JP2016161052A - スライド式等速ジョイント - Google Patents

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啓志 小畠
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Abstract

【課題】外方部材の回転方向又はトルク伝達方向が切り替わった際に、内方部材の脚軸、又は脚軸と複数の転動体との間に介在する中間部材に発生する摩耗を抑制することが可能なスライド式等速ジョイントを提供する。
【解決手段】
スライド式等速ジョイント1は、一対の軌道面211a,211bを有する複数の軌道溝211が形成された外輪2と、シャフト7に連結されるトリポード部材3と、軌道面211a,211bを転動する複数の転動体5と、複数の転動体5をトリポード軸部32の周囲に循環可能に保持する保持器6と、トリポード軸部32と複数の転動体5との間に介在する中間部材4とを備え、中間部材4は、トリポード軸部32に当接する当接面41a,42aが凹面として形成され、当接面41a,42aの深さTが、当接面41a,42aの外縁にトリポード軸部32の頭部322を当接させない寸法に設定されている。
【選択図】図8

Description

本発明は、スライド式等速ジョイントに関する。
従来の等速ジョイントとして、特許文献1に記載されたスライド式の等速ジョイントが知られている。この等速ジョイントは、内周面に3本の軌道溝を有する筒状の外方部材(外輪)と、シャフトに連結されるボス部に3本の脚軸(トリポード軸部)を立設してなる内方部材(トリポード)と、脚軸の外周に揺動可能に設けられた中間部材と、外輪の軌道溝の側面を転動可能な複数の転動体と、転動体を循環可能に保持する保持器とを備えている。
中間部材は、脚軸を挟むように分離状態で配置された一対の分割部材によって構成され、これら一対の分割部材のそれぞれに、脚軸と当接する当接面(内側動力伝達面)を内面に有する凹部が形成されている。内方部材は、脚軸がトルクの伝達方向に応じて一対の分割部材のうち何れか一方の分割部材に当接し、当該一方の分割部材を介して外方部材からのトルクを受け、ボス部に連結されたシャフトに伝達する。
脚軸は、ボス部側の頸部と、頸部よりも外径が大きい球面状の外周面を有する膨出部とを有し、膨出部の外周面が中間部材(分割部材)の凹部の内面に当接する。凹部の内面は、膨出部の曲率に対応した曲率を有する断面円弧状である。
特開2011−58514号公報
脚軸が一対の分割部材のうち何れの分割部材に当接するかは、外方部材の回転方向や、外方部材とシャフトとの間におけるトルク伝達方向によって異なる。つまり、例えば一対の分割部材のうち一方の分割部材を介して外方部材からシャフトにトルクが伝達されていた際に、外方部材の回転方向が反転した場合には、他方の分割部材を介してトルクが伝達されることとなる。同様の現象は、外方部材からシャフトにトルクが伝達される状態から、シャフトから外方部材にトルクが伝達される状態へと変化した場合にも生じ得る。
この際、脚軸における膨大部の外周面が他方の分割部材の凹部の外縁に当接すると、この凹部の外縁に膨大部の外周面が強く押し付けられ、凹部の外縁又は膨大部の外周面における摩耗が促進されてしまうおそれがある。
そこで、本発明は、外方部材の回転方向又はトルク伝達方向が切り替わった際に中間部材又は脚軸に発生する摩耗を抑制することが可能なスライド式等速ジョイントを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、中心軸方向に延びて互いに向かい合う一対の軌道面を有する軌道溝が複数本形成された筒部を有する外方部材と、シャフトに連結される環状のボス部、及び前記ボス部の外周面から前記ボス部の径方向外方に延びるように立設されて前記軌道溝にそれぞれ挿入される複数の脚軸を有する内方部材と、前記外方部材の回転方向及び前記外方部材と前記シャフトとの間のトルク伝達方向に応じて、前記一対の軌道面のうち何れかの軌道面を転動する複数の転動体と、前記複数の転動体を前記脚軸の周囲に循環可能に保持する保持器と、前記脚軸と前記複数の転動体との間に介在する中間部材とを備え、前記中間部材は、前記脚軸に当接する当接面が凹面として形成され、前記当接面の深さが、当該当接面の外縁に前記脚軸を当接させない寸法に設定されている、スライド式等速ジョイントを提供する。
本発明に係るスライド式等速ジョイントによれば、外方部材の回転方向又はトルク伝達方向が切り替わった際に中間部材又は脚軸に発生する摩耗を抑制することが可能となる。
第1の実施の形態に係る等速ジョイントを示す全体図である。 等速ジョイントの外輪を、その回転軸線方向から見た平面図である。 トリポード部材をローラユニットと共に示す分解斜視図である。 ローラユニットを示す正面図である。 図4のA−A線断面図である。 図4のB−B線断面図をトリポード軸部と共に示す構成図である。 図3のC−C線断面におけるローラユニットをトリポード軸部と共に示す構成図である。 第1の実施の形態に係る中間部材の当接面とトリポード軸部との接触状態の一例を示す模式図である。 第2の実施の形態に係る中間部材の当接面とトリポード軸部との接触状態の一例を示す模式図である。 第3の実施の形態に係る中間部材の当接面とトリポード軸部との接触状態の一例を示す模式図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態に係るスライド式等速ジョイントについて、図1乃至図8を参照して説明する。なお、以下に示す各実施の形態は、本発明を実施する上での好適な一具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
図1は、第1の実施の形態に係るスライド式等速ジョイントの一部を破断して示す全体図である。図2は、スライド式等速ジョイントの外輪を、その回転軸線O方向から見た平面図である。図1に示す断面は、図2におけるA−A線断面である。以下、このスライド式等速ジョイントを単に「等速ジョイント」という。
この等速ジョイント1は、車両のディファレンシャル装置の出力部材である図略のサイドギヤとシャフト(ドライブシャフトの中間シャフト)7との間に配置され、車輪を回転させる駆動力をシャフト7に伝達する。この等速ジョイント1は、トリポード型等速ジョイントとも称され、外方部材としての外輪2と、内方部材としてのトリポード部材3と、3つのローラユニット10(図1には、1つのローラユニット10のみを示す)とを有して構成されている。外輪2は、ディファレンシャル装置のサイドギヤと一体回転するように連結され、トリポード部材3は、シャフト7と一体回転するように連結される。ローラユニット10は、後述するトリポード部材3の脚軸としてのトリポード軸部32に嵌め合される。以下、これら各部材等の構成について、詳細に説明する。
(外輪2の構成)
外輪2は、内周面に中心軸方向に延びる複数本(3本)の軌道溝211が形成された筒部21、筒部21の一端部を閉塞する底部22、及び底部22の中央部から筒部21とは反対側に突出する軸状のステム部23を有している。筒部21及び底部22は、有底筒状を呈し、筒部21の内部には、トリポード部材3、及び3つのローラユニット10を収容する収容空間20が形成されている。なお、筒部21の中心軸は、外輪2の回転軸Oと一致している。
3本の軌道溝211は、図2に示すように、筒部21の周方向に沿って等間隔に形成されている。3つのローラユニット10は、これら3つの軌道溝211のそれぞれに収容される。各軌道溝211は、筒部21の中心軸方向(回転軸Oと平行な方向)に延びて互いに向かい合う一対の軌道面211a,211bを有している。一対の軌道面211a,211bは、平坦な面であり、互いに平行に向かい合っている。以下の説明では、一対の軌道面211a,211bのうち、車両の前進加速時にローラユニット10の複数の転動体5(後述)が転動する軌道面を第1の軌道面211aといい、他方の軌道面を第2の軌道面211bという。
ステム部23には、ディファレンシャル装置のサイドギヤにスプライン嵌合するスプライン嵌合部231が形成されている。また、ステム部23におけるスプライン嵌合部231よりも先端側(底部22側の基端部とは反対側)の端部には、スナップリング等のリング状の抜け止め具(図示せず)を保持するための環状溝232が形成されている。
(トリポード部材3の構成)
図3は、トリポード部材3を、1つのトリポード軸部32に組み合わされるローラユニット10と共に示す分解斜視図である。図4は、ローラユニット10を示す正面図であり、図5は、図4のB−B線断面図である。図6は、図4のC−C線断面図をトリポード軸部32と共に示す構成図である。また、図7は、図3のD−D線断面におけるローラユニット10を、トリポード軸部32の頭部322と共に示す構成図である。なお、図3では、複数の転動体5のうち1つの転動体5を保持器6の外側に図示している。
トリポード部材3は、シャフト7に連結される環状のボス部31、及びボス部31の外周面31aからボス部31の径方向外方に延びるように立設されて外輪2の軌道溝211にそれぞれ挿入される複数(3本)のトリポード軸部32を有する。ボス部31は、中心部にシャフト7を挿通させる挿通孔30が形成され、シャフト7の端部に形成されたスプライン嵌合部71(図1参照)と相対回転不能に嵌合する。また、トリポード部材3は、シャフト7に嵌着されたスナップリング70(図1参照)によって抜け止めされている。なお、ボス部31の挿通孔30の内周面には、複数のスプライン突起が形成されているが、図3では、このスプライン突起の図示を省略している。
3本のトリポード軸部32は、ボス部31の周方向に沿って等間隔に設けられ、その先端部は部分球面状に形成されている。各トリポード軸部32は、ボス部31側の頸部321と、頸部321よりも外径が大きい凸球面状の外周面322aを有する頭部322とを有し、頭部322がトリポード軸部32の先端部側に位置している。3本のトリポード軸部32のそれぞれの頭部322には、ローラユニット10が揺動可能に嵌め合わされる。
(ローラユニット10の構成)
ローラユニット10は、トリポード軸部32の頭部322を挟むように分離して配置された一対の分割部材41,42からなる中間部材4と、外輪2の回転方向及び外輪2とシャフト7との間のトルク伝達方向に応じて、第1及び第2の軌道面211a,211bのうち何れかの軌道面を転動する複数の転動体5と、複数の転動体5をトリポード軸部32及び中間部材4の周囲に循環可能に保持する保持器6とを有して構成されている。
転動体5は、円柱状の胴部51と、胴部51の軸方向の両端面に立設された一対の針状突起52,52とを備えた軸状である。本実施の形態では、18個の転動体5が中間部材4の外周囲に配置されている。ただし、転動体5の個数は、等速ジョイント1のトルク伝達容量等に応じて適宜変更することが可能である。
保持器6は、複数の転動体5をその軸方向に挟む一対の循環路形成部材61,62を互いに連結してなり、外輪2の径方向から見た正面視において、角の丸い長方形状(角丸長方形状)を呈している。以下の説明では、一対の循環路形成部材61,62のうち、外輪2の収容空間20内において回転軸Oから遠い径方向外側に配置される一方の循環路形成部材を外側循環路形成部材61といい、他方の循環路形成部材を内側循環路形成部材62という。外側循環路形成部材61及び内側循環路形成部材62は、板状の金属からなる素材をプレスして成形される。
保持器6は、図5に示すように、複数の転動体5の一方の針状突起52が係合する溝状の外側循環路611と、複数の転動体5の他方の針状突起52が係合する溝状の内側循環路621とを有している。外側循環路611は、外側循環路形成部材61に形成され、内側循環路621は、内側循環路形成部材62に形成されている。複数の転動体5は、一方の針状突起52が外側循環路611に案内され、他方の針状突起52が内側循環路621に案内される。
また、保持器6は、一対の連結部60,60によって、外側循環路形成部材61と内側循環路形成部材62とが連結されている。一対の連結部60,60は、外側循環路611及び内側循環路621よりも内側(トリポード軸部32側)に設けられ、筒部21の中心軸方向に沿って並んでいる。それぞれの連結部60は、外側循環路形成部材61から内側循環路形成部材62側に延びる外側連結片612と、内側循環路形成部材62から外側循環路形成部材61側に延びる内側連結片622とを重ね合わせ、外側連結片612及び内側連結片622を加締めることで形成されている。
中間部材4は、トリポード軸部32と複数の転動体5との間に介在して配置されている。このうち一方の分割部材41(以下、「第1の分割部材41」という)は、トリポード軸部32と第1の軌道面211aとの間に配置され、他方の分割部材42(以下、「第2の分割部材42」という)は、トリポード軸部32と第2の軌道面211bとの間に配置されている。第1の分割部材41と第2の分割部材42とは、対称な形状に形成されている。
第1の分割部材41及び第2の分割部材42のそれぞれには、トリポード軸部32の頭部322が当接する当接面41a,42aが、凹部の内面として形成されている。第1の分割部材41の当接面41aは、第1の軌道面211a側に向かって窪み、第2の分割部材42の当接面42aは、第2の軌道面211b側に向かって窪んでいる。この当接面41a,42aの外周囲には、トリポード軸部32の頭部322を挟んで向かい合う第1の分割部材41の平坦面41b及び第2の分割部材42の平坦面42bが、それぞれ形成されている。
第1の分割部材41における当接面41a及び平坦面41bとは反対側の面は、複数の転動体5が転動する転動面41cとして形成されている。また同様に、第2の分割部材42における当接面42a及び平坦面42bとは反対側の面は、複数の転動体5が転動する転動面42cとして形成されている。第1の分割部材41における平坦面41bは転動面41cと平行な平面であり、第2の分割部材42における平坦面42bは転動面42cと平行な平面である。
第1の分割部材41は、当接面41a,平坦面41b,及び転動面41cが形成された基部410と、筒部21の中心軸方向における基部410の両端部から第2の分割部材42に向かって突出した一対の突部411,411とを一体に有している。また同様に、第2の分割部材42は、当接面42a,平坦面42b,及び転動面42cが形成された基部420と、筒部21の中心軸方向における基部420の両端部から第1の分割部材41に向かって突出した一対の突部421,421とを一体に有している。
第1の分割部材41及び第2の分割部材42は、突部411,421が保持器6の連結部60に当接することで、筒部21の中心軸方向における保持器6との相対移動が規制されている。また、第1の分割部材41及び第2の分割部材42は、保持器6の一対の連結部60,60の間に、僅かな隙間(ガタ)を有して配置されている。これにより、第1の分割部材41及び第2の分割部材42は、この隙間の範囲内で、保持器6に対して筒部21の中心軸方向に相対移動可能である。
また、第1の分割部材41及び第2の分割部材42は、その並び方向(平坦面41b,42bに垂直な方向)において、トリポード軸部32の頭部322との間にも隙間(ガタ)を有している。つまり、外輪2とシャフト7との間でトルクが伝達されるトルク伝達状態では、第1の分割部材41及び第2の分割部材42のうち何れか一方の分割部材がトリポード軸部32からの押圧力を受け、外輪2の第1の軌道面211a又は第2軌道面211bを転動する複数の転動体5に押し付けられるが、他方の分割部材はトリポード軸部32からの押圧力を受けず、トリポード軸部32に対して第1及び第2の分割部材41,42の並び方向に相対移動可能である。
またさらに、第1の分割部材41及び第2の分割部材42は、トリポード軸部32の軸線方向におけるトリポード部材3との相対移動が、凹面状に形成された当接面41a,42aとトリポード軸部32の頭部322の外周面322aとの当接によって規制される。
本実施の形態では、第1の分割部材41及び第2の分割部材42の当接面41a,42aが、トリポード軸部32の頭部322における外周面322aの曲率半径よりも大きい曲率半径を有する凹球面からなる。そして、これらの当接面41a,42aは、その深さ(平坦面41b,42bに直交する方向における深さ)及び曲率半径が、当接面41a,42aの外縁にトリポード軸部32の頭部322を当接させない寸法に設定されている。なお、ここで当接面41a,42aの外縁とは、当接面41a,42aと平坦面41b,42bとの境界をいう。
次に、第1の分割部材41における当接面41aの形状について、図8を参照して詳細に説明する。図8では、当接面41aを内面として有する凹部を符号40で示している。この凹部40は、平坦面41bに対して垂直な方向に深さを有し、転動面41c側に向かって窪んでいる。本実施の形態では、凹部40の全体が凹球面部である。当接面41aと平坦面41bとの境界には、角部40bが形成されている。なお、第2分割部材42の当接面42aの形状については、第1の分割部材41の当接面41aの形状と同様であるので、図示及び詳細な説明を省略する。
図8は、図7に示す断面において、凹部40の最深点40a(当接面41aの中心点)がトリポード軸部32の中心軸Cに対して直交する方向に沿って頭部322から最も大きく離間し、かつ頭部322の外周面322aが当接面41aに接触点Pで当接した状態を示す模式図である。
図8では、説明の明確化のため、第1の分割部材41における当接面41aの曲率半径Rと、トリポード軸部32の頭部322における外周面322aの曲率半径rとの差を誇張して示している。また、以下の説明では、当接面41aの曲率中心Cと凹部40の最深点40aとを結ぶ線に平行な方向(図8の左右方向)をX方向という。
図8において、Tは凹部40の深さを、cは凹部40の最深点40aとトリポード軸部32の頭部322との間のX方向における最大クリアランスを、tは凹部40の最深点40aと接触点Pとの間のX方向の距離を、それぞれ示す。また、θは、曲率中心Cと凹部40の最深点40aとを結ぶ線と、曲率中心Cと接触点Pとを結ぶ線とがなす角度である。
図8から明らかなように、tは、下記の式(1)及び(2)によって表すことができる。
t=R・(1-cosθ) ・・・(1)
t=r・(1-cosθ)+c ・・・(2)
これらの式(1)及び(2)により、式(3)を導くことができる。
Figure 2016161052
また、式(1)及び(3)より、式(4)が導かれる。
Figure 2016161052
したがって、下記の式(5)を満たせば、トリポード軸部32の頭部322が当接面41aの外縁に当接しないこととなる。
Figure 2016161052

本実施の形態では、この条件を満たすように、第1の分割部材41の凹部40が形成されている。なお、第2分割部材42についても同様である。
(第1の実施の形態の効果)
以上説明した第1の実施の形態によれば、上記の式(5)を満たすように中間部材4(第1の分割部材41及び第2の分割部材42)が形成されているので、トリポード軸部32の頭部322が当接面41a,42aの外縁(角部40b)に接触することがない。これにより、外輪2の回転方向、又は外輪2とシャフト7との間のトルク伝達方向が切り替わった際に、トリポード軸部32の頭部322が凹部40の角部40bに押し付けられることがなく、中間部材4又はトリポード軸部32における摩耗や損傷を抑制することが可能となる。
また、第1の実施の形態では、第1の分割部材41の当接面41a、及び第2の分割部材42の当接面42aの何れもが上記の式(5)を満たすように形成されているので、第1の分割部材41を介して外輪2とトリポード部材3との間でトルクが伝達される第1トルク伝達状態から第2の分割部材42を介して外輪2とトリポード部材3との間でトルクが伝達される第2トルク伝達状態へ切り替わった場合、ならびに第2トルク伝達状態から第1トルク伝達状態に切り替わった場合の何れの場合においても、上記の効果を奏することが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について、図9を参照して説明する。本実施の形態に係る等速ジョイント1は、当接面41a,42aの形状が図8を参照して説明したものと異なる他は、第1の実施の形態と同様に構成されているので、この違いの部分について詳細に説明する。
第1の実施の形態では、第1及び第2の分割部材41,42の当接面41a,42aの全体が、一定の曲率半径Rの凹球面状に形成されていたが、本実施の形態では、凹部40の底部(中心部)401における当接面41aが曲率半径Rの凹球面状に形成され、その外側の周縁部402における当接面41aは、曲率半径Rよりも大きい曲率半径Rを有する凹面によって形成されている。すなわち、第1の分割部材41の当接面41aは、底部401に曲率半径Rの凹球面部を有すると共に、この凹球面部の外周に、曲率半径Rよりも大きい曲率半径Rを有する凹曲面からなる周縁部402を有している。
図9は、第1の実施の形態における図8に対応する図面であり、第1の分割部材41の当接面41aとトリポード軸部32の頭部322との関係を示す模式図である。図9では、図8と同様に、凹部40の最深点40aがトリポード軸部32の中心軸Cに対して直交する方向に沿って頭部322から最も大きく離間し、かつ頭部322の外周面322aが当接面41aに接触点Pで当接した状態を示している。
また、以下の説明では、当接面41aの底部401における凹球面部の曲率中心Cと凹部40の最深点40aとを結ぶ線に平行な方向(図9の左右方向)をX方向といい、このX方向に直交する方向(図9の上下方向)をY方向という。Y方向は、外輪2の回転軸線Oと平行である。なお、図9において、図8を参照して説明した構成要素と共通する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
本実施の形態では、凹部40が底部401と周縁部402からなり、底部401は凹部40の最深点40aを含んでその周辺に形成されている。周縁部402は底部401を囲む環状に形成されている。また、底部401における当接面41aを第1当接面41aとし、周縁部402における当接面41aを第2当接面41aとすると、第1当接面41aの曲率中心Cは凹部40の最深点40aとX方向に並んでいる。一方、第2当接面41aの曲率中心Cは、第1当接面41aの曲率中心Cに対してY方向にオフセットしている。
第1当接面41aと第2当接面41aとは、その境目40cにおいて滑らかに連続している。つまり、図9に示す第1の分割部材41の断面において、境目40cにおける第1当接面41aの接線と第2当接面41aの接線とは一致する。なお、図9では、第2当接面41aを太線で示すことにより、第1当接面41aと区別している。
図9では、第1当接面41aと第2当接面41aとの境目40cと、第1当接面41aの曲率中心Cとを結ぶ線がX方向に対してなす角をθとし、第2当接面41aの曲率中心Cと接触点Pとを結ぶ線がX方向に対してなす角をθとしている。また、第1当接面41aの曲率中心Cと第2当接面41aの曲率中心Cとの間のX方向の距離をdとすると、このdは、下記の式(6)によって表すことができる。
d=(R−R)・cosθ ・・・(6)
トリポード軸部32の頭部322は、接触点Pとの間のX方向の距離tが、下記の式(7)を満たす場合に第1当接面41aと接触し、下記の式(8)を満たす場合には第2当接面41aと接触する。
t<R・(1−cosθ) ・・・(7)
T≧t≧R・(1−cosθ) ・・・(8)
トリポード軸部32の頭部322が第2当接面41aと接触する場合、図9に示す幾何学的関係に基づいて、凹部40の最深点40aと接触点Pとの間のX方向の距離tは、下記の式(9)及び(10)によって表すことができる。
t=r(1−cosθ)+c ・・・(9)
t=R+d−R・cosθ ・・・(10)
式(6),(9),(10)により、下記の式(11)を導くことができる。
Figure 2016161052

また、式(9)及び(11)より、下記の式(12)が導かれる。
Figure 2016161052
したがって、下記の式(13)を満たせば、トリポード軸部32の頭部322が当接面41aの外縁に当接しないこととなる。
Figure 2016161052

本実施の形態では、この条件を満たすように、第1の分割部材41の凹部40が形成されている。なお、第2分割部材42についても同様である。
本実施の形態によっても、第1の実施の形態について説明した効果と同様の効果が得られる。また、第2当接面41aの曲率半径Rが第1当接面41aの曲率半径Rよりも大きいので、凹部40の深さTが同じである場合に、第1の実施の形態よりも凹部40の開口面積(当接面41aの直径)を大きくすることができる。これにより、例えば凹部40の深さを第1の実施の形態よりも浅くしても、トリポード軸部32の頭部322が凹部40の角部40bに接触しないようにすることが可能となる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について、図10を参照して説明する。本実施の形態に係る等速ジョイント1は、当接面41a,42aの形状が図9を参照して説明した第2の実施の形態のものと異なる他は、第2の実施の形態と同様に構成されているので、この違いの部分について詳細に説明する。
第2の実施の形態では、凹部40の底部(中心部)401における当接面41aが曲率半径Rの凹球面状に形成されると共に、その外側の周縁部402における当接面41aが曲率半径Rよりも大きい曲率半径Rを有する凹曲面によって形成されていたが、本実施の形態では、周縁部402が凹球面状の底部401から連続して形成された円錐面からなるテーパ状に形成されている。つまり、本実施の形態では、第2の実施の形態における第2当接面41aの曲率半径Rを無限大としたことと実質的に等しい構成を有している。
図10は、第1の分割部材41の当接面41aとトリポード軸部32の頭部322との関係を示す模式図である。図10では、図9と同様に、凹部40の最深点40aがトリポード軸部32の中心軸Cに対して直交する方向に沿って頭部322から最も大きく離間し、かつ頭部322の外周面322aが当接面41aに接触点Pで当接した状態を示している。
図10において、図9を参照して説明した構成要素と共通する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。また、図10では、周縁部402における円錐面のY方向に対する傾斜角をθで示している。第1当接面41aと第2当接面41aとは、その境目40cにおいて滑らかに連続している。つまり、図10に示す第1の分割部材41の断面において、第2当接面41aは、境目40cにおける第1当接面41aの接線方向に延在している。
トリポード軸部32の頭部322は、接触点Pとの間のX方向の距離tが、上記の式(7)を満たす場合に第1当接面41aと接触し、式(8)を満たす場合には第2当接面41aと接触する。
トリポード軸部32の頭部322が第2当接面41aと接触する場合、図10に示す幾何学的関係に基づいて、凹部40の最深点40aと接触点Pとの間のX方向の距離tは、下記の式(14)によって表すことができる。
t=r(1−cosθ)+c ・・・(14)
したがって、下記の式(15)を満たせば、トリポード軸部32の頭部322が当接面41aの外縁に当接しないこととなる。
T>r(1−cosθ)+c ・・・(15)
本実施の形態では、この条件を満たすように、第1の分割部材41の凹部40が形成されている。なお、第2分割部材42についても同様である。
本実施の形態によっても、第1及び第2の実施の形態について説明した効果と同様の効果が得られる。また、第2当接面41aがテーパ状に形成されているので、凹部40の深さTが同じである場合に、第2の実施の形態よりもさらに凹部40の開口面積(当接面41aの直径)を大きくすることができる。これにより、例えば凹部40の深さを第2の実施の形態よりも浅くしても、トリポード軸部32の頭部322が凹部40の角部40bに接触しないようにすることが可能となる。
以上、本発明のスライド式等速ジョイントを第1乃至第3の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
1…等速ジョイント(スライド式等速ジョイント)、10…ローラユニット、2…外輪(外方部材)、20…収容空間、21…筒部、211…軌道溝、211a…第1の軌道面、211b…第2の軌道面、22…底部、23…ステム部、231…スプライン嵌合部、232…環状溝、3…トリポード部材(内方部材)、30…挿通孔、31…ボス部、31a…外周面、32…トリポード軸部、321…頸部、322…頭部、322a…外周面、4…中間部材、40…凹部、40a…最深点、40b…角部、40c…境目、401…底部、402…周縁部、41…第1の分割部材、42…第2の分割部材、410,420…基部、411,421…突部、41a,42a…当接面、41a…第1当接面、41a…第2当接面、41b,42b…平坦面、41c,42c…転動面、5…転動体、51…胴部、52…針状突起、6…保持器、60…連結部、61…外側循環路形成部材、611…外側循環路、612…外側連結片、62…内側循環路形成部材、621…内側循環路、622…内側連結片、7…シャフト、70…スナップリング、71…スプライン嵌合部

Claims (5)

  1. 中心軸方向に延びて互いに向かい合う一対の軌道面を有する軌道溝が複数本形成された筒部を有する外方部材と、
    シャフトに連結される環状のボス部、及び前記ボス部の外周面から前記ボス部の径方向外方に延びるように立設されて前記軌道溝にそれぞれ挿入される複数の脚軸を有する内方部材と、
    前記外方部材の回転方向及び前記外方部材と前記シャフトとの間のトルク伝達方向に応じて、前記一対の軌道面のうち何れかの軌道面を転動する複数の転動体と、
    前記複数の転動体を前記脚軸の周囲に循環可能に保持する保持器と、
    前記脚軸と前記複数の転動体との間に介在する中間部材とを備え、
    前記中間部材は、前記脚軸に当接する当接面が凹面として形成され、前記当接面の深さが、当該当接面の外縁に前記脚軸を当接させない寸法に設定されている、
    スライド式等速ジョイント。
  2. 前記中間部材は、前記脚軸を挟むように分離して配置された一対の分割部材からなり、前記一対の分割部材のうち一方の分割部材が前記脚軸と前記一対の軌道面のうち一方の軌道面との間に配置されると共に、他方の分割部材が前記脚軸と前記一対の軌道面のうち他方の軌道面との間に配置され、
    前記一対の分割部材のそれぞれに前記当接面が形成された、
    請求項1に記載のスライド式等速ジョイント。
  3. 前記脚軸は、前記中間部材に当接する外周面が凸球面状に形成され、
    前記当接面は、その少なくとも底部に前記脚軸の前記凸球面状の外周面の曲率半径よりも大きい曲率半径を有する凹球面部を有する、
    請求項1又は2に記載のスライド式等速ジョイント。
  4. 前記当接面は、前記底部に前記凹球面部を有すると共に、前記凹球面部の外周に、前記凹球面部の曲率半径よりも大きい曲率半径を有する周縁部を有する、
    請求項3に記載のスライド式等速ジョイント。
  5. 前記中間部材の前記当接面における前記周縁部は、前記凹球面部から連続して形成された円錐面からなるテーパ状に形成されている、
    請求項4に記載のスライド式等速ジョイント。
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