JP2013155909A - 空気調和装置用フィルタボックス - Google Patents
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Abstract
【課題】使用するフィルタに応じて、できるだけコンパクト化することが可能な空気調和装置用フィルタボックスを提供する。
【解決手段】フィルタボックスは、空気調和装置に取り入れる空気を通過させる板状のフィルタを収容する空気調和装置用フィルタボックスであって、固定枠と、可動枠と、蓋と、を有している。固定枠は、厚さ方向に貫通する開口部を有し、空気調和装置の吸込口に固定される枠体である。可動枠は、厚さ方向に貫通する開口部と、厚さ方向に垂直な方向からフィルタを挿入するための挿入口を有し、固定枠に被さって厚さ方向に移動可能な枠体であり、固定枠との間にフィルタを収容し、厚さ方向に移動してフィルタを固定枠に押し付ける。蓋は、閉じれば挿入口を塞ぎ、開けば挿入口を開いて、挿入口から固定枠と可動枠の間にフィルタを挿入可能にする。
【選択図】図2
【解決手段】フィルタボックスは、空気調和装置に取り入れる空気を通過させる板状のフィルタを収容する空気調和装置用フィルタボックスであって、固定枠と、可動枠と、蓋と、を有している。固定枠は、厚さ方向に貫通する開口部を有し、空気調和装置の吸込口に固定される枠体である。可動枠は、厚さ方向に貫通する開口部と、厚さ方向に垂直な方向からフィルタを挿入するための挿入口を有し、固定枠に被さって厚さ方向に移動可能な枠体であり、固定枠との間にフィルタを収容し、厚さ方向に移動してフィルタを固定枠に押し付ける。蓋は、閉じれば挿入口を塞ぎ、開けば挿入口を開いて、挿入口から固定枠と可動枠の間にフィルタを挿入可能にする。
【選択図】図2
Description
本発明は、吸込口から取り入れた空気を熱交換後に吹出口から送出する空気調和装置の吸込口に設けられるフィルタを収容するフィルタボックスに関する。
空気調和装置の例えば室内機は空気を吸込口から取り入れ、熱交換器を通して吹出口から送出する。空気調和装置に取り入れる空気に含まれている埃やごみを取り除くためにフィルタを用いる場合がある。その場合、吸込口にフィルタを収容するフィルタボックスが配置される。フィルタボックスには、フィルタを通過した空気だけが吸込口から取り入れられるようにフィルタを固定するという機能がある。
空気調和装置に用いられるフィルタは、空気調和装置が設置される室内の空気の状態などに応じて適宜選択される。具体的には、プレフィルタ、中性能フィルタ、高性能フィルタ等を単体で使用したり、あるいは複数を適宜組み合わせて使用したりする。
特許文献1には、様々なフィルタに対応し、扉を閉めるだけで各種フィルタを締め付けて固定することができ、またフィルタの交換も容易なフィルタ装置を提供する構造が開示されている。
既設の建物の室内に室内機を設置する場合には設置スペースが限られることが多いので、室内機をコンパクトに構成することが求められる。
しかし、特許文献1に記載されたフィルタ装置は、フィルタを押し付けて固定する押付部材をフィルタ装置内部で移動させることにより、様々なフィルタに対応するものである。そのため、どのようなフィルタを使用しても、また使用するフィルタの個数が変わっても、フィルタ装置の外形寸法は変わらない。そして、その寸法は、想定される最大個数のフィルタあるいか最も厚さがあるフィルタを搭載できる寸法なので、フィルタ装置はサイズの大きなものとなっていた。
本発明の目的は、使用するフィルタに応じて、できるだけコンパクト化することが可能な空気調和装置用フィルタボックスを提供することである。
本発明の一態様による空気調和装置用フィルタボックスは、空気調和装置に取り入れる空気を通過させる板状のフィルタを収容する空気調和装置用フィルタボックスであって、厚さ方向に貫通する開口部を有し、前記空気調和装置の吸込口に固定される枠体である固定枠と、前記厚さ方向に貫通する開口部と、前記厚さ方向に垂直な方向からフィルタを挿入するための挿入口を有し、前記固定枠に被さって前記厚さ方向に移動可能な枠体であり、前記固定枠との間にフィルタを収容し、前記厚さ方向に移動して前記フィルタを前記固定枠に押し付ける可動枠と、閉じれば前記挿入口を塞ぎ、開けば前記挿入口を開いて、前記挿入口から前記固定枠と前記可動枠の間に前記フィルタを挿入可能にする蓋と、を有している。
また、本発明の他の態様として、前記可動枠と前記蓋の側面に互いに対応する位置に長穴があり、固定用ねじを前記可動枠の長穴と前記蓋の長穴を通して前記固定枠にねじ込こむことにより、前記可動枠および前記蓋を前記固定枠に対して固定することにしてもよい。
また、本発明の他の態様として、前記固定枠の内面に、前記フィルタの前記厚さ方向の前記空気調和装置側への押し込みの限界位置を規定するL字部材が取り付けられており、前記固定枠の側面の前記限界位置よりも前記空気調和装置側に前記固定用ねじがねじ込まれるねじ穴があるとしてもよい。
また、本発明の他の態様として、前記蓋は、前記固定枠および前記可動枠の上方および側方の少なくとも一部に被さるように配置され、前記蓋の上面の前記可動枠と前記固定枠の間を塞ぐ上板部の奥行きが前記蓋の側面の前記長穴を有する側板部の奥行きより浅く、前記固定用ねじを軸として、上面における前記上板部のない部分に前記固定枠が入り込むように上方に回転することによって開くことにしてもよい。
また、本発明の他の態様として、前記固定枠と前記可動枠と前記蓋のうち、いずれか1つ、いずれか2つ、または全ての前記フィルタと接触する部分にパッキン材が配置されていることにしてもよい。
また、本発明の他の態様として、前記固定用ねじは、手で摘まんで回転させることが可能な摘み付きねじであってもよい。
本発明によれば、使用するフィルタに応じて、できるだけコンパクト化することが可能な空気調和装置用フィルタボックスを提供することができる。
本発明の各種実施例によるフィルタボックスについて図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態によるフィルタボックスが空気調和機の室内機に配設された様子を示す図である。図1に示すように、フィルタボックス2は空気調和機の室内機1の構成部品である。ここでは室内機1は、空調の対象となる空間(以下、空調空間という)に設置され、空調空間の空気を、フィルタボックス2に装着されたフィルタを介して吸込口1aから吸い込み、熱交換器1bによって空調し、吹出口1dから再び空調空間に吹き出すタイプである。空気は、フィルタボックス2、吸込口1a、熱交換器1b、送風機1c、吹出口1dという順に流れる。
本実施形態のフィルタボックス2について説明する。
図2は、フィルタを内蔵したフィルタボックスの斜視図である。
フィルタボックス2は、可動枠3、固定枠4、および蓋5を有している。ここではフィルタボックス2には2つのフィルタ6,7が内蔵されている例が示されている。しかしs、フィルタボックス2に内蔵するフィルタの個数およびフィルタの厚さは任意に選択することができる。フィルタ6、7は空気を濾過する濾材6a、7aを内蔵した板状の構造である。
可動枠3および固定枠4には厚さ方向(空気の流れ方向)に貫通する開口部3a、4aがある。この開口部3a、4aを通して厚さ方向に流れる空気がフィルタ6、7の濾材6a、7aを通過して濾過される。つまり、フィルタボックス2に吸い込まれた空気は、可動枠3の開口部3a、フィルタ6の濾材6a、フィルタ7の濾材7a、固定枠4の開口部4aの順に通過し、室内機1の吸込口1aに流入する。
図3は可動枠の斜視図である。
可動枠3の左右側面3b、3cに長穴8a、8b、8c、8dが設けられ、下面にフィルタ6、7を保持するための保持部材3dが設けられ、その反対側の上面にはフィルタ6、7を挿入するための挿入口3eが設けられている。
長穴8a、8b、8c、8dは高さ方向の位置が固定枠4の固定部材9a、9b、9c、9dと一致している。また、長穴8a、8b、8c、8dは厚さ方向に所定の長さを有している。長穴8a、8b、8c、8dの長さは、装着が想定されるフィルタの個数および厚さを考慮して定まる可動枠3の厚さ方向の可動範囲に応じて決めればよい。
図4は固定枠の斜視図である。
固定枠4は、室内機の吸込口1aに固定的に取り付けられる枠体である。固定枠4の左右側面4b、4cの内側に、固定部材9a、9b、9c、9d(例えばナット)と、保持部材10a、10bとが設けられている。固定部材9a、9b、9c、9dは、それらと対をなすボルト等の固定部材によって可動枠3および蓋5を固定するために用いられる。保持部材10a、10bは、フィルタ6,7を挿入する際に案内となり、また挿入され後はフィルタ6,7の厚さ方向の室内機側への移動の限界を規定する。可動枠3と保持部材10a、10bとでフィルタ6、7を挟んで保持する。
また、固定枠4の下面にはフィルタ6、7を下から支える保持部材4dが設けられている。更に、固定枠4の上面には、挿入されたフィルタ6、7の上面に近接し、空気がフィルタ6、7を通らずに2次側へ漏洩するのを防止するためのフレーム4eが設けられてる。
更に、固定枠4の上方には、前面側4fと保持部材10a、10bの間にフィルタ6、7を挿入するために挿入口4gがある。固定枠4の上方にあるフレーム4eの厚さ方向の寸法は、固定枠の左右側面4b、4cの部材および下方の保持部材4dの厚さ方向の寸法よりも短くなっており、固定枠4の上方のフレーム4eが無い部分が挿入口4gとなる。
可動枠3の幅寸法3W、高さ寸法3Hは、固定枠4の幅寸法4W、高さ寸法4Hに対して若干大きい。そのため、固定枠4に可動枠3を被せるように重ね合わせ、可動枠3をフィルタ6,7の厚さ方向に平行に移動させることができる。
図5は蓋の斜視図である。
蓋5は、左右側面5a、5bに長穴11a、11bが設けられている。
長穴11a、11bは高さ方向の位置が固定枠4の上側の固定部材9a、9cと一致している。また、長穴11a、11bの長さは、可動枠3の長穴8a、8cと同じが若干長い程度である。
蓋5の幅寸法5Wは可動枠3の幅寸法3Wに対して若干大きい。蓋5可動枠3に被せるように重ね合わせ、蓋5をフィルタ6,7、の厚さ方向に平行に移動させることができる。
固定枠4に可動枠3を上から重ね合わせ、可動枠3上部に蓋5を上から重ね合わせ、ネジ12を蓋5の長穴11a、11bと可動枠3の長穴8a、8b、8c、8dとを通し、固定枠4の固定部材9a、9b、9c、9dにそれぞれ締め付けることで、固定枠4、可動枠3、および蓋5を固定することができる。その際、フィルタ6、7が保持部材10a、10bに当接するように、蓋5および可動枠3を厚さ方向の室内機側に押しつけた状態で、ネジ12を締め付けるとよい。
蓋5を閉じれば挿入口3eを塞ぎ、開けば挿入口3eを開いて、挿入口3eから固定枠4と可動枠3の間にフィルタ6、7を挿入可能になる。
図6は、フィルタボックス2にフィルタを挿入する様子を示す斜視図である。
フィルタ6、7を挿入する際には、ネジ12を緩めて可動枠3と蓋5をフィルタ6,7の厚さ方向に平行に移動できる状態にし、厚さ方向の空調空間側(空気の流れと反対方向)に移動させ、蓋5の前面5c側を上に持ち上げるように回転させる。これにより、固定枠4の上面のフレーム4eと可動枠3との間の開口部2aが開く。この開口部2aから、固定枠4の保持部材10a、10bに沿ってフィルタ6を可動枠3の下面の保持部材3dおよび固定枠4の下面の保持部材4dに当たるまで挿入し、蓋5を前面5c側を下げるように回転させ、開口部2aを塞ぐ。さらに、可動枠3と蓋5を空気の流れ方向に移動させてフィルタ7を固定枠4の保持部材10a、10dに押し付け、ネジ12を締め付けることにより、フィルタ6、7を固定する。
以上、本実施形態によれば、フィルタを固定する際、可動枠3をフィルタの奥行き寸法に合った位置に配置できるるため、フィルタボックス2の外形寸法は設置に必要な最小限の寸法に縮小される。よって、本実施形態によれば、使用するフィルタに応じて、フィルタボックス2をできるだけコンパクト化することが可能である。
また、本実施形態では、可動枠3と蓋5の側面に互いに対応する位置に長穴があり、ネジ12を可動枠3の長穴8a、8cと蓋5の長穴11a、11bを通して固定枠4にねじ込こむことにより可動枠3および蓋5を固定枠4に対して固定することができる。すなわち、可動枠3と蓋5をまとめて固定でき、固定構造の単純化と、固定作業の軽減が図れる。
また、本実施形態では、固定枠4の内面に、フィルタの厚さ方向の室内機1側への押し込みの限界位置を規定するL字部材である保持部材10a、10bが取り付けられている。また、固定枠4の側面の限界位置よりも室内機1側にネジ12がねじ込まれるねじ穴が設けられている。そのため、ネジ12がフィルタと干渉するのを防止することができる。
また、本実施形態では、蓋5は、固定枠4および可動枠3の上方および側方の少なくとも一部に被さるように配置され、蓋5の上面の可動枠3と固定枠4の間を塞ぐ上板部の奥行きが蓋の5側面の長穴11a、11bを有する側板部(左右側面5a、5b)の奥行きより浅く、ネジ12を軸として、上面における上板部のない部分に固定枠4が入り込むように上方に回転することによって開くことができる。これにより、ネジ12を外さずに蓋5を開いてフィルタを出し入れできる。
また、本実施形態のフィルタボックス2において、固定枠4、可動枠3、蓋5のフィルタと接触する部分にパッキン材を設け、固定枠4、可動枠3、蓋5とフィルタの間に隙間ができないようにすることで、フィルタの固定をより確実にするとともに、フィルタ6、7の空気を濾過する効果を向上させることができる。
図7は、固定枠4にパッキン材を設けた様子を示す斜視図である。図8は、蓋5にパッキン材を設けた様子を示す斜視図である。図7、8では、パッキン材を設ける部分をハッチングで示している。
具体的には、図7、8に示したように、固定枠4の下面に設けられた保持部材4dと、固定枠4の左右側面4b、4cに設けられた保持部材10a、10bと、蓋5上面のフィルタとの接触面にパッキン材を貼り付けるとよい。
具体的には、図7、8に示したように、固定枠4の下面に設けられた保持部材4dと、固定枠4の左右側面4b、4cに設けられた保持部材10a、10bと、蓋5上面のフィルタとの接触面にパッキン材を貼り付けるとよい。
また、本実施形態では、ネジ12として、手で摘んで回転させることが可能な摘み付きネジを用いてもよい。こうすることで、フィルタの装着や交換の際に工具を使用せずに作業を行うことができて便利である。
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
1…室内機、10a…保持部材、11a、11b…長穴、12…ネジ、1a…吸込口、1b…熱交換器、1c…送風機、1d…吹出口、2…フィルタボックス、2a…開口部、3…可動枠、3a…開口部、3b、3c…左右側面、3d…保持部材、3e…挿入口、4…固定枠、4a…開口部、4b、4c…左右側面、4d…保持部材、4e…フレーム、4f…前面側、4g…挿入口、5…蓋、5a、5b…左右側面、5c…前面、6…フィルタ、6a…濾材、7…フィルタ、7a…濾材、8a…長穴、9a…固定部材、9a…保持部材
Claims (6)
- 空気調和装置に取り入れる空気を通過させる板状のフィルタを収容する空気調和装置用フィルタボックスであって、
厚さ方向に貫通する開口部を有し、前記空気調和装置の吸込口に固定される枠体である固定枠と、
前記厚さ方向に貫通する開口部と、前記厚さ方向に垂直な方向からフィルタを挿入するための挿入口を有し、前記固定枠に被さって前記厚さ方向に移動可能な枠体であり、前記固定枠との間にフィルタを収容し、前記厚さ方向に移動して前記フィルタを前記固定枠に押し付ける可動枠と、
閉じれば前記挿入口を塞ぎ、開けば前記挿入口を開いて、前記挿入口から前記固定枠と前記可動枠の間に前記フィルタを挿入可能にする蓋と、
を有する空気調和装置用フィルタボックス。 - 前記可動枠と前記蓋の側面に互いに対応する位置に長穴があり、
固定用ねじを前記可動枠の長穴と前記蓋の長穴を通して前記固定枠にねじ込こむことにより、前記可動枠および前記蓋を前記固定枠に対して固定する、請求項1に記載の空気調和装置用フィルタボックス。 - 前記固定枠の内面に、前記フィルタの前記厚さ方向の前記空気調和装置側への押し込みの限界位置を規定するL字部材が取り付けられており、
前記固定枠の側面の前記限界位置よりも前記空気調和装置側に前記固定用ねじがねじ込まれるねじ穴がある、請求項2に記載の空気調和装置用フィルタボックス。 - 前記蓋は、前記固定枠および前記可動枠の上方および側方の少なくとも一部に被さるように配置され、前記蓋の上面の前記可動枠と前記固定枠の間を塞ぐ上板部の奥行きが前記蓋の側面の前記長穴を有する側板部の奥行きより浅く、前記固定用ねじを軸として、上面における前記上板部のない部分に前記固定枠が入り込むように上方に回転することによって開く、請求項2または3に記載の空気調和装置用フィルタボックス。
- 前記固定枠と前記可動枠と前記蓋のうち、いずれか1つ、いずれか2つ、または全ての前記フィルタと接触する部分にパッキン材が配置されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の空気調和装置用フィルタボックス。
- 前記固定用ねじは、手で摘まんで回転させることが可能な摘み付きねじである、請求項1から5のいずれか一項に記載の空気調和装置用フィルタボックス。
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JP2020037081A (ja) * | 2018-09-05 | 2020-03-12 | 進和テック株式会社 | フィルタ枠およびフィルタ |
CN113521841A (zh) * | 2021-07-21 | 2021-10-22 | 西安利都仪表测控设备有限公司 | 一种具备检测功能的污油回收处理装置 |
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