JP2016171715A - 電気接続箱 - Google Patents

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Shinsuke Nagahama
慎介 長▲濱▼
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Yuki Fushimi
祐貴 伏見
亮平 廣永
Ryohei Hironaga
亮平 廣永
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Abstract

【課題】製造コストの増大を招くことなく作業効率及び接続信頼性が改善される電気接続箱を提供する。【解決手段】電気接続箱は、接続端子が取り付けられた基板と、前記基板の上に積層された少なくとも2枚の回路構成体と、前記基板と前記回路構成体の間に介在する第1の絶縁板と、前記回路構成体同士の間に介在する第2の絶縁板とを備える。また、前記第1の絶縁板又は前記第2の絶縁板には、前記基板の上面から最上の回路構成体の上面に至る厚肉部が形成され、前記接続端子は、前記厚肉部に挿通される。【選択図】図1

Description

この発明は、電気接続箱に関する。
配線パターンが共通化された内部回路を収容した電気接続箱が知られている。例えば、下記特許文献1には、接続端子が半田付けされたプリント配線基板と、このプリント配線基板の上に積層された2枚のバスバー(Bus Bar)と、プリント配線基板とバスバーの間に介在する第1の絶縁板と、バスバー同士の間に介在する第2の絶縁板と、これら構成を収容するケースを備えたプリント配線基板が開示されている。この電気接続箱においては、第1及び第2の絶縁板にそれぞれ接続端子挿通孔が形成されており、接続端子がこれら接続端子挿通孔に挿通される。
また、下記特許文献2には、端子台付きの基板実装端子を搭載したプリント配線基板と、バスバーと、プリント配線基板とバスバーの間に介在する絶縁板と、これら構成を収容するケースを備えたプリント配線基板が開示されている。
特許第5049648号公報 特開2004−48969号公報
上記特許文献1に開示された電気接続箱を組み立てる際には、第1及び第2の絶縁板にそれぞれ形成された接続端子挿通孔に、接続端子を挿通する。従って、第1及び第2の絶縁板に精度良く接続端子挿通孔を形成する必要が生じる。また、組み付けの際に、これら絶縁板を高精度に位置合わせする必要が生じ、作業効率の低下を招く。
また、上記特許文献2に開示された電気接続箱は、プリント配線基板に予め基板実装端子を搭載している。従って、上記組み付けの問題を生じない。しかしながら、この電気接続箱を製造する場合、予めプリント配線基板に基板実装端子を搭載しておく必要が生じる。従って、接続端子周辺が大型化したり、部品点数及び製造工程数の増大を招いてしまう。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消し、製造コストの増大を招くことなく作業効率が改善される電気接続箱を提供することを目的とする。
本発明に係る電気接続箱は、接続端子が取り付けられた基板と、前記基板の上に積層された少なくとも2枚の回路構成体と、前記基板と前記回路構成体の間に介在する第1の絶縁板と、前記回路構成体同士の間に介在する第2の絶縁板とを備える。また、前記第1の絶縁板又は前記第2の絶縁板には、前記基板の上面から最上の前記回路構成体の上面に至る厚肉部が形成され、前記接続端子は、前記厚肉部に挿通されている。尚、接続端子は、基板に半田付けされていても良い。
即ち、本発明に係る電気接続箱においては、第1の絶縁板及び第2の絶縁板の一方に上記厚肉部が形成され、接続端子はこの厚肉部に挿通される。従って、第1及び第2の絶縁板に形成される接続端子挿通孔の位置ずれを考慮する必要が無い。また、組み付けの際には接続端子と接続端子挿通孔との位置合わせを一度だけ行えば済むため、作業効率が大幅に改善される。更に、この電気接続箱は、例えば上記特許文献1に記載された電気接続箱と比較して、部品点数も製造工程数も増大していない。
また、従来、接続端子が基板に半田付けされている場合、組み付けの際に、接続端子を基板方向に押し込み、基板から引き離し、又はこじる方向に力がかかり、これによって半田部分への負荷が生じ、接続端子と基板上の配線との間で接続信頼性の低下を招く恐れがあった。しかしながら、本発明に係る電気接続箱においては、例えば接続端子を基板に半田付けした場合にも、組み付けに際して生じる半田部分への負荷が軽減されるため、接続端子と基板上の配線との接続信頼性も改善される。
本発明によれば、製造コストの増大を招くことなく作業効率及び接続信頼性が改善される電気接続箱を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る電気接続箱の全体構成を示す分解斜視図である。 同電気接続箱の模式的な断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電気接続箱の模式的な断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る電気接続箱の模式的な断面図である。
以下、添付の図面を参照して、この発明の実施の形態に係る電気接続箱を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電気接続箱の全体構成を示す分解斜視図であり、図2は、同電気接続箱の模式的な断面図である。本実施の形態に係る電気接続箱は、例えば電気接続箱の底面側に配置される下ケースハウジング1と、下ケースハウジング上に配置されるプリント配線基板2と、プリント配線基板2上に取り付けられる第1の絶縁板3と、第1の絶縁板3の上面に形成された凹部31aに嵌めこまれる第1のバスバー4と、第1の絶縁板3及び第1のバスバー4の上面に取り付けられる第2の絶縁板5と、第2の絶縁板5の上面に形成された凹部5aに嵌めこまれる第2のバスバー6と、下ケースハウジング1に取り付けられ、下ケースハウジング1と共に、プリント配線基板2、第1の絶縁板3、第1のバスバー4、第2の絶縁板5及び第2のバスバー6を収容する上ケースハウジング7を備える。
下ケースハウジング1は、底面に位置し、プリント配線基板2が搭載される底面部11と、底面部11の四辺から上方に延びる側壁部12とを備える。底面部11にはねじ穴111及び底面部11の上下面を貫通する複数の貫通孔が形成され、側壁部12には複数のロック機構121や嵌合ガイド機構123が形成されている。
プリント配線基板2には、上下面を貫通するボス貫通孔2aが形成されている。また、プリント配線基板2には、上方に延びる複数の接続端子21及びその他の端子が半田付けされている。
尚、接続端子21は電気接続箱の組み付け後に、図示しないコネクタ等に接続される端子であり、本実施の形態では、プリント配線基板2の端部に取り付けられ、その他の端子と比較して細く形成されている。そして本接続端子21のように、外力により、端子形状の変形(湾曲)や、プリント配線基板2との接続不良が生じやすい接続端子21が取り付けられている部分には、第1の絶縁板3の肉厚部32に宛がわれるように、プリント配線基板2と第1の絶縁板3が重ね合わされている。
第1の絶縁板3は板状に形成された絶縁体からなり、バスバー載置部31及びこのバスバー載置部31よりも厚く形成された厚肉部32を有する。バスバー載置部31の上面には、第1のバスバー4と同様の形状を有し、且つこの第1のバスバー4の厚みと同じ深さ以上の凹部31aが形成されている。
バスバー載置部31の凹部31aが形成されていない部分には、バスバー載置部31の上下面を貫通する複数の貫通孔及びボス貫通孔31dが形成されている。ボス貫通孔31dの配置はボス貫通孔2aの配置と対応しており、これらの内径は略一致する。
厚肉部32には、厚肉部32の上下面を貫通する接続端子挿通孔32aが形成されている。接続端子挿通孔32aの配置は、接続端子21の配置に対応している。また、接続端子挿通孔32aの形状及び大きさは、接続端子21の断面形状及び断面の大きさと略一致する。尚、接続端子挿通孔32aは、他の貫通孔と比較して、狭く形成されている。
複数の第1のバスバー4は、1枚目の回路構成体を構成する。第1のバスバー4は、それぞれ金属等の導電体からなる板であり、配線部及び複数の端子を備える。
第2の絶縁板5は板状に形成された絶縁体からなり、長手方向の長さは第1の絶縁板3のバスバー載置部31の長手方向の長さと、短手方向の長さは第1の絶縁板3の短手方向の長さと略一致する。また、第2の絶縁板5の厚みは、第1の絶縁板3の厚肉部32の厚みとバスバー載置部31の厚みの差と略一致する。第2の絶縁板5の上面には、第2のバスバー6と同様の形状を有し、且つこの第2のバスバー6と同じ深さ以上の凹部5aが形成されている。また、凹部5aの一部には、第2のバスバー6の位置決め用の突起である係止凸部51が形成されている。
第2の絶縁板5の凹部5aが形成されていない部分には、第2の絶縁板5の上下面を貫通する複数の貫通孔及びボス貫通孔5dが形成されている。ボス貫通孔5dの配置はプリント配線基板2のボス貫通孔2aの配置と対応しており、これらの内径は略一致する。
複数の第2のバスバー6は、2枚目の回路構成体を構成する。第2のバスバー6は、それぞれ金属等の導電体からなる板であり、配線部及び複数の端子を備える。また、上記係止凸部51と対応する位置には、第2のバスバー6の上下面を貫通する係止凸部挿入孔61aが形成されている。
上ケースハウジング7は、上面に位置する上面部71と、上面部71の四辺から下方に延びる側壁部72とを備える。上面部71の接続端子21に対応する位置には、上面部71の上面から上方に延びるハウジングと、このハウジングに囲まれた領域に形成され、上面部71の上下面を貫通する貫通孔からなる第1のコネクタ形成部71aが形成されている。また、上面部71のその他の端子に対応する位置にも、それぞれ上面部71の上下面を貫通する貫通孔を有するコネクタ形成部が形成されている。更に、上ケースハウジング7の下面には、ボス71dが形成されている。側壁部72には複数のロック機構721や嵌合ガイド機構723が形成されている。
上述の各構成は、種々の方法によって組み付けることが可能である。以下、このような方法の一例を示す。
先ず、下ケースハウジング1の底面部11上にプリント配線基板2を載置する。次に、プリント配線基板2上に第1の絶縁板3を組み付ける。この際、接続端子21が接続端子挿通孔32aに挿通する。次に、第1の絶縁板3のバスバー載置部31に形成された凹部31aに第1のバスバー4を嵌めこむ。次に、バスバー4が取り付けられたバスバー載置部31の上に、第2の絶縁板5を取り付ける。次に、第2の絶縁板5の凹部5aに第2のバスバー6を嵌めこむ。この際、凹部5a内に形成された係止凸部51がバスバー6の係止孔61aに挿入される。
次に、上ケースハウジング7を下ケースハウジングに組み付ける。この際、ボス71dがボス貫通孔5d、31d及び2aに貫通され、ボス71dの先端がねじ穴111に当接する。また、ねじ穴111及びボス71dには、ねじ8が螺合される。
また、接続端子21が第1のコネクタ形成部71aの貫通孔に貫通され、第1のコネクタ形成部71aと共に第1のコネクタを構成する。また、その他の端子は他のコネクタ形成部の貫通孔に貫通され、このコネクタ形成部と共に他のコネクタを構成する。
本実施の形態に係る電気接続箱においては、第1の絶縁板3に厚肉部32が形成され、接続端子21はこの厚肉部32に形成された接続端子挿通孔32aに挿通される。従って、複数の絶縁板に形成される接続端子挿通孔の位置ずれを考慮する必要が無く、作業効率の大幅な改善が期待される。また、組み付けの際には接続端子21と接続端子挿通孔32aとの位置合わせを一度だけ行えば済むため、作業効率が大幅に改善される。更に、この電気接続箱は、例えば上記特許文献1に記載された電気接続箱と比較して、部品点数も製造工程数も増大していない。また、本実施の形態に係る電気接続箱においては、接続端子21がプリント配線基板2に半田付けされているが、組み付けに際して生じる半田部分への負荷が比較的少ないため、接続端子21とプリント配線基板2上の配線との接続信頼性も改善される。
[第2の実施の形態]
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る電気接続箱の模式的な断面図である。本実施の形態に係る電気接続箱は、基本的には第1の実施の形態に係る電気接続箱と同様に構成されているが、第1の絶縁板33及び第2の絶縁板52の構成が異なる。即ち、本実施の形態においては、第1の絶縁板33に厚肉部が設けられておらず、第2の絶縁板52に厚肉部54が設けられている。
そして本実施の形態でも、プリント配線基板2に取り付けられた複数の接続端子のうち、外力により、端子形状の変形(湾曲)や、プリント配線基板2との接続不良が生じやすい接続端子21が取り付けられている部分には、第2の絶縁板52の肉厚部54が宛がわれるように、プリント配線基板2と第2の絶縁板52が重ね合わされている。
本実施の形態において、第1の絶縁板33には厚肉部が設けられていない。従って、本実施の形態に係る第1の絶縁板33は、第1の実施の形態に係る第1の絶縁板3のバスバー載置部31と同様に構成される。
また、本実施の形態に係る第2の絶縁板52は板状に形成された絶縁体からなり、バスバー載置部53及びこのバスバー載置部53よりも厚く形成された厚肉部54を有する。バスバー載置部53は、第1の実施の形態に係る第2の絶縁板5と同様に構成される。厚肉部54には、厚肉部54の上下面を貫通する接続端子挿通孔54aが形成されている。接続端子挿通孔54aの配置は、接続端子21の配置に対応している。また、接続端子挿通孔54aの形状及び大きさは、接続端子21の断面形状及び断面の大きさと略一致する。尚、接続端子挿通孔54aは、他の貫通孔と比較して、狭く形成されている。
本実施の形態に係る電気接続箱の各構成は、種々の方法によって組み付けることが可能である。以下、このような方法の一例を示す。
先ず、上ケースハウジング7に第2のバスバー6を組み付ける。即ち、上ケースハウジング7を上下逆に配置し、更に第2のバスバー6を上下逆に配置して上方から上ケースハウジング7に対向させ、この状態から第2のバスバー6を下方に押圧する。
次に、上ケースハウジング7及び第2のバスバー6に、第2の絶縁板52を組み付ける。即ち、第2の絶縁板52を上下逆に配置して上方から上ケースハウジング7及び第2のバスバー6に対向させ、この状態から第2の絶縁板52を下方に押圧する。この際、ボス71dがボス貫通孔5dに貫通される。また、凹部5aに第2のバスバー6が嵌合される。
次に、上ケースハウジング7、第2のバスバー6及び第2の絶縁板52に、第1のバスバー4を組み付ける。即ち、第1のバスバー4を上下逆に配置して上方から第2の絶縁板52に対向させ、この状態から第1のバスバー4を下方に押圧する。
次に、上ケースハウジング7、第2のバスバー6、第2の絶縁板52及び第1のバスバー4に、第1の絶縁板33を組み付ける。即ち、第1の絶縁板33を上下逆に配置して上方から第1のバスバー4及び第2の絶縁板52に対向させ、この状態から第1の絶縁板33を下方に押圧する。この際、ボス71dがボス貫通孔31dに貫通される。また、第1のバスバー4が凹部31aに嵌合される。
次に、上ケースハウジング7、第2のバスバー6、第2の絶縁板52、第1のバスバー4及び第1の絶縁板33に、プリント配線基板2を組み付ける。即ち、プリント配線基板2を上下逆に配置して上方から第1の絶縁板33に対向させ、この状態からプリント配線基板2を下方に押圧する。この際、ボス71dがボス貫通孔2aに貫通される。また、接続端子21が接続端子挿通孔54a及び第1のコネクタ形成部71aの貫通孔に挿通され、第1のコネクタ形成部71aと共に第1のコネクタを構成する。その他の端子も他のコネクタ形成部と共にコネクタを構成する。
次に、上ケースハウジング7、第2のバスバー6、第2の絶縁板52、第1のバスバー4、第1の絶縁板33及びプリント配線基板2に、下ケースハウジング1を組み付ける。即ち、下ケースハウジング1を上下逆に配置して上方から上ケースハウジング7及びプリント配線基板2に対向させ、この状態から下ケースハウジング1を下方に押圧する。この際、側壁部72が側壁部12に挿入される。また、ボス71dがねじ穴111に当接する。次に、ねじ8をねじ穴111及びボス71dに螺合する。
本実施の形態に係る電気接続箱は、第1の実施の形態に係る電気接続箱と同様の効果を奏することが可能である。また、本実施の形態に係る電気接続箱においては、第1のコネクタ形成部71a及びその他のコネクタ形成部によって各端子の位置決めを行い、ボス71dによってプリント配線基板2、第1の絶縁板33及び第2の絶縁板52の位置決めを行う。ここで、本実施の形態においては、上ケースハウジング7に、各構成を順次組み付けている。従って、より簡便に各構成間の位置決めを行う事が可能である。更に、本実施の形態においては、第2の絶縁板52に厚肉部54が設けられている。即ち、第1のバスバー4及び第1の絶縁板33を組み付ける際に、第2の絶縁板52の裏面を視認可能である。従って、この際の作業効率を向上させることが可能である。
[第3の実施の形態]
図4は、本発明の第3の実施の形態に係る電気接続箱の模式的な断面図である。本実施の形態に係る電気接続箱は、基本的には第1の実施の形態に係る電気接続箱と同様に構成されているが、接続端子23の配置が異なる。尚、本実施の形態に係る電気接続箱は、第1の実施の形態と同様の方法によって組み付けることが可能であり、第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
即ち、本実施の形態に係るプリント配線基板22は、基本的には第1の実施の形態に係るプリント配線基板2と同様に構成されているが、プリント配線基板22の端部でなく、中心部分に接続端子23が取り付けられている。
本実施の形態に係る第1の絶縁板34は、基本的には第1の実施の形態に係る第1の絶縁板3と同様に形成されているが、以下の点において異なる。即ち、本実施の形態においては、厚肉部36が第1の絶縁板34の中心部分に位置する。従って、バスバー載置部35は、厚肉部36を取り囲むように、または厚肉部36を介して一対形成される。
本実施の形態に係る第1のバスバー42は、基本的には第1の実施の形態に係る第1のバスバー4と同様に形成されているが、中心部分を避けるように形成されている点において異なる。
本実施の形態に係る第2の絶縁板56は、基本的には第1の実施の形態に係る第2の絶縁板5と同様に形成されているが、以下の点において異なる。即ち、第2の絶縁板56は、バスバー載置部35と同様の形状及び大きさを有する板状に形成された絶縁体からなる。従って、バスバー載置部35が厚肉部36を取り囲むように形成されている場合には、中心部に厚肉部36の形状及び大きさと略一致する貫通孔を有する板状に形成され、バスバー載置部35が厚肉部36を介して一対形成されている場合には、一対形成される。
本実施の形態に係る第2のバスバー62は、基本的には第1の実施の形態に係る第2のバスバー6と同様に形成されているが、中心部分を避けるように形成されている点において異なる。
本実施の形態に係る上ケースハウジング72は、基本的には第1の実施の形態に係る上ケースハウジング7と同様に形成されているが、第1のコネクタ形成部73aが、上面部73の接続端子23に対応する部分、即ち中心部分に形成されている点において異なる。
[その他の実施の形態]
第3の実施の形態に係る電気接続箱は、第1の実施の形態に係る電気接続箱において、接続端子21の配置を変更することによって構成されていたが、第2の実施の形態に係る電気接続箱において、接続端子21の配置を変更し、これによって電気接続箱を構成することも可能である。
また、上記各実施の形態においては、基板としてプリント配線基板を採用していたが、基板には必ずしも配線が形成されている必要は無い。また、上記各実施の形態においては、回路構成体として第1及び第2のバスバーを採用していたが、回路構成体として、例えば配線板やプリント配線基板等を採用することも可能である。更に、下ケースハウジング及び上ケースハウジングに形成されたロック機構や嵌合ガイド機構の構造、種類及び配置等は、適宜変更可能であり、ケースハウジングの構造等も適宜変更可能である。
更に、上記各実施の形態においては、第1の絶縁板の上面に第1のバスバーの配線部と同様の形状及び深さを有する凹部が形成されており、第2の絶縁板の上面に第2のバスバーの配線部と同様の形状及び深さを有する凹部が形成されていた。しかしながら、例えば上ケースハウジングを上下逆に配置し、この上ケースハウジングに各構成を順次組み付ける場合には、例えば第2の絶縁板の下面に第1のバスバーの配線部と同様の形状及び深さを有する凹部を形成することも可能である。
1…下ケースハウジング、2…プリント配線基板、3…第1の絶縁板、4…第1のバスバー、5…第2の絶縁板、6…第2のバスバー、7…上ケースハウジング、11…底面部、12…側壁部、21…接続端子、2a…ボス貫通孔、31…バスバー載置部、31a…凹部、31d…ボス貫通孔、32…厚肉部、32a…接続端子挿通孔、41…配線部、51…係止凸部、5a…凹部、5d…ボス貫通孔、61…配線部、71…上面部、72…側壁部、111…ねじ穴、121…ロック機構、123…嵌合ガイド機構、61a…係止孔、71a…第1のコネクタ形成部、71d…ボス、721…ロック機構、723…嵌合ガイド機構。

Claims (2)

  1. 接続端子が取り付けられた基板と、
    前記基板の上に積層された少なくとも2枚の回路構成体と、
    前記基板と前記回路構成体の間に介在する第1の絶縁板と、
    前記回路構成体同士の間に介在する第2の絶縁板と
    を備え、
    前記第1の絶縁板又は前記第2の絶縁板には、前記基板の上面から最上の前記回路構成体の上面に至る厚肉部が形成され、
    前記接続端子は、前記厚肉部に挿通されている
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記接続端子は、前記基板に半田付けされている
    ことを特徴とする請求項1記載の電気接続箱。
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