の接着剤23が設けられた領域と実質的に等しくなっている。
このようにレンズホルダ13を、固体撮像装置14が実装された実装基板11に実装すると、遮光壁21は、第1のレンズ収納部12a内に配置される後述の第1の結像光学系24aおよび第1の受光部15aによって構成される第1の受光系と、第2のレンズ収納部12b内に配置される後述の第2の結像光学系24bおよび第2の受光部15bによって構成される第2の受光系と、を光学的に互いに独立させ、一方の受光系から他方の受光系への迷光を抑制することができる。したがって、遮光壁21は、レンズホルダ13を実装基板11に実装した際に、ロジック回路部16に接触するように形成されることが好ましい、とも考えられる。
しかしながら、遮光壁21をロジック回路部16に接触させると、この接触部位に係る負荷によってロジック回路部16もしくはロジック回路部16を含む固体撮像装置14が破損する可能性がある。従って、遮光壁21は、レンズホルダ13を実装基板11に実装した際に、ロジック回路部16から上方に離間するように形成される。
他方、遮光壁21がロジック回路部16から上方に離間する場合、遮光壁21の下端とロジック回路部16とのわずかな隙間を介して、一方の受光系から他方の受光系に迷光が発生する場合が考えられる。
そこで、遮光壁21によるロジック回路部16もしくはロジック回路部16を含む固体撮像装置14の破損を抑制し、かつ一方の受光系から他方の受光系への迷光の発生を抑制するために、遮光壁21とロジック回路部16とを接続する第1の接着剤22には、柔軟性を有し、かつ遮光性を有することが要求される。第1の接着剤22として、柔軟性を有しかつ遮光性を有する接着剤を適用することにより、ロジック回路部16を含む固体撮像装置14の破損を抑制し、かつ一方の受光系から他方の受光系への迷光の発生を抑制することができる。
以上に説明したレンズホルダ13の第1のレンズ収納部12a内には、固体撮像装置14の第1の受光部15aに光を結像する第1の結像光学系24aが配置されている。第1の結像光学系24aは、第1のレンズ収納部12a内において上下方向に移動可能に構成されており、第1の結像光学系24aを所定の位置に配置した後、第1のレンズ収納部12aと第1の結像光学系24aとの間に流し込まれた第3の接着剤25によって、固定されている。
同様に、レンズホルダ13の第2のレンズ収納部12b内には、固体撮像装置14の第2の受光部15bに光を結像する第2の結像光学系24bが配置されている。第2の結像光学系24bは、第2のレンズ収納部12b内において上下方向に移動可能に構成されており、第2の結像光学系24bを所定の位置に配置した後、第2のレンズ収納部12bと第2の結像光学系24bとの間に流し込まれた第3の接着剤25によって、固定されている。
なお、第1の結像光学系24aは、例えば筒状の第1のレンズバレル26aおよび第1のレンズバレル26a内に固定された複数枚の第1のレンズ27aによって構成されており、第2の結像光学系24bは、例えば筒状の第2のレンズバレル26bおよび第2のレンズバレル26b内に固定された複数枚の第2のレンズ27bによって構成されている。第1、第2のレンズバレル26a、26bの外周にはそれぞれねじ山が設けられているとともに、第1、第2のレンズ収納部12a、12bの内壁にはそれぞれねじ溝が設けられている。したがって、第1、第2の結像光学系24a、24bはそれぞれ、回転によって、第1、第2のレンズ収納部12a、12b内において、上下方向に移動することができる。
次に、以上に説明した多眼カメラモジュールの製造方法について、図4〜図7を参照して説明する。図4〜図7はそれぞれ、第1の実施形態に係る多眼カメラモジュールの製造方法を説明するための、図2に対応する断面図である。
まず、図3に示される固体撮像装置14を形成する。固体撮像装置14は、第1、第2の受光部15a、15bおよびロジック回路部16を、例えば半導体基板17の一方の面に有するFSI型の固体撮像装置である。このFSI型の固体撮像装置14は、FSIプロセスを用いて半導体ウエハに複数個の固体撮像装置14を形成した後、複数個の固体撮像装置14を個々に分割することにより形成することができる。
このように形成された固体撮像装置14を所定の位置にアライメントして実装基板11上に配置し、実装基板11に実装する。固体撮像装置14は、例えば実装基板11上に接着層(不図示)を介して固定される。この後、固体撮像装置14の導通パッド18(図3)を実装基板11の配線(不図示)にワイヤーボンディングする等して、固体撮像装置14を実装基板11に実装することができる。
次に、図5に示すように、固体撮像装置14のロジック回路部16上に柔軟かつ遮光性を有する樹脂製の第1の接着剤22を塗布するとともに、固体撮像装置14の周辺の実装基板11の表面上に、第2の接着剤23を環状に塗布する。
次に、図6に示すように、筒体19、および遮光壁21を含む天板20、が遮光性樹脂により一体的に形成されたレンズホルダ13を所定の位置にアライメントして配置し、レンズホルダ13を、固体撮像装置14が実装された実装基板11に実装する。レンズホルダ13は、遮光壁21の下端が第1の接着剤22に接触し、筒体19の下端が第2の接着剤23に接触するようにアライメントされる。さらに、レンズホルダ13は、第1のレンズ収納部12aが第1の受光部15a上の所定位置に配置され、第2のレンズ収納部12bが第2の受光部15b上の所定位置に配置されるように、さらに高精度にアライメントされる。この後、第1、第2の接着剤22、23を所望の手段(紫外線照射、加熱処理、冷却処理、等)によって硬化させることにより、レンズホルダ13を、固体撮像装置14が実装された実装基板11に実装する。
次に、図7に示すように、レンズホルダ13の第1のレンズ収納部12a内に、第1のレンズバレル26aおよび複数枚の第1のレンズ27aによって構成される第1の結像光学系24aを配置し、第2のレンズ収納部12b内に、第2のレンズバレル26bおよび複数枚の第2のレンズ27bによって構成される第2の結像光学系24bを配置する。第1、第2の結像光学系24a、24bはそれぞれ、フォーカスを確認しながら上下方向における位置を調節して配置される。
第1、第2の結像光学系24a、24bの上下方向における位置が決定した後、第1、第2の結像光学系24a、4bをレンズホルダ13に対して固定する。第1のレンズ収納部12aと第1のレンズバレル26aとの間に第3の接着剤25を流し入れるとともに、第2のレンズ収納部12bと第2のレンズバレル26bとの間に第3の接着剤25を流し入れ、これらの第3の接着剤25を所望の手段(紫外線照射、加熱処理、冷却処理、等)によって硬化させることにより、第1、第2の結像光学系24a、24bをレンズホルダ13に対して固定することができる。
以上に説明した各工程を経て、第1の実施形態に係る多眼カメラモジュール10を製造することができる。
以上に説明した多眼カメラモジュール10は、例えば図8に示すように、レンズホルダ13からはみ出した実装基板11の表面上に、入出力パッド101を有するフレキシブル基板102を接続することにより使用することができる。各種信号の入出力や電源供給等は、入出力パッド101を介して行うことができる。
例えばこのように使用することができる本実施形態に係る多眼カメラモジュール10は、単眼カメラモジュールとして動作させることもできるし、多眼カメラモジュールとして動作させることもできる。これらの動作の切り替えは、入出力パッド101を介して多眼カメラモジュール10に切り替え信号を供給することにより行うことができる。以下に、本実施形態に係る多眼カメラモジュール10の動作について、図9を参照して説明する。図9は、固体撮像装置14を示す電気ブロック図である。
まず、多眼カメラモジュール10を単眼カメラモジュールとして動作させる場合について説明する。
例えば入出力パッド101(図8)を介して多眼カメラモジュール10に、このカメラモジュール10を単眼カメラモジュールとして動作させるための切り替え信号が供給されると、ロジック回路部16の信号処理部28は、切り替え信号によって指定される一方の受光部15aまたは15bのセンサ部29から画像データを読み出す。
指定された一方の受光部15aまたは15bが、例えば赤色画素、緑色画素、および青色画素、によって構成される場合、信号処理部28は、受光部15aまたは15bのセンサ部29から、赤色画像データ、緑色画像データ、および青色画像データ、をそれぞれ読み出す。
指定された一方の受光部15aまたは15bが、複数の近赤外画素によって構成される場合、信号処理部28は、受光部15aまたは15bのセンサ部29から、近赤外画像データを読み出す。
指定された一方の受光部15aまたは15bが、複数のホワイト画素によって構成される場合、信号処理部28は、受光部15aまたは15bのセンサ部29から、透過波長帯域が限定されない画像データを読み出す。
なお、ロジック回路部16には、各受光部15a、15b毎にアナログデジタル変換部(A/D変換部)30が設けられている。したがって、信号処理部28が受光部15aまたは15bから受け取る画像データは、デジタルデータとなっている。
信号処理部28がデジタル化された各種画像データを受け取ると、その画像データに対して補正処理を行う。デジタル化された各種画像データが赤色画像データ、緑色画像データ、および青色画像データ、である場合、信号処理部28は、これらの画像データを合成してカラー画像データを形成する。このようにして所望の画像データを作成した後、画像データを出力部31に送信する。
出力部31は、受け取った画像データを、入出力パッド101(図8)を介して接続される表示ドライバに送り、表示部において、画像データに基づく画像を表示する。
このようにして、多眼カメラモジュール10を単眼カメラモジュールとして動作させることができる。
次に、多眼カメラモジュール10を多眼カメラモジュールとして動作させる場合について説明する。多眼カメラモジュール10を多眼カメラモジュールとして動作させる場合、高解像度の2次元画像を得ることもできるし、3次元画像を得ることもできる。そこでまず、高解像度の2次元画像を得ることができる多眼カメラモジュール10およびその動作について説明する。
高解像度の2次元画像を得ることができる多眼カメラモジュール10においては、第1の結像光学系24aのフォーカスと第2の結像光学系24bのフォーカスとが等しくなるように、第1の結像光学系24aおよび第2の結像光学系24bが固定されている。
このような多眼カメラモジュール10に、例えば入出力パッド101(図8)を介して、多眼カメラモジュール10を多眼カメラモジュールとして動作させるための切り替え信号が供給されると、ロジック回路部16の信号処理部28は、第1の受光部15aおよび第2の受光部15bのセンサ部29からそれぞれ画像データを読み出す。なお、両方の受光部15aおよび15bから読み出される画像データは、同種類の画像データである。すなわち、例えば第1の受光部15aから読み出される画像データが、赤色画像データ、緑色画像データ、および青色画像データ、である場合、第2の受光部15bから読み出される画像データも、赤色画像データ、緑色画像データ、および青色画像データ、である。
信号処理部28がデジタル化された各種画像データを受け取ると、その画像データに対して補正処理、および合成処理、を行う。このようにして所望の2次元画像データを作成した後、画像データを出力部31に送信する。
出力部31は、受け取った画像データを、入出力パッド101(図8)を介して接続される表示ドライバに送り、表示部において、画像データに基づく画像を表示する。表示ドライバに送られる画像データは、多眼カメラモジュール10を単眼カメラモジュールとして動作させた場合に表示ドライバに送られる画像データと比較して、2倍程度の情報量を持つ。したがって、表示部に表示される画像は、高解像度の画像となる。
このようにして、多眼カメラモジュール10を、高解像度の2次元画像を得ることができる多眼カメラモジュールとして動作させることができる。
次に、3次元画像を得ることができる多眼カメラモジュール10およびその動作について説明する。
3次元画像を得ることができる多眼カメラモジュール10においては、第1の結像光学系24aのフォーカスと第2の結像光学系24bのフォーカスとが異なっている。例えば第1の結像光学系24aのフォーカス位置は、多眼カメラモジュール10から極めて近い位置となっており、第2の結像光学系24bのフォーカス位置は、無限遠となっている。
このような多眼カメラモジュール10に、例えば入出力パッド101(図8)を介して、多眼カメラモジュール10を多眼カメラモジュールとして動作させるための切り替え信号が供給されると、ロジック回路部16の信号処理部28は、第1の受光部15aおよび第2の受光部15bのセンサ部29からそれぞれ画像データを読み出す。なお、両方の受光部15aおよび15bから読み出される画像データは、同種類の画像データである。
信号処理部28がデジタル化された各種画像データを受け取ると、信号処理部28は、その画像データから、撮像対象の距離データを算出する。そして、信号処理部28は、受け取った画像データおよび距離データに基づいて3次元画像データを形成する。このようにして3次元画像データを作成した後、その画像データを出力部31に送信する。
出力部31は、受け取った画像データを、入出力パッド101(図8)を介して接続される表示ドライバに送り、表示部において、画像データに基づく3次元画像を表示する。
このようにして、多眼カメラモジュール10を、3次元画像を得ることができる多眼カメラモジュールとして動作させることができる。
以上に説明した本実施形態に係る多眼カメラモジュール10によれば、第1の受光部15aおよび第2の受光部15bが一枚の半導体基板17の一方の面に設けられた一つのダイチップによって構成される固体撮像装置14が用いられている。さらに、筒体19、および遮光壁21を有する天板20、が一体的に設けられたレンズホルダ13が用いられている。したがって、第1の受光部15aに対する第1の結像光学系24aの位置ずれと、第2の受光部15bに対する第2の結像光学系24bの位置ずれと、を実質的に等しくすることができる。この結果、第1の結像光学系24aおよび第1の受光部15aによって構成される第1の受光系において得ることができる画像の品質と、第2の結像光学系24bおよび第2の受光部15bによって構成される第2の受光系において得ることができる画像の品質と、の差を抑制することができる。したがって、これらの画像に基づいて得ることができる2次元画像または3次元画像等の画像の品質を良好にすることができる。
(第2の実施形態)
図10は、第2の実施形態に係る多眼カメラモジュールを模式的に示す上面図である。また、図11は、第2の実施形態に係る多眼カメラモジュールに適用される固体撮像装置を示す上面図である。図10および図11を参照するとわかるように、第2の実施形態に係る多眼カメラモジュール40は、第1の実施形態に係る多眼カメラモジュール10を4眼化した構成となっている。以下に、第1の実施形態に係る多眼カメラモジュール10の構成と異なる部分について説明する。
図10は、第2の実施形態に係る多眼カメラモジュールを模式的に示す上面図である。また、図11は、第2の実施形態に係る多眼カメラモジュールに適用される固体撮像装置を示す上面図である。図10および図11を参照するとわかるように、第2の実施形態に係る多眼カメラモジュール40は、第1の実施形態に係る多眼カメラモジュール10を4眼化した構成となっている。以下に、第1の実施形態に係る多眼カメラモジュール10の構成と異なる部分について説明する。
図10に示すように、レンズホルダ41の天板42には、第1〜第4のレンズ収納部43a、43b、43c、43dが設けられており、これらのレンズ収納部43a〜43d内にはそれぞれ、第1〜第4の結像光学系44a、44b、44c、44dが固定されている。さらに、レンズホルダ41の天板42の下面には、第1〜第4のレンズ収納部43a〜43dを個々に区切るように十字状に、遮光壁(不図示)が設けられている。
また、図11に示すように、固体撮像装置45は、第1〜第4の受光部46a、46b、46c、46d、およびロジック回路部47が一枚の半導体基板48に設けられた構成となっている。第1〜第4の受光部46a〜46dは、四角形状の半導体基板48の一方の面の4角に設けられており、ロジック回路部47は、第1〜第4の受光部46a〜46dの中間位置に設けられている。このようにして、第1〜第4の受光部46a〜46dは、ロジック回路部16の周囲に配置されている。そして、第1〜第4の受光部46a〜46dおよびロジック回路部47を囲う周辺部には、導通パッド49が設けられている。
なお、第2の実施形態に係る多眼カメラモジュール40には、図12に示すような固体撮像装置45´が適用されてもよい。固体撮像装置45´は、図3に示される固体撮像装置14とほぼ同様の構成(第1、第2の受光部15a´、15b´およびロジック回路部16´を有する構成)である2個の固体撮像チップ14´をダイシングせずにワンチップ化した構成となっている。固体撮像装置45´の導通パッド49´については、図11に示す固体撮像装置45と同様に、2個の第1の受光部15a´、2個の第2の受光部15b´、および2個のロジック回路部16´を囲う周辺部に設けられている。
固体撮像装置45が実装された実装基板11に対して、レンズホルダ41は、固体撮像装置45の各受光部46a〜46dの上方に各レンズ収納部43a〜43dが配置され、十字状の遮光壁の少なくとも一部がロジック回路部47の上方に、ロジック回路部47に接触しないようにアライメントされて、実装基板11上に、固体撮像装置45を覆うように配置される。
レンズホルダ41は、遮光壁の下端とロジック回路部47を含む実装基板11との間に設けられた樹脂製の柔軟性かつ遮光性を有する第1の接着剤(不図示)、および筒体(不図示)の下端と固体撮像装置45の周囲の実装基板11との間に設けられた第2の接着剤(不図示)によって、固体撮像装置45が実装された実装基板11に固定されている。
ここで、図10に示す斜線領域C3は、レンズホルダ41の遮光壁と固体撮像装置45を含む実装基板11との第1の接着剤を介した接触領域であり、第1の接着剤が設けられた領域と実質的に等しくなっている。また、図10に示す斜線領域C4は、レンズホルダ41の筒体と実装基板11との第2の接着剤を介した接触領域であり、第2の接着剤が設けられた領域と実質的に等しくなっている。
このような多眼カメラモジュール40の製造方法については、第1の実施形態に係るカメラモジュール10とほぼ同様であるため、説明は省略する。また、多眼カメラモジュール40の動作については、信号処理部が4つの受光部46a〜46dから適宜画像データを取り出す他は、第1の実施形態に係るカメラモジュール10とほぼ同様である。したがって、多眼カメラモジュール40の動作についても説明を省略する。
以上に説明した本実施形態に係る多眼カメラモジュール40においても、第1〜第4の受光部46a〜46dが一枚の半導体基板48の一方の面に設けられた一つのダイチップによって構成される固体撮像装置45が用いられている。さらに、筒体、および遮光壁を有する天板42、が一体的に設けられたレンズホルダ41が用いられている。したがって、本実施形態に係る多眼カメラモジュール40においても、第1の実施形態に係る多眼カメラモジュール10と同様の理由により、良好な品質の画像を得ることができる。
さらに、第2の実施形態に係る多眼カメラモジュール40によれば、4つの受光部46a〜46dからそれぞれ得られる画像データに基づいて2次元画像または3次元画像を形成するため、2次元画像については、より解像度を向上させることができ、3次元画像については、より高精度な画像を得ることができる。
(第3の実施形態)
図13は、第3の実施形態に係る多眼カメラモジュールを模式的に示す上面図である。また、図14は、図13の一点鎖線X−X´に沿って示す多眼カメラモジュールの断面図である。第3の実施形態に係る多眼カメラモジュール50は、第1の実施形態に係る多眼カメラモジュール10と比較して、レンズホルダ51の形状が異なっている。なお、固体撮像装置14の構成は第1の実施形態に係る多眼カメラモジュール10の固体撮像装置14と同様であるため、説明を省略する。
図13は、第3の実施形態に係る多眼カメラモジュールを模式的に示す上面図である。また、図14は、図13の一点鎖線X−X´に沿って示す多眼カメラモジュールの断面図である。第3の実施形態に係る多眼カメラモジュール50は、第1の実施形態に係る多眼カメラモジュール10と比較して、レンズホルダ51の形状が異なっている。なお、固体撮像装置14の構成は第1の実施形態に係る多眼カメラモジュール10の固体撮像装置14と同様であるため、説明を省略する。
図13および図14に示すように、第3の実施形態に係る多眼カメラモジュール50において、レンズホルダ51は、水平断面が長方形の枠となる筒体52と、筒体52の上端を閉じる長方形の厚い板である天板53、によって構成される。
レンズホルダ51の天板53の2箇所には、第1のレンズ収納部54a、および第2のレンズ収納部54b、が設けられている。これらのレンズ収納部54a、54bはそれぞれ、天板53を貫通するように設けられている。
また、天板53の下面において、第1のレンズ収納部54aと第2のレンズ収納部54bとの中間位置には、遮光壁55が設けられている。遮光壁55は、天板53の下面から下方に向かって延在するが、遮光壁55の下端が、筒体52の下端より上方に配置される程度に延在している。
さらに、第1のレンズ収納部54aと第2のレンズ収納部54bとの間の天板53には、上面から下面方向に向かってくり抜かれた凹部56が設けられている。そして、レンズホルダ51には、凹部56の底面から遮光壁55の下端までを貫通するスリッド57が設けられている。
このような形状のレンズホルダ51も、筒体52および遮光壁55を含む天板53を、遮光性の樹脂によって一体的に設けることによって構成されている。
レンズホルダ51は、固体撮像装置14が実装された実装基板11上に配置されている。レンズホルダ51は、固体撮像装置14の第1の受光部15aの上方に第1のレンズ収納部12aが配置され、第2の受光部15bの上方に第2のレンズ収納部12bが配置され、少なくとも遮光壁55の一部がロジック回路部16の上方に、ロジック回路部16に接触しないようにアライメントされて、実装基板11上に、固体撮像装置14を覆うように配置される。
そして、レンズホルダ51は、遮光壁55の下端とロジック回路部16との間に設けられた樹脂製の第1の接着剤58、および筒体52の下端に設けられた第2の接着剤23によって、固体撮像装置14が実装された実装基板11に対して固定されている。なお、第1の接着剤58としては、第1の実施形態に係る多眼カメラモジュール10の第1の接着剤22と同様に、柔軟性かつ遮光性を有する接着剤が適用されるが、第1の接着剤58は、遮光壁55の下端とロジック回路部16との間、およびスリッド57の内部を埋めるように設けられている。
ここで、図13に示す斜線領域C5は、レンズホルダ51の遮光壁55と固体撮像装置14との第1の接着剤58を介した接触領域である。なお、図13に示す斜線領域C2については、第1の実施形態の説明においてすでに説明した通りであるため、説明を省略する。
このように実装基板11に実装されるレンズホルダ51の第1のレンズ収納部54a内には、固体撮像装置14の第1の受光部15aに光を結像する第1の結像光学系24aが配置されている。第1の結像光学系24aは、第1のレンズ収納部54a内において上下方向に移動可能に構成されており、第1の結像光学系24aを所定の位置に配置した後、第1のレンズ収納部54aと第1の結像光学系24aとの間に流し込まれた第3の接着剤25によって、固定されている。
同様に、レンズホルダ51の第2のレンズ収納部54b内には、固体撮像装置14の第2の受光部15bに光を結像する第2の結像光学系24bが配置されている。第2の結像光学系24bは、第2のレンズ収納部54b内において上下方向に移動可能に構成されており、第2の結像光学系24bを所定の位置に配置した後、第2のレンズ収納部54bと第2の結像光学系24bとの間に流し込まれた第3の接着剤25によって、固定されている。
なお、第1の結像光学系24aおよび第2の結像光学系24bの具体的な構成については、第1の実施形態の説明においてすでに説明した通りであるため、説明を省略する。
次に、以上に説明した多眼カメラモジュールの製造方法について、図15〜図18を参照して説明する。図15〜図18はそれぞれ、第3の実施形態に係る多眼カメラモジュールの製造方法を説明するための、図14に対応する断面図である。
まず、第1の実施形態と同様に、図3に示される固体撮像装置14を形成する。この後、形成された固体撮像装置14を所定の位置にアライメントして配置し、図15に示すように、実装基板11上に実装する。さらに、固体撮像装置14の周辺の実装基板11の表面上に、第2の接着剤23を塗布する。
次に、図16に示すように、筒体52、および遮光壁55を含む天板53、が遮光性樹脂により一体的に形成されたレンズホルダ51を所定の位置にアライメントして実装基板11上に配置する。レンズホルダ51は、筒体52の下端が第2の接着剤23に接触するようにアライメントして配置される。さらに、レンズホルダ51は、第1のレンズ収納部54aが第1の受光部15a上の所定位置に配置され、第2のレンズ収納部54bが第2の受光部15b上の所定位置に配置されるように、さらに高精度にアライメントされる。この後、第2の接着剤23を所望の手段(紫外線照射、加熱処理、冷却処理、等)によって硬化させることにより、レンズホルダ51を、実装基板11に対して固定することができる。なお、この工程においてはまだ、遮光壁55は固体撮像装置14が実装された実装基板11に対して固定されていない。
次に、図17に示すように、レンズホルダ51のスリッド57から、柔軟性を有しかつ遮光性を有する第1の接着剤58を流し込む。第1の接着剤58は、遮光壁55と固体撮像装置14との間を埋め、かつスリッド57の内部を充填する程度に流し込まれる。この後、第1の接着剤58を所望の手段(紫外線照射、加熱処理、冷却処理、等)によって硬化させる。これにより、遮光壁55を、固体撮像装置14が実装された実装基板11に対して固定することができる。
次に、図18に示すように、レンズホルダ51の第1のレンズ収納部54a内に第1の結像光学系24aを配置し、第2のレンズ収納部54b内に第2の結像光学系24bを配置する。第1、第2の結像光学系24a、24bはそれぞれ、フォーカスを確認しながら上下方向における位置を調節して配置される。
第1、第2の結像光学系24a、24bの上下方向における位置が決定した後、第1、第2の結像光学系24a、24bをレンズホルダ51に対して固定する。第1のレンズ収納部54aと第1の結像光学系24aの第1のレンズバレル26aとの間に第3の接着剤25を流し入れるとともに、第2のレンズ収納部54bと第2の結像光学系24bの第2のレンズバレル26bとの間に第3の接着剤25を流し入れ、これらの第3の接着剤25を所望の手段(紫外線照射、加熱処理、冷却処理、等)によって硬化させることにより、第1、第2の結像光学系24a、24bをレンズホルダ51に対して固定することができる。
以上に説明した各工程を経て、第3の実施形態に係る多眼カメラモジュール50を製造することができる。
なお、このようにして製造された本実施形態に係る多眼カメラモジュール50の動作は、第1の実施形態に係る多眼カメラモジュール10の動作と全く同様であるため、説明を省略する。
以上に説明した本実施形態に係る多眼カメラモジュール50においても、第1、第2の受光部15a、15bが一枚の半導体基板17の一方の面に設けられた一つのダイチップによって構成される固体撮像装置14が用いられている。さらに、筒体52、および遮光壁55を有する天板53、が一体的に設けられたレンズホルダ51が用いられている。したがって、本実施形態に係る多眼カメラモジュール50においても、第1の実施形態に係る多眼カメラモジュール10と同様の理由により、良好な品質の画像を得ることができる。
さらに、第3の実施形態に係る多眼カメラモジュール50によれば、第1の接着剤58は、レンズホルダ51に設けられたスリッド57内に流し込めばよく、固体撮像装置14に対してアライメントして設ける必要がない。したがって、より容易に多眼カメラモジュール50を製造することができる。
(第4の実施形態)
図19は、第4の実施形態に係る多眼カメラモジュールを模式的に示す上面図である。図19を参照するとわかるように、第4の実施形態に係る多眼カメラモジュール60は、第3の実施形態に係る多眼カメラモジュール50を4眼化した構成となっており、第3の実施形態に係る多眼カメラモジュール50と比較して、レンズホルダ61の形状が異なっている。なお、固体撮像装置45の構成は第3の実施形態に係る多眼カメラモジュール50の固体撮像装置45と同様であるため、説明を省略する。
図19は、第4の実施形態に係る多眼カメラモジュールを模式的に示す上面図である。図19を参照するとわかるように、第4の実施形態に係る多眼カメラモジュール60は、第3の実施形態に係る多眼カメラモジュール50を4眼化した構成となっており、第3の実施形態に係る多眼カメラモジュール50と比較して、レンズホルダ61の形状が異なっている。なお、固体撮像装置45の構成は第3の実施形態に係る多眼カメラモジュール50の固体撮像装置45と同様であるため、説明を省略する。
図19に示すように、レンズホルダ61の天板62には、第1〜第4のレンズ収納部63a、63b、63c、63dが設けられており、これらのレンズ収納部63a〜63d内にはそれぞれ、第1〜第4の結像光学系44a、44b、44c、44dが固定されている。さらに、レンズホルダ61の天板62の下面には、第1〜第4のレンズ収納部63a〜63dを個々に区切るように十字状に、遮光壁(不図示)が設けられている。
さらに、第1〜第4のレンズ収納部63a〜63dの間の天板62には、上面から下面方向に向かってくり抜かれた十字状の凹部(不図示)が設けられており、凹部の底面から遮光壁の下端までを貫通するように、十字状のスリッド64が設けられている。
このような形状のレンズホルダ61も、筒体および遮光壁を含む天板62を、遮光性の樹脂によって一体的に設けることによって構成されている。
レンズホルダ61は、固体撮像装置45の各受光部46a〜46dの上方に各レンズ収納部63a〜63dが配置され、十字状の遮光壁の少なくとも一部がロジック回路部47の上方に、ロジック回路部47に接触しないようにアライメントされて、実装基板11上に、固体撮像装置45を覆うように配置される。
そして、レンズホルダ61は、遮光壁の下端に設けられた樹脂製の第1の接着剤65、および筒体(不図示)の下端に設けられた第2の接着剤(不図示)によって、固体撮像装置45が実装された実装基板11に対して固定されている。なお、第1の接着剤65としては、第3の実施形態に係る多眼カメラモジュール50の第1の接着剤58と同様に、柔軟性かつ遮光性を有する接着剤が適用されるが、第1の接着剤65は、遮光壁の下端とロジック回路部47を含む実装基板11との間、およびスリッド64の内部を埋めるように設けられている。
ここで、図19に示す斜線領域C6は、レンズホルダ61の遮光壁と固体撮像装置45が実装された実装基板11との第1の接着剤65を介した接触領域である。なお、図19に示す斜線領域C4については、第2の実施形態の説明においてすでに説明した通りであるため、説明を省略する。
このような多眼カメラモジュール60の製造方法については、第3の実施形態に係るカメラモジュール50とほぼ同様であるため、説明は省略する。また、多眼カメラモジュール60の動作については、信号処理部が4つの受光部46a〜46dから適宜画像データを取り出す他は、第3の実施形態に係るカメラモジュール50とほぼ同様である。したがって、多眼カメラモジュール60の動作についても説明を省略する。
以上に説明した本実施形態に係る多眼カメラモジュール60においても、第1〜第4の受光部46a〜46dが一枚の半導体基板48の一方の面に設けられた一つのダイチップによって構成される固体撮像装置45が用いられている。さらに、筒体、および遮光壁を有する天板62、が一体的に設けられたレンズホルダ61が用いられている。したがって、本実施形態に係る多眼カメラモジュール60においても、第3の実施形態に係る多眼カメラモジュール50と同様の理由により、良好な品質の画像を得ることができる。
さらに、第4の実施形態に係る多眼カメラモジュール60においても、第1の接着剤65は、レンズホルダ61に設けられたスリッド64内に流し込めばよく、実装基板11に対してアライメントして設ける必要がない。したがって、より容易に多眼カメラモジュール60を製造することができる。
さらに、第4の実施形態に係る多眼カメラモジュール60においても、4つの受光部46a〜46dからそれぞれ得られる画像データに基づいて2次元画像または3次元画像を形成するため、2次元画像については、より解像度を向上させることができ、3次元画像については、より高精度な画像を得ることができる。
以上に、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上述の各実施形態の説明は、2眼カメラモジュール10、50または4眼カメラモジュール40、60について説明したが、本発明は、n(ただし、nは2以上の整数)眼カメラモジュールにおいて適用することができる。
10、40、50、60・・・多眼カメラモジュール
11・・・実装基板
12a、43a、54a、63a・・・第1のレンズ収納部
12b、43b、54b、63b・・・第2のレンズ収納部
43c、63c・・・第3のレンズ収納部
43d、63d・・・第4のレンズ収納部
13、41、51、61・・・レンズホルダ
14、45、45´・・・固体撮像装置
14´・・・固体撮像チップ
15a、15a´、46a・・・第1の受光部
15b、15b´、46b・・・第2の受光部
46c・・・第3の受光部
46d・・・第4の受光部
16、16´、47・・・ロジック回路部
17、48・・・半導体基板
18、49、49´・・・導通パッド
19、52・・・筒体
20、42、53、62・・・天板
21、55・・・遮光壁
22、58、65・・・第1の接着剤
23・・・第2の接着剤
24a、44a・・・第1の結像光学系
24b、44b・・・第2の結像光学系
44c・・・第3の結像光学系
44d・・・第4の結像光学系
25・・・第3の接着剤
26a・・・第1のレンズバレル
26b・・・第2のレンズバレル
27a・・・第1のレンズ
27b・・・第2のレンズ
28・・・信号処理部
29・・・センサ部
30・・・アナログデジタル変換部(A/D変換部)
31・・・出力部
56・・・凹部
57、64・・・スリッド
101・・・入出力パッド
102・・・フレキシブル基板
11・・・実装基板
12a、43a、54a、63a・・・第1のレンズ収納部
12b、43b、54b、63b・・・第2のレンズ収納部
43c、63c・・・第3のレンズ収納部
43d、63d・・・第4のレンズ収納部
13、41、51、61・・・レンズホルダ
14、45、45´・・・固体撮像装置
14´・・・固体撮像チップ
15a、15a´、46a・・・第1の受光部
15b、15b´、46b・・・第2の受光部
46c・・・第3の受光部
46d・・・第4の受光部
16、16´、47・・・ロジック回路部
17、48・・・半導体基板
18、49、49´・・・導通パッド
19、52・・・筒体
20、42、53、62・・・天板
21、55・・・遮光壁
22、58、65・・・第1の接着剤
23・・・第2の接着剤
24a、44a・・・第1の結像光学系
24b、44b・・・第2の結像光学系
44c・・・第3の結像光学系
44d・・・第4の結像光学系
25・・・第3の接着剤
26a・・・第1のレンズバレル
26b・・・第2のレンズバレル
27a・・・第1のレンズ
27b・・・第2のレンズ
28・・・信号処理部
29・・・センサ部
30・・・アナログデジタル変換部(A/D変換部)
31・・・出力部
56・・・凹部
57、64・・・スリッド
101・・・入出力パッド
102・・・フレキシブル基板
Claims (6)
- 実装基板上に配置され、ロジック回路部、および前記ロジック回路部の周囲に配置された複数の受光部、を一枚の半導体基板に設けることによって構成された固体撮像装置と、
筒体、および複数のレンズ収納部を備えた天板、を一体的に設けることによって構成され、各々の前記受光部の上方に各々の前記レンズ収納部が配置されるように、前記実装基板に実装されたレンズホルダと、
前記複数のレンズ収納部内に配置された複数のレンズと、
を具備することを特徴とする多眼カメラモジュール。 - 前記ロジック回路部は、前記複数の受光部の中間位置に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の多眼カメラモジュール。
- 前記レンズホルダは、
遮光性の前記筒体と、
前記筒体の上端を閉じるように前記筒体と一体的に設けられ、前記複数のレンズ収納部を備えた遮光性の前記天板と、
前記複数のレンズ収納部の間の前記天板の下面に、前記筒体および前記天板と一体的に設けられるとともに、下端の位置が前記筒体の下端の位置より上方になるように設けられた遮光壁と、
によって構成され、
前記遮光壁の前記下端が前記固体撮像装置の前記ロジック回路部に接触しないように、前記遮光壁は、前記ロジック回路部の上方に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の多眼カメラモジュール。 - 前記レンズホルダは、前記遮光壁が前記ロジック回路部に遮光性の第1の接着剤によって固定され、前記筒体の下端が前記実装基板に第2の接着剤によって固定されることにより、前記実装基板に実装されることを特徴とする請求項3に記載の多眼カメラモジュール。
- 前記遮光壁は、前記遮光壁を貫通するスリッドを有し、
前記第1の接着剤は、前記遮光壁の前記下端と前記固体撮像装置の前記ロジック回路部との間に設けられるとともに、前記スリッドを埋めるように設けられることを特徴とする請求項4に記載の多眼カメラモジュール。 - 前記複数の受光部のそれぞれは、可視光を受光するカラー画素、および近赤外光を受光する近赤外画素、のうち、少なくとも一方を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の多眼カメラモジュール。
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