JP2016166575A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パージ時にダイヤフラム弁によってベーパ通路を閉じる蒸発燃料処理装置において、ダイヤフラム弁の背圧室にキャニスタを通じて大気圧を供給することにより、背圧室が大気開放されていなくてもパージ時にダイヤフラム弁を作動可能として、蒸発燃料が大気中に漏れるのを抑制する。【解決手段】ダイヤフラム弁40は、ベーパ通路34に連通された弁室40aと背圧室40bとを仕切るダイヤフラム41と、ダイヤフラム41に設けられた弁体42と、ベーパ通路34の一部を成してキャニスタ31に連通し、開口端部44が弁体42に対向配置されて当接可能とされた管路43とを備え、背圧室40bは、第1連通路51を介してキャニスタ31に、また第2連通路45を介して燃料タンク21にそれぞれ連通され、各連通路51、45を介して燃料タンク21からキャニスタ31側へ流れる空気の単位時間当り通流量が所定値以上のとき閉じる流量弁52を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、燃料タンクで発生する蒸発燃料を処理する装置に関する。
燃料タンクで発生する蒸発燃料をベーパ通路を介してキャニスタに吸着し、キャニスタに吸着された蒸発燃料をエンジン作動時にパージ通路を介してエンジンの吸気負圧によって吸引して処理する蒸発燃料処理装置が実用化されている。係る蒸発燃料処理装置における処理能力向上の要求からキャニスタの吸着容量の増加、並びにパージ流量の増加が検討されている。キャニスタの吸着容量の増加、並びにパージ流量の増加が行われると、パージ時のキャニスタにおける圧損が増加する。そのため、パージ時にベーパ通路を介して燃料タンクに伝わる負圧が大きくなり、燃料タンクを変形させる問題が生じる。また、燃料タンク内の蒸発燃料が直接エンジンに吸引されてエンジンの空燃比を乱すことがある。そこで、ベーパ通路に遮断弁を設けて、パージ時には遮断弁を閉じて燃料タンクにパージ負圧と同等の負圧が供給されないようにすることが考えられている。下記特許文献1には、上記遮断弁に相当する弁を備えたものが開示されている。
特開平8−100711号公報
しかし、特許文献1の遮断弁は、ダイヤフラムを用いた弁であり、ダイヤフラムによって仕切られた背圧室には、弁の作動のために大気圧を必要としている。そのため、背圧室は大気開放の構造が採用されている。周知のように蒸発燃料処理装置は、大気中への蒸発燃料の漏れが生じないように設計する必要がある。それに対し、特許文献1の遮断弁のようにダイヤフラムを挟んで蒸発燃料の存在する環境と大気圧とが隣接している構造では、ダイヤフラムが損傷を受けた場合に蒸発燃料が大気中に漏れ出す恐れがある。
このような問題に鑑み本発明の課題は、パージ時にダイヤフラム弁によってベーパ通路を閉じるようにされた蒸発燃料処理装置において、ダイヤフラム弁の背圧室にキャニスタを通じて大気圧を供給することにより、背圧室が大気開放されていなくてもパージ時にダイヤフラム弁を作動可能として、蒸発燃料が大気中に漏れる可能性を抑制することにある。
本発明における第1発明は、燃料タンクで発生する蒸発燃料をベーパ通路を介してキャニスタに吸着し、キャニスタに吸着された蒸発燃料をエンジン作動時にパージ通路を介してエンジンの吸気負圧によって吸引して処理する蒸発燃料処理装置であって、ベーパ通路を開閉するようにダイヤフラム弁が設けられ、前記ダイヤフラム弁は、ベーパ通路に連通された弁室と該弁室に対向配置された背圧室との間を仕切り、両室間の圧力差により両室の容積を変化させるように変形するダイヤフラムと、前記弁室側で前記ダイヤフラムと一体に設けられた弁体と、ベーパ通路の一部を成してキャニスタに連通し、前記弁室内で前記弁体に対向配置された開口端部を有し、キャニスタからの負圧を受けて前記弁体を吸引して前記開口端部に当接させてベーパ通路を遮断可能とする管路とを備え、前記背圧室は、第1連通路を介してキャニスタに、また第2連通路を介して燃料タンクにそれぞれ連通され、前記背圧室及び前記各連通路を介して燃料タンクからキャニスタ側へ流れる空気の単位時間当り通流量が所定値以上のとき閉じ、所定値より少ないとき開かれる流量弁を備える。
第1発明によれば、パージが行われる前、ダイヤフラム弁の背圧室は、キャニスタの大気開放ポートを通じて大気圧とされている。そのため、パージ開始時、ベーパ通路を通じてダイヤフラム弁の管路に負圧が印加されると、その負圧により弁体は管路の開口端部に当接してベーパ通路を遮断する。そのため、燃料タンクにパージ時の負圧が印加されるのを防止する。なお、パージ時の負圧によって流量弁を流れる空気量は多くなり、単位時間当たり通流量が所定値以上となるため、流量弁は閉じられ、流量弁を介してパージ時の負圧が燃料タンクに印加されることも防止される。
一方、エンジン停止中に、燃料タンクで蒸発燃料が発生すると、燃料タンクの圧力上昇によってダイヤフラム弁の弁体が管路の開口端部から離され、ベーパ通路を通じて蒸発燃料がキャニスタに吸着される。このとき、ダイヤフラム弁の弁室の圧力上昇が充分でなく、弁体が管路の開口端部から離れないことがあっても、蒸発燃料は、第1、第2連通路及び背圧室、並びに流量弁を通じてキャニスタに流れて吸着される。
また、燃料タンク及びキャニスタを含む蒸発燃料処理装置の空気漏れ診断(以下、OBDという)時、OBDポンプによってキャニスタに弱い負圧が印加されると、流量弁は開かれて第1、第2連通路及び背圧室、並びに流量弁を通じて負圧が燃料タンクに伝達される。そのため、ダイヤフラム弁があってもOBDを実施することができる。
このように、ダイヤフラム弁の背圧室は大気開放とされていないため、仮にダイヤフラムが損傷を受けても燃料タンクからの蒸発燃料は背圧室を通じてキャニスタに流入するのみで大気中に放出されることはない。しかも、ダイヤフラム弁の動作は機械的に行われ、電気制御を必要としないため、弁を安価に製造することができる。
本発明における第2発明は、上記第1発明において、前記流量弁は、前記背圧室と第1連通路との結合部で前記ダイヤフラム弁と一体に設けられている。
第2発明によれば、流量弁をダイヤフラム弁と一体化してシステム全体の構成を簡素化することができる。
本発明における第3発明は、上記第1又は第2発明において、前記第2連通路は、ベーパ通路より空気の通流抵抗を大きくされている。
第3発明によれば、第2連通路は、ベーパ通路より空気の通流抵抗を大きくされているため、燃料タンク内の圧力が上昇して燃料タンクから蒸発燃料混じりの空気がダイヤフラム弁を介してキャニスタに流れるとき、燃料タンクの圧力が第2連通路を介して背圧室に供給されるのを抑制することができ、そのとき弁室の圧力を背圧室より高くして弁体を管路の開口端部から離し、ベーパ通路を連通状態に維持することができる。
本発明における第4発明は、上記第1ないし第3発明のいずれかにおいて、前記第1連通路は、ベーパ通路より空気の通流抵抗を大きくされている。
給油時に燃料タンクからダイヤフラム弁及びベーパ通路を通じてキャニスタに向かって流れる蒸発燃料混じりの空気が第1連通路を逆流してダイヤフラム弁の背圧室に供給されると、背圧室の圧力が高められ、ダイヤフラム弁を閉じる可能性がある。そうなると、ダイヤフラム弁を介して蒸発燃料混じりの空気がキャニスタに流れ難くなり、燃料タンク内圧が上昇して給油ができなくなる恐れがある。第4発明によれば、蒸発燃料混じりの空気が第1連通路を逆流して背圧室に供給されることを抑制して、上記不具合の発生を抑制することができる。
本発明における第5発明は、上記第1ないし第4発明のいずれかにおいて、前記第2連通路は、前記ダイヤフラムを貫通して設けられ、ダイヤフラム弁の弁室と背圧室とを連通させるオリフィスにより構成されている。
第5発明によれば、第2連通路となるオリフィスをダイヤフラムに一体に設けて、第2連通路の構成を簡素化することができる。
本発明の一実施形態におけるシステム構成図であり、エンジン停止中の状態を示す。 図1と同様のシステム構成図であり、エンジン作動中の状態を示す。 図1と同様のシステム構成図であり、給油中の状態を示す。 図1と同様のシステム構成図であり、OBD中の状態を示す。 上記実施形態におけるダイヤフラム弁の外観斜視図である。 図5と同様のダイヤフラム弁の平面図である。 図6のVII−VII線断面矢視図である。 上記実施形態におけるパージ流量に対するキャニスタにおける圧損の特性図である。
図1〜8は本発明の一実施形態を示す。この実施形態は、蒸発燃料処理装置のベーパ通路34にダイヤフラム弁40を備えたものであるが、蒸発燃料処理装置としては、処理能力向上の要求に応えるため、従来に比べてキャニスタ31の吸着容量の増加、並びにパージ流量の増加が行われている。図8は、その様子を示しており、パージ流量は、従来の最大流量である「A」よりも多くされている。また、キャニスタ31の吸着容量の増加とも相まってキャニスタ31の圧損が燃料タンクの変形に対する許容値(樹脂製タンク及び鉄製タンク許容値)を大きく超えてしまう。そのため、本発明ではダイヤフラム弁40によってベーパ通路34を遮断可能として、パージ時の負圧がベーパ通路34を介して燃料タンク21に伝達されないようにしている。なお、以下の説明において、ダイヤフラム弁40は図7の状態を基準として各方向を説明している。
図1のように、エンジン11の吸気通路12には、スロットル弁14を介して空気に燃料を混ぜた混合気が供給されている。空気は、エアクリーナ13を通じて供給され、スロットル弁14によって流量を制御されている。また、燃料は、燃料噴射弁(不図示)によって流量を制御して供給されている。燃料噴射弁には燃料タンク21から燃料パイプ24を介して燃料が供給されている。燃料タンク21内には燃料ポンプ22が設けられ、燃料タンク21内の燃料を汲み上げて燃料パイプ24に送り出している。一方、燃料タンク21には給油パイプ23が設けられ、任意に燃料タンク21への燃料の補給が可能とされている。
燃料タンク21の上部には、燃料タンク21内の空間部に連通するようにベーパ通路34が接続され、ベーパ通路34を介してキャニスタ31が接続されている。それにより燃料タンク21で発生する蒸発燃料はベーパ通路34を通じてキャニスタ31に吸着される。キャニスタ31はパージ通路35を介して吸気通路12に接続され、パージ通路35の途中にはパージ弁32が挿入されている。それによりキャニスタ31に吸着された蒸発燃料は、エンジン11の作動時にパージ弁32の開弁に応じてパージされる。なお、燃料タンク21の上部には、燃料タンク21内の空間部の圧力を検出する圧力センサ25が設けられている。
ベーパ通路34には本発明の特徴であるダイヤフラム弁40が設けられ、ダイヤフラム弁40によってベーパ通路34を開閉するようにしている。ダイヤフラム弁40は、図5〜7のように、それぞれカップ状の弁本体下部46に弁本体上部47を組合せて成り、弁本体下部46と弁本体上部47との突き合わせ面にダイヤフラム41がその全周を挟まれて保持されている。それによりダイヤフラム41の下面側に弁室40aが構成され、ダイヤフラム41の上面側に背圧室40bが構成されている。従って、ダイヤフラム41は、弁室40aと背圧室40bとの間を仕切り、両室40a、40b間の圧力差により両室40a、40bの容積を変化させるように変形される。
ダイヤフラム41の中心部下面には弁体42が設けられ、弁体42はダイヤフラム41を挟んで弁体42に固定部材42aを結合することによってダイヤフラム41に固定されている。弁体42の下面側には管路43が設けられ、管路43の開口端部44は弁体42の下面に対向配置されている。弁体42は、自然状態で管路43の開口端部44に当接するように各部が調整されている。管路43の開口端部44とは反対側は接続パイプ49aと一体とされ、ベーパ通路34を介してキャニスタ31に連通されている。なお、管路43及び接続パイプ49aは弁本体下部46と一体に構成されている。また、弁本体下部46には、接続パイプ49aとは反対方向に伸びる接続パイプ49bが一体に設けられ、この接続パイプ49bは、ベーパ通路34を介して燃料タンク21に連通されている。
弁本体下部46と弁本体上部47の壁内には、それぞれ第2連通路45が穿設され、各第2連通路45は、弁本体下部46と弁本体上部47の突き合わせ面で互いに繋げられ、弁室40aと燃料タンク21との間を連通するように形成されている。第2連通路45は、所定開口面積(例えば、内径が2mm程度)とされ、燃料タンク21から弁室40aへ向けて所定量の空気の流れを許容している。それにより燃料タンク21から後述する流量弁52へ蒸発燃料混じりの空気が流れることを許容している。なお、図1〜4では、第2連通路45をダイヤフラム41に設けられたオリフィスとして示している。これは図示の簡略化のために行ったが、実際に図7のような第2連通路45の構成に代えて、図1〜4のようなダイヤフラム41上のオリフィスの構成を採用してもよい。
弁本体上部47の上側部には、流量弁52が一体に設けられている。流量弁52の弁本体55内には樹脂ボール53が上下方向に移動自在に挿入されている。弁本体55の下端部にはプラグ54が設けられ、樹脂ボール53が弁本体55内から落下しないようにされている。プラグ54は樹脂ボール53を支持しているが、弁本体55内とダイヤフラム弁40の背圧室40bとの間の空気の移動を可能としている。また、弁本体55の上端部は接続パイプ59によって第1連通路51を通じてベーパ通路34に連通されている。そのため、弁本体55内に空気の流れがない状態では、樹脂ボール53はプラグ54上に載っていて、弁本体55と樹脂ボール53との隙間を通じて空気が自由に流れることが可能とされている。一方、背圧室40bから接続パイプ59に向けて空気が流れ、その単位時間当り通流量が所定値以上となると、樹脂ボール53が空気の流れによって押し上げられ、接続パイプ59の入口を閉鎖するように構成されている。
なお、接続パイプ59及び第1連通路51の内径は、接続パイプ49a及びベーパ通路34の内径に比べて細く形成されている。例えば、前者は2〜4mm程度とされ、後者は14mm程度とされている。そのため、ダイヤフラム弁40からキャニスタ31に向かう流路である、接続パイプ49a及びベーパ通路34の空気の通流抵抗に比べて、接続パイプ59及び第1連通路51の空気の通流抵抗が大きくされている。それによりダイヤフラム弁40から接続パイプ49a及びベーパ通路34を介してキャニスタ31に向けて流れた蒸発燃料混じりの空気が、接続パイプ59及び第1連通路51に逆流することを抑制している。
係る構成により、給油中にダイヤフラム弁40が閉じて燃料タンク21の内圧が高まり給油ができなくなる不具合の発生を抑制している。即ち、給油時に燃料タンク21からダイヤフラム弁40及びベーパ通路34を通じてキャニスタ31に向かって流れる蒸発燃料混じりの空気が第1連通路51及び接続パイプ59を逆流して背圧室40bに供給されると、背圧室40bの圧力が高められ、ダイヤフラム弁40を閉じる可能性がある。そうなると、ダイヤフラム弁40を介してキャニスタ31に抜ける蒸発燃料混じりの空気の流れが抑制され、燃料タンク21の内圧が上昇して給油ができなくなる恐れがある。この実施形態によれば、蒸発燃料混じりの空気が第1連通路51及び接続パイプ59を逆流して背圧室40bに供給されることを抑制して、そのような不具合の発生を抑制することができる。
次に作用を説明する。
図1は、エンジン11が停止中で、燃料タンク21内で、矢印で示すように蒸発燃料が多く発生している状態を示している。その蒸発燃料は、ベーパ通路34を通じてキャニスタ31に流れ、キャニスタ31内の活性炭(不図示)に吸着される。このとき、ダイヤフラム弁40の背圧室40bはキャニスタ31の大気開放ポート31aを通じて大気圧とされている。そのため、ダイヤフラム弁40のダイヤフラム41及び弁体42は蒸発燃料の圧力上昇により押し上げられて開口端部44から僅かに離間し、管路43への蒸発燃料混じりの空気の流れを許容している。また、蒸発燃料混じりの空気は、第2連通路45を通じて背圧室40bにも流れ、背圧室40bに流入した蒸発燃料混じりの空気は流量弁52を通じてキャニスタ31に流れる。このとき、流量弁52を流れる蒸発燃料混じりの空気の単位時間当り流量は所定値より少ないため、流量弁52は閉じられることはない。このようにしてエンジン11の停止中に燃料タンク21で発生する蒸発燃料はキャニスタ31に吸着される。
図2は、エンジン11が作動している状態を示している。エンジン11の作動中にはキャニスタ31のパージを行うため、パージ弁32が開弁される。このとき、図8に基づいて説明したように、キャニスタ31の吸着容量の増加、並びにパージ流量の増加によるキャニスタ31の圧損の増加により、ベーパ通路34における負圧も大きくなる。パージ弁32が開弁される前、ダイヤフラム弁40の背圧室40bはキャニスタ31の大気開放ポート31aを通じて大気圧とされている。そのため、パージ弁32が開弁されてキャニスタ31に負圧が発生すると同時に弁体42は管路43の開口端部44に吸着される。従って、キャニスタ31で発生する負圧がダイヤフラム弁40を通じて燃料タンク21に伝達されることは防止される。同時に、第1連通路51を通じて流量弁52を流れる蒸発燃料混じりの単位時間当り空気量は所定値以上となり、樹脂ボール53が接続パイプ59の流入口を封鎖して、流量弁52も閉鎖される。そのため、ダイヤフラム弁40の背圧室40bの圧力は管路43内の圧力より高く維持される。従って、図8で示すように、キャニスタ31の圧損が大きくなり、それに伴ってベーパ通路34に発生する負圧が大きくなっても、その負圧が燃料タンク21に伝達されることはなく、燃料タンク21を変形させることは防止される。また、燃料タンク21内の蒸発燃料が直接エンジン11に吸引されることによりエンジン11の空燃比が乱れることを抑制することができる。
図3は、燃料タンク21への給油が行われている状態を示している。給油中は、燃料タンク21内の燃料の増加に伴って燃料タンク21内の空間に存在した蒸発燃料混じりの空気がベーパ通路34を通じてキャニスタ31に向けて排出される。このとき、図1の場合と同様に、ダイヤフラム弁40のダイヤフラム41は、弁室40aの圧力の上昇により弁体42が管路43の開口端部44から離れて、弁室40aからベーパ通路34への空気の流れを許容する。また、流量弁52を流れる単位時間当り空気量は所定値より少なく、流量弁52も空気の流れを許容している。そのため、給油中に燃料タンク21内の空気圧が高まることは抑制され、給油が正常に行われる。即ち、ダイヤフラム弁40が閉鎖されていると、燃料タンク21内の空気圧が高まって給油のオートストップ機能が働いて給油が停止されてしまい、正常の給油を行うことができなくなるが、そのような問題の発生は抑制される。
図4は、燃料タンク21及びキャニスタ31を含む蒸発燃料処理装置の空気漏れ診断(以下、OBDという)中の状態を示している。OBDを行うためにはOBDポンプ33を作動させて、弱い負圧を発生させる。このとき、パージ弁32は閉鎖されているため、その負圧は、キャニスタ31、第1連通路51、第2連通路45及び流量弁52内を通じて燃料タンク21に伝達される。燃料タンク21、キャニスタ31及びそれらを連通する通路を含む蒸発燃料処理装置に空気漏れがなければ、燃料タンク21内の空間の圧力は時間と共に次第に低下するため、所定時間経過後の圧力センサ25の圧力によって空気漏れ診断を行うことができる。なお、ここでは、圧力センサ25を用いて空気漏れ診断を行ったが、OBDポンプ33に圧力検出機能を持たせる場合には、圧力センサ25を設けることなく、空気漏れ診断を行うこともできる。
ところで、OBDポンプ33の負圧に伴う空気の流れは僅かで、単位時間当り空気量は所定値より少ないため、流量弁52内で樹脂ボール53が接続パイプ59の流入口を閉鎖することはない。そのため、ベーパ通路34にダイヤフラム弁40が設けられていても通常どおりOBDを実施することができる。なお、ベーパ通路34を介してダイヤフラム弁40の管路43にも負圧が伝達される。しかし、その負圧は小さく、しかもダイヤフラム41を挟んで反対側の背圧室40bにも上述のように負圧が供給されているため、ダイヤフラム弁40の弁体42は殆ど動作せず、OBDの実施に影響を与えない。
以上のように、本実施形態によれば、パージが行われる前、ダイヤフラム弁40の背圧室40bは、キャニスタ31の大気開放ポート31aを通じて大気圧とされている。そのため、パージ開始時、ベーパ通路34を通じて管路43に負圧が印加されると、その負圧により弁体42は管路43の開口端部44に当接してベーパ通路34を遮断する。そのため、背圧室40bが大気開放とされていなくてもダイヤフラム41を変形させてダイヤフラム弁40によりベーパ通路34を遮断することができる。従って、ダイヤフラム41が損傷を受けても燃料タンク21からの蒸発燃料は背圧室40bを通じてキャニスタ31に流入するのみで大気中に放出される可能性を抑制することができる。しかも、ダイヤフラム弁40の動作は機械的に行われ、電気制御を必要としないため、ダイヤフラム弁40を安価に製造することができる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、上記実施形態では、流量弁52をダイヤフラム弁40の弁本体上部47と接続パイプ59との結合部に一体に設けたが、流量弁52は第1連通路51又は第2連通路45の途中に設けてもよい。なお、上記実施形態のように第2連通路45がダイヤフラム弁40の弁本体下部46と弁本体上部47とに形成されている場合は、流量弁52は第2連通路45の背圧室40b側端、又は接続パイプ49b側端でダイヤフラム弁40と一体に設けられてもよい。
11 エンジン
12 吸気通路
13 エアクリーナ
14 スロットル弁
21 燃料タンク
22 燃料ポンプ
23 給油パイプ
24 燃料パイプ
25 圧力センサ
31 キャニスタ
31a 大気開放ポート
32 パージ弁
33 OBDポンプ
34 ベーパ通路
35 パージ通路
40 ダイヤフラム弁
40a 弁室
40b 背圧室
41 ダイヤフラム
42 弁体
42a 固定部材
43 管路
44 開口端部
45 第2連通路
46 弁本体下部
47 弁本体上部
48 ばね
49a、49b 接続パイプ
51 第1連通路
52 流量弁
53 樹脂ボール
54 プラグ
55、56 弁本体
57 ボール
58 ばね
59 接続パイプ

Claims (5)

  1. 燃料タンクで発生する蒸発燃料をベーパ通路を介してキャニスタに吸着し、キャニスタに吸着された蒸発燃料をエンジン作動時にパージ通路を介してエンジンの吸気負圧によって吸引して処理する蒸発燃料処理装置であって、
    ベーパ通路を開閉するようにダイヤフラム弁が設けられ、
    前記ダイヤフラム弁は、
    ベーパ通路に連通された弁室と該弁室に対向配置された背圧室との間を仕切り、両室間の圧力差により両室の容積を変化させるように変形するダイヤフラムと、
    前記弁室側で前記ダイヤフラムと一体に設けられた弁体と、
    ベーパ通路の一部を成してキャニスタに連通し、前記弁室内で前記弁体に対向配置された開口端部を有し、キャニスタからの負圧を受けて前記弁体を吸引して前記開口端部に当接させてベーパ通路を遮断可能とする管路とを備え、
    前記背圧室は、第1連通路を介してキャニスタに、また第2連通路を介して燃料タンクにそれぞれ連通され、
    前記背圧室及び前記各連通路を介して燃料タンクからキャニスタ側へ流れる空気の単位時間当り通流量が所定値以上のとき閉じ、所定値より少ないとき開かれる流量弁を備える蒸発燃料処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記流量弁は、前記背圧室と第1連通路との結合部で前記ダイヤフラム弁と一体に設けられている蒸発燃料処理装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記第2連通路は、ベーパ通路より空気の通流抵抗を大きくされている蒸発燃料処理装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記第1連通路は、ベーパ通路より空気の通流抵抗を大きくされている蒸発燃料処理装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    前記第2連通路は、前記ダイヤフラムを貫通して設けられ、ダイヤフラム弁の弁室と背圧室とを連通させるオリフィスにより構成されている蒸発燃料処理装置。
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