JP2016170900A - 電極積層装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】積層工程を高速化できる電極積層装置を提供する。【解決手段】電極積層装置1は、所定の第1供給位置P1において供給される第1電極要素10、及び所定の第2供給位置P2において供給される第2電極要素20を搬送し、所定の積層位置Sにおいて交互に積層する。電極積層装置1は、複数の第1搬送部34が第1供給位置P1上及び積層位置S上を通過するように第1軸部32が回転する第1回転ピッカー30と、複数の第2搬送部44が第2供給位置P2上及び積層位置S上を通過するように第2軸部42が回転する第2回転ピッカー40と、第1及び第2軸部32,42の回転を制御する回転制御手段と、を備える。回転制御手段は、第1及び第2搬送部34,44が積層位置S上を交互に通過するように、第1及び第2軸部32,42の回転を制御する。【選択図】図1
Description
本発明は、電極積層装置に関する。
例えば、下記特許文献1には、所定の正極供給位置において供給される正極、及び所定の負極供給位置において供給される負極を搬送し、所定の積層位置において交互に積層する電極積層装置が開示されている。この電極積層装置は、2つの搬送部が設けられた揺動軸を有する揺動ピッカーを備えている。揺動軸の揺動(一方向及び他方向への回転の繰り返し)により、一方の搬送部が正極供給位置上に位置し、他方の搬送部が積層位置上に位置する第1状態と、一方の搬送部が積層位置上に位置し、他方の搬送部が負極供給位置上に位置する第2状態とが切り替わる。第1状態において、一方の搬送部による正極の保持作業、及び他方の搬送部による負極の積層作業が行われ、第2状態において、一方の搬送部による正極の積層作業、及び他方の搬送部による負極の保持作業が行われる。第1及び第2状態が交互に切り替わり、保持作業及び積層作業が繰り返し行われることで、正極及び負極が積層位置において交互に積層される。
上記特許文献1の電極積層装置では、第1及び第2状態の切り替えの際、2つの搬送部が必ず同時に移動する。このため、積層工程においては、第1状態における作業工程、第1状態から第2状態への切り替え工程、第2状態における作業工程、及び第2状態から第1状態への切り替え工程の各工程が、前工程の完了を待って、順次行われる必要があった。したがって、積層工程の高速化に関して改善の余地があった。
本発明は、積層工程を高速化できる電極積層装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る電極積層装置は、所定の第1供給位置において供給される第1電極要素、及び所定の第2供給位置において供給される第2電極要素を搬送し、所定の積層位置において交互に積層する電極積層装置であって、複数の第1搬送部が設けられた第1軸部を有し、複数の第1搬送部が第1供給位置上及び積層位置上を通過するように第1軸部が回転する第1回転ピッカーと、複数の第2搬送部が設けられた第2軸部を有し、複数の第2搬送部が第2供給位置上及び積層位置上を通過するように第2軸部が回転する第2回転ピッカーと、第1及び第2軸部の回転を制御する回転制御手段と、を備え、回転制御手段は、第1及び第2搬送部が積層位置上を交互に通過するように、第1及び第2軸部の回転を制御する。
この電極積層装置では、第1回転ピッカーの複数の第1搬送部が第1電極要素を第1供給位置から積層位置まで搬送すると共に、第2回転ピッカーの複数の第2搬送部が第2電極要素を第2供給位置から積層位置まで搬送する。そして、第1及び第2搬送部が積層位置上を交互に通過し、積層位置において第1及び第2電極要素を交互に積層する。第1回転ピッカーの第1軸部と第2回転ピッカーの第2軸部とを互いに独立して回転させることができるので、第1及び第2軸部の一方が停止している間に他方を回転させることができる。このため、積層工程の一部を並行して行うことができ、積層工程を高速化することが可能となる。例えば、第1軸部が停止し、第1搬送部が第1電極要素の保持作業又は積層作業を行っている間に、第2軸部を回転させ、第2搬送部を予め移動させておくことができる。上記のように、この電極積層装置によれば、積層工程を高速化することが可能となる。
また、回転制御手段は、第1及び第2軸部の一方が停止している間に他方を回転させると共に、他方が停止している間に一方を回転させるように、第1及び第2軸部を制御してもよい。この場合、一方が停止している間に他方が移動すると共に、他方が停止している間に一方が移動することから、積層工程を更に高速化することが可能となる。
また、所定の第3供給位置において第3電極要素が供給され、複数の第3搬送部が設けられた第3軸部を有し、複数の第3搬送部が第3供給位置上及び積層位置上を通過するように第3軸部が回転する第3回転ピッカーを更に備え、回転制御手段は、第1搬送部が積層位置上を通過した後、第2搬送部が積層位置上を通過する前に、第3搬送部が積層位置上を通過すると共に、第2搬送部が積層位置上を通過した後、第1搬送部が積層位置上を通過する前に、第3搬送部が積層位置上を通過するように、第1〜第3軸部の回転を制御してもよい。このようにすれば、第1及び第2電極要素の間に第3電極要素を更に積層する場合にも、積層工程の高速化を図ることができる。例えば、第1電極要素を負極とし、第2電極要素を正極とし、第3電極要素をセパレータとすれば、セパレータによって正極が挟まれた電極組立体が得られる。
また、第3搬送部の配置数は、第1及び第2搬送部の配置数よりも多くなっていてもよい。第3回転ピッカーを用いる場合、第3搬送部の積層位置上の通過頻度を、第1及び第2搬送部の積層位置上の通過頻度よりも多くする必要がある。この点、この電極積層装置では、第3搬送部の配置数を第1及び第2搬送部の配置数よりも多くすることによって、第3搬送部の積層位置上の通過頻度を、第1及び第2搬送部の通過頻度よりも多くすることができる。
また、複数の第3回転ピッカーを備え、第3搬送部は、側方から見て、第1及び第2搬送部と重ならない高さに配置されていてもよい。この電極積層装置では、複数の第3回転ピッカーを用いることによって、第3搬送部が積層位置上を通過する頻度を、第1及び第2搬送部が積層位置上を通過する頻度よりも多くすることができる。ただし、複数の第3回転ピッカーを用いる場合、各軸部の回転中に各搬送部同士が接触しないようにすることが難しくなる。この点、この電極積層装置では、側方から見て、第3搬送部が第1及び第2搬送部と重ならない高さに配置されているので、各軸部の回転中に各搬送部同士が接触することを回避できる。
本発明によれば、積層工程を高速化できる電極積層装置を提供できる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、以下の説明において、「上」、「下」等の方向は、図面に示される状態に基づいており、便宜的なものである。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る電極積層装置1の概略的な平面図であり、図2は、図1の電極積層装置1の側面図である。電極積層装置1は、負極を構成する第1電極要素10、及び正極を構成する第2電極要素20を交互に積層するための装置である。電極積層装置1は、例えば台座2(図2)上に設けられており、台座2上に設けられた積層ステージ4上に各電極要素10,20を積層する。電極積層装置1により、各電極要素10,20が交互に積層された電極組立体が製造される。この電極組立体は、金属製の筐体内に収容されて電池セルを構成する。電池セルとしては、例えばリチウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池が挙げられる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電極積層装置1の概略的な平面図であり、図2は、図1の電極積層装置1の側面図である。電極積層装置1は、負極を構成する第1電極要素10、及び正極を構成する第2電極要素20を交互に積層するための装置である。電極積層装置1は、例えば台座2(図2)上に設けられており、台座2上に設けられた積層ステージ4上に各電極要素10,20を積層する。電極積層装置1により、各電極要素10,20が交互に積層された電極組立体が製造される。この電極組立体は、金属製の筐体内に収容されて電池セルを構成する。電池セルとしては、例えばリチウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池が挙げられる。
第1電極要素10は、負極を構成する要素である。第1電極要素10は、台座2上に設けられた第1コンベア6によって図1中の方向D1へ順次運搬され、第1コンベア6上の第1供給位置P1において電極積層装置1に供給される。第1電極要素10は、例えば長方形状(矩形状)の金属箔12である。なお、金属箔12は、後述する第2電極要素20を構成する金属箔22と異なり、セパレータによって包まれていない。
金属箔12は、例えば銅箔等である。金属箔12の両面には、負極活物質層が設けられている。負極活物質層は、例えば負極活物質及びバインダを含んで構成されている。負極活物質としては、例えば、黒鉛、高配向性グラファイト、メソカーボンマイクロビーズ、ハードカーボン、及びソフトカーボン等のカーボン、リチウム、ナトリウム等のアルカリ金属、金属化合物、SiOx(0.5≦x≦1.5)等の金属酸化物、並びに、ホウ素添加炭素等が挙げられる。また、金属箔12は、長辺から突出するタブ部14を有している。タブ部14には、負極活物質層が設けられていない。タブ部14は、電池セルを構成する負極端子との電気的な接続のために設けられている。
第2電極要素20は、例えば正極を構成する要素である。第2電極要素20は、台座2上に設けられた第2コンベア8によって方向D1へ順次運搬され、第2コンベア8上の第2供給位置P2において電極積層装置1に順次供給される。第2電極要素20は、例えば、セパレータ26によって包まれた長方形状(矩形状)の金属箔22である。なお、図1中に例示された1つのセパレータ26を除き、各図においてセパレータ26の図示は省略されている。
金属箔22は、例えばアルミニウム箔等である。金属箔22の両面には、正極活物質層が設けられている。正極活物質層は、例えば正極活物質及びバインダを含んで構成されている。正極活物質としては、例えば、複合酸化物、金属リチウム、及び硫黄等が挙げられる。複合酸化物は、例えば、マンガン、ニッケル、コバルト、及びアルミニウムの少なくとも1つと、リチウムとを含むものが挙げられる。また、金属箔22は、長辺から突出するタブ部24を有している。タブ部24には、正極活物質層が設けられていない。タブ部24は、電池セルを構成する正極端子との電気的な接続のために設けられている。
セパレータ26は、例えば袋状をなしている。セパレータ26は、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルム、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、メチルセルロース等からなる織布、又は不織布等から形成されている。タブ部24は、セパレータ26から突出している。
電極積層装置1は、第1回転ピッカー30及び第2回転ピッカー40を備えている。第1回転ピッカー30は、台座2上に設けられた回転可能な第1軸部32と、第1軸部32に設けられた複数の(この例では、4つ。)第1搬送部34と、を有している。第2回転ピッカー40は、台座2上に設けられた回転可能な第2軸部42と、第2軸部42に設けられた複数の(この例では、4つ。)第2搬送部44と、を有している。電極積層装置1は、各軸部32,42を回転させることで、各電極要素10,20を各搬送部34,44によって搬送し、所定の積層位置Sにおいて交互に積層する。
まず、第1回転ピッカー30について説明する。第1軸部32は、例えば円柱状をなしており、基端において台座2に回転可能に接続されている。第1軸部32は、例えば台座2内に設けられたモータである第1動力部52の動力により、中心軸C1を中心として方向D2へ時計回りに回転する。
第1搬送部34は、第1アーム部36、第1伸縮部37、及び第1保持部38を含んでいる。第1アーム部36は、例えば四角柱状をなしており、第1軸部32の先端側の外周面から延びている。具体的には、第1アーム部36は、第1軸部32と直角をなすように、第1軸部32の半径方向外側へ延びている。4つの第1アーム部36は、互いに直角をなすように、第1軸部32の周方向において等間隔に配置されている。
第1伸縮部37は、例えば円筒状をなしており、第1アーム部36の先端側の下面に設けられている。第1伸縮部37における第1アーム部36と反対側の端部は、第1保持部38に接続されている。第1伸縮部37は、伸縮構造を有しており、第1伸縮部37の上下方向の長さは可変となっている。これにより、第1保持部38が、少なくとも図2中に実線で示す待機位置と破線で示す作業位置との間で上下方向に移動可能となっている。
第1保持部38は、例えば底面が長方形状である箱状をなしている。第1保持部38は、例えば、下面に設けられた吸着孔に生じる負圧によって第1電極要素10を吸着することにより、第1電極要素10を保持する。第1保持部38は、第1軸部32が回転することで、第1軸部32の中心軸C1を中心とする円周上を移動し、第1供給位置P1上及び積層位置S上を通過する。このとき、第1保持部38は、例えば待機位置に位置付けられた状態で移動する。したがって、4つの第1保持部38は、第1軸部32の回転中に、互いに同一の平面上に位置する。
第1保持部38は、第1供給位置P1において、待機位置から作業位置まで移動し、第1電極要素10を保持する保持作業を行う。また、第1保持部38は、積層位置Sにおいて、待機位置から作業位置まで移動し、第1電極要素10の保持を解除する(解放する)積層作業を行う。これにより、積層ステージ4上に先に載置されている第2電極要素20の上に、第1電極要素10が積層される。または、積層ステージ4上に第2電極要素20が先に載置されていない場合には、積層ステージ4上に第1電極要素10が載置される。
続いて、第2回転ピッカー40について説明する。第2回転ピッカー40は、第2軸部42が中心軸C2を中心として方向D2と反対の方向D3へ反時計回りに回転する点を除き、第1回転ピッカー30と同様に構成されている。つまり、第2回転ピッカー40は、第1軸部32、第1動力部52、第1搬送部34、第1アーム部36、第1伸縮部37、及び第1保持部38のそれぞれに対応する第2軸部42、第2動力部54、第2搬送部44、第2アーム部46、第2伸縮部47、及び第2保持部48を有している。なお、図2では、第2搬送部44、第2アーム部46、第2伸縮部47、及び第2保持部48は、破線によって仮想的に示されている。図2に示されるように、各保持部38,48の台座2からの高さは、互いに同一となっている。これにより、各保持部38,48は、各軸部32,42の回転中に、互いに同一の平面上に位置するようになっている。
電極積層装置1は、制御部60(回転制御手段)を更に備えている。制御部60は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read OnlyMemory)、RAM(Random Access Memory)を含むコンピュータにより構成されている。制御部60は、各動力部52,54を制御することにより、各軸部32,42の回転を制御する。つまり、制御部60は、各軸部32,42の回転を制御する回転制御手段として機能する。また、制御部60は、各コンベア6,8、各伸縮部37,47、及び各保持部38,48等を制御する。
電極積層装置1の動作について説明する。以下では、図1に示されるように第1搬送部34が第1供給位置P1上及び積層位置S上に位置する状態を第1状態とし、図3に示されるように第2搬送部44が第2供給位置P2上及び積層位置S上に位置する状態を第2状態とする。図3は、図1から各軸部32,42が45度回転した状態の図である。第1及び第2状態では、各軸部32,42は停止している。各軸部32,42が同時に回転することにより、第1状態と第2状態とが交互に切り替わる。各軸部32,42は、互いに同一の回転速度で、等速で回転する。第1軸部32の回転角度と第2軸部42の回転角度は、常に45度ずれている。以下では、4つの第1搬送部34を、図1において第1供給位置P1上に位置しているものから、方向D2へ向かう順に、第1搬送部34A、第1搬送部34B、第1搬送部34C、第1搬送部34Dとする。また、同様に、4つの第2搬送部44を、図3において第2供給位置P2上に位置しているものから、方向D3へ向かう順に、第2搬送部44A、第2搬送部44B、第2搬送部44C,第2搬送部44Dとする。
電極積層装置1による積層工程に含まれる一連の処理を説明する。まず、制御部60は、各回転ピッカー30,40を第1状態とする。このとき、第1搬送部34B,34Cが第1電極要素10を保持しており、第2搬送部44B,44Cが第2電極要素20を保持している。次いで、制御部60は、第1搬送部34Aの第1保持部38を待機位置から作業位置まで移動させ、第1搬送部34Aに第1電極要素10の保持作業を行わせる。保持作業の完了後には、第1搬送部34Aの第1保持部38を待機位置まで復帰させる。また、制御部60は、これと同時に(並行して)、第1搬送部34Cの第1保持部38を待機位置から作業位置まで移動させ、第1搬送部34Cに第1電極要素10の積層作業を行わせる。積層作業の完了後には、第1搬送部34Cの第1保持部38を待機位置まで復帰させる。
次に、制御部60は、各軸部32,42を45度回転させ、各回転ピッカー30,40を第2状態とする。このとき、第1搬送部34A,34Bが第1電極要素10を保持しており、第2搬送部44B,44Cが第2電極要素20を保持している。次いで、制御部60は、第2搬送部44Aの第2保持部48を待機位置から作業位置まで移動させ、第2搬送部44Aに第2電極要素20の保持作業を行わせる。保持作業の完了後には、第2搬送部44Aの第2保持部48を待機位置まで復帰させる。また、制御部60は、これと同時に(並行して)、第2搬送部44Cの第2保持部48を待機位置から作業位置まで移動させ、第2搬送部44Cに第1電極要素10の積層作業を行わせる。積層作業の完了後には、第2搬送部44Cの第2保持部48を待機位置まで復帰させる。
その後、制御部60は、各軸部32,42を45度回転させ、各回転ピッカー30,40を第1状態とし、上記の場合と同様に、第1搬送部34Dに第1電極要素10の保持作業を行わせると共に、第1搬送部34Bに第1電極要素10の積層作業を行わせる。このように、制御部60は、各搬送部34,44が積層位置S上を交互に通過するように、各軸部32,42の回転を制御する。なお、制御部60は、第1コンベア6を駆動させることにより、第1搬送部34Dによる第1電極要素10の保持作業の前までに、第1電極要素10を第1供給位置P1に位置付けておく。この点は、第2コンベア8についても同様である。
これ以降、これらの一連の処理が繰り返されて第1及び第2状態が交互に切り替わり、保持作業及び積層作業が繰り返し行われることで、各電極要素10,20が積層位置において交互に積層され、電極組立体が製造される。
以上説明した電極積層装置1の作用効果を説明する。例えば、電極積層装置1と比較される構成として、供給位置と積層位置との間を往復移動する1つの搬送部によって、供給位置から積層位置まで電極要素を搬送する構成が考えられる。この構成では、供給位置から積層位置まで電極要素を搬送した後、積層位置から供給位置まで復帰するための移動が必要となることから、積層工程の高速化に関して改善の余地がある。これに対して、電極積層装置1では、第1回転ピッカー30の複数の第1搬送部34が第1電極要素10を第1供給位置P1から積層位置Sまで搬送すると共に、第2回転ピッカー40の複数の第2搬送部44が第2電極要素20を第2供給位置P2から積層位置Sまで搬送する。そして、各搬送部30,40が積層位置S上を交互に通過し、積層位置Sにおいて各電極要素10,20を交互に積層する。複数の各搬送部34,44を有する各回転ピッカー30,40によって積層工程を行うことから、一の搬送部34,44が各供給位置P1,P2から積層位置Sまで移動している間に、他の搬送部34,44が積層位置Sから各供給位置P1,P2へ移動することとなる。これにより、上記した構成と比較して積層工程が効率化される。したがって、電極積層装置1によれば、積層工程を高速化することができ、生産効率を向上することが可能となる。
[第1変形例]
図4は、第1変形例の概略的な平面図である。第1変形例は、電極積層装置1の構造については上述の第1実施形態と同じであり、制御方法のみが異なるため、以下では制御方法について詳述する。図4に示されるように、第1変形例では、制御部60は、第1軸部32を停止させ、第1搬送部34A,34Cに第1電極要素10の保持作業又は積層作業を行わせている間に、第2軸部42を回転させ、第2搬送部44を予め移動させておく。つまり、第1軸部32の停止中に、第2搬送部44Cが積層位置Sの直前の位置に位置付けられると共に、第2搬送部44Aが第2供給位置P2の直前の位置に位置付けられるように、第2軸部42を回転させておく。この場合、次工程において第2軸部42を回転させる角度が小さくなり、短い時間で第2搬送部44A,Cを第2供給位置P2上及び積層位置S上まで移動させることができる。このように、電極積層装置1では、第1回転ピッカー30の第1軸部32と第2回転ピッカー40の第2軸部42とを互いに独立して回転させるので、各軸部32,42の一方が停止している間に他方を回転させることができる。このため、積層工程の一部を独立(並行)して行うことができ、積層工程を高速化することが可能となる。
図4は、第1変形例の概略的な平面図である。第1変形例は、電極積層装置1の構造については上述の第1実施形態と同じであり、制御方法のみが異なるため、以下では制御方法について詳述する。図4に示されるように、第1変形例では、制御部60は、第1軸部32を停止させ、第1搬送部34A,34Cに第1電極要素10の保持作業又は積層作業を行わせている間に、第2軸部42を回転させ、第2搬送部44を予め移動させておく。つまり、第1軸部32の停止中に、第2搬送部44Cが積層位置Sの直前の位置に位置付けられると共に、第2搬送部44Aが第2供給位置P2の直前の位置に位置付けられるように、第2軸部42を回転させておく。この場合、次工程において第2軸部42を回転させる角度が小さくなり、短い時間で第2搬送部44A,Cを第2供給位置P2上及び積層位置S上まで移動させることができる。このように、電極積層装置1では、第1回転ピッカー30の第1軸部32と第2回転ピッカー40の第2軸部42とを互いに独立して回転させるので、各軸部32,42の一方が停止している間に他方を回転させることができる。このため、積層工程の一部を独立(並行)して行うことができ、積層工程を高速化することが可能となる。
さらに、これに加えて、制御部60は、第2軸部42を停止させ、第2搬送部44A,44Cに第2電極要素20の保持作業又は積層作業を行っている間に、第1軸部32を回転させ、第1搬送部44を予め移動させておいてもよい。すなわち、各軸部32,42の一方が停止している間に他方を回転させると共に、他方が停止している間に一方を回転させてもよい。この場合、各軸部32,42の一方が停止している間に他方が移動し、他方が停止している間に一方が移動することから、積層工程を更に高速化することが可能となる。
[第2実施形態]
図5は、本発明の第2実施形態に係る電極積層装置1Aの概略的な平面図であり、図6は、図5の後続図である。電極積層装置1Aでは、各電極要素10,20の間に第3電極要素80としてのセパレータが更に積層された電極組立体が製造される。第2実施形態では、第2電極要素20は、セパレータ26によって包まれていない金属箔22である。第3電極要素80は、例えば長方形状(矩形状)をなすシート状のセパレータである。このセパレータは、例えばセパレータ26と同様の材料から形成されてよい。第3電極要素80は、第3供給位置P3において供給される。なお、図5では、各電極要素10,20,80を運搬するコンベアは省略されている。
図5は、本発明の第2実施形態に係る電極積層装置1Aの概略的な平面図であり、図6は、図5の後続図である。電極積層装置1Aでは、各電極要素10,20の間に第3電極要素80としてのセパレータが更に積層された電極組立体が製造される。第2実施形態では、第2電極要素20は、セパレータ26によって包まれていない金属箔22である。第3電極要素80は、例えば長方形状(矩形状)をなすシート状のセパレータである。このセパレータは、例えばセパレータ26と同様の材料から形成されてよい。第3電極要素80は、第3供給位置P3において供給される。なお、図5では、各電極要素10,20,80を運搬するコンベアは省略されている。
電極積層装置1Aでは、第1回転ピッカー30Aは、3つの第1搬送部34を有している。第1搬送部34の第1アーム部は、互いに120度の角度をなすように、第1軸部32の周方向において等間隔に配置されている。第2回転ピッカー40Aについても同様に、3つの第2搬送部44を有しており、第2搬送部44の第2アーム部は、互いに120度の角度をなすように、第2軸部42の周方向において等間隔に配置されている。
また、電極積層装置1Aは、第3回転ピッカー70を備えている。第3回転ピッカー70は、第1及び第2軸部32,42、第1及び第2搬送部34,44に対応する第3軸部72、第3搬送部74を有している。すなわち、第3搬送部74は、第1及び第2アーム部36,46、第1及び第2伸縮部37,47、第1及び第2保持部38,48に対応する第3アーム部、第3伸縮部、及び第3保持部78を含んでいる。第3回転ピッカー70は、複数の第3搬送部74を有している。第3搬送部74の配置数は、第1及び第2搬送部34,44の配置数よりも多くなっており、この例では、第1及び第2搬送部34,44の配置数の倍の6つとなっている。第3搬送部74の第3アーム部は、互いに60度の角度をなすように、第3軸部72の周方向において等間隔に配置されている。第3保持部78の台座2からの高さは、第1及び第2保持部38,48の台座2からの高さと異なっており、例えば、第1及び第2保持部38,48の台座2からの高さよりも低くなっている。つまり、第1及び第2保持部38,48は、第1及び第2軸部32,42の回転中に、互いに同一の平面上に位置するが、第3保持部78は、第3軸部72の回転中に、当該第1及び第2保持部38,48が位置する平面と平行で且つ高さが異なる平面上に位置するようになっている。換言すれば、第3搬送部74は、側方から見て、第1及び第2搬送部34,44と重ならない高さに配置されている。
電極積層装置1Aでは、各軸部32,42,72が30度ずつ回転することで、図5(a)に示される状態、図5(b)に示される状態、図6(a)に示される状態、図6(b)に示される状態がこの順に切り替わる。このとき、第1実施形態と同様に、各軸部32,42,72は、互いに同一の回転速度で、等速で回転する。図5(a)及び図6(a)の状態では、第3搬送部74が第3供給位置P3上及び積層位置S上に位置しており、保持作業及び積層作業を行う。図5(b)の状態では、第1搬送部34が第1供給位置P1上に位置すると共に、第2搬送部44が積層位置S上に位置しており、第1搬送部34が保持作業を行い、第2搬送部44が積層作業を行う。図6(b)の状態では、第1搬送部34が第1供給位置P1上に位置すると共に、第2搬送部44が第2供給位置P2上に位置しており、第1搬送部34が保持作業を行い、第2搬送部44が積層作業を行う。このように、電極積層装置1Aでは、制御部60は、第1搬送部34が積層位置S上を通過した(図6(b))後、第2搬送部44が積層位置S上を通過する(図5(b))前に、第3搬送部74が積層位置S上を通過する(図5(a))と共に、第2搬送部44が積層位置S上を通過した(図5(b))後、第1搬送部34が積層位置S上を通過する(図6(b))前に、第3搬送部74が積層位置S上を通過する(図6(a))ように、各軸部32,42,72の回転を制御する。なお、上記第1変形例と同様に、各軸部32,42,72のうちの一の軸部が停止している間に、他の軸部を回転させてもよい。
電極積層装置1Aによれば、各電極要素10,20の間に第3電極要素80を更に積層する場合にも、積層工程の高速化を図ることが可能となる。また、電極積層装置1Aでは、第3搬送部74の配置数を第1及び第2搬送部34,44の配置数よりも多くすることによって、第3搬送部74の積層位置S上の通過頻度が、第1及び第2搬送部34,44の通過頻度よりも多くなっている。これにより、各電極要素10,20の約2倍の枚数である第3電極要素80(シート状のセパレータ)が、遅滞無く供給される。
[第3実施形態]
図7は、本発明の第3実施形態に係る電極積層装置1Bの概略的な平面図であり、図8は、図7の後続図である。図9は、図7及び図8の電極積層装置1Bの側面図である。電極積層装置1Bは、2つの第3回転ピッカー70Bを備えている。2つの第3回転ピッカー70Bは、互いに異なる方向へ回転する。第3回転ピッカー70Bのそれぞれは、3つの第3搬送部74を有している。つまり、電極積層装置1Bでは、第3搬送部74の配置数は、第1及び第2搬送部34,44の配置数と等しくなっている。第3搬送部74は、第3アーム部76、第3伸縮部77、及び第3保持部78を含んでいる。第3搬送部74の第3アーム部76は、互いに120度の角度をなすように、第3軸部72の周方向において等間隔に配置されている。また、図9に示されるように、第3搬送部74は、側方から見て、第1及び第2搬送部34,44と重ならない高さに配置されている。第3保持部78の台座2からの高さは、第1及び第2保持部38,48の台座2からの高さよりも高くなっている。
図7は、本発明の第3実施形態に係る電極積層装置1Bの概略的な平面図であり、図8は、図7の後続図である。図9は、図7及び図8の電極積層装置1Bの側面図である。電極積層装置1Bは、2つの第3回転ピッカー70Bを備えている。2つの第3回転ピッカー70Bは、互いに異なる方向へ回転する。第3回転ピッカー70Bのそれぞれは、3つの第3搬送部74を有している。つまり、電極積層装置1Bでは、第3搬送部74の配置数は、第1及び第2搬送部34,44の配置数と等しくなっている。第3搬送部74は、第3アーム部76、第3伸縮部77、及び第3保持部78を含んでいる。第3搬送部74の第3アーム部76は、互いに120度の角度をなすように、第3軸部72の周方向において等間隔に配置されている。また、図9に示されるように、第3搬送部74は、側方から見て、第1及び第2搬送部34,44と重ならない高さに配置されている。第3保持部78の台座2からの高さは、第1及び第2保持部38,48の台座2からの高さよりも高くなっている。
電極積層装置1Bでは、各軸部32,42,72が30度ずつ回転することで、図7(a)に示される状態、図7(b)に示される状態、図8(a)に示される状態、図8(b)に示される状態がこの順に切り替わる。このとき、第1及び第2実施形態と同様に、各軸部32,42,72は、互いに同一の回転速度で、等速で回転する。図7(a)及び図8(a)の状態では、第3搬送部74の一方が第3供給位置P3上に位置すると共に、他方が積層位置S上に位置しており、一方が保持作業を行い、他方が積層作業を行う。図7(b)の状態では、第1搬送部34が第1供給位置P1上に位置すると共に、第2搬送部44が積層位置S上に位置しており、第1搬送部34が保持作業を行い、第2搬送部44が積層作業を行う。図8(b)の状態では、第1搬送部34が第1供給位置P1上に位置すると共に、第2搬送部44が第2供給位置P2上に位置しており、第1搬送部34が保持作業を行い、第2搬送部44が積層作業を行う。このように、制御部60は、第1搬送部34が積層位置S上を通過した(図8(b))後、第2搬送部44が積層位置S上を通過する(図7(b))前に、第3搬送部74が積層位置S上を通過する(図7(a))と共に、第2搬送部44が積層位置S上を通過した(図7(b))後、第1搬送部34が積層位置S上を通過する(図8(b))前に、第3搬送部74が積層位置S上を通過する(図8(a))ように、各軸部32,42,72の回転を制御する。なお、上記第1変形例と同様に、各軸部32,42,72のうちの一の軸部が停止している間に、他の軸部を回転させてもよい。
電極積層装置1Bによっても、各電極要素10,20の間に第3電極要素80を更に積層する場合に、積層工程の高速化を図ることが可能となる。また、電極積層装置1Bでは、複数の第3回転ピッカー70を用いることによって、第3搬送部74が積層位置S上を通過する頻度が、第1及び第2搬送部34,44が積層位置S上を通過する頻度よりも多くなっている。さらに、電極積層装置1Bでは、側方から見て、第3搬送部74が第1及び第2搬送部34,44と重ならない高さに配置されているので、各軸部32,42,72の回転中に各搬送部34,44,74同士が接触することが回避されている。すなわち、電極積層装置1Bでは、図7及び図8に示されるように、各軸部32,42,72の回転中において、上方から見て、各搬送部34,44,74の一部が重なっている。したがって、仮に、各搬送部34,44,74の台座2からの高さが同一であると、各搬送部34,44,74が互いに接触してしまう。この点、電極積層装置1Bでは、各軸部32,42,72の回転中における各搬送部34,44,74同士の接触が回避されている。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用してもよい。
例えば、上記第2実施形態では、第3搬送部74の配置数を第1及び第2搬送部34,44の配置数よりも多くすることによって、第3搬送部74の積層位置S上の通過頻度を第1及び第2搬送部34,44の通過頻度よりも多くしていたが、これに代えて、又はこれに加えて、第3軸部72の回転速度を第1及び第2軸部32,42の回転速度よりも速くすることによって、第3搬送部74の積層位置S上の通過頻度を第1及び第2搬送部34,44の積層位置S上の通過頻度よりも多くしてもよい。例えば、第3搬送部74の配置数を第1及び第2搬送部34,44の配置数と等しくし、第3軸部72の回転速度を第1及び第2軸部32,42の回転速度の2倍としてもよい。このような構成によっても、第3搬送部74の積層位置S上の通過頻度を第1及び第2搬送部34,44の積層位置S上の通過頻度よりも多くすることができる。
また、回転制御手段は、例えば各軸部32,42,72を同期して回転させる歯車機構であってもよい。すなわち、制御部60によって電子的に各軸部32,42,72の回転を制御する代わりに、歯車機構によって機械的に各軸部32,42,72の回転を制御してもよい。各保持部38,48,78は、吸着の代わりに、把持又は電磁的な手段によって各電極要素10,20,80を保持するものでもよい。各保持部38,48,78が上下方向に移動可能となっていればよく、各伸縮部37,47,77を備えていなくともよい。例えば、各軸部32,42,72が上下方向に伸縮することにより、各保持部38,48,78が上下方向に移動可能となっていてもよい。
また、各搬送部34,44,74が各供給位置P1,P2,P3上及び積層位置S上を通過すればよく、各供給位置P1,P2,P3及び積層位置Sの配置は適宜変更されてよい。各アーム部36,46,76の本数及び配置は適宜変更されてよい。例えば、各アーム部36,46,76と各軸部32,42,72とは直角以外の角度をなしていてもよく、各アーム部36,46,76は各軸部32,42,72の周方向において異なる間隔で配置されていてもよい。
1,1A,1B…電極積層装置、10…第1電極要素、20…第2電極要素、30,30A…第1回転ピッカー、32…第1軸部、34…第1搬送部、38…第1保持部、40,40A…第2回転ピッカー、42…第2軸部、44…第2搬送部、48…第2保持部、60…制御部(回転制御手段)、70,70B…第3回転ピッカー、72…第3軸部、74…第3搬送部、78…第3保持部、80…第3電極要素、P1…第1供給位置、P2…第2供給位置、P3…第3供給位置、S…積層位置。
Claims (5)
- 所定の第1供給位置において供給される第1電極要素、及び所定の第2供給位置において供給される第2電極要素を搬送し、所定の積層位置において交互に積層する電極積層装置であって、
複数の第1搬送部が設けられた第1軸部を有し、前記複数の第1搬送部が前記第1供給位置上及び前記積層位置上を通過するように前記第1軸部が回転する第1回転ピッカーと、
複数の第2搬送部が設けられた第2軸部を有し、前記複数の第2搬送部が前記第2供給位置上及び前記積層位置上を通過するように前記第2軸部が回転する第2回転ピッカーと、
前記第1及び第2軸部の回転を制御する回転制御手段と、を備え、
前記回転制御手段は、前記第1及び第2搬送部が前記積層位置上を交互に通過するように、前記第1及び第2軸部の回転を制御する、電極積層装置。 - 前記回転制御手段は、前記第1及び第2軸部の一方が停止している間に他方を回転させると共に、他方が停止している間に一方を回転させるように、前記第1及び第2軸部を制御する、請求項1記載の電極積層装置。
- 所定の第3供給位置において第3電極要素が供給され、
複数の第3搬送部が設けられた第3軸部を有し、前記複数の第3搬送部が前記第3供給位置上及び前記積層位置上を通過するように前記第3軸部が回転する第3回転ピッカーを更に備え、
前記回転制御手段は、前記第1搬送部が前記積層位置上を通過した後、前記第2搬送部が前記積層位置上を通過する前に、前記第3搬送部が前記積層位置上を通過すると共に、前記第2搬送部が前記積層位置上を通過した後、前記第1搬送部が前記積層位置上を通過する前に、前記第3搬送部が前記積層位置上を通過するように、前記第1〜第3軸部の回転を制御する、請求項1又は2記載の電極積層装置。 - 前記第3搬送部の配置数は、前記第1及び第2搬送部の配置数よりも多くなっている、請求項3記載の電極積層装置。
- 複数の前記第3回転ピッカーを備え、
前記第3搬送部は、側方から見て、前記第1及び第2搬送部と重ならない高さに配置されている、請求項3記載の電極積層装置。
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JP2015048560A JP2016170900A (ja) | 2015-03-11 | 2015-03-11 | 電極積層装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018076158A (ja) * | 2016-11-09 | 2018-05-17 | シブヤマシナリー株式会社 | 積層装置 |
JP2018092791A (ja) * | 2016-12-02 | 2018-06-14 | トヨタ自動車株式会社 | 積層型電極体の製造装置 |
JP2019021533A (ja) * | 2017-07-19 | 2019-02-07 | 株式会社豊田自動織機 | 電極積層装置 |
WO2022239332A1 (ja) * | 2021-05-13 | 2022-11-17 | 株式会社豊田自動織機 | 樹脂枠付き電極箔の製造装置 |
-
2015
- 2015-03-11 JP JP2015048560A patent/JP2016170900A/ja active Pending
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