JP2016159282A - フィルタ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 前面および背面が開口したフィルタハウジング1内に収容されたフィルタエレメント2と、このフィルタエレメント2の両端部の少なくとも一方に配置された押し付け手段3、3’とを備えたフィルタ装置100であって、前記押し付け手段3、3’が、貫通孔32を有する取り付け部材31と、これらの取り付け部材31の貫通孔32を回転可能に貫通した両端の回転軸33と、これらの回転軸33に両端が接続され、軸方向に直行する断面が偏心カム構造を有する押し出し成形品の押さえ棒35とを備え、前記回転軸33を回転させることにより前記押さえ棒35がフィルタエレメント2をフィルタハウジング1の周縁開口部に押し付けるようにした。
【選択図】図1
Description
また、エアフィルタエレメントを押さえるカムを溶接接合する場合、歪みが発生しやすく、そのため押し付ける力が不均一になりやすい。そのため、押し付ける力の微調整が必要となり、組み立てに時間が掛かった。また、カムの溶接作業が必要で量産性に劣っていた。
また、押さえ棒は、押し出し成形品であるので、量産性に優れており、かつフィルタ装置の生産効率も向上するという効果がある。
(1)空気が流入する前面および空気が流出する背面が開口したフィルタハウジングと、このフィルタハウジング内に収容されたフィルタエレメントと、このフィルタエレメントの両端部の少なくとも一方に配置され、前記フィルタエレメントをフィルタハウジングの開口周縁部に押し付けるための押し付け手段と、を備えたフィルタ装置であって、前記押し付け手段が、フィルタハウジング内の両端に取り付けられ、貫通孔を有する取り付け部材と、これらの取り付け部材の貫通孔を回転可能に貫通した両端の回転軸と、これらの回転軸に両端が接続され、軸方向に直行する断面が偏心カム構造を有する押し出し成形品の押さえ棒と、を備え、前記回転軸を回転させることにより前記押さえ棒がフィルタエレメントをフィルタハウジングの開口周縁部に押し付けるようにしたことを特徴とするフィルタ装置。
(2)前記フィルタエレメントは、前記フィルタハウジング内に長手方向に沿って複数配設されている(1)に記載のフィルタ装置。
(3)前記押さえ棒は、回転時に、フィルタエレメントに当接する角部がR形状を有する(1)または(2)に記載のフィルタ装置。
(4)前記押し付け手段は、前記フィルタエレメントの上部押し付け手段と、下部押し付け手段とを備える(1)〜(3)のいずれかに記載のフィルタ装置。
この実施形態に係るフィルタ装置100は、図1に示すように、長方体状のフィルタハウジング1を示し、このフィルタハウジング1内に、少なくとも1つのフィルタエレメント2が収納される。
フィルタハウジング1は長方形状であり、矢印で示すように空気を流入および流出させるための開口部11、11’を有し、側面にフィルタエレメント2を交換するための側面開口部12を有し、この側面開口部12には蝶番14により扉13が開閉可能に取り付けられている。
また、フィルタエレメント2が複数ある場合は、フィルタハウジング1内に長手方向に沿って配置されて収納される。
この時、プレフィルタ(図示せず)を開口部11とフィルタエレメント2の前面との間に取り付けることができ、さらに開口部11’の周縁部にシール材(パッキンまたはガスケット)を密着させて取り付けることもできる。プレフィルタやシール材はフィルタエレメント2に対応した大きさや数で取り付けられ、空気をフィルタエレメント2の流入側から流出側に通気した時、フィルタエレメント2の空気流入側の前面の開口部11から背面の開口部11’へと流れるルート以外からは空気が通過しない構造となる。
回転軸33は、押さえ棒35の全長を貫通せず、例えば、押さえ棒35の両端部にてネジ40でネジ止めされれば二本からなるものであってもよい。回転軸33の長さは特に制限されないが、フィルタハウジング1の側面開口部12からは突出しない。
また、回転軸33の少なくとも一方に、回転軸33を介して前記押さえ棒35を回転させるハンドル部36を取り付けてもよい。ハンドル部36を取り付けることで、回転軸33の操作が簡単になり、押さえ棒35による押し付けを楽に行える。
このような押さえ棒35の素材としては樹脂や金属などがあげられるが、軽量化、強度、コストダウン、塩害対策などを考慮した場合、アルミニウムであるのが好ましい。
押さえ棒35には、両端部から全長にわたって貫通孔34が設けられ、前記回転軸33が貫通し、ネジ40により、回転軸33と同時に回転するように固定される。
また、フィルタエレメント2と当接する押さえ棒の角部38は、フィルタエレメント2と当接する際に、スムーズな押し付けが可能なようにR形状を有するのが好ましい。
R形状を有する角部38は押さえ棒35の少なくとも一角に形成されていればよいが、全ての角部がR形状を有していてもよい。
なお、37は空洞部である。
フィルタハウジング1に押し付け手段3、3’を装着する場合、まず、一対の取り付け部材31のそれぞれ取り付け穴311を、フィルタハウジング1内部の上面または底面に設置し、ネジなどで固定する。
次に、回転軸33を取り付け部材31の貫通孔32と押さえ棒35の端部の貫通孔34に挿入して、回転軸33と押さえ棒35が同時に回転するように、押さえ棒35の両端部と回転軸33とをネジ40などで固定すれば、押し付け手段3、3’はフィルタハウジング1に装着される。なお、解体時には、この手順を逆にすればよい。
図5(a)に示すように、フィルタエレメント2の挿入前は、押し付け手段3、3’の押し付け棒35は押圧面39が開口部11’側を向かない状態となっている。
フィルタエレメント2を挿入後、図5(b)に示すように、ハンドル部36により回転軸33を矢印の方向に90度回転させると、押さえ棒35が回転し、フィルタエレメント2を空気流出側の開口部11’へと押し付けることができる。この時、押さえ棒35は、図5(c)に示すように、角部38でフィルタエレメント2を押圧しながら回転し、押圧面39にてフィルタエレメント2を開口部11’に押し付ける。なお、押し付け手段3、3’が上下に取り付けられていた場合は、他方も同様に、回転軸33を90度回転させ押さえ棒35によりフィルタエレメント2を開口部11’へと押し付ければよい。
2 フィルタエレメント
3、3’ 押し付け手段
11、11’ 開口部
12 側面開口部
13 扉
14 蝶番
31 取り付け部材
32 貫通孔
33 回転軸
34 貫通孔
35 押さえ棒
36 ハンドル部
37 空洞部
38 角部
39 押圧面
40 ネジ
100 フィルタ装置
311 取り付け穴
351、352、353 押さえ棒
Claims (4)
- 空気が流入する前面および空気が流出する背面が開口したフィルタハウジングと、
このフィルタハウジング内に収容されたフィルタエレメントと、
このフィルタエレメントの両端部の少なくとも一方に配置され、前記フィルタエレメントをフィルタハウジングの開口周縁部に押し付けるための押し付け手段と、
を備えたフィルタ装置であって、
前記押し付け手段が、
フィルタハウジング内の両端に取り付けられ、貫通孔を有する取り付け部材と、
これらの取り付け部材の貫通孔を回転可能に貫通した両端の回転軸と、
これらの回転軸に両端が接続され、軸方向に直行する断面が偏心カム構造を有する押し出し成形品の押さえ棒と、
を備え、
前記回転軸を回転させることにより前記押さえ棒がフィルタエレメントをフィルタハウジングの開口周縁部に押し付けるようにしたことを特徴とするフィルタ装置。 - 前記フィルタエレメントは、前記フィルタハウジング内に長手方向に沿って複数配設されている請求項1に記載のフィルタ装置。
- 前記押さえ棒は、回転時に、フィルタエレメントに当接する角部がR形状を有する請求項1または2に記載のフィルタ装置。
- 前記押し付け手段は、前記フィルタエレメントの上部押し付け手段と、下部押し付け手段とを備える請求項1〜3のいずれかに記載のフィルタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015043382A JP2016159282A (ja) | 2015-03-05 | 2015-03-05 | フィルタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015043382A JP2016159282A (ja) | 2015-03-05 | 2015-03-05 | フィルタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016159282A true JP2016159282A (ja) | 2016-09-05 |
Family
ID=56843770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015043382A Pending JP2016159282A (ja) | 2015-03-05 | 2015-03-05 | フィルタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016159282A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102171250B1 (ko) * | 2020-02-17 | 2020-10-28 | 박문수 | 밀폐력이 우수한 필터커버부재를 구비하는 공기순환장치 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05317622A (ja) * | 1992-05-19 | 1993-12-03 | Japan Vilene Co Ltd | フィルタ装置 |
JPH0691322A (ja) * | 1992-09-11 | 1994-04-05 | Sanwa Kinzoku Kogyo Kk | 偏肉部材の原管及び偏肉部材製造用プラグ並びに偏肉部材の製造方法 |
JP2006035084A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Nitta Ind Corp | エアフィルタ装置 |
JP2010015894A (ja) * | 2008-07-04 | 2010-01-21 | Asuka Denki Seisakusho:Kk | 検査用コネクター |
-
2015
- 2015-03-05 JP JP2015043382A patent/JP2016159282A/ja active Pending
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