JP2016159573A - 液体吐出装置、および、液体吐出装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の液体吐出装置は、上記目的を達成するために提案されたものであり、ノズルが複数列設されて成る複数のノズル群と、各ノズルに対応する複数のアクチュエーターと、を有し、前記アクチュエーターの駆動によって前記ノズルから液体を吐出させる液体吐出ヘッドと、
前記アクチュエーターを駆動させる駆動パルスを発生する駆動パルス発生回路と、
を備え、
前記駆動パルス発生回路は、隣り合うノズルのうちの一方のノズルに対応するアクチュエーター若しくは隣り合うノズル群のうちの一方のノズル群に対応するアクチュエーターに印加される第1の駆動パルスと、隣り合うノズルのうちの他方のノズルに対応するアクチュエーター若しくは隣り合うノズル群のうちの他方のノズル群に対応するアクチュエーターに印加される第2の駆動パルスと、をそれぞれ異なるタイミングで発生し、
第1の駆動パルスおよび第2の駆動パルスの立ち上がり成分または立下り成分の時間長をT1、前記液体吐出ヘッドの全アクチュエーターを同一駆動パルスで同時に駆動させたときの当該駆動パルスに生じるノイズ成分の時間をT2としたとき、
前記第1の駆動パルスの発生タイミングと前記第2の駆動パルスの発生タイミングとの時間差ΔTが、以下の式(1)
T1≦ΔT≦T1+T2
の範囲内で設定されたことを特徴とする。
上記手段1の構成において、前記時間差ΔTが前記式(1)の範囲内で設定された場合において、前記第1の駆動パルスの立ち上がり成分または立下り成分と、前記第2の駆動パルスの立ち上がり成分または立下り成分とが時間軸上で重なるとき、
前記第1の駆動パルスに対し前記第2の駆動パルスが、少なくとも前記第2の駆動パルスの波形長だけずらして発生され、
液体吐出ヘッドによる液体吐出処理の速度が、前記時間差ΔTが前記式(1)の範囲内で設定された場合よりも低く設定される構成を採用することが望ましい。
隣り合うノズルのうちの一方のノズルに対応するアクチュエーター若しくは隣り合うノズル群のうちの一方のノズル群に対応するアクチュエーターに印加される第1の駆動パルスと、隣り合うノズルのうちの他方のノズルに対応するアクチュエーター若しくは隣り合うノズル群のうちの他方のノズル群に対応するアクチュエーターに印加される第2の駆動パルスと、をそれぞれ異なるタイミングで前記駆動パルス発生回路により発生させ、
第1の駆動パルスおよび第2の駆動パルスの立ち上がり成分または立下り成分の時間長をT1、前記液体吐出ヘッドの全アクチュエーターを同一駆動パルスで同時に駆動させたときの当該駆動パルスに生じるノイズ成分の時間をT2としたとき、
前記第1の駆動パルスの発生タイミングと前記第2の駆動パルスの発生タイミングとの時間差ΔTを、以下の式(1)
T1≦ΔT≦T1+T2
の範囲内で設定することを特徴とする。
本実施形態における記録ヘッド6は、ノズルプレート22、流路基板23、圧電素子24、およびケース20等を積層して構成されている。ノズルプレート22は、ドット形成密度に対応したピッチで複数のノズル21が列状に開設された板状の部材であり、例えば、シリコン単結晶基板あるいはステンレス等の金属板により作製される。本実施形態では、複数のノズル21から構成されるノズル列(ノズル群の一種)がノズルプレート22に2列並設されている。本実施形態におけるノズル列は、例えば、合計400個のノズル21により構成されている。
同図に示すように、第1の駆動信号COM1および第2の駆動信号COM2は、パルスタイミング信号PTSで規定される周期Cp(以下、単位周期Cpと称する。)で繰り返し発生される。このパルスタイミング信号PTSは、上記のリニアエンコーダー5から出力されるエンコーダーパルスに基づいて生成される。本実施形態における第1の駆動信号COM1は、単位周期Cp内に1つの第1吐出駆動パルスPd1を発生する。一方、第2の駆動信号COM2は、単位周期Cp内に第2吐出駆動パルスPd2および振動駆動パルスPvの合計2つの駆動パルスを発生する。第1吐出駆動パルスPd1と第2吐出駆動パルスPd2は、同一の波形となっている。
T1≦ΔT≦T1+T2 …(1)
より具体的には、上記式(1)の範囲であって、これらの吐出駆動パルスPd1,Pd2の間で、インクの吐出に係る立ち上がり成分又は立ち下がり成分が何れも時間軸上で重ならないようなΔTに設定される。
図6(a)に示すように、例えば吐出駆動パルスPdの波形が複雑な構成である場合等、場合によっては、第1吐出駆動パルスPd1′の発生タイミングと第2吐出駆動パルスPd2′の発生タイミングとの時間差ΔTを上記式(1)の範囲内の値に設定すると、これらの駆動パルスPd1′,Pd2′の間で立ち上がり成分又は立ち下がり成分が時間軸上で重なる範囲(図中、ハッチングで示す範囲)が生じることがある。このような場合には、図6(b)に示すように、第1吐出駆動パルスPd1′に対し第2吐出駆動パルスPd2′が、少なくとも第2吐出駆動パルスPd2′の波形長T3だけずらして発生される。すなわち、第1吐出駆動パルスPd1′と第2吐出駆動パルスPd2′とが、時間軸上で重ならないように設定される。これにより、これらの吐出駆動パルスPdにノイズ成分が生じることが抑制される。なお、この場合、駆動パルスPd1′,Pd2′をそれぞれ異なる駆動信号COM1,COM2に分ける必要はなく、図6(c)に示すように、同一駆動信号COM内で駆動パルスPd1′,Pd2′が発生される構成とすることもできる。これにより、駆動信号発生回路10の回路構成を簡略化することが可能となる。
Claims (3)
- ノズルが複数列設されて成る複数のノズル群と、各ノズルに対応する複数のアクチュエーターと、を有し、前記アクチュエーターの駆動によって前記ノズルから液体を吐出させる液体吐出ヘッドと、
前記アクチュエーターを駆動させる駆動パルスを発生する駆動パルス発生回路と、
を備え、
前記駆動パルス発生回路は、隣り合うノズルのうちの一方のノズルに対応するアクチュエーター若しくは隣り合うノズル群のうちの一方のノズル群に対応するアクチュエーターに印加される第1の駆動パルスと、隣り合うノズルのうちの他方のノズルに対応するアクチュエーター若しくは隣り合うノズル群のうちの他方のノズル群に対応するアクチュエーターに印加される第2の駆動パルスと、をそれぞれ異なるタイミングで発生し、
第1の駆動パルスおよび第2の駆動パルスの立ち上がり成分または立下り成分の時間長をT1、前記液体吐出ヘッドの全アクチュエーターを同一駆動パルスで同時に駆動させたときの当該駆動パルスに生じるノイズ成分の時間をT2としたとき、
前記第1の駆動パルスの発生タイミングと前記第2の駆動パルスの発生タイミングとの時間差ΔTが、以下の式(1)
T1≦ΔT≦T1+T2 …(1)
の範囲内で設定されたことを特徴とする液体吐出装置。 - 前記時間差ΔTが前記式(1)の範囲内で設定された場合において、前記第1の駆動パルスの立ち上がり成分または立下り成分と、前記第2の駆動パルスの立ち上がり成分または立下り成分とが時間軸上で重なるとき、
前記第1の駆動パルスに対し前記第2の駆動パルスが、少なくとも前記第2の駆動パルスの波形長だけずらして発生され、
液体吐出ヘッドによる液体吐出処理の速度が、前記時間差ΔTが前記式(1)の範囲内で設定された場合よりも低く設定されることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。 - ノズルが複数列設されて成る複数のノズル群と、各ノズルに対応する複数のアクチュエーターと、を有し、前記アクチュエーターの駆動によって前記ノズルから液体を吐出させる液体吐出ヘッドと、前記アクチュエーターを駆動させる駆動パルスを発生する駆動パルス発生回路と、を備える液体吐出装置の制御方法であって、
隣り合うノズルのうちの一方のノズルに対応するアクチュエーター若しくは隣り合うノズル群のうちの一方のノズル群に対応するアクチュエーターに印加される第1の駆動パルスと、隣り合うノズルのうちの他方のノズルに対応するアクチュエーター若しくは隣り合うノズル群のうちの他方のノズル群に対応するアクチュエーターに印加される第2の駆動パルスと、をそれぞれ異なるタイミングで前記駆動パルス発生回路により発生させ、
第1の駆動パルスおよび第2の駆動パルスの立ち上がり成分または立下り成分の時間長をT1、前記液体吐出ヘッドの全アクチュエーターを同一駆動パルスで同時に駆動させたときの当該駆動パルスに生じるノイズ成分の時間をT2としたとき、
前記第1の駆動パルスの発生タイミングと前記第2の駆動パルスの発生タイミングとの時間差ΔTを、以下の式(1)
T1≦ΔT≦T1+T2
の範囲内で設定することを特徴とする液体吐出装置の制御方法。
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2015
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