JP2016172950A - 耐荷力性能試験車 - Google Patents

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Abstract

【課題】試験に要する時間を低減し、橋梁の点検に要するコストの低減を図ることのできる耐荷力性能試験車を提供する。【解決手段】車体10の前側の幅方向両側に設けられ、車体10の前側を持ち上げて支持するフロントジャッキ23と、車体10の後側の幅方向両側に設けられ、車体10の後側を持ち上げて支持する第1及び第2リアジャッキ33,43と、試験用のウエイトWを載置するためのウエイト載置部71aを有する走行台車70と、走行台車70が走行可能に設けられ、車体10の前後方向に延びる固定レールと、固定レールの幅方向に隣接して前後方向に延びるとともに、固定レールに対して前後方向に移動自在に設けられ、走行台車70を固定レールの前後方向の端部よりも前後方向の外側を走行させるための可動レール90と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、橋梁の耐荷力を測定する試験を行うための耐荷力性能試験車に関するものである。
従来、橋梁の点検は、橋梁の下方から高所作業車を用いるか、橋梁の上から橋梁点検用の作業車を用いて、点検者が目視点検や打音検査を行っていた。
点検者が目視点検や打音検査を行う橋梁の点検では、点検を行った橋梁が実際に必要な耐荷力性能を有しているか否かを判定することは困難である。
そこで、耐荷力性能を有しているか否かの判定が可能な橋梁の点検方法として、実際に橋梁に負荷をかけて、そのときの橋梁の状態を計測する試験を行うことで、耐荷力性能を判定することが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
橋梁に負荷をかける試験としては、所定の重さとなるようにウエイトを積んだトラック等の車両を橋梁の上の所定の位置に設置して、実際の橋梁の撓み量の計測を行うものがある。
特開2003−315202号公報
橋梁の撓み量の計測を行う試験では、橋梁の種類や規模に応じて付加する荷重の大きさや荷重を付加する位置が異なる。このため、橋梁の撓み量の計測を行う試験では、橋梁の種類や規模に応じて複数種類の車両を用意しなければならず試験に要するコストが高くなるとともに、車両の移動が伴うため試験に要する時間が長時間となる。
本発明の目的とするところは、試験に要する時間を低減し、橋梁の点検に要するコストの低減を図ることのできる耐荷力性能試験車を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、橋梁の耐荷力を測定する試験に用いられる耐荷力性能試験車であって、車体の前側の幅方向両側に設けられ、車体の前側を持ち上げて支持するフロントジャッキと、車体の後側の幅方向両側に設けられ、車体の後側を持ち上げて支持するリアジャッキと、試験用のウエイトを載置するウエイト載置部を有する走行台車と、走行台車が走行可能に設けられ、車体の前後方向に延びる固定レールと、固定レールの幅方向に隣接して前後方向に延びるとともに、固定レールに対して前後方向に移動自在に設けられ、走行台車を固定レールの前後方向の端部よりも前後方向の外側を走行させるための可動レールと、を備えている。
これにより、可動レールを固定レールの前後方向の端部から前後方向の外側に張り出させることで、走行台車を車体の前後方向の端部よりも外側に位置させることが可能となるので、ウエイトによって荷重を付加する位置や重さが任意に設定可能となることから、一台の車両によって橋梁の種類や規模に応じた種々の耐荷力の測定試験を行うことが可能となる。
本発明によれば、一台の車両によって橋梁の種類や規模に応じた種々の耐荷力の測定試験を行うことができるので、試験を短時間で行うことが可能となり、試験の効率を向上させて橋梁の点検に要するコストの低減を図ることが可能となる。
本発明の一実施形態を示す耐荷力性能試験車の側面図である。 試験を行う際の耐荷力性能試験車の側面図である。 試験を行う際の耐荷力性能試験車の平面図である。 ウエイト移動機構の要部側面図である。 ウエイト移動機構を後側から見た図である。 フロントジャッキと第1または第2リアジャッキとの間隔の調整を説明する図である。 フロントジャッキと第1または第2リアジャッキとの間隔の調整を説明する図である。 フロントジャッキと第1または第2リアジャッキとの間隔の調整を説明する図である。
図1乃至図8は、本発明の一実施形態を示すものである。
本発明の耐荷力性能試験車は、橋梁の耐荷力を測定するための試験に用いられる車両である。
この耐荷力性能試験車1は、図1に示すように、トラック車両をベースに構成され、道路上を走行可能な車体10と、車体10の前側を持ち上げて支持するためのフロントアウトリガ20と、車体10の後側を持ち上げて支持する第1及び第2リアアウトリガ30,40と、フロントアウトリガ20に対して第1及び第2リアアウトリガ30,40のそれぞれの前後方向の間隔を調整するための間隔調整機構50と、耐荷力を測定する試験に用いるウエイトが載置されるとともに、載置されたウエイトを車体10の前後方向に移動させるためのウエイト移動機構60と、を備えている。
車体10は、前後方向に延びる幅方向一対のサイドレールと一対のサイドレールの間を幅方向に延びる複数のクロスメンバとから形成されたシャシフレーム11を備えている。シャシフレーム11の前側の上面側には、運転者が操作を行うための運転キャブ12が設けられている。車体10は、シャシフレーム11の下面側の前側に1つの車軸が設けられ、シャシフレーム11の下面側の後側に2つの車軸が設けられた三軸車であり、各車軸の両端側に車輪13が取り付けられている。車体10は、エンジンを動力として一部または全ての車輪13を駆動させることで道路上を走行する。また、シャシフレーム11の前側を除く上面側には、一対のサイドレールのそれぞれの上面に沿って前後方向に延びる幅方向一対のサブフレーム14が設けられている。
フロントアウトリガ20は、図3に示すように、車体10の幅方向に延びるフロントアウタボックス21と、フロントアウタボックス21の左右両側からそれぞれ幅方向外側に向かって出没自在に設けられた一対のフロントインナボックス22と、一対のフロントインナボックス22のそれぞれの幅方向外側の端部に支持されたフロントジャッキ23と、を有している。
フロントアウタボックス21は、幅方向中央部が車体10の前後方向を中心軸として幅方向両端側が上下方向に搖動自在に車体10に連結されている。
一対のフロントインナボックス22は、フロントアウタボックス21内において互いに前後方向に配置され、それぞれフロントアウタボックス21に対して車体10の幅方向に移動自在である。
フロントジャッキ23は、図2に示すように、油圧式のフロントジャッキシリンダによって伸縮動作を行う。フロントジャッキ23には、それぞれ所定の伸長状態からの自然縮小を防止するために伸縮長さを固定する固定ピン23aが設けられている。また、フロントジャッキ23には、それぞれに作用する荷重を検出するためのロードセル等からなる荷重センサが設けられている。
第1リアアウトリガ30は、図3に示すように、車体10の幅方向に延びる第1リアアウタボックス31と、第1リアアウタボックス31の左右両側からそれぞれ幅方向外側に向かって出没自在に設けられた一対の第1リアインナボックス32と、一対の第1リアインナボックス32のそれぞれの幅方向外側の端部に支持された第1リアジャッキ33と、を有している。
第1リアアウタボックス31は、間隔調整機構50の後述するセカンドブームに固定されている。
第1リアインナボックス32は、第1リアアウタボックス31内において互いに前後方向に配置され、それぞれ第1リアアウタボックス31に対して車体10の幅方向に移動自在である。
第1リアジャッキ33は、図2に示すように、油圧式の第1リアジャッキシリンダによって伸縮動作を行う。第1リアジャッキ33には、それぞれ所定の伸長状態からの自然縮小を防止するために伸縮長さを固定する固定ピン33aが設けられている。また、第1リアジャッキ33には、それぞれに作用する荷重を検出するためのロードセル等からなる荷重センサが設けられている。
第2リアアウトリガ40は、図3に示すように、車体10の幅方向に延びる第2リアアウタボックス41と、第2リアアウタボックス41の左右両側からそれぞれ幅方向外側に向かって出没自在に設けられた一対の第2リアインナボックス42と、一対の第2リアインナボックス42のそれぞれの幅方向外側の端部に支持された第2リアジャッキ43と、を有している。
一対の第2リアアウタボックス41は、間隔調整機構50の後述するトップブームに固定されている。
第2リアインナボックス42は、第2リアアウタボックス41内において互いに前後方向に配置され、それぞれ第2リアアウタボックス41に対して車体10の幅方向に移動自在である。
第2リアジャッキ43は、図2に示すように、油圧式の第2リアジャッキシリンダによって伸縮動作を行う。第2リアジャッキ43には、それぞれ所定の伸縮状態からの自然縮小を防止するために伸縮長さを固定する固定ピン43aが設けられている。また、第2リアジャッキ43には、それぞれに作用する荷重を検出するためのロードセル等からなる荷重センサが設けられている。
また、フロントインナボックス22及び第2リアインナボックス42の幅方向外側の上面には、図2及び図3に示すように、車体10の前後方向に沿って延びる撓み量検出器100が着脱可能に取り付けられている。
また、一対のフロントインナボックス22の幅方向外側の前面、及び、それぞれ一対の第1及び第2リアインナボックス32,42の幅方向外側の後面には、図2及び図3に示すように、車体10の幅方向に沿って延びる撓み量検出器110が着脱可能に取り付けられる。
撓み量検出器100、110は、複数の円筒状部材からなるテレスコープ式の撓み量検出バーと、撓み量検出バーの軸方向の傾きを検出するための角度センサ等からなる傾斜センサと、からなる。
間隔調整機構50は、図1に示すように、車体10の後側から後方に向かって出没自在に設けられた伸縮ブーム51を有している。伸縮ブーム51は、一対のサブフレーム14の上面側において、前後方向に互いに間隔をおいて設けられ、一対のサブフレーム14の間を架け渡す複数の支持部材15の上面に支持されている。
伸縮ブーム51は、断面が矩形状の筒状に形成された複数のブーム部材51a,51b,51c,51d(以降、51a〜dと記載する)を有し、ブーム部材51a,51b,51cの内部に先端側に隣り合うブーム部材51b,51c,51dが収納可能である。本実施形態の伸縮ブーム51は、それぞれ基端側から順にベースブーム51a、セカンドブーム51b、サードブーム51c及びトップブーム51dからなる4段式である。伸縮ブーム51は、ベースブーム51a、セカンドブーム51b及びサードブーム51cに対してそれぞれセカンドブーム51b、サードブーム51c及びトップブーム51dを移動させることで伸縮動作を行う。
伸縮ブーム51は、図1に示すように、セカンドブーム51bの先端側に第1リアアウトリガ30の第1リアアウタボックス31が固定され、トップブーム51dの先端側に第2リアアウトリガ40の第2リアアウタボックス41が固定されている。伸縮ブーム51は、伸縮動作を行うことにより、第1リアアウトリガ30及び第2リアアウトリガ40を車体10の前後方向に移動させる。
伸縮ブーム51は、ベースブーム51aに対するセカンドブーム51bの伸縮動作を行うための油圧式の第1伸縮シリンダ52を有している。第1伸縮シリンダ52は、シリンダチューブ及びピストンロッドを有し、伸縮ブーム51の下面側において、シリンダチューブがベースブーム51aに連結され、ピストンロッドがセカンドブーム51bに固定された第1リアアウトリガ30の第1リアアウタボックス31に連結されている。
また、伸縮ブーム51は、セカンドブーム51bに対するサードブーム51cの伸縮動作を行うための図示しない第2伸縮シリンダを有している。第2伸縮シリンダは、シリンダチューブ及びピストンロッドを有し、伸縮ブーム51内において、ピストンロッドがセカンドブーム51bの基端側に連結され、シリンダチューブがサードブーム51cの基端側に連結されている。
また、伸縮ブーム51は、サードブーム51cに対するトップブーム51dの伸長動作を行うための図示しないトップブーム伸長機構と、縮小動作を行うための図示しないトップブーム縮小機構と、を有している。トップブーム伸長機構及びトップブーム縮小機構は、それぞれ、セカンドブーム51bとトップブーム51dとを連結するワイヤロープと、ワイヤロープが掛け回されるシーブと、を有し、セカンドブーム51bに対するサードブーム51cの伸縮動作に連動してサードブーム51cに対するトップブーム51dの伸縮動作を行う。
ウエイト移動機構60は、図2に示すように、ウエイトWが載置可能に設けられ、伸縮ブーム51の上面側を車体10の前後方向に走行する走行台車70と、伸縮ブーム51のベースブーム51aの上面の幅方向両側に設けられた幅方向一対の固定レール80と、一対の固定レール80の幅方向外側に設けられ、伸縮ブーム51の伸縮動作に連動して前後方向に移動する可動レール90と、を有している。
走行台車70は、図4に示すように、上面が矩形状に形成された台車本体71と、台車本体71の下部側の前側及び後側の左右両側にそれぞれ設けられ、固定レール80上及び可動レール90上を走行するための走行ユニット72と、を有している。
台車本体71の上面には、ウエイトWを載置するためのウエイト載置部71aが設けられ、ウエイト載置部71aに板状のウエイトWを複数枚重ねて載置することが可能である。台車本体71の下部側の前側及び後側の左右両側には、走行ユニット72を取り付けるためのブラケット71bが下方に延びるように設けられている。
走行ユニット72は、図5に示すように、各ブラケット71bの幅方向内側に設けられ、固定レール80上を走行するための固定レール走行ローラとしての第1走行ローラ72aと、各ブラケット71bの幅方向外側に設けられ、第1走行ローラ72aと同軸状に設けられ、可動レール90上を走行するための可動レール走行ローラとしての第2走行ローラ72bと、第1走行ローラ72aの下方に設けられ、固定レール80の下面側に位置する脱輪防止部としての第1ガイドローラ72cと、第2走行ローラ72bの下方に設けられ、可動レール90の下面側に位置する脱輪防止部としての第2ガイドローラ72dと、ブラケット71bの上下方向における第1及び第2走行ローラ72a,72bと第1及び第2ガイドローラ72c,72dとの間において上下方向を軸に回転自在に設けられ、固定レール80と可動レール90との間に位置する第3ガイドローラ72eと、を有している。
また、台車本体71の後側の幅方向一方の走行ユニット72には、図4及び図5に示すように、第1走行ローラ72a及び第2走行ローラ72bを駆動させるための走行モータ72fが設けられている。走行モータ72fは、図示しない油圧ポンプから油圧ホース72gを介して供給された作動油によって正方向及び逆方向に回転可能な油圧モータである。また、台車本体71の後側には、油圧ホース72gの巻き取り及び繰り出しを行うためのホースリール72hが設けられている。
固定レール80は、図1乃至図3に示すように、伸縮ブーム51のベースブーム51aの上面の左右両側に沿って前後方向に延びるとともに、ベースブーム51aの上面の左右両側から幅方向外側に張り出す板状部材である。固定レール80上の走行台車70は、図5に示すように、固定レール80の上面側に第1走行ローラ72aが位置し、固定レール80の下面側に第1ガイドローラ72cが位置し、固定レール80の幅方向外側に第3ガイドローラ72eが位置することで、走行台車70が脱輪することなく固定レール80に沿って移動可能である。
可動レール90は、図4及び図5に示すように、上下方向の両側が平面状に形成され、車体10の前後方向に延びる部材からなる。可動レール90は、例えばI形鋼等、断面がI字状の部材である。可動レール90上の走行台車70は、図5に示すように、可動レール90の上面側に第2走行ローラ72bが位置し、可動レール90の上側の幅方向に延びる部分の下面側に第2ガイドローラ72dが位置し、可動レール90の幅方向内側に第3ガイドローラ72eが位置することで、走行台車70が脱輪することなく可動レール90に沿って移動可能である。可動レール90は、図1及び図2に示すように、後端側が伸縮ブーム51のトップブーム51dの先端に支軸91を介して連結され、下面側が複数のレール支持ローラ92によって前後方向に移動自在に支持されている。可動レール90は、レール支持部としてのレール支持ローラ92によって、固定レール80の幅方向外側から所定の間隔をおいて、上面の高さが固定レール80の上面の高さと同一の高さとなるように支持されている。可動レール90は、上面の高さを変化させることなく前後方向に移動する。
複数のレール支持ローラ92は、図5に示すように、ベースブーム51aの両側面及びセカンドブーム51b及びサードブーム51cの先端部の両側面から幅方向外側に張り出すレール支持ブラケット93の上面から上方に延びるローラ支持ブラケット94に回転自在に支持されている。また、ローラ支持ブラケット94のレール支持ローラ92の上方には、レール支持ローラ92に支持された可動レール90の下側の幅方向両側に延びる部分を上方から保持するためのレール保持ローラ95が設けられている。
以上のように構成された耐荷力性能試験車1において、道路上を走行する場合には、図1に示すように、フロントアウトリガ20、第1リアアウトリガ30、第2リアアウトリガ40を格納した状態とし、間隔調整機構50の伸縮ブーム51を全縮小状態とする。このとき、走行台車70に載置するウエイトW及びフロントアウトリガ20と第1及び第2リアアウトリガ30,40に取り付ける撓み量検出器100,110は、耐荷力性能試験車1に取り付けず、別途トラック等の車両によって搬送する。
橋梁の耐荷力を測定する試験を行う場合には、まず、試験の対象となる橋梁まで耐荷力性能試験車1を走行させ、耐荷力性能試験車1を、橋梁の橋脚の上方にフロントアウトリガ20が位置する箇所まで移動させる。このとき、走行台車70は、固定レール80の前端側に位置している。
次に、図2及び図3に示すように、走行台車70のウエイト載置部71aに必要な重さのウエイトWを載置するとともに、フロントアウトリガ20、第1リアアウトリガ30及び第2リアアウトリガ40をそれぞれ車体10の幅方向外側に張り出してフロントアウトリガ20及び第1及び第2リアアウトリガ30,40に撓み量検出器100,110を取り付け、フロントジャッキ23と第1リアジャッキ33または第2リアジャッキ43とによって4点で車体10を持ち上げた状態とする。
このとき、試験の対象となる橋梁の路面は、水平面状に形成されておらず傾斜面や凹凸部を有している場合がある。このため、車体10を持ち上げる場合には、フロントジャッキ23と第1リアジャッキ33または第2リアジャッキ43のそれぞれの伸縮長さを調整し、車体10の前後方向及び幅方向の傾きをなくすようにする。ここで、傾斜面や凹凸部を有している路面において車体10を持ち上げた場合には、フロントアウトリガ20が搖動することにより、各ジャッキ23,33,43を確実に接地させ、4点で車体10を支持する。各ジャッキ23,33,43に作用する荷重は、各ジャッキ23,33,43に設けられた荷重センサによって作業者による確認が可能である。
耐荷力を測定する試験は、ウエイトWを載置した走行台車70を接地している第1リアアウトリガ30または第2リアアウトリガ40の上方に移動させたときの車体10の傾きを撓み量検出器100,110によって計測することによって行う。橋梁の撓み量は、撓み量検出器100,110によって計測された車体10の傾きから算出される。
耐荷力を測定する試験において、耐荷力性能試験車1は、フロントジャッキ23と、設置している第1リアジャッキ33または第2リアジャッキ43と、の間の距離であるジャッキスパンSを第1所定範囲(Smin≦S≦Smax)内で任意のジャッキスパンSに設定することが可能である。
設定するジャッキスパンSが第1リアジャッキ33の移動範囲である第2所定範囲(Smin≦S≦S1)内である場合に、耐荷力性能試験車1は、フロントジャッキ23と第1リアジャッキ33の4点で車体10を持ち上げる。
このとき、耐荷力性能試験車1の前後方向の重心は、ジャッキスパンSを第2所定範囲内のいずれの位置に設定しても、常に前側の車輪13と後側の車輪13の間に位置している。このため、図6に示すように、全ての車輪13を接地させた状態で伸縮ブーム51のセカンドブーム51bを移動させてジャッキスパンSを設定する。
また、設定するジャッキスパンSが第2所定範囲(Smin≦S≦S1)よりも大きい第3所定範囲(S1<S≦Smax)内である場合に、耐荷力性能試験車1は、フロントジャッキ23と第2リアジャッキ43の4点で車体10を持ち上げる。
このとき、耐荷力性能試験車1の前後方向の重心は、第3所定範囲(S1<S≦Smax)内の中で、小さい範囲である第4所定範囲(S1<S≦S2)内でジャッキスパンSを設定する場合に、前側の車輪13と後側の車輪の間に位置している。このため、ジャッキスパンSを第4所定範囲(S1<S≦S2)内で設定する場合には、図7に示すように、全ての車輪13を接地させた状態で伸縮ブーム51のセカンドブーム51bと共にサードブーム51c及びトップブーム51dを移動させてジャッキスパンSを設定する。
しかし、第3所定範囲(S1<S≦Smax)内の中で、大きい範囲である第5所定範囲(S2<S≦Smax)内でジャッキスパンSを設定する場合には、耐荷力性能試験車1の前後方向の重心は、後側の車輪13に偏る。このため、ジャッキスパンSを第5所定範囲(S2<S≦Smax)内で設定する場合には、まず、伸縮ブーム51のセカンドブーム51bを最大限伸長方向に移動させて、フロントジャッキ23と第1リアジャッキ33の4点で車体10を持ち上げる。次に、車体10を持ち上げた状態でサードブーム51c及びトップブーム51dを移動させてジャッキスパンSを設定する。この場合には、ジャッキスパンSを設定した後に、第2リアジャッキ43を伸長させてから第1リアジャッキ33を縮小させることで、図8に示すように、フロントジャッキ23と第2リアジャッキ43の4点で車体10を持ち上げた状態とする。
また、ジャッキスパンSが最小(Smin)に設定されている場合には、固定レール80及び可動レール90が幅方向に重複して配置されている。このため、ジャッキスパンSが最小(Smin)の場合に、走行台車70は、図5に示すように、固定レール80の上面及び可動レール90の上面をそれぞれ第1走行ローラ72a及び第2走行ローラ72bが転動しながら走行する。
ジャッキスパンSが最小(Smin)以外に設定されている場合には、伸縮ブーム51の伸長によって可動レール90が後方に移動している。このため、車体10の前側には固定レール80のみが配置され、後側には可動レール90のみが配置され、前側と後側の間には固定レール80及び可動レール90が幅方向に重複して配置されている。
この場合、走行台車70は、固定レール80のみが配置されている部分において、固定レール80の上面を第1走行ローラ72aが転動しながら走行する。また、走行台車70は、固定レール80及び可動レール90が幅方向に重複している部分において、固定レール80の上面及び可動レール90の上面をそれぞれ第1走行ローラ72a及び第2走行ローラ72bが転動しながら走行する。さらに、走行台車70は、可動レール90のみが配置されている部分において、可動レール90の上面を第2走行ローラ72bが転動しながら走行する。
このように、本実施形態の耐荷力性能試験車によれば、車体10の前側の幅方向両側に設けられ、車体10の前側を持ち上げて支持するフロントジャッキ23と、車体10の後側の幅方向両側に設けられ、車体10の後側を持ち上げて支持する第1及び第2リアジャッキ33,43と、試験用のウエイトWを載置するためのウエイト載置部71aを有する走行台車70と、走行台車70が走行可能に設けられ、車体10の前後方向に延びる固定レール80と、固定レール80の幅方向に隣接して前後方向に延びるとともに、固定レール80に対して前後方向に移動自在に設けられ、走行台車70を固定レール80の前後方向の端部よりも前後方向の外側を走行させるための可動レール90と、を備えている。
これにより、一台の車両によって橋梁の種類や規模に応じた種々の耐荷力の測定試験を行うことができるので、試験を短時間で行うことが可能となり、試験の効率を向上させて橋梁の点検に要するコストの低減を図ることが可能となる。
また、フロントジャッキ23と第1及び第2リアジャッキ33,43の前後方向の間隔を調整するための間隔調整機構50を備え、可動レール90は、間隔調整機構50の動作に連動して前後方向に移動する。
これにより、専用の機構を必要とすることなく可動レール90を移動させることができるので、車両全体の軽量化を図るとともに、製造コストの低減を図ることが可能となる。
また、間隔調整機構50は、フロントジャッキ23に対して第1及び第2リアジャッキ33,43を前後方向に移動させるための複数のブーム部材51a〜dからなるテレスコープ式の伸縮ブーム51を有し、固定レール80は、伸縮ブーム51のベースブーム51aに固定され、可動レール90は、伸縮ブーム51のベースブーム51aに対して移動するトップブーム51dに連結されている。
これにより、固定レール80及び可動レール90をそれぞれ伸縮ブーム51に支持させることが可能となるので、車体10に対して専用の支持部材を必要とすることなく固定レール80及び可動レール90を車体10に取り付けることが可能となり、車両全体の軽量化を図るとともに、製造コストの低減を図ることが可能となる。
また、可動レール90を下方から支持するとともに、可動レール90を前後方向に案内するためのレール支持ローラ92を備えている。
これにより、可動レール90を、高さ位置を変えることなく前後方向に移動させることが可能となるので、走行台車70を円滑に前後方向に移動させることが可能となる。
また、走行台車70は、固定レール80上を走行するための第1走行ローラ72aと、第1走行ローラ72aと同軸状に設けられ、可動レール90上を走行するための第2走行ローラ72bと、を有している。
これにより、走行台車70を、車体10の幅方向に互いに隣り合う固定レール80上及び可動レール90上を同時に走行させることができるので、走行台車70の固定レール80上の走行と可動レール90上の走行との切り換えを円滑に行うことが可能となる。
また、第1走行ローラ72a及び第2走行ローラ72bの下方には、固定レール80に対する第1走行ローラ72a及び可動レール90に対する第2走行ローラ72bのそれぞれの脱輪を防止するための第1及び第2ガイドローラ72c,72dが設けられている。
これにより、走行台車70の固定レール80上の走行及び可動レール90上の走行のいずれにおいても、確実に走行台車70を車体10の前後方向に走行させることが可能となる。
尚、前記実施形態では、フロントジャッキ23に対して第1及び第2リアジャッキ33,43を伸縮ブーム51によってそれぞれ前後方向に移動させるようにしたものを示したが、第1及び第2リアジャッキ33,43をそれぞれ異なる移動機構によって移動させることも可能である。また、第1及び第2リアジャッキ33,43を移動させる機構としては、伸縮ブーム51に限られず、例えば、前後方向に延びるレールと、アウトリガが固定されたレールに沿って移動する部材とからなる機構であってもよい。
また、前記実施形態では、油圧式のシリンダやモータによって第1及び第2リアジャッキ33,43や走行台車70を移動させるものを示したが、例えば電動モータを用いてジャッキやウエイトを移動させるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、レール支持部としてのレール支持ローラ92によって可動レール90を車体10の前後方向に移動自在に支持するようにしたものを示したが、これに限られるものではない。例えば、可動レール90を摺動自在に支持する円滑なレール支持面を有するレール支持部によって、可動レール90を車体10の前後方向に移動自在に支持するようにしてもよい。また、可動レール90を支持する部材と可動レール90との間にスライドレール等の部材を介装することによって、可動レール90を車体10の前後方向に移動自在に支持するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、車体10として、シャシフレーム11の下面側の前側に1つの車軸が設けられ、シャシフレーム11の下面側の後側に2つの車軸が設けられた3軸車を示したが、前後両側にそれぞれ1つの車軸が設けられた2軸車や、4以上の車軸が設けられた車体に対しても本発明を適用することが可能である。
また、前記実施形態では、撓み量検出器100,110を、フロントアウトリガ20と第1及び第2リアアウトリガ30,40に対して着脱可能とし、車体10による走行時に別途搬送するものを示したが、これに限られるものではない。撓み量検出器は、車体10側の部材に対して一体に構成されていてもよい。この場合、撓み量検出器100,110は、別途搬送することなく、車体10と共に道路上を移動させることができる。
1…耐荷力性能試験車、10…車体、20…フロントアウトリガ、23…フロントジャッキ、30…第1リアアウトリガ、33…第1リアジャッキ、40…第2リアアウトリガ、43…第2リアジャッキ、50…間隔調整機構、51…伸縮ブーム、51a…ベースブーム、60…ウエイト移動機構、70…走行台車、71a…ウエイト載置部、72a…第1走行ローラ、72b…第2走行ローラ、72c…第1ガイドローラ、72d…第2ガイドローラ、80…固定レール、90…可動レール、92…レール支持ローラ。

Claims (6)

  1. 橋梁の耐荷力を測定する試験に用いられる耐荷力性能試験車であって、
    車体の前側の幅方向両側に設けられ、車体の前側を持ち上げて支持するフロントジャッキと、
    車体の後側の幅方向両側に設けられ、車体の後側を持ち上げて支持するリアジャッキと、
    試験用のウエイトを載置するウエイト載置部を有する走行台車と、
    走行台車が走行可能に設けられ、車体の前後方向に延びる固定レールと、
    固定レールの幅方向に隣接して前後方向に延びるとともに、固定レールに対して前後方向に移動自在に設けられ、走行台車を固定レールの前後方向の端部よりも前後方向の外側を走行させるための可動レールと、を備えた
    ことを特徴とする耐荷力性能試験車。
  2. フロントジャッキとリアジャッキの前後方向の間隔を調整する間隔調整機構を備え、
    可動レールは、間隔調整機構の動作に連動して前後方向に移動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の耐荷力性能試験車。
  3. 間隔調整機構は、フロントジャッキに対してリアジャッキを前後方向に移動させる複数のブーム部材からなるテレスコープ式の伸縮ブームを有し、
    固定レールは、伸縮ブームのベースブームに固定され、
    可動レールは、伸縮ブームのベースブームに対して移動するブーム部材に連結されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の耐荷力性能試験車。
  4. 可動レールを下方から支持するとともに、可動レールを前後方向に案内するレール支持部を備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の耐荷力性能試験車。
  5. 走行台車は、固定レール上を走行する固定レール走行ローラと、固定レール走行ローラと同軸状に設けられ、可動レール上を走行する可動レール走行ローラと、を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の耐荷力性能試験車。
  6. 固定レール走行ローラ及び可動レール走行ローラの下方には、固定レールに対する固定レール走行ローラ及び可動レールに対する可動レール走行ローラのそれぞれの脱輪を防止する脱輪防止部が設けられている
    ことを特徴とする請求項5に記載の耐荷力性能試験車。
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