JP2016156846A - 感光体カートリッジ - Google Patents

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晃治 阿部
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Abstract

【課題】クリーニングユニット周辺の空気を効率よく排気できる感光体カートリッジを提供することを目的とする。【解決手段】ドラムカートリッジ6は、ドラムフレーム100に収容されるクリーニングフレーム170を有するクリーニングユニット110を備え、上フレーム101は、上側の外壁面を構成する第1壁103と、クリーニングユニット110を挟んで感光ドラム61とは反対側に配置された第2壁104とを有し、第1壁103は、第1排気通路P1内の空気を排気するための第1開口107を有し、クリーニングフレーム170は、第1壁103に対向する第3壁175を有し、当該第3壁175は、第1壁103との間で第1排気通路P1と接続する第2排気通路P2を形成し、上フレーム101は、第1壁103と第2壁104が接続する部分に、第1壁103に沿って見て第2排気通路P2と重なる第2開口108を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、感光ドラムに接触するクリーニングローラを有するクリーニングユニットを備えた感光体カートリッジに関する。
従来、現像ローラに接触する感光ドラムと、感光ドラムに接触するクリーニングローラを有するクリーニングユニットと、感光ドラムおよびクリーニングユニットを収容するドラムフレームとを備えた感光体カートリッジが知られている(特許文献1参照)。
特開2013−97151号公報
ところで、感光ドラムは、クリーニングローラに接触しているので、クリーニングローラが回転することにより摩擦熱が発生しやすい。この場合、特許文献1の構成では、クリーニングユニットがドラムフレーム内に収容されているので、ドラムフレーム内のクリーニングユニット周辺の空気が、当該摩擦熱により熱くなる。そのため、ドラムフレーム内におけるクリーニングユニット周辺の空気を効率よく排気できる構成が望まれる。
そこで、本発明は、クリーニングユニット周辺の空気を効率よく排気できる感光体カートリッジを提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の感光体カートリッジは、感光ドラムと、前記感光ドラムを支持する第1フレームと、前記感光ドラムに接触するクリーニングローラと、当該クリーニングローラを支持し、前記第1フレームに収容される第2フレームとを有するクリーニングユニットと、を備える。
前記第1フレームは、第1壁と、前記第1壁と交差する方向に延び、前記クリーニングユニットを挟んで前記感光ドラムとは反対側に配置された第2壁と、前記第1壁と前記第2壁とを連結する傾斜壁とを有し、前記傾斜壁は、前記第1壁と前記第2フレームの間の空気を排出するための開口を有する。
このような構成によれば、第1壁と第2フレームの間の空気を開口から真っ直ぐに排出できるので、クリーニングユニット周辺の空気を効率よく排気することができる。
前記した構成において、前記開口は、前記感光ドラムの軸線方向に沿って、複数設けられている構成とすることができる。
前記した構成において、前記クリーニングローラは、前記感光ドラムに接触する接触位置と、前記感光ドラムから離間する離間位置との間を移動可能であり、前記第2フレームは、前記クリーニングローラが前記接触位置のときの第1位置と、前記クリーニングローラが前記離間位置のときの第2位置であって、前記第1位置よりも前記第1壁に近づいた第2位置との間を移動可能である構成とすることができる。
このような構成によれば、ジャム処理の際にクリーニングローラを離間位置に配置する際に、第2フレームを、第1壁と第2フレームの間の空間を利用して移動させることができる。
前記した構成において、前記クリーニングユニットは、前記クリーニングローラに前記感光ドラムとは反対側で接触する第2クリーニングローラと、前記第2フレームの、前記第1壁に対向する第3壁に設けられ、前記第2クリーニングローラに接触する弾性部材と、を有し、前記第1壁は、前記第2フレーム側に突出して前記第3壁における前記弾性部材が設けられた位置に当接可能な突出部を有する構成とすることができる。
このような構成によれば、弾性部材の弾性回復力により第2フレームの第3壁が膨らむのを抑制することができる。
前記した構成において、前記突出部は、前記クリーニングローラが前記接触位置と前記離間位置の間を移動する移動方向に略平行な第1面を有する構成とすることができる。
このような構成によれば、第2フレームを移動させる際に、突出部が第2フレームに干渉するのを抑制することができる。
前記した構成において、前記第3壁には、前記第1面に接触可能であり、前記第1面に平行な第2面を有するリブが設けられた構成とすることができる。
このような構成によれば、第2フレームを移動させる際に、リブが突出部に干渉するのを抑制することができる。
前記した構成において、前記突出部は、前記第2クリーニングローラと前記弾性部材が接触する範囲における前記第2クリーニングローラの軸方向の中央に位置する構成とすることができる。
このような構成によれば、軸方向全体に突出部がある構成と比較して、突出部が第2排気通路内の空気の流れを邪魔するのを低減することができる。
本発明によれば、開口により、クリーニングユニット周辺の空気を効率よく排気することができる。
一実施形態に係るレーザプリンタの概略構成を示す図である。 ドラムカートリッジの後部を示す拡大図である。 クリーニングユニットの斜視図である。 上フレームを外した状態のドラムカートリッジの斜視図である。 第1位置のクリーニングユニットの拡大図(a)と、第2位置のクリーニングユニットの拡大図(b)である。 上フレームを下から見た斜視図である。 ドラムカートリッジの全体を示す斜視図である。 図2の各排気通路部分の拡大図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、レーザプリンタ1の概略構成について説明した後、本発明の特徴部分について説明する。
また、以下の説明において、方向は、レーザプリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、装置本体2内に用紙Sを供給するための給紙部3と、露光装置4と、用紙S上にトナー像を転写するプロセスユニット5と、用紙S上に転写されたトナー像を熱定着する定着装置8とを主に備えている。
給紙部3は、装置本体2内の下部に設けられ、給紙トレイ31と、用紙押圧板32と、給紙機構33とを主に備えている。給紙トレイ31に収容された用紙Sは、用紙押圧板32によって上方に寄せられ、給紙機構33によってプロセスユニット5に向けて供給される。
露光装置4は、装置本体2内の上部に配置され、図示しないレーザ発光部や、符号を省略して示すポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。この露光装置4では、レーザ発光部から出射される画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)が、感光ドラム61の表面で高速走査されることで、感光ドラム61の表面を露光する。
プロセスユニット5は、露光装置4の下方に配置され、装置本体2に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口部から装置本体2に対して着脱可能に装着される構成となっている。このプロセスユニット5は、感光体カートリッジの一例としてのドラムカートリッジ6と、現像カートリッジ7とから構成されている。
ドラムカートリッジ6は、感光ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63と、を主に備えている。また、現像カートリッジ7は、ドラムカートリッジ6に対して着脱可能に装着される構成となっており、現像ローラ71と、供給ローラ72と、層厚規制ブレード73と、トナーを収容するトナー収容部74とを主に備えている。
このプロセスユニット5では、感光ドラム61の表面が、帯電器62により一様に正帯電された後、露光装置4からのレーザ光の高速走査によって露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、感光ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容部74内のトナーは、供給ローラ72を介して現像ローラ71に供給され、このとき、供給ローラ72と現像ローラ71の間で正に摩擦帯電される。現像ローラ71上に供給されたトナーは、現像ローラ71の回転に伴って、層厚規制ブレード73の間に進入し、さらに摩擦帯電されつつ、一定の厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。
現像ローラ71上に担持されたトナーは、現像ローラ71から感光ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光ドラム61上にトナー像が形成される。その後、感光ドラム61と転写ローラ63の間を用紙Sが搬送されることで感光ドラム61上のトナー像が用紙S上に転写される。
定着装置8は、プロセスユニット5の後方に配置され、符号を省略して示すハロゲンヒータ、定着ベルト、ニップ板などを有する加熱ユニット81と、加熱ユニット81のニップ板との間で定着ベルトを挟持する加圧ローラ82とを主に備えている。この定着装置8では、用紙S上に転写されたトナー像を、用紙Sが加熱ユニット81と加圧ローラ82との間を通過する間に熱定着させている。トナー像が熱定着された用紙Sは、排紙ローラ23によって排紙トレイ22上に排出される。
また、このレーザプリンタ1では、用紙Sに転写されずに感光ドラム61上に残った残トナーを、現像カートリッジ7によって回収して再利用する、いわゆるクリーナレス方式を採用している。具体的には、残トナーを回収するときに、帯電器62で感光ドラム61の表面を一度帯電させ、感光ドラム61の表面電位を現像ローラ71の電位よりも高くする。これにより、感光ドラム61上に載っている正帯電している残トナーが、現像ローラ71へ移動し、トナー収容部74へ戻される。
次に、ドラムカートリッジ6について説明する。
図2に示すように、ドラムカートリッジ6は、前述した感光ドラム61、帯電器62および転写ローラ63を支持するドラムフレーム100と、ドラムフレーム100内に収容されるクリーニングユニット110と、クリーニングユニット110を第1位置(図2や図5(a)の位置)と第2位置(図5(b)の位置)の間を移動させるための操作レバー200とを備えている。
ドラムフレーム100は、第1フレームの一例としての上フレーム101と、上フレーム101の下に配置される下フレーム102とを備えている。
転写ローラ63は、下フレーム102に支持され、感光ドラム61の下側の周面と接触している。帯電器62は、上フレーム101に支持され、感光ドラム61の上側の周面と対向している。
上フレーム101は、クリーニングユニット110の上側に配置され、上側、つまり、感光ドラム61に対して帯電器62が配置された側の外壁面を構成する第1壁103と、後側の外壁面の一部を構成する第2壁104と、第1壁103と第2壁104を連結する傾斜壁101Aとを有している。
第1壁103は、帯電器62を支持する部分から後側に延びている。第2壁104は、第1壁103の後端から下方、つまり、第1壁103と交差する方向に延び、クリーニングユニット110を挟んで感光ドラム61とは反対側に配置されている。傾斜壁101Aは、第1壁103の後端から後斜め下側に延びて第2壁104の上端に繋がっている。
第1壁103の下面には、下側、つまり、クリーニングユニット110(後述するクリーニングフレーム170)側に突出する突出部105が設けられている。突出部105は、第1壁103の下面から前斜め下方向に延びる第1面105Aを有している。図2および図6に示すように、突出部105は、第1壁103の、第2クリーニングローラ130と弾性部材140が接触する範囲(弾性部材140の左右方向の全範囲)における左右方向(第2クリーニングローラ130の軸方向)の中央に位置している。
図2に示すように、第1壁103の、帯電器62の後側に隣接する位置には、上下に貫通する第1開口107が形成されている。この第1開口107が形成されることで、クリーニングローラ120と帯電器62の間の空間である第1排気通路P1は、ドラムフレーム100の外側と連通している。そのため、第1開口107により、第1排気通路P1内の空気を排気することが可能となっている。
また、図7に示すように、第1開口107は、第1壁103の左右方向全体に渡って、複数並んで設けられている。これにより、第1壁103の左右方向全体に渡って、第1排気通路P1内の空気を排気することが可能となっている。
そして、図2に示すように、傾斜壁101Aには、前後方向に貫通する開口の一例としての第2開口108が形成されている。
下フレーム102は、クリーニングユニット110を下から支持しており、後端部において操作レバー200を支持している(図4参照)。
クリーニングユニット110は、クリーニングローラ120と、第2クリーニングローラ130と、弾性部材140と、ライトガイド150と、押当部材160と、クリーニングフレーム170と、第1フィルム180と、第2フィルム190と、を備えている。
クリーニングローラ120は、感光ドラム61の後側の周面、詳しくは、帯電器62に対向する部分よりも後側の周面に接触して回転し、感光ドラム61上に付着する紙粉を回収するように構成されている。
第2クリーニングローラ130は、クリーニングローラ120の後側、つまり、感光ドラム61側とは反対側で、クリーニングローラ120の周面に接触して回転し、クリーニングローラ120上の紙粉を吸着するように構成されている。
弾性部材140は、第2クリーニングローラ130上の紙粉を掻き取るためのスポンジ部材であり、第2クリーニングローラ130の上側の周面に接触している。
ライトガイド150は、図示しない左右外側の光源から入射した光を感光ドラム61に照射するための樹脂部材であり、クリーニングローラ120の下で、かつ、転写ローラ63より後側で感光ドラム61に対向している。このライトガイド150により光が照射されることで、転写後において感光ドラム61の表面に残留する電荷が除去されるようになっている。
押当部材160は、支持部材161と植毛布162とから構成され、クリーニングローラ120の上側でクリーニングフレーム170に支持されている。支持部材161は、クリーニングフレーム170に固定された基端から、感光ドラム61に向けて延びている。植毛布162は、支持部材161の先端に設けられ、感光ドラム61に接触している。この押当部材160は、植毛布162が感光ドラム61上に押し当てられることで、感光ドラム61上のトナーは通過させながら、感光ドラム61上の繊維状の紙粉を回収するようになっている。
クリーニングフレーム170は、クリーニングローラ120、第2クリーニングローラ130、弾性部材140およびライトガイド150を収容しており、第1紙粉貯留部171および第2紙粉貯留部172を有している。
第1紙粉貯留部171は、第2クリーニングローラ130の後部の下に配置されており、弾性部材140が掻き取った紙粉を貯留する部分である。
第2紙粉貯留部172は、第1紙粉貯留部171の前側に隣接するとともに、ライトガイド150の後側に配置されており、第1紙粉貯留部171から溢れた紙粉を貯留するように構成されている。この第2紙粉貯留部172により、第1紙粉貯留部171から溢れた紙粉がライトガイド150側に行くのが抑制され、ひいてはライトガイド150に紙粉が付着するのを抑制することが可能となっている。
第1フィルム180は、第1紙粉貯留部171と第2紙粉貯留部172の間の中間壁173の上端に固定された基端から、第2クリーニングローラ130の回転に倣う方向である後斜め上側に延びている。第1フィルム180は、先端が第2クリーニングローラ130に接触しており、弾性部材140により掻き取られた紙粉が第2紙粉貯留部172側に漏れるのを抑制している。
第2フィルム190は、第2紙粉貯留部172の前側壁174の上端に固定された基端から後斜め上側に延びて、先端が第2紙粉貯留部172側に迫り出している。これにより、第2紙粉貯留部172内により多くの紙粉を貯留することが可能となっている。また、クリーニングユニット110が傾いても、第2紙粉貯留部172から紙粉が漏れにくい。
クリーニングフレーム170は、上側の外壁を構成し、前後方向に延びる第3壁175を有している。第3壁175は、第1壁103と対向しており、下面に弾性部材140を支持している。第3壁175は、上面、詳しくは、弾性部材140が設けられた位置における上面から突出するリブ176を有している。
図3に示すように、リブ176は、第3壁175の上面から後斜め上に延びる第2面176Aを有しており、第3壁175の左右方向の中央部に位置している。図2に示すように、第2面176Aは、突出部105の第1面105Aと平行になるように対向配置されており、第1面105Aと当接可能となっている。
また、図3に示すように、クリーニングユニット110には、第2クリーニングローラ130の左右の軸受131を付勢する一対の圧縮コイルバネ177が設けられている。圧縮コイルバネ177は、軸受131を介してクリーニングフレーム170を後斜め下側に向けて付勢している。この圧縮コイルバネ177により、クリーニングローラ120は、第2クリーニングローラ130を介して感光ドラム61に向けて押し付けられている。
図4に示すように、操作レバー200は、クリーニングフレーム170を、クリーニングローラ120が感光ドラム61に接触する接触位置のときの第1位置(図5(a)の位置)と、クリーニングローラ120が感光ドラム61から離間する離間位置ときの第2位置であって、第1位置よりも第1壁103に近づいた第2位置(図5(b)の位置)の間を移動可能にするためのものである。操作レバー200は、回動部201と、係合部202と、レバー部203とを有している。
回動部201は、下フレーム102の後部に支持されており、操作レバー200を下フレーム102に対して回動させるためのものである。図5(a)に示すように、係合部202は、下に開口したフック状に構成されており、第2クリーニングローラ130の軸受131に係合可能となっている。図4に示すように、係合部202は、回動部201から前側に延出して配置されている。レバー部203は、ユーザが掴む部分であり、回動部201の後部から下側に延びている。
図5(a)に示すように、このような操作レバー200は、クリーニングローラ120が接触位置のとき、係合部202が第2クリーニングローラ130の軸受131の上方に位置している。ここで、レバー部203を図示時計回りに回動すると、図5(b)に示すように、係合部202が下に下がり、軸受131に係合する。さらにレバー部203を回動すると、圧縮コイルバネ177(図示せず)の付勢力に抗して、軸受131が係合部202に引っ張られることで、クリーニングフレーム170が後斜め上側に移動する。
このとき、クリーニングフレーム170は、第2面176Aが突出部105の第1面105Aに沿うようにして、後斜め上側に移動する。すなわち、クリーニングフレーム170は、第1面105Aが延びる方向に略平行に移動する。これにより、クリーニングローラ120が接触位置から離間位置に移動する。
一方、クリーニングローラ120が離間位置のとき、レバー部203を図示反時計回りに回動すると、図5(a)に示すように、係合部202と軸受131の係合が解除される。そして、圧縮コイルバネ177の付勢力により、軸受131が後斜め下側に押されることで、クリーニングフレーム170が後斜め下側に移動する。このとき、クリーニングフレーム170は、第2面176Aが突出部105の第1面105Aに沿うようにして、後斜め下側に移動する。これにより、クリーニングローラ120が離間位置から接触位置に移動する。
また、図6に示すように、第1壁103の下面には、クリーニングフレーム170の移動をガイドするためのガイドリブ106が設けられている。ガイドリブ106は、左右方向において、第2クリーニングローラ130の軸受131に対応する範囲に設けられている。ガイドリブ106は、第1壁103の下面から前斜め下方向、詳しくは、クリーニングローラ120が感光ドラム61に向かう方向に傾斜して、軸受131に接触するガイド面106Aを有している。これにより、操作レバー200を操作したときに、軸受131がガイド面106A上をスライドすることで、クリーニングフレーム170の移動がスムーズになる。
そして、図2に示すように、クリーニングフレーム170が第1位置にあるとき、第1壁103と第3壁175の間には、クリーニングフレーム170が第1位置から第2位置に移動可能な程度の間隔があいている。この第1壁103と第3壁175の間の空間である第2排気通路P2は、前述した第2開口108を介してクリーニングフレーム170の外側に連通している。つまり、第2開口108は、第2排気通路P2内の空気を排気するための開口となっている。
第2開口108は、上下方向において、第2排気通路P2が形成された範囲内に位置している。つまり、第2開口108は、後側から第1壁103に沿って見て第2排気通路P2と重なっている。
図7に示すように、第2開口108は、傾斜壁101Aにおいて、左右方向(感光ドラム61の軸線方向)に複数並んで形成されている。これにより、第2排気通路P2内の、より多くの空気を排気することが可能となっている。
また、第1壁103の後端部における、左右の中央部、つまり、左右両側の第2開口108が形成された部分よりも内側の部分には、上下に貫通する第3開口109が複数形成されている。この第3開口109によっても、第2排気通路P2内の空気を排気することが可能となっている。
また、第1壁103の後端部は、左右方向の中央部よりも左右両側の部分が高くなっており、第2開口108は、この高くなっている部分に位置している。このため、第2開口108に対向する第2排気通路P2がより広くなっているので、より多くの空気を排気することが可能となっている。
以上のように構成されたドラムカートリッジ6の作用効果について説明する。
図8に示すように、現像ローラ71が回転することで発生する摩擦熱が、感光ドラム61を介して、クリーニングユニット110に伝わる。ここで、装置本体2に設けられた図示しないファンによって流れる風Wが、帯電器62や感光ドラム61と帯電器62の間を通ってクリーニングユニット110側に流れる。ここで、風Wによって、クリーニングローラ120と感光ドラム61の間の第1排気通路P1内の空気が、第1開口107を通って、ドラムフレーム100外に排気される。そのため、第1開口107により、クリーニングローラ120周辺の空気を効率よく排気することができる。
ところで、クリーニングローラ120に伝わった熱が、第2クリーニングローラ130および弾性部材140を介してクリーニングフレーム170に伝わる場合がある。本実施形態では、第1排気通路P1と接続した第2排気通路P2内に、風Wが流れ、風Wによって、第2排気通路P2内の空気が第2開口108を通って、ドラムフレーム100外に排気される。そのため、第2開口108により、クリーニングフレーム170周辺の空気を効率よく排気し、クリーニングフレーム170を冷却することができる。
また、第2開口108が、前後に貫通しているので、第2排気通路P2内に入った風Wが略直線的に第2開口108に入りやすい。そのため、第2排気通路P2内の空気をより効率よく排気することができる。
また、第2排気通路P2内の空気は、風Wによって、第3開口109を通ることでもドラムフレーム100外に排気される。そのため、第3開口のない構成と比較して、第2排気通路P2内の、より多くの空気を排気することができる。
また、操作レバー200を操作することで、クリーニングフレーム170が第1位置と第2位置の間を移動可能なので、ジャム処理の際にクリーニングローラ120を離間位置に配置する際に、クリーニングフレーム170を第2排気通路P2の空間を利用して移動させることができる。
また、第3壁175は、弾性部材140を支持しているので、弾性部材140の弾性回復力により、第3壁175が上側に膨らむおそれがある。しかし、本実施形態では、第1壁103の、第3壁175における弾性部材140が設けられた位置に突出部105があるので、第3壁175が上側に膨らんでも、突出部105が、第1面105Aと、リブ176の第2面176Aが接触することで、第3壁175の膨らみを押さえ付ける。そのため、弾性部材140の弾性回復力により第3壁175が膨らむのを抑制することができる。
また、突出部105の第1面105Aが、クリーニングフレーム170の移動方向に略平行なので、クリーニングフレーム170を移動させる際に、第1面105Aがクリーニングフレーム170に干渉するのを抑制することができる。
また、リブ176の第2面176Aが突出部105の第1面105Aに平行、すなわち、第2面176Aがクリーニングフレーム170の移動方向に略平行なので、クリーニングフレーム170を移動させる際に、リブ176が突出部105に干渉するのを抑制され、クリーニングフレーム170をスムーズに移動させることができる。
また、突出部105が、第1壁103の左右方向の中央に位置するので、突出部105の左右両側を風Wが通る。そのため、左右方向全体に突出部がある構成と比較して、突出部105が第2排気通路P2内の空気の流れを邪魔するのを低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、操作レバー200により、クリーニングフレーム170が第1位置と第2位置の間を移動可能であったが、本発明はこれに限定されず、クリーニングフレームがドラムフレームに固定された構成であってもよい。
前記実施形態では、突出部105が傾斜した第1面105Aを有していたが、本発明はこれに限定されず、第1面が傾斜していなくてもよい。また、突出部そのものを設けなくてもよい。
前記実施形態では、第1壁103に突出部105が設けられていたが、本発明はこれに限定されず、突出部が設けられていなくてもよい。
前記実施形態では、第3壁175にリブ176が設けられていたが、本発明はこれに限定されず、リブを設けなくてもよい。
前記実施形態では、レーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
6 ドラムカートリッジ
61 感光ドラム
62 帯電器
101 上フレーム
103 第1壁
104 第2壁
105 突出部
105A 第1面
107 第1開口
108 第2開口
110 クリーニングユニット
120 クリーニングローラ
170 クリーニングフレーム
175 第3壁
176 リブ
176A 第2面
P1 第1排気通路
P2 第2排気通路

Claims (7)

  1. 感光ドラムと、
    前記感光ドラムを支持する第1フレームと、
    前記感光ドラムに接触するクリーニングローラと、当該クリーニングローラを支持し、前記第1フレームに収容される第2フレームとを有するクリーニングユニットと、を備え、
    前記第1フレームは、第1壁と、前記第1壁と交差する方向に延び、前記クリーニングユニットを挟んで前記感光ドラムとは反対側に配置された第2壁と、前記第1壁と前記第2壁とを連結する傾斜壁とを有し、
    前記傾斜壁は、前記第1壁と前記第2フレームの間の空気を排出するための開口を有することを特徴とする感光体カートリッジ。
  2. 前記開口は、前記感光ドラムの軸線方向に沿って、複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の感光体カートリッジ。
  3. 前記クリーニングローラは、前記感光ドラムに接触する接触位置と、前記感光ドラムから離間する離間位置との間を移動可能であり、
    前記第2フレームは、前記クリーニングローラが前記接触位置のときの第1位置と、前記クリーニングローラが前記離間位置のときの第2位置であって、前記第1位置よりも前記第1壁に近づいた第2位置との間を移動可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の感光体カートリッジ。
  4. 前記クリーニングユニットは、
    前記クリーニングローラに前記感光ドラムとは反対側で接触する第2クリーニングローラと、
    前記第2フレームの、前記第1壁に対向する第3壁に設けられ、前記第2クリーニングローラに接触する弾性部材と、を有し、
    前記第1壁は、前記第2フレーム側に突出して前記第3壁における前記弾性部材が設けられた位置に当接可能な突出部を有すること特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の感光体カートリッジ。
  5. 前記突出部は、前記クリーニングローラが前記接触位置と前記離間位置の間を移動する移動方向に略平行な第1面を有することを特徴とするに請求項4に記載の感光体カートリッジ。
  6. 前記第3壁には、前記第1面に接触可能であり、前記第1面に平行な第2面を有するリブが設けられたことを特徴とする請求項5に記載の感光体カートリッジ。
  7. 前記突出部は、前記第2クリーニングローラと前記弾性部材が接触する範囲における前記第2クリーニングローラの軸方向の中央に位置することを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の感光体カートリッジ。
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