JP2016167220A - リモートパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】設備コストを掛けずに内部作業が可能な程度に明るくできるリモートパネルを提供する。
【解決手段】パネル本体70Bに、バックライト46Bとタッチパネル式の液晶表示画面46と、を設けたリモートパネル7Aであって、パネル本体70Bの筐体前面の中央部に液晶表示画面46を斜め上向きに傾斜した姿勢で設置し、傾斜した液晶表示画面46の上方に筐体庇部71aを形成し、当該筐体庇部71aに液晶表示画面46が出射する光を筐体内部に導く採光窓51を設けた構成とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、たとえば給油所に設置され洗車に使用される洗車機の関連設備品であり洗車の予約や洗車条件の設定を行うリモートパネルに関する。
給油所などに設置されている洗車機は、洗車の予約や洗車条件の設定を行うリモートパネルを備えている。例えば、従来のリモートパネルは特許文献1に開示される。また、特許文献2は、タッチパネル式のリモートパネルを備えた洗車機を開示する。
特許文献1および特許文献2に開示されたリモートパネルは、洗車機の関連設備品であり洗車の予約や洗車条件の設定を行う際に操作する装置である。そのため、従来のリモートパネルは、各種の設定操作を行う操作部を有する。また、金銭を投入しカードを挿入する複数の差込口を有し、つり銭やレシートを返却する返却口を有する。
リモートパネルの内部には、各種の電装部品や電子基板を備えた制御ボックスや、つり銭収納箱やプリンタロール紙装着部などが配設されている。また、装置内部のメンテナンスのための照明装置を設けたものもある。
リモートパネルの操作部としては、多数の設定ボタンを配置した押しボタン式の操作部と、液晶画面のタッチパネル式の操作部とがある。また、操作部を照明するための照明装置を備えたものもある。特に、タッチパネル式の操作部の場合は、液晶表示装置を構成するバックライトを備える。
また、非操作時に操作部を保護するための保護カバーを設け、操作時には保護カバーを開けて操作を行うものがある。また、この開閉操作を自動的に行うものもあり、特許文献1に記載のリモートパネルは、リモートパネルの昇降移動に連動して上下に開閉する保護カバーを設けた構成が開示される。
特開2014−198553号公報 特開2014−184864号公報
リモートパネルのメンテナンスを行う場合や、つり銭などを補充する場合のようなリモートパネル内部作業時には、リモートパネルの裏カバーを開けて行う。この際に、リモートパネル内部は暗いので内部を照明する必要が生じる。このような場合に、内部作業専用の照明装置を予め設置しておくことはコスト高となって好ましくない。
また、内部作業する際にライトや懐中電灯を用いてもよいが、片手にライトや懐中電灯を持ちながらでは作業性が悪くなってしまい問題となる。ライトや懐中電灯を所定姿勢に設置して内部作業を行うと、明るい部分と暗い部分が生じるので、効率よく作業を行うことができなくなってしまい問題となる。
そのために、リモートパネルの内部作業を行う際には、内部作業が可能な程度に明るいことが望ましく、明るくするための設備コストも掛からないリモートパネルであることが望まれる。
本発明は、上記問題点に鑑み、設備コストを掛けずに内部作業が可能な程度に明るくできるリモートパネルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、パネル本体に、バックライトとタッチパネル式の液晶表示画面と、を設けたリモートパネルであって、パネル本体の筐体前面の中央部に前記液晶表示画面を設け、当該液晶表示画面の下部を筐体外表面側に配し、前記液晶表示画面の上部を筐体内部の奥側に配して斜め上向きに傾斜した姿勢で前記液晶表示画面を設置すると共に、その傾斜した液晶表示画面の上方に筐体庇部を形成し、当該筐体庇部に前記液晶表示画面が出射する光を筐体内部に導く採光窓を設けたことを特徴としている。
この構成によると、バックライトを有する液晶表示画面をパネル本体の中央部に斜め上向きに傾斜して配置し、傾斜した液晶表示画面の上方に採光窓を設けているので、バックライトを点灯すると、液晶表示画面から出射される光がこの採光窓から筐体内部すなわち装置内部に導光される。従って、設備コストを掛けずに内部作業が可能な程度に明るくできるリモートパネルを得ることができる。
また本発明は、上記構成のリモートパネルにおいて、前記採光窓の上方に位置し該採光窓に対向する筐体内部の上天井面に反射板を設けたことを特徴としている。この構成によると、採光窓から入射した光は上天井面に設けた反射板により反射されてリモートパネル内部に導かれるので、リモートパネル内部をさらに明るくできる。
また本発明は、上記構成のリモートパネルにおいて、前記液晶表示画面を覆う保護カバーを設け、該保護カバーの内側面に反射面を設けたことを特徴としている。この構成によると、液晶表示画面から保護カバーに向けて射出される光は保護カバーの反射面により反射するので、反射した光の一部は採光窓から筐体内部に入射する。従って、リモートパネル内部をより明るくできる。
また本発明は、上記構成のリモートパネルにおいて、前記バックライトの光量を調節可能にし、当該リモートパネルのメンテナンス作業を行う際には、前記バックライトの光量を大きくして前記液晶表示画面の輝度を明るくできることを特徴としている。この構成によると、リモートパネルの内部作業中にリモートパネル内部をより一層明るくできる。
また本発明は、上記構成のリモートパネルにおいて、当該リモートパネルのメンテナンス作業を行う際には、前記バックライトを点灯させて前記液晶表示画面に作業中であることを示す文字表記もしくは画像表記のいずれか一方もしくは両方を表示することを特徴としている。この構成によると、液晶表示画面が明るくなっても、また、液晶表示画面が前面白色表示となって最高輝度状態になっても、何故明るくなっているかが判るので、何を表示しているか不明となることを防止できる。
本発明によれば、バックライトを有する液晶表示画面を斜め上向きに傾斜して配置し、傾斜した液晶表示画面の上方の筐体庇部に採光窓を設けた構成としたので、設備コストを掛けずに内部作業が可能な程度に明るくできるリモートパネルを得ることができる。
本発明に係るリモートパネルの一例を示す正面図である。 本発明に係るリモートパネルの概要を示す概略側面図である。 本発明に係るリモートパネルの要部拡大図である。 液晶表示画面の表示例を示す概略説明図である。 リモートパネルを備えた洗車機の全体構成を示す概略説明図である。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。また、同一構成部材については同一の符号を用い、詳細な説明は適宜省略する。
本実施形態に係るリモートパネル7Aは、金銭やカードを挿入して各種設定操作を行うもので、例えば図1に示すように、複数の挿入口を備えた上部操作部71と、洗車モードや洗車条件を設定する主操作部72と、つり銭やレシートの返却口や各種操作の説明や段階表示を行う下部操作部73と、を備える。また、これらの操作部を覆う位置と開放する位置とに変位可能な保護カバー31を備えたものもある。
また、本発明に係るリモートパネル7Aは、洗車機への進入経路上に設置され、金銭やカードを挿入して各種の洗車モードの設定操作を行うリモートパネルに好適なものである。そのために、本発明に係る実施形態として、洗車機WAへの進入経路上に設置され、各種の洗車モードの設定操作を行うリモートパネル7Aとして説明する。
リモートパネル7Aは、例えば図5に示すように、車輪3を有してレール2上に沿って走行移動する洗車機本体1を備える洗車機WAへの進入経路上に設置され、リモートパネル7Aの正面に被洗浄車両CAを停車して、運転者(ユーザー)が窓から手を伸ばして所望の洗車モードの設定操作を行なう際に用いられる装置である。
洗車モードの設定操作の際には、まず、所定の費用を清算するために金銭を投入したりカードを挿入したりする。そして、所定の洗車モードや各種の洗車条件を設定して、つり銭やカードやレシートなどを受け取った後、洗車位置に移動して所定の洗車条件に沿った洗車を実行する。
すなわち、リモートパネル7Aを介して設定された洗車モードや洗車条件に応じて、洗車機本体1に装着される洗浄部材や乾燥部材の駆動を制御して所定の洗車操作を行う。洗車機WAは、車輪3を介してレール2上に沿って走行移動する門型の洗車機本体1に、洗浄手段として、トップブラシ4、サイドブラシ5、ロッカーブラシ6、および、第一浄水ノズル11、第一洗剤ノズル12、第二浄水ノズル13、撥水コートノズル14、第二洗剤ノズル15、ワックスノズル16などを備え、乾燥手段として、ブロワ20、トップ送風ノズル21、サイド送風ノズル22などを備えた構成とされる。
そして、各液剤を貯留する各貯液タンクを備えたタンク収納部17と分配配管部18を介して洗浄部材から洗浄水や各液剤を噴射してブラッシングする洗浄工程を実行し、乾燥手段を介して乾燥用空気を吹き付けて乾燥工程を実行する。
洗車機本体1の前面上部には車両センサ8(車形検知部)が設けられている。車両センサ8は光電センサや超音波センサ等から成り、洗車機本体1に進入する被洗浄車両CAを検知し車体の幅方向突出した装備品も検知する。また、洗車機本体1の入り口部に、投光器と受光器とを備えた光電センサ(不図示)を設置して、洗車位置に進入してくる被洗浄車両とその車形を検知するものもある。
洗車機本体1には操作パネル7が配設されており、この操作パネル7を介しても洗車モードや洗車条件を設定できる。操作パネル7やリモートパネル7Aを介して、洗車モードや洗車条件が設定された後、被洗浄車両CAが所定の洗車位置に停車し、車両センサ8がこの被洗浄車両CAを検知すると自動的に洗車操作が開始される。また、車両センサ8による被洗浄車両CAの検知の有無に拘らずに、操作パネル7に設けた操作開始ボタンにより洗車操作を開始することも可能にしている。
ユーザーはリモートパネル7Aに金銭やカードを投入して所望する洗車モードや洗車条件を設定できるので、リモートパネル7Aのパネル本体前面の上部に、金銭やカードなどを挿入する上部操作部71が設けられており、その下に、洗車モードや洗車条件を設定するための主操作部72が設けられている。また、さらにその下に、つり銭やレシートの排出部が設けられた下部操作部73が設けられている。
主操作部72は、例えばタッチパネル式の液晶表示画面46を有する。この場合には、主操作部72は、バックライトと液晶表示画面46を備えたタッチパネル式の操作部であり、液晶表示画面46はパネル本体70Bの中央部に設けられており、パネル本体70Bの上側の筐体上部に上部操作部71が設けられており、下方の筐体下部に下部操作部73が設けられている。
また、上部操作部71と主操作部72と下部操作部73の高さ位置を、車中のユーザーが操作容易となるように、基部70Aに対してパネル本体70Bを昇降可能に設置していてもよい。保護カバー31を備え、パネル本体70Bを昇降可能としている場合には、この第1段の昇降移動の際に保護カバー31を自動的に開くように構成することが好ましい。また、パネル本体70Bの昇降移動とは無関係に保護カバー31を開閉可能に構成してもよい。
保護カバー31は色付きの樹脂製、もしくは、半透明の樹脂製とされ、パネル操作部を覆って保護すると共に、雨水の浸入やごみなどの異物の侵入を防ぐために装着している。また、パネル操作部を覆う全閉位置とパネル操作面を開放する全開位置とに変位可能に構成される。
図1に示すリモートパネル7Aは、例えば、支柱70Aにパネル本体70Bが上下動自在に装着された構成であって、支柱70Aに昇降装置(不図示)を内蔵し、上昇ボタン45、もしくは下降ボタン(液晶表示画面に表示:不図示)を押下して、それぞれ上昇、下降可能に構成されている。また、パネル本体70Bの上部操作部71の正面側には、返却レバー41、コイン挿入口42、紙幣挿入口43、カード挿入口44が設けられている。また、主操作部72にはタッチパネル式の液晶表示画面46が設けられており、下部操作部73には、つり銭の返却口もしくは領収書発行部となる払い出し部47や各操作段階を例えば点灯表示する操作段階表示部50が設けられている。
また、パネル本体70Bの筐体内部には、つり銭収納箱48やプリンタロール紙装着部49等が設けられている。もちろん、各種の電装品や各部を制御する制御部、および、液晶表示画面46を照明するためのバックライト等も設けられている。
また、リモートパネル7Aには、報知手段として音声出力を行うスピーカ(不図示)を設け、洗車モードの設定操作の内容や手順を案内する音声ガイド、もしくは、注意事項などの音声ガイドを出力可能としておくことが好ましい。また、パネル前面の所定部位に車両検知手段(不図示)を設けて、洗車モードの設定操作の開始を許可するのに用いたり、保護カバー31を開操作するのに用いたりしてもよい。
リモートパネル7Aは上記のように構成されるので、つり銭収納箱48へのつり銭の補充やプリンタロール紙装着部49へのプリンタロール紙の補充、また、各種の電装部品のチェックや交換などのメンテナンス作業を行う必要が生じる。この場合には、パネル本体70Bに設けられた裏カバーを開けて行う。
バックライト46Bは、常時点灯していてもよいが、通常は液晶表示画面46を操作する時に点灯させればよい。すなわち、保護カバー31を開ける操作に連動して点灯可能に構成しておくとよい。しかしながら、本実施形態のリモートパネル7Aは、上記したメンテナンス作業を行う際に、バックライトを点灯させて、液晶表示画面46から射出される光を採光窓51からパネル本体70Bの筐体内部に導いて利用するものである。そのために、本実施形態においては、保護カバー31の開閉位置に拘らずにバックライト46Bを点灯させるスイッチを設けるか、もしくは、裏カバーを開ける操作に連動してバックライト46Bを点灯させる点灯制御を行うか、などを採用するとよい。
また、本実施形態に係るリモートパネル7Aは、バックライト46Bの点灯を採光窓51からパネル本体70Bの筐体内部に導き易くするために、紙幣挿入口43とカード挿入口44との間の距離L1を広くしている。
次に、図2、図3を用いて本実施形態に係るタッチパネル式の液晶表示画面46についてさらに説明する。
図2に示すように、液晶表示画面46は、その下部を筐体外表面側に配し、その上部を筐体内部の奥側に配して傾斜した姿勢で設置される。また、その傾斜した液晶表示画面46の上方に筐体庇部71aを形成し、当該筐体庇部71aに前記液晶表示画面が出射する光を筐体内部に導く採光窓51を設けた構成としている。
この際に、上記したように紙幣挿入口43とカード挿入口44との間の距離L1を広くしているので、採光窓51の上方には他の部品や電機配線等を設置しない空洞域を設けることが可能になって、採光窓51から入射する光を筐体内部に効率よく導くことができる。
採光窓51は光が進行できる窓であればよいので、単なる開口部であってもよいが、雨水の浸入やごみなどの異物の侵入を抑制するためには、ガラスや透明樹脂などを用いることが好ましい。また、この採光窓51を他の目的のために用いることも可能である。例えば、採光窓51の上方にそれぞれの読取装置を設置して、採光窓51の下方にバーコードやQRコード(登録商標)などを差し込んで読み取るようにしてもよい。
上記したように、バックライト46Bを有する液晶表示画面46を斜め上向きに傾斜して配置し、傾斜した液晶表示画面46の上方に採光窓51を設けることにより、バックライト46Bを点灯すると、液晶表示画面46から出射される光がこの採光窓51から筐体内部すなわち装置内部に導光される。従って、設備コストを掛けずに内部作業が可能な程度にリモートパネル内部70Cを明るくできるリモートパネル7Aを得ることができる。
また、液晶表示画面46が斜め上向きに傾斜しているので、ユーザー操作時に画面表面の反射等による眩しさを低減して画面を見易くできる。すなわち、本実施形態によれば、タッチパネル式の液晶表示画面46を用いたリモートパネル7Aにおいて、ユーザー操作時に画面表示を見易くでき、さらに、バックライト46Bの光を用いてリモートパネル内部70Cを明るくできる。
また、リモートパネル7Aは、採光窓51の上方に位置し該採光窓51に対向する筐体内部の上天井面に反射板52を設けることが好ましい。この構成であれば、採光窓51から筐体内部に入射した光は上天井面に設けた反射板52により下方に反射されてリモートパネル内部70Cに導かれるので、リモートパネル内部70Cをさらに明るくできる。
また、リモートパネル7Aは、操作部を覆う保護カバー31の内側面を反射面31aとすることが好ましい。この構成であれば、保護カバー31が液晶表示画面46を覆った状態では、液晶表示画面46から保護カバー31に向けて射出される光は保護カバー31の反射面31aにより反射して、反射した光の一部は採光窓51から筐体内部に入射する。従って、リモートパネル内部70Cをより明るくできる。
保護カバー31の内側面を反射面31aとする方法は特には限定されず、例えば、反射率の良い白色系塗料やシルバー系塗料を塗布した面でよく、高反射率の金属面を用いた反射面であってもよい。
保護カバー31は、例えば、回動部32を介して図中の矢印D1方向に回動して、パネル操作面を覆って保護する全閉位置と、パネル操作面の全面を開放する全開位置との間を回動可能に構成される。この開閉移動は、開閉用の駆動モータを設置して開閉可能に構成してもよく、前述したように、パネル本体70Bの昇降移動に連動して開閉移動できるようにしてもよい。
回動部32は、保護カバー31がパネル本体70Bに干渉することなく開閉できる構成であればよく、その構成は限定されない。例えば、保護カバー31を開閉する際の回動中心となる丁番型のヒンジ部材やピン型のヒンジ部材を用いることができる。また、開閉速度を緩和するためにロータリダンパを用いてもよい。
つり銭収納箱48へのつり銭の補充やプリンタロール紙装着部49へのプリンタロール紙の補充などのメンテナンス作業を行う際には、裏カバー33を開けて、バックライト46Bを点灯させて行うとよい。また、この際に、保護カバー31は全閉位置にあることが好ましい。
図3の要部拡大図に示すように、バックライト46Bが点灯し液晶表示画面46から射出する光R1は、その一部が直接採光窓51に入射する光R2となる。また、光R2は反射板52に反射されて光R3となって筐体内部に導かれる。
また、保護カバー31が全閉位置にあれば、液晶表示画面46から射出する光R1は、その一部が保護カバー31の内側面を照明し、内側面に形成された反射面31aにより反射して液晶表示画面46の前面空間46Cの照度を増加させ、採光窓51に入射する光R2の光強度を強くする。また、この光強度が高くなった光R2の一部も反射板52に反射されて光R3となって筐体内部に導かれる。
従って、リモートパネル内部70Cには、液晶表示画面46から射出する光R1のうち、採光窓51に直接入射する光と、保護カバー31の内側面に形成された反射面31aにより反射して採光窓51に入射する光と、反射板52に反射される光と、の3通りの光が導かれることになる。
また、バックライト46Bの光量を調節可能にし、内部作業中には、バックライト46Bの光量を大きくして液晶表示画面46の輝度を明るくできることが好ましい。この構成であれば、リモートパネル7Aの内部作業中にリモートパネル内部70Cをより一層明るくできる。
従って、リモートパネル内部70Cに設置されるつり銭収納箱48へのつり銭の補充やプリンタロール紙装着部49へのプリンタロール紙の補充などのメンテナンス作業を行うことが可能になる程度に照明できる。
また、本実施形態に係るリモートパネル7Aの内部作業中においては、液晶表示画面46に内部作業中であることを示す文字表記もしくは画像表記のいずれか一方もしくは両方を表示することが好ましい。例えば、図4に示すように、「照明中」との文字表記H1を示すとよい。また、照明中であることを連想させる画像表記H2を表示してもよく、文字表記H1と画像表記H2を共に表示してもよい。この構成であれば、液晶表示画面46が明るくなっても、また、液晶表示画面46が前面白色表示となって最高輝度状態になっても、何故明るくなっているかが判るので、何のためにバックライト46Bが点灯しているのか、液晶表示画面46が何を表示しているか不明となることを防止できる。
文字表記H1は「照明中」でなくてもよい。例えば、「作業中」や「点検中」などであってもよく特には限定されない。また、文字表記H1や画像表記H2の表示サイズや表示位置も特には限定されないが、リモートパネル内部70Cの明るさに悪影響を及ぼさない程度の表示サイズや表示位置であることが好ましい。
液晶表示画面46を最高輝度状態にしておき、保護カバー31を全開にすると、リモートパネル7Aの前方側を明るく照明できる。すなわち、本実施形態のリモートパネル7Aによれば、バックライト46Bの発光を利用してリモートパネル7Aの内部と前方側の両方をそれぞれ照明できる。
上記したように、保護カバー31を全閉位置とし、バックライト46Bを点灯させることで、リモートパネル内部70Cを、内部作業ができる程度に明るく照明できる。また、バックライト46Bの輝度を高くした状態で保護カバー31を開けると、液晶表示画面46の前方を明るく照明できる。従って、本実施形態であれば、リモートパネル7Aに設けるバックライト46Bを用いて、リモートパネル内部70Cを明るく照明できると共にリモートパネル7Aの前方外側も明るく照明できる。
リモートパネル7Aは、洗車機WAに付設してユーザー自身が所望の洗車モードに設定する際に用いるリモートパネルとして説明したが、本実施形態に係るリモートパネル7Aはこれに限定されず、バックライトを備えた液晶表示画面を有し、つり銭の補充やプリンタロール紙の補充などのメンテナンス作業を定期的に行うことが求められる各種のリモートパネルに用いることができる。
いずれにしても、バックライト46Bを有する液晶表示画面46を斜め上向きに傾斜して配置し、傾斜した液晶表示画面46の上方に採光窓51を設ける構成にすることにより、バックライト46Bを点灯すると、液晶表示画面46から出射される光がこの採光窓51から筐体内部すなわちパネル本体内部に導光されて、設備コストを掛けずに内部作業が可能な程度に明るくできるリモートパネル7Aを得ることができる。
また、採光窓51の上方に位置し該採光窓51に対向する筐体内部の上天井面に反射板52を設けることが好ましく、保護カバー31の内側面に反射面31aを設けることが好ましい。また、バックライト46Bの光量を調節可能にし、メンテナンスなどの内部作業中には、バックライト46Bの光量を大きくして液晶表示画面46の輝度を明るくできることが好ましい。このような構成であれば、リモートパネル内部70Cをより一層明るくできる。
また、内部作業中には、液晶表示画面46に内部作業中であることを表示することが好ましい。この構成であれば、何故明るくなっているかが判るので、作業内容が不明となることを防止できる。
上記したように本発明に係るリモートパネルによれば、バックライトを有する液晶表示画面を斜め上向きに傾斜して配置し、傾斜した液晶表示画面の上方の筐体庇部に採光窓を設けた構成としたので、設備コストを掛けずに内部作業が可能な程度に明るくできるリモートパネルを得ることができる。
そのために、本発明に係るリモートパネルは、バックライトとタッチパネル式の液晶表示画面とを備えて、パネル本体内部のメンテナンス作業を行うことが求められるリモートパネルに対して好適に適用される。
1 洗車機本体
7A リモートパネル
31 保護カバー
31a 反射面
46 液晶表示画面
46B バックライト
46C 前面空間
48 つり銭収納箱
49 プリンタロール紙装着部
51 採光窓
52 反射板
70B パネル本体
70C リモートパネル内部
71 上部操作部
72 主操作部
73 下部操作部
H1 文字表記
H2 画像表記
CA 被洗浄車両
WA 洗車機

Claims (5)

  1. パネル本体に、バックライトとタッチパネル式の液晶表示画面と、を設けたリモートパネルであって、
    パネル本体の筐体前面の中央部に前記液晶表示画面を設け、当該液晶表示画面の下部を筐体外表面側に配し、前記液晶表示画面の上部を筐体内部の奥側に配して斜め上向きに傾斜した姿勢で前記液晶表示画面を設置すると共に、
    傾斜した前記液晶表示画面の上方に筐体庇部を形成し、当該筐体庇部に前記液晶表示画面が出射する光を筐体内部に導く採光窓を設けたことを特徴とするリモートパネル。
  2. 前記採光窓の上方に位置し該採光窓に対向する筐体内部の上天井面に反射板を設けたことを特徴とする請求項1に記載のリモートパネル。
  3. 前記液晶表示画面を覆う保護カバーを設け、該保護カバーの内側面に反射面を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のリモートパネル。
  4. 前記バックライトの光量を調節可能にし、当該リモートパネルのメンテナンス作業を行う際には、前記バックライトの光量を大きくして前記液晶表示画面の輝度を明るくできることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のリモートパネル。
  5. 当該リモートパネルのメンテナンス作業を行う際には、前記バックライトを点灯させて前記液晶表示画面に作業中であることを示す文字表記もしくは画像表記のいずれか一方もしくは両方を表示することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のリモートパネル。
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