JP2016164432A - 遊星ローラ式の動力伝達装置 - Google Patents

遊星ローラ式の動力伝達装置 Download PDF

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Abstract

【課題】過大な負荷に対する耐久性を向上させた遊星ローラ式の動力伝達装置を提供。【解決手段】遊星ローラ式の動力伝達装置1は、ケーシング13により主軸を中心として回転可能に支持される太陽ローラ101と、ケーシング13内に収容される筒状のインターナルリング11と、太陽ローラ101の外周面及びインターナルリング11の内周面に接触する2以上の遊星ローラ12と、ケーシング13により主軸を中心として回転可能に支持され、遊星ローラ12を回転可能に支持するキャリア141と、上限値を超えないトルクを伝達するトルク制限装置16とを備える。トルク制限装置16は、インターナルリング11及びケーシング13間のトルク伝達を制限する。【選択図】図1

Description

本発明は、遊星ローラ式の動力伝達装置に係り、更に詳しくは、太陽ローラの外周面及びインターナルリングの内周面に接触する2以上の遊星ローラを備える遊星ローラ式の動力伝達装置の改良に関する。
遊星ローラ式の動力伝達装置は、潤滑油を介在させた状態で遊星ローラを太陽ローラに押し当てることによって動力を伝達するトラクションドライブ装置であり、遊星歯車式の動力伝達装置に比べ、バックラッシュによる振動及び騒音が少ない。例えば、遊星ローラ式の動力伝達装置は、太陽ローラ、インターナルリング、遊星ローラ及びキャリアにより構成され、電動モータの回転出力を減速する減速機として用いられる。太陽ローラ及びキャリアは、同軸に配置される。また、遊星ローラは、太陽ローラの外周面とインターナルリングの内周面とに接触する転動体である。回転力が電動モータから太陽ローラに入力され、キャリアを介して出力する場合、遊星ローラが自転しながら太陽ローラの周りを公転することにより、回転力が出力される。
なお、特許文献1には、過負荷を吸収するトルクスリップ機構を備える遊星歯車式の減速装置が開示されている。この特許文献1に記載の減速装置では、出力側に過大な負荷がかかれば、トルク伝達がトルクスリップ機構により遮断される。
実開平1−169641号公報
前述した遊星ローラ式の動力伝達装置では、太陽ローラ及び遊星ローラ間と遊星ローラ及びインターナルリング間とにおいて、油膜を介したトルク伝達が行われる。従来の遊星ローラ式の動力伝達装置では、出力側に過大な負荷がかかれば、入力側もトルク負荷が過大になり、電動モータ又は減速機内部のトラクション部材が焼き付きにより故障し、或いは、破損する虞があった。
例えば、ロボットアームの関節部分に組み込まれる減速機には、アームが人又は物に衝突して入力軸及び出力軸の回転が停止した場合に、出力軸を逆方向に回転させることにより、アームと人又は物との間に空間が作られるような機能が求められる。ところが、従来の遊星ローラ式の減速機では、過負荷により回転が停止すれば、出力軸が逆回転し辛い状態、いわゆるロック状態になる。このため、出力軸を無理に逆回転させれば、減速機内部のトラクション部材が破損する虞があった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、過大な負荷に対する耐久性を向上させた遊星ローラ式の動力伝達装置を提供することを目的とする。特に、ロック状態であっても、トラクション部材に不具合を生じさせることなく、出力軸を反転させることができる遊星ローラ式の動力伝達装置を提供することを目的とする。
本発明による遊星ローラ式の動力伝達装置は、ケーシングにより主軸を中心として回転可能に支持される太陽ローラと、前記ケーシング内に収容される筒状のインターナルリングと、前記太陽ローラの外周面及び前記インターナルリングの内周面に接触する2以上の遊星ローラと、前記ケーシングにより前記主軸を中心として回転可能に支持され、前記遊星ローラを回転可能に支持するキャリアと、上限値を超えないトルクを伝達するトルク制限装置とを備える。前記トルク制限装置は、前記インターナルリング及び前記ケーシング間のトルク伝達を制限する。
キャリアは、太陽ローラと比較すれば、ケーシングに対して相対的に低速回転する。このキャリアを回転可能に支持するケーシングとインターナルリングとの間で伝達されるトルクがトルク制限装置により上限値以下に制限される。このため、前記動力伝達装置では、ケーシング及びキャリア間に過大な負荷がかかった場合に、ケーシングとインターナルリングとの間に周方向の滑りを生じさせることができる。
例えば、前記動力伝達装置では、キャリア又はケーシングに対して回転力を入力する場合、キャリアがケーシングに対して回転し辛い状態、いわゆるロック状態であっても、トルク制限装置の上限値を超える回転力を入力すれば、キャリアをケーシングに対して空転させることができる。
本発明による遊星ローラ式の動力伝達装置では、ケーシング及びインターナルリング間のトルク伝達を制限することにより、過大な負荷に対する耐久性を向上させることができる。特に、ロック状態であっても、トラクション部材に不具合を生じさせることなく、出力軸を反転させることができる。
図1は、実施の形態1による遊星ローラ式の動力伝達装置1の断面図である。 図2は、動力伝達装置1をA−A切断線により切断した場合の切断面を示す断面図である。 図3は、動力伝達装置1の一部を模式的に示した説明図である。 図4は、実施の形態2による遊星ローラ式の動力伝達装置1の断面図である。 図5は、実施の形態3による遊星ローラ式の動力伝達装置1の断面図である。 図6は、実施の形態4による遊星ローラ式の動力伝達装置1の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。本明細書では、便宜上、主軸の方向を水平方向として説明するが、本発明による動力伝達装置の使用時における姿勢を限定するものではない。また、本明細書では、主軸の方向を単に「軸方向」と呼び、主軸を中心とする径方向及び周方向を単に「径方向」及び「周方向」と呼ぶ。
実施の形態1.
<動力伝達装置1>
図1は、本発明の実施の形態1による遊星ローラ式の動力伝達装置1の一構成例を示した断面図であり、主軸J1を含む鉛直面により動力伝達装置1を切断した場合の切断面が示されている。図1では、紙面の右側を入力側とし、左側を出力側として、動力伝達装置1が描画されている。図2は、図1の動力伝達装置1をA−A切断線により切断した場合の切断面を示す断面図である。図3は、図1の動力伝達装置1の一部を模式的に示した説明図であり、主軸J1よりも上側部分が拡大して示されている。
主軸J1は、太陽ローラ101、キャリア141及び入力側支持部材142に共通の回転中心を示す直線である。この動力伝達装置1は、電動モータ(図示せず)から入力される回転運動を減速して出力する減速機であり、入力回転体10、インターナルリング11、遊星ローラ12、ケーシング13、出力回転体14、リング支持部材15及びトルク制限装置16と、軸受2〜5とにより構成される。例えば、軸受2〜5は、2以上の球状転動体を外輪と内輪との間に配置した玉軸受である。
<ケーシング13>
ケーシング13は、後述する転動部材を収容する筐体であり、電動モータのハウジング等に固定される。このケーシング13は、入力側に開口を有する本体部131と、本体部131の開口に配置される蓋部132とにより構成される。
本体部131は、軸方向に延びる円筒形状の内周面を有する筒状部1311と、出力回転体14を配置するための貫通孔を有する底部1312とにより構成される。蓋部132は、軸方向の入力側に突出するボス部1321と、入力回転体10を配置するための貫通孔1322とを有し、筒状部1311に取り付けられる。
<入力回転体10>
入力回転体10は、ケーシング13により主軸J1を中心として回転可能に支持される部材であり、電動モータから所定の回転力が入力される。この入力回転体10は、電動モータのシャフトに連結される入力軸100と、遊星ローラ12を外接させる太陽ローラ101とにより構成される。入力軸100及び太陽ローラ101は、一体的に形成される。
<入力軸100>
入力軸100は、ケーシング13の蓋部132により、軸受2を介して回転可能に支持されるとともに、軸受4、入力側支持部材142及び軸受3を介して回転可能に支持される。軸受2は、ボス部1321の径方向内側に配置される。軸受4は、蓋部132の出力側端部の径方向内側に配置される。軸受3は、入力軸100の出力側端部の外周面上に配置される。
<太陽ローラ101>
太陽ローラ101は、軸方向に延びる外周面を有する円柱状の転動部材である。この太陽ローラ101は、外径が入力軸100よりも太く、入力側の端部に入力軸100が連結されている。
<インターナルリング11>
インターナルリング11は、遊星ローラ12を内接させる筒状の転動部材であり、ケーシング13の筒状部1311内に収容される。このインターナルリング11は、径方向に弾性変形することによって遊星ローラ12を径方向内方に向けて付勢する弾性部材により構成される。例えば、インターナルリング11は、可撓性を有する金属弾性体により形成される。インターナルリング11の出力側の端部は、円筒形状であり、内周面をリング支持部材15の外周面に対向させた状態で主軸J1と同軸に配置される。
この動力伝達装置1では、インターナルリング11が径方向に弾性変形することにより、遊星ローラ12を径方向内方に向けて付勢するため、付勢用の部材を別途設けなくても伝達トルクを増大させることができる。
<遊星ローラ12>
遊星ローラ12は、太陽ローラ101の外周面とインターナルリング11の内周面とに接触する転動部材であり、キャリア141により遊星回転軸J2を中心として回転可能に支持される。遊星回転軸J2は、遊星ローラ12のキャリア141に対する回転中心を示す直線である。この遊星ローラ12は、キャリアピン122によりニードル軸受121を介して回転可能に支持される。
キャリアピン122は、遊星ローラ用の軸部材であり、キャリア141により保持される。このキャリアピン122は、出力側の端部がキャリア141内に収容され、入力側の端部を遊星ローラ12の入力側端面から突出させ、入力側支持部材142内に収容させている。
ニードル軸受121は、遊星回転軸J2の方向に延びる2以上の円柱状転動体により構成されるころ軸受であり、キャリアピン122の外周面と遊星ローラ12の内周面との間に配置される。
<出力回転体14>
出力回転体14は、ケーシング13により主軸J1を中心として回転可能に支持される部材であり、回転力を所定の負荷へ出力する。この出力回転体14は、負荷に連結される出力軸140と、2以上の遊星ローラ12を回転可能に支持するキャリア141と、軸方向に延びる2以上の連結部材143を介してキャリア141に固定される入力側支持部材142とにより構成される。
出力軸140は、キャリア141に連結される軸部材であり、太陽ローラ101と同軸に配置され、ケーシング13の底部1312により軸受5を介して回転可能に支持される。この出力軸140は、外径が入力軸100よりも太く、電動モータの回転力により、入力軸100と比較すれば、ケーシング13に対して相対的に低速回転する。例えば、軸受5は、底部1312の貫通孔内に配置した後、内輪に出力軸140を挿入することにより、出力軸140の外周面上に配置される。
<キャリア141>
キャリア141は、キャリアピン122を介して遊星ローラ12を支持する支持部材であり、太陽ローラ101と同軸に配置される。このキャリア141は、円環形状であり、出力軸140の入力側端部の外周面上に配置される。
入力側支持部材142は、キャリアピン122を支持する環状の部材であり、太陽ローラ101と同軸に配置される。この入力側支持部材142は、ケーシング13の蓋部132により軸受4を介して回転可能に支持され、軸受3を介して入力軸100を回転可能に支持する。
軸受4は、蓋部132の出力側端部の内周面と入力側支持部材142の外周面との間に配置される。軸受3は、入力側支持部材142の内周面1421と入力軸100の外周面との間に配置される。軸受3及び4は、軸方向の位置を重複させて配置されている。
図示した動力伝達装置1では、3つの遊星ローラ12が周方向に等間隔に配置される。各遊星ローラ12は、太陽ローラ101に外接させた状態でインターナルリング11内に収容される。インターナルリング11は、3つの遊星ローラ12に外接する外接円に比べ、内周面の直径が小さい部材により構成される。この様なインターナルリング11内に3つの遊星ローラ12を配置した場合、インターナルリング11は、径方向に弾性変形し、遊星ローラ12を押圧力Fにより径方向の内方へ付勢する。また、伝達可能なトルクの上限値は、押圧力Fの大きさに比例する。
トルク制限装置16は、上限値を超えないトルクを伝達するトルクリミッタ又はクラッチであり、インターナルリング11とケーシング13との間のトルク伝達を制限する。例えば、トルク制限装置16は、ケーシング13に連結される可動部材とインターナルリング11に設けられる凹部とを噛み合せる噛み合い式クラッチにより構成される。このトルク制限装置16の作用により、ケーシング13とインターナルリング11との間で伝達されるトルクが上限値以下に制限され、上限値を超えるトルクが遮断される。
リング支持部材15は、インターナルリング11の軸方向の端部を支持する円環状の部材であり、ケーシング13に連結され、キャリア141と同軸に配置される。このリング支持部材15は、軸方向の出力側に突出するボス部151を有し、ボス部151をケーシング13の底部1312に嵌め込むことにより、ケーシング13に固定される。また、リング支持部材15は、軸受5の外周面上に配置される。
インターナルリング11は、軸方向の出力側端部における内周面にリング支持部材15の外周面と対向する凹部111を有する。トルク制限装置16は、リング支持部材15に対して径方向に移動可能に配置される可動部材161と、可動部材161を径方向外方に付勢する付勢部材162とにより構成される。可動部材161及び付勢部材162は、リング支持部材15に設けられた収容孔152内に配置される。収容孔152は、径方向に延びる有底穴である。
可動部材161は、リング支持部材15に支持され、一部がインターナルリング11の凹部111内に収容される。例えば、可動部材161は、球状のボールである。付勢部材162は、可動部材161を支持する弾性体により構成される。例えば、付勢部材162は、コイルばねであり、螺旋状の線材の一端が可動部材161に連結され、他端がリング支持部材15に連結される。凹部111は、可動部材161が嵌まり込む穴形状であり、可動部材161と対向する領域が径方向外方に向けて凹んでいる。
トルク制限装置16の可動部材161がインターナルリング11の凹部111と噛み合うことにより、ケーシング13に連結されるリング支持部材15に対してインターナルリング11が周方向に移動するのを制限することができる。
この動力伝達装置1には、2以上の凹部111、可動部材161及び付勢部材162が設けられる。すなわち、インターナルリング11は、周方向の位置が異なる2以上の凹部111を有する。例えば、4つの凹部111が周方向に等間隔に配置される。
また、トルク制限装置16は、インターナルリング11の凹部111にそれぞれ収容される4つの可動部材161と、可動部材161をそれぞれ付勢する4つの付勢部材162とを備える。リング支持部材15の収容孔152は、周方向に等間隔に配置される。
凹部111、可動部材161及び付勢部材162の数が遊星ローラ12の数と同じであれば、遊星ローラ12が転動する際のインターナルリング11の径方向の振動により、遊星ローラ12が通過するタイミングに同期して噛み合せが外れ易くなる。このため、凹部111、可動部材161及び付勢部材162の数は、遊星ローラ12の数と一致させない方が望ましい。
インターナルリング11の出力側端部は、内径がリング支持部材15の外径よりも大きい。つまり、インターナルリング11の出力側端部の内周面とリング支持部材15の外周面との間に空隙が生じる。このため、動力伝達装置1では、インターナルリング11とリング支持部材15との間の摩擦力を考慮しなくても良いことから、トルクの上限値を容易に設定することができる。
本実施の形態による動力伝達装置1を構成する各部品は、上述した通りである。以下では、これらの部品相互の関係や、それによって生じる作用効果について詳しく説明する。
(1)耐久性の向上
本実施の形態による動力伝達装置1では、ケーシング13とインターナルリング11との間で伝達されるトルクが上限値以下に制限されるため、出力軸140に過大な負荷がかかった場合に、ケーシング13とインターナルリング11との間に周方向の滑りを生じさせることができる。
例えば、出力軸140を介してキャリア141に対して回転力を入力する場合、キャリア141がケーシング13に対して回転し辛い状態、いわゆるロック状態であっても、トルク制限装置16の上限値を超える回転力を入力すれば、キャリア141をケーシング13に対して空転させることができる。従って、動力伝達装置1では、過大な負荷によってトラクション部材が破損するのを抑制することができる。
(2)動力伝達装置1の小型化
本実施の形態による動力伝達装置1では、トルク制限装置16がリング支持部材15に設けられるため、動力伝達装置1が径方向に大型化するのを抑制することができる。また、ケーシング13とインターナルリング11との間で伝達可能なトルクの上限値を容易に設定することができる。例えば、付勢部材162を弾性係数の異なるものに変更し、或いは、可動部材161又は凹部111の形状を変更することにより、トルクの上限値を調整することができる。
(3)トルク調整の容易化
本実施の形態による動力伝達装置1では、トルクが複数の可動部材161及び凹部111の噛み合せに分散するため、トルクの上限値を容易に設定することができる。
(4)製造コストの低減
本実施の形態による動力伝達装置1では、可動部材161が球状のボールであり、付勢部材162がコイルばねである。このため、トルク制限装置16を低コストで実現することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、リング支持部材15に支持される可動部材161をインターナルリング11に設けられる凹部111に噛み合せる場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、インターナルリング11に支持される可動部材161をリング支持部材15に設けられる凹部153に噛み合せる場合について説明する。
図4は、本発明の実施の形態2による遊星ローラ式の動力伝達装置1の一構成例を示した断面図であり、主軸J1を含む鉛直面により動力伝達装置1を切断した場合の切断面が示されている。図中には、動力伝達装置1の主軸J1よりも上側部分が模式的に描画されている。
この動力伝達装置1は、図3の動力伝達装置1と比較すれば、リング支持部材15に凹部153が設けられ、インターナルリング11にトルク制限装置16が配置されている点で異なる。リング支持部材15は、外周面にインターナルリング11の軸方向の出力側端部における内周面と対向する凹部153を有する。
トルク制限装置16は、インターナルリング11に対して径方向に移動可能に配置される可動部材161と、可動部材161を径方向内方に付勢する付勢部材162とにより構成される。可動部材161及び付勢部材162は、インターナルリング11に設けられた収容孔112内に配置される。収容孔112は、径方向に延びる有底穴である。
可動部材161は、インターナルリング11に支持され、一部がリング支持部材15の凹部153内に収容される。付勢部材162は、この様な可動部材161を支持する弾性体により構成される。例えば、付勢部材162は、コイルばねであり、螺旋状の線材の一端が可動部材161に連結され、他端がインターナルリング11に連結される。凹部153は、可動部材161が嵌まり込む穴形状であり、可動部材161と対向する領域が径方向内方に向けて凹んでいる。
トルク制限装置16の可動部材161がリング支持部材15の凹部153と噛み合うことにより、ケーシング13に連結されるリング支持部材15に対してインターナルリング11が周方向に移動するのを制限することができる。
この動力伝達装置1には、2以上の凹部153、可動部材161及び付勢部材162が設けられる。すなわち、リング支持部材15は、周方向の位置が異なる2以上の凹部153を有する。また、トルク制限装置16は、リング支持部材15の凹部153にそれぞれ収容される2以上の可動部材161と、可動部材161をそれぞれ付勢する2以上の付勢部材162とを備える。
本実施の形態による動力伝達装置1では、ケーシング13とインターナルリング11との間で伝達されるトルクが上限値以下に制限されるため、出力軸140に過大な負荷がかかった場合に、ケーシング13とインターナルリング11との間に周方向の滑りを生じさせることができる。また、動力伝達装置1では、トルクが複数の可動部材161及び凹部153の噛み合せに分散するため、トルクの上限値を容易に設定することができる。
実施の形態3.
実施の形態1及び2では、トルク制限装置16がインターナルリング11の端部とリング支持部材15との間に配置される場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、トルク制限装置16がインターナルリング11の端部とケーシング13の筒状部1311との間に配置される場合について説明する。
図5は、本発明の実施の形態3による遊星ローラ式の動力伝達装置1の一構成例を示した断面図であり、主軸J1を含む鉛直面により動力伝達装置1を切断した場合の切断面が示されている。図中には、動力伝達装置1の主軸J1よりも上側部分が模式的に描画されている。
この動力伝達装置1は、図3の動力伝達装置1と比較すれば、ケーシング13の筒状部1311に凹部1313が設けられ、インターナルリング11にトルク制限装置16が配置されている点で異なる。また、図3の動力伝達装置1とは、ケーシング13の底部1312の形状と、インターナルリング11の出力側端部の形状とが異なる。
ケーシング13の底部1312は、入力側に突出するボス部1314を有する。軸受5は、このボス部1314の径方向内側に配置される。インターナルリング11は、キャリア141と同軸に配置される円環状の底部113を有し、底部113の内周面をボス部1314の外周面に対向させて配置される。
ケーシング13の筒状部1311は、内周面にインターナルリング11の底部113の外周面と対向する凹部1313を有する。トルク制限装置16は、インターナルリング11に対して径方向に移動可能に配置される可動部材161と、可動部材161を径方向外方に付勢する付勢部材162とにより構成される。可動部材161及び付勢部材162は、インターナルリング11の底部113に設けられた収容孔114内に配置される。収容孔114は、径方向に延びる有底穴である。
可動部材161は、インターナルリング11の底部113に支持され、一部がケーシング13の凹部1313内に収容される。付勢部材162は、可動部材161を支持する弾性体により構成される。例えば、付勢部材162は、コイルばねであり、螺旋状の線材の一端が可動部材161に連結され、他端が底部113に連結される。凹部1313は、可動部材161が嵌まり込む穴形状であり、可動部材161と対向する領域が径方向外方に向けて凹んでいる。
トルク制限装置16の可動部材161がケーシング13の凹部1313と噛み合うことにより、ケーシング13に対してインターナルリング11が周方向に移動するのを制限することができる。
この動力伝達装置1には、2以上の凹部1313、可動部材161及び付勢部材162が設けられる。すなわち、ケーシング13の筒状部1311は、周方向の位置が異なる2以上の凹部1313を有する。また、トルク制限装置16は、筒状部1311の凹部1313にそれぞれ収容される2以上の可動部材161と、可動部材161をそれぞれ付勢する2以上の付勢部材162とを備える。
本実施の形態による動力伝達装置1では、ケーシング13とインターナルリング11との間で伝達されるトルクが上限値以下に制限されるため、出力軸140に過大な負荷がかかった場合に、ケーシング13とインターナルリング11との間に周方向の滑りを生じさせることができる。また、動力伝達装置1では、トルクが複数の可動部材161及び凹部1313の噛み合せに分散するため、トルクの上限値を容易に設定することができる。
実施の形態4.
実施の形態1では、リング支持部材15に支持される可動部材161を径方向外方に付勢することにより、可動部材161をインターナルリング11の凹部111に押し付ける場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、インターナルリング11を挟んで径方向の外側と内側との両側にトルク制限装置16を配置する場合について説明する。
図6は、本発明の実施の形態4による遊星ローラ式の動力伝達装置1の一構成例を示した断面図であり、主軸J1を含む鉛直面により動力伝達装置1を切断した場合の切断面が示されている。図中には、動力伝達装置1の主軸J1よりも上側部分が模式的に描画されている。
この動力伝達装置1は、図3の動力伝達装置1と比較すれば、インターナルリング11の内周面と外周面とに凹部111及び115がそれぞれ設けられ、リング支持部材15とケーシング13の筒状部1311とにトルク制限装置16が配置されている点で異なる。
インターナルリング11は、凹部111を有するとともに、軸方向の出力側端部における外周面にケーシング13の筒状部1311の内周面と対向する凹部115を有する。例えば、凹部111及び115は、周方向の位置を一致させて配置される。
ケーシング13の筒状部1311に配置されるトルク制限装置16は、筒状部1311に対して径方向に移動可能に配置される可動部材161と、可動部材161を径方向内方に付勢する付勢部材162とにより構成される。可動部材161及び付勢部材162は、筒状部1311に設けられた収容孔1315内に配置される。収容孔1315は、径方向に延びる有底穴である。
可動部材161は、筒状部1311に支持され、一部がインターナルリング11の凹部115内に収容される。付勢部材162は、この様な可動部材161を支持する弾性体により構成される。例えば、付勢部材162は、コイルばねであり、螺旋状の線材の一端が可動部材161に連結され、他端が筒状部1311に連結される。凹部115は、可動部材161が嵌まり込む穴形状であり、可動部材161と対向する領域が径方向内方に向けて凹んでいる。
リング支持部材15により支持される可動部材161が凹部111と噛み合い、かつ、筒状部1311により支持される可動部材161が凹部115と噛み合うことにより、ケーシング13に対してインターナルリング11が周方向に移動するのを制限することができる。この様にインターナルリング11を挟んで径方向の外側と内側とにトルク制限装置16を配置することにより、インターナルリング11が径方向に振動するのに起因して、伝達トルクの上限値が変動するのを抑制することができる。このため、トルクの上限値を容易に設定することができる。
なお、実施の形態1〜4では、凹部111,153,1313及び115が穴形状である場合の例について説明したが、本発明は、可動部材161の一部を収容させる凹部の形状をこれに限定するものではない。例えば、凹部111,153,1313又は115は、軸方向に延びる溝形状である。つまり、凹部111,153,1313又は115は、インターナルリング11をケーシング13に対して周方向に移動させた際にトルク制限装置16の可動部材161が嵌まり込むことにより、インターナルリング11がケーシング13に対して周方向に移動するのを制限することができる形状であれば良い。
また、実施の形態1〜4では、可動部材161が球状のボールである場合の例について説明したが、本発明は、可動部材161の形状をこれに限定するものではない。例えば、可動部材161は、径方向に延びる棒状のピンである。この様な構成の動力伝達装置1では、ピンの先端形状に応じてピンと凹部との噛み合せの状態が変化するため、トルクの上限値を容易に調整することができる。
また、実施の形態1,2及び4では、リング支持部材15がケーシング13に直接的に連結される場合の例について説明したが、本発明は、リング支持部材15がケーシング13に間接的に連結される動力伝達装置1にも適用することができる。例えば、動力伝達装置1は、外輪がケーシング13に固定された軸受を介してリング支持部材15がケーシング13の底部1312に連結されるような構成であっても良い。
また、実施の形態1〜4では、トルク制限装置16がインターナルリング11及びケーシング13間のトルク伝達を制限する場合の例について説明した。本発明は、トルク制限装置16における可動部材161と凹部111,153,1313又は115との噛み合せが外れたことを検出し、停止信号を生成する空転検出センサをさらに備える動力伝達装置1にも適用することができる。この様な空転検出センサを備える動力伝達装置1では、空転検出センサの停止信号を利用して電動モータの回転出力を自動的に停止させることができる。従って、動力伝達装置1の出力側に過大な負荷がかかった際に、焼き付き等の不具合が動力伝達装置1又は電動モータに生じるのを防止することができる。
また、実施の形態1〜4では、トルク制限装置16がインターナルリング11における軸方向の出力側の端部に配置される場合の例について説明したが、本発明は、トルク制限装置16の配置形態をこれに限定するものではない。例えば、動力伝達装置1は、トルク制限装置16がインターナルリング11における軸方向の入力側の端部に配置されるような構成であっても良い。
また、実施の形態1〜4では、ケーシング13が電動モータのハウジング等に固定され、電動モータの回転力が入力軸100を介して太陽ローラ101に伝達され、キャリア141を介して出力軸140から回転力を出力する場合の例について説明したが、本発明は、動力伝達装置1の使用形態をこれに限定するものではない。
例えば、ケーシング13、太陽ローラ101及びキャリア141の3つの部材のうち、任意の一つの部材を電動モータのハウジング等に固定し、他の部材の一方を入力とし、他方を出力とすることができる。つまり、本発明は、トルク制限装置16を介してケーシング13に連結されるインターナルリング11が電動モータのハウジング等に対して相対的に回転する動力伝達装置1にも適用することができる。
また、動力伝達装置1は、ケーシング13が、電動モータのハウジング又は変速機、増速機等の他の動力伝達装置のケーシングと一体的に形成されるような構成であっても良い。或いは、動力伝達装置1は、電動モータ又は他の動力伝達装置と共通の筐体をケーシング13として用いるような構成であっても良い。
1 動力伝達装置
10 入力回転体
100 入力軸
101 太陽ローラ
11 インターナルリング
111,115 凹部
112,114 収容孔
113 底部
12 遊星ローラ
121 ニードル軸受
122 キャリアピン
13 ケーシング
131 本体部
1311 筒状部
1312 底部
1313 凹部
1314 ボス部
1315 収容孔
132 蓋部
14 出力回転体
140 出力軸
141 キャリア
142 入力側支持部材
143 連結部材
15 リング支持部材
151 ボス部
152 収容孔
153 凹部
16 トルク制限装置
161 可動部材
162 付勢部材
J1 主軸
J2 遊星回転軸

Claims (9)

  1. ケーシングにより主軸を中心として回転可能に支持される太陽ローラと、
    前記ケーシング内に収容される筒状のインターナルリングと、
    前記太陽ローラの外周面及び前記インターナルリングの内周面に接触する2以上の遊星ローラと、
    前記ケーシングにより前記主軸を中心として回転可能に支持され、前記遊星ローラを回転可能に支持するキャリアと、
    上限値を超えないトルクを伝達するトルク制限装置とを備え、
    前記トルク制限装置は、前記インターナルリング及び前記ケーシング間のトルク伝達を制限することを特徴とする遊星ローラ式の動力伝達装置。
  2. 前記ケーシングに直接的又は間接的に連結され、前記キャリアと同軸に配置される円環状のリング支持部材をさらに備え、
    前記インターナルリングは、軸方向の端部における内周面に前記リング支持部材の外周面と対向する凹部を有し、
    前記トルク制限装置は、前記リング支持部材に支持され、前記リング支持部材に対して径方向に移動可能に配置されるとともに、一部が前記インターナルリングの前記凹部内に収容される可動部材と、
    前記可動部材を支持し、前記可動部材を径方向外方に付勢する付勢部材とを備え、
    前記凹部は、前記可動部材が嵌まり込む穴形状又は軸方向に延びる溝形状であることを特徴とする請求項1に記載の遊星ローラ式の動力伝達装置。
  3. 前記ケーシングに直接的又は間接的に連結され、前記キャリアと同軸に配置される円環状のリング支持部材をさらに備え、
    前記リング支持部材は、外周面に前記インターナルリングの軸方向の端部における内周面と対向する凹部を有し、
    前記トルク制限装置は、前記インターナルリングに支持され、前記インターナルリングに対して径方向に移動可能に配置されるとともに、一部が前記リング支持部材の前記凹部内に収容される可動部材と、
    前記可動部材を支持し、前記可動部材を径方向内方に付勢する付勢部材とを備え、
    前記凹部は、前記可動部材が嵌まり込む穴形状又は軸方向に延びる溝形状であることを特徴とする請求項1に記載の遊星ローラ式の動力伝達装置。
  4. 前記インターナルリング又は前記リング支持部材は、周方向の位置が異なる2以上の前記凹部を有し、
    前記トルク制限装置は、前記凹部にそれぞれ収容される2以上の前記可動部材と、前記可動部材をそれぞれ付勢する2以上の前記付勢部材とを備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の遊星ローラ式の動力伝達装置。
  5. 前記インターナルリングは、前記キャリアと同軸に配置される円環状の底部を有し、
    前記ケーシングは、内周面に前記インターナルリングの前記底部の外周面と対向する凹部を有し、
    前記トルク制限装置は、前記インターナルリングに支持され、前記インターナルリングに対して径方向に移動可能に配置されるとともに、一部が前記ケーシングの前記凹部内に収容される可動部材と、
    前記可動部材を支持し、前記可動部材を径方向外方に付勢する付勢部材とを備え、
    前記凹部は、前記可動部材が嵌まり込む穴形状又は軸方向に延びる溝形状であることを特徴とする請求項1に記載の遊星ローラ式の動力伝達装置。
  6. 前記付勢部材は、コイルばねであることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の遊星ローラ式の動力伝達装置。
  7. 前記可動部材は、球状のボールであることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の遊星ローラ式の動力伝達装置。
  8. 前記可動部材は、径方向に延びる棒状のピンであることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の遊星ローラ式の動力伝達装置。
  9. 前記トルク制限装置における前記可動部材と前記凹部との噛み合せが外れたことを検出し、停止信号を生成する空転検出センサをさらに備えることを特徴とする請求項2〜8のいずれかに記載の遊星ローラ式の動力伝達装置。
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WO2018116739A1 (ja) * 2016-12-21 2018-06-28 Ntn株式会社 電動アクチュエータ用回転駆動源および電動アクチュエータ
JP2018143028A (ja) * 2017-02-27 2018-09-13 日本電産シンポ株式会社 トラクション減速機付きdcモータの駆動装置

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