JP2016169812A - 管継手および管部材接続構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】主に、内径にバラ付きが有る管部材に対して確実に挿入固定できて、しかも、挿入力が過大にならず、管部材に過剰な負担を掛けず、嵌合不良を生じ難くなるようにする。【解決手段】筒状の継手本体5の端部に、管部材3に対する接続部6を備えた管継手4に関する。上記接続部6が、上記管部材3の内部へ隙間11を有して遊嵌可能な遊嵌差口部12を有する。この遊嵌差口部12の外周に、上記管部材3の内面に圧入されることによってシール可能なシールリブ13が一体に形成される。【選択図】図1
Description
この発明は、管継手および管部材接続構造に関するものである。
管部材どうしを接続するのに、管継手が用いられている。この管継手には、管部材の端部に外嵌可能な受口部を有するものが多く見られるが、管部材の端部に内嵌可能な差口部を有するものも存在している(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、管部材は、その外径や肉厚については厳密に管理されているが、内径については特に管理されていないので、内径のバラ付きが比較的大きな状態となっている。そのため、管部材の内径が大きい場合には、差口部との間に隙間ができてしまい、シール性が確保できなくなるという不具合が生じ、反対に、管部材の内径が小さい場合には、差口部をうまく嵌合することができないという不具合が生じることになる。
そこで、上記特許文献1では、差口部全体を楔形(くさびがた)にして、管部材の端部に差口部を楔嵌めすることで、管部材に対する固定とシールとを同時に行わせるようにしている。しかし、差口部全体を楔形にした場合、差口部は、全体として管部材の端部に圧入されることになるので、差口部の挿入力が過大になると共に、管部材に過剰な負担が掛かって管部材が破損するおそれが生じるなどの問題があった。しかも、差口部が斜めに嵌るなどによって嵌合不良を生じるおそれも高かった。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
筒状の継手本体の端部に、管部材に対する接続部を備えた管継手において、
前記接続部が、前記管部材の内部へ隙間を有して遊嵌可能な遊嵌差口部を有すると共に、
該遊嵌差口部の外周に、前記管部材の内面に圧入されることによってシール可能なシールリブが一体に形成されたことを特徴としている。
筒状の継手本体の端部に、管部材に対する接続部を備えた管継手において、
前記接続部が、前記管部材の内部へ隙間を有して遊嵌可能な遊嵌差口部を有すると共に、
該遊嵌差口部の外周に、前記管部材の内面に圧入されることによってシール可能なシールリブが一体に形成されたことを特徴としている。
本発明によれば、上記構成によって、内径にバラ付きが有る管部材に対して確実に挿入固定できて、しかも、挿入力が過大にならず、管部材に過剰な負担を掛けず、嵌合不良を生じ難くなるようにすることができる。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図10は、この実施の形態を説明するためのものである。
図1〜図10は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、構成について説明する。
図1に示すように、様々な配管1は、管部材2,3を管継手4で接続することによって構築されている。そして、図2、図3に示すように、この実施例の管継手4を、筒状の継手本体5の端部に、管部材3に対する接続部6を備えたものとする。図では、継手本体5は、ほぼ90°に屈曲されたエルボとされている。但し、継手本体5は、90°以外のエルボであっても良いし、チーズや偏心ソケットなどであっても良いし、または、直管状のものであっても良い。なお、管継手4は、例えば、硬質塩化ビニール樹脂などの硬質樹脂によって構成される。
図1に示すように、様々な配管1は、管部材2,3を管継手4で接続することによって構築されている。そして、図2、図3に示すように、この実施例の管継手4を、筒状の継手本体5の端部に、管部材3に対する接続部6を備えたものとする。図では、継手本体5は、ほぼ90°に屈曲されたエルボとされている。但し、継手本体5は、90°以外のエルボであっても良いし、チーズや偏心ソケットなどであっても良いし、または、直管状のものであっても良い。なお、管継手4は、例えば、硬質塩化ビニール樹脂などの硬質樹脂によって構成される。
そして、以上のような基本的または全体的な構成に対し、この実施例は、以下のような構成を備えている。
(1)図4、図5に示すように、上記接続部6が、上記管部材3の内部へ隙間11を有して遊嵌可能な遊嵌差口部12を有するものとされる。
そして、図6に示すように、この遊嵌差口部12の外周に、上記管部材3の内面に圧入されることによってシール可能なシールリブ13が一体に形成される。
そして、図6に示すように、この遊嵌差口部12の外周に、上記管部材3の内面に圧入されることによってシール可能なシールリブ13が一体に形成される。
ここで、上記接続部6は、一方が遊嵌差口部12とされ、他方が受口部とされている。但し、上記接続部6は、両方を遊嵌差口部12としても良い。遊嵌差口部12は、周方向に連続した一定の外周面を有する筒状のものとされる。遊嵌差口部12は、その全体が管部材3の内部へ確実に遊嵌され得るようにその外径D1(図3参照)が設定される。また、遊嵌差口部12は、全体に径が等しい平行形状としても良いし、(遊嵌可能な範囲内で)先細りの緩いテーパ形状としても良い。この場合には、テーパ形状とされている。
シールリブ13は、遊嵌差口部12の周方向へ連続して延びる円環状の突条とされる。シールリブ13は、管部材3への差込時に、管部材3の内部に圧接するように変形可能な肉厚や形状を有するものとされる。シールリブ13のリブ形状または先端形状は、例えば、半円形断面、三角形断面、四角形断面、台形断面、などとすることができる。また、シールリブ13の先端側には、図6(b)に示すように、管部材3へ挿入し易くするためのテーパ面13aなどを形成しても良い。
なお、遊嵌差口部12とシールリブ13とはそれぞれ異なる機能を有する独立した部位となるように別々の形状にして接続部6に形成される。
(2)上記遊嵌差口部12は、その外径D1が、管部材3の最小内径D2未満とされる(D1<D2、図4参照)。
また、上記シールリブ13は、その径D3が、管部材3の最大内径D4以上とされる(D3≧D4、図5参照)。
また、上記シールリブ13は、その径D3が、管部材3の最大内径D4以上とされる(D3≧D4、図5参照)。
ここで、管部材3の最小内径D2および最大内径D4は、管部材3の寸法公差を基準にして求める。そして、遊嵌差口部12の外径D1が管部材3の最小内径D2未満とされ、シールリブ13の径D3が管部材3の最大内径D4以上とされた管継手4は、市販の一般的な管継手4よりも高精度で特殊なものとなる。遊嵌差口部12をテーパ形状とする場合には、少なくとも、遊嵌差口部12の先端側からほぼ8割〜9割程度までの部分が上記した外径D1の要件を満たすようにする。
なお、一般的な管部材3の場合、管継手25の受口部に差し込まれる外径は厳密に寸法管理されているのに対し、内径は厳密な寸法管理が行なわれていないため内径のバラ付きが大きくなっているので、既存の管継手25の差口部26をそのまま嵌合しようとした時に、図7に示すように嵌合できなかったり、図8に示すように、極端に大きな隙間27ができてしまい、止水性が得られなかったりする可能性が高く、安定して施工できない事態が発生する。
例えば、JIS K 6741:2007で規定される硬質ポリ塩化ビニ−ル管では、表1に示すように、外径の許容差が絶対値で0.2mm(呼び径40)〜0.4mm(呼び径100)と規定されているのに対し、内径については許容差が定められていない。また、管の厚さの許容差は+0.4mm(呼び径40)〜+0.8mm(呼び径100)と規定されている。管の内径は(外径−管の厚さ×2)であるため、内径のバラ付きは、外径の許容差と、管の厚さ許容差の2倍を足したものとなり、JIS K 6741:2007で規定される硬質ポリ塩化ビニール管では最大内径と最小内径の差は1.2mm(呼び径40)〜2.4mm(呼び径100)にもなるので影響が大きい。
(3)上記遊嵌差口部12の外周に、上記シールリブ13が、複数本設けられる。
ここで、複数本のシールリブ13は、全てを同じリブ高さとしても良い。また、複数本のシールリブ13は、先端側程リブ高さが低くなるように、リブ高さに僅かな差を付けても良い。
(4)図1に示すように、上記管部材3の端部41が、設置面42に対して面一状態または面一に近い状態で埋設される。
そして、上記管継手4の遊嵌差口部12が、設置面42と面一または面一に近い状態の管部材3の端部41内へ挿入されることによって接続が行なわれる。
そして、上記管継手4の遊嵌差口部12が、設置面42と面一または面一に近い状態の管部材3の端部41内へ挿入されることによって接続が行なわれる。
ここで、面一に近い状態とは、管部材3の端部41が、設置面42に対して差口部として使用可能な最低限の突出量を有していない状態のことである。即ち、差口部として使用不能な程度に短い突出量となっていることである。面一状態または面一に近い状態は、例えば、設置面42に埋設された既設の管部材3をほぼ設置面42の位置で切断することによって形成される。その結果、この管部材3の端部41は、図9に示すように大きく突出された端部43を差口部として、図10に示すように受口部44を嵌合して接続するようなことができないものとなると共に、この実施例の管部材3の端部41は、既に上記したように(図7、図8参照)、既存の差口部26では挿入できないという事態が発生する可能性が高い。
更に、上記した管継手4は、金型内に樹脂を射出して成形する射出成形によって製造される。この際、管継手4は、遊嵌差口部12の周囲に円環状のシールリブ13が突設された接続部6を有しているので、これらの遊嵌差口部12とシールリブ13とをうまく成形できるようにするために、上記した金型の(金型)構造は、遊嵌差口部12とされた接続部6の中心軸と、反対側の接続部6の中心軸とが成す平面(図1の断面と同一な面)を分割面とするものとされる。
そのため、上記した金型構造を有する金型によって成形された管継手4は、遊嵌差口部12、シールリブ13、継手本体5および反対側の接続部6の表面に、金型の分割面に由来する金型分割跡が、(シールリブ13の中心軸と平行な方向などへ向けて)一対生じることになる。
そして、成形によってこの金型分割跡が大きく出た場合、遊嵌差口部12およびシールリブ13の外径が金型分割面の位置だけ他の部分よりも大きくなって、遊嵌差口部12を管部材3の端部41内へ挿入できなくなる虞れがある。また、例えば、他方の管部材2に接続される反対側の接続部6(受口部)における、上記した接地面42と接する部分の表面に生じる金型分割跡が大きく出た場合には、この金型分割跡と、接地面42や管部材3の端面41とが干渉することによって遊嵌差口部12を管部材3の端部41内部へ十分に差し込むことができなくなる虞れがある。
(5)そこで、成形によって遊嵌差口部12およびシールリブ13の金型分割跡が出る箇所、または、管継手4の金型分割跡が出る箇所で外部との干渉の虞れがある箇所、例えば、他方の管部材2に接続される反対側の接続部6(受口部)における、接地面42と接する部分(の表面の金型分割跡が出る箇所)、の少なくとも一方に対して、管継手4(継手本体5や接続部6)の他の部分よりも(金型分割跡の分だけ)外径が僅かに小さくなるように、部分的な平面部や凹部などの干渉防止部51を設けるようにしても良い。
または、上記した箇所(遊嵌差口部12およびシールリブ13の金型分割跡が出る箇所、および、管継手4(継手本体5や接続部6)の金型分割跡が出る箇所で外部との干渉の虞れがある箇所)に対して、射出成型後の後加工で、金型分割跡を切削するようにしても良い。即ち、金型分割跡切削部を設けても良い。
なお、上記したような、部分的な平面部や凹部の形成や、金型分割跡の切削は、金型分割跡が生じる全ての箇所に対して行っても良い。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(作用効果1)継手本体5の接続部6を、遊嵌差口部12とシールリブ13とを有するものとした。一般に、管部材2,3は、管継手25の受口部に差し込まれる外径は厳密に寸法管理されているのに対し、内径は厳密な寸法管理が行なわれていないため内径のバラ付きが大きくなっている。しかし、遊嵌差口部12とシールリブ13とで接続部6を構成することにより、管部材3の内径が大きい場合でも、または、小さい場合でも、どちらでも、確実に継手本体5の接続部6(遊嵌差口部12)を挿入接続することができ、しかも、(シールリブ13で)確実にシールすることが可能となる。この際、遊嵌差口部12とシールリブ13とを構造的に分けているため、シールリブ13の先端部が部分的に変形されるだけとなるので、挿入力が過大にならないようにすることができると共に、管部材3に過剰な負担を掛けて管部材3を破損することもない。更に、遊嵌差口部12が斜めに嵌っても、簡単に抜いたり向きを修整したりすることができるので、嵌合不良を生じるようなおそれも少ない。加えて、後日、一般的な差口部26を用いて改修を行うことなどを考慮して、予め配管1の管径を一回り大きく施工するなどの対策を不要化することができる。
(作用効果2)遊嵌差口部12は、その外径D1を、管部材3の最小内径D2未満とすることにより、ほぼ全ての管部材3に対して確実に遊嵌することができる。また、シールリブ13は、その径D3を、管部材3の最大内径D4以上とすることにより、確実に全ての管部材3に圧入されてシール状態を得ることができる。
(作用効果3)遊嵌差口部12の外周にシールリブ13を複数本設けた。この複数本のシールリブ13によって、多重のシール状態を得ることができる。よって、シールの確実性を得ることができる。また、管部材3の内径のバラ付きによって遊嵌差口部12を完全に嵌合することができないような不測の事態が生じた場合であっても、シールリブ13が複数本あれば、少なくとも、1本のシールリブ13は圧入することができるので、圧入されたシールリブ13によって接続とシール状態の確保とを行うことができる。
(作用効果4)設置面42にほぼ面一状態で埋設された管部材3の端部41に対して、管継手4の遊嵌差口部12を挿入接続した。これにより、設置面42に埋設された既設の管部材3を改修のためにほぼ設置面42の位置で切断するなどによって、管部材3の端部41の設置面42からの突出が全くなくなるか、或いは、僅かしか突出しなくなった場合、受口部を有する管継手4を使用することができないのに対し、この実施例の管継手4であれば支障なく確実に取付けることができる。
しかも、遊嵌差口部12にしたことにより、管継手4を取付けるのに必要な作業スペースが小さくなると共に、管継手4に取付けられる管部材2(横管)の高さを低くできる。よって、配管設置スペースが十分に確保できないような場所であっても、上記管継手4を用いて支障なく別の管部材2を接続することが可能となる。
なお、設置面42がコンクリート面である場合、コンクリートは、硬くて管部材3との間に隙間11がなく施工されるため、管部材3は広がるように変形することができず、また、管部材3を容易に取り替えることもできないので、似たような構造を有する既存の管継手25では取付けられない事態が起こり得る。しかし、この実施例の管継手4であれば、問題なく使用することができる。
(作用効果5)成形によって遊嵌差口部12およびシールリブ13の金型分割跡が出る箇所、または、管継手4の金型分割跡が出る箇所で外部との干渉の虞れがある箇所、例えば、他方の管部材2に接続される反対側の接続部6(受口部)における、接地面42と接する部分(の表面の金型分割跡が出る箇所)、の少なくとも、一方に対して、管継手4の他の部分よりも(金型分割跡の分だけ)外径が僅かに小さくなるように、部分的な平面部や凹部などの干渉防止部51を設けた。または、上記した箇所に対して、射出成型後の後加工で、金型分割跡を切削した(金型分割跡切削部を形成した)。
これにより、成形によって遊嵌差口部12およびシールリブ13に生じる金型分割跡が大きく出た場合でも、部分的な平面部や凹部などの干渉防止部51、または、金型分割跡切削部を設けることによって金型分割跡による影響をなくすことができるので、例えば、遊嵌差口部12およびシールリブ13の外径が金型分割面の位置だけ他の部分よりも大きくなって、遊嵌差口部12を管部材3の端部41内へ挿入できなくなるような不具合を防止することができる。
また、例えば、他方の管部材2に接続される反対側の接続部6(受口部)における、上記した接地面42と接する部分の表面に生じる金型分割跡が大きく出た場合でも、部分的な平面部や凹部などの干渉防止部51、または、金型分割跡切削部を設けることによって金型分割跡による影響をなくすことができるので、この金型分割跡と、接地面42や管部材3の端面41とが干渉することによって遊嵌差口部12を管部材3の端部41内部へ十分に差し込むことができなくなるような不具合を防止することができる。
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、実施の形態はこの発明の例示にしか過ぎないものである。よって、この発明は実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施の形態に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、実施の形態に複数の実施例や変形例がこの発明のものとして開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 配管
2 管部材
3 管部材
4 管継手
5 継手本体
6 接続部
11 隙間
12 遊嵌差口部
13 シールリブ
41 端部
42 設置面
51 干渉防止部
D1 外径
D2 最小内径
D3 シールリブの径
D4 最大内径
2 管部材
3 管部材
4 管継手
5 継手本体
6 接続部
11 隙間
12 遊嵌差口部
13 シールリブ
41 端部
42 設置面
51 干渉防止部
D1 外径
D2 最小内径
D3 シールリブの径
D4 最大内径
Claims (5)
- 筒状の継手本体の端部に、管部材に対する接続部を備えた管継手において、
上記接続部が、上記管部材の内部へ隙間を有して遊嵌可能な遊嵌差口部を有すると共に、
この遊嵌差口部の外周に、上記管部材の内面に圧入されることによってシール可能なシールリブが一体に形成されたことを特徴とする管継手。 - 請求項1に記載の管継手であって、
上記遊嵌差口部は、その外径が、管部材の最小内径未満とされ、
上記シールリブは、その径が、管部材の最大内径以上とされたことを特徴とする管継手。 - 請求項1または請求項2に記載の管継手であって、
上記遊嵌差口部の外周に、上記シールリブが、複数本設けられたことを特徴とする管継手。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の管継手であって、
成形によって遊嵌差口部およびシールリブの金型分割跡が出る箇所、または、管継手本体または接続部の金型分割跡が出る箇所で外部との干渉の虞れがある箇所、の少なくとも、一方に対して、
管継手本体または接続部の他の部分よりも外径が僅かに小さくなるように部分的な平面部や凹部を形成するか、または、金型分割跡を切削して成る金型分割跡切削部を形成したことを特徴とする管継手。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の管継手を用いた管部材接続構造であって、
上記管部材の端部が、設置面に対して面一状態または面一に近い状態で埋設され、
上記管継手の遊嵌差口部が、設置面と面一または面一に近い状態の管部材の端部内へ挿入されることによって接続されたことを特徴とする管部材接続構造。
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JP2015050415A JP2016169812A (ja) | 2015-03-13 | 2015-03-13 | 管継手および管部材接続構造 |
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