JP2016173089A - 可搬式発電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成によって、作業者の負担が少なく、段差を容易に乗り越えること。【解決手段】メインフレーム11に、左右の車輪14と、該左右の車輪の後方に位置する自立用脚部15と、該自立用脚部の後方に位置する手押しハンドル16とを備えた可搬式発電機10である。該メインフレームには、可変式補助輪ユニット30が設けられている。該可変式補助輪ユニットは、サブフレーム31と左右の補助輪32と付勢部材33とフレーム操作部34とを含む。該サブフレームは、該メインフレームに沿って前後方向に延び、前端部が、該左右の車輪の中心又はその後方に上下スイング可能に取り付けられている。該左右の補助輪は、該サブフレームに取り付けられている。該付勢部材は、該左右の補助輪を上方にスイングさせる方向へ、該サブフレームを付勢する。該フレーム操作部は、該各フレームの後端部同士を上下に離間する方向へ操作可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、車輪によって移動可能な可搬式発電機の改良技術に関する。
可搬式発電機には、フレームに発電機を搭載して路面を走行可能な形式のものがある。このような可搬式発電機は、例えば特許文献1から知られている。
特許文献1で知られている可搬式発電機は、メインフレームにエンジン駆動式発電機と、左右の車輪(前輪)と、該左右の車輪の後方に位置する左右の自立用脚部(スタンド)と、該左右の自立用脚部の後方に位置する左右の手押しハンドルとを備えている。
エンジン駆動式発電機を運転するときには、該可搬式発電機は、左右の車輪と左右の自立用脚部とによって、自立している。左右の手押しハンドルは、下方へ折り畳んでおく。一方、該可搬式発電機を移動するときには、使用位置に起こした左右の手押しハンドルを、作業者が持ち上げる。この結果、左右の自立用脚部が路面から持ち上げられる。作業者が左右の手押しハンドルを前方へ押すことにより、左右の車輪を走行させて、該可搬式発電機を移動することができる。このような該可搬式発電機は、移動時の機動性と接地時のコンパクト性(省スペース化)を両立することができる。
しかし、走行路面は、常に平坦な水平面であるとは限らず、例えば段差もある。該可搬式発電機が段差を乗り越えるときには、作業者は左右の手押しハンドルを、より持ち上げつつ強く押す必要がある。可搬式発電機は重量物である。作業者が手押しハンドルを持ち上げる負担は、大きい。このため、作業者の負担を一層軽減するとともに、該可搬式発電機を移動するときの機動性を高めるには、更なる改良の余地がある。
これに対して、特許文献2の三輪車を組み合わせることが考えられる。特許文献2で知られている技術は、車両本体に左右の車輪と、該左右の車輪の後方に位置する1つの補助輪と、該補助輪の後方に位置する複数の姿勢保持板とを備えている。該複数の姿勢保持板の上端部は、車両本体の後下部に上下スイング可能に設けられている。該複数の姿勢保持板は、自重によって車両本体に吊り下がる。
該左右の車輪の車軸の真後ろには、垂直な押し上げ棒が位置している。該押し上げ棒は、車両本体に上下移動可能に取り付けられている。左右の車輪は、走行用モータに駆動されて前進する。その後、該三輪車が段差を乗り越えるときに、押し上げ用モータは押し上げ棒を下方へ移動させる。該押し上げ棒が路面に突き当たることによって、車輪と補助輪は路面から浮き上がる。該押し上げ棒が、さらに下方へ伸びることによって、車輪は段差に乗り上がりつつ前進する。このときに、複数の姿勢保持板は、三輪車の姿勢を安定させる。
しかし、特許文献2で知られている技術は、左右の車輪を駆動する走行用モータと、二輪車が段差を乗り越えるときに押し上げ棒を駆動する押し上げ用モータとを必要とする。このため、段差を乗り越えるための機構が複雑であり、動力も必要である。
このような特許文献2で知られている技術を、上記特許文献1で知られている技術に組み合わせるのでは、構成が極めて複雑となり、製造コストが大幅に嵩む。しかも、段差を乗り越える度に、走行用モータと押し上げ用モータの両方を駆動するのでは、該可搬式発電機を移動するときの機動性を高める上で、不利である。また、既存の可搬式発電機に対して、特許文献2で知られている技術を組み込む場合には、該可搬式発電機の大がかりな改修が必要となり、現実的ではない。
特許第4226404号公報 特開2010−100189号公報
本発明は、簡単な構成によって、段差を容易に乗り越えることができ、作業者の負担を軽減することができるとともに、可搬式発電機を移動するときの機動性を高めることができる技術を、提供することを課題とする。
本発明によれば、メインフレームに、発電機と、左右の車輪と、該左右の車輪の後方に位置する自立用脚部と、該自立用脚部の後方に位置する手押しハンドルとを備えた可搬式発電機において、前記メインフレームの下部に可変式補助輪ユニットが設けられたことを特徴とする可搬式発電機が提供される。前記可変式補助輪ユニットは、サブフレームと左右の補助輪と付勢部材とフレーム操作部とを含む。該サブフレームは、前記メインフレームの下部に沿って前後方向に延びている。該サブフレームの前端部は、前記メインフレームのなかの、前記左右の車輪の回転中心又は該回転中心よりも後方の位置に、上下スイング可能に取り付けられている。該左右の補助輪は、前記サブフレームのスイング中心と前記手押しハンドルとの間に位置して、前記サブフレームに取り付けられている。該付勢部材は、前記左右の補助輪を上方にスイングさせる方向へ、前記サブフレームを付勢する。該フレーム操作部は、前記付勢部材の付勢力に抗して、前記メインフレームの後端部と前記サブフレームの後端部とを上下に互いに離間する方向へ、人力によって操作することが可能に、前記サブフレームの後端部に設けられている。
このため、左右の補助輪は、付勢部材の付勢力によって上方に持ち上げられている。作業者が、手押しハンドルを持ち上げることにより、自立用脚部は路面から持ち上がる。左右の車輪だけによって可搬式発電機を走行させることができる(二輪走行)。
また、作業者がフレーム操作部を操作することにより、付勢部材の付勢力に抗して、サブフレームは押し下げられる。この結果、左右の補助輪を路面に接地させることができる。フレーム操作部によって、該サブフレームを更に押し下げたときには、左右の補助輪は、これ以上下がらない。このため、メインフレームの後端部は、左右の車輪の接地点を支点として持ち上がる。該左右の車輪の接地点を支点として、メインフレームの後端部を持ち上げるので、フレーム操作部の操作力は比較的小さくてすむ。自立用脚部は路面から持ち上がる。左右の車輪と左右の補助輪とによって、可搬式発電機を走行させることができる(四輪走行)。
自立用脚部が路面から持ち上がった状態において、作業者が手押しハンドルを押し下げることにより、メインフレームの前部は、左右の補助輪の接地点を支点として持ち上がる。このため、左右の車輪は持ち上がる。可搬式発電機が段差を乗り越えるときには、作業者は左右の車輪を持ち上げつつ、手押しハンドルを前方へ押すことによって、左右の補助輪を前進走行させる。この結果、可搬式発電機は段差を乗り越えることができる。可搬式発電機を左折又は右折させるときには、作業者は同様に左右の車輪を持ち上げつつ、手押しハンドルを回る方へ振る。この結果、可搬式発電機は左折走行又は右折走行することができる。
このように、可変式補助輪ユニットは、サブフレームと左右の補助輪と付勢部材とフレーム操作部とが組み付けられた、一体品である。該可変式補助輪ユニットをメインフレームに組み付けるだけで、段差を容易に乗り越えるための機構を、可搬式発電機に簡単に組み付けることができる。このため、既存の可搬式発電機に対しても、該可変式補助輪ユニットを容易に組み付け可能である。しかも、段差を容易に乗り越えるのに、簡単な構成によって、作業者の負担を軽減することができる(一人で作業をすることができる)とともに、可搬式発電機を移動するときの機動性を高めることができる。
好ましくは、前記左右の補助輪の径は、前記左右の車輪の径よりも大径である。このため、路面からサブフレームの後端部までの地上高さを大きくすることができる。段差を乗り越えるときには、左右の車輪を持ち上げるために、各フレームの後端部を下げることになるが、その下げ量を大きくすることができる。従って、大きい段差を乗り越えるのに、有利である。
好ましくは、前記フレーム操作部は、前記サブフレームの後端部を下方にスイングさせるペダルによって構成される。該ペダルは、作業者が前記手押しハンドルを操縦しつつ足によって踏み込み操作可能に位置している。このため、可搬式発電機を前進走行させているときに、作業者は手押しハンドルを操縦しつつ、ペダルを踏み込むだけで、段差の乗り越え操作を容易に行うことができる。従って、段差の乗り越え作業の作業性を高めることができる。
好ましくは、前記左右の補助輪は、該左右の補助輪が前進方向へ回転することのみを許容する左右のワンウエイクラッチを備える。このため、左右の車輪や左右の補助輪が段差を乗り越えるときに、該左右の補助輪が後退することはない。従って、段差の乗り越え作業を、一層容易に行うことができる。
好ましくは、前記手押しハンドルは、前記メインフレームから後方へ延びた使用位置と、該使用位置から下方へ倒れた折り畳み位置とに、上下スイング可能に前記メインフレームに取り付けられ、前記ペダルは、前記作業者が足を掛けることが可能な足掛け位置と、該足掛け位置から上方へ起こした折り畳み位置とに、上下スイング可能に前記サブフレームに取り付けられている。このため、可搬式発電機を移動させないとき、例えば保管中や稼働中には、手押しハンドルやペダルを折り畳んでおくことができる。従って、該可搬式発電機を置くスペースが少なくてすむ。また、ペダルを上方へ折り畳むことによって、可搬式発電機のなかの、該ペダルよりも前の部分を保護することができる。
本発明では、可変式補助輪ユニットは、サブフレームと左右の補助輪と付勢部材とフレーム操作部とが組み付けられた、一体品である。段差を容易に乗り越えるのに、簡単な構成によって、作業者の負担を軽減することができるとともに、可搬式発電機を移動するときの機動性を高めることができる。
本発明に係る可搬式発電機の側面図である。 図1に示される可変式補助輪ユニットを後上方から見た斜視図である。 図2に示される可変式補助輪ユニットを側方から見た断面図である。 図1に示される可搬式発電機が二輪走行する場合の作用図である。 図1に示される可搬式発電機が四輪走行する場合の作用図である。 図1に示される可搬式発電機が段差を乗り越える場合の作用図である。 図1に示される可搬式発電機が旋回する場合の作用図である。
本発明を実施するための形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は可搬式発電機を操縦する作業者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Leは左側、Riは右側を示す。
図1に示されるように、可搬式発電機10は、メインフレーム11にエンジン12と、該エンジン12によって駆動される発電機13とを搭載している。該メインフレーム11は、左右(左のみを示す。以下同じ。)の車輪14と、該左右の車輪14の後方に位置する左右の自立用脚部15と、該左右の自立用脚部15の後方(後上方)に位置する左右の手押しハンドル16とを備えている。
メインフレーム11は、前後方向に延びる左右のベースメンバ21と、該左右のベースメンバ21の前端間を繋いでいる正面視略逆U字状のフロントメンバ22と、該左右のベースメンバ21の後端間を繋いでいる背面視略逆U字状のリヤメンバ23と、フロントメンバ22の左右の上部とリヤメンバ23の左右の上部との間を繋いでいる左右のアッパサイドメンバ24とを、主要な構成要素としている。リヤメンバ23の左右の下部間は、リヤクロスメンバ25(図2参照)によって繋がれている。
該左右の車輪14は、メインフレーム11の下部の前部、つまり左右のベースメンバ21に1つの車軸17によって回転可能に取り付けられている。該車軸17は、ベースメンバ21に固定されている。
該左右の自立用脚部15は、メインフレーム11の下部の後部から下方へ延びている。該左右の自立用脚部15は、可搬式発電機10を移動させないとき、例えば保管中や稼働中に、路面GLに自立するためのスタンドである。
該左右の手押しハンドル16は、メインフレーム11の後上部から後方へ略水平に延びた使用位置と、該使用位置から下方へ略垂直に倒れた折り畳み位置(想像線によって示された位置)とに、上下スイング可能にメインフレーム11に取り付けられている。つまり、該左右の手押しハンドル16は、基端部をリヤメンバ23の上部に上下スイング可能に取り付けられた、バーハンドルであり、先端部に左右のグリップ18を有する。該左右の手押しハンドル16は、レバー16aによって各位置に保持、又は解除される。
図1及び図2に示されるように、メインフレーム11の下部には、可変式補助輪ユニット30が設けられている。該可変式補助輪ユニット30は、サブフレーム31と左右の補助輪32,32と左右の付勢部材33,33とフレーム操作部34とを含んで、1つのユニットに構成されている。
該サブフレーム31は、平面視略U字状の部材であり、メインフレーム11の下部に沿って、つまり左右のベースメンバ21の外側面に沿って、前後方向に略水平に延びている。該サブフレーム31の前端部31fは、該メインフレーム11のなかの、左右の車輪14の回転中心14a又は該回転中心14aよりも後方の位置に、上下スイング可能に取り付けられている。
詳しく述べると、該サブフレーム31は、パイプ材の組合せによって構成されている。該サブフレーム31は、左右のベースメンバ21の外側面に沿って前後方向に略水平に延びた左右のサイドバー41,41と、該左右のサイドバー41,41の後端部間を繋いでいる直線状のクロスバー42とからなる。該クロスバー42は、メインフレーム11の後端よりも後方に位置している。一例として、該左右のサイドバー41,41の前端部、つまりサブフレーム31の前端部31f,31fは、車軸17によって、左右のベースメンバ21に回転可能に支持される。
該左右の補助輪32,32は、サブフレーム31のスイング中心31cと手押しハンドル16との間(可搬式発電機10の前後方向での間)に位置している。さらに、該左右の補助輪32,32は、サブフレーム31に回転可能に取り付けられている。詳しく述べると、該左右の補助輪32,32は、サブフレーム31のスイング中心31c(例えば、左右の車輪14の回転中心14a)とクロスバー42との間に位置し、左右の補助輪用の車軸35,35によって左右のサイドバー41,41に回転可能に取り付けられている。該左右の補助輪32,32の径D1は、該左右の車輪14の径D2よりも大径である。
図2に示されるように、該左右の補助輪32,32は、左右のワンウエイクラッチ36,36を備えている。該左右のワンウエイクラッチ36,36は、該左右の補助輪32,32が前進方向へ回転することのみを許容する。該左右のワンウエイクラッチ36,36は、周知の構成である。該左右のワンウエイクラッチ36,36は、クラッチ解除レバー37(クラッチ解除部材37)によって解除される。
該クラッチ解除レバー37は、左右の手押しハンドル16の一方に取り付けられている。該クラッチ解除レバー37をグリップ18と共に握っているときだけ、ワイヤケーブル38を介して該左右のワンウエイクラッチ36,36のクラッチ状態を解除することができる。この結果、該左右の補助輪32,32は、クラッチ解除レバー37を握っているときだけ、後退方向への回転を許容される。
図1及び図2に示されるように、該左右の付勢部材33,33は、左右の補助輪32,32を上方にスイングさせる方向へ、サブフレーム31を付勢するリターンスプリングである。該左右の付勢部材33,33は、例えば「左右の引っ張りコイルばね」によって構成される。該引っ張りコイルばねは、メインフレーム11の後端部11rとサブフレーム31の後端部31rとの間に掛け渡されることにより、サブフレーム31の後端部31rを上方に付勢する。また、該左右の付勢部材33,33は、左右の車輪14用の車軸17に巻かれた「ねじりコイルばね」によって構成することができる。該ねじりコイルばねは、サブフレーム31の後端部31rを上方に付勢する。
該フレーム操作部34は、左右の付勢部材33,33の付勢力に抗して、メインフレーム11の後端部11rとサブフレーム31の後端部31rとを上下に互いに離間する方向へ、人力によって操作することが可能に、サブフレーム31の後端部31rに設けられている。
該フレーム操作部34は、サブフレーム31の後端部31rを下方にスイングさせるペダル50によって構成されている。該ペダル50は、作業者が左右の手押しハンドル16を操縦しつつ足によって踏み込み操作可能に位置している。該ペダル50は、作業者が足を掛けることが可能な足掛け位置(図1に想像線によって示された位置)と、該足掛け位置から上方へ起こした折り畳み位置(図1に実線によって示された位置)とに、上下スイング可能にサブフレーム31に取り付けられている。
詳しく述べると、図1〜図3に示されるように、該フレーム操作部34は、ペダル50と、ペダル位置切り換えレバー61と、ペダル位置保持用バネ62とからなる。該ペダル位置保持用バネ62は引張りばねによって構成される。
該ペダル50は、足によって踏み込み操作するペダル本体51と、該ペダル本体51の基端のペダル軸52と、サブフレーム31の後端部31rを上方にスイングさせるアーム53とからなる。
該ペダル軸52は、サブフレーム31のクロスバー42の真上に離間して位置し、且つ該クロスバー42に平行に延びている。該クロスバー42は、左右の支持ブラケット54,54を有する。該ペダル軸52は、左右の支持ブラケット54,54によってクロスバー42に回転可能に支持されている。この結果、該ペダル50は、サブフレーム31の後端部31rに上下スイング可能に支持される。
該ペダル位置切り換えレバー61の基端部は、ペダル軸52の一端部に取り付けられている。該ペダル位置切り換えレバー61を前後にスイング操作することによって、ペダル50を足掛け位置と折り畳み位置とに切り換えることができる。
図2及び図3に示されるように、該ペダル軸52の他端部には、バネ掛けアーム55が取り付けられている。クロスバー42には、バネ掛けブラケット56が固定されている。該バネ掛けブラケット56は、クロスバー42からペダル軸52へ向かって上方へ延びている。一方、バネ掛けアーム55は、ペダル軸52からバネ掛けブラケット56とは反対側、つまり上方へ延びている。
該ペダル軸52の中心52aと該バネ掛けブラケット56の上端部とを通る直線CLのことを、「中立線CL」という。バネ掛けブラケット56の上端部とバネ掛けアーム55の上端部との間には、引張りばね62(ペダル位置保持用バネ62)が掛けられている。
ペダル位置切り換えレバー61が起立している状態では、バネ掛けアーム55は中立線CLよりも後方へ傾いている。ペダル50は、足掛け位置に位置している。ペダル位置切り換えレバー61を前方へ倒すと、バネ掛けアーム55は中立線CLよりも前方へ傾く。ペダル50は、折り畳み位置に位置する。どちらの場合も、引張りばね62はペダル軸52の中心52aを前後方向に超えた、いわゆる支点越え状態となる。この結果、ペダル50は、足掛け位置と折り畳み位置とに安定して維持される。
該アーム53は、ペダル軸52に対し、ペダル50とは反対側に位置している。つまり、ペダル50が足掛け位置に位置しているときに、該アーム53はペダル軸52から前方(メインフレーム11の後端部11r)へ向かって延びる。該アーム53は、先端から上方へ屈曲した屈曲部53aを有している。該屈曲部53aの上端は、サブフレーム31の後端部31rを上方へ押し上げ可能に位置している。
メインフレーム11の後端部11rは、屈曲部53aによって直接に又は間接的に押し上げられる。該間接的に押し上げられる構成は、該後端部11rに被押し上げ部70を設ける構成である。該被押し上げ部70は、該後端部11rからペダル50に向かって後方へ延びた平盤状の部材である。該被押し上げ部70の基端は、リヤクロスメンバ25にボルト止め又は溶接されることにより、該後端部11rに一体化されている。このため、該被押し上げ部70はメインフレーム11の後端部11rの一部を構成する。
該被押し上げ部70の下面には、略水平な被押し上げ面71と、該被押し上げ面71の真後ろに連なる傾斜面72と、該傾斜面72の真後ろに連なる底面73が形成されている。該傾斜面72は、被押し上げ面71の後端から後上方へ傾斜している。該底面73は、傾斜面72の後端から後方へ略水平に延びている。
ペダル50が足掛け位置に位置しているときに、アーム53の屈曲部53aの上端は、被押し上げ面71に接し、且つ引張りばね62の付勢力によって、該被押し上げ面71に押し付けられている。該屈曲部53aの上端が被押し上げ面71に接することによって、ペダル50は足掛け位置に維持される。つまり、該被押し上げ面71は、ペダル50の足掛け位置を規定するためのストッパの役割を果たす。また、該被押し上げ面71は、上方にスイングした屈曲部53aの上端によって、押し上げられる面でもある。該被押し上げ面71が押し上げられることによって、メインフレーム11の後端部11rは上方にスイングする。なお、引張りばね62の付勢力は、メインフレーム11やサブフレーム31をスイングさせるだけの大きさよりも、小さく設定されている。
該傾斜面72の形状、傾き角、大きさは、次の点を考慮して設定される。第1に、図3に想像線によって示されるように、該屈曲部53aの上端が傾斜面72に接している状態、つまり屈曲部53aの静止状態では、該屈曲部53aの上端と傾斜面72とが、互いにロックし合うことである。第2に、屈曲部53aが下方にスイングをするときには、傾斜面72が屈曲部53aのスイング動作を妨げないことである。
例えば、該傾斜面72の形状は、屈曲部53aの上端のスイング軌跡に沿った円弧面、又は該円弧面に接する接線の面に形成される。該被押し上げ部70の後端は、下方へ延びたストッパ74を有する。該ストッパ74は、該アーム53が上方にスイングしたときの、スイング限界点を規定する。
次に、可搬式発電機10の作用を説明する。図1に示されるように、左右の補助輪32は、付勢部材33の付勢力によって上方に持ち上げられている。このため、左右の補助輪32が路面GLから浮いているので、該左右の自立用脚部15は接地している。この状態で、可搬式発電機10を保管又は運転することができる。
このように、可搬式発電機10を移動させないとき、例えば保管中や稼働中には、手押しハンドル16やペダル50を折り畳んでおくことができる。従って、該可搬式発電機10を置くスペースが少なくてすむ。また、ペダル50を上方へ折り畳むことによって、可搬式発電機10のなかの、該ペダル50よりも前の部分を保護することができる。
その後、図4に示されるように、作業者Mnが、左右の手押しハンドル16を使用位置に設定して、持ち上げることにより、自立用脚部15は路面GLから持ち上がる。左右の車輪14だけによって可搬式発電機10を走行させることができる(二輪走行)。
また、図5に示されるように、作業者Mnが、ペダル50を想像線によって示される足掛け位置にセットする。この結果、図3に示されるように、屈曲部53aの上端が被押し上げ面71に接することによって、ペダル50は足掛け位置に維持される。
その後、図6に示されるように、作業者Mnが手押しハンドル16を握ったまま、ペダル50を踏み込み操作する。発電機13を搭載したメインフレーム11は、サブフレーム31よりも重い。このため、図3に示されるように、屈曲部53aの上端と被押し上げ面71との当接点を支点として、サブフレーム31は、付勢部材33(図1参照)の付勢力に抗して押し下げられる。この結果、左右の補助輪32を路面GLに接地させることができる。
その後、図6に示されるように、ペダル50によって、該サブフレーム31を更に押し下げても、左右の補助輪32は、これ以上下がらない。このため、該サブフレーム31を更に押し下げると、図3に示されるように、屈曲部53aの上端は上方にスイングし、傾斜面72を押し上げる。屈曲部53aの上端がストッパ74に当たったところで、ペダル50を踏み込み操作は完了する。ここで、ペダル50を踏み込み操作をやめても、屈曲部53aの上端は傾斜面72に接しているので、戻らない。戻すためには、ペダル位置切り換えレバー61を前側に少しだけ倒す。この結果、図3の実線によって示されるように、屈曲部53aの上端は傾斜面72から外れて、被押し上げ面71に接する。ペダル50は元の足掛け位置に戻る。
図5に示されるように、左右の補助輪32,32が路面GLに接地した後に、ペダル50を更に踏み込み操作すると、メインフレーム11の後端部11rは、左右の車輪14の接地点Pfを支点として、持ち上がる。該左右の車輪14の接地点Pfを支点として、メインフレーム11の後部を持ち上げるので、ペダル50の操作力は比較的小さくてすむ。左右の自立用脚部15は路面GLから持ち上がる。従って、左右の車輪14と左右の補助輪32,32とによって、可搬式発電機10を走行させることができる(四輪走行)。
図6に示されるように、自立用脚部15が路面GLから持ち上がった状態において、作業者Mnが左右の手押しハンドル16を押し下げることにより、メインフレーム11の前部は、左右の補助輪32,32の接地点Prを支点として持ち上がる。このため、左右の車輪14は持ち上がる。
可搬式発電機10が上がり段差DLを乗り越えるときには、作業者Mnは、左右の補助輪32,32の接地点Prを支点として左右の車輪14を持ち上げつつ、左右の手押しハンドル16を前方へ押すことによって、左右の補助輪32,32を前進走行させる。この結果、可搬式発電機10は上がり段差DLを乗り越えることができる。
左右の補助輪32,32の径D1は、左右の車輪14の径D2よりも大径である。このため、路面GLからサブフレーム31の後端部31rまでの地上高さを大きくすることができる。段差DLを乗り越えるときには、左右の車輪14を持ち上げるために、各フレーム11,31の後端部11r,31rを下げることになるが、その下げ量を大きくすることができる。従って、大きい段差DLを乗り越えるのに、有利である。
フレーム操作部34は、サブフレーム31の後端部31rを下方にスイングさせるペダル50によって構成されている。該ペダル50は、作業者Mnが手押しハンドル16を操縦しつつ足によって踏み込み操作可能に位置している。このため、可搬式発電機10を前進走行させているときに、作業者Mnは手押しハンドル16を操縦しつつ、ペダル50を踏み込むだけで、段差DLの乗り越え操作を容易に行うことができる。従って、段差DLの乗り越え作業の作業性を高めることができる。
図7に示されるように、可搬式発電機10を左折又は右折させるときには、作業者Mnは段差DL(図6参照)を乗り越えるときと同様に、左右の補助輪32,32の接地点Prを支点として左右の車輪14を持ち上げつつ、左右の手押しハンドル16を回りたい方向へ振る。この結果、可搬式発電機10は左折走行又は右折走行することができる。
図2に示されるように、左右の補助輪32,32は、該左右の補助輪32,32が前進方向へ回転することのみを許容する左右のワンウエイクラッチ36,36を備えている。このため、図6に示されるように、左右の車輪14や左右の補助輪32が段差DLを乗り越えるときに、該左右の補助輪32が後退することはない。従って、段差DLの乗り越え作業を、一層容易に行うことができる。
また、図2に示されるように、可変式補助輪ユニット30は、サブフレーム31と左右の補助輪32,32と左右の付勢部材33,33とフレーム操作部34とが組み付けられた、一体品である。該可変式補助輪ユニット30をメインフレーム11に組み付けるだけで、段差DL(図6参照)を容易に乗り越えるための機構を、可搬式発電機10に簡単に組み付けることができる。このため、既存の可搬式発電機に対しても、該可変式補助輪ユニット30を容易に組み付け可能である。しかも、段差DLを容易に乗り越えるのに、簡単な構成によって、作業者Mnの負担を軽減することができる(一人で作業をすることができる)とともに、可搬式発電機10を移動するときの機動性を高めることができる。
本発明の可搬式発電機10は、車輪14によって移動可能な発電装置に採用するのに好適である。
10 可搬式発電機
11 メインフレーム
11r メインフレームの後端部
12 エンジン
13 発電機
14 車輪
14a 車輪の回転中心
15 自立用脚部
16 手押しハンドル
30 可変式補助輪ユニット
31 サブフレーム
31c サブフレームのスイング中心
31f サブフレームの前端部
31r サブフレームの後端部
32 補助輪
33 付勢部材(引っ張りコイルばね)
34 フレーム操作部
35 補助輪用の車軸
36 ワンウエイクラッチ
50 ペダル
D1 補助輪の径
D2 車輪の径
GL 路面
Mn 作業者

Claims (5)

  1. メインフレームに、発電機と、左右の車輪と、該左右の車輪の後方に位置する自立用脚部と、該自立用脚部の後方に位置する手押しハンドルとを備えた可搬式発電機において、
    前記メインフレームの下部には、可変式補助輪ユニットが設けられ、
    該可変式補助輪ユニットは、
    前記メインフレームの下部に沿って前後方向に延びるとともに、前端部を、前記メインフレームのなかの、前記左右の車輪の回転中心又は該回転中心よりも後方の位置に、上下スイング可能に取り付けられたサブフレームと、
    該サブフレームのスイング中心と前記手押しハンドルとの間に位置して、前記サブフレームに取り付けられた左右の補助輪と、
    該左右の補助輪を上方にスイングさせる方向へ、前記サブフレームを付勢する付勢部材と、
    該付勢部材の付勢力に抗して、前記メインフレームの後端部と前記サブフレームの後端部とを上下に互いに離間する方向へ、人力によって操作することが可能に、前記サブフレームの後端部に設けられたフレーム操作部とを含むことを特徴とする可搬式発電機。
  2. 前記左右の補助輪の径は、前記左右の車輪の径よりも大径であることを特徴とする請求項1記載の可搬式発電機。
  3. 前記フレーム操作部は、前記サブフレームの後端部を下方にスイングさせるペダルによって構成され、
    該ペダルは、作業者が前記手押しハンドルを操縦しつつ足によって踏み込み操作可能に位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の可搬式発電機。
  4. 前記左右の補助輪は、該左右の補助輪が前進方向へ回転することのみを許容する左右のワンウエイクラッチを備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の可搬式発電機。
  5. 前記手押しハンドルは、前記メインフレームから後方へ延びた使用位置と、該使用位置から下方へ倒れた折り畳み位置とに、上下スイング可能に前記メインフレームに取り付けられ、
    前記ペダルは、前記作業者が足を掛けることが可能な足掛け位置と、該足掛け位置から上方へ起こした折り畳み位置とに、上下スイング可能に前記サブフレームに取り付けられていることを特徴とする請求項3記載の可搬式発電機。
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