JP2016169790A - 針状ころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】保持器の長手方向端部と対向する相手部材との接触面圧を低減することが可能な針状ころ軸受を提供する。【解決手段】針状ころ軸受1は、複数の針状ころ11と一対の円環部を連結し、円周方向に所定の間隔で形成される複数の柱部とを有し、隣接する柱部と一対の円環部との間に形成される各ポケットに複数の針状ころを収容する樹脂製の保持器20を備える。一対の円環部の少なくとも一方には、ポケットの貫通方向と同一方向に貫通する複数の肉抜き部25が円周方向に所定の間隔で設けられている。円環部は、複数の肉抜き部25によって、円環部の長さ方向に離間する一対のリング部分及び、一対のリング部分間を連結する弾性変形可能な複数の弾性変形部を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、針状ころ軸受に関し、より詳細には、自動変速機、トルクコンバータ、カークーラ用コンプレッサなど、各種機械装置の回転支持部に適用される針状ころ軸受に関する。
車両等に搭載されている自動変速機では、プラネタリ機構が用いられており、プラネタリ機構では、プラネタリシャフトとプラネタリギヤとの間に、ラジアル針状ころ軸受が配置されている。プラネタリシャフトやラジアル針状ころ軸受は、常にモーメント荷重を受けており、モーメント荷重を受けたラジアル針状ころ軸受では、針状ころにスキューが生じると、軸方向にアキシアル荷重が発生する。
例えば、特許文献1に記載の針状ころ軸受では、軸方向に短い針状ころを2つ並べて保持器のポケット内に配置しており、これにより、針状ころの長さを短くしてスキューによる曲げ応力を低減すると共に、軸受の負荷容量を確保することが記載されている。
また、トルクコンバータでは、インペラ或いはタービンとステータとの間に、スラスト針状ころ軸受が配置され、インペラ或いはタービンとステータとの間に作用するスラスト荷重を支承している。このようなスラスト針状ころ軸受は、高偏心状況下においても安定した運転が求められるため、通常以上の内部すきまを確保して設計している。
例えば、特許文献2に記載のスラストころ軸受では、スラストレースの外径側、内径側フランジの周面と保持器の内外両周面との内部すきまの合計を1〜2mmと、比較的大きくして、偏心に対する許容量を大きくし、且つ、内部に流通させる潤滑油の量を多くすることで、厳しい条件下でも安定した運転状態を確保することが記載されている。
特開2000−74072号公報 特開2013−79718号公報
ところで、ラジアル針状ころ軸受では、アキシアル荷重によって軸方向に移動した針状ころは、保持器と接触し、保持器がワッシャーやCリング、軸やハウジング等の段差部等の軸方向位置決め部材と接触することで、摺動トルクが増加する。また、モーメント荷重が大きくなるほど、針状ころのスキューによって発生するアキシアル荷重も大きくなり、軸方向位置決め部材と保持器の接触で発生する摺動トルクも大きくなる。
特に、摺動トルクは、回転数と接触面圧に相関があるが、回転数は使用条件に依存するため、摺動トルクを低減するためには、接触面圧を下げることが求められる。
特許文献1に記載の針状ころ軸受では、スキューの影響を低減することについては記載されているが、上記アキシアル荷重に対する対策については記載されておらず、針状ころのころ数も大幅に増加するため、取り扱い性に課題がある。
一方、スラスト針状ころ軸受では、軸受取り付け部が内部すきま以上に偏心すると、保持器がスラストレースで挟まれ、保持器が損傷する可能性がある。具体的に、図13に示すように、回転部材101とケーシング102の中心同士が相対的に偏心し、且つ、回転部材101の平面部の傾斜が大きい場合、回転部材101の傾きにより第1スラストレース103が矢印Aに示すように、内径側に押され、また、偏心により、第2スラストレース104が矢印Bに示すように、外径側に押され、保持器110が、第1スラストレース103と第2スラストレース104の間で挟まれる。
また、スラスト針状ころ軸受では、特許文献2に記載のように、内部すきまを大きくすることも可能であるが、製造が複雑になるという課題がある。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、保持器の長手方向端部と対向する相手部材との接触面圧を低減することが可能な針状ころ軸受を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 一対の円環部と、該一対の円環部を連結し、円周方向に所定の間隔で形成される複数の柱部と、を有する樹脂製の保持器と、
隣接する前記柱部と前記一対の円環部との間に形成される各ポケットにそれぞれ収容される複数の針状ころと、
を備える針状ころ軸受であって、
前記一対の円環部の少なくとも一方には、前記ポケットの貫通方向と同一方向に貫通する複数の肉抜き部が円周方向に所定の間隔で設けられており、
前記円環部は、前記複数の肉抜き部によって、前記円環部の長さ方向に離間する一対のリング部分、及び、前記一対のリング部分間を連結する弾性変形可能な複数の弾性変形部を有することを特徴とする針状ころ軸受。
(2) 前記保持器は、前記複数の柱部が軸方向に沿って延びるように形成され、且つ、前記一対の円環部が前記複数の柱部の軸方向両端部をそれぞれ連結するラジアル針状ころ軸受用保持器であって、前記一対のリング部分が互いに近づくことにより、前記円環部が縮長可能であることを特徴とする(1)に記載の針状ころ軸受。
(3) 前記保持器は、前記複数の柱部が径方向に沿って延びるように形成され、且つ、前記一対の円環部が前記複数の柱部の径方向両端部をそれぞれ連結するスラスト針状ころ軸受用保持器であって、前記一対のリング部分が偏心可能であることを特徴とする(1)に記載の針状ころ軸受。
本発明の針状ころ軸受によれば、保持器の一対の円環部の少なくとも一方には、ポケットの貫通方向と同一方向に貫通する複数の肉抜き部が円周方向に所定の間隔で設けられており、円環部は、複数の肉抜き部によって、円環部の長さ方向に離間する一対のリング部分、及び、一対のリング部分間を連結する弾性変形可能な複数の弾性変形部を有する。したがって、保持器と、該保持器の長手方向端部と対向する相手部材との長手方向における相対移動によって互いに接触した場合でも、保持器と相手部材との接触面圧を低減することができる。
即ち、ラジアル針状ころ軸受においては、針状ころがアキシアル荷重によって軸方向に移動した場合でも、円環部が縮長可能であるので、保持器とワッシャーとの接触面圧が低減され、保持器とワッシャーとの摺動トルクを低減することができる。
また、スラスト針状ころ軸受においては、偏心によってスラストレースによって保持器が挟まれたとしても、一対のリング部分が偏心可能であるので、保持器とスラストレースとの接触面圧が低減され、保持器の損傷を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係るラジアル針状ころ軸受が適用されるプラネタリ機構の断面図である。 (a)は、図1の保持器を示す斜視図、(b)は、(a)の保持器を外周面側から見た要部拡大図である。 (a)は、第1実施形態の第1変形例の保持器を示す斜視図、(b)は、(a)の保持器を外周面側から見た要部拡大図である。 (a)は、第1実施形態の第2変形例の保持器を示す斜視図、(b)は、(a)の保持器を外周面側から見た要部拡大図である。 (a)は、第1実施形態の第3変形例の保持器を示す斜視図、(b)は、(a)の保持器を外周面側から見た要部拡大図である。 本発明の第2実施形態に係るスラスト針状ころ軸受の断面図である。 (a)は、図6の保持器を示す平面図、(b)は、(a)の保持器の要部拡大図である。 図6の保持器の要部拡大斜視図である。 (a)は、第2実施形態の第1変形例の保持器を示す正面図、(b)は、(a)の保持器の要部拡大図である。 (a)は、第2実施形態の第2変形例の保持器を示す要部拡大図、(b)は、第2実施形態の第3変形例の保持器を示す要部拡大図である。 (a)は、第2実施形態の第4変形例の保持器を示す正面図、(b)は、(a)の保持器の要部拡大図である。 図11の保持器の要部拡大斜視図である。 スラスト針状ころ軸受の保持器の挟み込みを説明するための断面図である。
以下、本発明に係る針状ころ軸受の各実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1及び図2を参照して、本発明の第1実施形態に係るラジアル針状ころ軸受について説明する。
図1に示すように、プラネタリ機構1に適用されるラジアル針状ころ軸受10は、プラネタリシャフト(軌道輪)2とプラネタリギヤ(軌道輪)3との間に配置され、プラネタリギヤ3を回転自在に支持している。ラジアル針状ころ軸受10は、複数の針状ころ11と、樹脂製の保持器20と、を有する。
プラネタリギヤ3とプラネタリキャリア4との間には、プラネタリシャフト2に挿通させた円盤状のワッシャー5、6が設けられている。
図2に示すように、保持器20は、一対の円環部21、22と、該一対の円環部21、22を連結し、円周方向に所定の間隔で形成される複数の柱部23と、を有する。保持器20は、隣接する柱部23と一対の円環部21、22との間に形成される各ポケット24に複数の針状ころ11をそれぞれ収容する。
即ち、ラジアル針状ころ軸受用の保持器20では、複数の柱部23が軸方向に沿って延びるように形成され、また、一対の円環部21、22が複数の柱部23の軸方向両端部をそれぞれ連結する。
また、図2に示すように、一対の円環部21、22には、ポケット24の貫通方向と同一方向、即ち、径方向に貫通する複数の肉抜き部25が円周方向に所定の間隔で設けられている。図2(b)に示すように、円環部21、22は、複数の肉抜き部25によって、円環部21、22の長さ方向に離間する軸方向外側のリング部分26と、軸方向内側(柱部側)のリング部分27と、これら一対のリング部分26、27間を連結する弾性変形可能な複数の弾性変形部28と、を有し、円環部21、22の長さ、即ち、一対のリング部分26、27の距離が縮長可能となるように構成される。弾性変形部28は、各リング部分26、27の円周方向位相が異なる位置から対向するリング部分26、27に向かって軸方向に延び、円周方向から見て互いにオーバーラップする軸方向延出部分28a,28bと、円周方向に対して傾斜しながら軸方向延出部分28a,28bの端部同士を繋ぐ傾斜部分28cと、を有する。
このように構成されたラジアル針状ころ軸受10では、針状ころ11のスキューにより発生するアキシアル荷重によって、保持器20が針状ころ11とともに軸方向に移動し、保持器20の円環部21、22が対向するワッシャー6と接触したとしても、円環部21、22は、弾性変形部28が軸方向に指向するように弾性変形し、軸方向外側のリング部分26が軸方向内側(柱部側)のリング部分27に近づくことにより、円環部21の長さが縮長する。したがって、保持器20がワッシャー6と接触したとしても、保持器20とワッシャー6との接触面圧が低減され、保持器20とワッシャー6との摺動トルクを低減することができる。
なお、第1実施形態のラジアル針状ころ軸受10において、保持器20の円環部21、22は、円環部21、22の長さが縮長するように弾性変形可能であれば、上記形状に限定されるものでない。
例えば、図3に示す第1変形例の保持器120のように、各円環部121、122において、一対のリング部分26、27間を連結する弾性変形部128が、各リング部分26、27の円周方向同位相の位置から軸方向且つ円周方向に傾斜して延び、軸方向中間部において屈曲する、V字形状に形成されてもよい。これにより、一対の円環部121、122には、略V字形状の複数の肉抜き部125が形成される。
また、図4に示す第2変形例の保持器220のように、各円環部221,222において、複数の弾性変形部228は、一対のリング部分26、27の互いの円周方向位相が異なる位置を直線で繋ぐようにして、軸方向に対して傾斜して等間隔に形成されてもよい。これにより、一対の円環部221、222には、傾斜した複数の肉抜き部225が形成される。
また、図5に示す第3変形例の保持器320のように、各円環部321,322において、肉抜き部325及び弾性変形部328の円周方向ピッチや、弾性変形部328の傾斜角や弾性変形部328の本数等は、ばね機能の調整代に応じて任意に変更することができる。
また、第1実施形態において、肉抜き部25、125、225、325は、一対の円環部21、22、121、122、221、222、321、322の両方に設けられているが、一対の円環部21、22、121、122、221、222、321、322のいずれか一方のみに設けられてもよい。
(第2実施形態)
次に、図6及び図7を参照して、本発明の第2実施形態に係るスラスト針状ころ軸受について説明する。
図6に示すように、スラスト針状ころ軸受40は、回転部材31とケーシング32との間に配置される。スラスト針状ころ軸受40は、回転部材31に固定される第1スラストレース(軌道輪)41と、ケーシング32に固定される第2スラストレース(軌道輪)42と、第1スラストレース41及び第2スラストレース42間に配置される複数の針状ころ43と、樹脂製の保持器50と、を備える。
第1スラストレース41は、環状の第1レース部41aと、第1レース部41aの外径側周縁から軸方向に折り曲げ形成された外径側円筒部41bと、を有し、断面略Lの字形の環状に形成されている。第2スラストレース42は、環状の第2レース部42aと、第2レース部42aの内径側周縁から軸方向に折り曲げ形成された内径側円筒部42bと、を有し、断面略Lの字形の環状に形成されている。
そして、第1スラストレース41の第1レース部41aと、第2スラストレース42の第2レース部42a間には、複数のころ43が転動自在に当接し、スラスト針状ころ軸受40に作用するスラスト荷重を支承している。
保持器50は、内径側及び外径側円環部(一対の円環部)51、52と、内径側及び外径側円環部51、52を連結し、円周方向に所定の間隔で形成される複数の柱部53と、を有する。保持器50は、隣接する柱部53と一対の内径側及び外径側円環部51、52との間に形成される各ポケット54に複数の針状ころ43をそれぞれ収容する。
即ち、スラスト針状ころ軸受用の保持器50では、複数の柱部53が径方向に沿って延びるように形成され、また、一対の内径側及び外径側円環部51、52が複数の柱部53の径方向両端部をそれぞれ連結する。
また、図7及び図8に示すように、一対の内径側及び外径側円環部51、52には、ポケット54の貫通方向と同一方向、即ち、軸方向に貫通する複数の肉抜き部55i、55oが円周方向に所定の間隔で設けられている。内径側及び外径側円環部51、52は、複数の肉抜き部55i、55oによって、内径側及び外径側円環部51、52の長さ方向、即ち、半径方向に離間する一対のリング部分56i、56o、57i、57o、及び、一対のリング部分56i、57i、56o、57o間を連結する弾性変形可能な複数の弾性変形部58i、58oを有するように構成される。
複数の弾性変形部58i、58oは、一対のリング部分56i、56o、57i、57oの互いの円周方向位相が異なる位置を直線で繋ぐようにして、径方向に対して傾斜して形成されている。
このように構成されたスラスト針状ころ軸受40では、内部すきま以上に偏心し、スラストレース41、42によって保持器50が半径方向から挟まれたとしても、内径側及び外径側円環部51、52は、弾性変形部58i、58oが円周方向に指向するように弾性変形し、リング部分56i、56oのうち、スラストレース41、42と接触した部分がリング部分57i、57oに近づき、その円周方向反対側は、リング部分57i、57oから離れることにより、内径側円環部51と外径側円環部52が偏心する。
したがって、軸受取り付け部が大きく偏心したとしても、保持器50とスラストレース41、42との接触面圧が低減され、保持器50の損傷を抑制することができる。
なお、第2実施形態のスラスト針状ころ軸受40において、保持器50の内径側及び外径側円環部51、52は、円環部51、52の長さが縮長可能となるように弾性変形可能であれば、上記形状に限定されるものでない。
例えば、上記実施形態では、肉抜き部55i、55o及び弾性変形部58i、58oの傾斜方向は、内径側円環部51及び外径側円環部52において、半径方向に対してそれぞれ同じ方向に傾いている。しかしながら、図9に示す第1変形例の保持器150のように、肉抜き部155i、155o及び弾性変形部158i、158oの傾斜方向は、内径側円環部151及び外径側円環部152において、半径方向に対して互いに異なる方向に傾いてもよい。
また、上記実施形態では、肉抜き部55i、55oは、内径側円環部51及び外径側円環部52の両方に設けられている。しかしながら、図10(a)に示す第2変形例の保持器250aのように、肉抜き部55iが内径側円環部51のみに設けられ、外径側円環部252には肉抜き部が設けられない構成であってもよい。或いは、図10(b)に示す第3変形例の保持器250bのように、肉抜き部55oが外径側円環部52のみに設けられ、内径側円環部251には肉抜き部が設けられない構成であってもよい。
さらに、図11及び図12に示す第4変形例の保持器350のように、弾性変形部358iは、各リング部分56i、57iの円周方向位相が異なる位置から対向するリング部分56i、57iに向かって略径方向に延び、円周方向から見て互いにオーバーラップする径方向延出部分358a,358bと、円周方向に対して傾斜しながら径方向延出部分358a,358bの端部同士を繋ぐ傾斜部分358cと、を有するものであってもよい。なお、保持器350では、外径側円環部352には、肉抜き部が設けられていない。
また、本実施形態においても、肉抜き部55i、55o、155o、355i及び弾性変形部58i、58o、158o、358iの円周方向ピッチや、弾性変形部58i、58o、158o、358iの傾斜角や弾性変形部58i、58o、158o、358iの本数等、ばね機能の調整代に応じて任意に変更することができる。例えば、肉抜き部55i、55o、155o、355iの形状は、矩形、菱形、三角、丸など任意に形成することができる。
尚、本発明は、前述した各実施形態及び変形例に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
1 ラジアル針状ころ軸受(針状ころ軸受)
11、43 針状ころ
20、50、120、150、220、250a、250b、320、350 保持器
21、22、121、122、151、152、221、222、251、252、321、322、351、352 円環部
23、53 柱部
24、54 ポケット
25、55i、55o、125、155o、225、325、355i 肉抜き部
26、27、56i、56o、57i、57o リング部分
28、58i、58o、128、158o、228、328、358i 弾性変形部
40 スラスト針状ころ軸受(針状ころ軸受)
41 第1スラストレース
42 第2スラストレース
51 内径側円環部(円環部)
52 外径側円環部(円環部)

Claims (3)

  1. 複数の針状ころと、
    一対の円環部と、該一対の円環部を連結し、円周方向に所定の間隔で形成される複数の柱部と、を有し、隣接する前記柱部と前記一対の円環部との間に形成される各ポケットに前記複数の針状ころをそれぞれ収容する樹脂製の保持器と、
    を備える針状ころ軸受であって、
    前記一対の円環部の少なくとも一方には、前記ポケットの貫通方向と同一方向に貫通する複数の肉抜き部が円周方向に所定の間隔で設けられており、
    前記円環部は、前記複数の肉抜き部によって、前記円環部の長さ方向に離間する一対のリング部分、及び、前記一対のリング部分間を連結する弾性変形可能な複数の弾性変形部を有することを特徴とする針状ころ軸受。
  2. 前記保持器は、前記複数の柱部が軸方向に沿って延びるように形成され、且つ、前記一対の円環部が前記複数の柱部の軸方向両端部をそれぞれ連結するラジアル針状ころ軸受用保持器であって、前記一対のリング部分が互いに近づくことにより、前記円環部が縮長可能であることを特徴とする請求項1に記載の針状ころ軸受。
  3. 前記保持器は、前記複数の柱部が径方向に沿って延びるように形成され、且つ、前記一対の円環部が前記複数の柱部の径方向両端部をそれぞれ連結するスラスト針状ころ軸受用保持器であって、前記一対のリング部分が偏心可能であることを特徴とする請求項1に記載の針状ころ軸受。
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