JP2016169847A - 等速ジョイント - Google Patents

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大江 賢次
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知弘 西田
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知弘 西田
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Masayuki Shimada
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Abstract

【課題】一対の爪の形状及び転動体の形状の設計自由度を向上することができる等速ジョイントを提供する。【解決手段】転動体ユニット(30)は、軌道溝(11)の側面(13,14)を転動する転動体(32)と、転動体(32)と脚軸(22)との間に介在する内側部材(31)と、内側部材(31)の外周側に設けられ、転動体(32)に対して軌道溝(11)の溝深さ方向の両側に設けられ、転動体(32)が溝深さ方向へ移動すること及び転動体(32)が内側部材(31)の外周面から外方へ移動することを規制する一対の爪(33,34)とを備える。一対の爪(33,34)の少なくとも一つは、転動体(32)より軌道溝(11)の側面側に張り出し、軌道溝(11)は、転動体(32)を転動させる転走面(15)、及び、転走面(15)より凹んで形成され且つ一対の爪(33,34)の少なくとも一つを収容して移動を許容する凹所(16,17)を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、等速ジョイントに関するものである。
特許文献1−3には、ニードルなどの転動体が外周側に配置される転動体ユニットを備える等速ジョイントが記載されている。当該等速ジョイントにおいて、転動体ユニットを構成する一対の爪が、転動体を保持する。転動体は外側ジョイント部材の軌道溝の側面を転動するため、一対の爪は転動体よりも軌道溝の側面側に張り出さないように形成される。
また、特許文献4には、ダブルローラタイプの転動体ユニットを備える等速ジョイントが記載されている。当該等速ジョイントにおいて、転動体ユニットを構成する内ローラが、外ローラよりも軌道溝の側面側に張り出して、軌道溝の凹所に係合する。
特許第5240506号公報 特許第2763624号公報 特開昭63−163031号公報 特開平5−215143号公報
ここで、特許文献1−3に記載の等速ジョイントにおいて、一対の爪が転動体よりも軌道溝の側面側に張り出さないように形成されるため、一対の爪の形状及び転動体の形状に制約がある。例えば、一対の爪が張り出さないようにするために、一対の爪の先端を細くする必要があったり、転動体の中央部の直径を大きくする必要があったりする。仮に、一対の爪の先端を太くすることができれば、一対の爪の強度が向上する。また、転動体の中央部の直径を小さくすることができれば、外側ジョイント部材の軌道溝を転動する転動体の数を多くすることができ、1つの転動体が受ける負荷を低下することができる。また、転動体の数を同程度とするならば、転動体の中央部の直径が小さいほど、転動体ユニットが小型となる。
本発明は、一対の爪の形状及び転動体の形状の設計自由度を向上することができる等速ジョイントを提供することを目的とする。
等速ジョイントは、筒状に形成され、内周面に複数の軌道溝が形成される外側ジョイント部材と、径方向外方に突出する複数の脚軸を備える内側ジョイント部材と、前記脚軸の外周面に支持され前記軌道溝の側面を転動する転動体ユニットと、を備える等速ジョイントであって、前記転動体ユニットは、前記軌道溝の側面を転動する転動体と、前記転動体と前記脚軸との間に介在する内側部材と、前記内側部材の外周側に設けられ、前記転動体に対して前記軌道溝の溝深さ方向の両側に設けられ、前記転動体が前記溝深さ方向へ移動すること及び前記転動体が前記内側部材の外周面から外方へ移動することを規制する一対の爪と、を備え、前記一対の爪の少なくとも一つは、前記転動体より前記軌道溝の側面側に張り出し、前記軌道溝は、前記転動体を転動させる転走面、及び、前記転走面より凹んで形成され且つ前記一対の爪の少なくとも一つを収容して移動を許容する凹所を備える。
上記の等速ジョイントによれば、一対の爪の少なくとも一つが転動体より軌道溝の側面側に張り出して形成される。従って、従来のように、一対の爪が張り出さないようにするために、一対の爪の先端を細くすることや、転動体の中央部の直径を大きくすることは、不要となる。その結果、一対の爪の形状及び転動体の形状の設計自由度が向上する。ただし、一対の爪の少なくとも一つが転動体より軌道溝の側面側に張り出すため、軌道溝の側面には、凹所が形成される。凹所によって、一対の爪の少なくとも一つが移動を許容される。
本実施形態の等速ジョイントの一部分における回転軸線に直交する方向の断面図である。 図1の等速ジョイントを構成する外側ジョイント部材の一部分における回転軸線に直交する方向の断面図である。 図1の等速ジョイントを構成する転動体ユニットの、等速ジョイントの回転軸線に直交する方向の断面図である。 図3の転動体ユニットを図3の上方から見た図である。 図3の転動体ユニットの5−5断面図である。
<等速ジョイント1の構成>
本実施形態の等速ジョイント1について、図1−図5を参照して説明する。等速ジョイント1は、車両の動力伝達シャフトの連結、特にディファレンシャルギヤに連結される軸部とドライブシャフトの中間シャフトとの連結部位に用いる場合を例に挙げて説明する。
等速ジョイント1は、トリポード型等速ジョイントを例示する。等速ジョイント1は、外側ジョイント部材10、内側ジョイント部材20及び3つの転動体ユニット30を備える。外側ジョイント部材10は、図1及び図2に示すように、筒状(例えば有底筒状)に形成され、外側ジョイント部材10の底部側が、ディファレンシャルギヤ(図示せず)に連結される。外側ジョイント部材10の筒状部分の内周面には、外側ジョイント部材10の軸線方向に延びる軌道溝11が、周方向に等間隔に3本形成される。
各軌道溝11における溝延伸方向に直交する断面形状は、図1及び図2に示すように、外側ジョイント部材10の回転中心に向かって開口するUの字型に形成される。つまり、各軌道溝11は、ほぼ平面状に形成された底面12と、底面12に直交する側面13,14を備える。
図2に示すように、各軌道溝11の側面13,14は、転走面15及び一対の凹所16,17を備える。転走面15は、後述する転動体32を転動させる平面である。転走面15は、側面13,14における軌道溝11の溝深さ方向の中央部に形成され、外側ジョイント部材10の軸線方向の全長に亘って形成される。
一対の凹所16,17は、転走面15に対して軌道溝11の溝深さ方向の両側に、転走面15より凹んで形成される。一対の凹所16,17は、転走面15と同様に、外側ジョイント部材10の軸線方向の全長に亘って形成される。ここで、一対の凹所16,17は、凹溝である場合を例示する。つまり、一対の凹所16,17は、軌道溝11の開口側(図1の下側)に位置する側面16a,17aと、軌道溝11の底面12側に位置する側面16b,17bとを備える。一対の凹所16,17の側面16a,16b,17a,17bは、軌道溝11の溝深さ方向に直交する平面状に形成される。
内側ジョイント部材20は、図1に示すように、本実施形態においてはトリポードである。内側ジョイント部材20は、外側ジョイント部材10に対して、外側ジョイント部材10の軸線方向に移動可能であると共に傾動可能である。内側ジョイント部材20は、ドライブシャフトの中間シャフト(図示せず)に連結される。内側ジョイント部材20は、一体に形成されるボス部21及び3本の脚軸22を備える。
ボス部21は、ほぼ円筒形に形成され、ボス部21の内周面には、中間シャフトとトルクを伝達するために、中間シャフトの雄スプラインに係合する雌スプライン21aが形成される。脚軸22は、ボス部21から径方向外方に突出し、周方向に等間隔に設けられる。各脚軸22の外周面は、球面凸状に形成され、脚軸22の軸線方向の中央部が最も膨出する形状に形成される。
図3−図5に示すように、各転動体ユニット30の外形形状は、ほぼ直方体状に形成され、転動体ユニット30は、中央に貫通孔を有する環状に形成される。各転動体ユニット30は、各脚軸22の外周面に支持され、各軌道溝11の側面13,14を転動する。転動体ユニット30は、内側部材31、複数の転動体32、一対の爪33,34、及び一対の止め輪35,36を備える。
内側部材31の外形形状は、ほぼ直方体状に形成され、内側部材31は、中央に貫通孔31aを有する。内側部材31の貫通孔31aは、円筒状に形成され、脚軸22が挿入される。脚軸22は、内側部材31に対して、内側部材31の貫通孔31aの延びる方向に相対移動可能であり、傾動可能である。
また、内側部材31は、外周面に背向する平面状に形成された一対のトルク伝達面31b,31cを備える。一対のトルク伝達面31b,31cは、軌道溝11の側面13,14に平行に対向する。さらに、内側部材31は、貫通孔31aの延びる方向の両端面に、円形凸部31d,31eを備える。円形凸部31d,31eの外周面には、全周に亘って、止め輪溝31f,31gが形成される。
複数の転動体32は、内側部材31の外周面を循環可能に配置され、軌道溝11の側面13,14を転動する。つまり、複数の転動体32は、内側部材31のトルク伝達面31b,31cと軌道溝11の側面13,14との間でトルクを伝達する。そして、内側部材31は、転動体32と脚軸22との間に介在する。従って、外側ジョイント部材10と内側ジョイント部材20とは、内側部材31及び複数の転動体32を介してトルクを伝達する。
転動体32は、本実施形態においてはニードルである。特に、転動体32は、円柱状のニードルである。すなわち、転動体32は、両端に小突起を備える構成ではない。転動体32の外周面は、ほぼ同径に形成される。転動体32は、円柱状の外周面に、軌道溝11の側面13,14の転走面15を転動する転動部32a、及び、転動部32aの軸線方向の両側に位置する係止端部32b,32cを備える。
一対の爪33,34は、環状で、且つ、板状に形成される。一対の爪33,34は、内側部材31の外周面に対応する貫通孔を有する円板部33a,34aと、円板部33a,34aの外周縁の全周から屈曲する筒状部33b,34bとを備える。一対の爪33,34は、内側部材31の外周側に設けられ、複数の転動体32を転動体32の軸線方向に挟むように配置される。つまり、一対の爪33,34は、転動体32に対して軌道溝11の溝深さ方向の両側に設けられる。また、一方の爪33の筒状部33bと他方の爪34の筒状部34bとは、向かい合うように配置される。
従って、一対の爪33,34の円板部33a,34aは、転動体32の両端面に対向し、転動体32が軌道溝11の溝深さ方向へ移動することを規制する。一対の爪33,34の筒状部33b,34bは、転動体32の係止端部32b,32cを係止し、転動体32が内側部材31の外周面から外方へ移動することを規制する。
一対の止め輪35,36は、円環状で且つ板状に形成される。一対の止め輪35,36は、止め輪溝31f,31gに係止される。このとき、一対の爪33,34は、一対の止め輪35,36の対向する側に配置される。つまり、一対の止め輪35,36は、転動体32及び一対の爪33,34が、内側部材31に対して軌道溝11の溝深さ方向に移動することを規制する。
一対の爪33,34の両者は、転動体32より軌道溝11の側面13,14側に張り出す。詳細には、一対の爪33,34の筒状部33b,34bが、転動体32より軌道溝11の側面13,14側に張り出す。張り出した部位である筒状部33b,34bのそれぞれが、軌道溝11の側面13,14における一対の凹所16,17に収容される。この状態で、一対の凹所16,17は、一対の爪33,34が外側ジョイント部材10の軸線方向に移動することを許容する。
さらに、一対の爪33,34は、一対の凹所16,17に収容された状態で、凹所16,17の側面16a,16b,17a,17bによって、前記軌道溝11の溝深さ方向の両方向に係止される。従って、転動体ユニット30は、軌道溝11に対して姿勢が規制された状態となる。
上記実施形態においては、一対の凹所16,17は、両側に側面16a,16b,17a,17bを備える凹溝としたが、片側の側面16a,17bのみを有する凹所としてもよい。また、上記実施形態において、一対の爪33,34が、一対の凹所16,17に収容されることとしたが、一方の爪33(又は34)のみが、凹所16(又は17)に収容されるようにしてもよい。ただし、この場合には、転動体32が、軸線方向の片側に、他方の爪34(又は33)に係止される小突起を備えるようにするとよい。
また、本実施形態においては、内側部材31と一対の爪33,34は、一体的に設けることとした。この他に、一対の爪33,34は、内側部材31に対して相対移動可能に設けられ、転動体32を保持する保持器とすることもできる。この場合も、保持器の一対の爪33,34が凹所16,17に収容される。
<実施形態の効果>
上記実施形態の等速ジョイント1の効果は以下のとおりである。等速ジョイント1は、筒状に形成され、内周面に複数の軌道溝11が形成される外側ジョイント部材10と、径方向外方に突出する複数の脚軸22を備える内側ジョイント部材20と、脚軸22の外周面に支持され軌道溝11の側面13,14を転動する転動体ユニット30とを備える。さらに、転動体ユニット30は、軌道溝11の側面13,14を転動する転動体32と、転動体32と脚軸22との間に介在する内側部材31と、内側部材31の外周側に設けられ、転動体32に対して軌道溝11の溝深さ方向の両側に設けられ、転動体32が溝深さ方向へ移動すること及び転動体32が内側部材31の外周面から外方へ移動することを規制する一対の爪33,34とを備える。
そして、一対の爪33,34の少なくとも一つは、転動体32より軌道溝11の側面側に張り出し、軌道溝11は、転動体32を転動させる転走面15、及び、転走面15より凹んで形成され且つ一対の爪33,34の少なくとも一つを収容して移動を許容する凹所16,17を備える。
上記の等速ジョイント1によれば、一対の爪33,34の少なくとも一つが転動体32より軌道溝11の側面13,14側に張り出して形成される。従って、従来のように、一対の爪33,34が張り出さないようにするために、一対の爪33,34の少なくとも一つの先端を細くすることや、転動体32の中央部の直径を大きくすることは、不要となる。その結果、一対の爪33,34の形状及び転動体32の形状の設計自由度が向上する。ただし、一対の爪33,34の少なくとも一つが転動体32より軌道溝11の側面13,14側に張り出すため、軌道溝11の側面13,14には、凹所16,17の少なくとも一つが形成される。凹所16,17の少なくとも一つによって、一対の爪33,34の少なくとも一つが移動を許容される。
また、等速ジョイント1においては、一対の爪33,34の両者は、転動体32より軌道溝11の側面13,14側に張り出し、一対の凹所16,17は、一対の爪33,34のそれぞれを収容して移動を許容する。これにより、一対の爪33,34が同様の形状に形成することができ、一対の爪33,34の両者の形状及び転動体32の軸線方向の両側の形状の設計自由度が向上する。
また、等速ジョイント1においては、転動体32は、円柱状に形成され、円柱状の外周面に、転走面15を転動する転動部32a及び転動部32aの軸線方向の両側に位置し一対の爪33,34に係止される係止端部32b,32cを備える。転動体32が円柱状であるため、低コストとなる。さらに、転動体32の中央部の直径を小さくすることができるため、従来に比べて、軌道溝11の側面13,14と内側部材31との間に存在する転動体32の数を多くすることができる。そのため、1つの転動体32が受ける負荷が低下するため、耐久性が向上する。一方、転動体32の数を従来と同数とした場合には、軌道溝11の側面13,14と内側部材31との間に存在する転動体32の数が従来に比べて少なくなる。そのため、転動体ユニット30が小型となる。
また、等速ジョイント1においては、一対の爪33,34の少なくとも一つは、一対の凹所16,17の少なくとも一つに対して軌道溝11の溝深さ方向に係止される。このことによって、転動体ユニット30が外側ジョイント部材10に対して姿勢を規制される。つまり、転動体32が軌道溝11の側面13,14の転走面15を安定して転動することができる。これにより、転動体32と転走面15との摺動抵抗を低減できる。そして、等速ジョイント1の耐久性を向上できる。
特に、等速ジョイント1においては、凹所16,17は凹溝であり、一対の爪33,34の少なくとも一つは、凹溝である凹所16,17に対して軌道溝11の溝深さ方向の両方向に係止される。これにより、転動体ユニット30の姿勢が、外側ジョイント部材10に対してより安定した状態となる。その結果、転動体32が軌道溝11の側面13,14の転走面15をより安定して転動できる。
1:等速ジョイント、 10:外側ジョイント部材、 11:軌道溝、 12:軌道溝の底面、 13,14:軌道溝の側面、 15:転走面、 16,17:凹所、 20:内側ジョイント部材、 21:ボス部、 21a:雌スプライン、 22:脚軸、 30:転動体ユニット、 31:内側部材、 32:転動体、 32a:転動部、 32b,32c:係止端部、 33,34:爪、 35,36:止め輪

Claims (5)

  1. 筒状に形成され、内周面に複数の軌道溝が形成される外側ジョイント部材と、
    径方向外方に突出する複数の脚軸を備える内側ジョイント部材と、
    前記脚軸の外周面に支持され前記軌道溝の側面を転動する転動体ユニットと、
    を備える等速ジョイントであって、
    前記転動体ユニットは、
    前記軌道溝の側面を転動する転動体と、
    前記転動体と前記脚軸との間に介在する内側部材と、
    前記内側部材の外周側に設けられ、前記転動体に対して前記軌道溝の溝深さ方向の両側に設けられ、前記転動体が前記溝深さ方向へ移動すること及び前記転動体が前記内側部材の外周面から外方へ移動することを規制する一対の爪と、
    を備え、
    前記一対の爪の少なくとも一つは、前記転動体より前記軌道溝の側面側に張り出し、
    前記軌道溝は、前記転動体を転動させる転走面、及び、前記転走面より凹んで形成され且つ前記一対の爪の少なくとも一つを収容して移動を許容する凹所を備える、等速ジョイント。
  2. 前記一対の爪の両者は、前記転動体より前記軌道溝の側面側に張り出し、
    前記凹所は、前記一対の爪のそれぞれを収容して移動を許容する一対の凹所である、請求項1に記載の等速ジョイント。
  3. 前記転動体は、
    円柱状に形成され、
    前記円柱状の外周面に、前記転走面を転動する転動部及び前記転動部の軸線方向の両側に位置し前記一対の爪に係止される係止端部を備える、請求項2に記載の等速ジョイント。
  4. 前記一対の爪の少なくとも一つは、前記凹所に対して前記軌道溝の溝深さ方向に係止される、請求項1−3の何れか一項に記載の等速ジョイント。
  5. 前記凹所は、凹溝であり、
    前記一対の爪の少なくとも一つは、前記凹溝である前記凹所に対して前記軌道溝の溝深さ方向の両方向に係止される、請求項4に記載の等速ジョイント。
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