JP2016159617A - 積層体製造装置 - Google Patents

積層体製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016159617A
JP2016159617A JP2015043906A JP2015043906A JP2016159617A JP 2016159617 A JP2016159617 A JP 2016159617A JP 2015043906 A JP2015043906 A JP 2015043906A JP 2015043906 A JP2015043906 A JP 2015043906A JP 2016159617 A JP2016159617 A JP 2016159617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layered body
laminate
base material
layer
manufacturing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015043906A
Other languages
English (en)
Inventor
雅二郎 中井
Masajiro Nakai
雅二郎 中井
康幹 鈴木
Yasumiki Suzuki
康幹 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2015043906A priority Critical patent/JP2016159617A/ja
Publication of JP2016159617A publication Critical patent/JP2016159617A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Advancing Webs (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

【課題】生産効率の高い積層体製造装置を提供する。【解決手段】両面テープ製造装置1は、裏側粘着剤Cからなる第1層状体Q1と、第1層状体Q1の一方面上に形成された離型紙A及び表側粘着剤Bからなる第2層状体Q2とからなる4層積層体Pを形成する中間積層体形成部(離型紙繰出し機3、第1塗工機4、第2塗工機5、乾燥炉6、貼り合わせロール8・10)と、4層積層体Pから第2層状体Q2を分離して、分離された第2層状体Q2を360°ターンさせるターン装置19と、ターンされた第2層状体Q2を第1層状体Q1の他方面上に貼り合わせて、ターンされた第2層状体Q2と第1層状体Q1とからなる積層体Rを形成する積層体形成部(貼り合わせロール8・10)と、を備える。ターン装置19は、分離された第2層状体Q2の張力を調整する張力調整部30を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、長尺の積層体を製造するための積層体製造装置に関し、例えば、両面テープを製造するための両面テープ製造装置に関する。
従来の両面テープの製造装置として、本出願人によって出願された特許文献1に記載の両面テープ製造装置がある。図10は、特許文献1に記載の両面テープ製造装置100を示しており、図11は、両面テープ製造装置100の一部分を拡大して示している。
両面テープ製造装置100は、離型紙Aを繰り出す離型紙繰出し機3と、離型紙Aの表面に表側粘着剤Bを塗布する第1塗工機4と、離型紙Aの裏面に裏側粘着剤Cを塗布する第2塗工機5と、離型紙Aの両面に塗布された表側粘着剤B及び裏側粘着剤Cを同時に乾燥させる乾燥炉6と、基材Dを繰り出す基材繰出し機7と、表側粘着剤Bの上面に基材Dを貼り合わせて、裏側粘着剤C−離型紙A−表側粘着剤B−基材Dからなる4層積層体Pを形成し、4層積層体Pから3層積層部Qを分離して360°ターンさせ、360°ターンさせた3層積層部Qを裏側粘着剤Cの下面に貼り合わせて、裏側粘着剤C−基材D−表側粘着剤B−離型紙Aからなる積層体Rを形成する貼り合わせロール8・10及び第1〜第4ロール21〜24と、積層体Rを最終製品として巻き取る巻取り機11とを備えている。
両面テープ製造装置100では、図11に示すように、貼り合わせロール8・10の間で4層積層体Pが形成され、その後、4層積層体Pから3層積層部Qが分離され、分離された3層積層部Qが360°ターンした後、裏側粘着剤Cの下面に貼り合わされる。これにより、従来の両面テープ製造装置において必要であった、離型紙の巻き取り工程を不要とすることができ、生産効率を向上させることができる。
特許第5580551号
両面テープ製造装置100では、3層積層部Qを搬送しながらターンさせる第1〜第4ロール21〜24は、全て固定されている。すなわち、貼り合わせロール8から第1〜第4ロール21〜24を経て貼り合わせロール10に至る搬送ループは、閉じたループとなっている。
これに対し、3層積層部Qは、PETフィルム等からなる離型紙A及び基材Dを含んでいるため、環境温度の変動等によって伸縮しやすい。そのため、3層積層部Qが縮み過ぎると、3層積層部Qの張力が大きくなり、第1〜第4ロール21〜24等が破損するおそれがある。また、ターン装置9において3層積層部Qが伸び過ぎると、3層積層部Qがたるんで、搬送できなくなるおそれがある。
そのため、3層積層部Qを安定して搬送するために、所定時間ごとに両面テープ製造装置100の運転を停止させて、3層積層部Qの搬送状態を調整する必要があった。よって、両面テープ製造装置100を長時間連続して稼働させることが困難であった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであって、生産効率の高い積層体製造装置の提供を目的とする。
上記問題を解決するため、本発明に係る積層体製造装置は、少なくとも1つの長尺の層からなる第1層状体と、前記第1層状体の一方面上に形成された少なくとも1つの長尺の層からなる第2層状体とからなり、層数が3以上である中間積層体を形成する中間積層体形成部と、前記中間積層体から前記第2層状体を分離して、分離された前記第2層状体を前記第1層状体の他方面上に貼り合わせるために搬送方向を360°の倍数だけターンさせるターン部と、ターンされた前記第2層状体を、前記第1層状体の他方面上に貼り合わせて、前記ターンされた第2層状体と前記第1層状体とからなる積層体を形成する積層体形成部と、備える積層体製造装置であって、前記ターン部は、分離された前記第2層状体の張力を調整する張力調整部を備えることを特徴とする。
上記積層体製造装置において、前記張力調整部は、分離された前記第1層状体の一方面に接触する可動ロールと、前記可動ロールを、前記第1層状体の搬送方向に対して交差する方向に移動させる移動手段と、を少なくとも備えてもよい。
上記積層体製造装置において、前記移動手段は、エアーシリンダであってもよい。
上記積層体製造装置は、前記積層体を巻き取る巻取部をさらに備えてもよい。
上記積層体製造装置において、前記第1層状体は、裏側粘着剤からなり、前記第2層状体は、離型紙と、前記離型紙上に形成された表側粘着剤と、前記表側粘着剤層上に形成された基材とからなり、前記積層体は、前記離型紙と、前記離型紙上に形成された表側粘着剤と、前記表側粘着剤層上に形成された前記基材と、前記基材上に形成された前記裏側粘着剤とからなる両面テープであってもよい。
上記積層体製造装置において、前記第1層状体は、裏側粘着剤からなり、前記第2層状体は、基材と、前記基材上に形成された表側粘着剤と、前記表側粘着剤層上に形成された補助基材とからなり、前記積層体は、前記基材と、前記基材上に形成された表側粘着剤と、前記表側粘着剤層上に形成された前記補助基材と、前記補助基材上に形成された前記裏側粘着剤とからなる片面テープであってもよい。
本発明によれば、生産効率の高い積層体製造装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る両面テープ製造装置の側面図である。 図1の両面テープ製造装置の一部分を示す拡大側面図である。 図1の両面テープ製造装置の一部分の変形例を示す拡大側面図である。 図1の両面テープ製造装置の一部分の他の変形例を示す拡大側面図である。 本発明の一実施形態に係る片面テープ製造装置の側面図である。 図5の片面テープ製造装置の一部分を示す拡大側面図である。 本発明の一実施形態に係る積層体製造装置の側面図である。 図7の積層体製造装置一部分を示す拡大側面図である。 図7の積層体製造装置一部分の変形例を示す拡大側面図である。 従来の両面テープ製造装置の側面図である。 図10の両面テープ製造装置の一部分を示す拡大側面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。なお、本発明は、下記の実施形態に限定されるものではない。また、方向を特定する記載について、図面の縦方向を「上方向」、「下方向」等と称し、図面の横方向を「左方向」、「右方向」等と称することがあるが、「上方向」、「下方向」等は必ずしも鉛直方向に平行でなくてもよく、「左方向」、「右方向」等は必ずしも水平方向に平行でなくてもよい。
1.両面テープ製造装置
まず、本発明に係る積層体製造装置の一例である両面テープ製造装置について説明する。図1は、本実施形態に係る両面テープ製造装置1を示しており、図2は、両面テープ製造装置1の一部分を拡大して示している。
両面テープ製造装置1は、離型紙繰出し機3と、第1塗工機4と、第2塗工機5と、乾燥炉6と、基材繰出し機7と、貼り合わせロール8と、第1〜第4ロール21〜24と、張力調整部30と、貼り合わせロール10と、巻取り機11と、を備えている。これらの構成要素のうち、離型紙繰出し機3、第1塗工機4、第2塗工機5、乾燥炉6、基材繰出し機7、貼り合わせロール8、第1〜第4ロール21〜24、貼り合わせロール10及び巻取り機11は、図10に示す両面テープ製造装置100におけるものと同一である。一方、両面テープ製造装置1は、張力調整部30をさらに備えている点で、図10に示すターン装置9と異なっている。
1.1 両面テープ製造装置の構成要素
離型紙繰出し機3は、長尺の離型紙Aを繰り出すものである。離型紙繰出し機3には、離型紙Aをロール状に巻いたものがセットされており、図示しない回転モータによってロール状の離型紙Aを回転させることにより、離型紙繰出し機3から離型紙Aが繰り出される。離型紙Aは、例えば上質紙、PETフィルムなどからなる。
第1塗工機4は、離型紙繰出し機3の下流側に設けられており、離型紙Aの表面に表側粘着剤Bを塗布する。第2塗工機5は、第1塗工機4の下流側に設けられており、離型紙Aの裏面に裏側粘着剤Cを塗布する。第1塗工機4及び第2塗工機5は、特に限定されず、ダイコーター、ロールコーター、ディップコーターなどの種々のタイプの塗工機を使用することができる。表側粘着剤B及び裏側粘着剤Cとしては、種々の粘着剤を用いることができ、本実施形態では、例えば、アクリル系粘着剤やゴム系粘着剤を用いることができる。
乾燥炉6は、第2塗工機5の下流側に設けられており、離型紙Aの両面に塗布された表側粘着剤B及び裏側粘着剤Cを乾燥させるものである。乾燥炉6は特に限定されないが、例えば、離型紙Aを浮上させながら、表側粘着剤B及び裏側粘着剤Cに同時にエアーを吹き付けるエアーフロート炉が好ましい。また、表側粘着剤B及び裏側粘着剤Cを同時に乾燥させない場合は、乾燥炉6はロールサポート炉であってもよい。
これにより、乾燥炉6の出口側から、裏側粘着剤C−離型紙A−表側粘着剤Bからなる積層体が乾燥炉6から搬送される。
基材繰出し機7は、長尺の基材Dを繰り出すものである。基材繰出し機7には、基材Dをロール状に巻いたものがセットされており、図示しない回転モータによってロール状の基材Dを回転させることにより、基材繰出し機7から基材Dが繰り出される。基材Dは、例えば不織布、PETフィルム、発泡体などからなる。
貼り合わせロール8は、乾燥炉6及び基材繰出し機7の下流側に設けられている。貼り合わせロール8の下方には貼り合わせロール10が設けられており、貼り合わせロール8と貼り合わせロール10とが、後述する7層積層体が通過できる程度の間隔を空けて上下方向に対になっている。
基材繰出し機7から繰り出された基材Dと、乾燥炉6から搬送された裏側粘着剤C−離型紙A−表側粘着剤Bからなる積層体とが、貼り合わせロール8・10の間に送り込まれ、表側粘着剤B上に基材Dが貼り合わされる。これにより、図2の破線枠に示すように、裏側粘着剤C−離型紙A−表側粘着剤B−基材Dからなる4層積層体P(中間積層体)が形成される。なお、特許請求の範囲に記載の中間積層体形成部は、離型紙繰出し機3、第1塗工機4、第2塗工機5、乾燥炉6、基材繰出し機7、貼り合わせロール8及び貼り合わせロール10によって構成されている。
ここで、本実施形態では、4層積層体Pのうち、裏側粘着剤Cからなる層状体を第1層状体Q1とし、離型紙A、表側粘着剤B及び基材Dからなる層状体を第2層状体Q2とする。つまり、4層積層体Pは、裏側粘着剤Cからなる第1層状体Q1と、第1層状体Q1の一方面(表面)上に形成された離型紙A、表側粘着剤B及び基材Dからなる第2層状体Q2とからなる。
貼り合わせロール8を通過する4層積層体Pのうち、第1層状体Q1(裏側粘着剤C)は、貼り合わせロール10に沿って下方向に搬送されるが、第2層状体Q2(離型紙A−表側粘着剤B−基材D)は、図1に示す第1ロール21による張力によって右方向に搬送される。これにより、4層積層体Pから第2層状体Q2が分離される。
分離された第2層状体Q2の搬送方向における貼り合わせロール8の下流側には、第1〜第4ロール21〜24及び張力調整部30が設けられている。これらの第1〜第4ロール21〜24及び張力調整部30と、貼り合わせロール10とで、ターン装置(ターン部)19が構成されている。ターン装置19は、4層積層体Pから第2層状体Q2を分離して、分離された第2層状体Q2を第1層状体Q1(裏側粘着剤C)の他方面に貼り合わせるために搬送方向を360°だけターンさせる。
分離された第2層状体Q2(以下、単に「第2層状体Q2」と称することもある)は、第1ロール21に向かって搬送され、第1ロール21は、第2層状体Q2の搬送方向を右方向から下方向に転換させる。第2ロール22は、第1ロール21の下流側に設けられており、第2層状体Q2の搬送方向を下方向から左方向に転換させる。第3ロール23は、張力調整部30を介して第2ロール22の下流側に設けられており、第2層状体Q2の搬送方向を左方向から上方向に転換させる。第4ロール24は、第3ロール23の下流側に設けられており、第2層状体Q2の搬送方向を上方向から右上方向に転換させ、転換させた第2層状体Q2を、貼り合わせロール8・10の間に送り込む。貼り合わせロール10は、第2層状体Q2の搬送方向を右上方向から右方向に転換させる。これにより、分離された第2層状体Q2は、ターン装置19によって搬送されながら第1層状体Q1の幅方向に平行な軸(図2の紙面に垂直な軸)の周りに360°だけターンする。
なお、ターン装置19において、第2層状体Q2をターンさせるためのロールの数は、特に限定されない。また、第2層状体Q2をターンさせる角度は、360°に限らず、360°の倍数であればよい。
貼り合わせロール10は、第2層状体Q2の搬送方向を右上方向から右方向に転換させた時点で、第2層状体Q2(離型紙A−表側粘着剤B−基材D)を第1層状体Q1(裏側粘着剤C)の他方面(裏面)上に貼り合わせる。これにより、ターンされた第2層状体Q2と第1層状体Q1とからなる4層の積層体R(離型紙A−表側粘着剤B−基材D−裏側粘着剤C)が形成される。すなわち、貼り合わせロール10は、ターン装置19の構成要素であるとともに、特許請求の範囲に記載の積層体形成部としても機能する。より正確には、貼り合わせロール8及び貼り合わせロール10によって、特許請求の範囲に記載の積層体形成部が構成されている。
なお、積層体Rが形成された時点では、裏側粘着剤Cの一方面(表面)上にも第2層状体Q2が形成されているため、当該第2層状体Q2と積層体Rとを合わせた7層積層体が形成される。しかし、その直後に第2層状体Q2が裏側粘着剤Cから分離されるため、結果的に、7層積層体から積層体Rが分離されることとなる。その後、貼り合わせロール10は、分離された積層体Rを下方に搬送する。
分離された積層体Rは、貼り合わせロール10の下方に設けられたロール29を介して巻取り機(巻取部)11によって最終製品として巻き取られる。
なお、本実施形態において、積層体Rの巻き取りは必須ではない。例えば、積層体Rを巻き取らずに輸送し、他の場所で、積層体Rを巻き取ってもよいし、長尺状の積層体Rをそのまま用いてもよい。
上述の構成により、両面テープ製造装置1では、貼り合わせロール8・10の間で、中間積層体である4層積層体Pが形成され、その後、4層積層体Pから第2層状体Q2が分離され、分離された第2層状体Q2は、ターン装置19によって360°ターンした後、裏側粘着剤Cの下面に貼り合わされる。よって、従来の両面テープ製造装置において必要であった、離型紙の巻き取り工程を不要とすることができる。この利点は、特許文献1に記載の両面テープ製造装置100においても同様である。
1.2 張力調整部
一方、本実施形態に係る両面テープ製造装置1は、両面テープ製造装置100と異なり、ターン装置19に張力調整部30が設けられており、これにより、生産効率を両面テープ製造装置100よりも高めることができる。
具体的には、張力調整部30は、4層積層体Pから分離された第2層状体Q2の張力を所定値に調整する。これにより、両面テープ製造装置1の環境温度の変動等によって搬送中の第2層状体Q2が伸縮しても、第2層状体Q2の張力が所定範囲に保たれるため、第1〜第4ロール21〜24が破損したり、第2層状体Q2がたるんで搬送できなくなるという不都合を回避することができる。よって、両面テープ製造装置1を長時間連続して稼働させることができ、生産効率をさらに高めることができる。
張力調整部30の構成について説明する。図1に示すように、張力調整部30は、第2ロール22と第3ロール23との間に設けられており、第1固定ロール31、可動ロール32、第2固定ロール33及びエアーシリンダ34を備えている。
第1固定ロール31は、第2ロール22の下流側(左方向)に設けられており、第2層状体Q2の面Q2aに接触している。第1固定ロール31によって、第2層状体Q2の搬送方向は、左方向から上方向に転換される。
可動ロール32は、第1固定ロール31の下流側(上方向)に移動可能に設けられており、第2層状体Q2の面(一方面)Q2bに接触している。可動ロール32によって、第2層状体Q2の搬送方向は、上方向から下方向に転換される。また、可動ロール32は、両端がエアーシリンダ34のピストンロッド341に取り付けられており、ピストンロッド341を伸縮させることにより、可動ロール32を上下方向に移動させることができる。
第2固定ロール33は、可動ロール32の下流側(下方向)に設けられており、第2層状体Q2の面Q2aに接触している。第2固定ロール33によって、第2層状体Q2の搬送方向は、下方向から左方向に転換される。
第1及び第2固定ロール31・33は固定されているため、可動ロール32を上下方向に移動させると、可動ロール32と第1固定ロール31との距離dが変化する。これにより、ターン装置19における第2層状体Q2の搬送距離(パス長)が変化するため、第2層状体Q2の張力を調整することができる。
第2層状体Q2の張力を所定範囲に調整する構成として、例えば、図示しない張力測定器によって、ターン装置19内を搬送される第2層状体Q2の張力を常時測定し、エアーシリンダ34が、張力測定器の測定値が所定の範囲内になるようにフィードバック制御することが挙げられる。より具体的には、エアーシリンダ34は、張力測定器の測定値が上記範囲の上限よりも大きくなると、可動ロール32を下方に移動させ、張力測定器の測定値が上記範囲の下限よりも小さくなると、可動ロール32を上方に移動させる。
上記範囲は、第2層状体Q2の幅、材質等に応じて、第1〜第4ロール21〜24に過度の負荷がかからず、且つ、第2層状体Q2が良好に搬送されるような範囲に設定される。例えば、第2層状体Q2の離型紙A及び基材DがPETフィルムであり、第2層状体Q2の幅が1000mm、厚さが200μmである場合、ターン装置19は、第2層状体Q2の張力が400〜600Nである。
なお、張力調整部30の構成は、ターン装置19内を搬送される第2層状体Q2の張力を調整可能なものであれば、特に限定されない。例えば、可動ロール32の移動方向は、第1層状体Q1の搬送方向に対して交差する方向であればよく、左右方向等であってもよい。また、張力調整部30に第1及び第2固定ロール31・32を設けず、可動ロール32のみを移動させる構成としてもよい。
また、可動ロール32を移動させる移動手段も、エアーシリンダ34に限定されず、電動式または油圧式のアクチュエータなど、公知のものを用いることができる。また、張力調整部30を、エアーシリンダ34を備えないダンサロールによって構成してもよい。
また、図1に示す構成では、張力調整部30は、第2ロール22と第3ロール23との間に設けられているが、張力調整部30を設ける位置は、ターン装置19における第2層状体Q2の搬送経路内であれば、特に限定されない。例えば、張力調整部30を、貼り合わせロール8と第1ロール21との間、第1ロール21と第2ロール22との間、第3ロール23と第4ロール24との間、または第4ロール24と貼り合わせロール10との間に設けてもよい。
1.3 変形例
図1及び図2に示すターン装置19では、第1ロール21による張力によって4層積層体Pから第2層状体Q2が分離されるが、第2層状体Q2を容易に分離するための他の構成例を図3及び図4に示す。
図3は、図2において、ロール12をさらに設けた構成である。ロール12は、貼り合わせロール10の右側に、上述の7層積層体が通過できる程度の間隔を空けて配置されている。
貼り合わせロール8・10の間で形成された7層積層体(積層体R−第2層状体Q2)は、貼り合わせロール10に沿って90°ターンし、貼り合わせロール10とロール12との間に送られる。その後、7層積層体のうち、積層体Rは下方に搬送される一方、第2層状体Q2はロール12に沿って90°ターンして右方向に搬送される。これにより、7層積層体から積層体Rが(すなわち、4層積層体Pから第2層状体Q2が)分離される。
図4は、図2において、2つのロール13・14をさらに設けた構成である。ロール13・14は、貼り合わせロール8及び貼り合わせロール10の右側に設けられている。ロール13・14は、7層積層体が通過できる程度の間隔を空けて上下方向に対向配置されている。
貼り合わせロール8・10の間で形成された7層積層体(積層体R−第2層状体Q2)は、そのまま右方向へ搬送され、ロール13・14の間に送り込まれる。その後、7層積層体のうち、積層体Rは、ロール14に沿って90°ターンして下方に搬送される一方、第2層状体Q2は、ロール13に沿って90°ターンして上方向に搬送される。これにより、7層積層体から積層体Rが(すなわち、4層積層体Pから第2層状体Q2が)分離される。
なお、離型紙Aの裏面(裏側粘着剤Cが塗布される面)に予めシリコン表面処理などの離型処理を施すことにより、第2層状体Q2の分離をより容易に行うことができる。また、鋭利な刃によって、第2層状体Q2の分離を行ってもよい。
2. 片面テープ製造装置
続いて、本発明に係る積層体製造装置の他の例である片面テープ製造装置について説明する。図5は、本実施形態に係る片面テープ製造装置1’を示している。なお、片面テープ製造装置1’における部材のうち、上述した両面テープ製造装置1におけるものと同一の部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
片面テープ製造装置1’は、基材繰出し機3’と、第1塗工機4と、第2塗工機5と、乾燥炉6と、補助基材繰出し機7’と、基材貼り合わせロール(中間積層体形成部)8と、第1〜第4ロール21〜24と、張力調整部30と、積層体貼り合わせロール(積層体形成部)10と、巻取り機(巻取部)11と、を備えている。すなわち、片面テープ製造装置1’は、図1に示す両面テープ製造装置1において、離型紙繰出し機3及び基材繰出し機7をそれぞれ、基材繰出し機3’及び補助基材繰出し機7’に置き換えたものである。
基材繰出し機3’は、図1に示す基材繰出し機7と略同一の構成であり、長尺の基材Dを繰り出すものである。
基材繰出し機3’から繰り出された基材Dは、第1塗工機4において、表面に表側粘着剤Bが塗布され、その後、第2塗工機5において、裏面に裏側粘着剤Cが塗布される。なお、基材Dの裏面粘着剤C側に離型層が形成されていてもよい。その後、裏側粘着剤C−離型層付き基材D−表側粘着剤Bからなる積層体は、乾燥炉6において乾燥され、貼り合わせロール8に搬送される。
補助基材繰出し機7’は、長尺の補助基材Eを繰り出すものである。補助基材繰出し機7’には、補助基材Eをロール状に巻いたものがセットされており、図示しない回転モータによってロール状の補助基材Eを回転させることにより、補助基材繰出し機7’から補助基材Eが繰り出される。補助基材Eは、例えば不織布などからなる。
図6に示すように、裏側粘着剤C−離型層付き基材D−表側粘着剤Bからなる積層体及び補助基材Eは、貼り合わせロール8・10の間に送り込まれ、表側粘着剤B上に補助基材Eが貼り合わされる。これにより、図6の破線枠に示すように、裏側粘着剤C−基材D(離型層は図示しない)−表側粘着剤B−補助基材Eからなる4層積層体P’(中間積層体)が形成される。
本実施形態では、4層積層体P’のうち、裏側粘着剤Cからなる層状体を第1層状体Q1とし、基材D、表側粘着剤B及び補助基材Eからなる層状体を第2層状体Q2’とする。つまり、4層積層体P’は、裏側粘着剤Cからなる第1層状体Q1と、第1層状体Q1の一方面(表面)上に形成された基材D、表側粘着剤B及び補助基材Eからなる第2層状体Q2’とからなる。
続いて、基材Dと裏側粘着剤Cとの間を分離することにより、貼り合わせロール8を通過する4層積層体P’のうち、第2層状体Q2’が分離される。分離された第2層状体Q2’は、ターン装置19によって360°ターンし、ターンされた第2層状体Q2’は、貼り合わせロール8・10の間で第1層状体Q1(裏側粘着剤C)の他方面(裏面)上に貼り合わされる。ターン装置19の具体的な構成は、図1に示すものと同一である。これにより、ターンされた第2層状体Q2’と第1層状体Q1とからなる4層の積層体R’(基材D−表側粘着剤B−補助基材E−裏側粘着剤C)が形成される。その後、積層体R’は、巻取り機11によって巻き取られ、ロール状に巻き取られた積層体R’は、最終製品として順次取り出される。
基材Dと表面粘着剤Bとは強固に接着しており、基材Dを表面粘着剤Bから剥がすことはない。そのため、積層体R’は片面テープとして使用される。積層体R’は、基材Dに加え、補助基材Eを有しているため、通常の片面テープに比べ強度及び耐久性が高くなっている。
従来の装置で、積層体R’と同様の片面テープを製造する場合、いったん表面粘着剤Bに離型紙を貼り合わせ、離型紙を剥がした後に基材Dを貼り合わせていた。これに対し、片面テープ製造装置1’では、離型紙の貼合及び剥離の工程が不要となるため、従来の装置に比べ、生産効率を高めることができる。
さらに、片面テープ製造装置1’は、図1に示す両面テープ製造装置1と同様、ターン装置19に張力調整部30が設けられているため、ターン装置19内を搬送される第2層状体Q2’が伸縮しても、第2層状体Q2’の張力が所定範囲に保たれる。よって、片面テープ製造装置1’を長時間連続して稼働させることができ、生産効率をさらに高めることができる。
3. 他の積層体製造装置
本発明に係る積層体製造装置は、両面テープ及び片面テープの製造だけでなく、3層以上のあらゆる積層体を効率よく製造するために適用できる。以下では、基材D、第1層F及び第2層Gからなる3層積層体を製造する積層体製造装置について、説明する。
図7は、本実施形態に係る積層体製造装置1''を示しており、図8は、積層体製造装置1''の一部分を拡大して示している。なお、積層体製造装置1''における部材のうち、上述した片面テープ製造装置1’におけるものと同一の部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
積層体製造装置1''は、基材繰出し機3’と、第3塗工機5aと、第4塗工機5bと、乾燥炉6と、一対の分離ロール15・16と、第1〜第5ロール21〜25と、張力調整部30と、一対の貼り合わせロール17・18と、巻取り機(巻取部)11と、を備えている。
基材繰出し機3’は、図5に示す基材繰出し機3’と同一の構成であり、長尺の基材Dを繰り出すものである。
第3塗工機5a及び第4塗工機5bは、基材繰出し機3’の下流側に設けられている。第3塗工機5aは、基材Dの表面に第1層Fを塗布し、第4塗工機5bは、基材Dの裏面に第2層Gを塗布する。その後、乾燥炉6によって、第1層F及び第2層Gを同時に乾燥させ、第2層G−基材D−第1層Fからなる3層積層体P''(中間積層体)が形成される。第1層F及び第2層Gの材料は、特に限定されないが、例えば、塗布時においてゲル状であり、乾燥させることによって固形状に変性するものであり、そのような材料として、熱硬化型接着剤や熱硬化型樹脂溶液等が挙げられる。なお、積層体製造装置1''では、基材繰出し機3’、第3塗工機5a、第4塗工機5b及び乾燥炉6が、特許請求の範囲に記載の中間積層体形成部を構成している。
ここで、3層積層体P''のうち、第2層Gからなる層状体を第1層状体Q1’とし、基材D及び第1層Fからなる層状体を第2層状体Q2''とする。つまり、3層積層体P''は、第2層Gからなる第1層状体Q1’と、第1層状体Q1’の一方面(表面)上に形成された基材D及び第1層Fからなる第2層状体Q2''とからなる。
図8に示すように、乾燥炉6から搬送された3層積層体P''は、一対の分離ロール15・16の間に送り込まれる。分離ロール15・16は、3層積層体P''の厚みと同程度の間隔で上下方向に対向している。分離ロール15・16を通過する3層積層体P''のうち、第1層状体Q1’(第2層G)は、そのまま右方向に搬送されるが、第2層状体Q2''(基材D−第1層F)は、上側の分離ロール15に沿って上方に90°ターンする。これにより、3層積層体P''から第2層状体Q2''が分離して、下流側(上方向)に設けられている第5ロール25に搬送される。
第2層Gは、単体で自立する膜であり、分離ロール15・16の下流側(右方向)に設けられた一対の貼り合わせロール17・18の間に送り込まれる。貼り合わせロール17・18は、後述する積層体R''の厚みと同程度の間隔で上下方向に対向している。
分離された第2層状体Q2''は、第5ロール25、第1ロール21、第2ロール22、張力調整部30、第3ロール23及び第4ロール24を介して、第1層状体Q1’(第2層G)とともに貼り合わせロール17・18の間に送り込まれる。これにより、分離ロール15・16において分離された第2層状体Q2''は、360°ターンして第1層状体Q1’の他方面上に貼り合わされ、ターンされた第2層状体Q2''と、第1層状体Q1’とからなる3層の積層体R''が形成される。すなわち、分離ロール15、第1〜第5ロール21〜25、張力調整部30及び貼り合わせロール18によって、ターン装置19’が構成される。その後、積層体R''は、巻取り機11によって巻き取られる。
積層体R''は、基材Dの一方面上に、第1層F及び第2層Gがこの順に積層された3層の積層体である。仮に、基材Dの一方面上に第1層F及び第2層Gを塗布し、そのまま第1層F及び第2層Gを乾燥させた場合、本実施形態のように基材Dの両面に第1層F及び第2層Gをそれぞれ塗布して同時に乾燥させた場合に比べ、乾燥に要する時間が大幅に増加する。これは、乾燥に要する時間が、乾燥させる層の厚みの2乗に略比例するためである。
このように、積層体製造装置1''では、基材Dの一方面上に第1層F及び第2層Gを塗布して乾燥させることにより積層体R''を製造する場合に比べ、積層体R''の製造時間を短縮することができる。
なお、図8に示すように、積層体製造装置1''では、第2層状体Q2''の積層体R''からの分離、及び、第2層状体Q2''の第1層状体Q1’への貼り合わせを4つのロールによって行っていたが、図2に示すように、2つのロールによって行なってもよい。もちろん、そのような第2層状体Q2''の分離及び貼り合わせを、図3及び図4に示す構成によって行ってもよい。
3.1 変形例
上述の両面テープ製造装置1、片面テープ製造装置1’及び積層体製造装置1''では、ターン装置によって分離されてターンされる第2層状体(Q2・Q2’・Q2'')が2層以上からなる層状体であったが、第2層状体を1層のみからなる層状体としてもよい。具体例を図9に示す。
図9は、積層体製造装置1''の一部の変形例を拡大して示している。図9では、第2層G、基材D及び第1層Fからなる上述の3層積層体P''が、一対の分離ロール15・16の間に送り込まれる。3層積層体P''は、図8に示す3層積層体P''と同様、基材Dの両面に第1層F及び第2層Gをそれぞれ塗布し、乾燥させることによって形成されたものである。
3層積層体P''は、分離ロール15・16の間を通過するときに、3層積層体P''から第1層Fのみが分離され、分離された第1層Fは、その後360°ターンされる。すなわち、3層積層体P''のうち、第2層G及び基材Dが第1層状体Q1''を構成し、第1層Fのみが第2層状体Q2'''を構成する。さらに言い換えると、3層積層体P''は、第2層G及び基材Dからなる第1層状体Q1''と、第1層状体Q1''の一方面(表面)上に形成された第1層Fからなる第2層状体Q2'''とからなる。
ターンされた第2層状体Q2'''(第1層F)は、分離ロール15・16から搬送された第1層状体Q1''とともに、貼り合わせロール17・18の間に送り込まれる。これにより、第2層状体Q2'''が第1層状体Q1''の他方面(裏面)上に貼り合わされ、ターンされた第2層状体Q2'''と、第1層状体Q1''とからなる3層の積層体R'''が形成される。積層体R'''は、基材Dの一方面上に、第2層G及び第1層Fがこの順に積層された構造である。
このように積層体R'''を製造することにより、基材Dの一方面上に第2層G及び第1層Fを塗布し、そのまま乾燥させて積層体R'''を製造する場合に比べ、乾燥時間を大幅に短縮することができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施形態に開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
第1層状体及び第2層状体を構成する層は、特に限定されず、例えば、金属薄膜、不織布、紙類、発泡性物質等のウェブが挙げられる。また、中間積層体の層数が3以上であれば、第1層状体の層数、及び第2層状体の層数も特に限定されない。
1 両面テープ製造装置
1’ 片面テープ製造装置
1'' 積層体製造装置
3 離型紙繰出し機
4 第1塗工機
5 第2塗工機
5a 第3塗工機
5b 第4塗工機
6 乾燥炉
7 基材繰出し機
8 貼り合わせロール
10 貼り合わせロール
11 巻取り機
12 ロール
13 ロール
14 ロール
15 分離ロール
16 分離ロール
17 貼り合わせロール
18 貼り合わせロール
19 ターン装置
19’ ターン装置
21 第1ロール
22 第2ロール
23 第3ロール
24 第4ロール
25 第5ロール
29 ロール
30 張力調整部
31 第1固定ロール
32 可動ロール
33 第2固定ロール
34 エアーシリンダ
341 ピストンロッド
A 離型紙
B 表側粘着剤
C 裏側粘着剤
D 基材
E 補助基材
F 第1層
G 第2層
P 4層積層体
P’ 4層積層体
P'' 3層積層体
Q 第2層状体
Q1 第1層状体
Q1’ 第1層状体
Q2 第2層状体
Q2’ 第2層状体
Q2'' 第2層状体
Q2''' 第2層状体
Q2a 面
Q2b 面
R 積層体
R’ 積層体
R'' 積層体

Claims (6)

  1. 少なくとも1つの長尺の層からなる第1層状体と、前記第1層状体の一方面上に形成された少なくとも1つの長尺の層からなる第2層状体とからなり、層数が3以上である中間積層体を形成する中間積層体形成部と、
    前記中間積層体から前記第2層状体を分離して、分離された前記第2層状体を前記第1層状体の他方面上に貼り合わせるために搬送方向を360°の倍数だけターンさせるターン部と、
    ターンされた前記第2層状体を、前記第1層状体の他方面上に貼り合わせて、前記ターンされた第2層状体と前記第1層状体とからなる積層体を形成する積層体形成部と、
    を備える積層体製造装置であって、
    前記ターン部は、分離された前記第2層状体の張力を調整する張力調整部を備えることを特徴とする積層体製造装置。
  2. 前記張力調整部は、
    分離された前記第1層状体の一方面に接触する可動ロールと、
    前記可動ロールを、前記第1層状体の搬送方向に対して交差する方向に移動させる移動手段と、を少なくとも備えることを特徴とする請求項1に記載の積層体製造装置。
  3. 前記移動手段は、エアーシリンダであることを特徴とする請求項2に記載の積層体製造装置。
  4. 前記積層体を巻き取る巻取部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の積層体製造装置。
  5. 前記第1層状体は、裏側粘着剤からなり、
    前記第2層状体は、離型紙と、前記離型紙上に形成された表側粘着剤と、前記表側粘着剤層上に形成された基材とからなり、
    前記積層体は、前記離型紙と、前記離型紙上に形成された表側粘着剤と、前記表側粘着剤層上に形成された前記基材と、前記基材上に形成された前記裏側粘着剤とからなる両面テープであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の積層体製造装置。
  6. 前記第1層状体は、裏側粘着剤からなり、
    前記第2層状体は、基材と、前記基材上に形成された表側粘着剤と、前記表側粘着剤層上に形成された補助基材とからなり、
    前記積層体は、前記基材と、前記基材上に形成された表側粘着剤と、前記表側粘着剤層上に形成された前記補助基材と、前記補助基材上に形成された前記裏側粘着剤とからなる片面テープであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の積層体製造装置。
JP2015043906A 2015-03-05 2015-03-05 積層体製造装置 Pending JP2016159617A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015043906A JP2016159617A (ja) 2015-03-05 2015-03-05 積層体製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015043906A JP2016159617A (ja) 2015-03-05 2015-03-05 積層体製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016159617A true JP2016159617A (ja) 2016-09-05

Family

ID=56844013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015043906A Pending JP2016159617A (ja) 2015-03-05 2015-03-05 積層体製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016159617A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02122046U (ja) * 1989-03-17 1990-10-04
JP2001354927A (ja) * 2000-06-13 2001-12-25 Dic Techno Kk 両面接着テープの製造方法および製造装置
JP2002201439A (ja) * 2001-01-05 2002-07-19 Dainippon Printing Co Ltd セパレートフィルム剥離装置
JP2009023301A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Fujifilm Corp 積層体フイルムの貼り付け方法
JP5580551B2 (ja) * 2009-06-01 2014-08-27 積水化学工業株式会社 両面テープ製造装置および製造方法
JP2014166742A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Iwai Giken Co Ltd 熱接着フィルム貼り合わせ方法及び装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02122046U (ja) * 1989-03-17 1990-10-04
JP2001354927A (ja) * 2000-06-13 2001-12-25 Dic Techno Kk 両面接着テープの製造方法および製造装置
JP2002201439A (ja) * 2001-01-05 2002-07-19 Dainippon Printing Co Ltd セパレートフィルム剥離装置
JP2009023301A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Fujifilm Corp 積層体フイルムの貼り付け方法
JP5580551B2 (ja) * 2009-06-01 2014-08-27 積水化学工業株式会社 両面テープ製造装置および製造方法
JP2014166742A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Iwai Giken Co Ltd 熱接着フィルム貼り合わせ方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI353283B (en) Method of forming a layered polishing pad
KR101956029B1 (ko) 연료 전지용 막-전극 어셈블리 제조 장치 및 방법
JP2015083373A5 (ja)
KR101443362B1 (ko) 합자재 제조 방법 및 장치
JP2011088692A5 (ja)
JP2007036198A (ja) プリント配線板及びその製造方法
KR20170090157A (ko) 이차전지용 파우치필름을 제조하기 위한 복합 라미네이션 장치
JP2014178472A5 (ja)
US20170174463A1 (en) Apparatus and Method for Producing Stacks of Partially Overlapping Labels and Roll of Partially Overlapping Labels
JP6301179B2 (ja) 貼り合わせ媒体製造装置
JP2008006612A (ja) 積層板の製造方法
JP2016159617A (ja) 積層体製造装置
JP5580551B2 (ja) 両面テープ製造装置および製造方法
JP6045293B2 (ja) 積層シートの製造方法
JP2014524972A (ja) はみ出しているライナーを有する接着テープの製造方法
KR20160143971A (ko) 드라이필름 라미네이팅 모듈 및 이를 이용한 pcb 제조방법
JP2019177693A (ja) 端層間剥離方法及びシステム
JP5992670B2 (ja) シート貼付装置及び貼付方法
JP6973241B2 (ja) 膜電極ガス拡散層接合体の連続製造方法
JP2014174266A5 (ja)
KR101687737B1 (ko) 원단용 포일 프린팅장치
JP6288674B2 (ja) 貼り合わせ媒体製造装置
WO2014084119A1 (ja) 角度層用ロールの製造装置及び角度層用ロールの製造装置の動作方法
CN218906609U (zh) 一种具有六辊涂布的铝箔三层共复的复合机
JP2008155534A (ja) 積層体の巻き取り方法、銅張積層板の製造方法、及び保護テープ付き製品の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181009

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190409