JP2016166630A - ドライコンタクトシール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転軸2に設けられた回転環3と、回転環と軸方向に対向して配設された静止環4と、回転環と静止環との対面するシール面同士を接触させるべく回転環及び静止環のうちの一方を他方側に押す弾性手段と、を備え、シール面間を挟んで軸方向一方側の第1空間と軸方向他方側の第2空間とを仕切るドライコンタクトシールD1。静止環は、SiCの焼結体又は超硬合金で作製されている。静止環における回転環と対面するシール面にダイヤモンド膜d1が形成されている。静止環の外周面又は内周面、及び、静止環におけるシール面と反対側の面である背面に、シール面のダイヤモンド膜と連続するダイヤモンド膜d2,d3が形成されている。
【選択図】図1
Description
前記静止環は、SiCの焼結体又は超硬合金で作製されており、
前記静止環における前記回転環と対面するシール面にダイヤモンド膜が形成されており、且つ、
前記静止環の外周面又は内周面、及び、前記静止環における前記シール面と反対側の面である背面に、前記シール面のダイヤモンド膜と連続するダイヤモンド膜が形成されている。
前記静止環は、SiCの焼結体又は超硬合金で作製されており、
前記静止環における前記回転環と対面するシール面にダイヤモンド膜が形成されており、且つ、
前記静止環の外周面及び内周面に、前記シール面のダイヤモンド膜と連続するダイヤモンド膜が形成されている。
前記第1及び第2メカニカルシールは、それぞれ、前記回転軸に設けられた回転環と、前記シールケースに設けられた静止環と、前記回転環と静止環との対面するシール面同士を接触させるべく当該回転環及び静止環のうち一方を他方側に押す弾性手段とを備え、
前記第2メカニカルシールの回転環は、SiCの焼結体又は超硬合金で作製されており、
前記第2メカニカルシールの回転環における静止環と対面するシール面にダイヤモンド膜が形成されており、且つ、
前記第2メカニカルシールの回転環の外周面又は内周面、及び、当該回転環における前記シール面と反対側の面である背面に、前記シール面のダイヤモンド膜と連続するダイヤモンド膜が形成されている。
前記第1及び第2メカニカルシールは、それぞれ、前記回転軸に設けられた回転環と、前記シールケースに設けられた静止環と、前記回転環と静止環との対面するシール面同士を接触させるべく当該回転環及び静止環のうち一方を他方側に押す弾性手段とを備え、
前記第2メカニカルシールの回転環は、SiCの焼結体又は超硬合金で作製されており、
前記第2メカニカルシールの回転環における静止環と対面するシール面にダイヤモンド膜が形成されており、且つ、
前記第2メカニカルシールの回転環の外周面及び内周面に、前記シール面のダイヤモンド膜と連続するダイヤモンド膜が形成されている。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係るドライコンタクトシールD1の縦断面説明図である。なお、図1及び後出する図2〜7においては、分かりやすくするために、ダイヤモンド膜の膜厚を誇張して描いている。
図5は、本発明の第2実施形態に係るドライコンタクトシールD2の縦断面説明図であり、図6は、図5に示されるドライコンタクトシールD2の要部拡大説明図である。本実施形態に係るドライコンタクトシールD2は、各種産業用ポンプ、撹拌機、コンプレッサ、ブロワ等の被軸封機器のケーシング21に固定されるシールケース22と、前記ケーシング21に挿入される回転軸23との間に、当該回転軸23の軸線方向に並列する、機内側の第1メカニカルシールM1及び機外側の第2メカニカルシールM2が配置されている、いわゆるタンデム型のドライコンタクトシールである。
2 :回転軸
3 :回転環
3a:シール面
3b:外周面
3c:背面
3d:内周面
4 :静止環
5 :スプリング
6 :スプリングリテーナー
7 : セットスクリュー
8 :ドライブカラー
9 :ピン
10 :Oリング
11 :Oリング
12 :Oリング
13 :シールケース
14 :シールケース
15 :供給孔
21 :ケーシング
22 :シールケース
23 :回転軸
24 :スリーブ
25 :Oリング
26 :ホロセットボルト
27 :リテーナ
28 :Oリング
29 :回転環
29a:シール面
30 :Oリング
31 :ピン
32 :静止環
32a:シール面
33 :スプリング
34 :Oリング
35 :ピン
36 :回転環
37 :Oリング
38 :静止環
39 :スプリング
40 :供給路
41 :環状凸部
41a:シール面
42 :環状鍔部
42a:外周面
43 :狭路
44 :排出路
D1:ドライコンタクトシール
D2:ドライコンタクトシール
M1:第1メカニカルシール
M2:第2メカニカルシール
d1:ダイヤモンド膜
d2:ダイヤモンド膜
d3:ダイヤモンド膜
d4:ダイヤモンド膜
Claims (6)
- 回転軸に設けられた回転環と、前記回転環と軸方向に対向して配設された静止環と、前記回転環と静止環との対面するシール面同士を接触させるべく当該回転環及び静止環のうちの一方を他方側に押す弾性手段と、を備え、前記シール面間を挟んで軸方向一方側の第1空間と軸方向他方側の第2空間とを仕切るドライコンタクトシールであって、
前記静止環は、SiCの焼結体又は超硬合金で作製されており、
前記静止環における前記回転環と対面するシール面にダイヤモンド膜が形成されており、且つ、
前記静止環の外周面又は内周面、及び、前記静止環における前記シール面と反対側の面である背面に、前記シール面のダイヤモンド膜と連続するダイヤモンド膜が形成されている、ドライコンタクトシール。 - 回転軸に設けられた回転環と、前記回転環と軸方向に対向して配設された静止環と、前記回転環と静止環との対面するシール面同士を接触させるべく当該回転環及び静止環のうちの一方を他方側に押す弾性手段と、を備え、前記シール面間を挟んで軸方向一方側の第1空間と軸方向他方側の第2空間とを仕切るドライコンタクトシールであって、
前記静止環は、SiCの焼結体又は超硬合金で作製されており、
前記静止環における前記回転環と対面するシール面にダイヤモンド膜が形成されており、且つ、
前記静止環の外周面及び内周面に、前記シール面のダイヤモンド膜と連続するダイヤモンド膜が形成されている、ドライコンタクトシール。 - 前記静止環が取り付けられるシールケースに、当該静止環の外周面に冷却液を供給する供給孔が形成されている、請求項1又は請求項2に記載のドライコンタクトシール。
- 被軸封機器のケーシングに固定されるシールケースと、前記ケーシングに挿入される回転軸との間に、当該回転軸の軸線方向に並列する、機内側の第1メカニカルシール及び機外側の第2メカニカルシールが配置されているドライコンタクトシールであって、
前記第1及び第2メカニカルシールは、それぞれ、前記回転軸に設けられた回転環と、前記シールケースに設けられた静止環と、前記回転環と静止環との対面するシール面同士を接触させるべく当該回転環及び静止環のうち一方を他方側に押す弾性手段とを備え、
前記第2メカニカルシールの回転環は、SiCの焼結体又は超硬合金で作製されており、
前記第2メカニカルシールの回転環における静止環と対面するシール面にダイヤモンド膜が形成されており、且つ、
前記第2メカニカルシールの回転環の外周面又は内周面、及び、当該回転環における前記シール面と反対側の面である背面に、前記シール面のダイヤモンド膜と連続するダイヤモンド膜が形成されている、ドライコンタクトシール。 - 被軸封機器のケーシングに固定されるシールケースと、前記ケーシングに挿入される回転軸との間に、当該回転軸の軸線方向に並列する、機内側の第1メカニカルシール及び機外側の第2メカニカルシールが配置されているドライコンタクトシールであって、
前記第1及び第2メカニカルシールは、それぞれ、前記回転軸に設けられた回転環と、前記シールケースに設けられた静止環と、前記回転環と静止環との対面するシール面同士を接触させるべく当該回転環及び静止環のうち一方を他方側に押す弾性手段とを備え、
前記第2メカニカルシールの回転環は、SiCの焼結体又は超硬合金で作製されており、
前記第2メカニカルシールの回転環における静止環と対面するシール面にダイヤモンド膜が形成されており、且つ、
前記第2メカニカルシールの回転環の外周面及び内周面に、前記シール面のダイヤモンド膜と連続するダイヤモンド膜が形成されている、ドライコンタクトシール。 - 前記ダイヤモンド膜の熱伝導率が1000〜2000W/m・kである、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のドライコンタクトシール。
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- 2015-03-09 JP JP2015045849A patent/JP6452503B2/ja active Active
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